
黄昏流星群(14)
弘兼憲史/小学館
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総合評価
(2件)3.0
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- モーリー"powered by"
(贖罪の星)主人公の元警察官の贖罪かと思いきや。その意味もあるだろうが(だからこそ退職後しかも時効が切れているにも関わらず再捜査し始めた訳で。)もちろんその罪はいくら法的に裁かれなかったとしても決して消えることはないということか。それにしてもその罪の意識を思い起こさせた元警察官も罪深い気がする。話は変わるがこの歳になってはっきりと確信に近いものがあるけど、世の中にはこんな未解決の事件なんて山ほどあるんだろうなと思う。気づかれずまたは気づかれたとしても(何らかの理由で意図的に無視され)人知れず風化していく事件なんてそれこそ星の数ほどあるんではないか。おお怖。(煮干メンのかほり。)こんな肝っ玉母ちゃんとの秘密の思い出(再会してもすぐに気づいてくれてこっそり連絡先を渡してくれて)というのがマザコンの繊細な気持ちを汲んでくれる人おいらにはたまんない気持ちにさすねって何を言わすんだバカやろ!(たけし)(恋の星乱れ星)弘兼先生はこういうミステリ特に女の怖い部分書かせたら本当に面白い。女性差別になるのかも知れないが(自分ごとのように感じてイヤになる)尻に敷かれる感じは本当居た堪れない。結果としてそれが一番幸せなのは分かってはいるつもりやけれど。ちょっとだけ褒めてくれたらええのになって一体何の話だっての(たけし)
0投稿日: 2019.03.19 - suishodo"powered by"
「あなたが今までに得たものは、まだローンの残っている小さなプレハブ住宅のマイホーム、専門学校に通う女の子一人、国産のワンボックスカー。そしてリストラ。若い頃、どんなに夢を描いて、どんなに努力しても現実の人生なんて、そんなもの・・・。この程度の人生ならよしとしなきゃね。私、先に寝るわ。」(p.75)
0投稿日: 2001.09.21