
総合評価
(1件)| 0 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログケンスケとユカのあれやこれやを中心に展開していたのが第1巻だったけど、第2巻ではその輪に千葉も混ざってきたことで空気が更に賑やかなものに変化しているね 彼って単純にケンスケの親友というだけじゃなくて、ケンスケとサユリの馴れ初めを知っていて、二人の娘であるユカも大切に想っているものだから、第三者でありながらもこの親子にとって非常に親密な立場と言えるんだよね だから、話を賑やかにする役目を負いつつも所々でケンスケにサユリやユカの事をもっと考えるように促す役目も担える そういった彼の存在も有ったからこそ、この巻でのケンスケは多くのシーンで父親の表情を出来るようになれたのだろうな そうなってくると必然的に「何故ケンスケの前からサユリは居なくなったのか?」という疑問にも向き合う必要が出てくるのだけど…… ようやくにして描かれた二人の付き合いたての頃のエピソードが甘酸っぱいね。というかこれ完全なバカップルだね! おバカなまでに相手のことを想って、相手が喜ぶことを真っ直ぐな気持ちでしようとして…… こんな二人がどうして離れ離れになるの?と思っていたら、結局その気持ちこそ二人が離れる原因になってしまったのか… 二人が離れる原因は相手を想っての事で、ユカを通じて繋がりが出来てもすぐに会おうとしなかったのもやはり相手を案じてのことで…… 第一巻の頃にも感じたことだけど、やはりこの二人は離れ離れになっても気持ちは通じ合っていたんだな だから10年ぶりに有ってもケンスケがたった一つ気になる点を問うただけで二人の仲は元通りになれる 予想以上のハッピーエンドを迎えたラストには色々と驚かされる点は有ったけど、それこそあのようなハッピーエンドを迎えられたのはユカがしつこく父親の元へ週末になる度に通い続けていたからなんだろうな 離散家族というテーマでありながら、終始温かい空気感を保ってケンスケとユカの交流を描ききった本作。とても良い作品でした
1投稿日: 2020.02.19
