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月光
月光
誉田哲也/中央公論新社
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総合評価

186件)
3.2
15
52
66
33
10
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    古本屋の婆さんに勧められたシリーズ 妖の華に続き、同作者の一冊。 入り組んでいるのに情景がすっと浮かぶし、二重螺旋のような進みもすんなり。ちょっと捻じれた性格の男の子のシーンは気分が悪くなるかもしれませんが・・ 分厚くて読みやすいなんて秋の夜長にぴったり(誰目線)

    14
    投稿日: 2025.09.29
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    序盤から胸糞悪い、の一言。だけど最後まで読ませてしまう誉田さんはある意味すごい。ただね、何度も脅され強姦されてる被害者が加害者に対して好きかも、という心情が芽生えることはまずない、最初にはあったとしても。加害者になり得るだろう人の都合のいい妄想。そして清彦もなんだか中途半端。同情させようとしたのかな。野々村家の両親がなぜ事件のことを回避していたのかの理由が描かれてなくてモヤモヤ。ただ一つ、赦せる人間になってくれること、ということだけは少なからず共感できた。

    1
    投稿日: 2025.07.17
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    読み終えましたが、特に大きく感情が揺さぶられることはありませんでした。 皆さんの感想を見て、自分は冷たい人間のように感じました。 どこかで、涼子がすごい悪女であってほしいという願望があったからかもしれません。

    1
    投稿日: 2025.06.11
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    胸糞悪く、悲しい。 終盤にかけての結花と羽田先生の感情表現でやるせない気持ちにさせられた。 著者作品に見受けられるエログロ表現は控えめ。

    0
    投稿日: 2025.06.02
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    ベートーヴェンの「月光」好きなので ほとんどタイトル買い。武士道シリーズが良かったったのも要因としてはあるかな。 フィクションだとしても、強姦、凌辱の類は本当に無理。文体がどうとか構成がどうとか、贖罪と赦しとか、そんなものクソみたいに思えてくる。 全く面白く思えない。好きじゃない。

    1
    投稿日: 2025.04.10
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    とても読みやすいという印象。    美しいお姉ちゃんの死の真相を知ったときの結花の気持ちは計り知れないし、また先生も苦しいだろうなと。結局菅井がしたことは許されないけど、いい人要素はあったのかも。お姉ちゃんが菅井に伝えたかったことはなんだったんだろう。

    0
    投稿日: 2025.03.14
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    美しく優しい姉の死の真相を知る為に妹の結花が両親の反対を押し切り、姉の追い同じ高校、同じ写真クラブへと進む。 真相が明らかになっていく。 姉の不倫とその影が、その影は実は妹の結花を守る為、姉が最期に取った手段であったことを。 複雑なストーリーであるが、姉である涼子を殺害した犯人が殺害される。 関係者に刑事が聞き込みに、そんな時に父親がやはり、俺が一番疑われているという台詞、言葉が同じ、父親として心に刺さりました。

    0
    投稿日: 2025.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は学園ものかよって思っていたけど、誉田さんの書く小説は相変わらずセリフとセリフの間に入る頭の中の声がキレッキレ過ぎてすぐに没頭モードになる。当然、きれいな学園ものになるわけではなくドロドロ夥しい嫌悪感極まりない展開になってくるけど、ここは我慢。誉田作品は前半でこれでもかーってくらいに超絶胸糞悪い事を重ねていくので心臓の弱い人はこれに耐え切れずリタイヤがちだが、一山超えると必ず光の戦士が現れる笑。闇が深いほど光がなんとやら、だ。読んでいて気持ちのいい話は、誉田さんの作品にはあまりない。ただし、結末が人の性を考えさせられるきれいな終わり方をするものも多く、(決してこの作品がきれいな終わり方とは言っていない笑)3連符のアルペジオの旋律が最後にいつまでも耳に流れてくる。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    最愛の姉が同級生の運転するバイクに轢かれて死んだ。不可解な事故死に疑問を抱いた妹が、自身の高校生活を賭して辿り着いた残酷過ぎる真実とは…。 途中残酷な描写に頁を飛ばしたいくらいだったが、読後感は悪くない。登場人物の描き方が素晴らしく、どの人物の心情もリアルに伝わった。 『知ることは、ときに罪である』 妹にとって、真実を知らないままの方が幸せだったのか、それとも知るべきだったのか…この問いには明確な答えは出ない。

    20
    投稿日: 2024.11.30
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    切ないというか残酷というか、読んでいると色々な感情が湧いてくる話。 久しぶりに誉田哲也さんの作品を読んだけど、読みやすかった。

    12
    投稿日: 2024.11.20
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    野々村涼子というキャラクターに感情移入してしまい、悔しいのか、気が沈む気持ちなのか、もう見たくないような、それでも先が気になって読みやすくスラスラ進んで終えてしまいました。

    1
    投稿日: 2024.10.23
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    妹から見た姉の見えていなかった部分がどんどん明かされていくのが、ドキドキ…秘密を盗み見しているような話だった。他の誉田哲也作品も読みたくなった。

    0
    投稿日: 2024.09.11
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    どういう話かと思ったら、 禁断の恋ってそういうことね。 プロローグからすでに、 本題が明示されていて… ただの胸糞悪い小説か? と思ったら全然違った。 強い女性だな。 やはり家族のためと思ったら、 とんでもない事やり遂げちゃうんだな。 読後感は悪くないです。 禁断の恋って結局のところ不倫ですよね? 実は僕も経験あります。 肉体関係はなかったですけど。 だから罪の意識はそんなにない。 あれはあれで良かったのかな、 と今は思います。 やっぱ全て自分に返ってくるのかな? そう思いました。 携帯電話のシャッター音を、スピーカーを取ることでなくそうとしてたことに違和感を覚え、星

    0
    投稿日: 2024.08.22
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    読むにはとても心苦しい内容もあったけど、妹の姉の真実を知りたい想いに心打たれたかな。 真実を知った妹の気持ちは想像もつかないけれど、知らないよりはましなのかな。 姉はとてもつらかっただろうに。。。 羽田が許せませんね。

    0
    投稿日: 2024.08.19
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    ひどいことがたくさん書いてあるのに、 読後感が悪くなかった。 涼子にたくさんひどいことして、 最後にその犯行内容のメモリーカードを渡しておきながら最後は猿に殺されて、菅井の人生ってなんだったんだろ… 結花が守ろうとした姉の尊厳が、結局刑事によって沢田先生に伝わってしまって、よかったのか、でも知らないままって許されない気がした。

    0
    投稿日: 2024.08.18
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    やっぱり誉田さんの作品はページをめくる手が止まらなくなるというか、ノンストップで読めるので好きです。他の人が書いているように少しモヤモヤが残る作品ではあります描写もなかなかですので でも私はこの作品好きです。夢中で読める作品って理由がついてこなくて自分でも何がどう好きなのか分かりません。

    0
    投稿日: 2024.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと釈然としない展開でした 他の作品と比べて大分生々しい表現なのはともかく……結局は、羽田が全ての元凶じゃないかと…… こいつさえしっかりしていれば四人の高校生の人生が狂うことは無かったでしょうに

    0
    投稿日: 2024.08.02
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    久々に、読み終わるのが惜しいと感じるほどのめり込んだ。野々村涼子は死ぬほど悔しくて、でも妹を守るためには自分が死なないとダメだと考えたのだろうか。作風は誉田哲也でも、今までの警察ものとは異なるジャンルの作品だった。

    0
    投稿日: 2024.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美しい姉を事故で亡くした妹が死の真相を求めて奔走し、優しかった姉の知られざる真実と悲しい因果関係が発覚するストーリー。 うーん。。汗 タイトルにもなっている『月光』という言葉に合わせるかのように、音楽教師・羽田のシーンではやたら感傷的な描き方だったが、 だいたい、元はと言えば本妻との関係もきちんと精算できない男が、学校のマドンナとの密会にウハウハし、口数が少ない男を演じ(私が感じただけだけど)、まだ何も知らない純粋な少女に手を出して、その結果、こちらも悪ぶってるけれどまだある意味純粋な男の子たちに強烈な刺激を与えてしまい、結果、3人の若者の人生を狂わせてしまった頭の悪い男の取り返しのつかない罪のお話って感じでした。 妹の結花も、背負わなくてもよかった苦しみを抱えることになってしまって、ほんと、いやなにが『早く私にいきついてほしい』とか思ってるのかっていう。 そこは自分から会いに行って謝りに行くべきでは? もし、結花が羽田に行きつかず、全く関わる事なく卒業することになっても、やたら悲観的に「涼子がそうさせたのかもしれない」とかなんとか自分の都合のいいように解釈して責任逃れするのだろうねって思った。 菅井がしたことは許されないが、憧れてたクラスメイトのあんな姿見てしまって、何かが壊れたのかもしれない。 案外、涼子と菅井が付き合っていたら上手くいってたかもしれないなぁ、、 そんな青春を送れたかもしれないのに、汚い大人の男に穢された涼子が不憫。 最後、あの刑事が一人の男として羽田に説き伏せたのが本当に救いだった。 あの男だけ、安全圏にいるなんて許せない。 あと、謎なのが、菅井から「サル」って呼ばれてた瞬がなぜモデルに⁈ 涼子も嫌がるほどの体裁なのかと思ってたけど… 人物像が全然想像できなかったことと、なぜ野々村涼子の両親が頑なに結花に事件の話を避けるのかがよく分からず。 描写的に、両親は涼子の不倫か同級生にいたぶられていた事を知っていたのかと思っていたけれど、そうでもなく…ただ思い出したくないだけ??? それであんなに機嫌悪くして、結花を上から押さえつけるような事をしていたら反抗してどんどん姉の死の真相を探ろうとすると思うけど。 涼子は非の打ち所がない、人間的にもできた子だという事だけれど、もしかしたらあんな親だから良い子でいようとしていただけ? だから、胸の内を打ち明けられた羽田に好意を抱いたのだろうか??? なんだかモヤモヤが残る作品でした。

    1
    投稿日: 2024.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み初めて 鉛筆を削ろうして肉までえぐった 描写が上手過ぎて  コワ_:(´ཀ`」 ∠): 先生にはおとがめなしですか‥⁇⁇ 読み易かったですが 10代男、女 既婚者男、女 母、父 最後の解説ににあるように立場によって 感想違うみたい 私は納得出来ない‥

    2
    投稿日: 2024.05.26
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    久しぶりの誉田作品。なかなかに情欲的だった! 結果は最初から見えているものの、面白く読めたのは、人物設定の深さや、文章の軽快さと奥深さのバランス故だろう。 大人気ない白々しさを抱えながらも、問題に真面目に向き合おうとしていた羽田(音楽教師)の心の揺れや、菅井(姉を事故で殺害)の若さゆえの考えの甘さや暴力性、好意を自分でも認めないわがままさ、その中にある純粋な部分。読み応えがあった。 女性ウケはあまりよくなさそうだが、面白かった。

    1
    投稿日: 2024.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同僚から借りて読んだ一冊。 ちょっとグロいよと言われて借りた。てっきり殺人方法がグロいのかと思って読み進めたら、殺人ではなく性的描写が生々しくて、グロかったし酷かった。 中盤まではそういったシーンも多くてちょっと引いちゃう部分もあったけど、これは最後、一体どう展開して終わるのだろうと思って、読み進めるスピードはどんどん進んだかなあ。さくさく読める重たい話も珍しいなと思った。 もう少しキヨの背景は知りたかった。突然両親自殺なんて。あと、涼子がなんでそんなに羽田先生を愛せるのかも分からなかったな。好意のある人にああいった性暴力の事実を知られたくないのは分かる。 とりあえず男性登場人物のクズ率が高すぎてひどいね。そんなに性欲って抑えられないものなのかな、、。 これで終わりってしても、心の傷は絶対一生消えないよね。 真実が知りたくて妹は前へ前へと突き進んだけど、真実はとても酷かった。知らない方が幸せなことってあるよね。でも、知ったうえでその人に向き合いたいと思う気持ちもあるし、難しい。 私は人にはおすすめはできない一冊でした。 でも、自分1人で読む分にはストーリー性が面白い。

    1
    投稿日: 2024.03.19
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    贖罪のような。 胸糞だとは思ったが、そこは「小説だしな」 で 折り合いを付けられる。 音楽教師が典型的なお花畑な人で おえーっと言った感じ

    11
    投稿日: 2024.01.10
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    読みやすいし、話もわかりやすい。 過激な18禁表現があるので、苦手な人は読むべきではない。 個人的にはストーリーは好きだったけれど、内容がかなり過激なので賛否が分かれるのが納得。 重要人物である菅井くんが結局いい人風だったのは良いけれど、最初の印象と変わりすぎて別人のように思えた。

    1
    投稿日: 2023.12.28
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    これは無しです。 R18ミステリーと書かれていたので、そういう描写があるのだろうとある程度予想はしていたが… 誰も救われず、希望も見えず。 誰かに紹介することもないので捨てます。

    2
    投稿日: 2023.12.23
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    1日で読みました。重いテーマと、月光。どの登場人物も、何か悲しいものを持って生きてました。 他の作品と少し違う感じがしてましたが、ラストまで読んだ今、やはり誉田哲也さんの作品だなって思います。おすすめ。

    0
    投稿日: 2023.12.19
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    悲惨なお話だった。読んだ自分も、書いた作者も、出版した人達も、良くないな、と感じた。 実際にこの物語に出てくるほど酷い犯罪が過去にあったと目にする事があるし、この本だけが悪だとは言えないけれど…もう人の目に触れないようにした方が良い一冊なのではないだろうか。 自身の若き日の恋愛の思い出も、何だか全部汚いものに感じられてしまった。 将来ある若者が、特に女性が、この本を目にしませんように…

    21
    投稿日: 2023.11.08
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    綺麗な題名だったので、購入して読みはじめましたが、内容は終始モヤモヤ、ムカムカする内容だった。 特に女性はそう思うかもしれませんね。 人間の弱さ、卑劣さが基本的に多い内容です。

    2
    投稿日: 2023.10.12
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     ひとつの小さな過ちが大きな罪につながり、自分の選択が想像もしなかった結果を生み出してしまうこともある。

    0
    投稿日: 2023.10.04
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    色々な登場人物の視点から物語はテンポよく進む。心理描写、情景描写がとても丁寧で情景が思い浮かぶ。生々しい描写が多く胸糞展開なストーリー。最後まで誰に対しても感情移入できなかった。先の読める展開も多々あり、初々しさを感じる初期の誉田哲也作品。

    0
    投稿日: 2023.07.26
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    生徒と不倫して、相手の生徒はその事で脅され、自ら命を絶ってしまう。その事が原因で殺人事件も起きて、生徒の妹は傷を一生背負う事になる。愛ゆえの行動だったのかなあと思わない事もないけど、純愛とは違うと思うし、その愛は何の救いにもならないなあと。 自分の姉の死の真相を知りたいと思うのは当然の感情なんだろうけど、その真相があまりにも胸糞悪すぎて酷だった。 真相の解明は勿論必要。知る権利もある。 けど、なんでもかんでも知る必要はないんだと思う。真相を知る事で傷付く人もいるし、なんでもかんでも明らかにする事が正義とは言えないと思う。胸糞悪すぎるし、生徒と不倫した事で殺人事件まで起きてるのに「愛だった」と言う先生に苛々するし、赦す事が出来るのか疑問なんだけど、事件の真相と結末がどうなるのか気になってどんどん引き込まれました。胸糞悪すぎるけど、面白かった。

    3
    投稿日: 2023.06.08
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    誉田哲也さんの作品でもトップクラスのエゲツなさを誇る作品です。 R18という文句も頷ける、とても残酷な話ですが、不思議と心が痛まず、物語は静かに進むのに何故か高揚し読む手を止められない、そんな不思議な小説です。この内容で清々しい読後感を得られるのは不思議でなりません。 自分は「救い」の物語だと感じました。 主人公は根拠がないにも関わらず姉の死には隠された真相があると考え、調査します。果たして隠された真相はあったのか、あったとしたら辿り着けたのか。辿り着くことが主人公の救いになったのか、辿り着けないことで救われたのか。 すべての主要人物にとって、それぞれ救いが設けられています。そして、すべての人物にとって、救いは得られたけれど救いきられておらず新しい苦しみも負うことになった、という感想を持ちました。そのバランスが絶妙で、読んだ後もずっと心に残ります。 一般的な感動という意味ではないかも知れませんが「心を揺さぶられる物語」であることは間違いないと思います。 この不思議な感覚、きっと読んだら共有したくなると思います。 本の紹介 〜〜〜 同級生の少年が運転するバイクに轢かれ、美しく優しかった姉が死んだ。殺人を疑う妹の結花は、真相を探るべく同じ高校に入学する。やがて、姉のおぞましい過去と、残酷な真実に直面するとも知らずに...。ピアノソナタの哀切な調べとともに始まる禁断の恋、そして逃れられない罪と罰を描く衝撃のR18ミステリー。

    3
    投稿日: 2023.04.28
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    読み終わった後、しばらく茫然とした。そのぐらい衝撃のある作品。好き嫌いが分かれると思うが、美しく心の強さを持つ主人公に好感を持った。誉田さんの小説は、いつも引き込まれてしまう。

    3
    投稿日: 2023.04.11
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    知らない方がいい事もある。 業や欲の深さ、甘えが招く悲劇のお話。 刺激の強い描写が多くストーリーもこれまで読んだ誉田作品とは一線を画すものだった。 これも純愛の一つとしても少々キツイなあ。

    0
    投稿日: 2023.04.02
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    不倫、恐喝、強姦。 知りたくなかった姉の真実がここまで出るかというくらいに出てくるので気持ち悪いを通り越して逆に面白かった。 知ることは、ときに罪である。この言葉がこの本の全てで、知らないほうが良いことだってある、を教えてもらいました。

    3
    投稿日: 2023.03.12
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    胸糞〜〜〜!!! 赦しの光 帯にある「知ることはときに罪である」 無知は罪ともいうけれど 知ることも罪 全てを知ってしまった結花がこれから 全てを抱えながら生きていくこと それはとても辛いこと 結花が最後にピアノを弾くことができて良かった 赦されてよかった

    1
    投稿日: 2023.03.06
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    これはほんとにR18…過激すぎる。 よくニュースで「早く真実を語ってほしいですね」とか聞くし、自分もそう思ってたけど、この本を読んで作中にあった 「ほんとのこと全部洗いざらいぶちまけられちゃったら、悪くもないのに傷つく人たくさん出てくると思う」 っていうセリフ。本当にそうだなと思った。

    10
    投稿日: 2023.01.29
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    高校教師と生徒の不倫が起こす不幸の連鎖のお話。 登場人物数人の目線で入れ代わり話は進んで行きます。 校舎内マジックで薄汚れた中年すらイケて見えるという恐ろしい現象がいつの時代にもあるようなので、美人はお気をつけ下さい。 そんな一冊。

    0
    投稿日: 2022.11.25
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    誉田作品は好きですが、これは相容れません。 完全に男性目線で描かれた、エゴ。 文体や表現云々、の前にこのストーリー、否、このストーリーに対して、登場人物の女性達の人物設定をこのようにしようとした発想を私は受け止めることができませんでした。 途中で読むのを止めようかと思いながら最後まで読んでみて、やっぱり読まなければよかったと後悔しました。 2014年7冊目。

    0
    投稿日: 2022.09.27
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    涼子の生き方を可哀想だという人がいるかもしれない。愛せるものがある、そのことが全てを弾き飛ばすと思う。

    0
    投稿日: 2022.09.20
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    この世の中には知らない方がいいこともある。何を信じるか誰を求めるかで同じ事実でも少し立場が変わればそれに対して全く違う感じ方をするんだと思った。まっすぐなのに周囲から理解を得られない愛、歪んだ愛、本人は気づかない莫大な愛、外は繋がっていても中身がない愛。色々な愛があるのだと感じた。

    0
    投稿日: 2022.09.12
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    この世には知らない方が 良い事もあると改めて感じた 愛する者の為に強く生きて 愛する者を守る為に自らの命を差出す・・・ そういう人間になりたいと思うと同時に 守られた人間、残された人間が その事実を知った時どう感じるのか 知らない方が良かったと思うのか 辛い事実であっても知れて良かったと思うのか 久しぶりに考えさせられた本 愛と一言に言っても様々な愛の形があることに気づいた 愛してくれないと思っていたとしても、 実は別の形で愛されてたのかもしれない もっと早く出会いたかった本

    0
    投稿日: 2022.09.03
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    様々な愛のかたちを描いた作品だなと思った。 その愛が素晴らしい清らかなもの、というわけではない。 真っ直ぐ注がれる愛は確かにあったが、強い愛や歪んだ愛もまたあった。 物語が語られていくたびにその愛のかたちに翻弄された。 愛があれば人は傷つくのだ。 今『月光』を聞きながらこれを書いている。 結末にぴったりだと思った。 月光が映画なら、間違いなくこれはエンディングになる。 あらゆる理不尽、そうでなければなかったこと、傷、そういうものを憂う音楽だと思う。 読後は悲しみというか切なさというか、憂いのある気持ちになった。 良い作品でした。

    7
    投稿日: 2022.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知らなかったけど、この作品はあり? なし? で賛否両論だった模様。 そもそも誉田哲也のハード系作品は全部賛否両論だと思うが(苦笑) 姉の死の真相を知るためだけに同じ高校に入学するあたり妹の執念はスゴイな。 教師と生徒、姉と妹、なんというか救いようがない話だったな。

    1
    投稿日: 2022.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    姉の事故死の真相を妹が調査する。 高校の音楽の先生と不倫、それを同級生2人に見られて脅され、言いなりになる。

    0
    投稿日: 2022.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「知りたい」ことは、止められない。 後悔するとしても、知りたいと思う。 大好きな人ならなおさら。 だけど、どこかで、自分が想像すること以上のことは起こらないだろう、起こってほしくないと思ってしまう、願ってしまう。 追い求めた結果、主人公は、さらに傷つく。 苦しめる。 R-18指定なので 、グロテスク度高め。 身勝手な考えをした男ばかりが登場する。 相手に心があるという当たり前のことがわからない、欠落した卑劣な男たちの行動の数々。 読むのに少し時間がかかった。

    1
    投稿日: 2022.02.11
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    ここまでと言うほどグロテスク 若者言葉の巧みさに驚いた。 罪を許せる境地ってやっぱりあるんだと思った。

    0
    投稿日: 2022.02.08
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    あんまり感想は書かないけど、この作品は書きたくなった。 胸がムカムカする話だった。そして内容がとてもら重く、読み終わったら暫くベートーベン「月光」を聴いてしまうくらいだった…。 それと同じくらい結末がなぜか美しいような残酷な感じ。 読んでいて凄く苦しいけど読む手が止まらなかった。 私も知りたくないけど知りたいという気持ちにさせられた。 読んで良かったような良くなかったような感じ。ここまで心が掻き乱されたので評価は高めです。 でも読む側も覚悟がいるかも。って思った。

    0
    投稿日: 2022.02.02
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    相当腹が立ってどうしようもなく気分悪い箇所もあったけど、読む手が止まらなかった。残酷で卑劣やった。 胸が苦しい。

    1
    投稿日: 2021.11.07
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    R18だけあって性描写は少々過激だった。 知らなくていい、むしろ知ってしまったら後悔する真実もあるよなぁ。でも知る前は、そんなこと関係なく知りたいという気持ちが勝ってしまうものなのだ。きっとそういうものだ。

    2
    投稿日: 2021.09.15
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    姉の事件の真相が知りたく、妹が探偵となり事件の真相をあばいていく。 しかし、真相をあばいても、なぜかスッキリしない。 そこには、姉の優しさ、強さなどたくさんの妹への愛情があり、姉としての思いやりがあったが故の「秘密」だった。 私も、妹の結花みたいにとことん真相を探るタイプなんだよな(;´T`) でも、真相が明るみになることがほんとの善なのかはこの本を読んで考えさせられた( •́ε•̀ )

    4
    投稿日: 2021.09.05
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    私の一番辛いとこのツボにハマってしまったようで、何度も読むのやめようかと思いました。こんな許されざることがおそらくこの日本の何処かでも実際に起きていると思ったらいたたまれない気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2021.07.18
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    気持ち悪かった… でも 最後 少年の気持ちの変化に 涙して切ない気持ちになりました。 結構疲れました…

    3
    投稿日: 2021.07.02
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    高校生の野々村結花の姉、涼子が同級生にバイクで 跳ねられて亡くなった事故。 その事故を疑い、真実を明かそうと奮闘する話。 羽田先生や事故を起こした同級生の菅井清彦、 それぞれの視点で物語が進んでいく。 過去や現在を行ったり来たりするけど、 読みにくくなく、すんなり話が入ってきたよ。 知らなくてもいいことが世の中にはあって、 必ずしも知ることが良いとは限らない。 でも、自分が知りたいと思ったら、 そして、真実を知ってしまったら、 最後まで責任を取らないといかんね。 そう思ったよ。

    1
    投稿日: 2021.04.09
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    イヤミス気味で、読了感のいい小説ではない。妹は苦労して真相にたどり着いたが、そこまでして知る必要があったのか。知らないほうがいいこともあるんだな。

    10
    投稿日: 2021.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正月元旦に読むには最も相応しくない小説。 初めは青春学園ものかと思われたが、蓋を開ければ極めてハードで読み進めるのが苦しくてたまらない内容だった。 いくつかのプロットが次々と登場し、犯人があらかじめ分かっている内容だと思いきや、終盤に思いがけない展開があり、序章の提起が最終盤で一気に解決を見る。読む人が男か女かで捉え方は真っ二つに分かれるのではないか。 読後感は決してハッピーなものではない。

    2
    投稿日: 2021.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不倫、姉妹、少年犯罪など色々詰め込まれている。 結末はちょっとありがちかなとは思った。 読み終わり解説を読みながら『月光』を聴くと、あぁなんだかピッタリだなと思った。

    0
    投稿日: 2020.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誉田先生の著書を読むのは42作品となりますが、良い意味で裏切られました。女子高生が主人公の作品なので、ミステリーといえども「武士道シックスティーン」のような爽やかさを想像していましたが、激しい描写もあり驚きました。 結花が真相に迫っていく様子と涼子の過去がオーバーラップしながらテンポ良く進み、最後までドキドキしながら一気に読み終えました。

    2
    投稿日: 2020.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クラシック音楽を聴きながら読んでしまう悲しい小説だった。やっぱり誉田さんの描く人物が好きだなあ。人が人を思う気持ちがきれいに描かれていて、すごく好きな作品です。ベートーヴェンの月光がぴったり合う。近づいてきた記者が姉なのもわかんなかったし、ずっと弾けなかったピアノを弾くシーンも悲しかったなあ。血がつながってない妹を守ろうとしてバイクの前に飛び出してくる涼子は強い。誉田哲也の描く女の人はいつも強くて、憧れ。赦すということでしか決着ってつかないのかな。

    0
    投稿日: 2020.05.10
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    んっだぁぁぁ… やっと終わった… 救いを求めてページをめくる手が止まらなかった。 こんなのってありなんですか!? 話の展開?構成?みたいなのはとても面白いと思ったけど、とにかく内容が…もうピ〜 でした。 男なんてしょうもない生き物だけど、これはさすがに酷すぎる! なので、感情を入れないように読み進めてたけど、 やっぱり途中から持ってかれちゃって…月光も聴いちゃって…おぇおぇしちゃいました(TT) なんか、優しくならなきゃって思った!

    0
    投稿日: 2020.04.20
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    読んでいてなにか不快感を催す。重たい何かを引きずっているように読み進めるのがしんどい。中盤ほぼ官能小説。ある女生徒が真実に迫る様子を描く学校ミステリーだが、1シーンごとに登場人物の視点が切り替わっていて、主人公は3人みたいな感じ。オチまで読み終わっても晴れ晴れとした気持ちにはならない。けど、ストーリーとか描写はきらいじゃない。中盤ほぼ官能小説

    1
    投稿日: 2020.03.23
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    誉田哲也さん。初めて読む作家さん。 こちらのインスタで見かけて気になって借りてみた一冊。 まず、タイトルに惹かれた。何を隠そう、私はベートーベン好きだ。この月光も、いつかピアノで弾いてみたいと思っている。 最愛の姉を交通事故で亡くしてしまった高校一年の結花。本当に事故だったのか。 姉の死の謎を追いかけるべく、結花は立ち上がる。 中盤からは、姉の生前の悲惨な出来事が綴られて、胸が苦しくなる。 読んでて終始辛かったな。 脇の甘すぎる羽田先生にも腹が立った。 ピアノや音楽を扱った物語なのかな、と思いきや、ピアノの描写は、そこまで物語の中では大きな存在感はないように感じた。だから、正直少し拍子抜けしてしまった。

    3
    投稿日: 2020.01.07
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    あらすじは、 姉・涼子が同級生の少年・菅井清彦が運転するバイクに轢かれ死んだ。主人公・結花は両親が何かを隠していると思い、姉の後を追うように両親の反対を押し切って同じ高校へ入学し、涼子が所属していた写真部へと入部する。姉の死因を探るうちに、過去と真実へ迫っていく…。というもの。 物語は妹・結花、同級生の少年・菅井、音楽教師・羽田の3つの視点で進んでゆく。 その時の語り手の心が鮮明に書かれていて、当時の感情がよくわかる。 その上で見えてくる死の真相。 世の中には知らない方がいい事もあるという事がよくわかる。涼子が隠したかった真実を知ってしまった結花はどう乗り越えるのか…。 タイトルが「月光」となっているが、このタイトルはベートーヴェンの「月光」からとっているもの。 ぜひ読みながら視聴し、物語の広がりをより深く感じて欲しい。

    0
    投稿日: 2019.09.10
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    胸糞悪くて生々しい描写が続くも、読む手が止まらず一気に読み終えた。 人は己の価値観という色眼鏡をかけて物事を見て取捨選択をして思うように解釈をする。 絶望という闇の中で見た眩いほどの光。 唯一の心の拠り所であり清廉潔白だろうと決めつけた存在が、傍から見れば欲深く浅ましくいやらしいただの人間だった時… 真実というものは時に残酷である。 それでも知りたいと願うのが人の性なのか。 赦すことは難しい。 赦さなくても良い。 それでも赦すことでしか救われないのだと思う。

    6
    投稿日: 2019.09.01
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    読みやすいので一気読み。 その強さがとても切ない。 生々しさが胸をえぐる。 誉田さんの小説はどれも好きだけど、この本の登場人物たちは、心が痛くなること限りない。痛いけど、前に進んで行く人たちはよし。 救いのあることを願いたい。

    0
    投稿日: 2019.08.17
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    かなり重いし気分が悪い内容ではあるがあっという間に読んでしまった。誰の立場になっても救われない思いになるが、涼子がもっとも辛い…いい娘であるほど辛い。

    0
    投稿日: 2019.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誉田哲也氏の本を初めて読んだ。 ストロベリーナイトはドラマで見ておもしろかったからこれもおもしろいのかなと期待して読んだんだけど、なんかすごくもったいないというか物足りない話だった。 登場人物のキャラクターがよくわかる書き方は良かった。読みやすかったし。 ただここ最近、真梨幸子のような本を読んだからか伏線が伏線になってないような文章が残念でならない。 菅井に両親がいないとか、涼子の自殺かもと思わせるところとか、菅井は涼子が好きとか…。 でも実は…っていうのは全くなくて盛り上がりに欠ける。 涼子のキャラクターはいいんだけど、前半は性暴力にも我慢、忍耐という感じの反応みたいに書いてあったから、高校生でそんなにたくましい子なの?とキャラに対して違和感あったけど後半になっては声をあげたとか、泣いてる写真があったとか… 前半にもその描写がほしかったな。 涼子が意味わかんない子になっちゃってた。たくましいのか変態なのか。 羽田先生を好きになった理由もいまいちわかんないし。 ピアノを聞いてくれて、話を聞いてくれたってのはわかるけどそれだけでそんな恋に落ちます? もてない子じゃないしもっと他にいたでしょうよ。 涼子目線の話ってないからよくわかんなかった。 フィクションであればだいたいの話は読めるんだけど、今回のは性暴力シーンだけが妙に印象に残ってしまって後の話もあぁそうという感じ。 菅井の中途半端な優しさと弱さと大ばかさがもう受け付けないし。 気分悪くて途中読むのやめようかとも思ったけどどうにか最後まで読んだ。 設定とか別にそんな悪くないと思うんだけど書き方なのかな?最後までおもしろくなかったな。 これだけの事件なんだからもっと盛り上がりが欲しいね。 違和感ありすぎて、特に考えさせられるでもなく、久しぶりに私には残念な本でした。

    0
    投稿日: 2019.07.02
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    あまりにえげつない内容。ピアノの美しさで各々の罪の重さを誤魔化しているような気がして、事件の酷さもエンタメ的な題材と化していて残念。

    0
    投稿日: 2019.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さくさく読める重たい話。馬鹿で青くて高校生のストーリーって苦手。 もう少しキヨの背景が知りたかった。両親自殺って相当だよな、サラッと書かれてるよな。 涼子のキャラが少し鼻につく。同情しづらかった。 あと、身内の死後七ヶ月でこんなにも活気ある妹すごいな。

    0
    投稿日: 2019.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読後感はもやもや。 誰の視点で読むかで印象も変わるのかな。 とりあえず羽田先生が悪いとしか思えないけど、見方によっては真実を知ったうえで罪の意識を持って生きていかなければならない羽田先生も可哀想なのかな。 結局真実を知ることで余計に苦しむことが出てくることってたくさんあるんだろうなと感じた作品。

    0
    投稿日: 2019.05.14
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    Even if I receive a bad treatment, my heart never gets dirty.I want to be a strong woman like her.

    0
    投稿日: 2019.05.09
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    これ感想書いてなかったのか、、書こう。 読んでいて背徳感があった。描写が生々しくて、、それでも、いくばくかの興奮と罪悪感、虚しさ、そういった人間の高次元、低次元の感情が一気に広がる経験はあまりなかったのでよかった

    0
    投稿日: 2019.05.03
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    【人の闇】 周りの人の語りにより1人の人間の生き様が描かれている。 クラスメイト、姉妹、教師と生徒というそれぞれの 関係が、新しい切り口になって物語が展開していく。 内容は重いが、サクッと読める作品。 実生活でありそうな人の二面性にゾッとする。 「月光」というタイトルは、曲名でもあるが、人の光の影、陰と陽を表しているようにも感じられました。 POPで問題作と煽られていたため、期待値が上がってしまった。個人的な期待は超えられなかったので星2つ。

    0
    投稿日: 2019.03.22
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    『うかれ女島』と同じく、「赦し」をテーマにした作品。 著者の他の作品は好きだし、全てを悪くいうつもりはない。 男性全般を貶めるつもりもない。 しかし、なんだろう、湧き上がる違和感! 男目線だなというのがこの強烈な違和感を醸し出している。 私が過剰に反応しているのか? だとしても、私にはちっとも感動する話ではなかった。 涼子はまるで聖女だ。 それが大いなる違和感の元だ。 なぜかって? 彼女がされたことを知れば、分かるはずだ。 男はバカな生き物だから、女の赦しを請うしかないのだ、というならば、どうして男はそんなにバカなんだ? どうして、それでも赦しを得られるなんて思っているんだ? 教師である羽田も、菅井も、香山も、みんな加害者だ。 唯一マシなのは、あえてマシというのであれば、罪を背負い、償おうとする菅井だ。 それでも、多大なる譲歩、宥恕の念を持って、だ。 登場人物たちには全くもって共感できない。 ただただ、胸糞悪い物語だった。 どんなに美しい光が照らそうが、どんなに美しい調べが響こうが、私には理解できないし、赦しなど考えられない。 心と体を傷つけられた後は、そんな綺麗なもんじゃない。

    4
    投稿日: 2019.03.09
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    すげえひでえ話なのにすげえ面白かった…途中読んでて吐きそうになるくらい胸が悪くなったのに、ラストに向けて清々しくもあるような展開に乗りながら、おいおいそうじゃねーだろ、と自分に突っ込みを入れてた。それと同じような役割が最後に出てきた刑事だと思う。超救われない話なのになんか救いがあるように読ませるこの力はなんなのだ…

    1
    投稿日: 2019.03.06
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    文章が好き ◯ 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい その他 血の繋がっていない妹を、守った理由は?

    0
    投稿日: 2019.02.25
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    うーん。いまいち。ミステリーとしてもオチも弱い。誉田さんは武士道シリーズが大好きで今回読んでみましたが…高評価のジウは未読。

    0
    投稿日: 2019.02.24
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    私、誉田哲也慣れしていません。好きだったのは断トツで『プラージュ』だけど、凄惨な描写に定評のある誉田さん。心身共に元気なときには凄惨な作品も読みたい。彼の作品のうち、本作がどの程度「凄惨」なのかがわかりませんが、帯の「衝撃のR18ミステリー」は煽りすぎじゃないですか。 大好きだった姉が単車に轢かれて亡くなる。加害者は姉の同級生。事故死扱いされたものの納得がいかない妹は、真相を突き止めるべく姉と同じ高校に入学、同じ写真部に入る。調べるうち、姉と不倫関係にあったとおぼしき音楽教師にたどり着く。 女性読者を不愉快にさせたくて書いたのかと思うほど、嫌な話。そこを耐えて読むような驚愕の真相が待っているわけでもなく、官能的でもありません。しかし400頁近くを一気読みさせられてしまったのですから、面白かったと認めざるを得ないか。 姉が惹かれた理由を見いだせず、それゆえこの教師に嫌悪感しか持てない。同級生男子たちの行動も、どこかで起きているかもしれないことで、絶望的な気分にさせられます。そのわりに薄っぺらいようにも思えて、読んだことをすぐに忘れられそうなのは救い。 なんにせよ上手いんでしょうね、誉田さん。このシュッシュと読める感じは東野圭吾並み。

    0
    投稿日: 2019.02.21
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    テンポよく一気に読んでしまった。ただただ哀れ。それ以外の感情がうかんでこない。「知ることは、ときに罪である。」あぁそういう目線もあるか。

    0
    投稿日: 2019.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    亡くなった姉の真相を知るために妹が調査をし続けていく物語。 ミステリー性はあまりないけど、救われない感じは嫌いじゃない。

    0
    投稿日: 2019.02.03
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    ストーリーにそれ程の意外性はないが、一気の楽しめながら読める。人間模様もシンプルである。R18ミステリーと帯には記述されているが、むしろ無くても良い。 主題は“赦し”なのだろう。もう少し深く突っ込んだ結末であって欲しかった。 涼子の純粋さと強さ、こんな高校生がいれば素晴らしい。

    0
    投稿日: 2019.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知ることは、ときに罪である。 知らない方がいいこともあることがよくわかったが、繰り返して読みたいとは思えない。 結花の父と母は、どこまで知っていたのか。何も知らなかったのか。何もなかったことにして、親として、自分の娘の死をそう簡単に受け入れられるのか。父と母の心情がよく分からない。

    0
    投稿日: 2019.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    曖昧だけどわかる人にはわかる。 そのような書き方をされているように感じた。 ただのミステリを求めて手に取ったのなら不完全燃焼だろうが、そうではないのなら一読する価値は十分にある。 テーマや描写は人を選ぶが、感情や人間について考えるのが好きな人には良いきっかけになるだろう。 凡そ現実には存在しないような、ある種物語的な描かれ方をする強く美しい少女。 対する男性は、時に弱く、時に吐き気を催す醜さで、時に優しく描かれている。 それぞれが起こした行動のきっかけ、動機付けは少々弱い。 何故不倫を受け入れたのか、何故酷い暴行ができたのか、何故庇ったのか、何故死を選んだのか。 だけど、だからこそそこにある種のリアリティがあり、考えさせられるのだろうと思う。 自身の感情に整然と理由を述べられるならそれは既に感情ではなくなっている。 動機には怒りや悲しみや諦めといった理由があるが、その理由を理屈で語るのには無理がある。 だから理性を備えた人間という生き物でも間違いを起こすのだ。 この作品は、感情の先にある赦しを描いているように感じた。 読んでいる間は胸糞悪い思いもするし、救い難い、許せない人間も出てくる。 しかし、そもそも部外者である我々が「許せない」とは何だろうか。 人間の強さ、醜さ、弱さ、痛みを、どう捉えて扱えばいいのか。 被害者にも加害者にも理由があり、その先には語られない感情がある。 それらとどう向き合えばいいのか、そもそも向き合うべきなのか? 向き合う必要があるのか? それこそが罪なのではないか? そんな問いかけを、与えられる作品です。

    0
    投稿日: 2019.01.29
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    途中、苦しすぎた。 先が気になって仕方なかったけど、終わりの方は少し物足りなかったかなあ。 知ることはときに罪である。納得。

    0
    投稿日: 2019.01.12
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    胸が苦しくなる一冊。 現実世界でもこの小説と似たような事は起こり得るだろう。 愛情も一歩間違えれば大罪だ。 罪のない人間に降りかかる悲劇に唾を飲み、涙を堪えながらの数時間となった。

    0
    投稿日: 2019.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    R18とある通り胸糞悪い内容。読み終わった後も不快感がこみ上げてきて嫌だった。 小説なら事件がエグてくも、それに見合った赦しが描かれていれば読後感は決して悪くならないと思うのですが、最後の月光と赦しがあっさりしていて、事件のどす黒い部分があまり浄化されなかったように思う。 (罪と罰もなんだか・・・) 涼子が菅井と普通に話したり一緒にバイクに乗ったりするのも、そんなこと出来るものなのか疑問。 涼子の視点があったら良かった。 (妹を守るため自殺したのもよく分からない。そのために結花は菅井を探し当てるし、瞬の姉も近づいて来たし。菅井はともかく瞬は危険では?) 一方で、書店のPOPがかなり煽っていたので、もっと深い真実が隠されていると覚悟して読んだのだが、思ったとおりの事件の全貌に拍子抜けした。 結花の前向きで力強いところは好感が持てました。 疑問なのは、菅井に猿と言われていた瞬はなんでモデルになれたんだ?

    0
    投稿日: 2019.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わってどっと疲れた。心が疲労困憊。 あんなに素晴らしい涼子が… きっと最初はボタンの掛け違い程度だったんだろうけど、ずるずると後戻りできなくなったんだろうな… 更正しようとしている、罪を償う覚悟で生きている菅井が殺されるなんて… 運命とは非道だなと。 真実を知ることはいつも正しいとは限らない。 皮肉にも、菅井の言う「理由を知ることに意味はない」ということが的を射ている。

    0
    投稿日: 2018.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とある書店で大々的に取り上げられていたので購入してみた本。 あまりにも残酷な話であるとかいろいろと書かれてあり、アリかナシかということまで書かれていたが、半分ほど読み進めたあたりでは、あまりの内容にナシだと思っていた。 やっぱり私が女だからかなとも思ったけど、近頃は男性のほうが繊細なので、男性こそこの本は読んでてしんどいかもしれない。 どうにか親や先生には知らせずにと言っていたが、やはりそもそもの当事者だった先生にはどうにかして知らされるのだろうと思ったら刑事からだったかと、まあそうだろうなとも納得。 それでも作者の理想の女性像とかなんですかね、この姉妹はほんとに強い女性たちだったなと思う。 うーん、やはり友達にお勧めするのは勇気のいる本だなぁというのが本音。

    1
    投稿日: 2018.12.21
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    誉田哲也のグロ表現はケモノの城を読んでいたのでさほど驚きはなかった。ケモノの城とは違った別の胸くそ悪さは感じたが…。 好きという感情を拗らせた上に、ボタンを掛け違えたような展開。でも、彼らがしたことは決して許されることではない。彼女の決断も他に方法はなかったのか?と思ってしまう。 そんなものすごく嫌な気分と、切なさと、一定の安堵、そんなものを感じて読了。後半は一気読みだった。とにかく引き込まれたことだけは確かだ。

    0
    投稿日: 2018.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なしではないかな。 こういった、性犯罪系の小説では まだ、そんなにグロくないと思う。 姉はどうしてそこまで妹に思い入れがあったのか、両親が頑なに姉の話に触れたがらなかったこと、猿ってあだ名でのいきなりのモデルデビュー、菅井の両親の呼び方とか色々、伏線っぽいのに拾わないとこも敢えてだったのかな。

    0
    投稿日: 2018.11.22
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    誉田作品は好きなので、「あなたはアリ?ナシ?グロテスクな裏誉田がここに」なんて感じのポップにつられて購入。したものの、アリナシ問うほどのグロな印象は全く受けず。かなり身構えていたので拍子抜け。ただし、流石誉田さん、面白くて一気読みでした。

    0
    投稿日: 2018.11.17
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    誰にでも分け隔てなく接するひとりの女子高生が交通事故で亡くなった。その死に納得が出来ずに被害者の妹が真相追いかける。 登場する男たちは言ってしまえば最低の男ばかりだと思う。音楽教師の羽田、亡くなった女子高生と同じクラスだった菅井。そして香山。博愛の心を持つ女のひとに男って弱いと思う。結局、おとこたちはそれを利用してきただけに思えてしまう。 終盤の菅井の心境は後悔の念もあったかもしれない。けど涼子と会って一番救われたのは彼なのかもしれないと思えました。 相手を赦す心って言うけど、赦せないものってあると思う。色々と考えさせられる一冊でした。

    0
    投稿日: 2018.11.14
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    初読み誉田作品でした。 R18、はい、そのように感じました。 全編R18感はありますが、後半は考えさせられる場面も。 読んでいて気持ちのいいものではないですが、 このような事が現実には想像以上に起こりうるのかも。 一度は読んでおくべき小説か。

    0
    投稿日: 2018.11.14
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    ストロベリーナイトなど警察を舞台とした作品で有名な誉田氏の高校を舞台としたサスペンス。 美人で誰からも好かれる女子高生がバイクにはねられ死亡。 警察は事故として処理するが、真実はきっと違う。 そう信じる妹が同じ高校に入り、事件の真相を追う。 真実に近づけば近づく程悲しい話。 妹に感情移入して読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2018.10.28
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    姉の死の真相を知りたい妹、孤独な夫婦生活から生徒と禁断の恋に落ちその後、生徒の死によって残される教師、好きな同級生を傷つけてしまう愛を知らない少年。 ボタンの掛け違いにより引き起こされた残酷な真実が明るみになっていく展開はただただ悲惨で読後は放心状態になってしまいました。

    0
    投稿日: 2018.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気に読んでしまったという意味では評価できる本ではあるが、後味も良くなく人に勧められる本ではない。 罪と罰という意味では、罪を犯した3人の中では、羽田先生が受けた罰が1番キツイと思った。 まあこの人がすべての発端ではあるけどね。 他の2人に比べるとマシに思えるけど、穢れのないものを汚したいっていう欲望を満たすっていう意味では同列だしね。

    0
    投稿日: 2018.10.06
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    この登場人物の男性達には嫌悪感しかない。 グロい表現とかは全然構わんねんけど…個人的に女子高生コンクリートの事件を思い出してもーて…キツかった。 でも菅井の家族の事はもっと詳しく知りたかった。 モヤモヤが残りまくる。

    0
    投稿日: 2018.07.03
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    先が気になりどんどん読めたけど、 いろいろツッコミどころが多くて★3つ。 涼子の嘘のような清廉潔白的人物像も 根拠がなくて今ひとつピンとこない。 菅井がある意味いちばんリアルでよかった。 瞬はモテないゲス的扱いだったのに 急にモデルになってる斬新展開。 羽田先生のこと、どんなきっかけで そこまで愛せたのかもしっくりこず。

    0
    投稿日: 2018.05.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (あらすじ)同級生の少年が運転するバイクに轢かれ、美しく優しかった姉が死んだ。殺人を疑う妹の結花は、真相を探るべく同じ高校に入学する。やがて、姉のおぞましい過去と、残酷な真実に直面するとも知らずに・・・・。ピアノ・ソナタの哀切な調べとともに始まる禁断の恋、そして逃れられない罪と罰を描く衝撃のR18ミステリー。 あらすじの文章から、姉がバイク事故で死に、死に至る理由を調べた結果、美しく優しかった姉が実は裏ではとんでもない犯罪を犯しており、それを知って妹は・・・という話かと想像していた。 実際には異なり、”慈愛の塊”のような姉は、家族は気づかなかったが大きな悩み、苦しみを抱えていた。その事を背景に物語が進行していく。 事件の背景にエロ、グロな描写があり、苦手な人にはおすすめできない。姉の優しさ、健気さ、ひたむきさに読んでて辛くなりました。 救いは罪人はそれぞれ適当か否かは分からないが、皆罰を受けること。姉の死を境にピアノが弾けなかった妹が弾けるようになることだろうか。 テーマは罪と罰って感じなんだが、赦しを含むので月光としたのかな?

    1
    投稿日: 2018.03.04
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    大好きな姉が、クラスメートの乗るバイクに轢かれて亡くなった。納得のいかない妹が、亡き姉の死の真相を暴くため、動き出す。 読みやすい文体とは逆に、読み進めるのが辛くなるほど悲しいストーリー。 被害者も、加害者も、遺族も、この事件にかかわった関係者全員が、悲しくてやりきれない。 それぞれ皆のこれからに「月光」があらんことを…。

    0
    投稿日: 2017.10.18