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powered by ブクログ2作目のグッドラックから読んでしまったけど面白かったです。しかし1作目も読まねばバーガディシュ少尉の件があまりわからないなぁ。 異星人との戦闘機戦SFだろうけど、人間とは何かみたいな哲学的な思索が始終展開されていて読み応えがあります。 アニメは完走していたけれど、深井大尉はジメジメしてないし、ブッカー少佐は零への執着度が高くないし、クーリィ准将は冷徹な司令官です。桂城少尉、アニメには居なかった気がする…こんなに重要なのに。 「人間ワカンネ」と言い出すジャムに、「人間は必要ない」というコンピュータ群、「お互いだけでよい」みたいな雪風と零。 道具を身体の一部のように使える…を超えている深井大尉と雪風の関係だけれど、戦闘知性体も深井大尉も人間には理解できない感覚で思考で。周りが大変。 それにしても、コンピュータたちが信頼出来なくてすごい。各部門や部隊のコンピュータがすべて異なる意識持っているし、戦闘知性体である雪風は独自に判断し始めるので…末恐ろしかった。 深井大尉も少しずつ自分で考えるようになりました…まだかなり、どうでも良さそうだけれど。続きも楽しみです。
5投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ★I have control / I wish you luck ...(p.231) 凄い小説です。これまで読んだ中でも有数かと/こう言っては愛読者の皆さんや、もちろん著者にも怒られてしまうかもしれないけど、この作品はSFのかたちをした純文学とも言えそうな気もします/人間とは/自己とは/知性とは/感情とは/生命とは/生と死とは/自と他とは/関係とは/言葉とは/異種=まったく異なる意思とのコミュニケーションとは/戦いとは/現実とは/深く深く螺旋を描きながら潜っていきすぎぼくには混沌となる/思考とディスカッションと戦闘/これで物語に破綻が発生しないのだから/好きな小説とかゆたかな小説とか楽しい小説とか言うのとはべつに凄い小説ジャンルで凄い/この小説と較べるとほとんどの小説は単純と言える/「である」を使わない文章は好みです。 【一行目】いま現在、地球がジャムという異星体に侵略されつつあるということを肌身で感じている人間は、いったいどのくらい存在するだろう? 【FAF特殊戦から来た手紙】ブッカーは言う。ジャムに敵は人間だと認識させねばならない。・・・でもそうすると人間が危険になるような気もするけど?/雪風にフラれた零は未だ昏睡中。 【ショック・ウエーブ】零は目覚めない/ブッカーは試行錯誤する/新任のヤガシラ少尉/攻撃部隊のシルフの不調/無人の雪風はあり得ない行動を取る。 【戦士の休暇】いったん退役して地球に戻る零/ブッカーはナビゲーターをリン・ジャクスンに依頼する。《精神がクラッシュしないことを祈っている》p.130/地球ではジャムはファンタシィだとリンは言う/リンは言う、あなたは「フェアリイ星人」だと/リンだけは「地球人」だった。 【戦闘復帰】《これは戦争ではない、生存競争だ。》p.159。相手はジャム? 地球? それとも雪風?/《初めておまえと雪風は対等な関係になった》p.166/零のメンタルケアを担当するフォス大尉はジャムの存在に懐疑的でFAFの共同幻想かもしれないと考えている/フォス大尉は雪風の後部座席に乗る。 【戦闘意識】零は「食事会」への出席を命令される/雪風も勝手にパーティーへ参加する/《しいてたとえるなら、雪風は野生動物だ。》p.233。その恐ろしさ。 【戦略偵察・第一段階】雪風後部座席の電子戦闘要員として情報軍のロンバートが送り込んでくるカツラギ少尉/ブッカーはジャムとすら情報交換してもいいと考えている/ジャムをプロファクティングする/零は変わりつつある/フォス大尉いわく《そんな希薄な自己では、雪風にも通用しない。》p.302/レイトフォス大尉は反発しあいながらすこしずつ互いの理解を深めていく/雪風もプロファクティングに興味を抱く。 【戦略偵察・第二段階】《雪風はジャムでも人間でもない――》p.348/雪風、零、ブッカー、特殊戦、FAF、ジャム、何が脅威で何が味方か/カツラギ少尉とともに出撃/遭遇したジャムは雪風に、零にコミュニケーションを求める。 【戦意再考】雪風とジャムの駆け引き/零は雪風にすべてを任せる《thanks》/そして零は消滅の刹那ジャムと交信する/《二つの、異なる世界認識用の情報処理システムを持っていて、互いにそれをサブシステムとして使うことができる、新種の複合生命体。》p.479/眼下の敵。 【グッドラック】再教育部隊に集う死者たち/クーリィ准将は思う《ジャムはどこに存在するのか、なにがジャムなのか、どこからどこまでがジャムなのか》p.538/ジャムは神か/ジャムは量子論的存在か/ロンバートとジャムは本格的な攻勢をかける/特殊戦、ジャム、FAF三つ巴の戦い/零と雪風はフォスに見送られながら出撃する。 ================================ ■簡単なメモ(★は重要語) 【愛】《あなたと雪風、特殊戦の戦闘機械知性体とその人間たち、それを結びつけているのは、愛する、という能力なのよ》グッドラックp.629 【アドミラル56】日本の航空母艦。 【天田守少尉】FAFの除雪隊員。マース勲章を叙勲し困惑する。 【アレヴィ博士】空軍戦闘心理研究所。 【エーコ中尉】特殊戦戦隊機整備担当責任者。 【エディス・フォス大尉】→フォス大尉 【エメリー中尉】エイヴァ・エメリー。オドンネル大尉の実質的な個人秘書で恋人でもあるようだ。 【恐れ】《自分が恐れているのはジャムではなく自分なのではないか。》p.117 【オドンネル大尉】ヒュー・オドンネル。ファーンⅡのテストパイロット。陽気で気さくなタイプ。個人秘書のエイヴァ・エメリーは恋人でフライト前の会話で死亡フラグを立ててしまう。 【ガーゴイル中尉】TAB-15所属。メイル中尉の後任の部隊長。 【カール・グノー大佐】システム軍団・技術開発センター所属。遠隔操縦機を開発した。《ジャムとの戦いに人間など必要ない。機械のほうが優秀だ》〈改〉p.76。 【カツラギ少尉】桂城彰(カツラギ・アキラ)。バーガディシュの後釜として情報軍のロンバート大佐が雪風の電子戦闘要員候補として送り込んできた、いわば公然のスパイ。フォス大尉は簡単なプロファクティングを行いカツラギ少尉は過去の零とそっくりなタイプだと言う。《桂城少尉は、私物としての鏡は持っていないだろう。》グッドラックp.332 【カルマン少佐】再教育部隊の指揮官。 【関係】消滅の危機に瀕した零はジャムと交信する。《おれは雪風に殺されるのだ、おまえにではない。もはやおまえのことなど、どうでもいい。おれと雪風の間に割り込むんじゃない、さっさと消えろ。これは、おれと雪風との関係だ。邪魔されてたまるか。おれはいま、雪風との関係を完成させるために忙しい。邪魔をするな。おれの生死は、おれのものだ。だれにも渡さん。》グッドラックp.451。《「戦闘機とパイロットではなく、友人でも仲間でもない。同僚や戦友でもなく、敵や味方でもないとすると、なんだ」/「簡単なこと。自分自身よ」》グッドラックp.479 【機械】結局のところ人間もどんな生物もメカではあるわけで、その境界は判別しにくいしできないのかもしれません。 【基地】六つある。シルヴァン。ブラウニイ。トロル。サイレーン。ヴァルキア。フェアリイ。全軍の総合参謀本部はフェアリイ基地にあり規模も最も大きい。 【儀礼兵】戦死者の顔をしたアンドロイドで編成された儀式用の人形たち。 【クーリィ准将★】リディア・クーリィ。特殊戦の副司令。鬼のような婆さんだとか。軍に入る前は金融畑の人間で一流のディーラーをめざしていた。《あの准将こそが特殊戦をこのような部隊にしたのだ、彼女の性格意識を反映した戦隊なのだ、彼女にとって特殊戦という存在は、上から与えられた管理すべき組織などではなく、自分のもの、自分の存在の一部、自分そのものなのだろう。それを使って、殴られたら殴り返す。それだけのこと。殴りかかってくる相手がジャムだろうとだれであろうと、そんなのは関係ない。それが正義というものだと准将は信じている。》グッドラックp.416。《相手に理解できるような行動をとってはならない。》グッドラックp.550。《年をとって、若い時分の自分のばかな真似を笑ったり後悔したりしながら振り返るのも、いいものよ。あなたにもそうしてほしい。生命を賭けるなどという真似はしないほうがいい。》グッドラックp.559 【凍った眼】空間受動レーダー。ジャムの戦闘機がさまざまな手段で透明化するのに対応した。 【権藤大尉】天田守少尉の上官。 【再教育部隊】ジャムに撃墜されたパイロットたちを集めもうそうならないよう再教育を施すための部隊。実際はジャムに取り込まれた可能性の高い人間を一か所に集めようという意図がある。ロンバートが主導する。なぜかバーガディシュやランコムが登録されている。 【サミア大尉】特殊戦十三番機パイロット。ブッカーを後部座席に載せFRX00機操縦中転送された雪風の機動に耐えられず即死。 【死】《生か死か、ではなく、雪風かジャムか、そのどちらをとるか、が自分にとって重要なことだったからだ。》グッドラックp.462 【ジェイムズ・ブッカー少佐】→ブッカー少佐 【シェーナー大将】戦術空軍のトップで総司令官。 【死に様】ブッカー《なぜ生き方ではなく、死に様にこだわるんだ? 死に様はそう思いどおりにはいかんぞ、零。人知を超えた要素が入り込む。しかも、死んでしまってからでは、納得するもないだろう》グッドラックp.163 【ジャミーズ】ロンバートがそう名付けた。共通用語になるかどうかは不明。機械戦闘体に付属する有機物のパーツにようやく関心を抱いたジャムにより作られた人間。基本的には元の人間がおりその光学異性体コピー。すでにFAFや地球に送られていると零やベッカーは考えている。 【ジャム★】異星体。三十年前「通路」を通り先制攻撃を仕掛けてきた。どういう存在なのかとか侵攻の目的とか何もわかっていない。本気を出してはいないようにも思われる。というより、あえて一進一退を演じているようにも見える。なんとなく、地球側をフェアリイに誘い込み地球の兵器=戦闘用コンピュータを進化させようとしているようにも見える。あるいは人類の非人間化が目的のようにも見える。あるいは人間など見ていないように見える。一にして全、全にして一というような存在に見える。《ジャムは人間の本質を消し飛ばしてしまうと。》〈改〉p.303。《ジャムにとっては機械知性体のほうが人間よりもリアルな存在に違いない。》グッドラックp.209。《あれは影で、実体はおれ自身かもしれない。》グッドラックp.364。《ジャムというのは、集団的な存在ではないんだ。》グッドラックp.482 【情報化】《真偽取り混ぜた膨大な情報は物事をあいまいにし、あいまいさは、不信を生じさせる。そう、現代人は信頼ではなく不信を物事の判断基準にしている。情報量が増大するにしたがってその伝達内容の信頼性は低下するという物理法則のまはまに、人間同士の信頼関係も揺らいでいるのだ。》グッドラックp.11。《『少佐、あなたはまるで、ジャムとは神のような存在だ、それが実在するかどうかを考えなくてはいけない、そう言っているようですか?』/『まさに、そういうことになるだろうな』》グッドラックp.543 【シルフィード】FAFの戦闘機。双発。高価で数が少ないが現在量産型を開発中。イメージ的には実在の戦闘機F-15 イーグルに近いのかと。エンジンはフェニックス。 【信頼】《そう、現代人は信頼ではなく不信を物事の判断基準にしている。》グッドラックp.11 【スーパーシルフ★】シルフィードのうち十三機は戦術偵察用に改造・運用されており「スーパーシルフ」と呼ばれることもある。必ず戻ってくるという任務のための強力な火器を持つ。電子頭脳を強化された空飛ぶコンピュータというべきものであってフェアリイ基地地下深くに設置されている戦略コンピュータや戦術コンピュータとダイレクトに繋がっておりスーパーコンピュータの端末とも言えそうだ。すべて特殊戦第五飛行戦隊に配属されている。後部座席に電子戦オペレータが搭乗する。エンジンは最終的にはフェニックス・マークⅪ。 【生】《自分が生きているのがわかるというのは、たいしたことじゃないか。それ以上のどんな、確かなものを望めというんだ?》グッドラックp.458 【戦い】《戦いに理屈はいらない、零は思った。他人にはなぜそれがわからないのだろう。》〈改〉p.119 【チュー少尉】ムンク大尉の相棒。 【通路】異星体ジャムの地球侵略用通路。半径五百メートル。紡錘形をしており最大直径三キロ、高さ十キロ。南極点から千キロ、西経およそ百七十度、ロス氷棚の一点にある。三十年前のジャムの先制攻撃によって人類は初めてその存在を知った。 【テストパイロット】《他人とうまくやっていけない人間はテストパイロットにはなれない。》グッドラックp.169 【電子戦闘要員】特殊戦の機体の後部座席オペレータ。閉鎖的空間で戦闘機の機動に耐えつつ膨大な情報処理をしなければならない。ある意味パイロット以上の激務。 【特殊戦★】特殊戦第五飛行戦隊、あるいは「SAF」、通称「ブーメラン戦隊」。零の所属する部隊。スーパーシルフ全機が配備される。形の上では一部隊だが独立した司令部を持ち軍団レベルの運用がなされる。他の部隊に一~二機ついてゆき戦闘情報を収集する。その任務はたとえ味方機が全滅したとしても戦闘には直接参加せず情報を収集し必ず帰投すること。パイロットには鉄の意志ないしは人間性の欠如が必要で「なにかの手違いで人間になってしまった機械」という人格の者が選ばれている。当然他の部隊のパイロットからは嫌われており「死神」と呼ばれたりもする。特殊戦の戦闘機は十三機、最後の晩餐。一番機「雪風」に零(元は三番機だった)。二番機「カーミラ」はズボルフスキー中尉。三番機「チュンヤン(春燕)」はタン中尉。四番機「ズーク」。六番機「ミンクス」。七番機「ランヴァボン」はブリューイ中尉。十一番機「ガッターレ」はプッツァー少尉。十三番機がサミア→ヤガシラ→無人機「レイフ」。 【トマホーク・ジョン】航空電子工学(アビオニクス)の天才。バンシーの異変を零とともに調査することになった。零は会った瞬間彼を戦士として認め握手をした。インディアン。心臓はプルトニウム238の熱で動いているので日本には入国できなかった。《そう、祖父は口ぐせのように言ってた、みんなで一緒に食べよう、一人だけ腹をいっぱいにするやつは仲間じゃないってね。》〈改〉p.182。《零、あなたはいつまでもブーメラン戦士ではいられないだろう。氷のハートはいつか融ける》〈改〉p.192。《ぼくは・・・・・・人間だよな》〈改〉p.196 【ナイト】カール・グノー大佐のチームが開発した小型無人の格闘戦闘機。遠隔操縦する。格闘戦=旋回性能はシルフィードを上回る。「マクロス」の「ゴースト」に近いイメージかと。 【南雲】アドミラル56の艦長。 【人間】《人間に仕掛けられた戦争だからな。すべてを機械に代理させるわけにはいかんだろう》〈改〉p.97。《人間には予備の人生はないんだ》グッドラックp.271。《ヒトは群れて生きる生き物だ。組織という群れが危うくなるというのは、即、個人の生命が危うくなるということであって、それはヒトが誕生したときからそうだったに違いない。》グッドラックp.357。というか群れて生きるようになって初めてヒトが誕生したということかもしれまへんね。 【バーガディシュ少尉】零のフライトオフィサ。後部座席に乗る相棒。頼りになるが地上では素っ気なく生きている死体のようだと零は思うが自分も同じだということも意識はしている。 【パイロット】→特殊戦 【バルーム】特殊戦の軍医。冷蔵薬品庫にビールを常備している。 【バンシー】空中飛行基地。シルフィードの部隊を搭載し原子力と遠心力で飛ぶ。これまで一度も地上に降りたことがないし降りる機能もない。二艦あったがバンシーⅣはジャムにやられ今はバンシーⅢのみ残っている。 【ヒカラチア】プーメラン戦隊の女性オペレータ。 【ピボット大尉】特殊戦の情報分析担当。 【ファーン】単座の格闘戦闘機。 【ファーンⅡ】ファーンを高性能にし無人化を念頭に開発中。 【プーメラン戦隊】→特殊戦 【フェアリイ★】「通路」が繋がっていた先の惑星。ジャムの母星かどうかたか、全天のどこにあるのかなどいっさい不明だが現在の主戦場。ジャムによって戦場として選ばれ地球側がここに呼び込まれたような雰囲気もある。太陽は連星。原生恐竜とかいるらしい。もしかしたらジャムはこういった「戦場」をいくつも持っていて複数の戦争をしているのかもしれない。 【フェアリイ基地】惑星フェアリイにある地球の基地のうち最大で中心。地下大洞窟の底にビルが林立する都市。 【フォス大尉★】エディス・フォス大尉。零のリハビリプログラムの精神面のケアを担当している医師。女性。若く実戦の経験値が低い。元はシステム軍団のテストパイロットたちの精神的ケアを担当していた。《関係ないでは済まされない。あなたの心は、あなた自身のものなのよ。関係ないなどというのは、それを放棄することだわ。そんな希薄な自己では、雪風にも通用しない。》グッドラックp.302。《あなたが、わたしを、必要としている?》グッドラックp.303。零いわく《特殊戦は実戦部隊だ。結果だけがすべてなんだ。》《役に立つ結果を期待している。》《これはテストだ、などというきみの意識は、甘いとしかいいようがない。》《現実から逃げるなよ、エディス》p.305 【深井零】→零 【複合生命体】フォス大尉の造語。人間と機械戦闘知性が互いに独立しつつも利用し合えるような存在となることか。 【ブッカー少佐★】ジェイムズ・ブッカー。零の唯一の友人。顔に切り傷があり凄味がある。零よりも日本通で雪風の機体に書かれた「雪風」という文字は少佐の手になる。元はパイロット。プーメラン作りの趣味がある。いろんな雑学を持っている。《ジェイムズ・ブッカー少佐は、一言でいうならば、恐れを知っている男だった。》〈改〉p.57 【ブラッディ・ロード】フェアリイの太陽は連星で一方からもう一方に向けて吹き出すガスが赤く、ブラッディ・ロードど呼ばれている。 【フリップナイト・システム】→ナイト 【プロファクティング】フォス大尉によると、心身負荷強度分析法などから理論的に導き出された行動心理予測手段の一つ。プロファイリングとは異なる。 【ポラック】チャン・ポラック。国際弁護士。《ポラックは地球の幻想で動いている男だよ。》グッドラックp.126 【マース勲章】最高位の勲章。 【マーニー】TAB-14の看護師。 【ミュレル】ガレ・ミュレル。特殊戦の食堂のシェフ。コック長。 【ムンク大尉】シルフィードのパイロット。 【メイル中尉】ギャビン・メイル。505攻撃部隊の隊長。ヤガシラの元上司。扱いにくかったヤガシラを特殊戦が引き抜いてくれてせいせいしている。《なぜ自分がここにいなければならないのだ?》グッドラックp.93 【ヤガシラ少尉】矢頭。十三番機のパイロットとしてサミア大尉の後任。元505攻撃部隊の優秀なパイロットだったが自分一人で戦っているようなところがありチームプレイができなかった。零のことを気にしている。ということは人間性が残っているわけで特殊戦には向かないかもしれない。 【ヤザワ少佐】TAB-14所属。 【雪風★】零の愛機のパーソナルネーム。特殊戦三番機。スーパーシルフ。最後の方では地球の空も飛べるエンジン、フェニックスマークⅪを搭載。次第に人間を必要としない兵器に近づいていく。《片想いだ。雪風はもはや独立した意識体になりつつある。いつかふられるぞ》〈改〉p.272。《おれが言いたいのは、零、いつの日か、雪風がおまえの、人間の、敵になるかもしれないということだ》〈改〉p.273 【ライトゥーム中将】ギブリール・ライトゥーム。FAFフェアリイ基地戦術戦闘航空軍団司令。形式上のボス。女に手が早い。上層部の人間らしくプライドは高い。《これまでも特殊戦のわがままは精いっぱい実現させてきた。わたしの才覚でだ。それを忘れるな、クーリィ准将。》グッドラックp.425 【ランコム少尉】ジョナサン・ランコム。TAB-15所属。雪風に殺された。ジャムだったと思われる。 【ランダー】アンディ・ランダー。アメリカのフリーコラムニスト、軍事評論家、ロビイスト、兼作家。偏向的な文章を書く。「宇宙大作戦」のカーク船長っぽいかも。 【理性】野生動物はきわめて理性的な存在だと思います。生と死の狭間では理性的でないと生存を続けられない。ブーメラン戦隊のパイロットたちもまた理性的。で、理性的なことは一般人類にとっては非人間的なのでしょう。だから疎ましがられる。これもまた動物=人間そのものではあるのですが。まあ、ブーメラン戦隊の連中はそれすら理性的にスルーするようですが。 【リン・ジャクスン】対ジャム戦史を著した。『ジ・インベーダー』というのがそれかもしれない。かなり皮肉な見方をしているようだ。《異星体ジャムも結局のところ、一隣国の仲間にすぎなかったのだといえる。》〈改〉p.138 【リンネベルグ少将】FAF上層部の一人。情報軍のトップか。ロンバートと行動を黙認している。というか推し進めている。 【零★】主人公。深井零。ブーメラン戦隊所属で三番機雪風のパイロット。少尉→中尉→大尉。《地球は苦い思い出を溜めた大きな水球でしかない》〈改〉p.36。《おれは性能の悪いやつは嫌いだ。人間も機械もだ。》〈改〉p.38。《雪風を狙うものはすべて敵だ。おれは雪風以外は信じない。》〈改〉p.171。ジェイムズ・ブッカー少佐が戦争と人間性についてや、戦争が人間のものであるかどうかを考えるが、零は自分が人間的であるのか非人間的であるのかよりも雪風にとって自分が必要なパーツ(できれば対等なパートナー)であるかどうかを重視しているように見える。 【レイフ】特殊戦十三番機として補充された無人機の愛称。「知恵の狼」という意味らしい。機体はFRX99。 【ローラン大佐】フェアリイ基地広報部。 【ロンバート大佐★】アンセル・ロンバート。FAF情報軍の事実上のトップ。女に手が早いがライトゥーム中将よりは洗練されている。《わたしの望みは、ささやかな平安だよ。ま、それは老後の話だがね》グッドラックp.582。《わたしの目的は、ジャムを支配することだ》グッドラックp.583 【AICS】エアインテーク制御システム。自動的なシステムで戦闘機にとっては不随意で機体のコンピュータが感知できない部分だった。 【BAX-4】開発中のパワードアーマー。 【FAF★】フェアリイ空軍。地球防衛機構の主戦力。フェアリイ側「通路」を中心にほぼ同円周上に基地を配置している。 【FRX00】FRX99の次世代試作機。有人にし、人間の戦闘勘を生かすコンセプト。エンジンはスーパーフェニックス・マークⅪ。機体カラーは黒。形状はジャムの戦闘機に似ている。後につけられた愛称は「メイヴ」、風の妖精を統べる女神。 【FRX99】スーパーシルフを元にした小型軽量機だがコンピュータの容量はスーパーシルフに匹敵する。最終的には無人化を予定しているが当面は特殊戦のパイロットが教育役として搭乗する。 【PACコード】パーソナリティ分類用コード。世界標準でありFAF独自ではない。零の配属もこのコードニヨッテ決められた。全国民が幼少時より分類されている国もあれば犯罪者のみが分類されている国もある。より拡張されたPAXコードというものがあり「MAcProⅡ」などのツールでのプロファクティングにはそれを使う。 【SAF】→特殊戦 【TAB-14】壊滅したはずの基地。
0投稿日: 2023.08.22
powered by ブクログ戦闘妖精・雪風 第二巻 前巻で覚醒が示唆された、戦闘機搭載AI 戦闘妖精・雪風。 人間と、フェアリー星人(人類)、異星人(ジャム)、特殊戦、情報軍入り乱れての戦闘になだれ込んでいく。
0投稿日: 2022.10.01
powered by ブクログ面白い。濃厚、重厚。まさか最後、そこで終わるとは…! 主人公の深井中尉の独白が多かった前作に比べて、今作は数多くの魅力的なキャラの内面によりスポットが当てられていた。 前作のモブがモブじゃなくなり、物語により深みと広がりを持たせた。 個体としての生存本能と集団・組織の存続のための戦略の対比とか、戦略と戦術の違いとか、内容は哲学的でより難しいものになった。ストーリー展開も後半はドラマ的に進む。 最終作のアンブロークン・アローを読むのが待ち遠しい。
11投稿日: 2020.07.23
powered by ブクログ最高! 人間ってなんだろう、存在ってなんだろう。解説にもあったけど、レムの小説と主題は似ている。 将棋でAIに勝てなくなった今、棋士は必要か。みたいな話。(違う)
1投稿日: 2020.03.22
powered by ブクログ世紀の変わり目に読んでいました。 この先続くわけですが、なんと言っても、筆者が合間を置い て執筆しておられることが大きい…?巻を重ねるごとに、な んだろうか。主人公というか登場人物のウェイトの置き方や 立ち位置が変わっていきます。基本はハードSFなんですが、 それを度外視して<映像化>しておりますよね。 あれは、ちょっと苦しかったんだとおもう。錚々たるスタッ フに囲まれてもがいていたような印象です。主演(深井零) は、あの「倍返し!」のかたです。すごいよね!
1投稿日: 2019.11.27
powered by ブクログ3巻のために1巻に続いて再読 SFマガジンに1992年から1999年にかけて連載されたものをまとめたもの 1巻は1984年 そういう出来上がりの経緯がよく現われていて 濃い会話が延々続くが話はなかなかすすまない 個々単品はたいへんおいしゅうございますのだが これだけ同じ話を練り重ねるとさすがに胃もたれ 1巻で描いた絵に8年置いてから油絵の具をぐにぐに7年かけて塗った作品
0投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ敵、ジャムの存在がますます分からなくなってくる。そこがまた面白いなところ。行き詰まるサスペンスから少し、思考実験的になってきているが、これくらいどうということはない。これ以上になるとつらいかも。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ「戦闘妖精・雪風」シリーズ2作目。 1作目に比べて戦闘シーン、ミリタリー色は控えめで、「人間」・「ジャム」・「人工知能」それぞれの存在を深く掘り下げた内容になっている。 印象深いのは主人公・深井零と愛機「雪風」の関係性の変化。 前作では零の一方通行な思い入れだったが、新たな機体を手に入れた雪風は零を必要とし、成長を遂げた零は雪風の意志を汲み取ろうとする。不器用な人間と人に近づいた機械との不思議な信頼関係が見られる。 (フォス大尉はそれを「愛」と定義している) ジャムは人類を標的と定め本格的に侵攻を始める。そして謎に包まれた実像も明らかになっていく。 雪風がブラッディ・ロードに飛翔していくラストシーンが最高にカッコイイ。
0投稿日: 2017.04.15
powered by ブクログ戦闘シーンの多さや、章ごとのまとまり、ヒューマニズムの考察など、一作目の方が好きな部分はある。それでも続編を書いてくれてよかったと思う。会話劇が多くをしめ、一作目とはテーマの方向性が変化した印象だ。主人公の変化のせいか、まさかのチームワークも感じられる展開になり、想像もつかない遠くにつれていかれる。ラストのかっこよさときたら。
0投稿日: 2017.02.01
powered by ブクログ戦闘妖精・雪風の2作目。 人工知能萌えである私としては、当然読んでおくべき作品なのだけど、随分昔に1作目だけ読んでそのままになっていた記憶があり、どうしてだったか、と今回1作目を改めて読んでみたところ、思い出しました。失恋したからでした。失恋のショックからでした。…うん。 人と共に戦う戦闘機に愛着と信頼を寄せた結果、裏切られた気がしてそこで止めてしまっていたという……ううむ…我ながら没入しすぎではなかろうか…。 今回こうして2作目まで読む機会があって本当に良かった。過去の自分に「とりあえず2作目まで読んでみ」と伝えてあげたい。
0投稿日: 2016.12.26
powered by ブクログ■『グッドラック 戦闘妖精雪風』読了 ★4つ 傑作SFと呼ばれる雪風シリーズ第2弾。 コンピュータは意思を持つか? コンピュータと人間は理解しあえるか? 理解できない相手とどうコミュニケーションとるか? など、前作比で、哲学感満載。好みが分かれるかも。 ここでいったん完結するかと思ったら違うのか。迷っていたが、これは3巻目を読むしかないか。。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4150306834/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4150306834&linkCode=as2&tag=hitoshiebih0a-22
0投稿日: 2016.12.17決戦開始
突然現れた謎の敵であるJAMと戦うために異空間のフェアリー星に常駐するFAF。彼らは地球を代表している訳ではない特別な戦闘部隊であり、その中でも特殊戦は、戦闘現場の情報を可能な限り収集し帰投することが義務づけられた部隊である。 タイトルの雪風はその特殊戦の航空機であり、パイロットの深井とは阿吽の呼吸で任務をこなす。 前作では深井もろともJAMに捕らえられるものの無事に帰還するところまでで、今回はその後の話となる。 帰還後の深井パイロットの気持ちの変化や雪風の戦略コンピュータの変化、FAF内部の抗争や特殊戦は内部の戦略など話に引き込まれて行く一方で、自我とは?存在とは?などの問いかけもあり興味深く読み続けます。いよいよ戦闘が?敵は誰なのか? 是非前作からお読みください。
0投稿日: 2015.12.31「戦闘妖精・雪風」の続編
一作目のラストでてっきり死んだと思っていたブッカー少佐だが、パイロットは死亡して頸の怪我はしたものの生きていて、今回は哲学談義を繰り出す。カウンセラーのフォス大尉とのジェムの正体を巡る議論のあたりは読む人を選ぶかも。ジェムの正体を巡る話が増えれば、その分雪風の戦闘描写が減る。今巻はジェムの正体の謎解きが中心になっている。 一方、植物状態になっていた深井大尉は復活後は雪風とのコンビで一種の複合生命体のような状態とフォス大尉に評される。 さらに、フォス大尉は謎の異星知性体ジャムをプロファイリングする。 一作目で登場した光学異性体のジャム人間は、FAFに潜入し幽霊部隊となって破壊工作を試みる。このあたりはゾンビ映画っぽい雰囲気。そしてそれを手引きしたのが情報部のロンバート大佐。 第一作では相互理解不能な状態から、コピー人間によるコミュニケーション、今巻では直接対話?、ついには人類からの裏切り者が登場する。 ここで引かれたのでは続きを読まねばなるまい。
1投稿日: 2015.09.05
powered by ブクログさらに面白くなって続いている 零がぼーっとしているのは面白い 精神科医は最初は邪魔だったけれど、なくてはならない彼女になった しかし雪風はまた更にレベルアップしてコミュニケーションを取りに来たなあ 複合体になるかあ、、 零の人間らしさは恐れが呼び覚ましたのかなあ
0投稿日: 2015.08.06
powered by ブクログ改めて、クーリィ准将の戦闘への意識が格好良いな。 ランコム少尉(まぁあれだけど)上司思いのいい奴。
0投稿日: 2015.03.15「自己」とは? 人が人たり得るのは?
零と雪風が“覚醒”。 人類のアイデンティティーを問うた前作からさらに進み,「自己」とは何かという禅問答が今回のテーマか。 状況が大きく動く,異星体ジャムとの戦闘の場面は,雪風との駆け引きも相まって緊張感満点で,思わず息を止めて読み進めた。 得体の知れない異星体ジャム・戦闘知性体(人工知能)の雪風・人間 深井零大尉というグラデーションを通して, 「自己」とは何か,人が人たり得るのはなぜか,を考えさせる展開に呻る。 あと,雪風かわいい(ミギーかわいい的に)。
1投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ図書館で。続巻。 雪風は自己存続のためにハードを捨てましたが自身の力だけでは勝てない時には零を宛にした辺りは良かったなあ。それにしても愛、という感情がこれほどドライにしかし強い絆として描かれている作品はあまり他にない気がします。続くんですよね?今度借りてこよう、うん。
0投稿日: 2014.12.22
powered by ブクログ前作のラストシーンにおいて、愛機・雪風から射出されたパイロット・深井零中尉。生死の境を彷徨った彼が覚醒したのもまた、雪風の機上だった。撃墜された旧機体から自己のプログラムを最新鋭実験機に転送することによって不死鳥の如く蘇った自律型スーパー戦闘機・雪風は、零が前線に復帰してからもなお、零を利用するかのような振る舞いを見せつつ不可解な行動をとり続ける。雪風の”意図”を理解できるのは、一体不可分の存在と化した零ただ一人。そんな中、異星体〈ジャム〉が作り出した人間のコピー〈ジャム人間〉がFAF内に潜入しているとの情報がもたらされる。人間と外見上は区別がつかない〈ジャム人間〉が誰なのか、FAF内が疑心暗鬼に陥る中、〈ジャム〉が遂に全面攻撃を開始した。四面楚歌の状況下、零と雪風はどうやってこの危機を突破するのか!? 若干陳腐なタイトルに騙されると後悔する、認識/言語/インターフェイスの概念を揺さぶる超硬派な作品。ストーリーの大半は、登場人物同士の議論だったり独白だったりと、戦闘機のドンパチを期待して読むと「何この地味な展開」と肩すかしを食うと思います。しかし、そんな地味かつ内省的な展開を根気強く読み進めると、後半であっと驚く展開が待ち受けています。零も雪風も、どれだけ進化したら気が済むのか。 何とグロテスクで、何とアナーキーで、そして何とスタイリッシュな関係性であることか。 ラストシーンは混乱の極みです。混乱の極みではあるのですが、その美しさ、その激しさは「絵になる」SFの極北に位置すると鴨は思います。
4投稿日: 2014.10.06
powered by ブクログ機体はスーパーシルフからメイヴに変わったけど雪風は雪風で、深井零大尉はどんどん成長するけど深井零大尉で。前作では雪風は零の恋人のようだったけど、今作最後の軍医フォス大尉の言葉で、これは愛の話だったのか…と。機械知性体戦闘機と愛だとか言うと変態チックだけど、そうとしか思えない気持ちになる。雪風も零も特殊戦のみんなにそれぞれ感情移入できてしまう。そして緊張感走るシーンの連続!!休憩のみならず、化粧を片手でしつつ本を開き、バスが止まるごとに本を開き…というこの本から全然離れられないほど夢中で読んだ。面白かったっ
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログーーー突如、地球への侵攻を開始した未知の異星体ジャム。 これに対峙すべく人類は実戦組織FAFをフェアリイ星に派遣、特殊戦第五飛行戦隊に所属する深井零もまた、戦術戦闘電子偵察機・雪風とともに熾烈な戦闘の日々を送っていた。 だが、作戦行動中に被弾した雪風は、零を機外へと射出、自己のデータを最新鋭機へと転送する―もはや人間は必要ないと判断したかのように。人間と機械の相克を極限まで追求したシリーズ第2作。 戦闘妖精・雪風の第二作 神林長平のライフワークとされるだけあって 主人公、深井零の成長の物語として また、描写の精密さと緊迫感を併せ持った航空戦闘ものとして さらには『知性とは機械とはコミュニケーションとは』といった問いを投げかけて感性を揺さぶるSFとして 様々な面から存分に楽しめる。 次作『アンブロークンアロー』にも期待大 「どこだ、邪魔の入らない場所とは」 <UNKNOWN WAR AREA> ーーー不可知戦域。
0投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-425.html
0投稿日: 2014.09.06
powered by ブクログ途中ダレた感じがしてしまったのでちょっと評価は 低め、限りなく4つ星に近いです。 続編ありきな終わり方は好きじゃないってものある。
0投稿日: 2014.08.22戦術から戦略へ
前作の衝撃のラストで植物状態になった主人公の零が雪風との「共闘」によって覚醒する第一章は、読んでいてブッカー少佐以上に喜んだ。そこで目覚めた零が語るジャム地球侵攻の戦略変化。対ジャム戦が新たなステージに突入したことを知らしめるすばらしいオープニングだ。そしてその変化は零と雪風との関係性にも影を落とす。それまで自分の一部だと思っていた雪風が理解できない畏怖すべき存在になったと思い、うまくコミュニケートできないことに悩む零。(自分が変わったことに気付かないだけなのですが)そこに登場する女性軍医エディス。この子がいい味出してる。まるで零を挟んでの雪風との三角関係(笑)。かなりニヤけます。 そしてここからが本作のキモなのですが復帰した零にブッカー少佐が出した命令がエディスとともに特殊戦の新たなる対ジャム戦術・戦略考察を行うこと。つまりジャムをプロファクティングしろという指令を受けるのだ。おいおいマジかよとまさかの展開。なので戦闘シーンはかなり少なめ。じゃあ面白くないかというとそんなことはない。むしろ想像力を広げに広げてこちらの知的好奇心をくすぐる話になるので、零たちがどうやって意思疎通が図れない異星体ジャムをプロファクティングするのか?そしてその結果、特殊戦はどのような対ジャム戦術・戦略考察を行うことになるのか?などなど先が気になって気になって仕方なく読むのをやめられません。 さすが神林長平、単なる続編ではなくこんな話を書いてしまうなんて。。。前作が連作短編をつなげて隠し絵を完成させるような戦術的な小説だとすれば、本作はジャムとは何かを深化させ野太い一本の考察に落とし込むという戦略的な思弁SF小説になっている。 いったいこのシリーズはどこまで進化するのだろう。
4投稿日: 2014.04.11珠玉の一冊。
戦闘妖精・雪風改の続編です。 戦闘機“雪風”に依存していた主人公の深井零が、自分の未熟さと向き合い、雪風との理想の関係を模索していく物語です。 前半で新キャラの精神科医エディス・フォスが登場し、彼女によって読み手の関心は深井零をはじめとする特殊戦隊員、異星体”ジャム”、雪風の三者の心と、三者のコミュニケーション手段についてフォーカスされていきます。 そしてハイライトは後半の第七章『戦意再考』にあります。 雪風と零(と桂木少尉)はジャムと遭遇し、生きるか死ぬかの極限状態で戦闘が始まります。この戦闘では、零は物理的にはジャムと戦いますが、心理的には零は雪風と“戦い”ます。そのため、同じシーンで二重の戦いが繰り広げられており、緊張感がすさまじいです。 ジャムに負けないためには、雪風と零の協力が必須ですが、雪風も零も「お前を信用しているから任せる」だとか「俺に考えがあるから任せろ」だとか、そういう野暮ったいことは一言も言いませんし、言う時間もありません。 しかし、彼らは長い言葉を交わす代わりに、それぞれの信念に従って行動を選択することでコミュニケーションを継続していきます。コクピット内の限られた動作と、ディスプレイ上の短いテキストの表示だけで、これほどまでに深く強く信頼関係を描き出せることができるのかと、ただただ感涙でした。 桂木少尉はもちろんジャムさえも、零と雪風の信頼を描くために用意された舞台装置にすぎないのではないかと思ってしまうくらい演出が見事でした。 零と雪風にこれほどまでに感情移入してしまうのは、そこに、エディスが言うように人間の普遍的な感情を見るからだと思います。 前作から大きく成長した零と、周囲の人たちの思いやりにあふれたラストに勇気をもらいました。 この作品以上に、『伝わる』とは何かについて考えさせられる作品はないと思います。
0投稿日: 2014.04.04
powered by ブクログ主人公の変革と機械、ジャムと哲学的な部分が多くなってきてミリタリー要素は若干薄くなったかな?でもこういうのがSFって感じ。 新しく加わった新キャラ二人もいい味出してる。
0投稿日: 2014.03.22
powered by ブクログこの巻からジャムの戦闘機との会話が増えてくる.そこをどうやっていくかについて,考えながら読むと面白いと思う.
0投稿日: 2014.02.15思想的な視点が目立つ作品
近作は空中戦の機動だどうなっているのかといった楽しみもあるけど、人類の敵、ジャムとの心理戦、そして、フェアリイ空軍の中のそれぞれの思惑で展開がめまぐるしく変わる後半は読み応えがある。疑心暗鬼ってこういうときにおきるんだよな・・・と思ってしまう部分もあり、心理的な描写はSFというよりもミステリーに近いかも。 いずれにしてもページ数の多い作品なので読み続けるのに人によっては根気が必要になりますね。頭も使うし、読み終わるとホッとする作品。
0投稿日: 2014.01.13前作と比べ機械の性能面以上に心理面に重点が置かれている感じがする。
作者がおそらくADHDやアスペルガーといった発達障害の存在を知ったのだろう。零の孤立的な性格がより発展したような、発達障害をイメージしたと思われる人物が二人も話の中に出てくる。 前作は空中戦が主流だったが、近作は心理戦が主流となっている。 自分としてはこちらのほうが好みである。
3投稿日: 2013.11.14
powered by ブクログ終了日:2013・11・7 仕事の合間や待ち時間で進めた。思いの外早く進んだ。というより、止まらなかった。 登場人物たちがいろんな意味で、とてつもなく魅力的。 (and then there were the multiple, hair-standing moments of omfg-ery and "Mind. Blown.", but that's for later.)
0投稿日: 2013.11.08
powered by ブクログ『ジャムとは何か』それは人間とは何かを定義することであり、意識とは何か、生命とは…。 異次元の超意識体であるジャムはもはや『 神』なのではないか⁇ そんな不毛にも思える哲学的論争が帰結する先には雪風と零の共生関係が。 対ジャム最強兵器。最後の希望。 でも零の最大の関心事は雪風に必要とされているかということ。 ジャムの不確定要素である彼は雪風に認められ信頼され…武器として?。 死地に赴くというのになんだか幸せそうなのでした。 至高の愛、ですかね〜。
0投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログやっぱり神林長平はおもしろい。変貌(成長?)していく主人公。コミュニケーションとは?異質なものを理解し意思疎通できるのか?骨太のSFであり、ストーリーを追うだけでもおもしろいが、いろんな意味で哲学的な問いかけを読者に与える、考えさせられる本です。俄然、続きが楽しみに。
0投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログ第一作目で充分完結しているように思えたが、このような形でさらにスケールアップして続くとは思わなかった。 機械と人間の複合生命体という概念、ジャム人間、哲学的存在としてのジャム。 一作目は人間が機械から拒絶されることで、あまりにもそれが完璧に美しく終わっていた。が、今作は機械との共生を、主人公の零の成長を通して納得感のある形で描かれる。この物語はこれからどうなっていくのが、全く読めない。
1投稿日: 2013.07.06
powered by ブクログ零の性格が人間味を帯びるにつれて、雪風もヒトに近づいていく。 ヒトと機械の境界線の定義ってSFではありきたりなテーマなのかもしれないけど、この本がおもしろいのは、ヒトはヒトなりに、機械は機械なりにキャラが立っているからかなーと思う。 マクロな視点でみると、機械はヒトを必要としていないように見えるけど、ミクロではしっかり繋がっている。 ミクロ、大事だね。
0投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中まで、機械の固有意識と人間の意志の近づかなさを読んでいたように思うのだが気づくと機会と強くつながってきた深井零によって分かり合おうとする存在になっていく。 愛という言葉を持ち出すのは私は陳腐だと思ったが、本当にそうなのだろう。 昨年発売された短編集「いま集合的無意識を、」や長編「ぼくらは都市を愛していた」で”機械に使われる人間”という像が出現したような気がするのだが、それよりも雪風では分かり合おうとする努力、敬意が強い気がする。 というか、あおの2冊で提起した問題の一部をこの作品で答えている気がする。深井零という特殊な人格であるがかれはそれをクリアした。 零の変化と、異星体ジャムの変化。軍医のフォス大尉や元情報軍の矢頭少尉が加わって、クーリィ准将の性格もわかるようになって物語として動いていく。 外部の変化と零やそのほかの登場人物の心情がどちらも丁寧に書かれていると感じた。 この雪風の第2巻で私は機械に対する危機感やそれとの衝突ではなくて次の段階に移ったことにひどく高揚した。 この作品は私が生涯にわたって読み返したい本の中に入った。
1投稿日: 2013.05.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
敵性体ジャムが人間を認識し始めたことからジャムとの戦いが新しい展開を見せはじめた。 全体的に冗長な感じがしてあまり楽しめなかった。
0投稿日: 2013.03.10
powered by ブクログああもう5をつけるよ。 人間的、機械的、と言ってしまうのは簡単だ。 だがその土台をどう定義する? その基準をどう伝達する? 人とは? 機械とは? “わたし”とは? ガトリングガン並の勢いで、普段の生活では棚上げされているあれこれを突きつけられる1冊。 1作目より視点は深く、人物も世界も深く濃くなったSF。 雪風の格好よさったらない。 そして桂城少尉がドストライクすぎて転がった。
1投稿日: 2013.02.11
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雪風シリーズ2作目。 前作の、「友人だと思っていた奴から置いてけぼりを喰らった衝撃」とは また少し異なる感じの読後感。 零と雪風は、必要とあらば相手を切り捨てることが出来るし、お互いにそのことを理解していて、だからこそ固い信頼で結ばれている。その関係を“愛”と呼んでしまうところに痺れた。 ようやく接触することになるJAMの本体との対話も興味深い。 自分の認識で把握出来ない敵にどう向き合えばいいのか。
2投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログ作中では前作から時間の経過が然程無いようですが、主人公の人格が事件をきっかけとしても変わりすぎ?1巻、2巻と読み進めると少々違和感が有りました。また、前作よりもドッグファイトの描写が減り、エンターテイメント小説と云うよりも観念・哲学的な話が殆どになってきています。 そして物凄く良い処で終わってしまっているのもなあ…。
0投稿日: 2012.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第2弾、前作では謎の異星体ジャムとの戦いを短編形式で描いていた。今作ではより深く、ジャムとは?そして主人公深井零大尉と彼の愛機「雪風」との関係性が描かれている。 結果SFアクション的戦闘シーンは縮小され、ジャム、人間(深井零大尉その他FAFの関係者)機械(雪風、戦闘知性体であるコンピュータ)それぞれに関する相互認識についてのページが多く、読み進めるに時間と根気が必要であった。 読了して疲労を覚えたが、心地よくもあり次が気になる展開で終わっている。 とにもかくにも脳みそをこれほど使って読む小説はあまりないだろう、と思う。深井大尉と雪風の関係については、一つの回答が提示されている。互いを己の一部分を見做す「複合生命体」という在り方は、戦闘機乗りを描く読み物にあって共通のモノであろうが、細かい理屈抜きにして読者のロマン(男子の)を掻き立てるに十分であった。 時間を置かずに次に行きたいと思う。
0投稿日: 2012.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦闘妖精・雪風シリーズ第2弾 生まれ変わった深井零と雪風の新たな物語 ただ依存するだけであった雪風との関係、自身の戦いの意味を見つめることで、自身のあり方を再認識し周囲への関わり方を変えてゆく深井大尉。軍医のエディス・フォス大尉、過去の自身を喚起させる雪風の新フライトオフィサ桂城彰少尉との関わりを経ることで自身の変化と向き合い雪風との関係性も変化していく。メイヴという新たな体を得た雪風、フォス大尉にもたらされたツールも駆使して機械の戦闘知性体としてそのキャラクターを確立してゆく。愛する/人と機械の複合生命体というようにフォス大尉が評した深井大尉と雪風の関係性の描写も素晴らしい。 ジャムとの接触、戦局も新たな局面を迎えFAFの面々も重要な選択を迫られることとなる。 ジャムの発したことば「われはわれである」 同じツール(ことば)を使うが故に、決して相互理解が叶わないのではと思わせるひとことであった。 新たな戦場への零と雪風の飛翔で物語は幕を閉じる。
1投稿日: 2012.07.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦闘妖精・雪風の続編です。 前編は雪風がジャム機との戦いで損耗し、 自己のデータを新型機へ転送して、新型機(メイブ)へ 転生した後からの話になるのですが・・・。 前作ではジャムは何であるのか? コミュニケーションは取れるのか? などは、あまり描写されなかったのですが、 本作ではジャムとコミュニケーションをとったり、 心理分析をしたりとジャムを理解しようと試みる描写が 多くなり、戦闘SFという感じより、哲学的な感じが色濃く なった感じです。 アニメ版ではグッドラックまでの内容を元に製作されているのですが、 エンディングが違います・・・。 アニメ版では完結してしまうのですが、小説はまだまだ続くといった感じです・・・。 (実際に続編があります。) 気になる方はぜひ一読をお勧めします。
0投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このまた続きが出ていることに最近気づいて(マヌケ)、慌てて読んだ; 1冊目(というか零がw)好き過ぎて、続きでどうにかなってしてしまうのを見るのが怖くてずぅっと放置(って何年だ!?)していたので、期待が育ち過ぎてた感有り。 機械と人がさらに一体化している描写は、実際にあり得そうで面白い。 色々現実の方が追いついてるところが多くなってるなぁと思ったので、続きは間をおかずに読みます。
0投稿日: 2012.04.14
powered by ブクログ戦闘妖精・雪風シリーズ2作目。 三ヶ月間意識のない零を心配するブッカー少佐とか、部下を誰一人失いたくないブッカー少佐とか、ブッカー少佐は天使なところがおおい。 零は雪風のことを愛している。自分の一部を失おうともそれを守ろうとするほどに。その愛こそがジャムの、人間の理解しがたいところであり、だからそれが戦略の要となればいいのに。 コミュニケーションというものが根底のテーマとしてあるが、それそのものが何れ程に意味を持つかというのがよくわかる。意思疏通ができないことから起こる、ジャムと人間の擦れ違い、戦闘。 桂城少尉がいちばん人間らしくおちゃめでキュートになってた。ビフテキ3ポンド!!! ロンバート大佐は娘とかにすごい甘そう。雪風の「わたしを信じろ」とか、零が雪風を疑わずに真意を理解するところとか、1作目とは全く違う意味でドキドキしたし、面白かった。
1投稿日: 2012.04.09
powered by ブクログSFものを読んでその世界に浸れる感性を、いつまでも維持したいと切に思う。実用書もいいんだけど、空想の世界にいられる心は維持したいなあ。
0投稿日: 2012.04.04
powered by ブクログ前作よりも、深井零が人間らしくなったように感じました。 ジャムとはなんなのかなどなどいろいろな謎が残ってるのがきになります。
0投稿日: 2012.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作より進化した雪風。進化した零。 そして、二人の関係も変容していく。 零にとっての雪風とは、雪風にとっての零とは。 そして、その存在が垣間見えてくる異星体ジャム。 「われはわれである。」 自分という存在は何なのか その答えは自分で探さなければならない。 そして、自分と向き合い、生きていかなければならない。 これは、特殊戦だけではなく、私たちにもあてはまる。 「われわれは、今できる最善と信じることをやるだけだ。」 自分が生きていくためには、常に思考し続けなければいけない。
0投稿日: 2012.03.05
powered by ブクログさらにはまった。雪風の〈I have control / I wish you luck... Lt.FUKAI〉にやられた~ 「人型アンドロイド」とか「中央コンピュータ」でなく、「戦闘機」に意志があるふうに感じるという設定がいいなあ。ジャムの『我は、我である』も最高!『おまえはだれだ』に対する究極の答えだし。 深井さんの精神的成長も物語の軸で、なんのために生きているのか、に対する答えはたぶん一生かかっても普通はわからないんだけど、深井さんはだんだん自分の周りにも人がいるって分かって、関わらずにはいられないことを知るのだ。「他者とのコミュニケーション」がテーマなのかな。 他者とは人間だけに非ず。異星体ジャムも戦闘機も含まれているところが只の小説と違う。
2投稿日: 2012.02.06
powered by ブクログ2012年2月4日読了。1999年に刊行されたシリーズ第2作。激化する「ジャム」と人類との戦い、人類を認識しFAF組織の中に入り込み始めたジャムの変化を前に、人類側もまた分裂し、戦いはさらに混沌としていく・・・。「自分」と「ジャム」の存在がリアルで、自分たちを理解しない「地球/日常」との阻害を主人公が感じるのが前作であったが、この作品では人間もジャムもコンピュータも交じり合い、「何のために闘うのか?」という答えすら、容易に出せない状況に登場人物たちは陥ってしまっている・・・。各作品の書かれた時代の「リアルな問題意識」が小説に反映されているからなのだろうが、これだけの自問自答・真摯な問いかけがSF小説を1作書くために必要とは・・・我々は恐ろしい時代を生きているものだ。絶対的な物語という存在が信じられなくなり、あいまいな「幽霊」が立ち現れる物語が「神」について語らざるを得ない、という逆説は面白い。
1投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログ泣いたよ。普通の人は泣きそうにない箇所で…。でも、これからどうなっちゃうのって所で終わっています。でも、不思議にこの話しはここで終わっていいようにも思えてしまう。
0投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログハードSFシリーズ,戦闘妖精・雪風の第二弾. ジャムとはなんなのか,移り変わる雪風と深井大尉との関係,大きく動き始める戦局などボリューム満点の内容になっています. 神林長平らしいSF考もきちっと散りばめられ,読み応えがあります. 若干,前作と話の傾向が変わっていますが,SF好きにはたまらない一冊だと思います.
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
※ネタバレです 前作(第一作)のラスト、色々な意味で大ダメージを受けた主人公零くんのうじうじモードから前半スタート。零くんだけではなく、他のメンバまでうじうじとする。しかし、このうじうじゾーンを抜けたあとの一気呵成な展開には手に汗を握って読み進めた。また、途中の雪風の覚醒には興奮を覚えた---いや覚醒というのは正確ではない、もともと雪風が培ってきた意識を零に向かって人間の言葉で伝えてくるシーン、にである。前半部の人間達のうじうじがあってこそ、この雪風が自己の意思を伝えてくるシーンが響く。 ラスト、ここで切るかあああああああ!!!の絶叫と共に本を閉じる。とはいえ雪風が空を切り裂いていく描写には胸が震えて止まらなかった。早く三作目を読まねば。(リアルタイムに読んでいた方は、10年待ったんですね・・・。) 前作からの「人間とは何か」「自己存在とは何か」「生きるとはどういうことか」といったテーマに対する深い洞察は引き続き堪能した。さらにここへ「愛とは何か」が加わるのだから、にくいにくい。 なお、「うじうじ」と表現してしまったが、彼らの悩みは彼らの人物設定ならではのものばかりであり、結果として登場人物達の理解が一段と進んだことを申し添えておく。
0投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログ前作に引き続き、非常に読み応えのある作品でした。 ジャムはいったい何者なのか。どのような存在なのか。 そのとらえ方によって、こちらの取るべき対応、あるべき姿が千差万別であるのが、人間のおもしろさや人間らしさといってものでしょうか。 そして相手は何者かという問いが、翻ってわれわれ人間は何者か、という問いにも繋がってくるのが面白いところです。 しかし本書はいよいよ本番、というところで終わっているので、続巻を手元に用意してから読むほうが良さそうです。
0投稿日: 2011.11.11
powered by ブクログ雪風続編。深井零と雪風の変化、そして周囲・状況の変化。中盤の世界との関わりについての考察(?)はやや中弛み感があるものの、それがあってこその終盤の勢い。まさに戦闘機の滑走路のような展開。
0投稿日: 2011.09.29
powered by ブクログ続編。 前回とは少し異なる形で、思索が深められている。前回は生きているとは何か、というテーマだったが、今回は意図、行動、コミュニケーション、インターフェースなどが大きな意味をもっている。 新しく出てきたキャラクターも、しっかりと書き込まれていて、好感がもてる。 終わり方も大変よかった。雪風かっこイイ!
0投稿日: 2011.08.06
powered by ブクログ再読 奥付は2001年になってるから、初読からもう10年経つことになる 内容はかなり忘れていたが、今読み直しても十分面白い。
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログ本当に面白かった。シリーズ作品なのだが、前作を超える疾走感にスケール感、そして深まった世界観。ぜひ2作とも読むべき作品。 特に中盤以降に出てくる、各種のシステム(人格シュミレートソフト?戦闘機に搭載されている仮想PCなど)は10年以上前に書かれたとは思えない作品。今後の戦闘機/戦争は、此の様な情報戦になるのだろうな、と思わせる精密度。素晴らしい出来栄え。 もう一つの見所が、存在論と認知論を絡めた哲学議論も好き。これまで正体不明、コミュニケーションが一切取れなかった敵が初めて人間に興味を示し交信をした時の人間の哲学的な反応。しかし哲学的な議論が戦闘の最前線で起こる訳もなく、一先ず目前の敵や危機をどうやり過ごすかにしか注目が集まらない。そういうリアリティも含めて非常によくできている。 とにかくSF、戦闘機ものだからと言って喰わず嫌いして欲しくない一作。お勧めです!!
0投稿日: 2011.07.24
powered by ブクログ再読。 やはり結構内容を忘れていた…。 初めて読んだとき、何だか難しく感じて内容が良く分からなかった。 今回改めて読んでみて、難しいとは思わなかったがやはり良く分からなかった…。(読み方に問題がないわけではないけれど) もう一度、ちゃんと読む必要を感じつつ…。
0投稿日: 2011.07.11
powered by ブクログ高度にテクノロジーが進化し、複雑な事象を 制御している現在、人間が「必要な存在なのか」 「必要な存在であり続けるためには どうあらねばならないか」を考えさせられます。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログ基本的に純文学至上主義ですが、これは…!と思った作品です。 この作品の本質は単なる機械と人間の対比にありません。 例えば「意識」とは何か? 自己学習機能のあるコンピューターは意識を持っていると言えるか?自我を持っているといえるか? 「自我」とは何か? 「現実」とは何か? 「生命」とは何か? 人はなぜ生きるのか? …と根源的な問いが立て続けに噴出してくるのです。 これは素晴らしい作品です。 大衆文学を軽蔑する人にも薦めたい。こういうスタイルもあるのだと、視野が広がりました。
0投稿日: 2011.06.23
powered by ブクログ「戦闘妖精・雪風」の続編、設定が解りづらいので、「前作」などの予備知識があった方が良い。 戦闘妖精といっても、戦闘美少女とか、戦う姫君のノリではありません。雪風は作中では機械知性体と呼ばれ、所謂AIである。 戦略偵察機の中枢を担うコンピュータプログラムであり、自己保存のために自機撃墜の際に、他機のコンピュータに自己を転送して乗り移った。 未知の敵JAMが、機械知性体「雪風」に接触し、またその理解のために、パイロット深井零への接触をも試みる。そして、JAMと対峙する過程で、零と「雪風」との関係は、単なるパイロットとその相棒とか、恋人とかではなく、もはや一体化した機械知性と人間との複合生命体として認識されるものなのだというあたりの件が興味深い。 人間と機械との関係、さらには人間と機械との境界とはなにか、両者の融合した姿は人類の将来を予言しているのかなど、色々思いを馳せるきっかけになる。 本作では、敵JAMとの戦いは完結しない。第3部となる続き『アンブロークンアロー』も読まねばならぬようだ。
0投稿日: 2011.04.22
powered by ブクログ最初の方の会話文に白けてしまったが、ストーリーは先を読ませたいと思わせるもので、そのうち先を読みたくてしょうがなくなった。不可知戦闘領域での言葉の運び・テンポは、極限状況をうまく表現している。その後のジャムの大攻勢のところでは、思ったより量的にあっさりだったが、特殊戦のメンバーのレベルからFAF全体のレベル、人からコンピューターからジャムからが入り乱れる雰囲気が出ていてよかった。 前編があるのを知らなかったが、この続編だけでも満足。
0投稿日: 2011.04.15
powered by ブクログ雪風シリーズの第2作 前作の直後からの物語です。 「静」の前半に対して後半は「動」を超えて「激動」とでも言うべきスリリングな展開に,読み進むごとに引き込まれていきました。 最後は「ぅおーい!そこで終わるんかーい!!」って感じ(笑) やるねぇ。次読むしかないじゃないか。
0投稿日: 2011.03.27
powered by ブクログ特殊戦のジャム論がいろいろ楽しい。零の心神喪失→覚醒→戦線離脱→現場復帰に伴う成長、成長する以前の主人公にそっくりの新しい相方の登場、頼れる上司と和み系の面々(エーコさんとかバルームさんとかピボットさんとか他の特殊戦メンツとか)、あと駄目上司の粛清・クーデター……と王道要素が盛られていて読んでいて幸せでした。しゃべる雪風可愛いよ雪風。戦略コンピューターと戦術コンピューターも可愛いよ。
1投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ一作目を同僚から借りて続きかあるという事で、2作目へ。 年末年始のペナンにもって行ったが。。。 展開がこうなるかって感じですね。
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログ600ページという厚みを持った世界で、このシリーズらしい空気が存分に発揮されている。 機械知性体と対話を進めていく過程が興味深い。まるきり違う、それこそ生きている世界が違うと言えるほど異なる価値基準で存在しているものと分かり合うために尽力する、その真摯さが一番の感動ポイントではないかと。 他者理解、自己理解、相互理解ーー戦いを描く作品には、やはりこのテーマが鍵になると思う。
0投稿日: 2010.08.21
powered by ブクログ「新雪風」「コンピュータ」「変化」。零の成長が著しい。鏡はよかったな。まさか零に笑わされるとは思ってもみなかった。彼は本気なんだろうけど…(笑)
0投稿日: 2010.08.05
powered by ブクログ手に汗握る一冊とはまさにこの本のことを言うのだ。 雪風が零を個人名で呼び始めるシーンに驚き、死んだはずのバーガディシュ少尉が出てくるシーンに震え、ただ「われはわれ」であると宣言するジャムの圧倒的な存在感に絶句する。
1投稿日: 2010.07.15
powered by ブクログ人間→戦闘妖精への思い入れは切ないというか、もし無機質が思考出来たら「なんじゃこのでろでろで腐り易い安定しないものは我にしがみついてくるのか」とか不可解〜とかしてスルーしたいけど我の上に座ってやがるしな気分かも。
0投稿日: 2010.05.26
powered by ブクログジョナサン・ランコムが好き。出世は上手くないけど、人柄の良さが滲み出るような男性はかっこいいですね。
0投稿日: 2010.05.21
powered by ブクログ本書は、ジャムという正体不明の異星知星体を通じて、 人間とは何か、機械とは何か、 存在するとはどういうことかを問う哲学書である。 あるいは、全く新しい恋愛ストーリーと読むことも不可能ではない。 特に前巻の壮絶なラストを思うなら。 この物語はどこまでいくのか。 とにかく、早急に第三部を読みたい。
0投稿日: 2010.05.18
powered by ブクログ深井中尉と雪風の心のせめぎあいがとてもわくわくしてページをめくるのが止まりませんでした。中途半端なところで終わっているので次の展開に期待です。
0投稿日: 2009.11.17
powered by ブクログ声あるものは幸いである。 スタニワフ・レムより付き合いやすいから。 雪風シリーズは現在第3部まで出現している。 衝撃的なラストの「戦闘妖精・雪風」、最先端の「アンブロークン・アロー」はそれぞれ傑作と呼び声高い。 けど、もし3本の中からひとつ選べと言われたら? 俺は2本目、「グッドラック」を選ぶ。一番「会話をしている」と思うからだ。 雪風が、1作目がセカイ系の先駆であるという論旨はよく見かける。まぁ確かに「セカイの危機」を相手に「戦闘ヒロイン」と「ぼく」がなんちゃら〜というプロットは、確かにセカイ系まんまではある。 ・・・というのは嘘。もしくは間違いだ。 本作を、もちろん1作目もそうだが、とにかく読めば雪風がセカイ系「ではない」などということは明白だ。別に雪風が零を捨てたことを言っているのではない。そうではなくて。 ジャムは人間とコミュニケーションをとろうとしている。 雪風はヒロインじゃない。 そして零は、無力ではなくなる。 ジャムは確かに得体が知れない。そもそも概念的に得体などというものが(少なくとも今の人類には)理解可能なのかどうかも怪しい。 でも、それはジャムにとっての人類も同じことだというのが本作で明かされる。そしてその時点でジャムは「あきらめない」。 ジャムは真剣に人類の得体を知ろうとしている。そこにあるのは惑星ソラリスのような不条理ではない、もっと必死さに溢れた、自身の存在がかかっているらしい戦いだ。 ジャムは「セカイの危機」でも「危機を演出する舞台設定」なでもない。ジャムはジャムだ。そこに勝手に存在するもの。人類とは別のもの。敵、だ。危機に陥ってるのはセカイじゃなくて人間なのだ。 雪風もそうだ。雪風はヒロインではない。「きみ」ではない。(実は「彼女」という表現もアウツだ。戦闘知性に性別なんか無いじゃん) 雪風はそこに勝手に存在し、人類とは別のもので、自身の残存と敵の殲滅を目的として飛んでいる。 ヒロインなどという人間が与えうる役割なぞ持たない。それはまさに雪風には「関係がない」事象だ。 関係がある事象なら、雪風は積極的に関わる。一度は捨てた「生体ユニット」を、戦術・戦略の変化でひょいと「再装備」するあたりがその象徴だ。無関係なもの/邪魔なものは排除する。有益なものは共生する。 生き残ることに純粋。純粋でなければ即死する領域で育まれた知性。相手のジャムは手強いのだ。 だから1作目で零が放棄されたのは当然の帰結だった。零はなにも見ていなかった。なにともコミュニケーションを取ってはいなかった。 それは、それでは存在していないも同然だ。この「真剣しゃべり場 知性代」で発言と視聴をしないヤツはデッドウェイトだ。すぐに消される。 だけど零は生還した。それは、もう一度このコミュニケーション戦争に参加するチャンスを手に入れたことに他ならない。もちろんジャムはおろか雪風とさえ会話しなかった零は、そのことに気づかなければまた消されただろう。 でも、大丈夫だった。気づいたのだから。そこから先は自分の存在を賭けることになっていく。 つまるところ、ここにいるのは君とぼくだけではないし、ぼくは君とは全く違う存在なのだ。 そしてここ、フェアリィ星は、異存在同士が殴りあうリングとして機能している。 相手の存在を知覚すること。自分の存在を知覚させること。それらが戦闘として処理入出力されるリング。 ゴングは1作目ですでに鳴っていた。けど、選手紹介をみんなで再確認する必要性と、各選手に聞こえやすいようにもう一度ゴングを鳴らす必要性があった。それがこの「グッドラック」なのだ。 相手はソラリスなんかじゃない。「話のわかるヤツ」だ。それが最大の弱点であり、また最も危険な武器でもある。 そしてそれはお互い様なのだ。 余談・・・ ラストがガメラ3と似てると思うのは俺だけ? 俺だけですかそうですか。
1投稿日: 2009.09.25
powered by ブクログ雪風シリーズの続編。 スーパーシルフを失い、零が廃人状態になるところからスタートする。 自身を守るべく雪風が『人格』を移植した新型無人機が発見する驚愕の事実とは? 前作を大きく超えたストーリーとそのボリュームに酔いしれろ!
0投稿日: 2009.08.25
powered by ブクログ戦闘妖精 雪風 の続編。 いやぁ、登場人物が増えてますます面白くなってきましたねぇ♪ 微妙に零が精神的に成長している気がする(’’ )
0投稿日: 2009.08.05
powered by ブクログ2007.5.28に読破。 スピード狂なので戦闘機の疾走感(?)が最高。続編を執筆中だとか…。もしもココで終わってしまっていてもイヤな感じはしない最後。
0投稿日: 2009.06.18
powered by ブクログ続編のことを知った時は(SFマガジンから離れていた頃) 夢かと思ったけど、ちゃんと出た(当たり前だって) 単行本も買ったのに 文庫が出たら、やっぱり買ってしまったという・・・。 キャラクタの中では苦労性?のブッカーさんがお気に入りです。 零はもう・・・別格。
0投稿日: 2008.11.16
powered by ブクログ軍医フォス大尉、雪風新フライトオフィサ桂城少尉をレギュラーに加えた、前作「戦闘妖精雪風」の続編である。 無印(読んだのは「改」ではあるが)は徹底的に突き放した印象があった。前作に比べると登場人物の描写が距離的な意味で近いと感じる。未知の存在であったジャムをそのままにした前作に対し、未知の存在を理解するべく動く物語、そのアプローチの違いによる文体の表現の差だろうか。あくまでも個人的な感想、感じ方だが。 ともかくも、続編である。前作を読んだのであればひと繋がりの世界だ。我は、我である。この言葉が重い。
0投稿日: 2008.09.25
powered by ブクログジャムとは何か、人間とは何か、では「我」とは? 読みながら思わず内省してしまった。前作を読み終えた後からは随分間が空いてしまったけど、 もっと早く読んでおけば良かった。私的には前作より読み易かった。 零の変化、エディスの心理分析、「地球人」と「フェアリィ星人」、桂城を通して見つめなおした己、ジャムとの邂逅。 見所は随所にあったけれども、やはり雪風との交流が一番痺れる。意思が通った瞬間の、不可知領域でのすれすれの、 零の幸福は多分彼にしか分からないだろう。 キャラクター一つとっても魅力的。クーリィ准将ってこんなに勇ましい人だったのか…。 雪風は、あえて汚すなら、現代的な萌用語でのツンデレ。きっと。 理想的とは思わないけれども、これは本当に零と雪風の愛の記録だと思った。
0投稿日: 2008.08.16
powered by ブクログとりあえず一言。雪風が可愛い!あと、零さんがえっらく丸くなっててどうしようってカンジですかね。ほら、アニメから入ってるから、ワタシ。3部が早く文庫になって欲しいです。
0投稿日: 2008.05.31
powered by ブクログいよいよ風雲急を告げる、異星体JAMと人間と 雪風の関係。 (戦いというよりも関係というほうがふさわしいように思う) 深井が雪風に片思いしているのを見て楽しむ本でもある。 早く第三部が単行本化することを願ってやまない。
1投稿日: 2008.05.17
powered by ブクログ零さん成長。でも調整って言ってしまう零さん。 桂木さんの肝のすわりっぷりが素敵。 しわしわばあさんが女傑に変身。 で、エディス邪魔なんすが、個人的に。 あー何度読み返しても雪風かわいいよ雪風。 第3部正座して読書中。早く続きを!
0投稿日: 2008.02.22
powered by ブクログ戦闘妖精・雪風(改)の続編。 シリーズ色として極限状況での人と機械の相克をテーマにしています。雲引くドッグファイトが繰り広げられるアクションではなくSFです!
0投稿日: 2007.05.02
powered by ブクログ戦闘妖精雪風<改>の続編。 世界を受け入れた零が、どのように変化したのか、前作を片手に読み比べるのも楽しい。 淡々と語られるストーリー、こことは違う場所、けれど実はそれはすぐ傍にある。気がついてないだけで。早く気付け。
0投稿日: 2007.01.29
powered by ブクログ戦闘機械と戦闘人間の話 基地の除雪部隊の話が結構胸にぐっときました。 ラストがすごかったけれども続編があるらしいです。 現在SFマガジンで連載中とのこと
0投稿日: 2006.12.10
powered by ブクログまさか続編が出ようとはッ!?雪風が連載された当時からSFマガジンを買い始めた自分にとって、続編が読めたことは至福となった1冊。
0投稿日: 2006.09.12
powered by ブクログ傑作『戦闘妖精・雪風』の続編。前作よりもエンターテイメント性は強いでしょうか。あくまで機械でしかない雪風が何とも人間くさく愛しく感じられるのは主人公・零の心が開けてきたせいか。何度読んでも飽きるということがありません。ラストが憎…。
0投稿日: 2006.09.08
powered by ブクログ淡白。淡白だから怖い。それでわかりやすい。これは神林長平が危惧している未来の形だ。 それは別にしても、主人公の戦闘機雪風への片思いが実ってよかった。すごい可愛いシーンだった。雪風にGood luck!って言われて深井が驚くのですが、私も驚いた。 最後もほんと良かったな、と思います。星5とかでで表現しきれない。
1投稿日: 2006.02.26
powered by ブクログ気持ちはわからんくもないけどそれもすごいぞと思わせる少佐の執着からはじまるグッドラック。 零の状態を気の毒がればいいのかただ眺めておけばいいのか。 雪風のパーソナリティがぐっと魅力的に感じられるようになりました。零との遣り取りがもどかしくもあり心地よくもあり。痒いところに手が届かないようでいて胸を梳く読み心地が好きです。
0投稿日: 2005.12.15
powered by ブクログ前作よりも読みやすく感じたのは、主人公の精神面の変化のおかげで、感情移入し易くなったんだと思う。 ただ、敵の認識の深化と加速する展開の中で、主人公のそれがどうした、俺には関係ないと言うきめ台詞がすごく浮いてるというか、芝居がかって聞こえる。最初はかっこよかったんだけどなあ、微妙にキャラ変わっちゃってるのも影響してるんやろなあ。
0投稿日: 2005.09.14
powered by ブクログ今のところ雪風完結編。前作より文字数も展開も格段にスケールアップしています。この読後感はたまりません。
0投稿日: 2005.05.29
powered by ブクログ雪風の続編です。こちらのほうが前作よりもテンポもノリも良いように感じました。相変わらずなんてかっこ可愛いんだ雪風よ……。
0投稿日: 2005.05.18
powered by ブクログ戦闘妖精・雪風のシリーズの2。私はこっちが好き。 ストーリーテラーならぬシチュエーションテラー神林長平の代表作。体言止め多用の文章も歯切れ良く格好良い。 ラスト一行にも痺れます。
0投稿日: 2005.05.09
powered by ブクログ突如出現した超空間通路によって、地球への侵攻を開始した未知の異星体、ジャム。地球防衛機構を設立した人類は、超空間通路の彼方に存在するフェアリイ星に、実戦組織「FAF」を派遣…。84年刊「戦闘妖精・雪風」の続篇。
0投稿日: 2005.01.16
powered by ブクログ一度は読んでおかなきゃならない、SFの名作。 SFじゃないんだ、哲学なんだ。 アニメじゃないんだ、言葉なんだ。 御託はいい。読むんだ。考えるんだ。そして識るんだ。
0投稿日: 2004.09.28
