
スクウォッター 僕と僕らの境界線
後藤リウ/徳間書店
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総合評価
(3件)3.7
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powered by ブクログ女の子率の低いライト小説。いわゆる、私向き。 楽しかった。設定が、どことなく(それこそ)魔界都市やら黒の契約者的な印象を持たせてくれる。要するに、好きな方向の設定(好きだから選んだわけだけど)。 話しはおもしろく、社会的、少年的な問題を提起しつつも、それについては解決している――感じはするものの、非常に耳に痛かった。(大人に対しての子供から見た見解が実に的を射ている) しかしながら、ストーリー的な問題は最後まで解決されず、何と無く尻切れ的な感じが見える。こう……次を予測させる海外ホラー映画のような終わり方。 謎は謎のままとっておきましょう。って感じなおわり方だと、読後感にもやもやが残ってしまう。中途が面白かっただけに、ちょっと残念な感じがしないでもない。
0投稿日: 2011.02.02
powered by ブクログ僕、こういう世界に生まれたかったです。 まあ、生まれたとしても、スクウォッターに感染しないで、とけてしまう側だろうけど。 それでもそーゆー能力にあこがれます。 ちょっと微妙な終わり方したので、続きがあるんじゃないかなって期待してます。
0投稿日: 2008.07.06
powered by ブクログ断章のグリムを思い出しました。特別な力と感染という設定(雰囲気?)が似てるような……? まあ、あちらほどグロテスクな表現はないですが。 普通に見える普通じゃない主人公と、普通に見えない普通の感覚を持つ相棒。話も面白いですが、微妙に既視感を覚える私としては、キャラ像が好き、“知覚”に関する話が好き、なので★4つ。
0投稿日: 2008.06.15
