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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―(新潮文庫)
診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界―(新潮文庫)
大平健/新潮社
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総合評価

76件)
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    いつの時代にもどんな人にも悩みはある。 多かれ少なかれ悩みはある。 本人にとっては一大事な事でも、大きな目で大きな立場から見れば、何でもない様な事もたくさんある(と思う)。 そっと、何でもないよ、大したことないよ、と優しく導いてくれる精神科医、スゴいなぁ。尊敬。 誰でも知っている物語から学んでいくのは分かりやすいし、受け入れやすい。 紹介されている中には、私の知らない昔話や童話もあり、原作もかなり違うものもあるらしいので機会があれば読んでみたい。 私にも「自分の物語」があるのかなぁ。 子どもの頃読んだ「ちっぽくんこんにちは」は忘れられないなぁ。

    8
    投稿日: 2025.04.15
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    物語が人を救う、って実際にあるのだとしみじみ。ただ一時の気晴らしではなく、本当の意味で人生を変えてしまった実例の数々。 というより、物語は人を救うからこそ語り継がれている、が正しいのかも。 「誰の心の中にも小さな主人公たちがいて、皆さんに呼び出されるのを待っています。」 子どものころ読んだ絵本や童話の世界をもう一度訪ねたくなる。

    1
    投稿日: 2024.12.14
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    「むかしむかしあるところに…」精神的な悩みを抱えてやってくる患者たちに、昔話や童話を聞かせて治す精神科医が描いた本著。ノンフィクションで、患者たちが自分のために語られた物語の中に、自分の姿を見出して、診療室から飛びたっていく様子を描いている。 一番最後の「人には誰にでも『自分の物語』があるのです。…人生の節目節目に自分に合った童話や昔話を見つけて下さい。」という言葉にわくわくした。 私の物語は何だろう…今は「ヘンゼルとグレーテル」かな。道を模索中だし…あ、でもそしたらお菓子の家という甘いワナにひっかかってしまう;用心しなくちゃ!

    3
    投稿日: 2023.08.05
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    2020年に読了。20年以上前の本だがとても面白かった! 精神科的に一般的な認知療法などではなく、ユニークなアプローチ。人に寄り添う診療は大変だっただろうと思うが、楽しんでいた気配さえ感じた。さて、自分が投影出来る物語って何だろう?

    0
    投稿日: 2020.08.23
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    著者は、聖路加国際病院精神科部長でもあります。患者の治療を目的として、童話や昔話を話します。確かに、童話や昔話は、勧善懲悪だったり、最後に愛は勝つだったり、子供を良い方向へ導くための物語です。しかし、長い間語り継がれてきたのには、それだけではない理由があるのでしょう。話す人・聞く人の心を癒すという大きな理由が。 ここでは、『ねむりひめ』『三ねんねたろう』『幸運なハンス』『食わず女房』『ぐるんぱのようちえん』『ももたろう』『赤ずきん』『うたしまたろう』『三びきのこぶた』『いっすんぼうし』『つる女房』『ジャックと豆の木』のお話が書かれています。その中で、『三びきのこぶた』が一番印象に残りました。

    0
    投稿日: 2019.02.11
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    精神科の症例集×童話。患者は精神科へ出向き心の悩みを吐露する。一方、医者は患者の話を聞き『赤ずきん』や『幸運なハンス』などの“童話”の一部に例えて深層心理を明解にする。 少々のこじつけ感は否めないですが、患者側は馴染み深い例えをまえに目の前の霧が晴れたように解決されているので効果的な解決法なのだと思います。謎に覆われた心療内科の世界を覗かせてくれます。 本書では“童話”を迷える患者の「例え」として示していますが、もとは幼い子には「道徳」を教え、大人には時に「訓戒」として忙しい日々に気付きを与えてくれます。“童話”はつい子供のモノと考えがちですが、常に人生に寄り添っていて、大人となっても時々立ち返る必要があるかもしれません。

    4
    投稿日: 2017.05.19
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    この本は心の病を著者が「ももたろう」等の物語で解き明して治療してゆく様子がわかりやすく描かれています。なじみ深いけれど遠い物語たちが読む前と違った面を持って自分にぐっと近くなって来ます。  かなり前の本ですが今の時代にも通じる内容です。  訳もなくだるーい日がやたら続いたり、何となく暗い気分の続く人におススメです。  何かが見えてハッとしたりホッとしたり出来ると思います。 ペンネーム:猿亀

    0
    投稿日: 2017.03.01
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     昔々あるところに...。子供のころ、さんざん聞かされたフレーズだ。  その昔話、童話、民話、おとぎ話が精神医療に用いられてるとしたら、意外に思うだろうか。  精神を病んだ人が医者に「あなたの病気はこうで、原因はあーです」と言われても、素直に受け入れるほどの心の余裕はないだろう。  そこで、物語療法では誰もが聞いたことのある物語を使う。  あなたの状況は、この物語にそっくりではないでしょうか。突然に物語の話を出された患者は驚き、自身の状況を物語に当てはめて納得する。  子供のころに聞いた物語が、大人にも必要な時がある。  昔々あるところに...。このフレーズが今の社会にも途絶えず子供たちに伝えられますように。

    0
    投稿日: 2015.12.10
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    中々面白いし、含蓄がある。 人の心の悩みと言うものは、他人には分かりにくいものですが、それが童話になぞらえて上手に説明されています。 それが、中々タメになりそうな感じなのがまた良いです。

    0
    投稿日: 2015.09.25
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    興味を持てばいろんな見方ができる。人の気づきのサポートできるというのは素晴らしい。老後の職業、ボランティア活動に増えてきそうだ。13.8.3

    0
    投稿日: 2013.08.03
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    2013/06/29 精神科医である筆者が患者に昔話やおとぎ話をつかって患者の原因をわからせるというフィクション さまざまな人のさまざまな問題を分かりやすく教えてくれて面白い

    0
    投稿日: 2013.07.02
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    童話や昔話といった物語を心療に用いる精神科医、大平健先生エッセイ。 もともとは看護師向け雑誌の「看護技術」(メジカルフレンド社)に連載されていたものから修正・加筆をおこなったもの。 物語を”面接の鏡”として、そして推理として用いることによって心療を進める様子が12編。 おおきく4章にわかれていて、それぞれの終わりにまとまった解説が加えられていて、話の解釈がさらに深められている。 ある程度抽象化された物語の中に、”自分”を見つけ出す場面が描かれていて興味深かった。 そういった”気付き”を物語によって引き出す過程がおもしろかった。 僕にぴったりの物語は何かあるだろうか・・・と考えてみるのもいい。 ちなみに著者も、『自分の物語』をみつけられている。それが『王子と乞食』。 自分自身を症例として紹介されているのもおもしろかったな。 ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 「むかしむかし、あるところに…」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。 ---------------- 【目次】 まえがき I ・ねむりひめ ・三ねんねたろう ・幸運なハンス ・鏡の国の精神科医(下) II ・食わず女房 ・ぐるんぱのようちえん ・ももたろう ・鏡の国の精神科医(下) III ・赤ずきん ・うらしまたろう ・三びきのこぶた ・不思議の国の精神科医(上) IV ・いっすんぼうし ・つる女房 ・ジャックと豆の木 ・不思議の国の精神科医(下) 小さなあとがき ----------------

    0
    投稿日: 2013.03.09
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    頭のいい人は話がわかりやすい。幸運なハンスの話が特に素敵に思えた。絵本は大切なことを教えてくれているので、子供にもたくさん読んであげたい。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    ブックナビで紹介いただいた本です。 著者は精神科医で診察の際に用いた物語療法についての お話です。 そういう世界もあるんだなぁという感じでした。

    0
    投稿日: 2012.09.17
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    精神科の医師が、この著者のように患者の話を聞いてくれたらいいのに。 さんざん待たされて、ろくに話もせずに診察が終わるようなクリニック、多いですからね。 病院やクリニックに行かなくても、自分の置かれている状況が「もしかしたらこんなお話に似てるかも!」という考え方…客観的に自分を見つめることができたら、精神疾患に陥る人は減るんじゃなかろうか。

    0
    投稿日: 2012.08.09
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    学生さんに教えていただいた本です。 私は絵本好きで(蔵書600冊以上)、しかも医療面接の研究をしております。 私にぴったりの本でした。 臨床では絵本は使いませんが、絵本は子どもが理解できるようにシンプルで、しかも人間の本質が書かれております。 様々な人生を生きる私たちにピッタリ当てはまる絵本が必ずあるはずです。 そんな本に出会えたら幸せですね!

    2
    投稿日: 2012.05.18
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    「病気は私たちに自分を、自分の人生を見直すきっかけを与えてくれる機会でもあるのです。」本文より引用 起こったすべての出来事に意味があるという。 だが、病気や怪我など不幸なことが起きると悲観してしまうことも少なくない。 著者はそんな出来事さえも今までの行動・習慣・考えを変えるきっかけになると主張している。 見方一つでこれほど変わる。 私も『機会』と捉え、変化を巻き起こしたいものだ。

    0
    投稿日: 2012.03.27
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    可もなく不可もなく、と言った印象。 物語「療法」というからには、それなりの理論と臨床例が必要と思われるが、精神科医が「療法」と名乗るには、まだまだそのハードルを満たしているとは思えない。 ただ読み物としては面白い。精神科における診断書の謎(患者の気持ちがかなり影響する)が解けた。

    0
    投稿日: 2012.03.09
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    語り継がれてきた昔話やおとぎ話は、偽りや憧れの話ではなく、私たちの心の鏡。 この本を読むと不思議と落ち着く。

    0
    投稿日: 2012.01.22
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    著者の「豊かさの精神病理」を読んで以来のファンです。症例に応じておとぎ話や童話を患者に聞かせることによって、患者自らに自分の悩みが何たるかを気付かせるという物語療法の世界を著わしたもの。誰しも「自分の物語」を持っているそうだが、私の物語って何だろう?

    0
    投稿日: 2011.07.17
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    物語療法というものが、精神科医療として使われていることを初めて知りました。童話や昔話をきっかけにして、患者の奥深くに眠る問題の本質を見極めていく過程は、なるほどなと思わされます。考えてみれば、そういった物語は、大昔から沢山の人間に口伝えで語り継がれ、あるいは推敲がなされてきました。であれば、その物語たちに、人間の芯に触れるものがあったとして、それは当然のことなのかも知れません。それにしても精神科医とは策士ですね。

    0
    投稿日: 2011.04.25
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    精神病について理解を深められた。 精神病というのは特別なものではなく自分に本当に身近なものなのだと改めて思った。

    0
    投稿日: 2011.04.23
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    借本。著者の本はこれがはじめて。 そっち方面の話とは知らずに読んだので、ビックリ。 普通に面白いけど、借りて読むのがおすすめ。

    0
    投稿日: 2010.09.12
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    まさに傑作である。 豊富な臨床経験を持つ筆者が、面接の経験の中から「物語」を引き合いに出して当事者に自ら考えさせる道筋を開ける。まさに精神医療の理想の姿ではなかろうか。 DSM偏重、投薬治療偏重の流れの中で、このような、型にとらわれない心理療法的手段が取れる実地医家は多くはないはずである。本書は、そんな貴重な存在である著者の経験を垣間見ることができる、大変有用な一書である。 一般書として出てはいるが、すべての実地医家に一読をおすすめしたい。

    0
    投稿日: 2010.08.27
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    舞台は精神科の病院。来院した患者さんの症状にあわせて先生が物語を処方しているという実話をまとめた本です。受け取り方は人それぞれなんでしょうが、単純に感心してしまいました。

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    投稿日: 2010.08.17
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    心理学への興味から読んだ、はず。でも何気なく買ったやつ。 これを読んだ3年後くらいに読書療法に興味を持ったけど、そう思うと不思議な出会い…。

    0
    投稿日: 2010.08.16
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    島の古本屋で購入。 精神科医を訪れた患者の症例が 誰もが知っている「昔話」「童話」 を通して語られる。 著者は実際の治療時に、 患者や家族への説明に 「物語」を利用しており、 「物語」を通して話すことによって 不思議と理解が得られるのだそう。 なかなか興味深い本だった。

    0
    投稿日: 2010.07.04
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    童話・寓話にあてはめて、精神的な悩みを解きほぐしていく、実際の患者さんにまつわるエピソード12編。 寓話にぴったりとあてはまるケースが実際多いのかは分からないけど、人生をなぞらえたりできるから童話・寓話は語り継がれるのだろう。 患者さんの気づきのキーワードになる、という点が非常に納得した。 行き詰ったとき、何かの寓話に自分の人生のヒントがあるかも。 実際に病んでなくても、受診してみたくなった。

    0
    投稿日: 2010.05.14
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    人は一生の間、 内省的な時期と行動的な時期を繰り返す 人生に区切りをつけながら新しい人生を歩む 失恋した人 亡くなった人とのつながりを 静かに考える そして、 その人を失った後の 新しい世界に備えるために 人は休む 人はしばしば自分のことが決められない 誰かに決めてもらいたがっている 事柄によっては 誰かの責任にしたい 人はときに自分の置かれている状況を つかめなくくなる 自分の状況を説明してもらいたくなる 相談するのは、 人に理解してもらおうとすることで 整理がつき 自分の状況が見え解決するから そんな人が 診療所にくる 赤ずきんの話をしてくれる 先生のところへ 自分のこと理解するには 人と話してみることだと思った

    0
    投稿日: 2010.04.25
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    精神科医である著者が、患者さんに語ったお話の事例を元にした本です。 患者さんの心の悩みを聴いて、昔話を語り始めます。 患者さんの疲れた心を癒す一方、そのストーリーが 自分の抱える問題と不思議にリンクしていて 患者さん自身が、はたと気づきます。 主人公が自分であったり、オオカミ側であったり…。 そして、気付くことで新たな一歩を踏み出していきます。 読んでいて、上手くリンクするもんだなぁと感心しちゃいました。 もちろん、先生の選択が合っているからなんですが 昔話って、生活に密着していたんですね。 教訓めいたものではなく、物語の中に同化することで すっと気付くようです。 改めて、物語のもつ力も感じました。 最後に著者は、こう書いています。 「人には誰にでも 「自分の物語」 があるのです。 過去に限る必要はありません。人生の節目節目に自分に合った 童話や昔話を見つけてください。 誰の心の中にも小さな主人公たちがいて、皆さんに呼び出されるのを待っています。」 私の物語は何だろう…

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    投稿日: 2010.02.14
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    精神科を訪れた患者に、おとぎ話を使って問題を解きほぐしていく医者である著者。 その診療自体がおとぎ話のようで、楽しいです。

    0
    投稿日: 2010.01.16
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    ヨムヨムのくらたまとの対談がおもしろかったので、買ってみました。すごく読みやすいし、人の心ってなあ、と感心しながら読みました。

    0
    投稿日: 2009.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昔していた仕事の関係で、精神科に関することにはすごく興味があり、「新潮文庫の100冊」のカタログで見つけて読んでみました。 昔話を上手に利用しつつ、精神科の治療に生かすという、こりゃまた変わったやり方だなぁと思い著者を見ると、岩波新書の「豊かさの精神病理」を書いた方。そういえば昔、図書館で借りて読みましたが「物と媒介としてしか話ができない人たち」の話がユニークでわかりやすかったので、この本も同様にわかりやすくまた、おもしろいかなと期待しつつ。 本書には12の童話を診療に利用した例が掲載されています。 読んでいると「この例、わたしにもあてはまるかも」というのが見つかるかもしれません。どうやら私は「幸福なハンス」かも、と思っています。だんだん低給取りになる私。。。涙

    0
    投稿日: 2009.08.29
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    症例を昔話に沿って読みといていく。 よくある難題でも 解決策は意外とメジャーなお話の中にいたりする。

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    投稿日: 2009.08.27
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    童話をこよなく愛し、童話を用いて治療する、精神科医の物語。 患者の発病に至る経緯(あるいは人生そのもの)を童話に喩えるという「物語療法」。 10編の実話を元に語られるその治療法には下を巻かずにはいられない。 物語の達人である著者の面白い理論を一つ紹介しよう。 「物語に登場する【食】は【愛】の隠喩である」という理論。 「オオカミと7匹の子ヤギ」を例に挙げる。 …オオカミは決して空腹から子ヤギを襲ったのでは無い。 母ヤギから子ヤギへの愛(作中では母ヤギは子ヤギの為に食糧を探しに行った)に嫉妬していたのだ。 一匹を残して子ヤギを食べてしまったオオカミは小屋の中で眠ってしまう。なぜそんなリスクを冒したのか? オオカミは無意識に母の愛(食糧)を待ち望んでいたのである… 確かに、一寸法師は「お椀と箸」で都へ行き、 桃太郎は「きび団子」で世界を救う… 大人になって疎遠になっていた「童話の世界」に、 もう一度足を踏み入れてみてはいかがかな。

    0
    投稿日: 2009.07.10
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    (2007.08.20読了)(拝借) 副題「物語療法の世界」 精神科医の治療の事例集です。 精神に異常をきたし、普通の生活が送れなくなった人たちが、精神科医の下に来ます。何かしようとすると、おなかが痛くなったり、頭が痛くなったりするので、内科医へ行ったりしますが、検査の結果身体的には何の異常もないので、精神的なものではないかと、精神科に来ることもあります。 患者は、表面的な問題は分かっているのですが、うまく生活できないのは、もっと他の問題があるためのようです。 フロイト以来、精神分析という治療法が開発されてきました。 精神科医は、患者の話を聞きながら、本当の問題と思われるものを探り出すことになります。大体において、患者が自分で気づいて、自分で、本当の問題と折り合いをつけることによって、正常な生活に戻れるようになるようです。 著者のやり方は、患者の問題にぴったりの童話や絵本の事例を紹介して、患者の問題の解決の手助けにするということのようです。 事例には、風邪を引いて休んだのをきっかけにして不登校になった女子高生、会社勤めを一休みして引きこもりになった青年、転職を繰り返す青年、夫がいやになった主婦、転職すべきかとどまるべきかで悩む若い女性、住んでいた土地からの立ち退きを迫られた老婦人、過食症の女性、失恋した男性、キャリアウーマン、大学入学資格試験に合格したけど進学か就職かで迷う青年、離婚話で発病した男性、精神錯乱で連れてこられた青年、と12の話が取り上げられています。事例の中には、精神を病んでいるわけではなく、どうしたらいいのか決断できないので、という単なる人生相談的なもの、定期的に精神科医に話を聞いてもらって、精神のバランスが崩れる前に予防しているアメリカ人などもいます。 ちょっと分かりにくい部分もありますが、精神科医の仕事と、精神を病むというのはどういうことなのかを垣間見るにはいい本かと思います。 著書 大平 健 1949年 鹿児島生まれ 東大医学部卒業 精神科医 ☆関連図書(既読) 「精神分析入門 上」フロイト著・豊川昇訳、新潮文庫、1956.06.10 「精神分析入門 下」フロイト著・豊川昇訳、新潮文庫、1956.06.15 (2007年8月23日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 「むかしむかし、あるところに…」まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思ってもみなかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。

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    投稿日: 2009.03.13
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    「むかしむかし、あるところに・・・」 まさか精神科を受診して、昔話や童話を聞かされるなんて誰も思っても見なかっただろう。でも、患者たちの当惑はすぐ驚きに変わる。そこに繰り広げられるのは自分の物語なのだ。悩みを抱えた心の深層を「赤ずきん」「ももたろう」「幸運なハンス」「三びきのこぶた」などで解き明かす、ちょっと不思議で、ほんとうは不思議じゃない12話の「心の薬」。

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    投稿日: 2009.02.25
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    話の内容が実にわかりやすい。本当に頭のよい人は難しい事象を見事に租借して、どんな相手にもわかりやすく話すことができるんだな〜。 改めて、著者を尊敬しました。

    0
    投稿日: 2009.01.30
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    精神科に通院する患者さんをおとぎ話や童話に たとえて今の状態を理解させたり安心させてくれる。 精神系の患者さんは「特別な境遇・人間」だけじゃない。 明日は我が身ですな。 「病は気から」と言ってないで病院に行きましょう。

    0
    投稿日: 2008.10.10
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    童話・民話好きの精神科医が、物語という切り口で精神病理の本質に迫った本。難しい言葉は出てこず、専門的な知識が無くても読めて、面白い。各章とも、「赤ずきん」「幸運なハンス」「うらしまたろう」などの物語と臨床例がセットになっている。以前流行った「物語のはらむ病理性を暴く」「精神病理を物語に当てはめてみる」という理解の仕方ではなく、フロイト精神分析・論理療法・認知療法などと同じように、クライアントの心の問題を捉えるための一つのスキームとして物語を使っているように思える。著者の物語への愛情と理解の深さや精神科医としての懸命な努力を感じさせ、好感が持てる。

    0
    投稿日: 2008.09.08
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    精神科を訪れた患者さんの心の問題や原因を、誰でも知っている物語を話す事で、当の本人も気付いていなかった部分まで良く分かる。そうやって心を治療してきたお医者さんが、今まで診察にあたってきた患者さん達のお話です。 赤頭巾や鶴の恩返しなど、一度は聞いた事がある物語が、その人の状態にぴったりと当てはまるのは不思議なものです。 ここがいけなかった、ここを治さなくてはいけない。そうやって言われると、どこか辛く感じる時もあります。そうやって難しい話をするよりも、物語を聞かせる事で患者さん自身が自分の状況を理解し、改善点を自分で導き出せるのは素晴らしい事だと思います。 ただ、この本自体が物語というよりは症例の要素が強いのか、少しあっさりとしていて、見ていて物足りなく感じる部分もあるかと思います。

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    投稿日: 2008.09.07
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    なんとなーく当たり前の様な既存事、ただ作者の自慢話を聞いてるような気分になった。 でも童話や物語に患者の立場を当てはめていくっていう発想は面白いと思ったけど、 なんかやっぱり患者の状況と物語がリンクしてないようなあ 私がただ理解できてないだけなのかそんなジレンマ?を感じたよお やジレンマなんて感じてないあかあw ただ当時はなんか歯車かみ合ってなくない??って感じかしたよ

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    投稿日: 2008.08.20
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    心理学に少し興味があるので手に取る。精神科医の書いた本。患者さんに効果的な診断、あるいは求めているだろう答えを、ポピュラーな童話を取り上げながら診察していく様子が書かれています。身近にあるような症状を取り上げた診察録、とでも言いましょうか。小さいときに読んだ童話と、大人になって聞かされたりするそれは、こんなにも捉え方が違うのか!と思うカルテがいくつかありました。当然だけど、古典童話、侮るべからず。そんなこんなで、結構興味深く読めました。もし、近しい人が悩んだり、弱っていたりしたら、今まで以上に相手の気持ちを汲める人間になりたいなと思いました。

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    投稿日: 2008.08.01
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    昔話をたとえにして人の悩みを解決していく話です。 ”説明上手な人はたとえ話が上手” と聞いたことがありますが、この人がまさにそうだと思います。 話自体おもしろいし、単純明快でわかりやすい良い本です。

    0
    投稿日: 2008.05.27
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    勉強になりました! 様々な事例を物語に例えて考えていく精神科医の方が書いた本です。 様々なきっかけになるほどと感心しただけでなく、童話の奥深さにも興味がもてました。 子供とかには実際に絵本を読み聞かせて医療的処置の説明をする、ということもあるみたいだし、こういう引き出しを持っているってのは強みだなぁと思ったり。 あと、年配の手際の悪いナースが心の救いになったという患者さんの事例は、やぱり看護学生としては嬉しいし、考えさせられるなぁ。

    0
    投稿日: 2008.05.15
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    童話と精神科に来た患者の症状をうまく重ね合わせて問題を解決していく、短編集 どの話もなるほどと納得させられ面白かった 個人的には「ぐるんぱの幼稚園」が好き

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    投稿日: 2008.05.12
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    結構酷評が多いけれど、私は面白かった。 プロだからできることではあるが、人生の節目に自分の物語を持つ。っていうのはいい。

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    投稿日: 2007.10.25
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    非常に多面的な見方をする人なので良い勉強にはなりましたが多面的過ぎて解釈がそれでいいのかと思うことが多々ありました。2007/10/14

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    投稿日: 2007.10.16
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    9月19日 読中。 今のところビミョウ 9月24日 やっぱりビミョ〜だった。納得できるようなできないような。こじつけっぽいよーなあり得るよーな。。 何と言うかとにかく微妙。 でも読むのに時間がかかったことはたしか。 また少し時間置いて読んだら違う発見があるかも

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    投稿日: 2007.09.25
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    読みやすいし面白い。著書の患者との距離感がいいなぁと思ったのもポイント。 やはり時には一歩引いてみる事、概念にとらわれないことが必要と改めて思う。 子供の時に読んだ絵本とかまた読んでみようかな。 「自分の物語」を見つけられたら、がんばるヒントになりそう。

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    投稿日: 2007.09.07
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    まず第一に精神科医に対するイメージが(プラスに)かわった。日常生活で友達を励ましてあげるときのネタにしよう

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    投稿日: 2007.08.31
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    ちょっとこじつけっぽく思えたりもするけれど 物語には、色んなヒントが詰まってる。 それは、生きてゆく為の知恵の様なもの。 その事は、疑い用のない真実で。 それでもせわしない毎日を過ごしてゆくと 忘れてしまう、見失ってしまうこと。 それらを、思い出させてくれる1冊です。

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    投稿日: 2007.08.13
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    童話や昔話の中に”心の物語”が含まれてるんだぁ と納得する一冊。昔おとぎ話から、悪いことをすると神様が見てるとか、正義は勝つとか、そんなことを自然に学んだ気がした。もっと奥深い意味があったなんて。童話は、大人になって改めて読み直すと、もっと面白いかも。一粒で二度おいしい って感じ。

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    投稿日: 2007.08.07
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    精神科の診療に 童話や昔話を、例え話として織り込む という内容の本。 なんか大しておもしろくない……。 おおかみと七匹のこやぎと 赤ずきんちゃんの部分だけは へぇ〜と思ったけどね。 まー比喩的表現や回りくどい話は好きなので へぇ〜〜〜という感じ。

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    投稿日: 2007.07.12
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    なんとなく題名が気になったので買ってみました。もともと童話には興味があるし、それをカウンセリングに応用してしまうところが目から鱗でした。 なぜ童話が何世紀にもわたって愛され、語り継がれてきたのかが分かった気がします。

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    投稿日: 2007.05.21
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    大平さんの著書は基本的には支持派なのだが、この本はちょっと期待はずれだったかな、という印象。例のごとく精神病理を抱えた患者と著者とのやりとりが書かれている。で、今回は「物語療法」という観点から病理を捉え、解決していく、という仕立て。時には効果を発揮するのだろうが若干話がうまくできすぎているようにも見えた。でも、生きて行く上で要所要所で物語を構築していく、というのは共感、必要だと思った。

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    投稿日: 2007.03.31
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    様々な人の悩みを、童話になぞらえて理解しようとするお話。全12話。 こういう本が受けるのって、やっぱり現代人は心の病を抱えてるからなんだろうなぁ〜。よく耳にする症状だったり、自分も体験したことあることだったり、身近な悩みを童話で解決に導こうとするところがおもしろかった♪妙に納得できたりしてさ★

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    投稿日: 2007.02.17
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    読み終わり→2/2 普通の小説と思って読んだら駄目だわね。 いや、物語療法の話で、ほんとにあった話なのは知っているけど、きっと今そういうの読みたい気分じゃなかったせいか、あまり楽しめなかった。 でもこの人の本はまた買いたいと思うし、読みたいと思う。これを読んで、2年前に買った未読の本を読もうと思ったきっかけとなっかたらよし。かな?

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    投稿日: 2007.02.03
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    患者を童話の主人公に当てはめることでその病理を読み解く。という診療を行っているそうで。 眠り姫、食わず女房、三年寝太郎等様々な童話との符合とその話に出てくる事象等の解読。他の童話解読とはまた別の観点での考察を読むことができるのはなかなか面白いですが、それで回復するって話が上手すぎるだろ。とかいうひねくれた感想を抱いてしまっては楽しめないかもしれません。 文章が簡易で読みやすいとは思う。

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    投稿日: 2007.01.31
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    「ねむりひめ」のおはなしがあたしにぴったりでなるほどっておもったけど、あとのほうはちょっとこじつけっぽくてつまんなくなってきちゃった。

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    投稿日: 2007.01.25
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    人々が抱える悩みというものは童話にたとえられることが多いという内容。 童話という内容と現実のマッチ具合が面白い。

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    投稿日: 2006.11.22
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    「診療室にきた赤ずきん」この本を読んで、よかった。 この本を書いているのは、精神科医のお医者さん。 患者さんに、病気の事を説明する時に童話を交えて説明したりお話したりする先生と、実際の患者さんのお話。 いくつもの小さなお話が詰まっているのですが、読んでいて驚かされるのが「童話」という普通なら 絵本の中のお話、所詮人が創った空想のお話なのに、なんでこんなに人の状況と照らし合わさるのだろう?と言う事です。 幾つもの童話の中に潜んでいる、幾つもの主人公、そして幾つもの私。  その中でも、特に心打たれたのが「ぐるんぱのようちえん」と、「幸福なハンス」です。 価値観は人それぞれだから、何にも縛られなくていいし、その必要もない こんな当たり前のことですが、でも、自分が問題に直面すると案外そんなことが見えなくなってしまうのですよね… 人が思う幸せに必ずしも自分が当てはまるとは限らないんですよね。 【わかっているのに、どうして人が決めた価値にはまらないと「不幸せ」に感じるんだろう。 それってやっぱりおかしいよ】 そう強く感じました。 そして、今私もそうですが「自分お休み中」な人たちへ、是非とも伝えたくなりました。 歩き続ける事だけが「良い事」じゃないよって。 別に自分を正当化するつもりはないですが(ん?ちょっとあるかも?/笑 まぁいいじゃないですか♪) 休むとどうしても自分を直視しなきゃいけない、これって結構なかなかできることではないのだと この本で分かりました。お休みは、ジャンプの手前。そして自分にとって休む事は必須課題かもしれないのです☆ということでした!

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    投稿日: 2006.11.07
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     患者に、昔話をまじえて面談を行う精神科医の記録。患者は昔話を聞いているうちに、その中に自分と共鳴する部分を見つけ、そしていつのまにか解決の道をも見つけ出す。  中には「よくそんなこじつけで・・・」と思う症例もあったけど、カウンセリングに昔話を使うなんて考えてもみなかったので、興味深く読めた。担当がこの先生だったら、自分はどんな物語をもちだされたのだろうとちょっと気になる。

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    投稿日: 2006.10.21
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    一般書なので内容は薄くなってしまっていますが、読みやすいし、面白かったです。物語の奥深さを知ることが出来ますし、自分の物語は何か、と考える楽しみが出来ます。

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    投稿日: 2006.10.02
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    「自分の物語」は何だろう? 読みやすくてよかったです。 個人的には「幸運なハンス」が好きです。

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    投稿日: 2006.09.24
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    精神医療について、つねづね興味はあってもなかなか踏み込むことができない。その意味では、この本はもらい物であるがゆえに、なかば強制的にこの世界に足を踏み入れさせてもらうきっかけを与えてくれて、ありがたかった。内容は、一般によく知られている桃太郎や一寸法師のような昔話を通して、クライアントの心にうったえかける「物語療法」の現場に読者をいざなってくれる。この療法の精神医療の世界における評価は定かではないが、キリスト教神学における「物語神学」の可能性に思いを馳せた。

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    投稿日: 2006.08.30
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    人を説得するときに例え話はよく使います。著者は治療に物語の例え話を役立てている精神科医。患者さんの状況を物語に当てはめることで、患者さんの状況を客観的に見せようという工夫の一つです。ですが私みたいに話に難癖つけたり、それは作り話の世界でしょと思ったりするタイプにはあんまり効果がないようです・・・。問題点が分かったとしても、それにどう対処するかを考えるのは結局は自分。それを人に甘えてどうすればいいかを教えて欲しくなるのが私のバカなところだなぁと思います。

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    投稿日: 2006.08.15
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    精神科の医師が、診療に来る患者さんの悩みを、昔話や童話をしながら解き明かす話。 ノンフィクションだし、グリム童話なんかで深層心理を解き明かす話し出し、けっこう好きなジャンルの作品だったのだけど、途中くらいからこじつけっぽくなって、子どもだましに感じちゃって残念。 ひまつぶしに、気軽に読む分にはいいのかも。

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    投稿日: 2006.08.10
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    精神科医の今までの診療してきた患者の例を取り上げながら説明する中、童話が出てくる。 奇妙なことに、童話の流れと患者の今までの生き方、感情がマッチしている。 童話を侮っていたわたしは舌を巻いた。

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    投稿日: 2006.07.31
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    私の人生を童話に例えると、どのお話なんだろう。 自分のことを客観的に見ることって難しいけど、大事なんだなって思った。

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    投稿日: 2006.07.21
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    今まで子供のお話だと思ってた「物語」とか「童話」に対する考えが変わりました☆あたしも自分の物語を探してみたいなぁって思いました(≧∇≦)

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    投稿日: 2006.03.31
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    物語で治る? なに? というわけで 読んでみました。 凝り固まって 見えなくなっている自分の「気持ち」を 物語の主人公になぞらえることで、 客観的に見ることができるという内容のようです。 たとえば ひきこもってしまった人には  「3年ねたろう」をすすめています。 人は何か悲しいこととかがあったりしたときに 内静的になって、じっと自分をみつめる静かな時間をもちたくなる それは あらたに飛び立つための準備期間。 そういった意味で 「ねたろう」 つまりひきこもっていたあなたの時間は 飛び立つための準備、チカラをたくわえることができるための 大切な時間だったのだと読み取っているようです。 これを 実際の人間にあてはめて それでうまくいくのかといえば 本当はそんな単純なものなんかじゃないとは思うけれど。 私は病気で休職して2年間自宅療養していた 「2年ねたろう」でした。 あの病気から5年たってやっといま、 あのとてもとても孤独で焦りつらい日々は 自分のために必要だった期間だったのだ、と考えられるようになったけれど、あのつらいときにこの話をきいて本当に腑に落ちたかどうかは疑問です。 渦中にいるときは出口が見えなくてとてもとてもとてもつらい。 いつその苦しみが終わるのか 自分でもわからない気持ちの波に翻弄されて その苦しみが永遠に続く気持ちがしてしまう。 ほかにも同じような人がいるとか もっと大変な人がいるとか、 理屈でわかっても気持ちは理解なんかできない。 ただ ただ 暗い闇と  脳みそからわしづかみにされて 内臓をひっかきまわされるような不安が時々襲う。 そんな渦中の人間に 「3年ねたろうの時間は必要な時間だったんだよ」 といってもそんなの 一瞬のなぐさめにしかならないんですから。 どちらかといえば周りの人間があの人は準備期間なのだと自分を納得させるために必要な物語なのかもしれません。

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    投稿日: 2006.02.11
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    「食の精神病理」を読んでいたらこの本からの引用が多くあったので、本屋で平積みを見つけた事もあり、購入。面白く読めた。「食の−−」より理解し易かったように思う。(2005/2/5読了)

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    投稿日: 2006.02.07
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    去年何気なく購入。薄いしすぐ読めた。「物語療法」と言って患者の人生を昔話になぞらえて説明すると、クライアントも受け入れられやすいらしい。自分と似ている「他人」の話ということになるわけやしね。私は昔話を調べるのも好きなので楽しく読めました。

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    投稿日: 2006.01.05
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    まるで大平先生の診療室に紛れ込んでしまったかのように進められるお話。 読んで聞き入れるだけでなく、何か発見できそうな気がしてくる。 おまけがついて来そうな作品。 私はあかずきんだろうか?狼だろうか?こぶただろうか? いろんな童話を読みあさりたくなった。 楽しく安心して読める作品。 2005年11月読了

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    投稿日: 2005.11.13
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    人はそれぞれの人生を昔話に例える事ができるらしい。 かなりマイナーな話も含まれるので、私の人生の昔話が何なのかは分からないのが、残念!

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    投稿日: 2004.12.10