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性と愛の日本語講座
性と愛の日本語講座
小谷野敦/筑摩書房
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総合評価

5件)
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    使う言葉は時代風俗を表し時代精神をも作り出すので、こういう調査は大切だ。 読み物として面白くするために資料という面は少し弱い。

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    投稿日: 2016.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    [ 内容 ] 「恋愛」という言葉が近代になってつくられたことはよく知られている。 では「恋人」はどうか。 徳川時代には「情夫・情婦」というのがあったが、それはどういう意味で使われたのか? 「情欲」や「不倫」はいつ頃生まれたのか? また「逢い引き」は? 本書では、『太陽の季節』『チャタレイ夫人の恋人』等の文学作品、各時代に流行った歌謡曲やマンガ等を材料に、時に外国語との比較を交えながら、性と愛にまつわる日本語の意味の由来や変遷をたどり、日本語の面白さを発見していく。 [ 目次 ] 第1節 「恋人」の歴史 第2節 デート、逢い引き、ランデヴー 第3節 「セックス」という言葉の運命 第4節 情欲―性欲と恋愛 第5節 愛の告白 第6節 処女と童貞―処女は近代の発明? 第7節 情事の終わり、人妻との恋 第8節 「好色」から「スケベ」まで 第9節 「老嬢」からシングル・ライフへ 第10節 片思い、女たらし、嫉妬 与一節 いい女には「しなやか」が似合う? [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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    投稿日: 2014.11.06
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    恋愛にまつわるさまざまな言葉の歴史をたどることで、性と愛に関する人びとの意識の変遷を浮き彫りにする試みです。というと、言説史のような手法を連想するかもしれませんが、著者の立場は構築主義的というよりはむしろ実証主義的と言っていいように思います。とくに、第5節「愛の告白」は、著者の抑制的なスタンスに、ちょっと歯がゆさを感じてしまいました。もっとも、こうした地道な研究こそが大切だということはわかるのですが。 主として、日本の近現代の大衆文学、ときにはマンガもとりあげて、人びとの平均的な性愛観を追及しています。博覧強記というか、ここまでくわしく調べあげる執念に驚きました。

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    投稿日: 2014.02.05
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    題名の通り、性と愛に関わる日本語の近代における成り立ちと変化を追った本。 少々冗長に感じるところや推測の妥当性に疑問が残るところがある。 例えば、その時代の言葉の捉えられ方の例示が本文の大部分を占めていたり、フェラチオの流行がシャワーと石鹸の普及に起因するとしていたり(自分はAVの普及に起因してると考える)。 また、それといった盛り上がりにかけるため読むのが大変。 着眼点は面白いが読み物としてはイマイチだと思う。

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    投稿日: 2013.08.06
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    性とか愛とかに関する言葉使いの変遷をたどったりたまに茶々入れたりする本。面白かったけど、文学的素養のある人が読んだほうがより楽しめると思う。 素人からすると、辞典をも何冊も引っ張り出してくるようなこの引用っぷりは凄いとしか言いようがないんだけど、文学部の人って皆こんなに勉強しなきゃいけないもんなの?? 100円。

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    投稿日: 2008.06.30