
総合評価
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powered by ブクログシリーズ2 寂れたお城の公爵の求めで、 砂糖菓子を作ることになったアン 不穏な展開でハラハラ そして、別れ… からの、暖かで幸せなラストに満足の一冊
0投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三川みりによる「シュガーアップル・フェアリーテイル」の第2巻。2023年にTVアニメが放送されました。人間が妖精を使役するハイランドで母を亡くしたばかりの少女アンが、母と同じ銀砂糖師になることを目指し、戦士妖精のシャル達と銀砂糖師の称号を得るため旅をする物語。アルバーン公爵からの仕事の依頼を通じて、アンとシャルの関係性が少しずつ変わります。周りからは一目瞭然ですが。また、ジョナスのクズっぷりがアンの芯の強さを際立たせています。このクズを許せてしまうアンが凄い。シャルとミスリルのコンビも凸凹コンビで面白い。
0投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログ一巻だけのジョナス君かと思ってたら、またもや嫌なヤツとして登場。いやいや、彼、それなりに技術あるのね。真面目に頑張れや。アニメ6話~がこの本。アニメ5話目はまだ読んでないけど『王国の銀砂糖師たち』、多分。 貧乏生活を続けるアンと妖精達。現、国王の血を引くアンバーン公爵が腕の立つ砂糖菓子職人を求めていると知り、城に行くが、それには深い訳があって、色々なことに巻き込まれるアン…。 2巻も定番的な面白さと、アンの職人を目指す気高さが良かったです。このお話では高い地位にいる人やできる職人はちゃんと分かってる人が殆どなので、そこでイライラ~っとしないのが良いですね。銀砂糖子爵のヒュー、その知り合いのキャット(詳細なエピソードは省略されてました)、ラドクリフ工房のキースなど、これから鈍感アンとにぶちんシャルの恋模様に色付けてくれそうです。
4投稿日: 2023.01.10
powered by ブクログジョナスの人でなし度が上がってない……? っていうか、腐れ縁なんですね。 シュガーアップル・フェアリーテイルの第二弾。 銀砂糖師にはなれなかったアンは、いまだジリ貧、いえ清貧生活真っ只中。 救いは、旅を共にしてくれるシャルとミスリルがいること。 銀砂糖子爵のヒューに才能を買われ、彼の城で修行を持ちかけられるも それはなんか違う、とお断り。 そんな折、王都近郊のフィラックス領を治めるアルバーン公が 彼の望みどおりの砂糖菓子を作った者に 多額の報奨金を出すと聞いたアンは、フィラックスへ向かうのでした。 ティーンズ文庫ということもあって 全体的にソフトな印象で、そんなに酷いことも起きないよねと、ある意味安心して読めました。 おそらく、直前に読んだのが十二国記で 血なまぐさいものだったせいでしょうね。 しかし、ティーンズ文庫と侮ることなかれ。 また夜ふかしして読み切ってしまいました。
2投稿日: 2022.09.06
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2作目 知ったきっかけは漫画の方でしたが、物を増やせない現状なので小説が図書館にあるのならと読んでみた前作。 すっかり気に入ってしまいました。 ジョナスが登場人物紹介に載っていて驚いたのですが、そういう役割と読んでいて納得。 思い合っているけれど恋愛小説というわけでもない感じが好きな雰囲気です。
0投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログかわいいお話。 砂糖菓子に特別な力があるっていうのがメルヘンチックでかわいい これが刀とか芸術品とかならありそうだから、そういう重みがあると思って読むとしっくりくる あとはあれか、イギリスの結婚式のときのケーキみたいな感じかな かわいそうな公爵様の終生の友を作ることができてよかった
0投稿日: 2018.08.23
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前回の大移動・冒険に対して、今回は公爵の城に籠城。 読み終えて思ったことは、前作登場のジョナスの印象が変わったこと。前作では底意地の悪い悪知恵の働く奴、という印象だったが、今作では何だか情けない奴。懲らしめたいと言うより、今後の成長に期待したい。 アンとシャルが仲良くなってきているのが嬉しかった。前作ではアンの「お願い」に嫌々従っている感満載だったシャルが、アンの意思を汲み取ろうとしている!笑 アンの「かかし呼びより名前呼びのが嬉しい」も非常に可愛らしい。 前作では妖精に対する差別的処遇があったが、今作では妖精に厳しい人がほぼゼロで、アンとシャル達の関係性が(この世界の常識とは)ズレていることを誰も指摘しない・非難しないのが疑問だった。 あとラストの「銀砂糖菓子を日がな眺めて…」って、砂糖菓子そんなに持つのか? 水で練ってるのに、腐るんじゃ。
0投稿日: 2016.09.18異種間の価値観の違いに切なくなったり
妖精と人間の間にある価値観の違いに振り回されそうです。でてくる人間の権力闘争とかそれに振り回された人間と癒す妖精との間にどんなやり取りがあったのか想像が膨らみました。しかし、そんな中でアンはむしろ妖精よりなんじゃ(笑) よっぽどお母様の育て方が世俗から隔絶したものだったんだろうな。生きるの大変そう・・・。頑張れ!アン。ってなります。
0投稿日: 2015.05.10
powered by ブクログ1巻から続けて読みました。オチはある意味予定調和だなーと思ったりもしましたが、アンの職人根性がいい。あとシャルの天然&鈍感っぷりには脱帽するばかりです。キースが気になるので続刊も読みます。
0投稿日: 2015.01.27
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第一巻が面白かったので早速第二巻を読んだ。また泣いた。ううう。今回の銀砂糖菓子が読むだけですごく綺麗だというイメージが伝わってくる。しかも公爵の想いに本当に感動した。最後の最後幸せを手に入れたようで、祝福したい。アンにありがとう。
0投稿日: 2014.06.13
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林檎不足でラドクリフ工房にて銀砂糖作りに励むアンが よきライバルキースとも出会い、 ちょっとシャルともお互いいい感じ… と思いきや、銀砂糖師になれてもシャルがあの女のモノに なったら意味ないでしょ、で終わるとは。 単純ハッピーエンドじゃないのはいいけど、 続きが気になる。
0投稿日: 2014.05.26
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前巻で銀砂糖師にはなれなかったアン。せっかくのヒューのお誘いも断っちゃって、ラドクリフ工房の方々から嫌がらせもされちゃって、でもそんなのにも負けずにがんばるアンはかわいいなぁって。やっぱり、猪突猛進しない、がんばる女の子は好きです。 毎回タイトルに色が付いた誰かが出てくるけど、今回の「青の公爵」はかわいそうな人でした。愛も深いとその愛をなくしたときに壊れちゃうんだとしみじみ。 アンが作った妖精の砂糖菓子から復活しちゃうのかと一瞬思っちゃったけど、そうはならなかったのもよかった。 それにしても、ジョナスは完全に悪役ですね。っていうか、余裕のない小悪党って感じでしたけど。彼がいい人になるときはあるのかなぁ。
0投稿日: 2014.05.12
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何て軽い読み物! こんなすぐ読み終わるとは! アンとシャルとミスリルの3人の本当の旅がスタートかと思ったら半分は室内に籠ってたね・・・でも砂糖師なら、旅ばっかしてられないか 失った妖精の形を求め続けるアルバーンの狂気具合が少し怖かったなぁ それにしても砂糖菓子ってどうなってんの? 等身大のサイズにも出来るわ透明感も出るわで・・・綺麗なんだろうけど、イメージしてるの以上に粘土みたいなのかな? すごく不思議だ あと、生涯虜囚になってしまったアルバーンだけど、砂糖菓子ってカビないの? クリスティーナの絵画も持ち込めてるといいけど 今回はシャルやミスリルの好感度が上がった一方で、ヒューの好感度はぐっと下がった 彼が言うように、彼もまた人間って分かってても、羽を奪って妖精を操ろうなんて
0投稿日: 2014.02.07
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失ってしまった大切な人の面影を追ったけれど、やはり面影にしかすぎなかったことに気づいて、でも、それに気づくことでその人自身はようやく救われた。ということでしょうか。 それにしてもジョナスのキャラはいいですね、次回にも期待です。
0投稿日: 2014.01.24
powered by ブクログ1巻を読んだら彼らの続きが気になって気になって。 すっかりハマってますね。 アンとシャルも、すれ違いながらもだんだん距離が近づいて ドキドキです。 まぁ、シャルにはそんな自覚はまだないようですが。
0投稿日: 2013.11.13ラブが!
1巻(黒の妖精)ではラブ少なめのシリーズなのかな?と思ったが これからはラブ増量では? 成し遂げて成長するアン、 行動するシャル、 ちょこちょこと活躍(?)するミスリル、 ひょっこり登場するヒュー、 あれ、いたの、なジョナス の話。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログなくしたものはもう戻らないとわかっているから哀しいですね。 それでも読んだあと、スッキリ前向きになれる気がしました。
0投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログ悪役の描写が情け容赦ない。それが主人公のひたむきさを引き立てているのですが、それにしてもここまで思い切って駄目な人間を描けるというのはすごいなー。シャルはだんだんかわいく思えてきました……
0投稿日: 2013.02.16
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http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-343.html
0投稿日: 2012.09.15
powered by ブクログ主人公がさらに好きになった話。 技術としてではなく職人としてのレベルアップを果たした、という感じかな? 後半の公爵とのやりとりが好き。人の気持ちを大事にしている主人公の姿がいい。
0投稿日: 2012.09.04
powered by ブクログシャルとアンの1巻よりも関係が近くなった感じにドキドキしました!それに、妖精と人間がいつまでも一緒にいられるわけではない、というのがなんか今後の二人にも関わってきそうな話だと思いました。ミスリルもそういうことを分かってて、ああいう態度なのだと思うと愛しく思えます(笑)それにしても、ジョナスは腹立ちますねー(笑)
0投稿日: 2012.05.23
powered by ブクログジョナス、むかつきます(笑) 彼が卑劣だからこそアンのひたむきさが栄えるのでしょうが…。 シャルとの恋愛要素も、少しづつ進展しています。 銀砂糖と向き合う事に純粋なアンの意志ごとアンを守ろうとするシャル、かっこいいです。 ただヒューの誘いを受けた方が、腕を磨けて良かったんじゃ?と感じたので星4つ。
0投稿日: 2012.02.06
powered by ブクログ面白かった。 前作の2ヶ月後くらいの話。 アンは他の人から手を差し延べられてもつっぱねて楽な方に逃げないところ、作品に対して頑固で妥協しない性格がいいです。 しかしこの話はやけに現実的なところがあって痛々しい…。 ジョナスはなんであんなクズになってしまったのか… 他の砂糖菓子職人とのやりとりに、はらはらというか胸が痛い〜。 ラブな方向にも動きだして、今後が楽しみ。
0投稿日: 2012.01.24
powered by ブクログ一作目が面白かったので、続きも買ってきた。 世界観がちゃんと確立されているので読みやすい。 シャルとアンの関係に他者の介入があったり、相変わらずストーリーの展開は上手。それが透けて見えるところも安心して読める一因かも。
1投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ二作目。優しい文章と裏腹にジョナスの嫌な奴感+小物感が増していて、悪意が際立って見えるようでした。 アンの職人としてのプライドとか「作りたい」という気持ちがアルバーンの最後の台詞に繋がってるんだと思うと感無量でした。 きっと、何かが宿っている。 そんな風に思わせてくれる砂糖菓子、自分も欲しい限りです。 それにしてもシャルかっこいい!ちゃんとアン(というか人間?)を理解しようとしている姿にときめきました。 ヒューの振る舞いに「人間だなぁ」としみじみ。
0投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログアンのひたむきさと真摯さには頭が下がります。こういう生き方が人として理想的なんではないだろうか。心の底から意地の悪い悪人が居ない所も、この作品の良所だと思います。面白かった!
0投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログ誇りもった職人ってかっこいいなあ!アン良い子だようん。でもって可愛い。そして天然なシャルがなんつーかお前…苦労しそうだなアンw
0投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きなシュガーアップルシリーズ第二巻。 再読後に感想を書きました。 一巻に引き続き、馬車操業をしながら職人生活を続けるアン。 一巻で雇った戦士妖精のシャルと、たまたま助けた恩を返させろと勝手についてくる水の妖精ミスリル。 食べていくのがやっとの極貧生活を送りながらも、それなりに仲良く暮らしていた人間一人と妖精二人。 尊敬すべき銀砂糖師の称号を得た職人であった、亡き母親エマの魂を送るためにも、年末はどこかの宿でゆっくり砂糖菓子を作って過ごしたいと願うアンたち。 そんな折、フィラックスを治めるアルバーン公爵が、報酬を破格の千クレスとして砂糖菓子職人を募っていることを知るのですが…。 アンがいかにして一年を過ごしているか、なんとなくわかる回でした。 一巻で大嫌いになった彼がもっともっと嫌いになり、最後には哀れになるような、読み手の感情の起伏を激しくさせるストーリー展開(笑) ひたむきに「恩返しさせろ!」とくっついてくるミスリルが可愛くて仕方なかったです。 そしてシャル。相変わらず毒舌ながらも、いざとなればちゃんとアンを守ってくれるあたり、さすが百年以上生きたじいさ…妖精さんです…。 今回は銀砂糖師の資格を取るためではなく、砂糖菓子職人として依頼者からの難題に立ち向かっていく姿が見れましたが、さすが、アンの職人魂に惚れました。 心を病んだアルバーン公へ送った、アン渾身の砂糖菓子…。 心が温かくなり、切なくなり、最後にはほんのりと甘い砂糖菓子の香りと銀砂糖生成に失敗した時の苦さをちょっぴり残してくれたような、そんなお話でした。 本当に、このシリーズは読み手に沢山の感情を味あわせてくれます。 喜びも怒りも悲しみも、アンの作る砂糖菓子の甘さがちょうど良く「シュガーアップルシリーズ」の味として、私たちに届けてくれる。 これほど好きになった少女小説は今までにありません。
0投稿日: 2011.06.02
powered by ブクログ偏屈な公爵のために、砂糖菓子を作ることになったアン。 そこで、妖精と人間とのあいだに起った戦争の話を知り……。 人間の幸せのために、妖精のために、砂糖菓子を作る。 3巻の伏線にもなってます。 アン&シャルの教会でのシーンが好き。
0投稿日: 2011.05.13
powered by ブクログ面白かった!前作よりも世界感に浸ることができました。アンが砂糖菓子に込める思いは勿論のこと、この世界において砂糖菓子が人に与える力を感じることができます。その神秘さに、読了後、うっとりしました。 美しい世界観だけでなく、アンとシャル、ミスリルの微笑ましい関係も大好きなので、色々とおいしい作品でした。 今回もジョナスがやらかしてくれましたが、彼はこんなポジションなんだろうか……?
0投稿日: 2011.04.25
powered by ブクログ設定的にはありがちな話だったが、アンの職人としての姿勢や、シャルの心の変化などが盛り込まれていて、最後まで楽しく読むことが出来た。 あと、前巻で出番は終わったと思っていたジョナスが再登場したのにはちと驚いたが、彼は今回もヘタレな事をやらかしてくれたw これは、展開的に定番になるのだろうか? ラストに登場したラドクリフ工房のキースも、今後の展開に何やら絡んで来そうな予感!
0投稿日: 2011.02.06
powered by ブクログアンの砂糖菓子への情熱が可愛い。 がんばり屋な女の子可愛いよ! ジョナスのせいで出ていったシャルが苛立ってるのも可愛いし…色々心が温かくなる話
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログなんか全てが可愛くてしかたないので、丸ごと抱きしめちゃっても良いですか。アンの健気さや真っ直ぐさも、シャルのまさかの鈍感っぷりも、ジョナスのへたれっぷりにもキュンキュンしてます。話の展開が結構骨太で、爽やか甘さテイストなのもやっぱり好き。
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログ前回からそれほど経っていない時期。 一体どうやって生活をしているのかが分かる巻(笑) 思った通り苦労してるけど楽しそうだな…と思いきや まだ出てくるのか、という吾人登場。 もしかしなくても、毎度出てくる予定なんでしょうか…?w 大切なものを失って、支えがなくてどうしていいのか分からない。 それをどうにかしたい、と思い、それを実行できる何かがあるなら 自分のすべてを使って支えを作る。 仕事に対する姿勢も考えもすごい、と敬服しますが そこは逃げた方がいいのでは…と、とりあえず思います。 けれどここで逃げたら、彼女が彼女たる事はないのでしょう。 仕上げようとした時、作り上げると決めた時。 そしてその時間を確保しようと彼が動いた時。 間に合うのか間に合わないのか、ちょっとした緊張の後の ほっとした瞬間。 良かった、と思わず呟いてしまいました。 ラストの女将さんの宿屋に出てくる、先輩らしき人。 彼は一体どういう地位にいるのでしょうか? またちょっと気になる所です。
0投稿日: 2010.10.10
powered by ブクログアンの成長もみれるしシャルにも気持ちの変化がみられていいですね 多少のお金と名声も得られてこの先どうなっていくのか楽しみです
0投稿日: 2010.09.28
powered by ブクログとても好みなツンデレです。 デビュー作から失速せず、おもしろいと思う。この先、二人が少しずつ歩み寄っていけばいいなぁ、と。 とりあえず、この先は楽しみだと思います。
0投稿日: 2010.09.02
powered by ブクログ作品全体から溢れる空気がほのぼのとして綺麗な作品。 アルバーンの望む砂糖菓子の真実はとても切なく悲しく、でも、結末はアンの手で暖かさも感じられる。 ヒューの保護者的なアンへの対応とか、それに対するシャルの微妙な空気とか、男性陣が何だか良い感じに動いている。 アンがひたむきに銀砂糖師を目指す頑張り屋さんなのでラブ度があまりないけれど、 シャルがアンに対し特別な何かを感じているから今後に期待。 アンにしても、前にシャルが共にいた女の子のことを気にしたりしていることだし、この2人は今後が楽しみ。 読了 2010/08/25
1投稿日: 2010.08.26
powered by ブクログ雰囲気が綺麗で、可愛らしいです。 砂糖菓子、それも幸運を運んでくれる、銀砂糖で作られるお菓子。その職人を目指す少女・アン。アンの旅についてきてくれるのは、黒曜石の妖精と、湖水の妖精。 雰囲気は綺麗なんだけど、登場人物たちがその中で生き生きしてて、読んでいて楽しかったです。 砂糖菓子を作るシーンとか、「あぁ、こんなかな」なんて想像したりして、現物が見たくなっちゃいました。 ほんわりとしていて、可愛らしい恋も見れます。 かわいいなぁ、と呟いちゃうような、可愛らしい物語でした。
1投稿日: 2010.08.25
powered by ブクログ今回も例のアレがビッチで主人公が映えてよかったですね。そして、主人公の銀砂糖師としての誇りが描き出されていてよかったです。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ恋、夢、前向き、キラキラ。 強い意志を持って頑張るヒロインは理想。 ただのお姫様より、とても好きです。 頑張ってる様子には勇気づけられるし。 なんとしてもお菓子を完成させるんだ!という意気込みは、とっても応援したくなります。 ヒーローの男の子が、ヒューに言われて一度はヒロインのもとから去ろうとしたその葛藤もよかった。ミスリルの健気な活躍も。 キャラが立ってるんだよなー。 妖精と人との間の確執や葛藤もよんでて面白いです。仲良くしたいけどそうもできなかったりする、世の中のことを描いているようで。 第三弾の発行も決まってるみたいですが、とてもとても楽しみです。
1投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログデビュー作の続編。面白かったー。安定して読めるかんじだなぁ3巻目も楽しみ。 アンの職人根性がそのままであってほしい。
0投稿日: 2010.08.10
powered by ブクログデビュー作の続編。勢いの滞りがちな最近の新人の中ではかなり突出した感あり。 主人公よりもシャルの微妙な心境の変化にぐっと来る(笑)珍しいパターン。(この感想は多分大人だからだと思うけど)するする読めて面白いのでおすすめ。
0投稿日: 2010.08.09
powered by ブクログアンの職人根性は天晴れだと思いました。シャルとアンの仲は温かく見守りたいです。ミスリル頑張れ。 あとジョナス、悪いことは言わないからもう郷里に帰れ。
0投稿日: 2010.08.08
powered by ブクログ1巻を踏まえてさらによかったです。面白い。☆5つでもよかったかな…。やさしいきもちになれました。 冒頭見開きの人物紹介が1巻と同じだったので、えっこんな同じメンバーなの!? とちょっとびっくりしつつも読み始めたら最後までノンストップでした。今回もアンはものすごく頑張っています。そしてジョナスのへたれっぷりは脱帽ものです。逆にすげぇと褒めたくなる(笑) …ヒューっていくつなんだろう? 気になる…。 砂糖菓子も繊細な芸術品ですが、アンの瑞々しい感受性もとても繊細で愛すべき才能です。ふふふ、シャルと仲良くね。 第3巻は12月発売予定だとか。楽しみにお待ちしております。
1投稿日: 2010.08.07
powered by ブクログ2010/08/04:花の形のキャンデーをお供に読了。 砂糖菓子もキャンデーのように甘いのかしらとか想像(妄想?)が膨らむような気がします(照笑) 今回も奇麗で素敵なお話でした。 読むたびに砂糖菓子の実物が見たくなります。 相変わらず真っ直ぐで一生懸命なアンの成長する姿が眩しかったです。 シャルたちとの関係がこれからどうなるのかなど次巻も楽しみです♪
0投稿日: 2010.08.05
powered by ブクログ3巻が12月に出るそうです。待ち遠しいですね。 私のお気に入りはミスリルです。読んでて、かわいいなぁ〜と思いません?
0投稿日: 2010.08.04
powered by ブクログ“若者たちはにやにやと笑って、アンを見ている。ジョナスも笑っている。 ――泣くものか。泣いたら、負ける。負けを認めたら、そのとおりだと思われる。 「国王陛下は、わたしの作品を好きだと仰った。事実よ」 それだけ言うと、アンは台の上に置いてあった砂糖菓子を手に取り、足もとの木箱に入れ始めた。アンのやろうとしていることを察して、ミスリルが台の上から飛び降り、白い布を取り払い手早くまとめる。木箱に、ミスリルがまとめてくれた白い布をかけると、持ちあげた。 「あれ、なにしてるの?アン」 白々しいジョナスの問いに、アンはきっとなって答えた。 「今日は、とんだ邪魔がはいったから、店じまいするわ。そこ、どいて!」 「逃げるのか?」 からかうように道を空けながら、ジョナスが笑った。 アンは歯を食いしばって、彼らの間を通り抜けて、荷台に向かう。 「銀砂糖子爵に、また泣きつくかい?」 「銀砂糖子爵の趣味も、変わってるよなぁ!こんなチビを相手にするなんてさ。それとも俺たちには想像も出来ないような、すごいサービスでもしてんのか?」 荷台に木箱を載せようとしているアンに向かって、若者たちがけたけたと笑ってやじる。 それにいちいち、反論する気はなかった。ぐっとこらえる。アンが騒げば騒ぐほど、彼らは喜ぶはずだ。場はさらに混乱し、彼らの思うつぼだ。 「黙れ」 その場に、緊張が走った。 シャルがいつの間にか、剣を握っていた。切っ先を、若者たちに突きつけている。 「それ以上は、許さない」 野次馬も若者たちも、息を呑む。黒い瞳が、今にも襲いかかりそうなほど怒気を含んでいた。” 続編が出たことがすごく嬉しい。一息に読んでしまった。 ヒューとシャルのやり取りとか、面白い。 貧乏でもめげない砂糖菓子職人としてのアンの一途な思いがすごく伝わってくる。 彼女の職人としての誇りは、すごく綺麗だ。 何度も読み返したくなる。 三巻のでる12月が待ち遠しい。 “「この馬鹿。心配をさせるな」 「ごめん。でも、わたし。砂糖菓子職人だから……。でも、ごめん」 「アン」 無事を確かめるように、彼女の名を呟く。するとアンが、ぼそりと言った。 「二度目……」 それを、シャルは聞き留めた。 「なにが?」 「『かかし』とか『この馬鹿』とか『間抜け』とか呼ばないで、わたしのことをアンって、名前で呼んでくれたの。今ので、二回目」 その言葉に、シャルは目を丸くした。 「そんなものの回数を、いちいち数えているのか?どうして」 「だって。名前で呼ばれると、嬉しいから」 ――そうなのか!? 軽く、衝撃だった。そんな些細なことで、嬉しがったり悲しがったりするのならば、アンの奇妙な態度を、自分が理解できないのも頷ける。 つくづく。人間というのは、よくわからない。 特にアンのことは、リズよりもわからなかった。すくなくともリズの行動は、予測できた。 しかしアンの行動は、予測できない。あのアルバーンを目の前に、城が兵士に包囲されているのを承知で、砂糖菓子を作り続けるとは思わなかった。それが望みだと、強い意志を宿した瞳で言い切った。あんな強い眼差しをする少女を、シャルは他に知らない。 理解できないことや、驚くことばかりだ。 だがそれが、なぜか不愉快ではない。面白いとさえ思える。それが不思議だった。”
1投稿日: 2010.08.02
