初期の、ちょいエロ系なバカバカしく脳天気な短編集。 元々そういう作風だったと知らない人が突然読んだら、 「なんじゃコリャ」と、壁に投げつけるかもしれない1冊。 だけど私は「下らないなぁ」と苦笑いしつつ、 きっと何度も読み返すだろう、そんな気がする。 これは新装版だが、 元の版が出たときの描き下ろし作品=巻頭カラー「PICNIC」 線描といい色使いといい、堪らんなぁ。