
総合評価
(44件)| 7 | ||
| 11 | ||
| 14 | ||
| 6 | ||
| 3 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夫の浮気を知って巨大化していく妻・奈緒美と夫・文行の日常が描かれた、とても不思議な小説。 なぜ奈緒美は巨大化していくのか? なぜ文行は奈緒美を隠そうとして孤立していくのか? 周りの人々の奇行にどんな意図があるのか? 文行はこれを誰のせいだと思っているのか? 奈緒美は何を間違えた、と思ったのか? 読み手によって解釈が異なるように思うが、 私には世界を敵にまわした、文行と奈緒美の純愛物語だった。しかしそれにしても文行が浮気を反省して、奈緒美に謝っている描写はなかったように思うが、自分のせいだとは思っていないのだろうか…。
0投稿日: 2026.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2021/09/24読了 正直、聞いてた以上に汚い描写が多くてしかもなんかリアルで何回も顔をしかめてしまった。なこちんが汚い中華屋さんで読むのを勧めるて言っていたのがすごいわかる。あれはカフェで読めるものではない(笑)こんなに読むのに体力を使ったのは初めて。はっきり言ってしまえば不快な場面が多かった(わたしは汚いものは苦手)にも関わらず、続きが気になってページをめくてしまう本だった。うまく言葉にはできないけど、多分この本には読者を引き寄せるなにかがあるのかもしれないと思った。 この話のテーマがいったい何なのかは最後まで私にはわからなかったけど、人間臭いというか追い詰められたら人は日々を淡々と過ごしていくしかないのかなと思った。どんどん巨大化し、排泄物を垂れ流しにされても、その匂いのせいで近隣の住民から嫌がられても、怒りすらわいてこないのかと。主人公が妻に対して声を荒げる場面は何回かあったけど、それは妻に対する怒りではない気がした。本当に妻に嫌気がさしているなら妻を置いて逃げる方法やタイミングだっていっぱいあった。だけどそれをしなかったってことは、自分は妻と生きていくと決めていたからなのかなと思ったり。主人公の母親があんなだったから、必要最低限のことしかしない、本能にのみ従って生きるようになった妻を見てこっちのほうが楽だと思ったのかもしれない。 結局この小説の言いたいところは私には難しくてわからなかったけど(直接作者に聞いてみたい思いはある)、主人公は最終的には一番素直に自分の責任と罪滅ぼしをしたのかな?(解説にはそうではないと書いてあった) 死んだ妻の姿を見て仇を取らなければならないと思った主人公は、正真正銘妻を愛していたと思った。 ほんとに何がテーマで何が言いたいのかさっぱりだった。みんなの意見聞きたいなあ。 これ、勧めてくれた友だちの1人が、奥さんが巨大化していくのは実は旦那さんの妄想で、浮気がバレた時点で本当は奥さんを殺してしまっている。っていう考察を読んで、震えた。たしかに身長4メートルもある人を隠せるブルーシートとかちょっとおかしいし1人で運べるもんかなとか思ってたからそう考えたらめちゃくちゃ辻褄が合う!最後、警察の人に「…容疑」て言われててそれが、「妻殺害」やったんかな。うぐちゃん天才かよ!!!!
0投稿日: 2026.03.30
powered by ブクログ読み終わったのはだいぶ前だけど世界観が独特でけっこう心に残ってる 途中で絶望感が続いてた記憶があるけど最後はとても暖かかった
0投稿日: 2026.02.19
powered by ブクロググロテスクであり、官能的でもある。笑える部分も多くあったが決してふざけているだけでなくラストは感動する内容でした。おすすめです。
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ読むのが大変な本だった。 主人公に感情移入もできないし、楽しみ方がわからなかった…自分にはまだ早かったかも。
0投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ好意とか感謝の気持ちとか、言えるときに言って、伝えられるときに伝えた方が良いと改めて思った。 奈緒美との最後、何の会話もできなかったのが切ない。思い出や記憶の中の奈緒美としか会話というものができない最後だったのは寂しい。 最初はグロい表現に読めなくなりそうだったけど、主人公の心の変化が起きて、奈緒美に対して愛情を確認したあたりから苦じゃなく読み進められるようになった。 人間の下の世話ですら大変なのに、巨大化した妻の排泄物の処理なんて無理‥。珍しい愛の形を読んだ気がする‥。 これ‥映像化‥‥できないよねぇ〜。 巨大化した奈緒美を映像で見たいなぁ。
1投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログ描写が汚くてグロテスクですごかった。でも読み切ってしまった。なおみが気の毒。介護してた主人公はすごいけどすべての元凶でもある。 悲しい終わり方だった。
1投稿日: 2024.12.14
powered by ブクログ夫が不倫したことがきっかけで妻が5mくらいまで横にも縦にも大きくなっていくお話。 つらすぎる、と思いながら読みました。 最後なんかもう涙。 妻の排泄をすごく細かく?書かれてるので好き嫌いはかなり分かれる気がします。 どうして巨大になっていくのか…… 理由が段々分かってきてからは あ〜なんて可愛い人なんだ、と涙。
1投稿日: 2024.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラストがめちゃくちゃ好き。 読み終わった後の余韻がすげえ 主人公は身勝手かもしれないけど、大体の人間こんなもんじゃないかと思う。不倫どうこうとかじゃなくて。 主人公は、罪を感じていなければここまでしただろうか? 贖罪も確実に含まれていたんじゃないだろうか? ※解説読んだら贖罪無いって言ってました笑 行くとこまでいくと愛なんて破滅しか産まないんだろうか? 破滅は悪い事なのだろうか? みんな自分大切
0投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログ不思議な話だった…歪みすぎた恋愛小説でした笑 自分なら申し訳ないけどここまでの介抱は出来ないなあ。。 うんこやら紫の液体やら汚い描写が多くて笑ってしまいました。 登場人物が変な人多すぎて(主人公も)全く感情移入できない上に、何がしたいんだって人が多くて全体的に浅いな…って感じでした。
6投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログこのところ4冊続けて吉村萬壱先生の本を読んだ。 分冊のものを除くと、同じ作家の本をこんな風に読んだのは初めてで、それだけ惹かれるものがあったということだと思う。 この小説は、途中までは老人介護についての隠喩なのかなと的外れなことを考えながら読んでいた。少し前に読んだ「うんこ文学」の影響もあった。だが、途中から純愛がテーマだったことに気づく。 純愛と言っても、もちろん素直なものではなく、捻くれて、我が儘で、身勝手な主人公と、その主人公のために?変化を続ける妻への純愛であった。 グロテスクに変化を遂げる妻も健気で愛らしく感じる。 ただ、果たしてそれは愛だったのか、世間体を守るという身勝手さはなかったか、妻は夫の献身を求めるために変化を続けたのではないか、などいろいろな感想が湧いてくる。 そもそも人の感情はそれほど単純ではなく、色々な感情が混じり合っているものなのだということに気づかされる。それはこの作家の作品に共通している部分で、だからこそこれほど惹かれたのだろう。 続きがとても気になる。
1投稿日: 2023.08.20
powered by ブクログ2.5 旦那の浮気をきっかけに、どんどん巨大化してしまう妻。ひとりで排泄もできなくなり、夫はポリバケツで排泄を片付けたりと、介護中心の話の展開。途中まで面白かった分、衝撃の展開を期待してしまって、、、。いつか親の介護をする機会があれば読み直したい。臣女の世話よりましだ。
6投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
愛、その中に自己愛、エゴ、、 それが愛なのか 愛、は時々間違える いつも、かもしれない 異様な描写にも関わらず、彼女が可愛らしく、時々そう感じる。 お互い、その異様な人生を放棄することはできた。しかし彼らは夫婦生活を選び続けた。 「頼りになる人」 主人公にとって、介護され悶えながら生き続ける彼女はきっと、人生の頼りだった。
2投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログ究極の不条理小説。 大量に食べては排泄を繰り返す巨大化した妻ナオミ。 彼女への贖罪と愛とで介護を続ける夫、石井。 なにしろ退廃的でグロテスク。 あり得ない設定のくせにリアルすぎる描写。臭いの記憶をすりこむようにリアルすぎる描写。 隣人、同僚教師、母。 干渉と絶望に揺れ、愛と憎悪に揺れる。 こんなに強烈な恋愛小説が描けるのは吉村先生以外にはいないだろうな。 ほんと苦しすぎる。 ラスト。 ナオミの愛がわかる回想シーンで泣きそうになる。 タイトルも、いい。
1投稿日: 2021.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正直、これは愛の話なのか?と疑問が残った。 うーーーーーん。 前半は主人公にとって愛=色欲っていう感じ でも後半は奈緒美への愛があったかな 何かを吹っ切った感じがした 主人公がひたすら利己的なのが目についた 自分が周りに及ぼす影響も考えず悪臭を放ち 周りに罵詈雑言を吐き 敦子を、奈緒美を、鑑賞物として見做している 奈緒美が死ねば自殺すると言いながら、 原稿のことばかり考えている でも人間は、食べて排泄して生きていく生き物 奈緒美は巨大になっていくため 主人公は生活を営むために そう考えると…仕方ないかなぁ 奈緒美を介護するのは二人が共に生きるためなのだとすればそれは愛だな。うん。 最後のシーンは切ない… でも私は早く奈緒美に死んで欲しかった、読むのがしんどくて笑
2投稿日: 2021.07.28
powered by ブクログめちゃくちゃよかったです。 妻がでかくなっていく、「おもしろ話」だと思い読んでいたら、めちゃくちゃ深い夫婦愛の話でした。 ウンコの行が長いですが(笑)、最後は感動してしまいました。 ぜひぜひ、読んでみてください❣
10投稿日: 2020.12.13
powered by ブクログこれぞ夫婦愛!になるのかな? 夫が浮気をした。 妻にバレて妻の体が段々と大きくなる。 3m、4m、5m……。 妻は体の大きさに比例して口からは得体の知らない液体を出し大量の糞尿をする。夫は毎日それの片付けに手こずる。異臭が近所に漏れ騒ぎ出す。これ以上この家で妻を匿う事は難しい。5mにもなった妻をダンプカーに乗せて逃走する。 妻の体が段々と大きくなる?しかも5mにも そんな病気がこの世にあったのかと疑問符が頭に浮かんだがなんだか面白いというか不思議な気持ちで読み終えた。 夫婦愛が描かれているのか?それとも全然違う意味合いを持つ内容なのか……普段は使わない難しい漢字を充てているし、読解能力が低い自分には難しい結論となりましたがなんか面白かったです。 異臭を放ち巨大化した奈緒美さんを少し可愛らしいと感じたのは自分だけでは無いはずです。
1投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログ本屋で読書芸人で紹介されてた本。 ストーリーも興味深くなかなか面白かった。 只、あまりにも糞尿の話が多く描写が細かいのでそれだけでお腹が一杯になってしまい、途中から話の本筋がすーっと入ってき難い。 そこまで糞尿のことを書く意味があるのか、あるとすればそれが愛する人を生涯守り抜くという覚悟を我々読者に問いかけているのか。 後々、自分や自分の愛する人にもやってくるかもしれない現実であり、その時どう振舞えるのかで自分自身の人間としての価値に気づかされるのか。 色々考えさせられる本だった。
1投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログエグい内容だけど夫婦の愛情を感じる話だった。 旦那は間違いをおかしてしまったけど、妻のことを愛し続ける。 どんどん人間ではなくなってゆく妻の醜く汚い部分を受け止めながらも昔の妻を思いだし自分の限界を奮い立たせてる旦那も、全てを受け止めてもらってる妻の心情もなんだか切なくなった。グロくて汚い話盛りだくさんだけど切ない。夫婦の掛け合いはちょっと微笑ましかった。
1投稿日: 2020.10.18
powered by ブクログ自身の不倫を機に、妻の気が振れ、身体が巨大化していく。 気が振れるところまではありかと思うが、巨大化していく、そしてその妻を介護しつづける・・・。広告文には純文学、純愛とあるが、たしかにそうかもしれない。主人公は逃げ出さず、不倫の償いを超えた献身を捧げる。けど、下の世話が続き、糞尿のにおいが一貫して描かれているのが、生理的には受け付けにくい。(この著者の作品は初めてなので、他作品がどうかは知らない。) 好き嫌いが分かれる小説だと思う。
4投稿日: 2020.03.29
powered by ブクログ「臣女」読了。主人公の奈緒美という巨大化する妻に捧げる一種異様とも感じる献身と執着が「ん?ナオミ?」と思わせ、ググルと「痴人の愛」のナオミと同じ名であった。まぁ深読みだろうが勝手にそう思っておく。面白かった。 「臣女」。今日を逃すと実家に帰るので二日間が開き、興が削がれると思い、急いて読んだ。ダンナに「5mになっても好いていてくれる?」と訊いたら、「病院に入れる。年に1回会いに行く」との返事。なんとつれない。まぁ私も病院に入れるよ。
4投稿日: 2020.01.24
powered by ブクログ描写が分かりやすくて、うわぁと思いながら読み進めつつも、途中で飽きてくるところもあったので星3つ。 結局最後はどうなったのかがはっきり知りたかったなぁ。 それと釣り人の気持ちとか、行動がどうなったのか知りたかったなぁ。 気がかりが多くて気になってしょうがない。
1投稿日: 2019.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は一体何を読んだのか…不思議な気持ち。 旦那さん、自分の不倫に対する罪滅ぼしの為に奥さんを介護していくのだ…と思いきや、人間とは呼べない姿になっていっても、それでも献身的に介護をする。 世間的には、周りの反応の方が普通なんでしょうが、そっとしといてあげて…とイライラした。 奥さんの気持ちはどうだったんだろう…不倫に対する罰で、介護させることで自分に付きっきりになってくれるので良い気味だと思っていたのか…それとも申し訳ないと思っていたのか…。身体の巨大化の原因が、前者だとしたら恐ろしい…。でも旦那さんの理想になりたかっただけなんだな、と最後に分かるのでまぁまぁスッキリ。
1投稿日: 2019.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あなたの理想の女性になりたかっただけ。 どうして彼女がどんどん大きくなるのか わかったときに泣きました。
0投稿日: 2019.01.22
powered by ブクログ読み終わったばかりで、なかなか感想を上手くは書けない。 糞尿の表現が多過ぎて、わたしには少し苦手だったけど……時間が経つに連れ、何とも言えない笑いが出てしまった。絶望的、裏切りの果てに姿形を変える女を理解しつつあるが。分からないでもない自分が怖かった。細かい表現の一つ一つは良かったけど、やっぱり糞尿は苦手だなぁ。物語的には飽きは無かった。
0投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろい。心に不満がたまると巨大化していく妻と、その妻の看病をする男の話。ずっと読みたいと思っていたもののなんとなく後回しにしていた。この作者の新刊が読みたく、その前に読んでおこうと思い、やっと読んだ。もっと早く読んでおけばよかった。作者の変態性、歪み、純真さ、すべてが好み。
0投稿日: 2019.01.07
powered by ブクログ読んだことない恋愛小説だった。グロテスクだけど現実で、いろんな感情を行き来する主人公がリアルだった。
0投稿日: 2018.12.04
powered by ブクログ本当にダメ男なんだけど、奥さんに優しいのか何なのかなぞ。。 でも、異様な姿になっていく奥さんを世話していくのはやはり愛があるからなのか? 印象に残る本になりました。
0投稿日: 2018.11.15
powered by ブクログ夫の浮気を知り、絶望となった妻にもたらされた変化は巨大化だった。 妻の身長は4メートルを超え、服も着れない、外出もできない。ただ、大量の食料を食べ、大量の排泄をするだけ。そんな妻を眼の前にした夫は苦悩と嫌悪、愛情を投げかけながら、妻に尽くし続ける。 カフカの「変身」のように理由もなく異形になってしまった人間に対しての周囲の反応を描き、人間の残酷さや身勝手さ、愛しさを浮かび上がらせるフィクション。 自らの社会的地位を放棄し、排泄物まみれになった妻を愛することができるのか。読んでいるだけで臭ってきそうな汚物の描写は凄まじい。だけど、似たようなことは現実でも「介護」という名で行われている。
3投稿日: 2018.10.06
powered by ブクログ夫の浮気を知った妻は身体が巨大化していった。絶望感と罪悪感に苛まれながら、夫は異形のものと化していく妻を世間の目から隠して懸命に介護する。しかし、大量の食料を必要とし、大量の排泄を続ける妻の存在はいつしか隠しきれなくなり、夫はひとつの決断を迫られることに。 すごい内容。衝撃的。 しかも便とか吐瀉物とかの表現が山ほど出てくる。半分以上それだと言ってもいい。 けれどなぜか綺麗というか崇高さがあるというか… 夫は浮気はするし狡猾さもあるしでまっすぐに愛することは到底できないキャラクターなのに、ある種の純粋さを捨てきれないところが嫌いになれない。 「失ってみて気づくこと」とはよく言うけれど、この物語の主人公は、妻が巨大化した上に意思疎通が図れなくなったのである意味で元の妻を“失って”しまった。 だけど妻という生き物自体はすぐ側にいる。 普通の大きさの妻の何十倍も食べ(しかも冷凍の生肉なども貪り食べたりする)そして普通の大きさの妻の何十倍も排泄する。 近所の人や普段関わりのある人にバレてはいけない。だけどそれも限界が来て… 妻の奈緒美がどんどん巨大化&野生化していく過程で、ほんの一時元の姿を取り戻し始めたように見えたときがあって、その一瞬のときの夫婦の交わりが、とても美しく切なかった。 ラストは、どう受け止めたら良いものか。 独特すぎるラブストーリーだったけれど、本物の愛みたいなものを、垣間見た気がする。
1投稿日: 2018.07.18
powered by ブクログ最初から最後までグロテスクなんだけど、その中にも愛が描かれている。 こんな状況下で配偶者を愛し続けられるか、自分だったらどうだろうと考えながら読んでしまった。 終わりが見えないのが一番辛いだろうなぁ。
1投稿日: 2018.06.19
powered by ブクログ「グロ」と「夫婦愛」の融合。 家畜人ヤプー以来の奇作です。 内容は、夫の不倫を知った妻が突如、5mになるまで巨大化。 日常生活もままならなくなる中、懺悔と愛情の入り混じった心境で介護し続ける夫の戦いの物語です。 戦いといっても、大半が妻の食事や排泄処理。 排泄の描写は、スカトロファンにはたまらないのではないでしょうか? 一方で得体の知れない激痛に苦しみ、言葉もままならぬなくなっていく妻を見捨てず、最後まで添い遂げる様が夫婦の純愛小説として評価される所以でしょう。 奇天烈な設定ですが、夫婦という裏も表もある一筋縄でいかない関係を考えると、意外とまともなテーマなのかな?と思いました。
0投稿日: 2018.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
設定からして幸せな結末は迎えないだろうと覚悟して読み進めていったけど、孤立を極める二人が痛々しく読むのが苦しかった。 嫌味な教師が終盤あたりで、主人公を的確に分析するところや、何となく味方になってくれそうな同僚教師も、もちろんのこと誰の肩を持つこともなく…誰も助けてくれないし、主人公自体助けてもらおうと思ってない。 金銭的にも社会的にも追い詰められる、というか主人公自ら追い詰めてるような気がして「早く然るべき機関に助けを…」と何度も思った。
1投稿日: 2018.04.01
powered by ブクログ元気な時に読まないとダメなやつだコレ 臭いや音が想像できてゲンナリしながらも一気に読んだ ハッピーエンドはありえないよな、とわかっていても最後はけっこうぐっと胸にくるものがあった 次は爽やかな青春小説読もうっと
0投稿日: 2018.03.07
powered by ブクログ夫の浮気を知り、精神的に追い詰められる奈緒美。 そして、それは始まった。巨大化である。 奈緒美は人相も変わり、今や身長は3メートル。 骨の成長に伴う痛みに苦しむ彼女が気の毒になってきた。 ダメ夫は、どこまで行ってもダメだな。と思っていたところ・・・ 後ろめたさがあるためか、巨大化した妻を献身的に介護するダメ夫がいた。 いや、もうダメ夫ではない。 彼を応援したくなってきた。 なんなんだー!この真っ直ぐな夫婦の愛は。 奈緒美は、幸せだったのかな。訊いてみたい。 「臣女」良かった。
0投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログくっすん、今年最後に読む本にこれを選んでしまったなんて。想像力を働かせながら読むとエライことに。何も想像せずに読み進めようと思うのに、ついつい想像して涙目に。 夫の浮気が原因で巨大化していく妻。罪の意識から妻のそばを離れられず、世話を続ける夫。骨が音を立てて成長。排泄、寄生虫、不衛生な部屋。 下ネタは嫌いじゃないし、むしろ好きなほうですけれど、う○こまみれはきつすぎる。エロの表現が文学的で、ところどころ三島由紀夫を思い起こしたりするものの、それ以上に作品から漂う異臭。エグくてピュア、まさに怪作。助けて(泣)。
0投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アメトークで光浦靖子が紹介していて、ちょっと面白そうだったので買ってみた! アメトークや帯で、妻への壮絶な愛が描かれているようなことが書かれていて、この流れをどう恋愛小説としてラストへ向かっていくのかなと思いながら読んでいたのだけれど、うーん、わたしはこれを、愛とは名付けられない。もちろん、全部を愛と呼べないわけではなくって。 依存と抑圧と、絶望と。この状況を受け入れることができてしまうという彼の心は、強いのか、あるいは諦観か。 自分の愛する人が異形化した時、わたしはそれを受け入れられるだろうか。そして、自分以外に愛する人を救ってあげる人はいると思うだろうか。わたしは、前者に対しての答えは、Noで、後者に対しての答えは、Yesだと思う。でも、主人公は、答えがいずれも逆だった。それは確かに、強さであり、愛かもしれない。 お洒落なカフェでなんちゃらラテを飲みながら読んでいると、排泄のシーンなんかでそのなんちゃらラテがなんだかもうラテには見えなくなってきて、しかもその排泄のシーンはなかなかリアルで長いもんだから、よくカフェで本を読むことはおすすめしますが、この本の場合はすすめしません(笑)
14投稿日: 2017.12.14
powered by ブクログ妻が大きくなるって風船のように膨らんでいくぐらいに思っていたのが、こんなにも痛々しく変形していくとは。でも汚いこと、グロテスクなことをありのまま描いているのに不思議と読みやすかった。 いろんな思い(結構ゲスなことを考えたりしてますが、そういう部分って誰にでもあるんじゃないかなとちょっと共感)がよぎりながらも奈緒美の食事・排泄の面倒を見る主人公。最後に巨大化した理由が分かる奈緒美。二人の夫婦愛がテーマだと言えるんでしょうね。最後の保身すぎる主人公の台詞に感動しかけていたのが冷めましたが。
0投稿日: 2017.12.10
powered by ブクログ切実なる恋愛小説。 浮気がバレた日を境に巨大化、異形化が止まらない妻。途中目を覆いたくなるような凄まじい描写があるのだけど、それでも夫の心情と同じように、妻のことが愛おしくなってくる。 妻との生活はどう考えても負担が大きく逃げ出したくなるのだけど、なぜだか決して離れたくはない感覚。たぶんこれは純愛なのだと思う。
1投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログhttp://www.yuichikomori.com/note/2017/06/27/blog6516/
0投稿日: 2017.06.27
powered by ブクログ私にはかなりキツかった。 読後感が悪い、って言い方あるけど、この本は読中感がとにかく悪い。 昔読んだ筒井康隆の『俗物図鑑』を思い出した。 あれもかなりグロいと言うか想像するのが辛い描写が多かったけど、でもあっちの方が面白く読めたな。 この作品に出てくる登場人物達がとにかく嫌で、(それは作者の意図するところなんだろうけど)読むのにかなり時間がかかった。 主人公が全く好きになれないし、この旦那の「愛」は私には理解できない。 恋愛文学賞とったみたいだけど。 私はこの人の愛の形は好きになれない。
1投稿日: 2017.05.09
powered by ブクログ2016.12.27-72 夫の浮気を知り巨大化する奈緒美を家に閉じ込めて世話に追われるが、挙句トラックで逃避行するも死なれてしまう夫文行。中盤の奈緒美のグロテスクな描写に対し、最後の巨大化した理由が回想されるシーンが切ない。
2投稿日: 2016.12.27
powered by ブクログ現代日本の下水システムはすばらしい。 うんこにまみれてこそ真実の愛。そのスタート時点から変わらなかった奈緒美の健気さを知るラストシーン。せつない。
0投稿日: 2016.10.05
powered by ブクログ良い意味の訳の解らなさが魅力。なんやかんや言ってもこれは純愛なのだなぁ。 但し食事中に読むのは避けた方がいいw
0投稿日: 2016.09.07
