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powered by ブクログ日本での出版物の売上高の推移のデータを調べてみた。 2006年に2.5兆円だった売上高が、2018年には、約1.5兆円になっている。10年強で、1兆円、40%の売り上げ減、完全な斜陽産業だ。 本書「”本屋”は死なない」は、書店員や書店主たちの姿を描いた、ノンフィクション。全部で8人の書店員、書店主が取り上げられている。 最初に、ここ10年間程度の出版物の売上高の状況について、数字を挙げたが、実際の「本屋」を取り巻く環境は、もっと厳しい。例えば、私自身を取り上げても、書籍名の分かっているものは、たいてい、Amazonで取り寄せるか、電子書籍で読む。書店には、よく行く方だけれども、それでも月に2回か3回程度。私自身の本の購入額のうち、本屋でのものは、多分、半分もない。だから、上の数字の1.5兆円のうち、実際に本屋での売上は、更に相当少ないはずだ。 となると、本屋の付加価値って何?っていうことになってしまう。 私が本屋に行く理由は、「知らないけれども、面白そうな本」を見つけるため。読書が好きな方だったら経験あると思いますが、本屋、あるいは、図書館でも同じですが、何故か、これは絶対に面白いという勘がはたらく本があると思います。それを探す場所が、書店であり、図書館だというのが、私の考えです。勘は当たらないこともありますけど、それも含めての本屋体験です。
18投稿日: 2020.08.02
powered by ブクログ最終的に答えが出ているようなそうでもないような、注目の本屋さんをめぐる旅?「全国に千店」…本当はそれぞれに商いが成り立つようなものだといいのだけれど。小売りの危機はとくに地方では本屋さんに限らないのかも。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ本を売ることに大なり小なり、いろいろな苦労があることを感じさせれつつも、個性的な書店員、魅力的な書店の存在に驚かされた一冊。 自分にとって本屋は目的の本を買うところでしかなかったから、棚の在り方やPOPの作りとか意識したことなかったけど、今度はそういったことを気にして本屋に行ってみよう。
0投稿日: 2018.04.29
powered by ブクログ『明けても暮れても本屋のホンネ』の版元で働いていた頃、駆け出しの営業マンで右も左も分からず、随分と書店さんに迷惑をかけた。そして随分と勉強させてもらった。未だヨチヨチ歩きだが、多少なりとも恩返し出来ているのだろうか?それさえもおこがましい考えなのかな?読了し、背筋が伸びた。
0投稿日: 2018.02.11
powered by ブクログいまや世の中からどんどん淘汰されなくなりつつある”本屋”と個性ある棚作りによって店舗に来る事に意味を作ろうとする”書店員”のルポタージュ『本屋は死なない』を読了。 著者は出版業界紙”新文化”の元編集長で業界に精通しているフリーランスライター石橋毅史がカリスマ書店員といわれながらも店を離れ自分で自らの店を始めたり、店をリードする店長でありながらも経営上の理由からリストラされたメディアにも取り上げられていた書店員、また過疎地で地元の人たちが買い物をする食料品・生活用品店と本屋を合体させたユニークな小型本屋を経営しながら地元で本の魅力を伝えるべくほんの読み聞かせを様々な場所で行っている書店ーナー、新刊本の流通にまどわされないで自分の好きなジャンルの本を売る事が出きるとして古本屋を始めた書店員など本を売るという事の魅力にはまった人たちを訪ねて日本各地を取材して書き上げたルポタージュである。 電子書籍が出現し、アマゾンなどのネット販売がどんどん幅をきかせてきている今の時代で、大手出版社は売り上げデータをもとに書店に売らんがための本をどんどん送り込んで来る時代に、自分の感覚・考えで売れる棚作りを独自にすすめ自分が売りたい本を売りたい書店員のかかえるジレンマとそのユニークな戦いぶりを知る事が出来る。 本の流通のデータに自分の想いに反してでも売るべき本を指示されて棚作りが勧められている「顔の見えない書店」だる大手チェーンがいま世の中を席巻している。そういったチェーンにに勤めている書店員の中にも自分が伝えたい本というものがありジレンマを抱えながらもささやかな抵抗をしている人が居るだろう。だがジュンク堂のような書店員の才能を生かす経営をしている大手書店チェーンはまれで、データのみにたより売れ行きの本を集める店舗の台頭でいま多くの独立系書店の経営が難しくなっている。 だが本の魅力を伝えたい、知らない本を手に取ってほしいからお客様がそれらの本に気付くような棚作りをする書店員ぼくら本を愛している人たち、知らないほんとの出会いを楽しんでいる人たちにとっては貴重な存在だ。だがいまの効率が求められる時代の流れの中ではそんな方達は独立系書店の生き残りが難しいいま彼ら彼女らは絶滅危惧種のようにも思える。 でもこのルポタージュで紹介されている人たちの奮闘ぶりと意識の高さを考えると真の書店員の将来は明るくはないが光明が全くな訳でもないようだ。それは図書館においてその才能をいかすことだったり、すぐ絶版になってしまういまの出版のありかたのなか古書と新書を組み合わせた店舗作りでの才能を生かすことだったり、生き残りをかけ絶滅危惧種である意識の高い初手員の連携による独立系書店同士のサポートだったりする。 たとえばいまBOOK OFFの経営難が伝えられているが、本を愛している書店員たちの力を活用する事によって店舗の活性化ははかられるのでは、また地方自治体が例の蔦屋書店を運営するカルチャーコンビニエンスクラブに図書館運営をいらいすることで起こっているトラブルも外注してしまう前に近くに自治体にある顔のある書店の書店員の力を結集して予算を多く掛けなくとも図書館の再生ははかれるのではないか などなどとつまらない考えも本を読みながら浮かんできた。 そんな真の愛すべき「本屋」を支える書店員へのサバイバルへの応援歌であるルポタージュを読むBGMに選んだのがGeorge Bensonの"Beyond the Blue Horison"。初期の作品だがかなり格好いい。 https://www.youtube.com/watch?v=hvE1kbCC_88
0投稿日: 2017.05.21書店員が直面する厳しく難しい現実
書店員の方や元書店員の方が、自分なりに考える本の売り方、本屋の存在意義などについて記した見聞録です。本屋さんが直面している現実に加え、棚創りやお客さんとのコミュニケーションなどの業務に関することや、現在書店がどのようなシステムによって、運営されているのかも知ることが出来ます。 ルポであるため、筆者が考える凝り固まった意見などはありません。しかし書店員の方が言うことはほぼ一致しています。「本を売るのではなく、お客さんの手元に届ける」ことです。時間を潰す為、勉強のため、通勤通学用で、興味があるもしくは好きな作家だから・・・などというような理由から、読者は本自体は詳細に見ていますが、書店は一切見ていないことに気付かされました。本屋はどうあるべきか、書店員だけでなく、読者といった利用者も考えることが必要なのではないかと感じました。読書が好きな方、本屋さんに憧れているまたは働きたい方は、ぜひ読んでいただきたいと思いました。
1投稿日: 2013.11.21
powered by ブクログいくつか本の本を読んできたけれど、この本が一番ガツンと来た。 出版業界紙である新文化の元編集長が本を伝える「本屋」とはどうあるべきで、どうあろうとしているのかを各地の本屋を訪ねインタビューを行っていく。 本書の中で「本屋」として登場する人物たちは本には何かしらの力があると信じており、本というカテゴリーではなく、一冊一冊の「本」を売る仕事をしている。 目の前にこの本を置いて本屋のこれからについて考えることができるのも本の持つ魅力の一つだと思える。
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログサッカーが好きだからサッカー選手になる。 野球が好きだから野球選手になる。 本が好きだから本屋になる。 なろうと思えば、なれるのだと思う。 様々なレベルはあるだろうけれど。 ただ、それを続けていくこと、それで飯を食っていくことは、えらく大変なことだと思う。 この本のことは早くから知っていた。 けど、手を出さずにいた。 きっと、出版業界の未来を憂いながらも、がんばっている書店を取り上げるビジネスストーリーなのだろうと思っていた。 違った。 書店のことを書いているが、本をだれかに届けようと、こだわり続けている人びと「本屋」を描いているルポルタージュだ。 本屋の本で、 出版業界の本なのだけれど、人なのだ。著者が書きたかったのは。 出版業界紙の元記者、元編集長という肩書きを持つ著者は、取材というよりも、「本屋」なる人たちと同じ場所同じ時間を持とうとする。 外から観察するのではなく、いっしょに中に入ってしまう。沢木耕太郎型ノンフィクション。 鳥取にある書店を訪ねたのち、夜、ひとり車を走らせながら、考えを巡らす姿は、ロードムービーのよう。 この作品を映画化してもおもしろい。 和歌山の過疎の村で本屋を営むイハラ・ハートショップの井原万見子。 大型書店を辞め、商店街に5坪の店を開業した「ひぐらし文庫」の原田真弓。 「カリスマ書店人」とも呼ばれた元さわや書店の伊藤清彦。 鳥取で太極拳を教えながら、正統でかつ個性的な店・定有堂書店を営む奈良敏行。 だれもが絵になる。 それはきっと、「本屋」のかっこよさなのだ。 自分も「本屋」であろうとするものが読めば、 少なからず考える、想うことになる、心の奥に届く本。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログへーえ、とうなること多数、面白かった。近所の本屋は閉店してしまった。僅かに本を買い続けてはいたけれど、私はその書店の棚を育てる客ではなかったな、きっと。個性的な棚ではなかったと思うけれど、注意力不足で気付かなかったのか、独自のカラーを打ち出す棚そのものがなかったのか、どちらだろう。 たまたまこれの前に読み終わった本の台詞が、私の中でこの本とリンクした。「一億稼いだとしたら、『あぁこれだけ損ができる』と思うのが本屋さんなの」と出版社の社員。損するとわかっていても出さなければいけない本のために、違う場所で余裕を作る(ちなみにその本は朝霧 / 北村薫 , 2004.4 -- 創元推理文庫)。独特な存在だなぁ、本って。 今度本屋に行ったら、そういう目で見てみよう。
0投稿日: 2013.01.24
powered by ブクログ序章から、あとがきへ飛び、終章へ戻り、そして第1章と、順路無視で一通り(ひぐらし文庫の原田真弓さん関連)を読み、第2章の途中まで行ったところで図書館へ返却。
0投稿日: 2012.12.14
powered by ブクログ「本屋は死なない」という書名を見たとき、また電子書籍に反発し、ただ本の素晴らしさや思い出などを書いてる本だと思った。 しかし実際に読んでみると、上記のことなどは全く書かれてなく、書店員が本屋を維持するために、様々な努力している様子が書き記してあった。 都市圏を中心に大型書店が増えている今だからこそ、中小書店の良さが際立つのではないだろうか。 読み終わったあと、街の書店に足を運ぼうという気持ちになった。
0投稿日: 2012.12.13
powered by ブクログ久しぶりで硬派のノンフィクション、それも書店についての本を読む。モノとしての本に対して自分が持っている価値観(こだわり)が、自分だけのものではない、ほかの人とも共有できるものであったことを認識することができ、正直嬉しかった。従って、モノとしての本を扱うリアル書店も当分はなくならないであろう。定年を迎えたら、小さい本屋を開きたくなった。
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ「本屋」は死なない!と声高に叫んでいる内容ではない。死なないで欲しいと切実な悲鳴に似た内容である。 独自の選書眼で地方発のベストセラーを連発した「盛岡さわや書店」のカリスマ書店員・伊藤氏とその弟子たちの話は、とくに興味深かった。 さわや書店には12,3年前に行ったことがある。大した広さでもないのに東洋文庫が棚一面に陳列されていた。東京ではジュンク堂などの書店でしか品ぞろえしていない商品群だ。盛岡の人の読書欲のすごさにびっくりした。 全国的にも有名なさわや書店も近くにジュンク堂書店が出店してから苦境に立たされ、それを機に伊藤氏は書店業から引退する。 取次のPOSデータによる配本まかせ、本部一括仕入れによる地域色を排した全国一律の棚構成、俗に言う『金太郎飴書店』と対極の店として存在感のあったさわや書店も、経営が厳しくなってからは「普通の本屋になろう」と方針転換しているらしい。それはつまりベストセラーを前面に押し出し、経費節約のためにパート・アルバイトで店を切り盛りし、支払いのために月末には返品を大量に出すとうことか。 個性的な書店がなくなるプロセスが非常によくわかる。おそらく全国的にこういう現象が増えているのであろう。 書店は明らかに衰退産業である。個性ではなく資本力がものを言うつまらない業界になりつつある。 しかし、もし本屋という業態がこの先、新しい展開を見せるとしたら、その先鞭をつけるのは、おそらくここに登場するあきらめの悪い曲者たちだろう。 抗い続けて欲しいと思う。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログ以前から気になっていた一冊でしたが、今年から読書環境を電子書籍リーダーに切り替えたので、読める機会はないだろうと思っていました。なにしろ、電子書籍は印刷の本とは対立構造にあり、印刷の本しか扱わない書店にとっては電子書籍は商売敵でしかないですからね。それが電子化されたということ自体に、まず驚きました。 ここでいう「本屋」は、一般の書店ではなく、そこで働く書店員、それも本の並べ方や棚のつくり方にこだわりを持っている書店員をさしています。本書を読むまで、書店の品揃えはともかく、並べ方まで意識したことはなかったので、新鮮な気持ちで読むことができました。 著者は取材した店員の方々以上に、書店のあり方にこだわっているのかもしれません。棚のつくり方にこだわりがなく、ただ取次から送られてきた書籍を並べるだけの書店は嫌っているし、そういう売り方しか認めない大型チェーンの書店に対する嫌悪感を隠そうともしていません。 とはいえ、とは思います。著者がこだわっているほど、読者や一般の消費者は棚の中の本の配置に気を留めているとは言えないし、書店員もそれを理解していて、わかる人には書店員の意図やこだわりがわかるし、わからない人にも目的とする本や関連書籍を見つけやすい配置を目指す、そういう形にしているのであり、こだわりを押しつけているわけではないでしょう。 本屋も商売でやっている以上、経営を継続させることもミッションのひとつ。来店者の利便性を優先させて棚を作っているでしょうし、そこは著者のこだわりとは相容れない部分となっているかもしれません。 その辺りの対比というか、著者が自分の理想と現実との間で苦悩している姿も見て取れます。自分の理想を押し通そうとする著者と、現実の商売の立場からそれは不可能だとする書店側のギャップは、いつまでも埋まらないものではないかと思います。 著者や書店員のこだわりとは関係なく、書店はいまや重大な岐路に立たされています。新刊書を多数発行し、書店は返本前提でそれらを受け入れるというビジネスモデルが崩壊しつつあり、売れない書籍が多数出版される状況が出版社や書店の経営を苦しめています。また、ネット通販や電子書籍の販売も本格的になり、書店で本を買わない人も増えてきました(私もその中に入っています)。 そういった中で、書店や出版社がどのような生き残り策、あるいはビジネスモデルの変換を行えるかは、今後の出版のあり方を含めて注目すべき部分ですが、まだその見通しは立っていませんし、本書の射程とは別の部分の問題提起であるようにも思います。
0投稿日: 2012.06.03
powered by ブクログ悩ましい本。難しい本。 巡り巡って、最後はガワの話?装丁が素敵、以上のこと、紙としての、物質としての本、って意識は原田さん以外の書店員さんはあったのかなぁ。 著者の中で答えが出てないなかで、本屋は死なないって結論ありきなんだけど、まだモヤモヤしてる頭のなかをとりあえず文書にしてみました、って感じてしまう。何か提言とかあるわけでもなし。 結局僕は本屋じゃないからなぁ。本屋に何を期待するかとか、改めて本屋との関係を考えるきっかけにはなりました。
0投稿日: 2012.05.24
powered by ブクログこの著者は王道から外れた書店、書店員をいばら道を歩くヒーローように仕立て上げたい、気持ちもちょっとある。ように思える。 この人も取りあえず本を手渡す人になってみればいいのにと思う。 結局際を行く書店員や書店の周囲を巡っているだけのような印象。 私も本を手渡す人になりたい。 そこには必ず広い売り場が必要ということではない、と判った。 それから随所に出てくる伝説の書店員なる人々は気になった。 彼らの考え、功績などはに今後知ってみたい。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原田真弓 ひぐらし文庫 井原万見子 イハラハートショップ 道成寺 妻宝極楽 わが妻こそ日本一なりと大切にすることが、一家の繁栄、極楽浄土への道という考え 盛岡 さわやか書店 伊藤清彦 図書館の仕入れ 図書館流通センター TRCが用意するセットに頼る 南相馬の図書館 鳥取 奈良敏行 定有堂書店 ちくさ正文堂 古田一晴
0投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログ職業柄ということでもなく、本もしくは本屋さんについて書かれた本は好きである。最近は電子書籍について書かれた書物も数多く、それらを読むことも多いが、本書はそんな時代背景の中で、特に紙の本、実体としての本を扱う、書店員の方々をクローズアップしたルポである。しかも、敢えて全体像を俯瞰したり、一般化したりして、より明確な結論に向かわせることを、極力排そうとした態度が一貫している。その“散漫さ”が、どこかの評ではマイナスの言われ方もされていたが、僕自身はとても誠実で好ましいルポだと思った。取材先と取材先の間に現れる国道沿いのチェーン店の様子なども含めて「日本って書店多いよな」という実感と共にリアルな現状が飛び込んでくる。――この中に出てくるいくつかの書店には行ってみたいと心から思った。そしてこの中に出てくるいくつかの本を読んでみたいとも思った。この本を読んでも出版界や書物の未来像は分からない。でも、「本」に対する愛おしさを再確認することはできるはず。僕はそうだった。
0投稿日: 2012.03.03
powered by ブクログ骨のある全国の書店や書店員を紹介する。札幌のくすみ書房も登場。大手流通網に左右され管理されるチェーン店ではなく、地域に根ざした本屋のポリシーをこれからどうやって守っていくのか、それを考えるためのヒントが様々ある。
0投稿日: 2012.02.21
powered by ブクログ書店員の中に「本屋」を発見した著者の視点が素晴らしい。 本文中では、書籍の中に「本」を発見しようかという考察もあり、新刊発行点数が多過ぎると言われるいまの出版業界に投げかけるメッセージの重要性は計り知れない。 ここに紹介されている書店以外でもこの「本」を面陳にしているところが多いことを、金太郎飴的な新刊書店ばかり作っている業界人は知るべきであろう。 事業の維持、安定した経営ということで考えれば、ここに描かれる書店が本来あるべき姿というわけでは決してない。が、僕はそこにいる「本屋」に憧れを禁じえない。 「本屋」は死んではいけない。祈りに近いそうした想いに応えてくれるリアルが、本書には詰まっている。
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログ本屋とは本好きには特別な場所である。その場所が徐々に失われつつある。その現状をレポートしているのが本書。地方の小売店は苦戦を強いられており、グループで展開さらに新古書、ゲームなどを扱わなければやっていられなくなっている状況で、孤軍奮闘する様々な書店があると知りエールを送りつつ、決して楽観的には見ていない著者。だが希望はあるとする姿勢に、敬意を表したい。
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログ本屋は死なないというタイトルだが、私にとっては、まるで末期ガン患者の訪問記のようだった。「本屋のことは本屋にならないとわからない」と、この本を読みながら、私も思っていた。
0投稿日: 2012.01.18
powered by ブクログなぜタイトルの本屋に「」がつけられているのか。 それは本書を読み通せば、わかるようになっている。 出版不況が叫ばれて久しいが、 そのなかのヒントとなるものが書かれているような気がする。 それにしても、著者の本屋に対する姿勢はすごい。徹底的だ。
0投稿日: 2012.01.17
powered by ブクログ全国各地のこだわりを持って品揃えをしている本屋の 店主や書店員を訪ねて、現状の書店業界の様相や今後の方向性を問う本です。 数千坪の大型書店やネット書店もあるなか、数十坪の書店の意義とは?生き残りをかけて今何をやれるのか?? 実際問題、 「何でもやってみる」。 これに尽きると思う。
0投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログレビュー記事 http://junnama.alfasado.net/online/2012/01/post_235.html
0投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログ本屋に対する様々な思い。私も本屋に行くのが好きだ。本屋の棚を覗き、面白そうな本を物色する。棚には本屋の意思が現れているからだ。この本では、本屋に魅せられ、人生を捧げている人々の物語が描かれている。こだわりを持った本屋さんに行きたくなった。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログどんな本がどんなふうに読む人に伝わるかわからない そうだよな〜って思った言葉。 人には一人一人解釈の世界がある。 同じ本を読んでもその日との解釈の世界によって 感想も大きく違っていると思う。 やっぱり楽しい本屋にいきたい。 何か発見がある。
0投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログ全国で主張を持って本を売る書店主・書店員を訪ねる記。 街なかには幅広く基本書を揃える大手書店があり、注文当日に届くネット書店もある。数十坪の個人経営の書店が営業する意義とは何か。 情緒的な筆致のルポとして読ませるが、切実さと独りよがりの心地よさのあわいを漂っているように感じられる、書店員たちも著者も。
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログ以前、「女子の古本屋」を読みましたが、 今回も、書店さんの熱意や現実の厳しさが描かれていました。 ネットが流行っても、本屋さん好きは沢山いますので、 頑張ってもらいたいものです。
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログ所謂街の本屋さんの店員・店長さんの話です。 昔、仕事上のお客さんのうちで、書籍の店舗の職員さんのことを 思い出しました。書店でもいろいろな課題・仕事があるのだなあと 思った次第です。
0投稿日: 2011.12.26
powered by ブクログ他の所でも言われ続けていることばかりで、疲れる。猛烈な既視感。 でも彼らにとっては言い続けることに意味があるんだろうと思うし、我々にとっては行動することにしか意味はないんだろうと思う。感傷には食傷気味。
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書店員の情熱と視野の広さ深さを思うにつけ、図書館司書の責任を痛感します。 何を後世の読者のために残すのか、と。 いい仕入れを(棚作り)をするために、新たに担当した分野の本を600冊読んだという書店員の話は、拡大コピーして全図書館員に配りたい。読んだ冊数だけで選書力をはかることは出来ないけれど、担当ジャンルを知ろうとするその努力には脱帽するしかないと思います。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログ本屋に勤めて早15年(くらい?)…ついつい忙しさにかまけて理想を追い求める事をさぼってきていた事を痛感。 この本に描かれている書店員の方々の情熱は凄まじい。 「本屋に勤めて…」なんて言うのが恥ずかしくなってくる。 社内において、なんとなく「詳しい人」に分類されてたりして(そうでもないか…?)、それらしく振舞ってはいるものの、内心は日々ひやひやの連続。 なんとも情けない現状ではあるけれど、少しでも先人に近づけるように頑張っていこうと思った。 色々勉強させてもらいました。 本としても楽しく読めます。 子どもの相手をさぼって一気読みしました。
1投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログ書店員の仕事の難しさが書かれていた。 本への情熱を感じた。 本屋の見方が変わった。 いろいろな本屋へ足を運び、学んでいきたい。 でも、結局は分かったつもりで終わるかも、、、
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログこれを読んでいちばん感じたのは本にたいする情熱の凄さ。そして私は本が好きなのではなく本を読むことが好きなんだと違いを認識した。
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ入り口にベストセラーが山積みになっている金太郎飴書店とは別の「生き方」をしている「本屋」の夢と苦悩。 金太郎飴的自分の棚を思うと「本屋で働いてます」と恥ずかしくて言えなくなりそう。 名古屋の章、某書店店長のカバーかけミスに思わず吹いた。
1投稿日: 2011.11.03
