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総合評価

1034件)
4.1
372
366
198
25
7
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    文章から登場人物からストーリーからなにからなにまで か ん ぺ き !(!)サスペンスで泣きそうになるとは思ってなかった…!櫛森君がほんとにかっこいい、友達も良い奴らばっかで悪い人なんて誰もいないのに。みんな根本はやさしすぎるのに。サスペンスとしても楽しめるけど、青春小説としても全然いける!うわああ貴志さん最高!情景描写がめちゃくちゃ上手い!特に最後の自転車で警察署に向かうシーンが綺麗すぎて泣けた。貴志さんこーいう系統他にも書かないのかな…!(怖いの駄目なんだ!)

    0
    投稿日: 2007.04.22
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    にのみやくん主演の映画になりました。映画より面白い。映画からはあまり感じなかった切なさが表現されてます。

    0
    投稿日: 2007.04.22
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    映画を見てから読んだけど、衝撃的だった。時は戻ることができないということを実感した。最後は切なく悲しかった。

    0
    投稿日: 2007.04.14
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    【内容】こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか―。 秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹の三人暮らし。その平和な生活を乱す闖入者がいた。警察も法律も及ばず話し合いも成立しない相手に秀一は自らの手で殺害することを決意する。

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    投稿日: 2007.04.10
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    ありきたりな言葉ですが、ただただ切ない。 あのラストシーンは涙なしでは語れません。 胸がしめつけられる思いで読みました。 すごく好きな作品です。

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    投稿日: 2007.04.07
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    受験の終わり(!?)と同時に読んだ作品。友達からの勧めもあり、2003年のベストセラー作品ということなので読んでみた。倒叙推理小説(前半で犯人が完全犯罪を計画する形であらかじめ手の内を明らかにする。その後計画は完全になされたかと思ったら、警察の視点から捜査を開始して犯行を暴く展開)で書かれた作品なのだが、本来の倒叙推理小説では主人公のドロドロした欲望のために殺人を犯すのだが、この小説の主人公は母親と妹のために、愛する人のために完全犯罪をするところに、読者からの同情の念がある。この作品はホントに素晴らしいと思う。

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    投稿日: 2007.04.02
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    怖い・・・・けど、最後まで続きが気になって気になってしょうがなかった。主人公と私は歳が近いけど、私にはあそこまでの行動力や計画する根気はない。当たり前かもしれないけど。秀一のやった事は正しかったのかといえば、そうでもない気がする。でも、あそこまで追い詰められたら、他に方法はなかったのかもしれない。ありえない話だと思いつつ、感情移入して、とても悲しくなる話だった。

    0
    投稿日: 2007.03.31
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    読み終えた瞬間、なんともいえない淋しいような感覚にとらわれて泣けました。と同時に貴志氏の文章力の凄さを思い知らされました。巧妙なトリックでの殺人犯罪、それを犯した後の心境、どれも読んでるこちらまでもが身震いしてしまいそうはほどにリアルで実際に体験したかのような感覚です。また主人公の家族を愛する気持ちは読み進めていくうちにどんどんと確かなものになって、最後の最後まで家族を思う主人公にまた涙させられます。そして最後に号泣……。主人公の判断は間違いではなかったと思います。それがいちばん楽なんだ。いろんな方によんで頂きたい。オススメします。

    0
    投稿日: 2007.03.29
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    これも映画化してたっけ。中学生の時に読みました。主人公がね「青い」のだよ。ラストが泣けます。泣いたひとりです。

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    投稿日: 2007.03.25
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    【櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い】 悲しく切ない話でした。 まだ高校生の青年が愛する家族の為にあそこまでしてしまう事に胸が締め付けられる思いがしました。 神様、どうか彼を見逃してあげて下さい・・ 読んだ後も胸が苦しいです。。 映画化されました。

    0
    投稿日: 2007.03.13
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    読み返すたびに、後半を読むのが辛くなります。切なくて、悲しくて、やりきれない。なんで大切なものを守るためにここまでしなければいけなかったんだろう、と。

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    投稿日: 2007.03.01
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    どうやら、貴志氏の作品に間違いはないようです。『クリムゾンの迷宮』を読んで衝撃を受け、『ISOLA』でさすが!と思い、今回は、もう間違いない!!っていう感じです。 人間の内面を描くことで湧き出る恐怖は例えようもないです。ドキドキしながら読んでました。

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    投稿日: 2007.02.28
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    暇つぶしに古本屋で買ってきた本…だったと思う。どこいったんだろ?犯人側から書いてるって理由でやっぱり彷彿とさせるのは某漫画。でもこっちのがやっぱり完成度としては高いのだと思う。んでこれまたやっぱり、頭の良い人の考える事にはついていけないよいずみは…!でもその頭の良い割には初歩的なミス犯してると思うのですが、どーなんでしょ?

    0
    投稿日: 2007.02.14
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    主人公の 強い意志とか使命感とか 本当にどうしようもない 気持ちに 読んでて苦しくなった 読み終わった後の すごい後味の悪い感じが今でも  忘れられません お話の内容としては 主人公の男の子は 母親と妹と  それから母親の愛人と住んでいるんだけど  その愛人がとんでもない人で その人から家族を守るべく いろいろ考えて・・・ というもの タイトルにふさわしく、主人公の家族を愛する気持ちや  使命感は 炎の一番温度が高い青い部分を思わせる 物語の一番核心の部分を読んだあとは ただただやるせなくて  本の中の話が 本当に本の中で良かったと  初めてそんなことを思った 個人評価がかなり低いのは お話の強さに自分が 押しつぶされてしまったから もう 二度と読みたいとも思わないだろうし、 本の内容を忘れるのが 比較的早いわたしでも インパクトが強くて ずっと残ってる だから 本として(?)は ものすごいと思う 伝わってくるものが 確かにある気がします 少しでも気になるのなら 読んで絶対損はないと思う ただ、わたしはもう 表紙を見るだけで怖くて身震いします (笑)

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    投稿日: 2007.02.13
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    <きっかけ>貴志祐介氏の本にはまっていたので買いました。 <コメント>「黒い家」からはまり「ISOLA」「クリムゾンの迷宮」と読んできただけに今までと違ったストーリーに驚きました。こういった内容も書くんですねぇ 汗 主人公は、高校生で母と妹との3人で生活していたのだが、別れたはずの夫が家に居座り、金を要求し、酒に入り浸り、さらには暴力を母にふるう始末… こう状況に弁護士に相談し法律で幸せを取り戻そうとする主人公だが、法律では解決できないことを知った主人公が追い詰められ決意する分かれたはずの父親の殺人。 どこの家庭にあってもおかしくない設定なだけに主人公の葛藤にギュット胸が締め付けられる思いがしました。 泣きました。お薦めです。

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    投稿日: 2007.02.10
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    読了後、切なくてやりきれなくなった。愛する家族との平和な生活を守りたい一心で、義父を殺害した少年が、結局自らの罪に押し潰されてゆく。自分のためでなく、家族のために犯した殺人。それでも罪にとわれなくてはいけないのか…。面白いというより衝撃を受けた小説。 ラストのざっくりとした終わり方が良い。

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    投稿日: 2007.02.05
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    家族を守る為に犯罪を犯してしまった少年の物語。犯人視点の展開が個人的に熱かったですが、ラストが切なすぎる・・・。

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    投稿日: 2007.02.04
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    殺人鬼の主人公にフォーリンラブ!サスペンスと恋のドキドキは似ています。映画では二宮君が主役だったためさらに萌えました。

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    投稿日: 2007.02.04
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    昔住んでいた場所が舞台だったので、 かなり世界に入り込めた。 でも悲しい話だと思う。 優しさ故の犯罪だねぇ。

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    投稿日: 2007.02.03
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    泣きそうになりました。映画も見ちゃいました。暗かったです。 でも凄く面白い。 でも読み終わった後非常に落ち込んだので★二つ減点です。読まずにいられるなら読みたくなかった…。でも、面白かった…(涙

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    投稿日: 2007.01.31
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    殺人を犯してしまった後の、複雑な心境の変化、どれほど憎んでいた人物でも人の命を奪うということの重さが伝わる一冊。  主人公の家族愛、気付かなかった友人からの友情、愛情。犯してはじめて気付く罪の重さ・・・

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    投稿日: 2007.01.26
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    人を殺してもいい人間なんてこの世にいないのに、どーしても殺さなきゃいけない理由を抱えてる人がいるんだと、すごく感じた。家族のためなら、犯罪を犯せるのか?そんな悩みを抱えずに、大人になれた私は、家族に恵まれてたんだと感謝しようと思った。

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    投稿日: 2007.01.25
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    完全犯罪。強制終了。守るべき人。哀しき犯罪者。追い詰められてゆく主人公の描写があまりにも痛々しい。大切な人を守るため。でも2人目の時点でその行為は自分のためのただの殺人にしか過ぎない。大人たちは自覚しないまま少年を奈落へと突き落とす。あまりにもやりきれないラスト。泣ける。

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    投稿日: 2007.01.20
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    秀一の想いを考えると、涙がでる。 ただただ、守らなければならない、と。自分しかいないのだ、と。 追い詰められて、それでも守るもののために、精一杯戦った。読んだ後に心に広がる青がとても切なかった。

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    投稿日: 2007.01.18
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    泣いた。主人公のひたむきさは、たとえ犯罪を犯した人間であっても、応援したくなるものがあります。個人的に、「DEATH NOTE」の夜神月を思わせる。

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    投稿日: 2007.01.12
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    感動したー映画も見たけど、両方とも深くておもしろかった。二宮がはまり役で(愛´∀`)にの、かっこいいですよ★

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    投稿日: 2007.01.09
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    映画よりも先に本を読んだ。殺人が悪いことだということを読んでいる時は忘れてしまっていた。ほんとに・・「こんなに悲しい殺人者がいただろうか」だった。

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    投稿日: 2006.12.19
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    この本を読んでる期間、夢で殺人の夢を見てつらくなってました。それほど、なんというかリアル?恐かったです・・・でもとっっっても切なかったです。最後のシーンは本当に悲しい気持ちになりました。

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    投稿日: 2006.12.15
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    家族を守るために17歳の少年が完全犯罪を計画するという小説。殺すターゲットは家族の平和を乱そうとする男だ。少年は綿密な計画を立て実験を重ねて、そして実行する・・。ラストは切ない結果です。

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    投稿日: 2006.12.14
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    「どうしてあなたは人を殺したの?」 もしも彼にそんな質問をしたならば、それはただの愚問と思える。少年の生き様は、青い炎のごとく燃え上がった。

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    投稿日: 2006.12.01
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    高校時代これの読感でエライ問題作を書いちまったことがあります(笑)倫理道徳だけじゃ現実世界生きてゆけないもの。

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    投稿日: 2006.11.12
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    なんというか悲しい、そしてせつない気持ちでいっぱいになりました。映画も原作を忠実に作っていて楽しめたけれど、やはり原作にはかなわない。

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    投稿日: 2006.11.10
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    ある日新聞を見ていたら、下の広告欄にこんな文字が目に付いた。―氷のように冷たい殺意を抱いて―。まずそれだけでゾクリとした。しかも、よく見るとあの『貴志祐介』ではないか。ほぉ、『青の炎』。「黒」「深紅」に続いて3色目の「青」の登場か。貴志祐介のホラーにハマっていた私は、どんなホラーだろうと思い、即買いしまった。読んでみると、あれ?ぜんぜん恐くないぞ?ひょっとして青春モノ?しかし、気付いた時にはすっかり主人公に感情移入してしまい、完全にのめりこんでいた。眼には、うっすらと涙まで浮かべて、向かえた最後の数ページ。そして極めつけ、衝撃のラストである。ページを捲ると・・・・、うぉおっ!

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    投稿日: 2006.11.08
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    17才の少年がここまで追い詰められて、自分を犠牲にしてまで家族を救おうとする姿が痛々しい。全体的に破滅感、悲壮感が漂っている小説。こういうことが起こる社会にはなって欲しくない。

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    投稿日: 2006.10.12
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    高校生の時読んだ。今見るといろいろ思うところもありますが、当時は色々共感してました。悲しい感じ。 借り物。

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    投稿日: 2006.09.09
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    先輩から勧められて読んだのですが、かなり良かったです!!家族のために綿密な殺人計画を立てて、実行する…主人公に共感してしまったせいか、読み終わった後は呆然としてしまいました。いつか映画も見てみたいと思いますvv

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    投稿日: 2006.09.06
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    すごくいいです。映画よりも小説のほうが絶対いい!なぜ主人公があんなことをしたのか、その理由が感動モノでした!

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    投稿日: 2006.08.29
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    母と妹を血の繋がらない元父親から守る為、計画殺人を企てる男子高生のお話。まず計画の緻密さに驚く。本当にこれ真似して人殺せそう・・とか思ったら、案の定「この小説には敢えて記載しなかった理由により必ず失敗します」なんて記述があった。普通の推理モノと違って、犯人視点で描かれる「倒叙型」なので、 犯人の心理を理解して入りこんでしまい、ラストがツライ・・。切なくて胸が潰れそうだった。高校生だけあって青春小説としても読める。

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    投稿日: 2006.08.18
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    個人的には好きです。少年の不安定な感情がよく表れてます。実際の少年事件でもこういうことを考えて、犯罪を起こすのだろうかと思いました。でも読んでて自分でも共感する部分があり、ちょっと怖くなりました。悲しいお話なので、あまり人には薦めません。

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    投稿日: 2006.08.07
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    泣いてしまったんですがよく考えるとラストの行動は問題ある気がします。読んだ直後としばらくしてからの感想の落差が激しい本でした。あとヒロインの描写がピンとこなかった。

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    投稿日: 2006.08.04
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    ラジオのCMで買うことを決めた本。 父親と母親が離婚しない理由を知ってホンっとに驚きました。 完全犯罪をするために研究したり、実験したりしている描写がすごくリアルだし、専門用語もたくさん出てきて凄かった。 結末には涙がでそうになりました。 映画の二宮君もすごくよかったです!映画もオススメ!

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    投稿日: 2006.07.27
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    何回も読み返してしまうほど、小説として面白いし、ラストの切なさを感じることができる。倒叙物の宿命である、ラストに追い詰められる様は、まるで世界が真っ白になるようだ。 また、舞台となった江ノ島付近を散策したくなります。

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    投稿日: 2006.07.26
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    主人公は十七歳の高校二年生。 完全犯罪を計画します。 もちろんただの快楽殺人なんかではなく、家族を守るために… 秀一が実際にやる時などは自分も一緒にめちゃくちゃドキドキしました。 ほんと十七歳とは思えない精神年齢の高さ。 一人で何もかも背負って頑張って。 周りの大人はもうちょっと何か出来なかったのかと思います。 私はいつも捜査側の本ばかりを読んでいて犯人側の本は初めてでした。 でもどんどん秀一の味方になって行きました。 あたしには家族を守るために法を犯すことはできないと思います。 この人の殺人は悪いことだと思えなかった。 しかし、やはり誰かを守るために人を殺したとしても 報われる殺人は、無いんですね。

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    投稿日: 2006.07.22
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    貴志祐介著。映画化されているのを知っていたんですが、友人から薦められるまでアイドルが出ている映画の原作くらいにしか思ってませんでした。内容はというと17才の少年が追い詰められ殺人を犯すというもの。序盤は他人事として読めたんですが、終盤になり追い詰められる心理描写に以前の自分を重ねてしまい、感情移入しました。切なく救いがない話です。

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    投稿日: 2006.07.18
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    櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との3人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が10年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。

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    投稿日: 2006.07.14
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    切ない。 この一言に尽きる! 感想を言葉にするのが難しいなぁ。 自殺しなくてもよかったのに。悲しすぎる・・・。 秀一が堕ちていく所は私も落ちていって、秀一が切ない所は悲しくなって。 紀子や友子、遥香に嘘を突き通すそんな優しい秀一。強くもあり弱くもあり。 そして、秀一はとても頭が良いと思った。あんな犯罪計画を考えられる高校生はいない。 秀一の犯した殺人は意味のないものだった。それにもっと早く気づけばこんなことにはならなかったのに。 いろいろ書きたいことあるけど、言葉に出来ない。 映画版の二宮さんの演技が楽しみ♪

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    投稿日: 2006.07.06
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    けっこう退屈せずに読めた。 文章はきれいな感じで、湘南地方と叙情が程よくまとまりさわやかに陰鬱。 主人公の身勝手さが最後の最後まで痛い。 文学作品の引用部分はかなり気を惹かれた。

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    投稿日: 2006.07.02
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    前半は非常にイライラして読み進めるのが辛かった。歓迎されざる闖入者に対し『殺すしかない』と思い詰める動機、理由が薄い気がするからだ。手をこまねいているだけで抵抗しない母親には怒りすら感じる。なので感情移入も出来ずただ読み進めていたのだが最後の別れのシーンはウルッと来た。06.06.29

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    投稿日: 2006.06.29
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    主人公の秀一は、突如やってきて家族のささやかな幸せをぶち壊した義父、曾根を殺す完全犯罪を計画する。 ラストで少し泣きそうになりました。不覚です。だってなんとなくラストが予想できてしまうではないですかっ! いやね、普通はあんまり良くないと思うんですよ、結末が見えるのって。でもこれの場合、だんだんページをめくるのが躊躇われてくるような……。はぁ……切ないぜ……。

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    投稿日: 2006.06.28
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    泣きました。 最後の自転車で駆け抜けていく場面がすごく胸に残っています。 高校生の少年が、家族を守るために犯した殺人。 許されないことだけれども、そうするしかほかに方法がなかったと…。切ないです。

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    投稿日: 2006.06.24
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    あの蜷川さん監督で映画撮った奴ですよね! この小説はとても切なく、胸のそこからなにかあふれ出てくるものがあります。

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    投稿日: 2006.06.24
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    読み始めたら止まらない。 ストーリーに引き込まれます。                             

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    投稿日: 2006.06.20
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    私が貴志さんを知った最初の作品。犯人の心情や情景描写、人間関係などの書き方が凄い。殺人に使われた道具や方法はすごく専門的でそれを考えるだけでも楽しめた。 理不尽とも思われる殺され方をしてしまった被害者、この方法意外にも他にも道はあっただろうに、自分の人生を犠牲にしてまでも妹を守ろうとした反面、自分を守るために他人を切り捨てる主人公。人間くさくそして悲しく切ない作品でした。

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    投稿日: 2006.06.17
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    理由は何であれ人を殺してはいけない。そんな当たり前のことも納得しがたくなるような主人公の家族を思う気持ちと切ない結末。ミステリーを読んで泣いたのはこの本が初めてです。雑学的内容の濃さも読んでいて面白い。映画より原作!!

    0
    投稿日: 2006.06.12
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    一見完璧に見えた犯罪が些細な切っ掛けから破綻していく様や、主人公が犯罪を犯すまでの心情が痛々しいまでに緻密に書かれていて、胸に響きました。自分を犠牲にしてまで他人を守ろうとする自己犠牲を厭わない側面と、他人を犠牲にしてでも自分を守ろうとする身勝手な側面を併せ持つ等身大の主人公に魅かれます。

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    投稿日: 2006.06.12
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    高校生が、平穏な母子家庭に闖入してきたならず者を排除するため完全犯罪を考える。「切ない殺人者」と銘打っていたが、私には少年の思い込みと身勝手にしか思えなかった。最初の殺人は、ホントに少年が思いこんでいるような関係だったのか疑問だし、2つ目の殺人は短慮に過ぎる。最後の終わり方は、もし少年の希望通りに事が進んだとしたら、相手の人が可哀相すぎる。面白いかどうかといえば面白いとは思うが、少年の勝手さに最後まで腹が立った。

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    投稿日: 2006.06.10
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    悩み苦しむ様子や覚悟を決めて殺人に手を染めていく様子など、主人公の心情が作品から痛いくらいに伝わってきました。そして、主人公に感情移入せずにはいられませんでした。

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    投稿日: 2006.06.08
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    高校卒業直後ぐらいに読んだ本。あまりにも悲しくて。読み終わってから。さめざめと泣いた記憶がある。 普段本を読まなくって、って言う人にはすごく読みやすい本。こういう気楽なところからはまっていこうよ、読書の世界に。

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    投稿日: 2006.06.06
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    何度も何度も読み返してしまう作品。 何度読んでも、悲しすぎる。 最後、あっけなく終わってしまうあたりが、かなりシビア。

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    投稿日: 2006.06.05
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    高校生の少年が、家族の為に完全犯罪を犯す物語。 なかなか面白かった。 少年が殺人を決意するまでの経緯、普段の人間関係、家族関係、日常の生活風景など、どこを取っても面白く読めた。 完全犯罪の内容も、なかなか斬新で科学的で面白かったし、 メディアへの洞察にも、かなり共感を覚えた。 だけどちょっと、頭良過ぎ〜って思ったかな。 本当にできる子って、あんなに頭良いものなのかな。 あそこまで頭が良いだけに、最後は痛快で終ったらいいのになって思ったけれど、やっぱりその辺は、人間としての色々な苦悩を味わわせる事で、作品に深みと言うかリアリティが出たのかもしれない。 途中の、科学的な専門分野の部分では、ちょっと頭がパニックになったりしたけれど、後半は泣けてきてしまった。 前途有望な若者だったのに、ああいう風に人生を台無しにして しまった事が悲しくて仕方なかった。 法律も警察も守ってはくれない家族の幸せを取り返すには、彼が選んだ道しか無かったのかな。 人間の命の大切さは、多くの人が理解している事だと思うけど、存在するに与わないと思われる人間でさえ、生きる権利はあるんだよね。 そして、簡単に他人の手で抹殺していいわけもない。でも、そしたら、弱い立場の人間はどうすればいいんだろ。 これは、最近増えている凶悪犯罪の被害者や被害者にいつなるかわからない我々への問い掛けなのかもしれないな。

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    投稿日: 2006.06.03
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    映画化される前に読んでましたが、映画は見ていません。読後感はなにか釈然としないものが残りましたが、作品の世界観自体は好きなジャンルです。

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    投稿日: 2006.05.31
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    家族を守るため、義父へ完全犯罪を執行する高校生の少年。。最高の小説ですね!情景描写がすごい!そして深くて、やるせなくて・・・。「青の炎」というタイトルが全てを物語っていますね。

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    投稿日: 2006.05.24
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    一人の高校生が受け止める運命と紡ぎ出す作意。 底なしの家族愛が生んだ、底の見えない虚無感を前に、「果たして彼は間違っていたのだろうか?」、思わずそう考えてしまう作品だった。

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    投稿日: 2006.05.23
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    家族のために殺人を犯してしまった少年の、悲しくも切ない物語。 嵐の二宮くんとあややにて映画化にもなりました。 ラストが…切なすぎです。(゜ーÅ) ホロリ

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    投稿日: 2006.05.21
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    私、実はミステリーってあんまり好きじゃないんだけど(だって頭悪いから謎解きされてもわかんないよ・笑)これは本当にいいです。解説曰く「倒叙推理小説」というジャンルの話で、ミステリーを犯人側から描いた作品なんだけど、この「青の炎」に出てくる主人公の櫛森は犯人という言葉を使うのが躊躇われるほど一途。全体を貫く彼の哀愁が何ともいえない。 最後、自分では完全犯罪だと思っていた計画の不備が次々に暴かれるところも圧巻。

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    投稿日: 2006.05.20
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    主人公がお父さんを殺すんやけど、すごいもどかしい。 殺人はあかんけど、主人公がなんとかやり遂げられるようにって思ってしまう。 しかも、結構本格的に書かれてて、専門用語とかよくわからんかった; 読んだあと、ずっしりきた。

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    投稿日: 2006.04.20
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    家族を守るため、頭脳を駆使して犯罪に手を染めてしまう高校生。そして連鎖してしまう犯罪。後戻りのできない真の切なさがここに・・・僕の一番のお気に入りの小説。

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    投稿日: 2006.04.15
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    嵐の二宮くん主演映画の原作。家族を想うあまり、完全犯罪を目論む男の子の物語。トリックの出来のよさに目を奪われたけど、よくよく読むと悲しい話。

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    投稿日: 2006.04.14
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    サスペンスで泣きたいなら、この作品。 これはもう、せつなすぎます。 ラストシーンは涙なしには読めません。

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    投稿日: 2006.04.13
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    愛するもののために完全犯罪に挑む主人公の視点で書かれた作品。 ミステリー小説を読んで泣いたのは初めてです。 これはすっごい人におすすめしたいです。

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    投稿日: 2006.04.12
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    妹の薦め。 家族を想う気持ちが、殺人につながる。。。でも、あんまりにもかわいそうだった。そんなのないよーと思った。 ラストには思わず涙してしまいました。

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    投稿日: 2006.04.05
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    私が二宮くんを役者として好きになった映画の原作。とまどいと、葛藤と。逃げるシリーズに入れたいぐらいに映画の出来前は完璧だと思う。

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    投稿日: 2006.03.26
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    主人公の犯した罪は決して償えるものでは無いものの、孤独の中で戦う彼の心理描写がとても巧みで、感情移入して泣いてしまいました。十七歳の少年にとっては、あまりにも残酷な現実。少年の家族への愛が痛いほど伝わって来ます。 ラストの衝撃は未だに忘れられません。全体的に切ない雰囲気が漂っています。この作品は推理小説と言うより青春小説に近い気がします。

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    投稿日: 2006.03.16
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    映画を見たかったので予習のために購入。でも読まなきゃ良かった。映画があまりにも陳腐に見えてしまったから。この原作で号泣した私は映画ではちっとも泣けませんでした。「自分で自分の幕引きをする」エンディングが印象的。

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    投稿日: 2006.03.09
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    異常なほど主人公に感情移入してしまった。ストーリー力や描写力に感嘆。一度引き込まれれば、細かい描写に盲目するほど。ラストの終わり方も「切ないけど、それしかないんだよなぁ…」っていうもどかしいバッドエンドでした。だが、それがいい。

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    投稿日: 2006.02.28
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    キレたりなんかするのは最後の最後、人生を賭ける時だけだと若者だってわきまえてる。だけどそうなる前に見つけてくれる人がいると幸せなんだけど。

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    投稿日: 2006.02.24
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    うーん、なんだかラストがどーんってかんじでえー!って思ったけどなんだかありきたりだと思った。 でも途中の殺人の計画のあたりはわくわくして読めた。 警察良い。

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    投稿日: 2006.02.16
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    倒叙型ミステリー。 正しくはないだろう殺人という選択。それでも少年が主人公だと云う異質さもあってか酷く魅せられた。心臓をぎゅっと締め付けられる切なさを感じて欲しいです。

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    投稿日: 2006.02.16
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    切ない!こんなに同情出来てしまう殺人がこの世にあって良いのだろうか。自分の大切な人達を守る為に自ら殺人に手を染めてしまう高校生の主人公が切な過ぎる。殺人を計画し実行するところまでが詳しく描かれているところが私にとっては新鮮だった。殺人計画を立てていく中で、主人公の櫛森秀一の心の中に少しずつ起こる変化もストーリーを一層引き締めている。綿密な殺人計画も理系知識が盛りだくさんで興味深かったし、完全犯罪に見えて次々と暴かれていく犯罪の不完全さにも大きな衝撃だった。エンディングはそこまで凝ったものではないが、ストーリー自体が大きなインパクトを持っているのでおもしろい。

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    投稿日: 2006.02.15
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    家族を守るために鬼になった主人公が切ない。 完璧に見えた犯行も、気づけば穴だらけだったり。結末は初めて本を読んで涙を流しました。思い入れのある作品。

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    投稿日: 2006.02.14
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    同名映画の原作。筆者初のミステリィです。よく調査した上で書かれており、話に説得力があります。また、心情描写が巧みで感動必至です。ラストシーンでは涙が止まりません。尚、文章は堅く読み難いですが、話が面白いため苦になりません。

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    投稿日: 2006.02.02
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    なぜあんな二人で映画化されちゃったの?ってくらいのいい話。 不覚にも涙しました。 高校生の少年&少女がせつなくてたまらない。 ミステリー系で泣けるとは!

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    投稿日: 2006.01.28
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    映画が見に行けない、というもどかしさから購入した本。なんとも切ない青年の話。17歳で、こんなことまで考えなくてはいけないなんて、せつな過ぎる。 その後、映画も見ましたが、忠実に再現されているってカンジがして好印象です。

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    投稿日: 2006.01.22
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    ぁゃゃも二ノも出てるし読んだぁ。めっちゃ遅いけどね;; 話的には、恋愛的要素もあって、ちょっとサスペンス?みたいなとこもあって良かったぁ

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    投稿日: 2006.01.22
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    義理の父に対して完全犯罪を試みる男子校生が主人公。彼は家族を守るために犯罪を犯してしまうんです。 読んでてとても切なくなってくるお話でした。

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    投稿日: 2006.01.21
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    ほんの少しのすれ違いが 少年を犯罪に・・・・ 自分ではなく大切なものを守るために 犯した犯罪。 でも彼は最後まで純粋だったと思う。

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    投稿日: 2006.01.19
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    自分の知識すべてをつぎ込んで家族を救うために父親殺害を決めた高校生。どこまでもどつぼにはまっていく哀しき犯罪者の話。

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    投稿日: 2006.01.12
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    主人公の心の中がとても細かく描かれていて、切ないストーリー。ただ大切な人を守ろうとしただけの少年…胸がギューッてなります。

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    投稿日: 2005.12.20
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    愛する家族を守るために、完全犯罪に挑む高校生。この高校生が、クールで幼くてアンバランスで、とても切ないです。心に残ります

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    投稿日: 2005.12.14
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    おもしろかった。推理小説って推理だけで内容薄くてキライなんだけど、これは良かった!家族を守るための計画的な殺人…どう捉えていいのかわからなくてどきどき。自分も罪を犯したかのような気分になるほど引き込まれた。ちょっと切な怖くて痛かった。

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    投稿日: 2005.11.27
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    感動すると少年の切なさが伝わってきて、すごく良かったと聞き読んでみました。 私は・・・好きではありません(*_ _)人ゴメンナサイ

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    投稿日: 2005.11.24
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    主人公が私の理想のタイプ☆ 頭がよくて、ヒキコモリの殺人者です。 でも彼を責められない・・・(T_T)

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    投稿日: 2005.11.17
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    立ち読みで読み終わった本。 さすがにめまいがしました。 かなり衝撃を受けました。 切なすぎる… DVDも借りて見ました。

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    投稿日: 2005.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そりゃ、殺人って犯罪だけどさ。 それは何年たっても、何百年たっても変わらない事実だけどこの犯人の少年はせつなすぎる。 青春の甘酸っぱさとせつなさとのほうが殺人事件よりもよけいに印象に残りました

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    投稿日: 2005.11.02
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    文庫版で。泣きこそはしなかったがあれ程完璧なラストだとは思わなかった。相変わらず貴志先生の人を惹きつける文章には恐怖さえ覚える。

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    投稿日: 2005.10.05
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    嵐の二宮君とあやや主演で映画化もされましたね。見てないけど。貴志さん作品の中ではちょっと大人しい印象なんだけど、ラストは切ないね〜…。

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    投稿日: 2005.09.30
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    倒叙推理小説と呼ばれるものは、犯人のどろどろした欲望が渦巻いていたりするけれど、この作品の犯人である主人公を犯行へ導いたのは、“家族への優しさ”。結末はハッとするもので、読んだ瞬間、その哀しさにぞくっとしました。

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    投稿日: 2005.09.27
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    酒を飲んで暴れる元継父の完全犯罪を実行する鎌倉の進学校に自転車で通う主人公。彼を嫌うクラスメートに授業を抜け出した所を見られ脅され殺害。GFに気づかれ、捜査の手が迫り、自殺する

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    投稿日: 2005.09.10
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    映画化されたときに読みました。 映画の宣伝を新聞で見たとき「この本読んでみたい!」(映画を見たいって思わなかったのは私らしいな…。)と思って読んでみました。面白かったです。 自分の家族に危害を加えるものを完全犯罪で殺した秀一。恐ろしさより哀れさが大きい殺人者は今までになかったでしょう。最後は… この方法しか家族を守れなかったところに涙…。

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    投稿日: 2005.08.23
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    読もうと思ったきっかけは、映画でした。 公開前のプロモーション活動時にテレビで紹介されていたのをたまたま見て、ストーリーに興味をもつ。 映画は未だに見ていないのですがね。 本屋で、二ノ宮君の表紙に惹かれて手を取りました。 タイトルの「青の炎」にはいろんな意味がこめられていることが、読んでいくうちにわかりました。 高校生という「青」春時代の真っ只中で生きている主人公。 炎は赤よりも「青」の色の方が、高温。 主人公である犯人の心情が痛いほど伝わってきて、読了後はしばらく呆然としました。 そういう作品にあったのは、人生においても数回しかなかったんで、貴重な体験したなと思います。

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    投稿日: 2005.08.20