
総合評価
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powered by ブクログ暴力団の幹部が殺される事件と過去の冤罪かもしれない暴行事件、登場人物が多く過去と現在で複雑に絡み合っているが、スピード感ある展開で手が止まらない。麻生と山内の関係性がなかなかもどかしい。
0投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ600ページを超える大作。なのに、続きが気になってあっという間に読破してしまった。 現在起きている事件と、過去の冤罪疑惑の事件。この2つの事件の真相がどう暴かれて行くのか下巻が楽しみ。 RIKOシリーズでは端役だった登場人物がメインで出てきたりしてるのも面白い。山背さんとか及川さんとかね。思ったよりも及川さんのキャラがぶっ飛んでるのも良き。 何より麻生と山内の2人の関係。心を通わせたと思ったら離れて行ってしまったり、もどかしい!! 作中でも描写されているけど、麻生はすごく良い男なのに、その鈍感さが時に残酷で。RIKOシリーズから読んだ身としては、その麻生の鈍感さが本当にもどかしい。早く下巻を読みたい!
0投稿日: 2023.09.29
powered by ブクログ東日本連合会春日組大幹部・韮崎誠一の死体が発見された。容疑者として名が上がったのは、複数の愛人の中でもひときわ美しい男娼あがりの男・山内練。彼こそは、警視庁捜査一課の麻生龍太郎が10年前に婦女暴行容疑で逮捕した大学院生だった。麻生の知らない山内の10年に一体何があったのか、そして韮崎を殺した犯人とは・・・? 登場人物が多く、また非常に複雑に人間関係が絡み合っているので、メモを取りながら読み進めました。 ・・・が、めちゃくちゃ面白い。ストーリーはもちろんのこと、キャラクターが魅力的で引き込まれます。上巻640ページがあっという間でした。
0投稿日: 2023.08.14
powered by ブクログ登場人物が上巻だけで凄く多い。 一人一人、名前と注釈をメモなどしながら読むことをおすすめしたい。 過去と現在を行き来しながら、物語が進むので、とてつもない長い期間のように感じてしまうが、事件が起きてからはたった9日間しかたっていないことに読後に驚く。 麻生と練の過去と現在と共に、複数の容疑者が伏線やミスリードを散りばめるので、うっかり読み落とせず、上巻だけでやや満腹ぎみ。 麻生も練も一筋縄ではいかない人生を送っていて、下巻でどういう関係性になっていくか楽しみ。 裏社会の独特の後ろ暗い中でも、純粋に欲しいものを追い続けてもがいてる二人、っという感じで悲壮感は少なく、力強く生きてる男たち、女たちが生き生きと描かれている。 興味があるのは、練の白檀のような香りの体臭、嗅いでみたい、、、。お香の白檀の香りは記憶にあるが、同じような香りなのだろうか?
0投稿日: 2022.09.03
powered by ブクログ山内や麻生の関係性や、その他シチュエーションまでたまらないものがたくさん出てきてニヤニヤする。下巻も楽しみ。
0投稿日: 2022.06.20
powered by ブクログボリューミーなミステリーが読みたくて手に取った本書 面白かった なかなか衝撃的な部分もあり おっかなびっくり読み進めるも どんどん引き込まれた 知らなかったけどシリーズものの続き的な感じ? 下巻を制覇したらそちらも読んでみたい
0投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログ柴田さんの作品にしてはテンポが遅くて少々まどろっこしかった。他の作品でも過激なものはあるけれど、性描写にしろ暴力シーンにしろそれほど具体的には書かれてなかったように思う。本書はそれがかなり克明に描かれているので、ナイーブな人にはお勧め出来ない。 麻生さんは好きなキャラだけど、ここに出てくる彼はちょっとMでセコい。反対に山内が実刑に至ったいきさつには同情を禁じえない。
0投稿日: 2019.03.30
powered by ブクログ読み終わるのが勿体なくて、ずーっと部屋に飾ってた本。でも、明日・・・死んだら後悔するから泣く泣く読み始めた!それくらい、練と麻生が好き♪下巻に突入するかな。あぁぁぁ~読むの勿体ない(笑)
0投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ柴田さん作品はこれがはじめての作品だったし全然背景を知らずに読み始めたからストーリーに入り込むのに時間がかかった。 全体的に登場人物の愛情が歪んでいる。けどそれがいい。
0投稿日: 2018.11.28
powered by ブクログ東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟…それが十年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていくー
0投稿日: 2018.06.12
powered by ブクログ重いハードボイルド系〜!この本は上下巻両方とても内容が濃くて、それぞれのキャラクターとその背景まですごくいい!けど!内容が内容なだけに、友達には勧めにくい!!笑笑 隠れた名作だと思う。
0投稿日: 2017.12.15
powered by ブクログ久しぶりに重たい話を読みました。内容が結構生々しいのですが、事件がどう解決していくのか気になり、ページを捲る手が止まりません。最後の方では、過去の事件の真相が明らかになっていき、練の人生を思うと胸が痛くなりました。登場人物が多く出てきますが、みんなそれぞれ事件解決の鍵を持っていそうで、これが最後にどう繋がるのか楽しみです。サイドストーリーは下巻を読了後に読み、下巻の方にまとめて感想を書きます。
0投稿日: 2017.02.04なぜ?
なぜ?・・・何度も何度も自分の胸の中に湧き上がるこの想い。 禁断の世界に触れるという心の震え。 美しく、切ないハードボイルドです。
1投稿日: 2016.06.18しばらく後を引く作品です
乃南アサの音道貴子シリーズも、刑事である前に「人」としての心のうごめきや、関わり合う「人」との(心理的な)距離感がうまく描かれていて、刑事ものというより、どうしようもないままに、流れに巻き込まれた「人」の生きざまが(多少の救いも交えながら)描写されているが、この作品は、それが一段ととぎすまされた感じで、描きこまれています。 作者の力量を感じました。 他の作品も読みたいと思います。
0投稿日: 2015.11.28
powered by ブクログ何年も読み進められなかったのに りこシリーズを読んだあとに読んだら 一気に読めたし 面白かった。りこは出てこないけど 麻生も練も好きだわ。
0投稿日: 2015.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ警察官だった麻生龍太郎サイドの話はもちろん山内が羽化していった過程が切ない。元々の資質に加え色々な偶然や外圧が重なった結果なるべくしてなったというか・・ 韮崎も見方を変えれば健気だよね。
0投稿日: 2015.07.06ミステリーだけど、中味の濃~い大人BLとしても
読み終わったばかりで若干心拍数が上がってます。練の気持ちにどんどん引き込まれて最後まで一気にページをめくりました。 殺人事件を通して、人間の複雑な男女に限らない愛憎がとても判りやすく丁寧に書かれている。そんな印象です。 ほかのシリーズは知らずにこちらを読んだので、二人の出ているほかのシリーズを早く読みたいです!! 巻末の短編は、本編読了後に読むと事件解決で高ぶった気持ちを優しくなだめてくれるデザートのようで、収録されていてうれしかったですね。
1投稿日: 2015.05.16
powered by ブクログミステリ要素と愛憎こもごもの人間模様が絡み合いぐっと盛り上がったところで下巻へ続く。 山内練というキャラクターは柴田先生に愛されているキャラクターだけあってとても魅力的。 体臭が白檀の香りで男妾あがりのインテリ893という設定に少しでも心惹かれたら読んで損は無いはず(多分)
0投稿日: 2015.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
別シリーズがドラマ化で山内練が出ると聞いて再読。けっこうあちこち忘れてるなあ... 歩道を読むと麻生を殴りたくなって困ります。自分が麻生だったとして間違わないとは思えないけれども。
0投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ上巻読了。はぁ〜良かった!久々にどっぷりハマりそう。男同士ただ会話しているだけなのに互いの腹の探り合い、好意と敵意の紙一重の関係にただただ悶えます。思ったよりガッツリBL、いやBLというほど軽くないしむしろ濃厚。練の壮絶な過去が切なくてそれに麻生が絡んでるかと思うと展開に胸を締め付けられる。警察とヤクザのハードボイルドさに謎解きのミステリー、恋愛要素のバランスがいい。それぞれのキャラクターが魅力的でその人間関係がまた切なくて。誠一の弔いシーン…金網を掴んで嗚咽する練に涙しました(T ^ T)
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログ無実の罪を受け入れた練が、担当刑事の麻生を愛するようになるって、どういう持って行き方をするのだろう?
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログミステリーとサスペンスの張りめぐらされた伏線と大人達の型にはまらない恋愛の数々。異性間、同性間のどちらもあります。 作中人物の麻生・山内は同作者のRIKOシリーズ「RIKO-女神の永遠-」「聖母の深き淵」「月神の浅き夢」にも登場します。
0投稿日: 2014.09.03山内 練に会いたくなります BL好きの方にもおすすめ
山内練は大学院で情報工学を学ぶ気弱で美しいエリート青年で、一流企業に内定しMITへの留学も約束されていたーしかし、ある事件に巻き込まれ、彼の運命は大きく変わってしまう。突然の収監により約束されていた未来を失い、出所後も刑務所さながらに男相手に体を売る日々だったが、春日組のエリート幹部、韮崎に拾われ、美しさと類稀な頭脳を生かし春日組の企業舎弟にのし上がる。その韮崎が浴室で殺害死体で見つかり、舎弟であり韮崎の恋人の山内も容疑者に。捜査を担当するのはかつて山内を逮捕した麻生刑事だった…。 ---犯人は終盤まで明かされず、良質のミステリーに仕上がっています。また、山内練、麻生刑事等、登場人物も魅力的で、物語に引き込まれていきます。中でも、美しいインテリ悪魔で、でも涙もろくて優しい面もある山内練に魅かれる方は多いと思います。私も山内練の登場シーンのたびにドキドキしました。ちなみに男性同士のラブシーンもそれなりにあり私が初めて読んだ書評ではBL小説にも分類されてました。熱めのBL小説お探しの方にも合わせておすすめの本です。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログ色々と遣る瀬無い。これを経てどうしてああなった(RIKOシリーズ)の気持ちです。しばらく、頭をもっていかれる著作。
0投稿日: 2014.06.02
powered by ブクログ練が切なすぎてうわあぁ…文庫版に併録された短編を読んで号泣。麻生は麻生で不憫でかわいそうというか気持ちはわからんでもないけど練の歩んだ人生を思うともっと寄り添ってあげてほしい…。シリーズ通して読んで、練というひとの存在の切なさとかやりきれなさに何度も泣いた。
0投稿日: 2014.05.01作者が女性だと初めて知り、2度、ど肝を抜かれた
筆舌に尽くしがたいストーリーで度肝を抜かれた感じです。 あらすじは書籍説明にあるとおりですが、奥が知れないほど深いストーリー構成です。時系列で話が前後しながら進むので、妖の世界に入り込んでしまった感があります。 下巻にいっても渦巻くスピードは落ちません。ただの刑事ものではありません。正義、殺人、愛欲、憎悪など、これでもかという程叩きつけてきます。それでいて情感も残ります。 難しい題材を見事に昇華されてるなあと思い、今まで読んだ柴田さんの本を見ていたら、女性だったことをここにきて知り、自分自身に呆れつつ2度どぎもを抜かれた感じです。 著者近影にも興味を持つようにしようと別の感想も持ちました
0投稿日: 2014.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫版(上下巻)で読了。最初から終わりまでホモで驚いたが、純粋にミステリ小説としての面白さが勝り、あんまりBL的な読み方をしなかった。こんなにゲイゲイしいのに「萌え!」ってのがあんまり無くって、なんでかなと思ったら、恋愛感情を超えた、斜め上すぎる愛憎劇だから、突き抜け過ぎてる結果、感情移入の持ってき場がなかったせいだと気付いた…が、主人公・麻生のもう笑うしかない不幸段とか、練のダークな色々が、ただただ不憫てだけで泣けた。ばっちり肉体関係持ってるけど、どっちかてぇと精神的な依存度や執着が生々しい所以のゲイゲイしさなんだと思う。キャラとしては報われなさ過ぎて、及川ご贔屓w 練よりむしろ龍こそ(ナチュラルに)魔性の男だと思う。繰り返すが、ミステリとして秀逸だった。
1投稿日: 2014.02.04
powered by ブクログ互いに殺したいほど相手を憎みながらも、執着し、依存していく不器用な男達。 メインの2人がとても魅力的。 人間の罪と罰、人が人を裁くということについて考えさせられます。
0投稿日: 2014.01.01なかなか面白かったです。
蠱惑的で独特の雰囲気を持った作品です。好みが分かれると思いますが、合えば忘れがたい作品になると思います。
0投稿日: 2013.11.24
powered by ブクログすごい内容だ……。あまりにもつらい過去で目を背けたくもなったけども、同時に練の人生を見守っていこうとも思った。 警察小説としては濃厚なストーリー。警察組織や麻生班や及川たち警察官としての意地やプライドも表現されてる。その辺りがおもしろい。 中盤あたりからおもしろさが加速する感じ。被害者を取り巻く人間関係も見所かと。 サイドストーリーには胸が締め付けられた……。 はやく下巻に取りかかります!
0投稿日: 2013.11.15
powered by ブクログ登場人物も多く文体も好みのものじゃなくて、読みはじめはページをめくるのに苦労した。中盤を過ぎてから、徐々に盛り上がりを見せている。下巻を読むのが楽しみ。横山秀夫と松本清張を足して二で割ったような印象。
0投稿日: 2013.10.07山内練の虜になる
あらすじの中の「美しい男妾」というキーワードに魅力を感じた方にはぜひ手に取っていただきたいです、この稀有な小説を。主人公・山内練の虜になること間違いなしです。私は読後しばらく彼のことが頭から離れなくて大変でした。作中人物にこれ程心を奪われたのは初めてです。 ミステリだと思って読み始めるとびっくりするかもしれません。もちろんミステリ要素も面白いのですが、ここに出てくる男たち(そして女たちも)の生き様は壮絶です。柴田よしきさんの真骨頂です。 もしこれまで「聖なる黒夜」について知らなかったという方は、同作家さんの「RIKO」シリーズから読んでみるのもいいかもしれません。衝撃度がUPすると思います。同じ登場人物が出てきて話がつながっています。お話の時系列でいうと「聖なる~」の方が先なのですが、「RIKO」シリーズを読んでから彼らの過去話を読んで楽しむという方法もあるということです。実際書かれたのはRIKOの方が先です。 「RIKO」シリーズは全部で三冊、「RIKO」「聖母の深き淵」「月神の浅き夢」の順です。(すべて電子版あり) 山内練が出てくる小説は他にもあり、花咲という探偵が主人公のミステリ・シリーズで、現在(2013年9月)電子版で読めるのは「フォー・ディア・ライフ」だけです。
5投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつも柴田よしきさんの世界観には打ちのめされる。 上巻の終わりで山内練の過去がようやく明るみになり、 その絶望の深さを知ってなんか色々と納得。 個人的に、人って経験や年齢や色んな因果によって めまぐるしいくらい、予想もつかない方向に 変わっていくものだよなぁとか思っていたりするので 気弱でわりとぼんやりしてそうな草食系インテリ青年が あんな風に結果として“変われた”のはそれはそれで… よかった…ような気がするよ、いやでも… いやでもあんなの凄まじい地獄の日々ですけどね、ガクブル… 展開がするするっとしてて、会話が軽快なので リーダビリティーの高い小説だなぁと柴田さんの小説を読みながらいつもそう思います。 構造もややこしいし、事件も交錯しまくりで 頭の中ではどうやってこれ考えてるんだろう。 すごいと思います…!(小並感)←一度言ってみたかったこれ(笑)
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログハードボイルドの刑事物であり、 男同士の恋愛物でもありといった感じです。 中途半端な内容ではないので それぞれの角度から見ても満足出来ると思います。 個人的には及川がとても魅力的でした。 山内の転落、犯人達の憎しみ、 麻生の後悔。 運命というありきたりな言葉が重くのしかかってきます。 ミステリーとしての面白さもさることながら、 登場人物それぞれの複雑な心情が入り乱れて、 繊細な恋愛小説の様相も呈しているように感じます。 皆が口を揃えて悪魔だと言う練が、 麻生の前ではあどけない子どものような 不安定な面が見え隠れするのが切ないですね。
0投稿日: 2013.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本編は再読。バレンタインが近づくたびに思い出す本。警察ものとしても、ミステリとしても、愛憎劇としても楽しめる傑作でした。短編は本当に切ないにもほどがある。運命のいたずらという言葉で片付けるには、あまりにも悲しい。
0投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログ再読。麻生と練の微妙な関係は何度読んでも、興味深い。 しかし、何度も読んでると、ホモ小説に思えてくる。以前はその辺は気にならなかったのかなぁ。 過去とシンクロしながら、進んで行く物語はさすが。
2投稿日: 2013.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻だけでこのボリューム感。 すごいです。こういうしっかりしたミステリーに最近再び惹かれる傾向が出てきているので、思い切って読みました。 内容もページ数に比例してすごく重厚?です。 長い割には、先が気になるのでどんどん進み、思っていたほど時間はかかりませんでした。 キャラクターもいい味出してますね。 麻生さん、練はもちろんですが、及川さんも結構好きです。 警察なのにどう考えても練よりやばい人にしか見えないあたりが(笑) あと、あれだけ愛されている韮崎さん。善人じゃないけれど、やっぱり、すごい人であったのだな、と。 個人的に、練と麻生さんの、韮崎のお通夜のシーンがすごく好きです。 練の悲しみ方が、読んでいるこっちまで苦しくなってくるようでした。柴田さん、初めて読みましたが、はまりそうです。 それ以外にも、会話などのシーンが、全体的に緊迫感があったり、信頼が感じられたりしてよかったです。 下巻にも期待です!
0投稿日: 2013.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友人が布教してくれました。「あなたの好きそうなものがいっぱい出てくるよ」とのこと。読む前からかなりの期待をしておりました。読む前から期待する本は結構あるけど、期待しすぎないようにはしている。しすぎるとさほど面白くなかったなーとか思ってしまうといやなので。しかし、今回は友人の勧めとがっつり小説読むのが久しぶりというのもあり、大いに期待してしまった。 結果、期待してよかった!期待して本当によかった。読み始めから物語りやキャラクターにどんどん引き込まれていった。こんなに引き込まれるのは久しぶりだ。 山内練がすごく好きだ。正直痛々しい感じがするけど、その感じがすごく魅力的。登場シーンから好きだな、この人って思ったし、麻生との再会のシーン読んでもやっぱり好きだった。 この男臭い感じの雰囲気がいいな。 本編の後に、サイドストーリーが入ってて、それがまた素晴らしかった。練の違った姿が見えた。あのままだったらどうだっただろう。そんなことを考えたりもした。あのままじゃ物語にならないのは分かりつつ…。 借りてから数日で、一気読みしてしまった。下巻も続けて一気に読んだので、全体の感想は下巻のほうで。
1投稿日: 2012.12.23
powered by ブクログ登場人物がそれぞれ抱えている過去がもたらす、いびつな人間関係が、事件をも複雑にさせる…というか、ある意味、純愛。
1投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログここの評価が高かったので試しに、と思って上巻を読んでみた。 一気に引き込まれてしまい、夢中で読んだ。 ヤクザと同性愛という何とも馴染みのないものばかりが出てくるのですが、それでもすーっと読めた。 上下巻で買えば良かったなぁ。
0投稿日: 2012.05.13
powered by ブクログ一般ミステリー。 初読み。 ヤクザの幹部殺しの関係者の中に居た男は自分が10年前に逮捕した男だった…。 登場人物が多く、過去の話と現在の話が交互に出てくるので、その彼らと彼らのエピソードが繋がる迄時間がかかった。 上巻最後でやっとその繋がりが見えてきた感じ。 それにしても。 久しぶりの一般書の読書でしたが、登場人物達の生きてきざまをきっちり書いてあって内容が深い。 これだけ人物がしっかりしていたら話も面白くなるよな、と思いました。 複雑に絡み合った人間とその彼らを取り巻く事情と…。 やっぱり冤罪だったのね。 這い上がれないよね…。
0投稿日: 2012.04.17
powered by ブクログ2012.03.11-2012.03.15 山内に惹かれました。言葉じゃ簡単に言えない魅力的な人物です。 ストーリーがどんどん進んでいき、面白くてハラハラドキドキさせられました。分厚いのにそれを感じさせない程の深さがあります。 サイドストーリーも良かったです。山内の過去のお話。そんなことがあったから今(サイドストーリー当日)の彼があるんだなぁと思いました。 この先どうなるのか…下巻が楽しみです。
0投稿日: 2012.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここ最近ではかなりな長編もの。1週間、通勤時間にどっぷり楽しみました。警察小説として知り読みましたが、恋愛ものとした方がいいのでしょう。暴力・性描写はかなりきつめでした。 星3つの理由は、麻生のキャラが私的にあともう一つだったのと、練の不運な過去や心の闇に比べ、犯人側の苦しみはいまいち書ききれていなかったこと。自分の子供を殺した人間ならいざしらず、その周辺にいた人間までを焼き殺す、そこまで狂気的な気持ちになるには3人が3人とも説得力がなかったのでした。ある夜のある犯罪を起点につながるさまざまな人物の恋愛小説として面白く読みました。そうはいっても登場人物はちょっと多すぎ。
0投稿日: 2011.12.16
powered by ブクログはまった。ひさびさに全てを放り出して読みふけった。多くの登場人物が魅力的なのと、文章や全体の重みが自分にちょうどよかった。
0投稿日: 2011.12.11
powered by ブクログまあとにかく、これを読み終わった時の感動というか感慨というかはハンパじゃなかった。「感動」「感慨」と書いたけど、ものすごくいろいろな思いが一緒くたになって、しばらくぼうっとしていたぐらい。 ミステリのような出だしだけど、ただ「ミステリ」ではない。大物ヤクザの韮崎が何者かに殺害されたのを皮切りに、ストーリーは現在と過去をいったりきったりして進んでいく。 容疑者の一人で韮崎の愛人だった山内、過去に山内を冤罪で逮捕した刑事の麻生、その麻生の学生時代の先輩であり、マル暴担当刑事の及川。この3人の男を中心に、韮崎によってかけがえのないものを失った女たちが絡んで、ストーリーがどう終結するのか、目が離せないのだ。この緊張感、そしてカタルシス。なんだか、いろいろな楽器が徐々に加わっていく即興演奏のようだ。
3投稿日: 2011.07.20
powered by ブクログなにしろ登場人物が多い。伏線もたくさんある。 なので頭を整理するために紙に書いていこうと思ったらA4用紙いっぱいになった。 読んでる側をひとときも休ませない、 息切れしそうな展開がたくさんある。 ただし設定が設定なので、女性はともかく、 男性は好き嫌いがハッキリわかれそうだなぁ。 個人的には、久々にズッシリと読み応えのある推理ものに出会えたので満足だ。
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログ「RIKO」に登場していた人物の、また別の物語。 生々しく、ドロドロした内容ですが、麻生と山内の接点が少しずつ明らかになる流れで、下巻も早く読み進めたい感じです。 「自分は正しい」と信じている麻生が、この先どう崩されていくのか。 山内の感情の変化も気になります。 おまけの部分は、下巻を読んでからの楽しみに取っておきます。
0投稿日: 2011.06.30
powered by ブクログお前が好きだよ。好きだ。便所でゲーゲー吐いてたおまえに惚れたんだ。あの吐きっぷりとうめき声と、俺の親指をしゃぶったお前の舌づかいにヤラレたんだよ。
0投稿日: 2011.06.22
powered by ブクログ評価が高かったら読んでみたが・・・・。 ホモ刑事にホモヤクザ・・・・。 で大したどんでん返しなるものもなし・・・。
0投稿日: 2011.04.26
powered by ブクログ文庫でも厚めで読みずらいかなぁ・・・と思ったがあっという間に読めました。スピンオフものだけど、まだまだ枝分かれしているので、追うのが大変でした!
1投稿日: 2011.04.16
powered by ブクログ好きすぎて感想が書けない。心臓がちぎれる感じ。「歩道」は当時小冊子が手に入らなかったので、読めてうれしかった。のたうちまわった。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログこの本、だいぶ前に買って、一度読み始めたんです。 だけど、どうにもこうにも、なんというか、性描写というか、そういうところがなじめずに「う~む……」と本を閉じてしまったのです。 それからずいぶん経ってもう一度読み始めたら、前回嫌だった部分がそんなに気にならない(私も大人になったのか?)。 そして、気にならなくなったらミステリーの部分がそれはもう面白い。 続きが気になって、ずっと手元において、暇があれば開いて読んでました。
0投稿日: 2010.12.09
powered by ブクログドキドキ、ハラハラ。 ありきたりだけど、ホントにそんな気持ちで読みました。 怖い。でも、せつない。 同性同士の恋?愛?故なのか、もう、じれったい。 ジタバタしちゃう。 それでも、読んじゃう。 もう、馬鹿!って思いながら、読み終わりました。 そして、番外編を呼んで、すっきり。 ちょっと、ニマニマしちゃった。 同性同士に、抵抗がない方は、是非!!
0投稿日: 2010.11.23
powered by ブクログ読んでから作者は女性だと気づきました。 栗本薫の小説、「終わソン」と「翼あるもの」を足した感じ。 でもそれより内容が濃い!とても好きです。 何より人物像がわかりやすく、それぞれの愛憎にすっぽり感情移入してしまう。 ああいう役どころの練が女々しくなく、程よく男っぽいところも好き。 麻生と練のシーンにはドキドキしっぱなしでした。
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ山内練にやられてしまいました。 麻生との過去が進行中の事件と交差してページをめくる手が止まりませんでした。 緑子は嫌いだけど、この二人が出ているからあのシリーズも読んでいます。
0投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログ柴田作品に嵌るきっかけとなった作品。 とにかくおもしろい。 ミステリ作品としても、恋愛小説としても。 登場人物がみんな魅力的。
0投稿日: 2010.06.08
powered by ブクログRIKOシリーズのスピンアウト(?)ですが、正直、こっちのほうが好き。 人物に感情移入できる、という点では、緑子より練のほうが好きな主役です。いや、主役は麻生さん? ああなる前の練の姿と、麻生さんとの関係がクリアになり、ふたりの愛憎が濃い理由がわかった。 とゆーことで、緑子と浮気した麻生さんにマイナス三千点。
1投稿日: 2010.05.04
powered by ブクログ内容はミステリの中にBL要素が入っている感じ。 ミステリの内容のBLものでは決してないです。 途中まですごく面白かったのですが、オチがちょっと・・・。 ただ、人間は面白かったかな。
0投稿日: 2010.02.22
powered by ブクログこんなに面白い本を今まで知らなかったのが悔やまれる。読んだから良かったじゃないか、と思いつつ。 たまたま出会った本でこの衝撃。だから本を読む事はやめられない。 昔読んだ、栗本薫の『終わりのないラブソング』を思い出した。 大分違うけれど。
0投稿日: 2010.01.30
powered by ブクログRIKOシリーズサブキャラである山内と麻生の物語。ということで、「RIKOシリーズ番外編」であり「キャラもの」というイメージで読み始めたものの、そんなもんじゃ済まないっ! なんとも重厚かつ壮大な物語。あの山内にこういう過去があったとはなあ……意外だったけれど、ますますキャラクターの深みが増した。RIKOシリーズ読み返したい気分。 ミステリとしてももちろんだけれど、それ以外の部分もかなり大きい。どろどろなんだけれど、とても哀しい愛憎劇にやられた~。人それぞれの「愛」のかたちというものに感涙。RIKOシリーズ読んでない人でも読めるし、これはおすすめ。当然、RIKOシリーズをあわせて読んだほうがなお良いんだけれど。というか、RIKOシリーズ読んで面白かったという人は迷わず読むべし! さらに文庫版にはサイドストーリー「歩道」と「ガラスの蝶々」が収録されています。これでぐぐっと世界観が深まりますねえ。特に「ガラスの蝶々」は、「月神の浅き夢」を読んでからの方がなおお勧め。「グラシア」だ~。
0投稿日: 2010.01.14
powered by ブクログおかしな先入観があったのですが(汗)、ストーリーはいろんなことが盛りだくさんでどんどん読み進めてしまいました。山内も麻生もすれているようでものすごく人間臭いし、終盤明らかになっていく事実にも鳥肌がたちました。戦慄といってもいいかもしれません。こんなに簡単に人間の人生は軽んじられ、振り回されてしまうものなのか。早々に下巻に取り掛かっていますが、ラストに向けてさらに重苦しくなるのでは。読みやすい文章に慰められてじっくり読みたいです。 http://beautifulone.jugem.jp/?eid=265
1投稿日: 2009.12.08
powered by ブクログ何も知らずに読んだら大きな衝撃を受ける。 でも「えーー!?」とか言いつつ気付けば夢中になって読み続けてしまった。 中盤辺りからは同性愛とか意識せずにただひたすら先が気になって仕方なくて…本の世界にのめり込むっていう感覚が初めてわかった。
0投稿日: 2009.11.11
powered by ブクログとにかく良かった。 ただ、同性愛の描写が多いため(特に上巻は)そういうのは絶対無理!って人はやめておいた方がいいかもしれない。 でも、そんなことを気にして読まないのはもったいないと思うのでぜひ読んでほしいとは思う。
0投稿日: 2009.07.12
powered by ブクログ万人受けする作品では無いと思います。 ただ、はまる人にはカッチリはまるんじゃないでしょうか。 私もすっかりはまってしまった一人です。 一応刑事物ということで、事件を追い、真相を暴いていく一連のミステリー要素も魅力のひとつではありますが、個人的にはそれよりも登場人物たちが織りなす暗くてドロドロとした愛憎劇に心惹かれましたね。 また、冤罪や同性愛など重たいテーマを敢えて選んでおられるようですが、そのテーマに決して縛られず、また、作者の思想や理想論を押し付けてくるような表現が無いことも私がこの作品に愛着がもてる一つの要因ではないかと思います。 なんとも重苦しくて物悲しいものが根底に流れている作品ですが、読み終えればきっと山内練という男に魅入られてしまうでしょう。
0投稿日: 2009.06.30
powered by ブクログRIKOシリーズで麻生と練を知っていたので 2人の関係は抵抗なく読むことができました。 私は練がチョコレートで死のうと思った辺りが 一番苦しかった。 麻痺してしまった心とか虚無感とか。 この本はやるせなさが一杯です。
0投稿日: 2009.06.16
powered by ブクログ初めて読んだ柴田作品。 全く柴田よしきという人を知らずに、タイトルに惹かれただけで手に取ってしまった。 警察小説、ミステリは大好きでかなり読んでいるけれど、ただの警察小説だと思って 読んだら大間違い。 犯罪、ヤクザの世界、愛人、男同士の愛憎、冤罪。 男性同士の絡みに嫌悪感を抱く人は要注意と思うが、そうでなければ是非一度 読んでみてほしい。
0投稿日: 2009.05.14
powered by ブクログ何年かぶりに再読。もう一度読もうと思っているうちに結構時間がたってしまい、犯人以外ほとんど忘れているという状況だったので、非常に楽しめました。やっぱり面白いなあ…! 麻生はもちろんだが、自分は山内が好きで好きでしょうがなかったことを読んで想い出しました。
0投稿日: 2009.04.16
powered by ブクログ東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟…それが十年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく―。
0投稿日: 2009.02.24
powered by ブクログ殺人事件の謎を追いながらさまざまに錯綜する人間模様を堪能できる名作。(ただしゲイが駄目な人は要注意)一つの事件から人生が暗転し、もがいてももがいても暗闇の奥へいざなわれていった人々の宿命が呼び込むさらなる悲劇とそれぞれの悲劇によって重なりあった人間模様がたどりついた「殺人」というところか。哀しいけれど、哀しいだけじゃない、希望があるとは言えないけれど、絶望だけで終わるわけでもないラストがとても印象的。長編ミステリーの醍醐味を心ゆくまで堪能できる。
0投稿日: 2009.02.21
powered by ブクログRIKOシリーズからの派生作品です。 私はこちらを先に読んでからROIKOシリーズを読んだのですが、絶対にRIKOのほうから読んだ方がいい! このシリーズはもともと性描写が多いのですが、この作品は男性同士の性交の描写もあります。 こう聞いてしまうと嫌悪感を抱く方も多いかもしれませんが、そういった嫌悪感を抱かせずに読ませてくれます。 そういう細かいことを抜きにして読んで良かったと思える作品なので必読です!
0投稿日: 2009.02.14
powered by ブクログBLを読み慣れた私は違和感なく読み進めてましたが、途中唐突に一般書だったことを思い出して驚愕しました。 え、刑務所の中での練に纏わるあれこれとか麻生さんを皆で取り合ったりとか男同士のあれやそれやがてんこ盛りなんですけど。 普通に男→男で告白しちゃうしね!いや、大歓迎ですけど!(笑) でも巷の所謂BLとは明らかに一線を画していて、なんというか(これ何回使ってるんだ自分) 人間同士の絆とか愛憎がすごくよく書けてるよなー、と思いました。 性別とか恋とか愛で括れない感情ってあるよなぁ……。 ぐちゃぐちゃして重くて熱くて、そんな雰囲気を抱えた登場人物達が魅力的です。 私が何故男女でなく男男の話をより好むのか、その辺のツボが入っているように感じます。 特に練→麻生のせつなさがストライクヒットです。 外伝に悶え死にました。初恋って、ちょ、お前……! まぁ、これから裏切られるんですけどね……そして捻くれる……(ー ー;) 本編後の彼らが幸せになれることを祈ります。麻生さんは警察辞めて探偵でもするのでしょうか? 練と組めば最強なのに…というか、あの二人が一緒にいてくれればそれで……(本音!) 思わずキャラクターばかり語ってしまいましたが、本筋も大変面白かったです。 韮崎を誰が殺したか。伏線もいっぱい張ってあって、人の名前が少々分からなくなりましたが(笑) 満足する一品でした。
0投稿日: 2009.01.30
powered by ブクログ男色、とは違うけどそっち系の世界がモチーフになっていて自分には馴染めない部分。だけど、ミステリーとしてはどんどん引き込まれて、事の真相がかなり気になる。また登場人物たちの人生観や価値観、苦悩などもおもしろいというわけではないけれど引き込まれる要素。事件の真相、物語の結末は如何に。下巻が楽しみ。
0投稿日: 2008.11.30
powered by ブクログ分厚く、そして濃い。主人公・麻生龍太郎の名前が前首相みたいでイメージよくなかったが、他の人の感想でたくさんのファンがついているのにも納得。単純な天才刑事でなく、随分人間くさいというか苦悩を抱えている部分が丁寧に書かれてあって個人的にも好みの作品。ただ、いわゆる男同士の性描写がはっきりと描かれているので拒絶反応を示す人はいるかも。全体のストーリーはテンポよくどんどん謎は深まり、一方で過去の麻生のミス?かもしれない事件とどう絡むのか?下巻に向けて期待が広げる。
0投稿日: 2008.11.12
powered by ブクログ読んだとき、ものすごーく面白いと思ったのに、ちょっとたったら、タイトルすらすぐに思い出せない、私の脳みそが憎い・・・最近、忙しくてたなぞうに書き込みできず、忘れていってる本多数。忘れちゃうから、たなぞう登録してたのに。がんばって、感想、書きにこよっと。感想は下巻で。
0投稿日: 2008.11.11
powered by ブクログ警察とか裏社会モノが好きな私に、友人が貸してくれた本。 読んですごく気に入って、後に購入。 めちゃくちゃ好きで、よく読み返します。
0投稿日: 2008.10.18
powered by ブクログRIKOシリーズの第4冊目となるこの作品。前々から脇役として登場していた警視庁捜査一課・麻生と、男妾あがりの企業家・山内との壮絶な物語。とにかく面白かった。 学生時代、ある事件で実刑を受けた山内。当時彼を逮捕したのは麻生だったが、約十年ぶりに再会した山内は、昔の気弱で控えめだった印象から一変し、裏社会で絶大な経済力を誇る有力企業家へと変貌していた。一体この十年の間に、彼の身に何が起きたのか。一つの殺人事件をきっかけに、暴かれてゆく過去の犯罪の真相。そして麻生がたどり着いた真実は・・・。
0投稿日: 2008.09.28
powered by ブクログぶっちゃけホモですけど何か?そこらのBLと一緒にすんな!!とにかく読んで泣きやがれ!!!!!(何故喧嘩腰
0投稿日: 2008.06.27
powered by ブクログ柴田よしきさんの著作のなかでいちばん好きです。 読了時の切なさは群を抜いています。ほんとに、オススメ!
0投稿日: 2008.04.27
powered by ブクログ<悪魔のように悪賢く、美しい男妾あがりのヤクザ…それが、十年振りに麻生の前に現れた山内の姿だった。十年前の気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。この十年の間に何が起こったのだ?新宿を牛耳る大暴力団の幹部・韮崎誠一惨殺事件を捜査する麻生は、次第に過去に追い詰められ、因縁の波に翻弄されて暗い闇へとおちていく…。愛と宿命に操られた者たちの果てしなく長い夜。人間の原罪を問うて、深い感動を呼ぶ傑作。>非常におもしろかった。夢中で読み続けてしまい独り言まで言ってしまうほどだった。とにかく気になることがいっぱいでエンターテイメント性高し!そしてそれにとどまらず深い。同性愛を扱う文芸作品としては、私がこれまで読んできた中でトップクラスだと思う。学んだ。
0投稿日: 2008.04.01
powered by ブクログ東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟。究極の魂の物語。これは非常にお勧めの文庫です。長編ですが、良かったら読んでみてください。
0投稿日: 2008.03.07
powered by ブクログこの方の警察小説?は、エンターテイメントとしてもとても面白いと思う。山内と麻生さんが好きで読んでいるのですが。しかしこの本は恋愛小説ですね(笑)
0投稿日: 2008.02.03
powered by ブクログなぜいままでこの本を知らずにいたのか・・・!と思わず後悔してしまうほどこの物語の虜になってしまった。
0投稿日: 2007.11.08
powered by ブクログ東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟…それが十年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく―ベストセラー「RIKO」シリーズから生まれた究極の魂の物語、ついに文庫化!上巻に本書サイド・ストーリー『歩道』を書籍初収録。
0投稿日: 2007.07.29
powered by ブクログNHK週刊ブックレビューで薦められていた本。風呂中読書していたら、思わずするりと手から湯船にぼとり。しかし、ごわごわになっても読み続けてしまう……そんな本でした。 (下巻に続く)
0投稿日: 2007.07.17
powered by ブクログ痛すぎるラブストーリー。 ガツンと殴られるような衝撃と、刺されたような痛みが走るので、精神的余裕があるときに読んだほうがいいのかもしれない。 緑子シリーズから読んでみるのもオススメします。
0投稿日: 2007.03.30
powered by ブクログ一応警察小説男同士の愛憎劇の色の方が強いかなぁ。ヤクザの幹部が殺され、どうやらヤクザの抗争ではないようで、四課よりも一課の事件ということで、一課が舵取りに。事件の真相を負うと共に、過去の冤罪疑惑などが絡んできて、現在と過去とで話が進むので正直イライラさせられる。上巻はどんよりしてます。
0投稿日: 2007.03.14
powered by ブクログ3/7 ものすごーく「読ませる」本。女の作家だからか刑事ものにありがちな「どうでもいいのに超細かい描写」がないとこも気に入った。とにかく続きが気になる。
0投稿日: 2007.03.12
powered by ブクログ「激しい恋」の話が読みたいならこの本をお勧めします。 でもこのシリーズを読んでないとちょっとわかんないところも多いか。
0投稿日: 2007.02.16
powered by ブクログ上下巻で表紙が対になっていて、写真も綺麗で見惚れちゃいます。でも内容を読むと、精神的ダメージが思ったより大きかったです
0投稿日: 2007.01.15
powered by ブクログ作者のデビュー作RIKOシリーズからの登場人物錬が主人公。作者をデビュー前のPC通信から知っているので感慨深い。作品の面白さは勿論だが、暗澹たるテーマが散在するのですっきりしたい人にはすすめられない。
0投稿日: 2006.12.10
powered by ブクログ単行本バージョンしか読んでなかったので、こっちは手に入れました。いつか単行本も手に入れたい。何度読んでも引き込まれる。何度でも読みたい。練ちゃん大好き。麻生さんと、…ああなっちゃうのかぁ。あー、でも本当大好きなお話です。
0投稿日: 2006.12.01
