
総合評価
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powered by ブクログ微分積分 深い孤独を覗き込んでいたら短刀で抉られるような。昼休み、生暖かい休憩室でしばし凍りついた。 若い頃から詠美さんの短編、かっこよくて軽妙で大好きだった。これは鳩尾をサバイバルナイフでサクッとやられる痛さ。
0投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ短編だけど、ひとつひとつが湿度が高くて、 さらりと軽く読めないものばかり。 ゆっくり楽しめて、読後の余韻がいい感じです。
2投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログ【再読】 タイニーストーリー=ちっぽけな物語 ちっぽけと言われたらちっぽけだけど、その人にはその人にしかない物語がある。良いも悪いもその人基準。 断片的に記憶にあるから再読といえば再読だけど、最後まで読み切ってない気もする。独特の世界観が好きな作家さん。
1投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
裏表紙あらすじの「宝石箱のような」という表現がぴったりな一冊!まさに!ドキドキする言葉選びばかり。どれも違う輝きで、この話が好きと選べない。 おもしろい長編を読み終えたときのおもしろかったー!という充足感とはまた違う満足感と、もう一度読みたいと思えるお話ばかりで、手元に置いておいて読み返したいなと思えた。
1投稿日: 2021.03.12
powered by ブクログたくさん短編が入っていて、満足感がすごい。ジャンルは様々だけど、読み終わるとなんだか変な気持ちになった。ちょうどいい長さで面白かった。
2投稿日: 2021.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編のなかでもけっこうな短編っぷりな短編集。あとがきで作者も書いてたけど、短編だからかすごく勢いで駆け抜けてる感じがした。百年生担ったら、と、LOVE 4 SALEが好きだった。
2投稿日: 2020.09.08
powered by ブクログ作家のあけすけな感じが出ているバラエティ豊かな短編集。途中で暴走したりするところも好み。結末も一遍通りではなく、タイトルと本の表紙がとても似合う内容です。しかしあまり感情移入できず持て余してしまう「GIと遊んだ話」が繰り返しでてくるのが残念。サクマドロップにおけるはっかのようなイメージ。 「電信柱さん」あたりが一番印象に残った。
0投稿日: 2020.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めの5編を読み了える。 初めの「マービン・ゲイが死んだ日」は、若くして胃癌で亡くなった母親の遺品のメモに不可解な数行があり、それが解かれる話である。 「電信柱さん」は、動けないが五感を持つ電信柱の独白と言う、奇妙な展開である。かつて森瑶子は、「何でも小説の主題になる」と宣って商品券を主題とする短編小説を書かされた。山田詠美の小説も熟達して、何でも主題にできる域に入ったのかも知れない。 「催涙雨」では、アルコール中毒で入院した夫を見舞う妻が、入院患者たちと親しくなり、不能だという患者に口淫するまでになる。 「GIと遊んだ話(一)」では、土曜日のラブホテルがどこも満杯で、不思議な古い旅館(元は遊女屋?)に明日出航するGIと、多美子が泊る。その後、多美子は捜しても捜してもその宿を見つけられない。 「百年生になったなら」は、息子と娘、夫と姑にないがしろにされる、パート勤めの主婦が主人公である。老女の万引き事件を目撃して目覚め、100歳になったら犯罪を重ねようと決め、準備を始めたところ、異変に気付いた家族に大事にされ、翻意するに至る。素直な性格の主人公の、心の移り変わりが面白い。 3回めの紹介です。 以下のアドレスのブログ記事より、お読みください。 http://sasuke0369.blogstation.jp/archives/34386146.html 4回めの了いの紹介です。 以下のアドレスのブログ記事より、遡ってお読みください。 http://sasuke0369.blogstation.jp/archives/34408400.html
0投稿日: 2020.01.21
powered by ブクログ0162 2019/11/29読了 ほんとに宝石箱のような短編集。話によって文体も人の性格も全然違う。GIの話はたくさん出てくるけど色んな人がいてそれぞれ面白い。 電信柱の話好きだなあ。人以外の話を初めて読んだ。 作者の実験を楽しめる。
0投稿日: 2019.12.28
powered by ブクログ短編小説は短距離走のようなもの、作者は自分だけの走り方を編み出さなくてはならない。まずはそこからか。
0投稿日: 2018.03.03
powered by ブクログ書いたことのないものが書きたい。 そう語るのは、作家生活25年の山田詠美。 ちぐはぐに、散らばっていて、美しい列をなさない短編集。 そこに、初めて出会ったかのような、瑞々しさがある。
0投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログ山田詠美は長編ばかり読んできたような気がする。でも、短編もよかった。著者の筆の巧みさがわかるさまざまな趣向の作品たち。
0投稿日: 2016.07.09
powered by ブクログ歯切れよく、話数が多いのに中弛みしない、読みやすい短編集です。 テーマを絞らずあえて色んなテイストの話を詰め込んだと書かれていました。 どの話もとても読ませるエネルギーがあり、「短編」のためのキリッと張り詰めた文体が矢のように刺さります。特に、各話ラスト一文は音楽のように鮮やかで、この一文のためにここまで読んだ、と思わされるくらいの力があります。 読みやすく、一話一話も短いので、通勤通学や寝る前の読書におすすめです。
1投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログ山田詠美さんは『放課後の音符』のイメージが強くて、ちょうど『Booklive!』でクーポンセールをしていたので買ってみた。 ん、ん~……。 歪んでる、なあ。
0投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログ【宝石のように光り輝く、21もの恋愛譚】当代随一の書き手による、余りにも贅沢な短篇集。20余篇の恋愛にまつわる話の中から、あなたの恋にぴったりの一篇が見つかるはず。
0投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログやっぱり昔のほうが好き。最近のはほのかに説教臭がして。「GIと遊んだ話」シリーズが一番なんというかしっくりきたし。「催涙雨」「微分積分」はラストぎょっとした。「クリトリスにバター」をでリュウ、リリー、モコと来た瞬間にうわああ久しぶりと脳内であいさつしてしまったよ。
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログはー、言葉だけで匂いや味や風景を思い起こせるって凄い…。エイミーと村上龍は、何読んでも五感を刺激してくれる作家さんだわ。 あしたは、浅利の酒蒸しカルピスバター添え作ろう!!
0投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログゆがむ。 ひずみが見えても、 どこへも、とべない。 視界が歪むだけ。 それでも、 魅せられずにはいられない。 寒々しいくらいのコメディ。 吐き気がする。 憎悪と、妬みとと、閉塞感。 真実がどこに咲くかは、そのひと次第。
0投稿日: 2013.08.14
powered by ブクログ山田さんの作品を初めて読んだ時の作品。 それがタイニーストーリーズでした。 今では山田さんの作品を読み漁っています(笑)
0投稿日: 2013.07.14
powered by ブクログ「仕留められる」という表現がまさにぴったり。普段読むのはコンサバな小説が多い私には、この短編集はショックが大きいです。印象的なシーンが随所にあり、強烈な後味が残ります。ぞっとしますが、読み終えた後、時間が経つほどに、自分の中で熟成されていくものがあるように感じられます。
0投稿日: 2013.07.13
powered by ブクログ何の縛りもない本当に色々な21編だが、どの話も印象深く、じんわりと余韻が残る。 哀しさ、ニヤリとしてしまう可笑しさ。 そして痛烈な皮肉が心地良い。 また、さらりと描かれる心のドロドロした部分や黒い部分には、興奮でゾクゾクしてしまう。 「宿り木」「モンブラン、ブルーブラック」「ガラスはわれるものです」が特に好き。
0投稿日: 2013.06.28
powered by ブクログ表紙の絵さながらに色とりどりの飴玉のような21話からなる短編集。安定の「GIと遊んだ話」は(一)が印象的。羅紗緬、勉強になりました。あとは「百年生になったら」が面白かった。私もあれくらいエネルギッシュに生きていきたい。「モンブラン、ブルーブラック」は先が読めてしまうけど万年筆好きにはたまらない作品。「クリトリスにバターを」は村上龍の「限りなく透明に近いブルー」の第一稿タイトルを許可を得て使用したとのこと。そちらも再読したくなる。何にせよ、相変わらず山田詠美の小説は読んだ後に米語を勉強したくなってしまうよ。 p198 だいたい自覚した知性なんて、知性ではない。そして、他者にそれとすぐ解るようなものも知性ではない。きみの欲しがっているものは、凡庸から身を守るための鎧なのだと思います。
0投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログお守りみたいなものだと思う。 Amy saysな小説は。 ことばのお守り。 『彼の体のどこかしらに触れていれば、私は、この世でたったひとりにとっての大事なひとになれる』 ということを、ガンガン代弁してくれるから。 タイニーなストーリーだと、恋愛もさらりと読めて、心地良いですね。
0投稿日: 2013.05.27
powered by ブクログAmy! 山田詠美の本もいつのまにか感じるものが変わってきた 山田詠美も私も日々変わってきているからなんだろうな この本の中には私が大好きな山田詠美の感覚が久しぶりにあったけど、それはやっぱりちょっと昔の本と感じていたものとは違う GIと遊んだ話(四)と420、加えてライトバブルの覚え書き好きだなー ステューピッド 恋愛だ
0投稿日: 2013.05.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫になるのをずっと待ってました!!! 以前のように文章が美しい!と感動することは出来なかった。 それでもやっぱり特別だけど。 解説の方の、詠美作品は最後の一行が怖い、というのに私も同感だけども、同じ意味でではない。 ほのぼのしていても、最後に裏切られるんだろうなーと予感しながら読んでしまうのです。 詠美さんの(小説の)正義が確固としたものだと分かっているから逆に予測出来てしまう。 「にゃんにゃじじい」の始めの数ページで次郎さんが大好きになると同時に、ラストでこのほのぼの感は打ち砕かれるに違いないと思った。 そして案の定です。 様々な作品を集める中に、始終“ほのぼの”のみの作品が2つくらいあってもいいのではないでしょうか。 もし詠美さんが瀬尾まいこみたいな小説を書いたら、詠美さんの作品の方が全っ然面白いだろうなぁ…読んでみたいなー。 山田詠美の新境地!てなりますよ。 (年取って丸くなったとも言われるでしょう) それにしても、こんなにビッチばかり出て来たら他の人の作品なら呆れて読むのをやめちゃうかもしれませんが、 詠美作品だと全く何とも思いませんね、むしろこれだよこれ!て感じで 笑 あと、詠美さんはリリー・フランキーの「東京タワー」にご立腹だったみたいですね 笑 私もあれを読んだ時は何で流行ってるのか全然分からなかった… GIと遊んだ話、百年生になったら、ガラスはわれるものです が気に入りました。 蝶々の纏足、みたいな話が2つくらいありました。
1投稿日: 2013.05.25
powered by ブクログ【経緯】 山田詠美のが読みたい気分で 【感想】 ●電信柱さん 山田詠美が擬人化小説書いた…! 何されても耐えるしか無い電信柱さん。ファックとも言いたくなるよねー 女の子用のガンダムブリーフ、そんなとこで男受け狙うなていうの笑った。 ●百年生になったら 本気だしたオカン、恐るべし。 「あんたいると便利だもん」 ま だ 言 う か ! ●宿り木 これ、好き。 わたしの大好きな山田詠美の「蝶々の纏足」の強かな怖さがあった。 タブーを逆手にとって攻撃に使うという痛快さよ。 ●モンブラン、ブルーブラック 人生の卑屈な部分を華麗な文体で愛すべき甘美な哀愁に置き換えれたら。 夢想するのは楽しいけど、それが他人の手が介入して改竄されるのは気持ち悪いことです。 ●積分微分 勉強が出来ることと、社会でうまくやれることはイコールではない。 兄にホームレスを重ねて奮い立つ弟の歪み。 ●ガラスは割れるものです ガラスのハートとはよく言うものだけど、「わたしってガラスのハートの持ち主だから…」と酔いしれて哀愁とろりと垂らされたらぶん殴りたくなるわけで。 ふたりの世界でよろしく浸るのは好きにしたらいいけど、第三者が見たら滑稽で腹がたつものですね。 彼の両親が息子の自立心(?!)を褒めるところがユーモラス。 ●紙魚的一生 紙魚(しみ)って何?と画像検索して後悔した。 本食い虫ってあんな愛せない格好の虫なのか…! 知的な生活=読書量では無い。 得た知識をじぶんの生活に落とし込むところまで出来る人がカッコイイ。 ●にゃんにゃじじい 猫のふりした女はダメだとにゃんにゃじじいは言うけれど、好きな男の前で猫になれない、ましてや猫被りを歪んだ顔で否定する女のほうが可愛くないじゃない?と。 ●涙腺転換 泣きたくないから涙腺が尿意に代わったらというくだらなくてかわいい話。笑 彼女との初夜、感極まると本来の役目が果たせないのではというIfが面白い。た、確かに。 ●予習復讐 復讐に勤勉になるって難しい。 エネルギーを大量に消耗するのは勿論、とことんじぶんの立場を正当化して、相手を可哀想だなんて思う隙をじぶんに与えてはならない。 【共感】 •下着なんて言わば自己満足だし好きにしたらいいけど、女の子のブリーフはやっぱり好きになれない。 •女のこが好きなひとの前で可愛くあろうとするのは避難されるようなことではない。少なくともそれを指摘して醜く笑っているひとよりは、幸せになれると思う。 【発見】 外人を恋人にもつ女の子。 白人が好きなコと黒人が好きなコで性質も異なるということ。 恋の色味を帯びた音楽とそのものの音楽を好むことの違い。
0投稿日: 2013.04.23
powered by ブクログAmyの小説を読むと、街ですれ違う黒人を目で追ってしまうようになる。 以前ほど文体に攻撃性がないかも、と感じるのは、書き手のせいなのか、読み手のせいなのか? 相変わらず、またいつか読み返そう、と思える短篇集だった。
0投稿日: 2013.04.21
