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魔法少女地獄
魔法少女地獄
安藤白悧、kyo/講談社
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総合評価

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    全3巻。4巻目まで続けて、悪役絶滅編もあって4かんも良かったような、もうグロさいっぱいのような。 魔法少女が溢れている世界設定は可笑しかった。それも皆さん個性的。 で、それを上回る先輩の変態ぶりが堪りません、魔女帽、マントに黒ビキニなんて。 色んなサブカルチャーからの引用があるので、それなりの知識が必要。さすれば第3巻のグログロ展開も、もっと楽しめるかも。 ある種奇書。

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    投稿日: 2019.04.26
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    途中までは良かった. パロディなのかオマージュなのか しょーもないネタはいっぱいあったけど 途中までの展開は非常に好みだった. 何故か魔法少女の敵に狙われやすい少年が 「魔法少女絶滅計画」を企む魔女と共にえんやこら. 魔法少女. 愛とか勇気とか絆とか仲間とか述べる割には 結局最後には暴力に訴える野蛮な集団. 結局綺麗事じゃないか. その愛の力とやらで敵をぶっ飛ばすんじゃなくて 愛し尽くして改心させて共に生きてみろよ. ぶっ飛ばした後の転生体と過ごすとかそういうんじゃなくてな. どっちかと言えば 可愛いマスコットだと思ったら実は全ての黒幕で 敵も味方も創りだすマッチポンプなインキュベーターとか そういうダークでブラックな話を望むわけですよ. 魔女子さんが倒した魔法少女に 「外見を10歳老けさせる魔法」をかけるとか. そういう展開をだな. というわけで スーパー魔法少女大戦の途中からオチまで一気に急降下. うぅむ.惜しいっ!

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    投稿日: 2013.12.20
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    申し訳ないが、楽しめなかった。様々な作品や既存概念の引用ばかりが目について、結局この作品の特徴がぼけていたように思う。主人公も、無気力かと思えば急にやる気になったり、いろいろな物事の動機をなんとなく、とされていたり。 そういう話、ということなのかも知れないけれども、とにかく楽しめなかった……。

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    投稿日: 2013.10.31
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    「『魔法』という日本語は、明治以降、アンデルセンやグリム兄弟の作中に登場する異能者たちの使う力の和訳として生まれたものよ。それはすなわち戯画化された、欧州の神秘家たち。ご先祖様(お祖母様)みたいな方たちのこと」 ー 52ページ 魔女なんてものを研究しようとしていると必然、魔法少女のことも気になってくるわけで、そんな折この本を貸していただいたわけで読んでみた。実はあんまり普段ラノベは読まないのだけども(というか小説自体あんま読まないのだけれども)、そんな自分でもかなり楽しむことができた。というか普通に魔女も出てきた。 んで、どのへんが楽しかったかというと、魔法少女というものをメタ視(=データベース化)して、それをパロディのようにうまく扱えているところに尽きる。というかその設定だけでもってかなり印象が良い。 ラノベのお約束みたいなのもうまいこと取り込んでいる。こういうメタ視点に立てる作家になってみたい。

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    投稿日: 2013.06.27
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    ◆ドキっ…とするタイトルとは裏腹に小気味良く読み進めることが出来る一冊。魔女と魔法少女達を意外な角度から思考すると…という遊び心が満載です。クールにしかもマニアックな突っ込みを入れる主人公クロイヌ君が可哀想なぐらい冴えわたります。

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    投稿日: 2012.11.06