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総合評価

179件)
3.7
27
75
65
4
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった。 横山秀夫作品を読んだのは、「臨場」に続き2冊目でした。 短編集で全部おもしろい。 タイトルからしてイヤミス風ですが、本当にそうでした。 知らなきゃ良かった、知りたくなかった。後悔先にたたず。 「18番ホール」と「他人の家」が、特に秀逸だと思いました。 18番ホール・・・ 県庁を退職して、地元の村の村長選挙に出馬することになった男。 当選確実と言われ仕事を辞め、妻子を連れて地元に戻ったが、予期せぬ対抗馬の出馬により、当選の行方があやしくなっていく。 仲間への不信、過去に犯したことが露呈しているのではないかという疑心暗鬼の中、投開票の日を迎え、結果は・・・。 人間の心理がすごい。焦りの中で周囲に腫れ物として扱われ、そんな中で変わらず彼に接する健気な障害者の従兄弟が切ない。 他人の家・・・ 過去に強盗致傷罪で服役した男が、賃貸アパートの大家から退去を求められた。 インターネットで過去の事件が載っており、住まわせられないということらしい。 インターネットが分からない男と妻は、朝のゴミ拾いの際に出会った佐藤老人に事情を話して教えてもらったところ、老人から思いがけない申し出をされ・・・。 想像だにしない結末!正直なところ、これくらいの分量の短編で、ここまで「やられたー」を感じられるとは、それすらも想定外。 インターネットが生活の一部でない時代の小説ということだよね? 2003年刊行ということは、書かれたのは2000年前後だろうか。短編集だと、1篇だけ結構古いものを入れていることもあるが。 しかし全く古く感じられない。むしろ、「忘れられる権利」が普通に認められていた時代を思い出されてハッとする。 大家のとんでも言い分とか、現代なら住んでいる家を追い出すって出来ないし、まぁありえないよねとは思うが、人間心理としては今も昔もおかしい話ではないだろう。 タイトルもいいよね「他人の家」って。 令和風の言い方をするならば、控えめに言って天才。 この話が最後に掲載されていることで、本全体の読後満足感が上がった。 横山秀夫作品、ひと昔前の本だけどすごい良いよね。 臨場も、追い臨場したくてドラマの再放送を待ちわびている。 有料のテレ朝チャンネルが無料で見れる日に見たけど、超良かった。 原作も映像作品も良いって、すごくないか。

    0
    投稿日: 2025.10.22
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    事件の奥に隠された真相についての5つの短編集。息子を殺された男が犯人の自供によって知る息子の別の顔。選挙に出馬した男の絶対に当選しなければならない理由。リストラされた山室が知った真実。本当のことを知ることが必ず幸せには繋がらない。苦く重く皮肉な結末の数々。

    1
    投稿日: 2025.05.17
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    読ませる。 引き込まれる。 暗く濃厚な短編集で、それぞれが非常にねっとりっした質感。 性善説を提唱している私には、どれも読んでいてしんどかったが、悪くはない。 作者の力を感じる。

    1
    投稿日: 2025.04.06
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    ミステリー短編集としては秀逸な作品と思います。東野氏、今野氏も影響を受けているのでは。とにかく、今横山秀夫にハマってます!

    2
    投稿日: 2025.03.25
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    犯人or後ろめたいことがある人間の話。 読中の考察をあっさり否定する展開で、 複雑すぎないけど、考えさせられる本でした。 18番ホールと他人の家が特に良かったです ◝(๑꒪່౪̮꒪່๑)◜ ◝(๑꒪່౪̮꒪່๑)◜

    0
    投稿日: 2025.01.04
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    犯人逮捕で事件が終結するとは必ずしも言えない。 そこから始まるもうひとつの真相が見えてくる場合もある。 5つの事件の奥に隠された真相が描かれている短編集です。 どの話も、先がどうなるのかどのような真相が隠されているのかが気になって読む手が止まらずでした。 18番ホールと他人の家の真相が特に怖かった。 人間って怖いなぁと:( ; ´꒳` ;):

    4
    投稿日: 2024.11.10
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    ⚫︎びっくりするぐらいどれも面白い。 ⚫︎よくもまあこの短い中で序破急並みな展開に仕上げたもんだ…どれもだれていない… ⚫︎それに読ませるんだよな…どれも… ⚫︎今回はあまり警察が出てこないのでそれも新鮮だったね。しかし、今度はばりばり警察が出てくるやつが読みたくなってきた。

    9
    投稿日: 2024.06.02
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    5つの短編集。 メインタイトルにもなった 【真相】が個人的には一番。 他の作品も様々な真相があり、 さすが、横山さんという感じ。

    35
    投稿日: 2024.04.29
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    表題含む短編6本収録。様々な立場から後ろ暗い過去を持つ人々の物語。小説に現実味を求めるのはナンセンスであると思いつつも他人の家だけは少し突飛なオチだとは思う。一方で人の弱さ、嫌なところを抉り出すような作品群は的確な表現は見当たらないものの面白いと思った。

    0
    投稿日: 2023.05.19
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    「犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある…」(本の帯の著者の言葉より) 事件の真相は時に残酷な真実をつきつける そんな5つの短編集 「真相」 息子を殺された父親が知る息子の「素顔」とは… 「18番ホール」 レジャー施設の建設、産業廃棄物のごみ置き場設置などで揺れる過疎の村の村長選挙に立候補した男。どうしても勝たなければならなかった理由があり… 「不眠」 リストラされた男が目撃した不審な車。近所で起こった殺人事件の真相とは… 「花輪の海」 学生時代、空手クラブ内で起こった事故死。リンチのような先輩の執拗なしごきの末に起こったのは… 「他人の家」 出来心で犯罪を起こした男。しかし出所後も犯罪者ということで世間からは冷たい仕打ちを受け…。そんななか、手を差し伸べてくれたのは… どの作品もおもしろかった!! 犯罪の裏に隠された人間の心の闇と慟哭と葛藤 事件は解決しても のしかかる苦く重く皮肉な真相 ラストの「やられた~!」感は さすが横山秀夫先生だわ~!

    6
    投稿日: 2022.09.11
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    因果応報、と言う言葉がよく似合う小説。 人間の心の闇、僅かばかりの光に縋る弱さをしっかり描いている。

    0
    投稿日: 2022.09.09
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    横山秀夫の短篇ミステリ作品集『真相』を読みました。 『ルパンの消息』に続き横山秀夫の作品です。 -----story------------- 犯人逮捕は事件の終わりではない。 そこから始まるもうひとつのドラマがある。 ──息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。 人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。 ----------------------- 2003年(平成15年)に刊行された短篇集… 双葉社が発行する日本の月刊小説誌『小説推理』に掲載された以下の5篇が収録されています。  ■真相  ■18番ホール  ■不眠  ■花輪の海  ■他人の家  ■解説 吉野仁 事件を取り巻く人々の哀しみや懊悩が描かれ、心が抉られるような重苦しい作品ばかりですが… それでもページを捲る手を止めることができない、、、 松本清張の作品を連想させるような… そんな作品ばかりでした。 特に印象に残ったは、 10年前に息子を殺した犯人が逮捕されたことにより明らかになる息子の本当の姿… 真実を知ることとなった父親の苦悩を描いた『真相』、 村長選に出馬する男のどうしても当選しなければならない理由とは… 疑心暗鬼になり墓穴を掘ってしまう主人公の心理描写が秀逸で手に汗握る展開の『18番ホール』、 の2作品ですかね。 捨てる神があれば、拾う神もあり… 希望の感じられる展開から、暗転する結末が印象的な『他人の家』もインパクトがあったなー 人生甘くないですね、、、 愉しめる… と言うと語弊があるかもしれませんが、読み物としては面白かったです。

    0
    投稿日: 2022.07.06
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    過去に犯罪を犯してしまった者や、事件後心に後悔やわだかまりを持った人間達が中心の短編5編。 罪を償った後もずっと自分の後ろには犯罪履歴、後悔が付いてまわる辛さを強く感じ絶対犯罪はしないでおこうと思いました

    1
    投稿日: 2022.06.21
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    どんな物語、どんな人生、どんな問題。 必ず真相はある。 望まれた真相、望まれない真相、 それはただ一つだけ。

    2
    投稿日: 2022.06.13
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    物事には裏と表と斜めがある。 ・・・という感じの短編集。さすが横山氏。 表題作と、あと「18番ホール」が好みかな。

    0
    投稿日: 2022.05.13
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    てっきり警察系の専門かと思ってましたが、こういうのも出されてたんですね。どれもこれも巧妙で素晴らしかったです。好きという気持ちを抱えながらそのまま心地よく読み終えることが出来ました。

    1
    投稿日: 2021.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編ですが、ぐぐっと引き込まれてあっという間に読み切りました。警察によって、犯行の真相を明らかにするのではなく、犯罪者側かその近親者側から犯行の真相にせまる展開です。最後は含みを持たせて終わる話もあり、きっと読む人により想像する結末が異なると思います。どの短編もとても心に残るけど、「18番ホール」は、疑心暗鬼の心で破滅に突き進んでしまう主人公がとても怖かった。人を信じることができなくなり疑い始めたら、歯車も狂ってしまう。ミステリー好きの友達にも進めたい本です。

    0
    投稿日: 2021.07.21
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    全編面白い。文章はシンプルだからとても読みやすいのだけれど,構成はしっかりとしていて厚いよね。こんなジャンルも良し。でも本心は,横山さんの警察小説がもっと読みたい…。

    0
    投稿日: 2021.07.21
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     一つの出来事が周りの人間にどのような影響を与えるか、そしてその出来事は決して他人に漏れてはならない。それが漏れそうになった時、漏れてしまった時、どのような事態が起きるか。  隠すものが大きければ大きいほど人間は疑心暗鬼に陥りやすい。何気ない出来事に思えても悪いほうへ悪いほうへと物事を考えてしまう。そしてそれが行動として表れる時、まさかの事態が待ち受けることになる。そうした人間心理の奥底とそれに伴う葛藤を描いた5編収録の短編集。

    0
    投稿日: 2021.06.25
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    タイトル通り、隠された真相のある事件というテーマの短編集。でも隠された真相というのは長編向きのテーマな気がする。短編ではそれほど複雑なプロットにできないので、真相がどうしても透けて見えるようなものが多い。

    0
    投稿日: 2021.05.12
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    普通に生活していても、実は…。という事は多い。それが事件絡みだとその内容もさらに重かったり暗かったりするのだろう。 どの短編の真相も暗く重かった。 「18番ホール」の焦燥感や最後のオチ?はさすが横山秀夫さん。最後までハラハラした。

    8
    投稿日: 2021.05.11
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    時を経て明らかになる真相には幾重の自由があって誤解を招き、根底にはあるいっときの誰かの悪意が潜んでいる。 そんな話を寄せ集めた作品だと感じた。 じわじわと、結末を予感をさせる場面が少しずつ紐解かれて判明した時には疑問がクリアになる気がします。 モヤモヤが残らず私には向いている。

    1
    投稿日: 2021.03.21
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    第三の時効が面白かっただけに本作は少し期待外れだった。 文章は変わらず力強く硬派でありしかも読みやすい。だが、オチが途中で読めてしまうものが三篇ほどあり、真相のタイトルでそれはいかんでしょ、と。なんなら表題である真相が一番オチが読みやすい。次は同作者の警察ものを読もうと思う。

    0
    投稿日: 2021.03.06
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    表題作のほか、「18番ホール」「不眠」「花輪の海」「他人の家」を収録。 「18番ホール」の、追い詰められて当選のためになりふり構わなくなる樫村の感情が強烈でした。 「真相」の父親はずっと子どもの上辺だけしか見てこなかったんだろうな。

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    再読。今まで読んできた短編集の中でもトップ3には入る内容。全ての作品が面白い。 また全てがハッピーエンドで終わらないのが自分には合ってた。 そしてあとがきにもある、「…事件が終わった後にこそ、人の胸を焦がす真の事件が頭を擡げる」というフレーズにも色々考えさせられた。

    0
    投稿日: 2021.01.29
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    この短編集はどの話も後味悪いが、次の展開が非常に気になり、一気読みしてしまう話ばかりだった。どの話も甲乙つけがたく面白い。

    1
    投稿日: 2020.11.14
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    5つの短編集。 息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」他。 家族であっても、見せている顔とは別の一面があり、自分はどうだろうと考えてしまった。

    13
    投稿日: 2020.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間の弱さ、非情さ、切なさ、ほんの少しだけ見える希望。全部の話に飲み込まれた。特に、18番ホールと空手部の話。辛かった。

    0
    投稿日: 2020.04.15
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    一つ一つのストーリーが濃い。じっくり丁寧に作られた料理を味わうがごとき楽しさ。救いのない話もあるが、リストラされた男性の話は最後に希望が感じられてよかった。作者はリストラされた経験があるのだろうか?経験者でないと分からない苦悩をしっかり表現していて、もし経験がないとしたらすごい想像力だと思う。

    1
    投稿日: 2019.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    収録作品 真相/18番ホール/不眠/花輪の海/他人の家 ***** 今回の『真相』は警察小説、ではない。 重いお話が多いのだけれど、後味が悪くないところがお気に入り。 全ての物語にドラマがあり、更なる謎や登場人物の思惑が浮き彫りになっていく様に引きずり込まれていく。 『真相』で先ずじんわりと涙し、『18番ホール』、『不眠』でハラハラドキドキし、『花輪の海』でひんやり、じんわりし、『他人の家』でまた息を呑む。 『花輪の海』は前半、読んでいて痛々しい描写があったものの、ラストまで読み、収録作品の中で一番好きになった。 青空を駆けるメール…ここが好き。 横山さんの作品は全てのお話に”救い”があるわけではなく、”光”に到達しないままに物語が終わることもある。 でも、読後感は悪くない。 物語が進むにつれて力が入り、終わるとようやく緩む感じがする。 ちょっぴり間は空けたいけれど、また近い内に読みたい作家さん。

    1
    投稿日: 2019.05.15
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    短編だが内容はどれも濃密。救われない内容の中にほんの一滴の希望が灯るようなエピソード。ストーリーもさることながら先をからが気になる展開の上手さ、表現力に感嘆する。 自分ではどうにもならない不遇にも正しい行いで道を開く人生の生き方を迂遠に諭す作者の想いを感じる。

    1
    投稿日: 2019.02.10
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    5編から成る短編集。事件の謎解き的なミステリーではなく事件に関わった人達の心の機微。どれも短くサッと読めるが読み応えがあった。夏合宿での深夜の稽古…記憶の片隅から蘇ったわ。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    ある意味、身勝手な主人公たち(運命に翻弄されるも含む)を中心に展開される短編集です。 そんな各主人公の気持ちに感情移入できるかどうかで、この作品の評価は大きく変わってくると思います。 5作品の中で、「花輪の海」のみが共感できました。 意外だったのは、短編集として、陰の季節、動機、顔、深追い、第3の時効の次の作品だった点。 以前に書かれた5作品はかなりの力作なのに・・

    1
    投稿日: 2018.07.23
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    横山秀夫さんは期待を裏切らないですね。人間が追い込まれて壊れていく姿が、まざまざと描かれていて怖かった。

    4
    投稿日: 2018.07.03
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     被害者家族や目撃者など、犯罪の周囲を中心に描いた連作短編。『真相』は最初こそ同情していたが、だんだんとその語り口がおかしくなる様に、疑問が湧いて来る。息子を信じすぎるその親の気持ちに、うすら寒い気持ちさえ覚えた。しかし親とはそういうものなのかもしれない。

    1
    投稿日: 2018.05.13
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    18番ホールが人間の弱さ醜さが出ていて良かった。犯罪を犯したものが、のうのうと生きているのではなく、罪の意識を絶えず持ちながら、そして最終的には墓穴を掘る。世の中、そういう風にできていてほしい

    2
    投稿日: 2018.02.12
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    表題作でもある『真相』は横山作品中もっとも好きな作のひとつ。事件(物語)の隠れていた事実の炙り出されていく風な巧い展開に感心。『他人の家』は作中の登場人物夫婦にもたらされる奇縁のその扱いを人情譚へと結んでみせるが、自分ならこのすぐれた着想(アイデア)の方向というか物語の着地あるいは装いを「奇妙な味」に向ける。

    1
    投稿日: 2017.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017年50冊目。 大好きな横山秀夫作品。今回は警察ものではない短編集。 月並みな言い方だけど、1つ1つが濃厚で面白い。いやーな迫り方で、こっちまで胃がキリキリしてくる感じ。 「真相」と「18番ホール」が特に好き。

    0
    投稿日: 2017.11.02
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    短編5編からなるミステリー小説。 どれも面白かった。 読みやすい文章な上に、主人公の内面の葛藤や暗さが巧みに描かれていて、誰しも持っている心の弱さや偏窟な人間性に心が惹かれる。物語一つ一つの「真相」が気になって進む手が止まらず、終始ハラハラドキドキした。特に「18番ホール」が印象的で、「世にも奇妙な物語」を思い出させられた。

    1
    投稿日: 2017.09.26
  • 「真相」は時として残酷だ。

    重い過去、重い秘密を抱えてしまった人々を描いた何とも切ない短編5篇。息子を殺した犯人が10年たって捕まった。犯人の供述から息子の別の顔が明らかになっていく。これは父親の立場で読むか、母親の立場で読むかで大きく読後感は変わってくると思う。父親は「息子は被害者なんだ」と周囲に怒りをぶつける。母親は「だからって、あの子があの子でなくなる訳ではない」というふうに考える。私はやはり母親の考えに共感してしまった。

    1
    投稿日: 2017.01.26
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    まさに真相を語る短編集 いつものように雰囲気は暗く重い展開でしたが、楽しめました。 本作では5本の短編が収録されています。  真相  18番ホール  不眠  花輪の海  他人の家 「真相」 10年前に殺害された息子の犯人の自供で知る息子の本当の顔。そしてそこから知ってしまう10年前の殺害の真相、そしてそこに至るまでの10年間の真相。家族の苦悩も含めて、切ない真相でした。 「18番ホール」 県庁を退庁してまで出馬した村長選挙。担ぎ出された選挙で絶対当選にこだわりる主人公が、当落状況に追いつめられ、疑心暗鬼に。そもそも当選にこだわるのは村の開発計画にまつわる自らの過去の罪。 選挙の結果は?自分は嵌められていたのか?過去の犯してしまった罪はどうなる? 結果は、ちょっと変化球でした(笑) 「不眠」 リストラされたビジネスマンの哀愁漂う物語。 睡眠実験の被験者のバイトを通して、不眠になってしまった主人公が深夜目撃してしまった事件。そして、主人公が結果的に暴いてしまうその事件の真相。 これまた、哀しく、切ない真相でした。 「花輪の海」 10年以上前の大学空手部の合宿で起きた部員の死亡事故。仲間の死に後悔し続けた主人公たちの苦悩。合宿で彼を救えなかった後ろめたさ。そして今を生きる人生の辛さ。その人生の辛さから結果的に明らかになる死の合宿での真相。これまた切ない.. 「他人の家」 前科を持つ主人公が苦しむ世の中の風当たり。前科者ということで仕事も追われ、アパートも追われようとしている中で、差しのべられた救いの手。それでハッピーエンドと思いきや、過去の事件で投獄されていた主犯の男が登場。再び恐喝される主人公。そして、結果的に明かされる「救いの手」の真相。 これは、ちょっとおもしろい展開でした。 ということでいずれの5作も、心理描写が暗く、重いストーリで、横山さんらしい展開でした。 さらに、最後に救われる展開でもなく、哀しく切ない真相が明らかになる物語ばかりでした。 しかしながら、こういうの好き(笑) お勧めです!

    1
    投稿日: 2017.01.22
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    短編集。 一作目 真相を読み終わって、「やられた!」 久しぶりの横山秀夫。 残り四作は「真相」を探りながら読み進め、楽しみました。

    0
    投稿日: 2016.12.07
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    面白かった。とにかく先々が気になるサスペンス。このタイトル通り真相に近づいていくそのドキドキ感ハンパなかった。 犯人やら被害者やら、とにかく追い詰められる気分を本人の立場となり同時に追い詰められる読者。とにかくどうなるのか。どう終わるのか、気になる一冊です。 短編ですが全てが疾走感とスリルに見舞われます!!!!!!! あっという間に読める一冊!!!!!!

    1
    投稿日: 2016.10.23
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    「真相」「18番ホール」「不眠」「他人の家」どれも印象に残る。 犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。―息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。

    0
    投稿日: 2016.05.14
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    人生の階段を踏み外した男たちがもがき苦しむ様を観察出来る短編集です。リストラや、人間関係、前科などに翻弄される姿はサラリーマンとしてはなかなか胸に暗い影が落ちる気持ちがしました。さすがは横山秀夫引き込まれました。

    1
    投稿日: 2016.04.29
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    『真相』 『18番ホール』 『不眠』 『花輪の海』 『他人の家』 犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。 ー息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔の「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければいけない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。 (裏表紙より) 事件そのものではなく、事件関係者のその後のストーリー。どの話も、クライマックスに向けての疾走感がすごい。この後どうなってしまうのか、とハラハラし通しでした。 小さな事でも、大きな事でも、やはり悪い事はしてはいけない。 でも窮地に立たされるにつれ、小さな悪事を許容してしまい、それが致命的な大きな悪事に繋がってしまう。 そんな雪だるま状態に、人は陥りやすいのかもしれない。 (2016/4/5 読了)

    1
    投稿日: 2016.04.05
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    短編集 置かれた環境や境遇に対峙する様や、心境が細やかに表現されてる 起承転結があり鮮やかなストーリーで楽しめた

    0
    投稿日: 2016.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宮古島旅行に行き返りに読了。得意な警察小説ではなく、おもに被害者やそれに関係する人々を描く。「真相」。たとえ警察が解決したとしても、被害者、加害者の人生はそこでおわりではなく、そこからまた始まる。 なかなかすらすらと読めた。楽しく読めた、難しくなく、大学の暴力事案なども絡めてるのに入りこんでしまった。【花輪の海】貝原さんがなかなか報われない【他人の家】かわいがった子供が実は【真相】 と短編集ならでは。 氏の本は4作目くらい。ミステリだし結構よんでる。固いイメージでも今回のこれは違った感あり。

    0
    投稿日: 2016.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。──息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集* さすがの一言。人の心の奥深くに根付く、暗く救いようのない闇を見事に描いた短編集。見てはならない「真相」から目が逸らせない。

    0
    投稿日: 2015.06.11
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    短編集 犯罪や事故の影に潜む「真相」 どれも、もしかしたら知らいほうがよかったかもしれない事実。 短いからどれも読みやすいけれど、 ドッシリとした読後感。

    0
    投稿日: 2015.04.14
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    警察ではない短篇集。 何かを背負ってる人、現状うまく行ってない人の内面をしっとり描くから受けるんだろうな。 若い人が読んでもそこまで面白く無いだろうけど、色々背負うものができつつある年代、おじさんと呼ばれだすような世代にはよく刺さるほんだと思う。 非常に面白かった。

    0
    投稿日: 2015.04.03
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    ちょっとどんでん返しのあるミステリー短編集。 どのストーリーも面白かったけど、個人的には表題の真相が一番好きだった。

    0
    投稿日: 2014.09.01
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    短編5話。表題作の「真相」は息子を殺した犯人が10年経ってつかまります。 税務会計事務所を親から継いだ苦悩、自慢の息子に寄せていた期待、そこへ明らかになっていく思いがけない真相。父親の想いが息苦しさを感じさせます。 他4編も追い込まれた人間の焦燥感や緊迫感、悲哀ややるせなさなどの心理状態の表現が上手いです。 中でも、「18番ホール」の身を投げ打って挑んだ選挙戦でのギリギリの精神状態の中、過去の呪縛から疑心暗鬼に苛まれていく姿は鬼気迫っていました。 全体的に暗い印象ではありますが、面白かったです。

    0
    投稿日: 2014.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横山秀夫の犯罪や事件の裏に隠された真相を題材にした短編集。 各作品ともに真相を知らない方が幸せだったと思えるような全体的に暗いムードではあるけど、何故が話に引き込まれて行くような作品だった。

    0
    投稿日: 2014.06.20
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     10年くらい前に刊行された著者の短編集。いずれも重い内容で、かつ暗い。なのに不思議なくらいに各編の主人公に感情移入してしまう。根暗なのか?俺はとか思う暇もなく。状況は全くことなり、小説内の事とは千も承知なのにこの不思議さに、妙なざわつき感を覚える。そういう魅力がある本。

    0
    投稿日: 2014.06.06
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    全体的に、やや怖い。 真相ってのは、 知らない方がいいこともたくさん。 むしろ知らない方が幸せなこともある。 表題作が1番よかった。

    0
    投稿日: 2014.05.15
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    真相はわからないままの方が良いこともあるのかなぁと思いながら読んだ。あまりにも辛く、切ない気持ちになる。そんな短編集だった。

    0
    投稿日: 2014.05.03
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    「他人の家」が面白かった。新聞社のサイトで名前を検索されて前科が判明してしまい、普通の生活を送れなくなった元受刑者が主人公。本書の上梓が10年近く前だから今とは事情も違うけど、ネットに記事載せる意味はしっかり理解しないとなぁ、などと思った。

    0
    投稿日: 2014.05.02
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    五編からなる短編集。 共通して言えるのは、いずれの「真相」が分かった時に、とても切ない気持ちになった、ということだ。

    0
    投稿日: 2014.03.14
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    事件の真相に隠された秘密があり、知らなくても良い部分だったりして、興味深かった。 明るいお話ではないです。。。

    0
    投稿日: 2014.03.09
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    短編集。事件ものだったが、警察ものではなかった。 徐々に謎の全貌が明らかになり、最後に真相が語られる。大体において話に引き込まれて面白かった。 種明かしで主人公たちが救われる話になっているのも良かった。 手軽に読める一冊。

    0
    投稿日: 2014.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    横山さんの短編集って、やっぱりスゴイ。 短い中にも色々とドラマがあるんです。 ハラハラドキドキや切ないドラマや、色々詰まった一冊です。

    0
    投稿日: 2014.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件の真相を、知りたいような、知ってはいけないような… でも事件が起きたら、望まなくても いつか真相が明らかにされるんだなあ。

    0
    投稿日: 2014.02.12
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    一つ先にある以外な事実の積み重ねから、もうひとつの真実にたどり着く。 パズルのピースを一つづつ合わせて、真相を解明した瞬間に「あっ」と声が出そうになる。

    0
    投稿日: 2014.01.08
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    1.真相 2.18番ホール 3.不眠 4.花輪の海 5.他人の家 の5編 事件の真相に隠された秘密。 人間の表の顔と裏の顔。 知れば知るほど恐ろしくなります。

    0
    投稿日: 2013.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館にて借りました。 ☆真相・・・親になったらもっとわかるのかなと思う。 ☆18番ホール・・・村長への立候補。 ☆不眠・・・人体実験 ☆花輪の海・・・こんなクラブと先輩いるよね。 ☆他人の家・・・加害者はいつまでも加害者。被害者はいつまでも被害者。罪は償えても罪は消えない。

    0
    投稿日: 2013.11.22
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    これは短編集だが、結末まで予想できない展開で面白かった。悲しい結末が悲しいので読後感はすっきりしないが「18番ホール」など感情移入してしまう面白さだ。

    0
    投稿日: 2013.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     表題作の『真相』をはじめ、この短編集の物語に登場する主人公の多くは、脛にあり得ないほど大きな傷をもつ人達である。  他の作品ではあるが、『臨場』の主人公「倉石 終身検視官」に「こざっぱり生きてる奴なんてこの世の中にはいやしねえ。」という台詞があったが、このような主人公を中心に物語が展開するところが横山秀夫さんの作品の特徴だと思う。  英雄のような主人公に憧れ、その主人公が出す結果に溜飲を下げる物語が多い中、横山さんの創る物語には、自分自身が過去にしてしまった道徳などに背いた行為をえぐり出される怖さがある。

    0
    投稿日: 2013.11.03
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    横山秀夫と言えば直接捜査に関わらない署員を主人公として取り上げ、犯罪者を追う者としての警察でなく警察機構そうのものを多角的に描くことにより警察小説に新機軸を打ち出した。私もよく読むし新鮮だと思う。但、本作は少し趣向が異なり、人が人生を踏み外していく過程が描かれている。矢島正雄&弘兼憲史の『人間交差点』のようなテイスト。全五編の転落の物語は憐れではあるものの飽くまでもエンタテイメント系のミステリとして書かれている為、考え込まされたり、長く余韻が残ったりはしない。重さはなく一気読みだがその分忘れるのも速そう!

    0
    投稿日: 2013.08.31
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    短編集の中に、凝縮された人間の業ってやつがたっぷりと♪ お腹いっぱい、て感じw どれも読み応え充分なんですが、印象に残ったのは「18番ホール」の皮肉さ満点のラストにただよう余韻(+後味の悪さ?)かと。 ノワールでもなく、あくどい過去を持つ主人公に共感できる筈もないのに、なぜか「悪条件が次々起こるこんな選挙に勝てるのか?」にもかなりの興味が沸いてしまう。そして自業自得としか言いようのないとどめの一撃。 5編のどれもこれも、色々と考えさせられるお話でした。

    0
    投稿日: 2013.08.15
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    息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、他4篇を収録。とりわけ重い所は無く、普通に読めた。

    0
    投稿日: 2013.05.04
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    会社の人から借りた本。 5つの話からなる短編集。 どの話の「真相」も 知らない方がよかったようなことばかり。 結局 真相なんて知らない方が幸せなんでしょうね。 短編なので、サクサクと読み進められました。 ただ 読後感は なんかジメジメしました。

    0
    投稿日: 2013.04.30
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    犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもうひとつのドラマがある。──息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集

    0
    投稿日: 2013.04.07
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    読んだきっかけ:奥さんが古本屋で350円で買ってきた。 かかった時間:11/25-11/29(4日くらい) あらすじ: 犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもう一つのドラマがある。……息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録、人間の心理・心情を鋭く描いた傑作短編集。 感想: 横山秀夫さん読了3冊目です。面白いです。漫画みたいにすらすら読める。ただ、ちょっと横山短編ミステリの、「どんでん返し」的な作り方が、似たような感じに見えるようになってきた。どうなんだろう。 面白いけど・・・。

    0
    投稿日: 2013.04.01
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    警察側目線からでない事件たち。 被害者遺族も元犯罪者も 事件と一生付き合っていかなくてはいけない。 知らないほうが幸せなことはある。

    0
    投稿日: 2013.03.12
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    横山秀夫の作品と言えば警察小説というイメージですが この短篇集は警察小説ではありません。 また、短編にも関わらず 横山ワールドが各作品に詰まっていて 通勤時に読むには非常に良い本かと思います。 「18番ホール」と「他人の家」は ドラマにして映像化しても面白いのではないかと思う作品です。 無さそうで有りそうな・・・ このような感じを受けるものが題材となって 主人公の周りの人間模様が興味深く描かれています。 たまには短編小説でもっと思っている方 是非、この作品を読んでみてください。

    0
    投稿日: 2013.03.02
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    今後更に読者を増やすであろう横山秀夫作品の再読。 個人的には「18番ホール」「他人の家」が秀逸か。 しかし表題作の「真相」も、、、傑作とはこのことを言う。

    1
    投稿日: 2013.02.23
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    犯罪から逃亡者、リストラなどテーマが暗くて最終的にもその暗さは消えない。出張前の飛行機で読んだら孤独感が強まって良くなかった。 その作品も描写や構成はさすがで引き込まれるが読むシチュエーションには気をつけないと悲しくなる。

    0
    投稿日: 2013.02.18
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    犯罪の奥に潜む、もう一つの「真相」そんなテーマを集めた5編の短編集。息子を殺した犯人が自供した息子の別の顔「真相」、選挙に絶対当選しなければならない理由「18番ホール」、他にもリストラ、学生時代の夏合宿など。どれも人の心理、心情に訴えかける作品ばかり。とても読みやすくサクサク読めた。横山さんの他の作品が気になった。

    0
    投稿日: 2013.02.02
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    犯人逮捕は事件の終わりでは無い。事件の奥に隠された人の物語を描いた短篇集。いやはや何とも後味の宜しく無い話。英気満々の時に読むべきだね。

    0
    投稿日: 2013.01.29
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    事件の裏側にあるもうひとつの真相。こんな側面もあるのか!というようなカラッとしたものでなく、人間の心理のどろっとした部分を描く。激しくもグロくもないけれど、内面的な暗闇はそれ以上に怖い。

    0
    投稿日: 2013.01.22
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    元気な時に読むのはいいけど、疲れている時に読むと落ち込むなあ…たしかに人間ってどうしようもなく醜い部分があるのはわかる。でもそれをただ見せつけられてもなあ…。心理描写も秀逸なだけに、どーんと沈んでしまった。どこかに救いが欲しいなあ。安易な読者で申し訳ないけど。

    0
    投稿日: 2012.12.30
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      事件の真相なんてろくなものではない。暴かれなかった方がよい真相ばかり。人間のみにくさをあぶりだしていく、人間ってホントにどうしようもないところがあるというのがよくわかる話でした。弱さゆえに、わかっていても罪をおかしてしまう。泥沼にはまり込んでいって抜けなくなる。  今平和に生きているのが奇跡だと感じられる。

    0
    投稿日: 2012.11.01
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    短編集なので展開がスピーディーでサクッと読み終わった 5話からなるものだが、どれもやるせない感じになる

    0
    投稿日: 2012.11.01
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    全ての短編で苦悩する主人公を描き、ラストも明るい未来を予感させるようなものはない。しかし、グイグイ読ませる一級のエンターテイメントに仕上げているのは流石、横山秀夫というところ。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    短編ミステリ集で、どれも展開や結末には意外性が持たせられていますが、この本の魅力は、ミステリとしての意外性と言うより、むしろ極限状況におかれた人間の感情描写の迫力にあるというべきでしょう。 正直、読んでいてかなり息苦しくなってくるところがあり、かつ結末に救いの無いものも多いため、必ずしも読後の後味はよくないのですが、ともあれ非常にインパクトがあって、ぐいぐい読ませます。一級のエンターテイメントであることは間違いありません。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    図書館にて。 表題作はきっつい内容だなあ…。 横山秀夫はもともと明るい作風の人ではないけれど、どれもはじっこから奈落の底をのぞいているような。 一番怖いのは人間なんだな・・・。 入院のお供③。

    0
    投稿日: 2012.09.24
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    ★あらすじ★ 犯人逮捕は事件の終わりではない。そこから始まるもう1つのドラマがある。――息子を殺された男が、犯人の自供によって知る息子の別の顔「真相」、選挙に出馬した男の、絶対に当選しなければならない理由「18番ホール」など、事件の奥に隠された個人対個人の物語を5編収録。人間の心理・心情を鋭く描いた短編集。

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    投稿日: 2012.08.16
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    横山秀夫の短編集。『真相』。殺害された息子。十年後に犯人が捕まり、真相が明らかになる…そして……解るな。父親の気持ち。『18番ホール』。これも、最初に殺人ありき…『不眠』。リストラされた中年の悲哀…『花輪の海』。過去の闇…『他人の家』。これもまた… いずれの作品も、己れの過去に復讐されるというのがテーマのようだ。面白い。

    1
    投稿日: 2012.07.24
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    6つの短編。それぞれが全く異なる世界を見せてくれる。興味は最後まで尽きなかった。誰しもある心の葛藤、魂の叫びを普遍的に描く。同じ状況下の自分なら如何なる行動をとるか。何度も自問自答させられた。

    0
    投稿日: 2012.07.23
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    横山秀夫の本は読みやすく わかりやすいのですらすら読めてしまう。 暗い話ばかりだけどおもしろかった。

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    投稿日: 2012.05.22
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    普通の小説や話だと真相がわかった後は何かしら結末があるけどこれにはないので少しすっきりしない感じが残った。 けど本当の事件もこんな感じで犯人達は色々葛藤を抱えているのかなと思った。

    0
    投稿日: 2012.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすがの横山秀夫!ストーリーに無駄な贅肉が一切ない。5編見事に暗い話だが、読了後に短編とは思えないほどの充実感・満足感がある。 個人的には「18番ホール」が好きだ。自身の過去への後ろめたさから、疑心暗鬼にかられ、壊れていく主人公の姿が見事に表現されている。

    0
    投稿日: 2012.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。 どれも、ぐるっと回って同じところに戻ってきてしまうような話で救いがない。いつもスカッと上手くいくわけではないと感じさせられる。 「真相」殺害された息子 「18番ホール」選挙、交通事故 「不眠」リストラ 「花輪の海」柔道部、しごき、死 「他人の家」強盗致傷、名前

    0
    投稿日: 2012.03.18
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    横山氏は、ホンマに短編の名手。一つ一つが深く、示唆に富む。人間交差点を思い起こさせる。人はすばらしい。

    0
    投稿日: 2012.03.13
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    警察小説という新しいジャンルの小説。けれど警察の人間はあいかわらす出てこない。主人公が被害者の家族、人に言えない過去のある者、前科のある者、リストラされた目撃者。それぞれが真相にいきつくけれど、途中まである程度結末が予想されるのに最後にまた一展開あるのが、いつもながら素晴らしい。簡潔な文章ながら、それぞれ抱えている伺いしれない哀しみもえがかれている。とりあえず治検のバイトだけは絶対しない。そして横山さんの新刊はいつになったら読めるんだろう?

    0
    投稿日: 2012.03.12
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    警察小説の旗手・横山秀夫が書いた、 警察官以外の人を主人公にした、事件小説短編集。 “警察もの”でない分、主人公たちの抱える悲哀が、 よりダイレクトに伝わってくる気がして、心にズシリと重かった。 個人的には「18番ホール」が特に秀逸かな……と。 主人公の中に吹き出す、疑心暗鬼が手に取るように伝わってきて。 いやはや、流石の一言です。

    0
    投稿日: 2012.03.08
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    短編集とは思わずに買った一冊(〃∇〃) 色んな出来事の真相が暴かれそうになる? 答えは藪の中的な? まぁ、真相なんて知らなくても良い事もあるんだよねぇ(笑) 知っちゃただけに余計に苦しみが増えるとかね…。 ☆真相 ☆18番ホール ☆不眠 ☆花輪の海 ☆他人の家

    0
    投稿日: 2012.03.06
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    「不眠」が一番面白い。 特に「最初に手にした求人票に電話を入れてみよう。そして働く」というくだり。

    0
    投稿日: 2012.02.23
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    ハードボイルド、硬派的なイメージでしたが、そんな事はなく。 物語はどれも、つらく苦しく悲しい内容の人間ドラマ。 読後にやり切れなさで、ため息が出てしまった。 happy...な内容ではないので読む時にはお気を付けを。

    0
    投稿日: 2012.01.29