
マイナス金利政策 3次元金融緩和の効果と限界
岩田一政、左三川郁子、日本経済研究センター/日経BP
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総合評価
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powered by ブクログ専門的で読みにくい本ではあるが、じっくり読んで行けば概要は理解できる。 個人の経済とは異質な国家の経済運営について興味を持ったのも「失われた20年」を超えても一向に回復しない日本経済の運営に疑問をいだいたからだが、いろんな経済書を読み込んでもどうやら国家経済の運営者が無能のためではないらしい。 ではどうすれば良いのか? また日銀は何をしようとしているのかを知りたくて本書を手にとってみたが、なるほど日銀は相当無理をしながら冒険の旅に出ている。 また現在の世界の一流とされる経済学者の論理も興味深かったが、なかなかスッキリした結論はないものだなとも感じた。経済学とは社会科学とはいうものの、定理のある世界とは異質なまるで結論のない学問のようだ。 ともあれ、本書で語られる日銀のマイナス金利をめぐる動向は日本の今後の進む道が茨の道であることを教えてくれるように思えた。 2017年1月読了。
0投稿日: 2017.01.26
