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安全のカード
安全のカード
星新一/新潮社
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総合評価

18件)
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    《紹介》 青年が買ったのは、なんと絶対的な安全を保証するという不思議なカードだった……。悪夢とロマンの交錯する16のショートショート。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    ショートショート小説集。この人の本を読むのは2冊目だ。以前読んだ「マイ国家」と比べて1話ずつはやや長め。それでも短くスパッとまとまっている。 題材は超常現象的なものが多い。そしてオチは相変わらず予想しているのとは違うところに着地するが、やや分かりづらい。 そんな中で「業務命令」という作品は現代の仕事に置き換えてみると、「あながち大げさな話でもない」と思えた。全く意味のない仕事を命じられて日々こなす主人公。しかし上司はそれを「確実に役に立っている」といって評価する話。実際の企業の仕事でも、周囲や他社から見たらこんな感じに映る仕事があるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    安心できる要素は。 人それぞれ対価は違うとはいえ、不幸を避けることが出来るのならば誰だって欲しいと願うだろうな。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    よいフォーマットだ。ショートショートにしては長いけど読みやすい。 型もなんとなく掴めたからいいスピード感で読める

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    面白いです! この世界は星さんにしか書けないと思います。あとがきにも書かれていましたが、星さんがデビューして年月が経った今でも星さんを超えるショートショートは出ない。それは星さん自身も分からぬことだそうだ。 また、こんなにも想像に富んだ作品を書かれているのにご本人は一度も神秘や怪奇体験をしたことがないことに驚きました。 息抜きにピッタリの一冊です☺️

    12
    投稿日: 2024.01.31
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    星新一にしか出せない不気味で不穏な読後感がやっぱり良い。星新一沼にハマるには充分な一冊。 「過去の人生」と「幸運な占い師」が特に好き。

    0
    投稿日: 2022.08.18
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    とにかく、世の中には未知な部分が、まだまだあるのです。(あとがきより) 「業務命令」なんか、多分どこかで実際にあると思う。

    3
    投稿日: 2021.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題作と「ポケットの中に」が秀逸。星新一作品に出てくるガジェットは、ドラえもんのひみつ道具に似た蠱惑的な魅力があるが、必ずブラックなリスクが仕込まれているのが面白いところだ。

    1
    投稿日: 2021.09.07
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    読んだことがある人が多いと思う。 星新一さんの著書です^^ これまでも結構読んでると思うのですが、全部は把握できてないので本屋さんで見かけて、あっこれ読んでないかもって買ってしまいました。 けどときどき忘れてて、帰ったらあったってこともよくあります(笑) これはまだでしたw さすがショートショートの神様、1話1話が短いのですごく読みやすく、以前は少し重い書物を読んだ後などによく読んでましたね。 星さんの小説は基本的にはSFなんですが そんなかしこまったのではなくて、どちらかと言えばアイデアノート的な そう 『ドラえもん』 のような感覚・・・ いや それよりもブラックユーモアが入ってそうなので 『笑うセールスマン』のような感じですねぇw さすがお父さんが星製薬の創業者・星一さんだからかなぁ やたらと(ある薬が・・)とか(ある装置が・・)とかと怪しい薬や発明が登場します。 それに星さんの作品には名前が登場しません。(私の知る限り) 登場人物は○○青年や○○営業マン、もしくはエヌ氏やエフ氏などで登場するから名前を覚える必要がないので、それも楽かもしれないですw 今回のも16話のショートショートで面白かったです.。 1000話以上あるそうなので まだまだ読んでいないのもあるはず、また見かけたら読もう !(^^)!

    1
    投稿日: 2018.08.16
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    星新一作品は古本屋で見つけ次第買うようにしているので、自然と手に取った一冊。悪魔やタイムスリップ、近未来の生活などテーマに既視感を感じてくるくらいには星新一作品に触れているつもりだけど、飽きは来ない。むしろもっと読んでその鋭い視点、考え方を学びたいと強く思う。本作で気に入ったのは、"業務命令"。実際、この世の中も役に立たないことやする意味のないことで成り立っているような気がしてならないし、やはりそこに目を付けた著者がすごい。亜流が生まれないのも納得する。

    2
    投稿日: 2018.07.01
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    出勤、あの女、安全のカード、が面白かった。 久しぶりに読んだ星新一。どれも発想が面白くてすごい、と思うけど自分が面白いと思うかどうかは結構ばらつきがあるなと気づいた。 まぁ千編書けば、そうなりますね。 盗賊会社とかなつかしいなぁ。

    1
    投稿日: 2014.12.02
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    好きなときにさくっと読めるお手軽感が好きです。 星進一さんの作品は独特な世界観がたまりません。ちょっと不思議で、種がわかったときに「ははあ」としたり顔をすることができる、大人も楽しめるお話がつまっています。

    1
    投稿日: 2014.03.29
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    「安全のカード」3 著者 星新一 出版 新潮社 p12より引用 “「わたしは、手相のほうはわからないのです。霊感のひらめき が、専門なのです。そして、びしりびしりと未来がわかるという たぐいでもありません」”  ショートショートの代名詞とも言える著者による、短編作品集。  夜中に突然親友が来る話からとある翻訳家の話まで、いつもの ショートショートより少し長めの話が収録されています。  上記の引用は、とある占い師の一言。 ひらめきだけで人からお金をもらうとなると、かなり難しそうで あまり繁盛していなさそうです。  いつもながらトンチと皮肉の効いた話が盛り沢山ですが、少し 長めなのでいつもの話の長さに慣れていると、違和感を覚えるか も知れません。 ーーーーー

    1
    投稿日: 2012.06.03
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    普通に暮らしていると思っていたら、ふと気がつくと大きな力に巻き込まれて意のままに動かされている。そのような、ふとした時に感じる世の中の不安を描いたような話が多かった。時代が変わっても古びない面白さは、さすが星新一さんと感心する。

    1
    投稿日: 2011.12.10
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    青年が買ったのは、なんと絶対的な安全を保障するという不思議なカードだった……。悪夢とロマンの交錯する16のショートショート。

    0
    投稿日: 2007.05.23
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    ショートショート16篇   頭痛  親友のたのみ  過去の人生  人員配置  めぐまれた人生 出勤  会員になって  幸運な占い師  雷鳴  安全のカード あの女  ポケットのなかに  業務命令  問題の部屋  メモ 声が……

    0
    投稿日: 2007.04.09
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    星新一さんご自身があとがきに書かれているとおり、この本に収められている作品は、ショートショートとしては、長めの作品が多いかもしれません。 しかし、まさしく星新一作品であることは疑いようがない「らしい」作品が並んでいます。

    1
    投稿日: 2006.12.04
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    親が突然くれた本。短い話(ショートショート)が16書かれている。感覚的には世にも奇妙な物語って感じかな?

    1
    投稿日: 2006.10.16