
総合評価
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powered by ブクログ?家族?をテーマにした短編集。私にとって、読んでジーンとくる作品ばかりでした。特にイジメを扱った「セっちゃん」は泣きました。
0投稿日: 2006.03.12
powered by ブクログ「F」ってそういう意味なのね。 あとがきを読んで初めてわかりました。しかし、その意味はこの7篇にきちんと説明されていました。心地よく絶妙に。重松氏の小説に対して、やはり、私は息子にも親父(オヤジ)にもならないから、疑問に似た憧れを抱きます。おそらく、女にとってのビタミンFのあり方は少し違うのだろうな、とも思いました。もう少し歳をとってからもう一度読みたいです。
0投稿日: 2006.02.15
powered by ブクログなんて切ない物語なんだろう。 後悔や苦しみを自分の身体で受け入れて、それをプラスに変えていくということがすごくナチュラルに表現されていていい。 普通に誰にでもありそうな話しだと思った。
0投稿日: 2006.02.09
powered by ブクログ日常を描いた短編集。忘れかけていた気持ちや思い出を思い出させてくれる作品です。色々な気持ちのたくさん詰まった各作品は、短編なので読みやすく大変オススメです!
0投稿日: 2006.02.06
powered by ブクログ直木賞を受賞し、何かと話題になったこの本。「ビタミンのように効く本」をテーマに執筆されたそうですが、・・・な、何というか、リアル・・・リアルなんです。どこの家庭にもありそうな問題がゴロゴロ。10代向けの読みやすい本と紹介されていたのですが、どちらかというとこれは30代、40代になってからまた紐解きたいかもしれない。絶対今よりも共感できる部分があると思います。片腹痛い小説でした。
0投稿日: 2006.02.05
powered by ブクログ父親という立場に立った事がないから苦悩を理解できるかといわれたらできないという事になるが。 父親の家庭への無骨な愛がわかるそんな本
0投稿日: 2006.01.29
powered by ブクログ初めて重松清の作品を読んだけど、なんかすごい知らんけどわかるような感情の部分を伝えるのがうまいなって思った。 ハッピーエンドじゃないけど暗くない終わりはいいなって思った。感慨に浸れる。
0投稿日: 2006.01.17
powered by ブクログこれまた面白い。 最近当たりばっかりやなぁ。 基本的には40代に差し掛かる中年男性の短編集。みんな老いを迎えつつ、急速に分からなくなっていく子供、昔とは温度差が出てきた妻、年老いていく親など起こりえそうな問題をかかえたおっさんの話。 これがまたリアル。 話は悲惨な終わり方でなく、後ろにも書いてあるように「がんばろ」って思えるようなものが多いけど、それでもなぁ。 実際に40代に差し掛かるときに読んだらマジ凹みしそう。 むしろ今の年で読んでおくべきものだったと思います。 女の人がこれを読んでの感想は男のものとはちょっと違う気がする。 父であり、一家の大黒柱であることを求められ、また息子であることの物語やしね。 それにしても重松清はうまいっす。
0投稿日: 2006.01.15
powered by ブクログ直木賞受賞の短編集。父親の視線からみた家族の物語。どれもスパっとした終わりではないけれど、ちょっとだけ元気が出たり、心が温まるサプリメント的な作品。
0投稿日: 2006.01.14
powered by ブクログ2006年最初に読んだ本。 最初に重松清というのもなんだかなあ。 でも、年齢的に近い主人公で親近感。この人うまいねえ。
0投稿日: 2006.01.03
powered by ブクログ中年の方のいろいろを描いた本。日常を今日も頑張るかーという気にさせてくれる。読みやすく、しかしいろいろ詰まった大変おいしい一冊。
0投稿日: 2005.12.03
powered by ブクログなんか、毎日頑張っているんだけどそれに疲れたり、なんか目標がいいのかわからなくなったりとネガティブな時におすすめ。登場人物の年代は違うけど、へこむとこういう気分になるよな〜って共感できる!! なかでも、オススメなのが「セッちゃん」親子が相手を傷つけないように気遣いしているのだが、娘がすごいいい子で頑張り屋で自分ひとりで頑張って嘘ついて1人で抱え込んでしまう!! この娘の姿がいい!!うまく表現できませんが、自分に置き換えれれる所もあったりと…電車の中で読んだので泣かなかったけど、自分の部屋で読んだら泣いてたかもっていう本です。
0投稿日: 2005.10.16
powered by ブクログ少し若輩もんの自分が読むには早かったのか、それともビタミンFが足りない年齢になったときにとんでも遅いのか・・わかりません。 「いつ」読むのかが重要な気がします。 すこし、父親にやさしく(笑)になれます。
0投稿日: 2005.10.09
powered by ブクログさやかが生まれたときから、お父さんはお父さんでお母さんはお母さんやったから。大人の視線で家族を見たこの小説は、当たり前のコトやねんけどさやかにショックを与えた。・・・今まで、一杯心配かけてすいません。笑
0投稿日: 2005.09.28
powered by ブクログ初めての重松清作品。これから好きになった。ドラマ一般の「家族」像とは違って、リアル家族にはドロドロしたもんが流れてたり目を背けている部分っていっぱいあるのよね。
0投稿日: 2005.09.27
powered by ブクログ主人公が私の年代ではないので、感情移入って感じじゃないですけど、親はこうなのかな、とか考えさせられます。決して大きくない日常の中の問題が、リアルすぎなくて、でもリアルで読みやすい。
0投稿日: 2005.07.31
powered by ブクログ家族って良いなぁって実感できる。ちょっとつらい話も多いけどお父さんってこう思ってるんだってわかる感じ。
0投稿日: 2005.05.09
powered by ブクログ中年。中途半端な世代が主人公の短編集。家族って何。親って。子供って。回答にはならないけれど鍵を見つけるヒントにはなるかもしれない。泣き笑いの自分を自覚したことがある人には読んでもらいたいな。
0投稿日: 2005.02.06
powered by ブクログ重松清さんの小説です。家族に関する小説です。(ビタミンFというタイトルはふさわしいかもしれませんね)
0投稿日: 2004.12.11
powered by ブクログ直木賞受賞作。新刊のときから読みたかった本が文庫本になり、初めて手にしました。 この本はすごい! 30歳後半から40歳代の思春期のお子さんをお持ちのお父さんならこの本を読むと、確かに「ビタミンF」が補給される思いになるでしょう。はたして女性は、どんな目でこの本を見ることが出来るのだろう。私としてはとっても興味があるところです。男の私から見ると、女性の方が賢く、父親はどんどん立つ場所がなくなっていくような・・・(笑) そんな日常を、鋭く捕らえている短編集です。 でも、この本にある7編共に、独特のハッピーエンドなんです。けっして「めでたし。めでたし」ではないのだけど、ほっと、一息つけるような現状の中での光を見る思いです。2003.7.23
0投稿日: 2004.12.07
powered by ブクログ重松清の「ビタミンF」。 バイト先の子が貸してくれました。 読んだら凹みますよ、と(笑)。 なんというか、リアルですね。 話の内容がリアルってわけじゃなくて なんというかこう 人生って起こってしまったことは 良いことでも悪いことでも 受け入れる以外に方法はないんだっていう その感じですかね。 主人公たちは悩んだり思い出したり いろんな方法を取りながら 今を受け入れていくしかないんだなと そういう感じになっていくのです。 僕はこういう本はすごい好きですね。 村上春樹なんかもそうですけど 読んだことによってどこにもたどり着かない感じ(笑)。 まぁ善悪白黒正誤で世界は成り立っていないということですね。 曖昧なものを曖昧なままで受け入れる心構え。 そういうものも必要だ、ということです。
0投稿日: 2004.10.17
powered by ブクログ子供を思う親の心のうち、そして家族の形を繊細に描いた7編です。戸惑いやあせり、失望を面に出してはならない「親」という身分の不自由さなど、普段の生活のなかの「禁句」を言い当てられてる気がします。
0投稿日: 2004.10.13
