
総合評価
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powered by ブクログ茂市久美子さんの童話ですね。 絵は、柿田ゆかりさん。 『つるばら村』シリーズの九巻目ですね。 つるばら村に、月見が原という高原があります。 そこにあるシラカバの林に、古い山小屋があります。 町の洋食屋さんではたらいている、コックの卓郎さんか、そんな山小屋とであったのは、はじめて月見が原をおとずれた、春のことです。 山小屋のまわりには、カタクリの花が、うすべに色のじゅうたんをひろげています。 (ここで、店がひらけないかなあ。) 卓郎さんの夢は、その後、月見が原にやってきて、山小屋をおとずれるたび、どんどんふくらんでいきました。 そうして、ついに、町の洋食屋さんをやめ、山小屋を借りて、レストランをひらく決心をしたのです。 ふしぎなお客さんさんとの出会いがうみだす、季節ごとのおいしい料理ファンタジーです。 もくじ 山小屋のレストラン 青葉のアルコール キツネの手品 カミナリさまのシイタケ 冬将軍の調査員 まほうのハンカチ カタクリのバンに あとがき あとがきに『故郷の岩手に帰るたび、訪れるところがあります。源兵衛平という、標高が八百七十メートルほどの高原です。 高校一年生のとき、山岳部の仲間と初めて訪ねて以来、これまで、季節をかえて、どれだけ訪れたかしれません。山の神さまや精霊たちのおかげでしょうか。訪れるび、物語のヒントに出会うのです。』と、語られています。 源兵衛平には、レストランはありませんが、もしあったら、と、思いからこの物語が生まれたそうです。 我が県にも、高原がありますから、茂市さんの想いに共感を感じました。 いつもながら、心温まる、動物たちや精霊との結びつきに、ほのぼのとメルヘンを楽しみました(=^ェ^=)
48投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
つるばら村シリーズ。 子供が産まれてから、行く機会がなくなった場所といえばレストラン。 「いつか落ち着いたら…」と思っていたのに、コロナ禍でますます外食の機会もなくなりました。 今はまだ無理ですが「こんなレストランに行って美味しい料理を食べたい」と思わせてくれる本でした。
0投稿日: 2022.07.07
powered by ブクログ面白かった。 はがまで炊いたご飯やキノコのシチューとか、出てくる料理がおいしそう。 やっぱりつるばら村(というか今回は月見が原の山小屋でしたけど)のシリーズは面白い。 青葉のアルコールなんて知らなかったから、一度嗅いでみたいな、と思った。
0投稿日: 2021.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お料理、お店の雰囲気、ロケーションといいとても素敵なレストランだって思いました。本当にあったら絶対行ってみたいです。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログ主人公のたくろうさんが山小屋でレストランをひらくお話で、シチューをメインとして、メニューを作るところが好きです。
0投稿日: 2013.02.21
