
総合評価
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powered by ブクログシリーズ第二弾。 星は3つだろうなぁと思いながら読み始め、読み終わった今、星は3つだと思うに至る。 つまらなくはないが、大して面白い訳でもない。 好きでも嫌いでもない。 まるで、倦怠期のカップルの意見のようだ。
1投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ1巻よりも断然面白かった。 連作短編で読みやすかったし、これなら続きも読んでみたいかも。 仙人や神様?妖かし?が出てきてそう言うのが好きな人はハマりそう。 ただ私はやっぱり中国舞台よりも日本舞台のほうが好きだから、しゃばけシリーズのほうが好きかもしれない。 でも予想よりも楽しめた読書でした。
4投稿日: 2024.09.05
powered by ブクログ青年が美少女に心底惚れ込んでいるものの、美少女の側は満更でもない感を出しつつもいなす…というパターンは割合珍しくもないが、女性の側が道士で師匠だ、というのが、そういう「乳繰り合いかねない関係」を陳腐でなくするし、2巻目にしてそのやり取りがシリーズの魅力だと、はっきりと出してきた感じ。飄々とした人の会話、読んでいてクセになる。 前作は長安から世界の果てまでひとっ飛びしたが、本作では「ゆったり江南都市巡り」といった趣で、料理と酒もフィーチャーされ、旅小説感もよい。オトナな関係を王弁に見せつけてきた新キャラ・薄妃の登場と同行が2人の関係性を変えそうで全然変えないのも悪くない。
6投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ僕僕先生シリーズ第2弾。前作より読みやすく感じる。 登場人物もより個性的になってはいるが、どこか人間くさく、親しみやすさを感じさせる。
0投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
5年ぶりに書いた二作目にして、以前の作風そのままに、目的のない二人(?)旅をする物語。一冊目同様楽しめました。 以前と違うのは、話がオムニバス形式になったことでしょうか。1話完結で小さな物語が語られます。そしてその1つ1つが場所や登場人物を織り交ぜながらつながっていく。さながら中華風水戸黄門といった風です。 この雰囲気、いいですね。悪人はいるのか?みんな実はいいやつなんじゃないかと信じてしまいそうになります。 そして、僕僕先生が良い。日々旅を楽しみながら、主人公王弁への気遣いも忘れない(概ね、いじっている) 肝心な時にはよい采配をし、時には王弁全てを任せる。 なにより、可愛い。 小説を読んでいてその色艶、仕草を想像させてくれる文章に引き込まれます。これは絵ではなくて、活字の中で自分の中の僕僕先生を大事にしたいですね。イラストにされたら幻滅してしまいそうです。 作中好きな言葉は、 『人間は自信がないから、目的地がないと不安になる、もっと無目的に旅を楽しめ』(意訳) 私は当面目標無しには生きられそうにありません。 最後に、作者仁木さんの行きつけのカレーやさんは、私も大好物です。 あとがきを読んだら食べたくなってしまいました。。。 しかし、仙骨もないのでひとっ飛びというわけにもいかず。歯ぎしりして、本を閉じます。
0投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログ僕僕先生2作目。 短編集になったのね。 王弁くんが普通にできるやつになってきている。 魏夫人って1作目から出てたっけ?と思ってぱらぱら読み返してみた。けっこう忘れるもんよ
0投稿日: 2020.07.14
powered by ブクログシリーズ第2弾。 様々な街を訪れ、そこで出会うトラブル?を解決していきながら王弁が少しずつ成長していくという構成なのですが、全体に漂うどこかほのぼのしたゆるい雰囲気と登場人物やトラブルのアイデアのユニークさから、マンネリ感を全く感じることなくワクワクしながら読みました。
0投稿日: 2018.09.30
powered by ブクログなんかふんわりしてるなあ。 1巻に比べるとシリアスさが足りない気がする。王弁さんの想いも、その試練も、1巻ほどの切羽詰まった感じはない。 マイルドになっているけど、ぼやけてるとも言えるかもしれない。
0投稿日: 2017.06.10
powered by ブクログ2008年の作品で、シリーズ第二弾。 美少女の姿をしているが実は齢数千年の仙人と、元ニート青年・現在は仙人の元で修業?中の弟子が、中国の広大な舞台を縦横に巡りつつ繰り広げる物語り。 とってもツンデレな仙人だが、デレのさじ加減が厳しくて、それでも魅かれ続ける青年・王弁。 以前に比べれば薬師として幾分かの成長も遂げ、本書には描かれていないが数年の異界の一人旅も経験して経年値は積んでいるらしい...。 それでも、依然として仙人であり師でもある僕僕との距離は縮みそうで近付けない... 人間のみならず、天界、仙界の様々なドロドロに巻き込まれながら、段々と美少女仙人との距離が近付きつつある... 仙人:僕僕の本心や如何に? ...が、ほんの1行のセリフだが、想いが描かれていて、次を読みたくさせられてしまうのであった...
0投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログ中国の古典文化の深い愛情を持つ作家・仁木英行の大ヒットシリーズの第二作。大人になっても働きも学びもせず、のんべんだらりとニートのような生活を送っている青年・王弁が、少女の姿をした仙人・僕僕と修業の旅から戻ってはや5年。薬師(くすし)として日々を送っていた王弁は、再び目の前に現れた僕僕と一緒に、中国国内を旅して回ることになる。相変わらずしゃっきっとしない王弁に呆れながらも、毒舌を交えながらも師として面倒を見る僕僕。二人の関係は「師弟」から「恋人」の関係に発展していきそうな予感。だが、師匠の本当の姿を知っている弟子と、自分の正体をどう思っているか気になる師匠は、最後の一線をなかなか越えることができない。この時点では「薄い」と表現されている彼女の胸が、年頃になったら豊満になるのか気になるところ。仙人だから、その気になれば「妙齢の美女」に化けるのはたやすいはずなのに、そうしないのはなぜ?個人的には老人というのは「擬態の一種」であり、実は絶世の美女である、という展開になることを希望しているのだが。
0投稿日: 2016.04.29
powered by ブクログ仁木英之による古代中華ファンタジー、シリーズ第二作。 冒険譚のシリーズものとして王道を踏むように、旅の道連れを増やしつつ、主要登場人物の過去が明かされ始めたり、成長しだしたりする。 他方で、正義とはなんたるかという、ありがちだが良し悪しの表れるテーマを丁寧かつ分かりやすく織り込んでいる。白けるほど綺麗事ではなく、絶妙なバランスといえる。 自分の読書範疇から外れている気もするが、たまにはよい。 3+
0投稿日: 2016.02.15
powered by ブクログ僕僕先生シリーズ 姿を消して5年後 戻ってきた僕僕先生と王弁の旅が再び始まる 料理対決したり雷の子供と出会ったり 恋路の邪魔をしたり・・・ 短編集で前作よ読みやすい感じ 旅の仲間も増えて、ますます楽しみです
0投稿日: 2016.02.11
powered by ブクログ王弁が可愛くない年になっちゃったよ・・・ しかも薬師のようなことしてしっかり生計を立ててるし。 でもやっぱり僕僕先生といっしょにいると1巻の可愛い王弁に戻るのかな。 今回は恋愛メイン。 内容(「BOOK」データベースより) あれから5年目の春、ついに先生が帰ってきた!生意気に可愛く達観しちゃった僕僕と、若気の至りを絶賛続行中の王弁くんが、波乱万丈な二人旅へ再出発。さっそく道中の漉水のほとりで、男女の熱愛現場に遭遇した一行。しかしそれは、人間の男と、すでにこの世のものでなくなった女との、悲しい恋の目撃だった―新しい旅の仲間も増えて、ますます絶好調の僕僕シリーズ第二弾。
0投稿日: 2015.02.22
powered by ブクログうんうん 可愛い話だ 帰ってきた僕僕先生と王弁がまた旅に出て困った人を助けてまわる話 最後の薄妃と歌姫のくだりが次巻を匂わすな~ 王弁の5年とか 今はすごい続きを読みたい!!ってわけじゃないけど 機会があれば読みたいな~
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ僕僕先生② 相変わらずのゆる~い感じ。 いいですね。 でも、前作よりも少し冒険してたかな。王弁くん。 僕僕先生との進展具合は相変わらずでしたが(笑) ちなみに、夏川草介さんの解説がツボでした。良かったです。
0投稿日: 2014.02.01
powered by ブクログ一昨目を読んでから随分間が空いてしまったけれど、ようやく二作目を読みました。少し時の流れが緩やかな本シリーズの良さが感じられた一冊でした。
0投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログ薄妃が切なくて切なくて…。好きすぎて、つっぱしる若かりし日の恋。私にもあったなぁー…思い出したくないけど、こっぱずかしくて苦笑。 待ってて…ねぇ。嫌な予感。こういうの待ってられる程、人って純粋じゃないんだよねぇ。
0投稿日: 2014.01.18
powered by ブクログオモロかった。薄妃カワイイなぁ。謎の面縛の道士の登場によって次巻以降も楽しみになった。面縛を調べたら「両手を後ろ手にして縛り、顔を前に突き出してさらすこと」って書いてました。て事は『陽児雷児』で登場した道士は後ろ向きで作業してたって事やから想像すると可也怖いです。
0投稿日: 2013.12.11
powered by ブクログ多くの方々も書いていたように、一作目より読みやすくはなったかも。でも一作目のほうが、なんかワクワクした覚えがある。 色々と気になる面々も出てきたので、三作目以降も楽しみ。
0投稿日: 2013.09.17
powered by ブクログシリーズ2作目 先日、Fantasy Sellerで読んだ雷の子どもが登場して なんとなく、嬉しい 薄妃は、姿を保つ為に男性と交わることを必要としているのだけれども でも、誰とでも良いわけじゃない どうして彼じゃなくちゃいけないんだろう それが、恋というもの
0投稿日: 2013.06.08
powered by ブクログ今回は短編集だったが、全体として一つのストーリーになっている。 難しい漢字がちょっと減ったので、もともと読みやすい文章がより読みやすくなった感じ。
0投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ僕僕先生は相変わらず僕僕先生で、それ以上にはならないのね・・・ あっさり読めるので漫画の代わりに読むのもよいかと。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ前作よりは読みやすかった。 やはり恋愛要素が読んでて恥ずかしい。 ライバル的キャラも出て来て今後の展開に期待。
0投稿日: 2012.12.15
powered by ブクログdocomoポイントでスマホ用のBOOKデータを購入。ポイントをよく失効させていたのでありがたい。 軽いノリで中国の文化が沢山盛り込まれていて、楽しい。 電子書籍向き。
0投稿日: 2012.11.30
powered by ブクログ最初の料理がモチーフになっている章は楽しく読めたけれど・・・。 やはり第1作『僕僕先生』を読んだ時ほど惹かれない。 キャラと世界観が決まってしまい、その部分の清新さがなくなるのが二巻の宿命。 もう唐代の中国でなくてもよいような感じがする。 もう一つ、個人的にはバトル物っぽくなると、興味がなくなってくるようだ。
0投稿日: 2012.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語がテーマとか起こっている事象の割りにはサラサラと進んでいくのは、 僕僕先生が無敵に思えるからかな。 旅の仲間が増えました。 そのせいか、恋の話がいっこうにすすみません。
0投稿日: 2012.09.30
powered by ブクログサクッと読める中華ファンタジー2巻目。 ほんとすっと読めて楽しいので、疲れた頭でも無問題。 後書きにも書かれてる通り「世界一健気な空気嫁」薄妃が登場します。 何気に物語の背景は結構重いのですが、 それをするする読ませてしまう力量は大したもの。 今巻も大変楽しめました。
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログあれから5年目の春、ついに先生が帰ってきた!生意気に可愛く達観しちゃった僕僕と、若気の至りを絶賛続行中のの王弁くんが、波瀾万丈な二人旅へ再出発。さっそく道中の漉水のほとりで、男女の熱愛現場に遭遇した一行。しかしそれは、人間の男と、すでにこの世のものでなくなった女との、悲しい恋の目撃だった-新しい旅の仲間も増えて、ますます絶好調の僕僕シリーズ第二弾!
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ面白かった! 読みやすいです。 あと、表紙の王弁の顔がおもろい。ぽけーとしてて。 あとね、前々からなんだけど、手玉にとられてる王弁が可哀想だったりおもろかったり(酷)。 何千年にも生きている仙女さまには勝てないですよね。 第一巻のほうが、やや恋人っぽいかんじが しました。 なんというか、焦らしプレイの超上手い仙女さまw 王弁、がんばれーーーー!!!!
0投稿日: 2012.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
僕僕先生シリーズということで、2巻目読破。 個人的には、王弁の言う、5年間の間に起きた出来事が気になります。 2人の邪魔になるのかなと思ったけど、ひらひらの薄妃かわいいですね。 あと、雷の子と人間の子が愛らしくいじらしいので好きなんですが、最後の人外になってしまうのにあまりにも抵抗感がなさ過ぎてちょっとアレ?ってなりました。 子供の真っすぐさな友愛がそうさせたのか、それとも単に後ろめたさがなかっただけなのか。小さな違和感が残ります。 前巻よりも面白いと感じましたが、それでも1巻と同様、再読するほどでもない…かな? するとしても全部じゃなくて、お話単位になりそう。んー惜しい!
0投稿日: 2012.07.18
powered by ブクログ見た目は美少女の仙人「僕僕先生」と 彼女を師として仰ぎつつも恋心も隠せない王弁くん。 最初は不気味な存在だった薄妃も途中から いいキャラになるんよね~。 お料理対決の話が好き。 関係ないけど、この年の新潮文庫の新刊は 66冊中3分の1が読んだことある作品だった。 思わず手に取りたくなるものが多くって。 豊作♪豊作♪
1投稿日: 2012.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
■僕僕先生シリーズ2作目。 ■1作目より、読みやすくなった印象。テンポもよくなってる。慣れたのかな。 ■王弁くん、あれから5年もたってるのに、なんにも変ってない感じのヘタレっぷり。でも、癒される。人間そんな簡単に変われるものではないのです。 ■師弟・友人・恋人・兄弟・夫婦・スターとファンと様々な関係が1章ごとに見れて飽きずに読める。 ■敵をも仲間にしちゃう僕僕先生の自由人っぷりが素敵。薄妃には幸せになってほしいな。
0投稿日: 2012.06.20
powered by ブクログ前回と同じく長編ものかと思いきや、短編でした。 2人だけだった旅ですが、途中小さな知り合いもできました。 途中で仲間もできましたw 全編通して、色々やらされてます。 またですか! と叫びたい気持ちは、ちょっと納得な状態(笑) 同族嫌悪もしましたし、人様の役なんかにもたってみたり。 人として、成長してるようなしてないような? ところで、先生と別れていた年月に 何があってどうしていたのでしょう? その辺りも、いつか語られるのでしょうか??
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ僕僕先生シリーズの第二作です。 前作で僕僕先生と主人公の王弁が5年ぶりに出会ってから旅に出たのが前作のラスト。 今回はここから話が始まります。 相変わらずゆるい主人公とドS美少女の仙人の僕僕先生。 脇役で出てくる絶世の美人の女神、魏夫人もいい味出しております。 今回の旅の道連れはタイトルにもある薄妃。 これもある種の妖怪で、最初は悪い気に影響されて妖しい存在だったのが、僕僕先生に影響されてだんだん清い存在になってきております。 これが本当にいい脇役でいろんな使われ方をしております。 唐の世界ののんびりした雰囲気のなか、悠久の時を過ごしている僕僕先生。こんな旅が続くようだったら、僕僕先生の弟子になってのんびりといそんな妖怪や神様や仙人たちと交流していくのもいいなぁと思ってしまうのでした。 いつか薄妃に気を入れられるくらい修行出来た人間になりたいな~。 次見つけたら必ずゲット、です。
0投稿日: 2011.10.23
powered by ブクログ僕僕先生シリーズの第二弾です。 本当は何千年も生きてきた仙人なのに、仮の姿は可憐な乙女、美少女仙人の僕僕先生。主人公の王弁青年は僕僕先生の弟子である。この5年間 彼は先生と離れて薬師として修業に励んでいたのだが、とうとう先生が彼の元へ帰ってきた。王弁君は若い男性であるから、自然の摂理として見目麗しい僕僕先生に密かに恋心を抱いている。しかし、先生は出来の悪い弟子には容赦ない。旅の途中で遭遇する数々の事件や人々も勿論面白いのだが、そんな師弟のやりとりも見逃せない。 今回は妖怪の薄妃さんの恋物語が出てくるが、一途な彼女が登場して旅のお供をするところがポイントとなる。 たとえ妖怪でも恋心は、人間と変わらないところがお話をほんわかとさせます。旅はまだまだ続くようですから、この先も楽しみです。
0投稿日: 2011.10.08
powered by ブクログ僕僕先生 第2弾!!! あれから5年 先生が帰ってきた! 波乱万丈な旅が また始まった 今回は、新しいなかまもふえて なんだか西遊記のようでした。 「陽児雷児」 は、ちょっとキュン・・・としちゃいました。 王弁は瀕死状態になりましたね。(;-;)
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログ僕僕先生のシリーズ第二弾。相変わらず僕僕と王弁のやりとりはほんわかしてて良いのだが、連作短編となる本作の各エピソードの出来はもう一つだと思う。前作はどこまで元ネタがあって、どこからオリジナルなのか分からない世界観が面白かったのだが、今回はそういう面は少なくなっている。今後の重要な役割を果たすと思われる登場人物の登場などもある。しかし、そういったシリアスな雰囲気は、この『僕僕先生』のほんわかムードと相性がいいとは思えない。今後の展開がどうなるか気になるところ。
0投稿日: 2011.09.24
powered by ブクログ「日々前進です」 僕僕先生シリーズ第二弾。 「飄飄薄妃」の先生と王弁のやりとりがなんとなくやりきれません。 前作で少しは成長したと思っていた王弁は相変わらずでした。 僕僕先生がそばにいると結局ダメ王弁になるようです。 王弁のこれからの成長に期待。
0投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログ【旅の新たな仲間、強敵の影?が加わる続編】 先生が人間界に帰ってきて、表題の薄妃を旅の仲間に加えての続編。 王弁君の健康な若者らしさが、前作よりアピールされている^^; 何と言ったら良いか分かりませんが、どうも登場人物が美化されまくってる小説に慣れてしまっているようで(そうでない本は、それはそれ!と最初から割り切るような本だったので)、のほほん旅とか、あるいはシリアスな展開の中で、男の人目線なこういう感じをサラッと混ぜてこられると、つい焦ってキョロキョロしてしまいます^^;;; はっきり言って、個人的にはこういう感じいらないな~と思ったことは少なくありません(この本の中でに限らずいろんな本の中で)。ちょっと先が思いやられた訳ですが…^^; それにしても、連作っぽい感じに強敵チラリズムがありましたね! こうなってくると、まさか3巻を読まない…なんて選択肢はなくなる訳で。 勢いづいてきた感じです!先を思いやりつつも、やっぱり読まずにはいられません(笑)
0投稿日: 2011.09.12
powered by ブクログ『僕僕先生』『薄妃の恋』読んだ。仙人になりたいって真剣に願った人ってどのくらいいるんだろう。悠久の時には興味がないけれど、五色の雲にのって空を自由に飛んでみたい。可愛くて楽しくて、安心して読める仙人と人間のお話。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「僕僕先生」の続編です。 やっぱり面白い~。 さすがに心で僕僕先生呼び(下記参照)はしなくなりましたが。 五年ぶりに再会した師匠と弟子の旅の行く先々でアクシデントが巻き起こる!毎回王弁の横山(GS美神)ばりのやましい妄想は師匠の読心であっさり撃墜されてばかりですが、なんだよ、結局仲良しじゃん。で終わってしまうじゃれ合いも可愛くてしょうがありません。 ただ、連作短編の形で進む今作は、ちょっと展開が急なように思います。ここで盛り上がるのか! なところで肩透かしを何度かくらいましたよ。トホホ…… 王弁が怠惰な普通の元ニートなので、大活躍! をしないのはわかるのですが今回、あまりにしなさすぎ。 僕僕先生のいなかった五年間にいろんな事があったと示唆されているわりに、その話はどこにも(たぶん)出てないので、こっちにはわかりません! 短編集とか番外編が出る布石なんだろうけれど…… 気に入っているのであえて疑問を書きましたが、話の最後になるにつれ前回の登場人物も出てきて華がとてもあります。特に雷様のお話はあの短い話でじんっときたで。読んでた電車の中で。 続巻も購入して読書中。 僕僕先生はつんデレだよね。ぜったい。
0投稿日: 2011.07.02
powered by ブクログ人と人外のものとの恋 苦労して一緒にいようとする思いに頭が下がる ちょっととぼけた王弁君。よいねぇ
0投稿日: 2011.06.23
powered by ブクログ相変わらずの面白さ。何ができるのか、ではなく何ができないのか、不思議で楽しいので、あんまり深く考えずに読みたいときにいい本でした。
0投稿日: 2011.06.01
powered by ブクログ僕僕先生+王弁シリーズ第2弾。旅に出た二人は事件を呼び寄せたり巻き込まれたり。恋物語テイストも交えて、面白さUP。
0投稿日: 2011.05.31
powered by ブクログ文庫化したので再読。僕僕が王弁の許へ帰ってきてからの様子を描いた連作短編集。自由気ままに生きる僕僕と王弁の掛け合いが好きです。安心して読める面白さがこのシリーズにはあります。
0投稿日: 2011.05.05
powered by ブクログ僕僕先生のシリーズ2作目。 仙人の師・僕僕先生は見た目は美しい少女。 開元3年(715年)田舎町でぐうたらしていた青年・王弁は弟子にはして貰い、さまざまな冒険に加わった。 とはいえ、仙人になれる身ではないので、いぜんとして大きな差がある。 世間の目には薬草を扱う薬師としては認められていたが。 5年後、僕僕が戻ってきて、共に旅に行くことになる。 すぐ横に寝ている美少女にどぎまぎする王弁。 僕僕と旅をする途中、なぜか料理対決に出場させられる。 素人なりに頑張っては見るが… 試合相手の弟子に反感を持たれるが? 川辺で色っぽい関係の男女をのぞき見てしまった王弁。 男のほうには死相があると僕僕はいう…? 女性は何と薄い皮だけの身だったので、ぺらぺらの姿のまま、旅に加わることに。 恋人の男性に本当のことを教えた方がいいのか?知らない方がいいだろうと思う王弁に、もしも自分が薄妃のような存在だったとしても王弁には真実を知って欲しいという僕僕。 あらま? 雷神の子が友達を得る話なども可愛いです。
0投稿日: 2011.04.22
powered by ブクログ相変わらず面白い。 続編早く文庫になんないかなー? しゃばげシリーズのようにマンネリ化しないことを祈ろう。
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログ再び旅を始めた僕僕先生と王弁の道中。色々問題が起きつつもどことなくゆったりとした雰囲気が好ましかったです。 特にハラハラドキドキするようなことはなかったんですが、気付けばすらすら読んでしまう。 個人的にはペラペラな薄妃が好きです。あと魏夫人の荒れっぷりが堪りません。
0投稿日: 2011.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
僕僕先生シリーズ第②巻。またまた色んなところを旅します。 ◇羊羹比賽 自分と自分の信じるものを一本気に貫く一生懸命な厨師、陸桐くん。結構好きです。真っすぐ故に周りが見えなくて時々キッってなっちゃうとこも。 正直者の弁くんは、今度は、師弟の間に挟まれ、どつかれ、凹みつつも、陸桐くんからちょっと強さを分けてもらったみたいです。 ◇陽児雷児 弁くんて、本当は何者?実はちょっと凄い人? でも、相変わらず後先考えず突っ走っちゃうし、お人よしだし、憎めないよなぁ。 p.98 壁を越えるもんっちゅうんは、意外と身近なところにあるんかも知れへんわ。誰でも修業しだいで往生できるとか言いながら、すっかり忘れとった。一生修業せなあかんわなあ。 ●そだね、自分で勝手に壁を作っちゃうこともあるもんね。 少しの知恵と努力で、なんとかなるものはいっぱいあるはず。私も、見習わなきゃなあ。もっと、もうちょっと。 ◇飄飄薄妃 p.128 似ているから腹が立つ。 家族でも、友人でも、仲間でも、似ていれば似ているほど、いやなところが見える。だから本能がときにそれを遠ざける。 人は無意識のうちに、他人の中に自分と似たいやな部分を見つけ、その相手を憎もうとするんだ。 ●最近のことだけでも、心当たりが多過ぎて耳が痛いわ…。このblogにも書いちゃったしね。 p.135 キミのために、あの男と一緒にいられる方法をボクも考えたいんだ。ボクがこの子と共にいる方法を考え続けているように。 ●うーん、僕僕先生、たまには可愛いこと言うよね。薄妃の悩みは僕僕先生の悩みでもあったってことだ。 p.139 ボクはね、もしボクに正体というものがあって、それがキミに吐き気を催させるようなものであったとしても、キミにはありのままのボクを見てもらいたいと思っているよ。 ●なんか、RADWIMPSの歌を思い出した。(歌詞は追記に。) ありのままの自分を見てほしい、愛してほしいって、強く思えば思うほど、それを伝えるのは怖いよね。 私は無意識に、というか、私のありのままは全部受け入れるのは絶対無理ってなぜか思っちゃってるけど、自分が気付かないうちに相手が既に受け入れてくれてて、拍子抜けして涙出るくらい安心する時もあるよね。 でも、この感情は、ヒトが愛しい人に対する、一番素直な想いだと思うなぁ。 ◇健忘収支 私だったら旅立つ。…実際は未練のせいで、糸は絡まったままだけど。 でも、この本の状況なら、逃げるね。店の為とか、周りの人の為とか、そんな事じゃなくて、合わないことを無理してやり続ける方が格好悪いもん。本当は、それでも努力する姿が格好良いのかもしれないけど、本の感想は醜くても狡くてもできるだけ素直に書きたいと思うから、今の私だったら向いてない仕事で蔑まれるのが嫌だから、見なくて済むところに逃げる。だって、それでも店は困らないんだもの。いなくて清々してるでしょう?なら、今どうしてるかなんて、口出される筋合い無いわ。 p.175 「そうそう。そうやって深く考えない方がキミらしくていい」 「俺は思慮深い人間を目指してるんです」 「中途半端な思慮深さは身を滅ぼすよ。人間がよく陥る罠だ」 「だ、だったら考えませんよ」 「うん。キミはまだ考えない方がいい。無限にある選択肢を俯瞰して考えられるほど、キミの人間はまだ出来ていない」 「いつごろ俺の人間はできるんでしょうね」 「さあね。必要となれば出来てくるさ。それまでは気楽でいるといい」 ●…これまた耳を塞ぎたくなるような辛辣な言葉だな。 確かに、『中途半端な思慮深さ』って厄介だよね。考えてるフリ、悩んでるフリ、頭いいフリ…結局何も解決しやしない。考えることはもちろん大事だけど、行動してみないと何も変わらないもんね。 ◇奪心之歌 どんなに素晴らしい歌にも、惑わされない弁くんの僕僕先生に対する想い。これは多分、弁くんにとっては普通のことで、恋するって、こういうことだよね。それが、思われる方にとってはすごい力になったり、安心できたりする。 僕僕先生が、弁くんを近くに置くのは多分、これも理由の一つなのかなぁ、と思った。 ②巻は、割とスムーズに読めた。短編的なところも、今回は良かった。やっと登場人物も馴染みが出てきて愛着もわいてきたし、面白かった♪あと、今回は読者ならどうする?みたいな問題提起っていうほど大袈裟ではないけど、選択肢を残して終わりってのもいくつかあって、それはそれで良かったです。 では、また次巻で。
0投稿日: 2011.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「キミのために、あの男と一緒にいられる方法をボクも考えたいんだ。ボクがこの子と共にいる方法を考え続けているように」 内容紹介です。 あれから5年目の春、ついに先生が帰ってきた!生意気に可愛く達観しちゃった僕僕と、若気の至りを絶賛続行中の王弁くんが、波乱万丈な二人旅へ再出発。さっそく道中の漉水のほとりで、男女の熱愛現場に遭遇した一向。しかしそれは、人間の男と、すでにこの世のものでなくなった女との、悲しい恋の目撃だった――新しい旅の仲間も増えて、ますます絶好調の僕僕シリーズ第二弾! 見事に1巻ラストから繋がってます。 ただ、1巻のラストで多少成長したのかな?って思っていた王弁くんがまったく成長していないどころか、むしろ退化したんじゃないかって言うぐらい、阿呆っぽくなってましたけど。 いや、あれも一応成長のカテに入るのか? 冒険譚ってわけでもなくて、ジャンル的には何になるんでしょうね、これ。 ファンタジーってのはわかりますけど。 何だろう?紀行文とかの方が近いのかも。 ただ、今回は共通の敵?じゃないけど、そんな感じの人が出てきてるので、これから先のお話にも絡んでくるのかなぁと。 相も変わらず、特に盛り上がりがあるわけではなく、淡々とお話が進んでいきます。 もう少し王弁くんが成長してくれないと、結局同じことの繰り返しで、飽きちゃうかも。
0投稿日: 2011.01.26
powered by ブクログ僕僕先生2巻目 今回は短編なんですね あいかわらず先生がだいすきな王弁くんがかわいいな~ あたらしいメンバーも加わっておもしろいことになりそうですね^^
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログ感想はブログで http://takotakora.at.webry.info/201010/article_6.html
0投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログ僕僕先生と王弁くんとの関係がかわいくて仕方なかった巻 僕僕先生のときどきでるかわいすぎるセリフにきゅんとなった… 中華ファンタジー色も濃くて前巻よりも好き。続きが気になる一冊
0投稿日: 2010.10.10
powered by ブクログ少女の姿をした仙人の僕僕先生と、仙縁はあるが仙骨はないため仙人にはなれない王弁の旅物語第2弾。表紙に描かれたぺらーっとした女の人が薄妃です。薄妃は皮だけの存在なので、死者の骨を借りて人間の男に恋をしますが、死者に触れているために相手の男は死にかけています。二人の間を裂こうとする僕僕先生に対し「自分だって仙骨のない王弁と共にいる」と反論したときの、僕僕先生の「キミのために、あの男と一緒にいられる方法をボクも考えたいんだ。ボクがこの子と共にいる方法を考え続けているように」というセリフには涙が出そうになりました。 1巻目ではニート青年だった王弁くん、今回も頼りないですが、一生懸命な感じになっているのも好印象です。早く続きが読みたいな。
0投稿日: 2010.10.10
powered by ブクログ仙人なのに、美少女姿の僕僕先生。凡人の王弁の頭の中は、先生にはすべてお見通し(^_^;) 良からぬことをふと考えては、渇を入れられたり、からかわれたり…。それでも仲良く旅を続けます。 雷小僧や、ペラペラの皮だけ妖怪に、でっかいすっぽん!出会う妖たちも、それぞれ濃いキャラです。 僕僕と王弁の軽いやり取りの中にも、ぐっとくる深い想いも垣間見られ、引き込まれます。 ちょっと成長した王弁君のこれからが楽しみです。
0投稿日: 2010.10.08
powered by ブクログ美少女型仙人と弟子コンビの、道中日記。 弟子の情けない悶々具合と、 雷様の子供とか、ペラペラの美人といった多彩なゲストが楽しめます。 こう、読んだ後は、もういいかなぁ、と思いつつ、ツイツイ続編買ってしまった妙な中毒性有り。 (中国神仙物が好きだからかも)
0投稿日: 2010.10.05
powered by ブクログ先生と王弁君のやり取りが相変わらず可愛らしいです。前作よりも地に足付いた感じが個人的には好みでした。あとこのシリーズ、イラストも可愛いんだな~。
0投稿日: 2010.10.02
powered by ブクログ前巻を読んでファンになりました。 ほのぼのとしていて好きです。 僕僕、王弁以外の登場人物?もそれぞれ個性的で物語を楽しくさせてくれます。 次巻が楽しみです。
0投稿日: 2010.10.01
powered by ブクログ仁木英之の薄妃の恋を読みました。僕僕先生の続編でした。美少女の姿をした仙人僕僕と仙骨はないけど仙縁のある青年王弁の物語でした。前作から5年後、蓬莱から戻った僕僕と、僕僕をずっと待っていた王弁はまた旅に出かけるのでした。僕僕と王弁に天馬の吉良や皮だけの少女薄妃などが加わり、一緒に旅をしながら遭遇する事件を解決していきます。僕僕がいろいろなパターンで王弁をからかい、王弁は一応憤慨して見せながら心の中では喜んでいる、というようすがほほえましく描かれています。なぜかこの物語を読みながら、夏目雅子が三蔵法師を演じた西遊記を思い出しました。美人の三蔵法師とそれに仕える孫悟空や猪八戒たちが唐の時代の中国を旅しながら、怪異や仙人たちが起こした事件を解決していくという構成が似ているんでしょうか。
0投稿日: 2010.09.30
powered by ブクログこれは僕僕先生に続くお話です 短編集でありますが、前作が一冊で終わっている話なのでそちらを読まないことにはこの本は読めません キャラの相関図などはややライトノベル的要素が強いのですがそれでも新潮社から出版されているのは彼の文章がしっかりとしているのと、その文章から強烈な大陸のにおいがする、というところにあるのだと思います 地盤が安定しているファンタジーで、安心して読めると同時に意を衝くものもあるところがおもしろい ライトばかり読んでる人にも、ライトなんてと思っている人にもお勧めしたい作品です
0投稿日: 2010.09.19
powered by ブクログ待望の文庫化。『僕僕先生』に引き続き、表紙イラストそのままの世界が広がってます。 ほのぼのしている雰囲気があり、読むとほんわかします。
0投稿日: 2010.09.18
powered by ブクログ相変わらずの王弁君………と思えば、少し成長していて、かと思えば、先生とのやりとりは相変わらずだったり。でも、たくましくなっていました。 先生とは距離が開いたように感じましたが、ところどころで零される先生の本音らしきものを聞くと、先生の方も一緒にいたいと思っているのがひしひしと感じられてほっとします。 短編連作の一冊。雷さまと少年のお話、「陽児雷児」が一番好きです。
0投稿日: 2010.09.16
powered by ブクログシリーズものを文庫で追うのは、むりだなぁ、と改めて思う。伏線がいっぱいあるようで、次が気になる気になる。
0投稿日: 2010.09.14
powered by ブクログ僕僕先生の第2段。少女のように見える僕僕先生と王弁の旅が再開。目的は無さそう。第1段のときほどの驚きはないかな。 料理対決:読み直したら、王弁が料理人2人に結果的にアドバイスしたことが判ったが、最初は気がつかなかった。頭の悪い読者のことも考えてほしい。料理人弟子の屈折した気持ちは納得しづらかった。 雷神の子と少年の話:子供2人の気持ちを語ってほしかったな。行動を見れば判るじゃないか、と言われそうだけれど、他の短編では良く登場人物が自分の気持ちを語っているから、ちょっと物足りない。王弁との絡みも少なかったし。 文句をつけたけれど、薄妃が登場してから、面白くなってくる。結局、楽しんで読み終えた。色々謎も出てきたし、今後の展開が楽しみ。 王弁の持っている何かについて、チョッとヒントが出てくる。陰と陽を包んで余りある虚無とか、僕僕先生の台詞「だから、ボクは帰ってこられた」とか…。本人は全く気付いてないみたいだけど、何でしょうね。
0投稿日: 2010.08.31
