Reader Store
還暦からの電脳事始
還暦からの電脳事始
高橋源一郎/毎日新聞出版
作品詳細ページへ戻る

総合評価

8件)
3.3
0
2
5
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    元々早くからデジタルに馴染んでいた作者がipadをきっかけに、その可能性に目覚め続けていく小エッセイ集です。タイトルからは高齢者がデジタルを始めるハウツー物みたいですけど、違います。さらりと読了できます♪

    2
    投稿日: 2019.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高橋源一郎が、iPadやらLINEやらヤフオクやらiTubesやらSkypeやらYouTubeやらTwitterやらkindleやら2チャンネルやらビットコインやらのいわゆるネット系ツールを使ったり調べたりしてエッセイに書き綴ったもの。 『毎日スポニチTAP-i』に連載された軽いエッセイ。内容的には高橋さんでなくても書けるかな。 還暦からの~、というけれど、親指シフターであるようにワープロはかなり早く使っていたということだし、Amigaという往年のゲーム機を買って楽しんでいたりとそんなにローテクな人ではないし、卑下するようなところは実は全然なく、電脳ボケもあまりない。 そもそも高橋さんの連続Tweetは結構考えさせられるものがあった。電子書籍の売上げが『官能小説家』だけ突出してたというのが可笑しかった。みんなネットではちゃんと見てから買おうね。

    0
    投稿日: 2015.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    電脳アイテムから取り残され系のおじいさんの果敢な挑戦。iPadを購入しLINEをはじめる。音楽の視聴もCDからiPadへのダウンロードへ。せっかくの60インチのテレビもほとんど見ることなく情報はYouTubeから。小説家として致命的な原稿消失も経験されたという。トラブル&トライを重ねながら一端の電脳人間へと変わっていく様子が手に取るように伝わってくる。ほんわか微笑ましい気持ちに浸れた。

    0
    投稿日: 2015.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親指シフト以外は受け付けなかった還暦越えの著者が6才の息子が直ぐに使えたのを見て、果敢にもiPadを導入しそれを使って綴ったエッセイ、iPadが誰にでも使い易いことが良く分かります。ところで、海外でFAXが受信できなくてどうしようもなかったので、PDFにしたとのエピソードがあるのですが、出版業界も金融業界(ちなみに日本の銀行だけじゃなくアメックスもダメだった)と同じように未だにネット化されていないのでしょうか?

    0
    投稿日: 2014.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかった! この本は、現在の私たちを取り巻くネットを巡る事情を、日常の何気ない一こまからから切り取って見せた、たいへんに読みやすい文化論である。

    0
    投稿日: 2014.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高橋源一郎さんのiPadコトハジメ 1951年生まれ、還暦からの電脳事始、 のタイトル 三才年下なのか、、、 自分の歳のことを改めて考えてしまう、 電脳の中心はiPadに向かうのだろうか❓ 自分が一番使っているのだが❓

    0
    投稿日: 2014.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドイツではインターネットおたくが中心になって海賊等なる政党があって、最初は泡沫政党扱いされていたのに、若者を中心に支持を集めてすごい勢いで伸長している。

    0
    投稿日: 2014.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    団塊世代の電脳生活奮戦記。 還暦になってiPadを始めとするデジタルの世界に引き込まれていく様を、同世代の人にはまるで自分のことのように、赤裸々に綴っていく。 知らないものは知らないと開き直りつつ、チャレンジしていく姿がほほえましい。 作家としても、買った本の1割しか読んでいないといったエピソード等、ユーモラスな文体も好感が持てる。

    0
    投稿日: 2014.08.24