シリーズ二作目。今回は吸血鬼であるヒロインの子がクローズアップされた話です。 タイトルはへっぽこ吸血鬼vs.最強の妹となっていますが、妹は所詮ヒロインの引き立て役です。 ヒロインの魅力が前作よりアップしておりとても楽しめました。

吸血鬼ちゃんの話ですね。 中二病な兄の様子がおかしい。 そして街に出没する「吸血鬼？」 少年は結局なんなんだろう。 次回、獣人のみなさんが大活躍？ 強気なネコミミ少女とか、良いよね。

　メインは吸血鬼話なのだが、やや錯雑としすぎている感がある。 　サブタイトルの「へっぽこ吸血鬼vs.最強の妹!?」は残念ながら名前倒れに思えるし、冒頭や部活においての奈月や新キャラの友美など、ヒロインへの焦点が拡散しすぎている。 　一つ一つもう少し整理しながら物語を進めてほしかったな、というのが正直な感想である。その意味で、第四章なんかは良かったのだけど。 　というわけで、星三つ半相当の評価である。