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月光
月光
誉田哲也/中央公論新社
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総合評価

186件)
3.2
15
52
66
33
10
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    解説にもありましたが、この本の評価は読者の性別、年齢等々、大きく分かれると思います。 誉田さんの作品は、私も好きな「姫川シリーズ」をはじめ、性描写、暴力描写がリアルすぎてちょっと…、と思う部分が… この作品も性描写の部分は飛ばして読みたくなったりもするのですが、それでも途中で読むのを止めようとは思わなかった。 高校生だった姉の事故死を不審に思い、姉と同じ高校に入学してまで、その真相を突き止めようとする結花。 その選択は正しかったのか… 知らなくても良い真実。 知らないほうが良い真実。 それを知ってしまったら…

    5
    投稿日: 2017.08.21
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    うーん。なんとも救いがない話だった。 ちょっとしたボタンの掛け違いで、こうもたくさんの不幸が落ちてくるのかと思うと、つまらないことでも大切に生きなきゃと感じる。

    0
    投稿日: 2017.07.26
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    前半はおぞましいというか、残酷というか、目を背けたくなるシーンが満載。 後半はいろいろなことが明かされて行く中で、、どんどん辛く苦しい展開に。。 読後感も悪く、なんか、しんどくなった。。 でも、瞬って奴が猿とか呼ばれてたのに、なんでモデルになれたのか、、うーん、、納得いかない。。

    1
    投稿日: 2017.06.13
  • 誉田氏作品、初級編?

    事故死したとされる女子高生の妹、同級生、先生と 3人の視点で物語は進みます。 謎解きを楽しむタイプの小説ではなく、 登場人物の心情や人間の善と悪の部分に焦点を当てた作品です。 どれが善でどれが悪かは置いといて。。。 【月光】が効果的に使われ、作品内のコントラストを際立たせています。 誉田氏の作品にしては描写がそれほどきつくなく、 多くの方に読んでもらえると思います。

    0
    投稿日: 2017.06.06
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    BOOKデータベースにR18と表記されているように、性的描写に一部過激なところもあり、読んでいて辛い場面もあった。 多忙でほとんど家を留守にしている妻。 名ばかりの結婚生活を送っている音楽教師・羽田は、ある日教え子である野々村涼子と恋に落ちる。 それはある意味では純愛とも呼べるものだったのだろう。 教師であっても人間だ。 けっして聖人君子ではない。 それでも、大人の男としての最低限の気配りは必要だったのではないだろうか。 学校内で関係を持ち、涼子を愛していると自覚しながら自らが離婚しようとはしない。 常に受身で、ただ流されているに過ぎないように見えた。 大人として、教師として、妻帯者として、少しでも配慮する余裕が羽田にあれば、二人の仲に気づかれることもなかっただろうに。 地獄のような苦しみを涼子が味わうこともなく、まして死ぬこともなかった。 最後に森川刑事が羽田を訪れる場面。 刑事としては褒められる行為ではないだろう。 それでも、やはり森川刑事と同じことを羽田に言いたい。 「あなたが何も知らないというのは…他人事ながら、私には納得できない」と。 誰にでも生まれてきたことに何らかの意味がある。 涼子はその短い人生の生き様で人としての優しさ、強さ、そして許すということの難しさと大切さを結花に残していった。 菅井は最期まで涼子の秘密を守り通し、涼子が守ろうとしていた結花を守って逝った。 そして羽田はピアノの世界に結花を連れ戻した。 ミステリーではあるけれど、恋愛小説でもあり、ひとりの人間の持つ複雑な心理を描いた物語でもあった。

    5
    投稿日: 2017.04.22
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    明るく人受けのいい女子生徒、涼子がバイクに撥ねられて死んだ。 なぜ?しかも涼子とは何の関係もない場所で・・・ しかもそのバイクを運転していたのは同級生・・・偶然にしてはおかしい。 妹の結花は姉の涼子はなぜそんな場所で事故で死なないといけなかったのか真相を探る。 誉田さんの作品は非常に読みやすくて頭の中に入りやすい。

    2
    投稿日: 2017.03.05
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    誉田哲也の得意ジャンル「青春」と「サスペンス」を融和させたようなテーマ設定。 話の展開に特異性はないけれど、残虐さをちりばめた誉田イズムの表現は、 なんだか芸術的な完成度を見せる。 もう少し内容をひねっていれば、と少し口惜しくなった作品。

    0
    投稿日: 2017.02.26
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    誉田哲也の「読みやすさ」と「引きこまれ感」は、いつもの通り。 ただし・・・、かなり胸糞悪くなる物語であるのも確か。 ●官能小説かと思える程の性描写・・・は、ただの「性愛描写」ではなく、明らかに「エロ本」寄り。 ●その相手が・・・そして、過程がまた・・・やるせない。 ●「悪」に天罰が下った(?)のには少々溜飲が下がる部分はあるものの・・・、それでもね・・・。読後感はよろしくないな、と。 ★3つ、6ポイント半。 2009年頃? ※もし、誉田哲也の初読みがこの本であったなら・・・、その後は2度と誉田作品を手に取ることは無かったかも知れない。 ※自分がまだ誉田哲也を知る前。この作品を読む1~2年前くらいかな、知り合いの小学6年生が、この表紙の文庫本を読んでいるのを見かけた記憶がある。 明らかに、小学生が読んではいけない作品だと思う。というか、小学生に読ませちゃいけない作品だと。 今ふり返ってみると、「武士道シックスティーン」がけっこう売れて、さらに映画化とかされていた時期だったような。「武士道・・・」を読んだ(または観た)少年少女が、同じ筆者の作品を追おうとするのは必然の流れだしね・・・。 分類は一般小説。官能小説でも無ければエロ漫画でもないから、そういう少年少女も不通に手に取ることができる。そう考えると・・・これはせめて「R15指定」くらいにはしておいて欲しい、と、読後に強く憤った。 ※だって・・・11~12才でこんなの読んだら・・・トラウマになるか、性格歪むかしそうでしょう。

    1
    投稿日: 2017.02.13
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    毎度のことながら、美人で聡明な人物が主人公になる誉田氏の作品だが、この本は「月光」と、題名こそ綺麗なものを想像するが、小説の中身は、ドロドロした関係の物語である。 教師と、女生徒との不倫に始まり、恐喝で、男子生徒の思うがままにされて、事故死してしまう姉を持つ妹の結花。 登場人物が、加害者であり、被害者のようなものである。 ベートーベンのピアノソナタの調べで、赦される問題ではない。 誰もが、重い十字架を背負って生きなければならないこれからの人生に、前向きに進む勇気を、「月光」の曲では、無理であろう。 主人公の知的で聡明で、美人を、地獄へ突き落とし、残酷な事件で、正義と悪の差を大きくして、どうしようもなく悲哀感を醸し出そうとしているが、好きになれない小説であった。

    0
    投稿日: 2016.08.11
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    悲しい話ですよね。 完全な悪は本当に一握り、でも、登場人物の大半が不幸。 イヤミスではないけれど、救いもないし、エグいし。。

    0
    投稿日: 2016.07.24
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    なんかお話用って感じのお話だった。 文章はこないだの酷評した奴に比べると 安定感があるので暇つぶしには良かった。

    1
    投稿日: 2016.06.14
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    なんという くらい 物語なのだろう。 登場人物が、暗闇を抱えて、必死に生きている。 姉が 遠くはなれた場所で、バイクにはねられた。 それが、同級生の男子だった。 姉は 殺されたのだろうか?事故なのだろうか?  野々村姉妹にまとわりつく 心の闇。 美しく優しい姉 涼子。勝ち気で積極的な妹 結花。 感性がふわふわとして、写真部の部長としても腕は確か。 ふっと、自分の中にある秘密が、磁気を帯びる。 音楽教師 羽田の 心のスキマに 忍び込む 密事。 いけないと思いながらも とめることのできない感情。 教師と生徒。そこに 落とし穴があった。 やりたい盛りの不良っぽい 二人組。 たがいに優位に立ちたい 想いがある。 菅井清彦と香山瞬(サル)。 そして 涼子の秘密をつかんだ時に 二人は爆走する。 涼子は それでも 正常な日常生活をおくる。 妹を巻き込まれるかもしれないと思った時に  涼子は妹を守るためにできることは何か? その行動は 直線的で、 それぞれの過ちを どう償うのかという 視点で 描かれながら 悪と善が 絡み合う。 瞬の姉貴の行動が よくわからない。 そして、瞬の直情的な怒り。 感情でしか 生きられない 切ない男。 何だろう。このおぞましい物語は。 ここまで、堕ちて 這い上がれないような。 暗闇の中に 月光の曲が わずかな光のように差し込む。 しかし、そこには 光さえもない。 光 とは 希望 ではなく 絶望。 目的もなく、なにげに生きている羽田は どこにいくのだろう。

    0
    投稿日: 2016.05.29
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    交通事故で亡くなった姉、涼子の死を事故ではないと疑う妹の結花は涼子の高校に追いかけるように入学し真相を突き止めようとする。 結花の視点だけではなく、犯人の菅井や涼子と付き合っていた教師の羽田という三人の視点から真相が明らかになっていく。 視点が分かれることで、物語に厚みが出るし 引きこまれて一気に読んでしまった。 ただ、涼子が抱えていたものは本当に、どす黒くてこれによく耐えたと思うほどのもの。 結花には絶対に知られたくなかったし、結花を巻き込みたくないという気持ちはすごくわかる。 でもそれを知った結花が、誰にも言うまいとまた秘密と痛みを抱え込んだのがすごく大人だなと思った。 この一件を通して、結花は、大人になったと思う。 ラストの月光を弾く描写はすごく綺麗だった。

    0
    投稿日: 2016.05.21
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    自分も姉だが妹に対してそんな愛情を注げない。 だから共感は出来ないけどなんともあんまりだ。。。 切ない。

    0
    投稿日: 2016.03.21
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    読むのが耐えられない位酷い話だ。しかし、後半は真実が知りたくてどんどん引き込まれて読んでしまう。 姉の交通事故死に疑問を持った結花が真相を探ろうとするが新たな事件が起きる。その上で明らかになって来る姉の苦悩。真実を知った結花はその痛みに耐えて行かなければならない。

    0
    投稿日: 2016.01.19
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    誉田哲也はエグいな(^_^;) 誰でも他人の色恋事の顛末は興味津々。 そこを突いてるだけって感じやけど でもな〜一気読みなんだよ(笑) 男の性を意識した。ほんまにや… 嫌な気分にもなったけど。 映画化したら、完全にR18やな(笑)

    0
    投稿日: 2015.12.20
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    読んでて辛くなるストーリーだった。読む人によって、誰に感情移入するか、印象がかなり変わりそう。悪いと分かっていてもやめられない弱さや、どこかに救いを求めるズルさが残酷なまでに描かれている。

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    前に読んだことあった・・・けど、登録漏れててまた読み始めちゃった・・・あちゃーと思ったけど、内容忘れてたので続けて読んだw あまりにも哀しい話なので★は4つで。

    0
    投稿日: 2015.08.30
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    後味が悪い。あまりに残酷すぎて、しかも絵空ごとのようで現実感が薄すぎる。 かといって、リアルに描かれても読むのが嫌になりそうな話なのだが、唯一の救いは主人公(の妹?)が強く逞しく生きて行ってくれそうだって事かな。 羽田が大人としてあまりに失格すぎて怒りを感じた。

    2
    投稿日: 2015.08.23
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    モヤモヤ。 涼子の両親のエピソードとか、キヨの生い立ちとか、それが影響してるような描き方なんだけど、いまひとつ説得力がないような。 やってることが、あまりにも、、、なあ。 描写によっては読んでて気分が悪くなりかけた。 後半は立て直せて、回収できた。 赦しがテーマ。 けれども、やはり羽田がダメでしょ。 地獄です。 月光第一楽章が出てきます。 羽田に、あんな美しい曲を汚された気分だ。

    2
    投稿日: 2015.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姉の涼子をバイク事故で亡くしてしまった結花。 事故で処理をされてしまったが、不審な点がいくつかあったため、姉のいた高校に入学し真相を突き止めとうとするところから物語は始まります。 話自体は暗い部分が多く、最後まで救われるような内容はありませんでした。 そして結局、涼子が死んだバックグラウンドがいまいち分かりませんでした。。。 妹のことを思っての行動なのか? 記者の女性の正体が分かったときは少しひやりとしましたが、女子高生という設定だからなのか、結花の軽率な行動には終始ヒヤヒヤさせられながら読んでました。 時系列はバラバラですが、各章ごとに結花、清彦、羽田の3人の視点で書かれています。 各人の章ごとに文章の書き方が分けられており、結花や清彦だとライトな文章、羽田の場合は少しインテリな重みのある文となっており、著者の文才と遊び心を感じました。

    0
    投稿日: 2015.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誉田哲也による作品。青春ミステリの体裁をとっているが、どちらかというと人間ドラマに近いか。 主人公・結花が姉・涼子の死の真実を求める気持ちはわからなくはない。しかし、その真実はかなり痛く、残酷だった。 妹を思う姉、弟を思う姉、姉を思う妹など、それぞれがそれぞれの思いを胸に行動するのだが、これがどうにもしっくり来ない。涼子が関係を持つ人物にどんな思いを持っていたのか、なぜ惹かれたのか、猿と呼ばれる少年はそんなに魅力的な容姿をしているのか、その少年の姉はなぜそんなにも弟に協力的なのか、など、どうにも納得できないことも多くて、ただでさえモヤモヤするストーリーなのにより一層モヤモヤしてしまう。 残酷な描写もあり、かなり気が滅入る作品だが、読みにくくはない。ただし、当然ながら読後感はかなり良くない。万人にはお勧めできない作品。

    0
    投稿日: 2015.05.03
  • 万人向けではない、誉田哲也による作品

    青春ミステリの体裁をとっているが、どちらかというと人間ドラマに近いか。 主人公・結花が姉・涼子の死の真実を求める気持ちはわからなくはない。しかし、その真実はかなり痛く、残酷だった。 妹を思う姉、弟を思う姉、姉を思う妹など、それぞれがそれぞれの思いを胸に行動するのだが、これがどうにもしっくり来ない。涼子が関係を持つ人物にどんな思いを持っていたのか、なぜ惹かれたのか、猿と呼ばれる少年はそんなに魅力的な容姿をしているのか、その少年の姉はなぜそんなにも弟に協力的なのか、など、どうにも納得できないことも多くて、ただでさえモヤモヤするストーリーなのにより一層モヤモヤしてしまう。 残酷な描写もあり、かなり気が滅入る作品だが、読みにくくはない。ただし、当然ながら読後感はかなり良くない。万人にはお勧めできない作品。

    0
    投稿日: 2015.05.02
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    ストーリーの最初から最後まで非常に不快。 ミステリーとしては、よくあるストーリーなのかもしれないが、 読み終わった後も不快感は続く。

    0
    投稿日: 2015.01.15
  • 余韻が凄いです。

    別の人がコメントしてたとおり、切なくて「しんどい」から途中から斜め読みに切り替えて逃避しつつ最後まで結末が気になり結局一気に読み切りました。 お話は複雑ではないが作家の国語力というか状況が浮かぶ文章なので内容との相乗効果で読み終わったときの余韻は波紋のようにどんどん広がっていきます。多分、この余韻がベートーベンのピアノソナタ「月光」とリンクしているのかも知れません。

    1
    投稿日: 2015.01.02
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    女性として心が重くなる描写が多くて 辛すぎる場面が多々あったが ミステリーに徹せず 人の内面までえぐりだし 意外性に富んだ展開に引き込まれてあっという間に読了してしまった。 心に傷を負ってまでも守りたい人がいるというのは幸せなことなのだろうか。 そして真実を知るということは大事なことなのだろうか。 罪や哀しみに満ちた内容だったけど 心に爪痕を残す作品になった。

    0
    投稿日: 2014.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    設定は陳腐。 狂気の淵に追い込まれた姉が救いたかった宝物の妹。 その妹が姉の死を探ると、実は妹も知らなかった姉の隠された真相が…というもの。 小説ではうまくヒモが解けて、事実はこうだった、とわかるが、現実的にはうやむやになって、本当の気持ち、本当の言葉、本当の願い、本当にあったことが 伝わらずに置き去りにされることがあるかもしれない。 人は、見たいものしか見ない。 でも、自分が見たいものじゃなく、「事実が知りたい」となったとき、こんどはその事実を受け入れることができる冷徹さが自分にあるのかが問われる。 感情だけなら、自分が見たくない事実を知ったら、早晩壊れるだけ。 設定にちりばめられたレイプ、不倫、殺人にひどいとうなるのでなく、妹と姉の対比にうなった。 作者はいい意味で冷徹だと感じた作品。 様々な感情を観察して人間味を深めるには、感情論だけで観察をするのでなく、冷静に事実を事実として受け止める器が必要。 でも、冷静になったからって、アウトプットがお粗末になるのではなく、逆に鋭く放出することが出来る。 作中のピアノのくだりは、昇華という意味の灯りと受け止めた。 読むべし、とは言えないけど、人間性の薄っぺらさに悩むなら、少なからず示唆に富む作品。

    0
    投稿日: 2014.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内容は簡単に言うと不倫→脅迫→レイプ→自殺・・・みたいな感じで嫌な気持ちオンパレードです。 こういう単語だけでも苦手な人は読まない方がいいです。 猿と呼ばれる男がモデルになれるほどいい男だったの?とびっくりしつつ。 私の中での想像してた人物像が崩れました。 姉が弟のためにそこまでしたり?とか。 疑問点もいろいろあったので★3つ。 みんなそれぞれに罰があったのが少しだけ救い。

    2
    投稿日: 2014.09.13
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    姉の不審死を解明するべく妹が姉と同じ高校に入学する。 視点を変えながらもどんどん展開していくので、一気読みだった。

    0
    投稿日: 2014.08.21
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    正直な感想は、きもちわる・・・ でも構成はよくできているし、最後まで読ませるところがすごい。 なんというか、 人間の醜いところがあますところなく描かれていて不快極まりないのだけど、 同じくらい人間の美しいところも描かれている。 そこが現代的といえば現代的なのでしょう。 人に薦められるかというと、悩んでしまうけど。

    0
    投稿日: 2014.08.19
  • 切なくて、ある意味考えさせられる作品です

    自分は、こんな人生にはならないと思いながら、読み進んでしまう作品ですね。 誉田さんの作品は、魅力的な女性がでてきますが、この作品もそうでした。 ただ、その女性がどんどんと・・・・ また、誉田さんの作品は映画、ドラマ化されますが、さすがに、この作品はキツイかもしれません。 読み終わったあとは、悪い印象という方もいますが、確かに考えされられる作品です。 読者への問いかけでしょうか?

    0
    投稿日: 2014.07.03
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    何とも後味の良くない作品。真実を追う妹も最後にピンチに陥り…みたいなこともなく、序盤からグロを一貫するわけでもなくユルく終わった感じ。 読了感もあまり感じなかったし…うーん。

    0
    投稿日: 2014.06.03
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    文庫本のあらすじに「R18ミステリー」と書いてあったのでそのつもりで読みました。 エログロが苦手な方は読まない方がいいと思います。 しかし、そこまで強烈ではないので、期待し過ぎない方が良いです。 救いがないので後味は良くないですが、 まぁでもこんなものかな・・・というのが感想です。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    事故死した姉 姉の死の真相を知るべく、同じ高校、同じ部活に入った妹がたどり着いた真実とは… 性描写がリアル過ぎるのと、最後があまりハッピーな感じで終わらないので、後味はあまり良くなかったです。

    1
    投稿日: 2014.03.30
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    色に例えるなら真っ白で心優しい姉、涼子が恋したことから始まる悲劇。そんな状況に陥っても人を想う気持ちを失くさないものすごい強さに圧倒された。

    0
    投稿日: 2014.01.05
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    誉田さんの作品は結構エグイのでそれなりに覚悟はしていたけれど、正直読み始めて後悔。 途中で止めようかとも思ったけれど、やはり結末が気になるので読み終えました。 真実を知ることは一見とても正しいように思えるけれど、時として真実を知らない方が救われることもある。けれどどんなに残酷な真実でも、それを知り乗り越えて行くことにも価値がある。 エグかったけれど、結構考えさせられました。

    0
    投稿日: 2014.01.04
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    誉田作品の中では 刑事ものとはちょっと違う感じ 全てを知ることが本当に良いことなのか。 これは情報世界の今だと余計に響くかもしれないねー でもあっさり読めてしまって なんかそのあっさり感がちょっとなぁという感じで ☆3つ 4つでもいいけど

    0
    投稿日: 2014.01.04
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    全てを読み終えて思うのは、男性目線の本だなぁってこと。 女性の私には絶対に思いつかない発想だなと思う。 正直読み始めて前半で、かなり不愉快になった。 こんなことされて、こんな反応をする女性はいない。と、強く思った。 いや、世の中にはこんな人もいるのかもしれない。 でも、いるのだとしてもそれは希少だと思う。 だから、男性には勘違いしないでほしい。 読み進めても、何となく違和感があって、 そして、それはラストまで引きずっていくことになる。 良い意味でも悪い意味でも、これは男性が思い描く理想の女性像なんじゃないのかしら? ただ、少々のミステリーとテンポのあるストーリー展開は読み手を飽きさせない。実際、あっという間に読み終えてしまった。 でも・・・やっぱりなんだか後味が悪い。

    2
    投稿日: 2014.01.03
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    初めてこの著者の作品を読む。 あとがきを読むとどうやら有名な方らしい。 読み終わって、なんか心がもやもや。。。 こうあってほしい的な大人心みたいなものが 垣間見えた気がして。 内容的にはどこかで聞いたような話。 でもそれぞれの登場人物の気持ちの掘り下げ方が◎ 他の作品も読んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2013.12.31
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    思ってたより、かなり面白かったな〜なんか気持ち的には、なんか暗くなったけど、誉田哲也のまた違う世界やね。

    0
    投稿日: 2013.12.23
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    テーマとしては、悪くない。罪、悪は一元的には語れないし、罪には罪を返しても何にもならず、赦しが必要ってこと。ただ、こんな悪趣味な描写は必要ない。この作者の本はちょっと苦手なので、今後は買わない方針だな。

    0
    投稿日: 2013.12.15
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    世の中には、知らないままにしておいた方がいいこともあるけど、大抵そういうものは、知りたくなってしまうと言う誘惑が強いですね。

    0
    投稿日: 2013.11.20
  • モヤモヤ感が…

    ハッピーエンドが嫌いで 読後のモヤモヤ感が残る作品が 好みなので、僕的にはとても 好きな作品でした。 半分くらい読んだところで、 あまりにモヤモヤし過ぎて 読むのを躊躇うくらいでしたが、 後半からはスピード上がる感じ。 モヤモヤ嫌いな方には合わない かもしれません。

    2
    投稿日: 2013.11.02
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    2013.10.17 ここまで描写する必要あったのかな?途中気持ち悪くなった箇所もある。 でも一気読み。ドラマを見ているような感覚だった。

    0
    投稿日: 2013.10.17
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    やっぱこの人は好きじゃない。ひと言で言えば、あざとい。あざとすぎる。回ってきても、もう読まない、と思う。

    0
    投稿日: 2013.09.29
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    姉が同級生の運転するバイクに轢かれて死ぬという事故に疑問を持ち、姉と同じ高校に入学して真相を調べる妹。調べるうちに不倫、恐喝、強要が明らかになっていく。ただのミステリー小説でない、気持ち悪さがある。映画にしたらR指定になるだろう。

    0
    投稿日: 2013.09.28
  • サクサク読めますが・・・

    読みやすく一気に読めました。 面白かったけど読んだ後の気分は最悪です。そんな感じに描写がきつく重い話です。 視点と時間が交差しながら進んで行くので謎解きもなく真相もすぐ分かります。 妹が姉の真実を知れば知るほど報われないと思いました。

    2
    投稿日: 2013.09.26
  • 必ず月光を聴きたくなります

    月光のピアノソナタを知らないで読み始め、途中で旋律を知りたくなって聴きました。 こんな切ない話を生みだした作者を怨みます。 果たして最後まで読破できるか。耐えられるか。耐えられない読者がいても軽蔑はしません。斜め読みに切り替えて逃避するのもいいでしょう。 事態を正視するのには、精神力を要します。 最後まで読破できたら、他作では得難い感情のうねりを体感できるでしょう。 この作品は、長く忘れることができないものです。

    6
    投稿日: 2013.09.25
  • 面白い作品でしたが・・・

    読む人によってどう思うかは、当然変わってきますが・・・ 読み切った後、何かやりきれない気持ちになります。 主人公やその他の人々の、ほとんどの人が、報われずに終わる。。 そんな印象を受けました。 それでも、読んで、おもしろかったのはおもしろかったです。

    0
    投稿日: 2013.09.25
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    とても読みやすく、移動中に少しずつ読むつもりが夜中まで一気に読んでしまった。嫌悪感しかわかない様なシーンも多いし、結末に辿りついても謎のまま明かされない情報も多い。でも、それすら“知らなかったほうがよかったかもしれないこと”的なオチ…?ベートーベンのピアノ曲『月光』。所々でピアノの旋律が聴こえてくるように文章に絡められているから、あんな内容でもテンポよく流れる様に読み進められ、読後のモヤモヤ・絶望・悲哀も程よく中和されたのかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.09.19
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    誉田哲也の青春ミステリ読了。 事故で姉を失った少女が、その真実を探るために姉と同じ高校に進学して驚愕の事実を知る・・・ 登場人物達の様々な視点で語られるストーリーは絶妙な展開でクライマックスに向かうのですが・・・そのラストは、あまりに切ない・・・ 微妙な読後感、好き嫌いはあるかも知れません。 私は・・・キライじゃありませんでしたが・・・

    0
    投稿日: 2013.09.11
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    あ~読み切るつもりなかったのに一気読みしちゃった。 軽快な展開に3つの視点。 その視点が過去、過去、現在から始まるのがまた良かったね。 展開も飽きを感じさせなくて良かった。 題材としてはまぁ良くありそうな少年犯罪ものだけど、書き方に拍手だなぁ 結局、結花は連れ子ってことを知らないまま終わったけどそれは良かったのかな? 愛する姉と血が繋がってなかったってことを知らないまま話は終わったけど…まぁ血なんか想いより軽いけどさ なんかちょっと気になったなぁ

    0
    投稿日: 2013.09.02
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    おそらく、作者が言いたかったのは、作中にある 『普通じゃない人間の普通じゃない理由なんて聞いたってしょうがない。 そんなもん聞いたって納得出来っこない。』 という一文に集約されているのかな。と個人的には解釈。 終盤で、刑事が羽田にとった行動とか、ゆかと涼子の親の事とか、女の事とか。 説明がされていない部分が多く、腑に落ちない所がたくさんあって 衝撃のR18ミステリー!って帯には書いてるけど、ミステリーでもサスペンスでもない、人間ドラマの小説だと思いました。

    0
    投稿日: 2013.08.27
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    読了感はあまりいいものではなかった。悲しい。生きていくってこんなにも悲しいことなんだ。 でもひとつ救われたのは、結花の憎しみが少しは減ったこと。 それと姉、涼子。こんな人っているのかな? 人はいろんな面を持っている。ある一面だけでは語れない。強い面、弱い面、儚い面。そのかかわりの中で生きていけるんだろう。

    0
    投稿日: 2013.08.25
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    教師と女子生徒の不倫現場を男子同級生がおさえ、それをネタに女子生徒がゆすられる... 気持ちのいいストーリーではなかったが、読みやすかった。 テンポがよく心理描写も現代的でいいと思う。

    0
    投稿日: 2013.08.20
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    赦し に対する登場人物それぞれの回答。自分に置き換えてみた時、それはどうなるか? そうしたことを考えさせられる一遍。 力作ではある。読んでて辛くなる場面もある。姉が可哀相で悲惨すぎるw 読み応えがあるのは間違いない。後日談が少し曖昧なまま終わっている点が、人によっては微妙かも知れない。

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    投稿日: 2013.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姉の事故死を疑う結花が、真相を突き止めるお話。 姉、涼子の設定が、少し綺麗すぎるかな。 そんな女いねえよって言いたくなった。 誉田作品を読んでて、そんな風に感じたのは初めてで、個人的にはちょっと珍しい体験。 性や暴力の表現が多々出てくるのは、別に良いんですが。 男性目線の強い作品に思えた。 不快感とまではいかないが。 でも菅井・香山の行動は、さすがにイタダケナイ。 この点だけでも「R18」かな。 とは言え、その涼子が何を考えて、最後、どんな風にして死んだのか? そこが気になってしまい、あっという間に読破。 ミステリーとしては、面白かったです。

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    投稿日: 2013.07.31
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    学園モノは読みやすい!さくさく二日で読了。 姉の涼子の事故死に不信を抱く妹の結花が姉と同じ高校に入学し事件の真相を探るんだけども、なんとも悲しいお話で知らない方がいいってことはやっぱり沢山あるんだなと。 涼子は本当に優しくて美しい女性なのにそんな子をゆするなんて怖すぎるし酷い。死ぬことに決めた涼子は、ほかに選択肢出来ないくらい辛かったんだなぁと同じ女性として読んでて顔をしかめるシーンが沢山あった。 ただ、ちょーっと呆気なく簡単に終わってしまって残念!

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    投稿日: 2013.07.30
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    姉の死の真相を探るために、姉と同じ高校に入学した妹・結花。 いろんな視点から物語が語られていて、最後に真実が明らかに・・・。 おもしろかった。

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    投稿日: 2013.07.23
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    なかなか面白かった♪ 描写が、ちょっとグロいのは、この人の特徴なので、止むを得ませんが、もう少しライトな方が良いなぁ(^^;)

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    投稿日: 2013.07.21
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    通院のお供に、680円という値段に惹かれて買った。 サクサク読める。 言葉が全部漫画のセリフみたいなものだから。 おもしろいと言えば面白い。 でも好きかと言われると、好きではない。 距離を置いておきたい物語です。 親身にとってはいけない。 心が傷つきそうなので。 この頃の日本ってどうしてこういう話を好むのだろう。

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    投稿日: 2013.07.17
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    読み終わった後にとてもせつない気持ちになるけど、作品として非常に好きかな。この著者の作品構成はどれも非常に好み!

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    投稿日: 2013.07.03
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    読み始めて1ページ…気付いたのは『アタシこの話知ってる…』だったw しかし買ってしまった訳だし。 今一度読んだ。 薄ぼんやり過去に読んだ記憶が蘇りつつも、忘れてる部分も多くて。 やっぱりやるせない。悲しいお話だった。

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    投稿日: 2013.06.30
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    誉田さんの相変わらずのレイプ作品。 嫌悪感しかありません。 作品そのものよりも、どうしてこんなにレイプものにこだわるのか、 誉田哲也という人物についての方が興味津々w ポルノマンガよりもずっと規制すべきかと?

    0
    投稿日: 2013.06.30
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    高校生の不埒なシーンにはドキドキさせられたけど、嫌いじゃない。ついつい読み進めてしまった。 妹のピアノの才能、もっとb描写がほしかったな。 クライマックスが呆気なかった。

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    投稿日: 2013.06.26
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    姉の事故死を殺人と疑い、真相を探っていく妹が主人公です。 でも結果的に知らない方が良かったのかなと思うことも多いし、それぞれが真相を知ったうえでどう変わっていくのか、そこが重要。 誰からも好かれて優秀だった姉にそんな事があったなんて、とショックを受けます。 真相を知った時にすごく悲しい気持ちになります。 グロい表現も多いけど、作品としての完成度は高いと思います。

    0
    投稿日: 2013.06.22
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    映像では決して観たくない。 心が痛い、生涯関わりたくない内容でした。 月光を聴くとき、思い出すのは最後の『赦し』だけでありたい。

    0
    投稿日: 2013.06.22
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    複雑。。官能小説かと思えるような表現とドス黒いリアルさの文章。 色んな意味で本能である。待ち受けるのは罪と罰、そして赦し。 複雑な気持ちになった。目を背けてはならないのだけれども。

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    投稿日: 2013.06.19
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    自分には合わなかった。文章が上手く、最後まで読まされたが、途中からは話の展開が見えて、登場人物達への嫌悪感しかなかった。 商業用の小説だな、という印象。 他の作品はどうなのだろうか。図書館に行ってみようと思う。

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    投稿日: 2013.06.16
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    とても読みやすかった。R指定ということもあり、それなりにグロい表現が多々ある。描写や表現が上手くわかりやすく読者を引き込ませる。姉の事故死を解明する為に妹が真相に迫っていくが、あまりにも辛く酷い事がわ判明していく。。。

    0
    投稿日: 2013.06.16
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    学生と教師の禁断の愛から生まれた悲劇を教師、生徒、犯人と視点を変えて語られる。学生、おじさん、それぞれが抱える罪と罰の意識が複雑に絡まっていく。しかしながら、ストーリー、メッセージと特に珍しいことは描かれていない。

    0
    投稿日: 2013.06.16
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    姉の事故死の真相を探るため同じ高校に入学した妹が、隠された姉の秘密を知ってしまう…という話。悪くはない。ただ誉田哲也の警察小説ファンの自分にはやはり少し物足りなく感じた。彼の警察小説にある、手に汗握る緊迫感は、これにはない。

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    投稿日: 2013.06.15
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    Kindle版。衝撃的なR18作品。姉の事故死の秘密が明らかになるにつれ、辛い過去が現れる。人物がそれぞれ、生き生きと描写され、声が聞こえてくるよう。罪と罰と赦しが、テーマ。

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    投稿日: 2013.06.12
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    R18のミステリー作品。非常に読みやすく、テンポもよい。 人間の深層にある心理をうまく描写してると思う。 語り手がコロコロと入れ替わり、最初は戸惑ったが、 これがなかなかよい。

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    投稿日: 2013.06.10
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    高校生の妹が姉の死の真相を知ろうと奔走する。中盤まで引き込まれて読み進んだが、後半少し失速して結末が見えてきて想像通りの終わりに…。

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    投稿日: 2013.06.10
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    誉田作品ぐい推され読み。 他の作品のレビューでも書いた気がするけれど、誉田氏の作品はとにかく非常に読みやすい。 どこがどうと聞かれたら答えるのが難しい…しかし読みやすい。才能だと思う。 読後、ベートーベンの『月光』を聴いてみた。 想像していたイメージと違い、なんか鳥肌が立った。

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    投稿日: 2013.06.07
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    いまどきの高校生、いやいまどきこんな高校生はいないか。ハッピーエンドではないが少し未来に希望が持てるラスト

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    投稿日: 2013.05.30
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    姉の不可解な死の真相を調べる妹.やがて,姉のおぞましい過去と残酷な真実に直面する.衝撃のR18ミステリ.先日読んだヒトリシズカに続き,またまた誉田作品.良作だと思う.ただ生理的に受付けられない描写があったので,僕としては★3つかな.

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    投稿日: 2013.05.27
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    ストロベリーナイトやジウの方がパンチがあったかなと。ただ誉田さんの本はテンポよくストレートでやはり好き。野々村涼子、結花がかわいそうすぎる(涙)

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    投稿日: 2013.05.22
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    主人公の姉が出来すぎていて、男の人の理想の女性ってこんな感じなのかなあとぐらいにしか思えず違和感。 全体的に表面をなぞるだけで、グロい部分だけでなく登場人物の考えとかをもう少し丁寧に書いてくれていたらなあと思う。

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    投稿日: 2013.05.15
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    すごく読みやすかった。 帯にR18と書いてあるくらいだったので覚悟してたから、描写は良かった。ただ、ところどころでこんなこと起きるわけないな…というドラマっぽさを感じた。

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    投稿日: 2013.05.14
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    グロだろうとは予想していたが・・・ 色んな意味で、読まない方が良かったと思った。 エログロなのは、東野さんの「さまよう刃」読んでだら、さほどではないけれど、 後味の悪さが、イヤミスとはまた違う。

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    投稿日: 2013.05.11
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    サスペンス要素は薄く、ストーリーは基本的。男の愚かさと、女の強さがはっきり見て取れる作品。もっと長くして、掘り下げても良かったと。

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    投稿日: 2013.05.10
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    姉を交通事故で亡くした主人公。その交通事故の真相を探っていくうち、姉が隠そうとしていた真実を知ってしまう…。 主人公となる妹、交通事故で亡くなった姉、その交通事故を引き起こしてしまった姉のクラスメイト、学校の先生…、と様々な語り手によって話が紡がれていく。 時系列が行ったり来たりするわりには把握はしやすいものの、ストーリーとしてはあまり目新しさはない。なんとなく予想通りに話が展開していって、いつのまにか終わった、という感じ。 誉田哲也さんの作品は初めて読んだのだけれど、映像的というか、言葉や表現にこれといった魅力を感じなかった。 ドラマで見たストロベリーナイトがおもしろかったので読んでみようかと思ったけれど、こんな感じならきっと小説よりドラマのほうがおもしろいのかもしれないな、と思った。

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    投稿日: 2013.05.06
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    なぜ優等生が音楽教師に惹かれたのか、なぜ腹違いの妹を自分以上に守ろうとするのか、弟のために必死になる姉、酷い強請りをしながら罪に苛まれる晴彦のキャラの変貌、刺された後の妹の探偵シーン。挙げればキリがない程説明不足な部分あり。胸糞悪いシーンもありなんとか読み進めたが全てにおいて雑な印象。行動にもっと納得出来る背景が欲しかった。

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    投稿日: 2013.05.02
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    “ロマンス”と“暴力”の狭間に在ったモノ…それ故の行動なのか?正しく「“知らなかった”で善かったかもしれないこと」が明らかになる… 題名の“月光”だが、これはベートーベンのピアノ曲に由来するモノである…物語は全般にピアノの曲をBGMに進むような雰囲気が漂っている…一種のサスペンスにして「苦い“青春モノ”」という味わいだ…

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    投稿日: 2013.05.01