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白楽天 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
白楽天 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典
下定雅弘/KADOKAWA
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総合評価

8件)
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    白楽天 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 角川ソフィア文庫 B 1 12 著:下定 雅弘 出版社:KADOKAWA 白楽天の心象は、普通の常識人である。  兼済と独善  兼済とは、ビジネス  独善とは、プライベード 辛い宮仕えにあって、公私を両立して、家族を愛し、昇進と左遷に一喜一憂する それが、白楽天のイメージである 詩は、でも、所帯じみたものは、あまり受け付けない。 やはり、花鳥風月や、酒といったものがいい。しかも短めのものがいい 下邽荘南の桃花 七言絶句 村の南に限り無し、桃花発く  唯だ我れ多情にして独り来たる 日暮れて風吹き、紅地に満つ 人の解く惜しむ無し、誰が為にか開きし 村の南に桃の花が無数に咲いている この桃の花が大好きで独り見にやってきた 日暮れに風が吹き、紅の花びらが地に満ちている こんなに美しいというのに散るのを惜しんでくれる人がいない いったい誰のために咲いたのだろう 目次 はじめに 解説 白楽天 その一生と詩 第一部 白楽天の詩 少年時代から退官まで 1 決してくじけない! 2 民衆はこんなに苦しんでいる 3 みんなに暖かい服を 4 毎日がたいくつ 5 娘よ、たった三つでなぜ 6 閑なポストでつまらない 7 廬山でのんびり 8 やっと江州から出られる! 9 緋色の服がうれしい 10 長安よ、さようなら 11 西湖にうっとり! 12 杭州とお別れ 13 蘇州の夜 14 雪月花の時、君を思う 15 洛陽が最高 16 長安で戦慄の事件が! 17 人生で大切なものは? 18 一年また一年と心は澄んでいく 19 宰相にはやっぱりなりたかった 20 よくやった白楽天! 第二部 愛する人に語り、好きなものを詠う 1 おまえが遺した鏡を取り出して 2 けなげな妻よ 3 元シンよ、どうしている? 4 劉君、今から遊びに行くよ 5 池に立つ二羽の鶴 6 可愛い馬よ、五年毎日いっしょだった 7 散ってゆく桃の花よ 8 あまりに情が深すぎて 9 火鉢と別れるのが悲しい 10 かけめぐる春の風 11 三月が終わる 12 杏よ、おまえに会うのもこれが 13 耳にさらさら肌にひんやり 14 雨後の清涼 15 林間に酒を暖めて紅葉を焼く 16 ひるがえる浪の花! 17 雪かとみまがう月の光 18 冬の宴 19 朝の雪 20 筍がうまい! 21 自分で造る酒 22 朝酒の楽しみ 23 とれたての蜀茶 24 身体が軽い! 25 一日を五つに分けて 26 病と共に 27 終の棲家 28 いつでも釣りができる 29 我れながら見事な音色 30 西湖の湖上で霓裳羽衣 31 洛陽で流行った楊柳枝 32 日暮れまで詠い続けて 33 詩こそ我が人生 コラム ☆ 科挙 ☆ 「新楽府」──詩で社会の問題を詠った白楽天 ☆ 唐代の官制 ☆ 江南好! 杭州と蘇州 ☆ 長安と洛陽 ☆ 儒家思想と老荘思想 ☆ 今体詩と古体詩 ☆ 恋愛経験を初めて詩に詠んだ白楽天 ☆ おばあさんにもわかる ☆ 香山寺と白楽天の墓 ☆ 霓裳羽衣曲 ☆ 唐詩の時代区分 白楽天略年譜 引用詩原題一覧 白楽天関係略地図 図版一覧 ISBN:9784044072209 出版社:KADOKAWA 判型:文庫 ページ数:256ページ 定価:860円(本体) 2010年12月25日初版発行 2024年10月20日12版発行

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    投稿日: 2025.04.25
  • 天下を想い、人生も楽しむ人、その名は白楽天

     長恨歌が有名な白楽天(白居易ともいう)さん。だけどそこはビギナーズ!長くて難しい長恨歌はカット。白楽天の人となりを交えつつ、何ゆえこの詩を詠んだのかをやさしく解説。漢詩の美しいところ、特に対句を分かりやすく説明してくれてとても良かった。  高級官僚として誠実でありつつ、詩と酒と琴を愛し、人生を楽しもうとした白楽天さん。すごくいい人だ。 漢字がムツカシクても読み下し文でも十分楽しめます。

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    投稿日: 2017.08.04
  • 儒教と老荘どちらを信じるか、五分五部…。

    という唐代のお天才詩人白楽天の入門書です。 宰相か独善か。儒教か老荘か。非常に上手い導入だと思う。 そして歌は素晴らしい。また、解説も非常に良い。 だが、どうして長恨歌が入っていないんだ―! いや、枕草子の香炉峰とか、雪月花の美もでているし、項羽と名馬の別れなどは非常に感銘を受けるのですが、長恨歌の解説があると良かったです。 立身出世か自己探求か。今も昔も男ってやつはよー! 男ってやつはよー! 星5つ!

    4
    投稿日: 2016.09.26
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    中国の詩人白楽天の詩集 儒家思想と老荘思想が混ざり合う唐の世の中と現代の世情が酷似しているように思えた

    1
    投稿日: 2014.02.12
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    BOOK DATE: 中国の大詩人であり、日本文化に多大な影響を与えた白楽天。彼が生涯に詠んだ3000首の詩の中から、53首を精選。第1部は少年期の友情の詩から退職した喜びを詠った詩まで。炭売りの老人への憐憫、左遷地で雪景色の香炉峰に感嘆する等の代表作を紹介する。第2部では、楽天が愛した家族、動物、四季の風物、酒、茶、音楽など題材にした情愛農やかな詩を味わう。多彩なコラムを加え、詩人・楽天の全体像が把握できる入門書。 ISBN 978-4-04-407220-9 C0198 ¥781E

    1
    投稿日: 2013.11.26
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    川合さんの白楽天を読んだあと、こちらをみると、「ん?」と思う、説明の齟齬がある。どっちが正しいかは、自分で判断しないといけないのかな。2人とも京都大学、1歳違い。仲悪い? 科挙に及第したあとの職は、諫言ではない。その間の長恨歌などの詩をどう評価するかが見たかった。ビギナーズクラシックとして、簡潔な表現でわかりやすい構成になっている。

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    投稿日: 2013.08.24
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    わかりやすくておもしろいけど、解説の下定先生とは気が合いそうにない。 「詠慵」(なにもかにもおっくうなのでできません)を下定先生は母親の喪に服するためになにもできなくて退屈だ、って詩だと解釈しているけどそうなんかな。死別による鬱の詩なのではないかな。他にも気になるのがいくつかある。しかしまあ「独善」は大事。

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    投稿日: 2013.03.05
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    友人と本屋へ行ったときに見つけて、感激して買ってしまった一冊。 白楽天のことが気軽に読める本を見つけることが出来てよかったです。彼の生涯と、それに関連した詩が読めます。 白楽天がどういう人なのかということも知ることが出来ます。

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    投稿日: 2011.03.25