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総合評価

165件)
4.4
86
45
22
1
1
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    D-Rinn
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キョン、いやジョン•スミス。 遂に世界の当事者になってしまったか。世界を自分ごととして引き入れる。かっこいいよ、キョン。 長門さんの心境も、エモい。 できる人はますます頼られて自分でいっぱいいっぱいになるという、社会の縮図みたいな現象が起こってる。書き換えた後の世界での長門さんが、感情の起伏とキョンへの淡い思いが垣間見えてキュンキュンしてしまう。 ハルヒの活躍は少し影を潜めて、キョンの成長をまじまじと見届けることができる。自分の進む道は自分で選ぶのだという熱いメッセージがほとばしって感動昂りながら一気読みしたです。

    3
    投稿日: 2025.03.10
  • 生活委員会のアイコン
    生活委員会
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    朝倉さん復活か!!と表紙を見て思ったけどそんなことはなくスポット的出演。とはいえ朝倉さんが今一度出てきて欲しいキャラだったので個人的には大満足。 あまりにも時間軸の移動が多すぎて読んでる最中このキョンはどの時間軸でどのように立ち振る舞えば帳尻が合うのかどうか混乱した笑 長門可愛らしさが段々と出てきて魅力的過ぎる。

    17
    投稿日: 2025.02.11
  • 賀茂川堂のアイコン
    賀茂川堂
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    はっきり言ってハードSFです。これまでの作品を大きな伏線として、このためにあったと言っても言い過ぎではない(流石に言い過ぎか)と思います。しかも映画も良いです。両方を楽しむべきかと。 但し、私がタイムトラベルもの大好きだと言うのを、最後に付け加えておきます。

    0
    投稿日: 2024.12.21
  • 1902482番目の読書家のアイコン
    1902482番目の読書家
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    Kindle Unlimitedで見かけて再読 涼宮ハルヒシリーズの中では、やはり1番面白いと改めて感じる

    0
    投稿日: 2024.04.08
  • あの鐘を鳴らすのはゴリラのアイコン
    あの鐘を鳴らすのはゴリラ
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    毎巻展開にびっくりするけど今回は特に面白かった 展開も面白いけどキョンの心情が明確に変わったのもなんかいいなあ

    1
    投稿日: 2023.06.23
  • こごとのアイコン
    こごと
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! アニメで見てはいたものの、長門が犯人という部分の盛り上がりは変わらず楽しめた。 キョンもうめちゃくちゃハルヒのこと好きじゃんとなりました。

    0
    投稿日: 2023.02.03
  • コロ(コロ山ホン太郎改め)のアイコン
    コロ(コロ山ホン太郎改め)
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    主人公キョンの前から、"これまで"のハルヒや長門達がまさに消失してしまうという、ど直球SF。キョンの一人語りは相変わらずだけど、ドタバタ感は少なく全体的に緊張感を持った展開を楽しめました。 一番非常識なはずのハルヒが一番"普通"の人かもしれない、と逆説的に感じられるのは、この作者ならではの味だなと思います。

    1
    投稿日: 2022.09.17
  • 豆腐@読書垢のアイコン
    豆腐@読書垢
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    #読了 いや、これは中々面白かった! 次の巻が早く読みたいな、と思わせる感じあるあるー!! 少し難しいんだけど、難しく描かれてないので何とかついていけてる、と思う!! 長門可愛いよ、長門。

    0
    投稿日: 2022.05.18
  • miaのアイコン
    mia
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当にキョンくんがあまりにもかっこよすぎて惚れるところだった。 3巻で、長門さんの表情変化の描写が書かれたところをばっちり伏線にしてきて、それが読者が思っている以上に大きなものだったことと、長門さんを頼りにしすぎていたキョンの後悔、それでいて最後は救ってくれる長門さんもカッコよすぎた、好き。 キョンが自分が傍観者でなく、当事者として世界を守る、という葛藤のシーンが良かった

    0
    投稿日: 2021.04.16
  • moment0212のアイコン
    moment0212
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的にはハルヒシリーズの最高傑作。 これまで「憂鬱」「溜息」「退屈」の中で散在していた伏線を見事に回収。 タイムトラベルもの、パラレルワールドもの。 これまであまり描かれなかったキョン自身の葛藤みたいなものをしっかり描いているのが良かった。あとパラレルワールドverの長門がかわいい。

    0
    投稿日: 2021.03.01
  • くりすとふぁーのアイコン
    くりすとふぁー
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    ミステリー要素や内省的要素が自分には刺さる。シリーズ史上最高傑作なのではないだろうか。まだ、読んでないものがあるので、現時点ではあるが。

    0
    投稿日: 2020.12.29
  • やんそーのアイコン
    やんそー
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。やはり面白くて一気に読んでしまった。 世界を作り替えたいと思った長門。元の世界が楽しいと言ったキョン。キョンが、ハルヒに自分がジョン・ドゥだと伝えることで世界を変えられること、自分はもうそちら側の人間だと認識するのも印象的。

    0
    投稿日: 2020.11.16
  • yaokumaのアイコン
    yaokuma
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    おおお。今までの話全部伏線として使ってきたか!時間も行ったり来たりでかなりのSFだった。いつも斜に構えていたキョンが、自分の意志を示したところもなかなか。

    0
    投稿日: 2020.09.04
  • ホッシージャムのアイコン
    ホッシージャム
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    再読しました!さすが、面白いね!そして、キョンくん独特の言い回しも健在。「地球をアイスピックでつついたとしたら、いい感じにカチ割れるんじゃないかってくらいに冷え切った朝」なんて表現、どう生きてたら思いつくのかな。普通の世界で生きてないでしょ。あ、そりゃそうか。

    0
    投稿日: 2020.05.05
  • memoのアイコン
    memo
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    ハルヒシリーズで最も重要な節、いままでの伏線を回収して素晴らしい山を作った、〝憂鬱〟で長門がわざわざ栞を使って呼び出す理由は?消失?のためだったと思うと長いフリだった、ハルヒとキョンのフラグっていうのは物語の構造上絶対に折れない、となると長門は絶対に報われないのだ、だから長門ファンはより泣ける/ キョンの選択じゃない、長門の選択なんだ、と/ いっけん長門の壮大な告白みたいだけどキョンの選択前に条件が提示されてないからフェアじゃない/ 消失改変世界の長門が部室で書いているのが?涼宮ハルヒの憂鬱?と言う考察/

    0
    投稿日: 2018.10.08
  • 消失

    学園ものがラヴか学園ファンタジーものがラヴか。 そのライトノベル世界の三大問題に対する作者のアプローチが…。 まあ、そのあれですよ。 この作品が完結していたら、壮大な伏線になる巻だったわけですが、なぜか完結していないという…。 これだけヒットしたのに完結していないのはトリニティブラッドやゼロの使い魔、そして一時期の宇宙戦艦ヤマモトヨーコくらいではないかなあ、と思ったり。 その内二つは作者が死んでしまったからのわけですし…。 谷川先生はどうしてるんでしょうか? 違う筆名で文学やっているのか、稼いだ金で投資か起業しているのか…。 いつか違う文庫でもよいから完結するとよいのではないかなあ的なことを思ったりもします。 内容そのものは堂々の星5つ。

    0
    投稿日: 2018.09.01
  • yasuhironomaのアイコン
    yasuhironoma
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は割とオーソドックスなタイムリープ物かな。 ハルヒあんまり関係ないので、何となく外伝みたいな感じがしなくもない。 まあ、この手の話にはありがちなんだけど、 結局、いくら頑張ってもたどり着くのはそこなんだよねとか。 落としどころに落ちてない感じが何とも言えない感じでした。

    0
    投稿日: 2017.03.14
  • reinouのアイコン
    reinou
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハルヒシリーズの中では、本巻はダントツに面白い。やっぱり、主人公は自分で世界を動かしていくのでないとね…。一人で取り残された世界からの脱出劇、タイムスリップものの王道(自分で自分を助ける)、未来を知る者の意味ありげな登場シーン、情報思念体(だったかな)という擬似電脳が人と同じ心を持つのか、謎解きモノ、不在(消失)が逆にその存在感を露わにする構図、などなどSFのいろんな要素が詰め込まれている。だが、終わりなき日常は打破されたほうがいい、ってやっぱり若いなぁ。

    0
    投稿日: 2017.01.20
  • tko.mのアイコン
    tko.m
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    ハルヒシリーズのレビューは第1巻(「~憂鬱」)だけにするつもりだったのですが、あまりに面白かったのでもう1本。ちなみにこれが第4巻に相当します。 即ネタバレになるのでストーリーは何も書けませんけど、お見事!と喝采するほかない出来栄えです。既巻からの思いもよらない伏線の回収、ありえない転回、にもかかわらず奇妙なまでに漂うリアリティ、ベタ展開とどんでん返しの巧みな組み合わせ…手に汗握りつつ一気読みしてしまいました。 某サブキャラが俄然存在感を放っている1冊ですが、それでもしっかり見せ場を作るハルヒは、さすがというべきか。

    0
    投稿日: 2017.01.15
  • るこのアイコン
    るこ
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    シリーズ4作目。劇場版アニメ視聴済み。 アニメのクオリティが高かったことを再確認。いい映画でした。 ただ、やっぱり原作からストーリーはとても面白い。 SF小説として、十分に評価されるべき良作。

    0
    投稿日: 2016.11.05
  • honryokuのアイコン
    honryoku
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映像だったらもっと盛り上がったと思う。筒井康隆が褒めていたので読んだ。 自己言及的に時間を行き来することで世界に特異点のような未来に影響を及ぼす存在が世界に内包されるのは、松岡正剛が1348夜リスク論のルーマンで論じているコンティンジェンシーに通じてて面白いと思う。 門の前で何が起きたか(この本の後で何をしにいくか)を直接は書いてないのが無駄に消化不良になってないか。

    0
    投稿日: 2016.08.21
  • エプロンパパのアイコン
    エプロンパパ
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    ハルヒシリーズの最高傑作との呼び声が高い作品。突然のハルヒの消失、そして世界改変、その謎を探るというミステリー仕立てでぐいぐいと読ませる。しかし、劇場版アニメがより一層切なく心に残る。原作を読むと、劇場版の良さがよく分かった。

    0
    投稿日: 2016.08.12
  • 永杜のアイコン
    永杜
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    クリスマスパーティーを開く事になった。 それだけのはずなのに、なぜか、世界が違う。 題名人物は、ほぼ最初と最後だけ。 それ以外は、主人公がひたすらに頑張ると言う状態。 奇妙で、何だかしっくりこない世界でしたが ごく普通の読みものになっていました。 これはこれでよいかと思われます。 しかし、交差すべき次元と言うか時間と言うか。 今ならまだ大丈夫ですが、これがさらに交差してくると ついていけるような、ついていけないような? ごく普通の人、が代名詞のはずなのに…w

    0
    投稿日: 2016.01.01
  • Beluga0617のアイコン
    Beluga0617
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    面白かった。SOS団との繋がりが消え失せた世界であっても、キョンと彼女の接点だけは消さなかったってのは消したくなかったからかなとか邪推してしまう。長門は可愛かったけど、だけどもそうじゃ無いんだよ。キョンの困惑と葛藤も良かった。あと緊急脱出プログラムが起動してからの流れも驚かされた。コレは続きを読むのが楽しみでならない

    0
    投稿日: 2015.03.31
  • 130isaoのアイコン
    130isao
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    映画化もされた、長編です。 ライトノベルということを差し引いて、また、これまでの作品でまかれていた種がこまめに拾われています。 とくに、笹の葉ラプソディは読んでおかないと半減するでしょう。 また、アニメでも8週にわたって放送されたエンドレスエイト。 ハルヒとキョンと長門。 三角関係にもなっていないうっすらとした関係性と、そこに朝比奈さんと古泉を含めたSOS団の濃い団結と。 その対比は個人的には大好きです。 これまで自分で押し殺してきた、キョンの気持ち。 読者も想像するに足る想いを自覚して、それを選択することを迫られる。 結局は当の本人には全く言語化されて伝えられることはないのですが、キョンと読者の秘密の箱に納められた、高校生のときにしか現れないようなきらきらした気持ちが、さわやかに伝えられている作品だと思います。

    0
    投稿日: 2015.01.01
  • フラビオのアイコン
    フラビオ
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    2014年10月7日読了。涼宮ハルヒシリーズ第4弾。クリスマスの近い12/18、いつものように学校に行ったキョンはハルヒがいないことと、ハルヒの存在自体を覚えていない「ほぼ」今までどおりの友人たちに混乱するが・・・。定番ラノベSFといった趣の話だが、劇場化もされたストーリーで完成度が高く、第1作と同じくらい楽しめた。1~3巻で「非日常が当たり前の日々」を読者側も受け入れているからこそ、4巻でのこの状況に途方に暮れるキョンに感情移入できるんだな。事件を引き起こした「犯人」の正体などひねってあるし、自問自答するキョンの描写などに見られる著者の冷静さ・構成力がポイントなのだな。

    0
    投稿日: 2014.10.07
  • ハルヒがいない世界で、キョンが試される第4巻。

    ハルヒがいない世界で、キョンが試される第4巻。 面白かったです!今までの作品の伏線回収がお見事です。 キャラクターにおいても、キョンくんが今までになく格好良いですし、朝比奈さんはトキメク事してくれちゃってますし、長門は・・・たまらないです。これからも楽しみです!

    2
    投稿日: 2014.05.26
  • いりあのアイコン
    いりあ
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    谷川流の"涼宮ハルヒ"シリーズの第4巻です。2010年に劇場版アニメとして公開されました。本シリーズの面白さとか醍醐味が一番いい形で凝縮されていて、一番好きな作品です。これを読んで長門が"俺の嫁"になった人が、全国にどれだけいたことか。それぐらい長門がかわいいです。しかし、ただのキャラ萌えだけの作品にならず、今までの伏線を回収しつつ、きっちりとSFしてるのが素晴らしいです。このバランスがアニメ化した時にも活きています。ラストの切なさも素敵。映画の出来も素晴らしいので観たことない人は、観たほうが良いですよ。

    0
    投稿日: 2014.04.10
  • seaurchinのアイコン
    seaurchin
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    いつも通りの日々をすごしていた、SOS団の面々。 ある日、いつも通り目覚め、学校についたキョンを待っていたのは、涼宮ハルヒのいない世界で、という話。 10年ぶりに再読しました。 この本が出た時は表紙のキャラは完全に新キャラだと思ってましたよ。 朝倉とか、一巻でちょい出てた長門の引き立て役で、本作でも、脇役とは言わないですが、 表紙を飾るほど活躍もしないと思うんですけどね。 アニメだの同人誌だの出た今となっては、まぁメインキャラと言えるんでしょうが。 内容はそこそこ面白かったです。伏線を残しての終わりですが。 あと、見てないですが、映画の原作は本作だそうですね。

    0
    投稿日: 2014.03.07
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    kaizen
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    このレビューはネタバレを含みます。

    涼宮ハルヒとの関係が消失。SOS団が存在していない。そんな馬鹿な、何が原因なのか。キョンが活躍する。第三弾まで読んで、ようやく物語の登場人物に馴染んできた時に、主要人物を飛ばす。展開として面白い。

    0
    投稿日: 2014.02.16
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    エリエール
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    四作目。 いつも通りの日常だった。もうすぐクリスマス、今年のクリスマスはみんなで鍋でも食べよう!なんて話をしていた。なのに、次に眼を覚ました時、キョンの周りにいつもの日常は無くなっていた。 いつもハルヒの無茶な要求に嫌々ながら付き合っていたキョンですが、いなくなってみて、彼女がいないとつまらないと感じている自分に気づくのです。そしてハルヒに会いたいと。 なぜそうなってしまったのかという理由(原因?)もいいですが、そういうキョンのハルヒへの思いが存分に語られていて、読んでいてとても楽しかったです!一番好きかもしれません。

    0
    投稿日: 2014.01.25
  • 究極のSFエンターテインメント

    再読。僕の少ない読書歴の中でですが、五指に入れている自分的最高のエンターテインメントです。 僕の好みを言いますと、ラスト一発で思わず椅子から転げて落ちてしまう様なミステリよりも、何度も繰り返し読める作品が好きで、そういう意味では本作は究極に飽きない一冊です。読めば読むほど新たな発見があり、巧みな伏線の回収に感嘆し、初読の時のワクワク感を思い出させてくれます。 難を言えばシリーズものなので、繰り返し読みたくてもここまで辿り着くのに時間がかかってしまうことですかね・・ とにかく、幸せな時間をありがとうございました。

    2
    投稿日: 2014.01.08
  • アニメ劇場版の原作

    賛否両論と言われる劇場版ハルヒですが、なんのことは無い、原作に極めて忠実だっただけです。4巻までのお話しは当然有る訳で、劇場版に独立感を持たせる説明を入れずに作り上げてしまったのは誰のこだわりだったのでしょう。TVアニメ版を3回繰り返してみた後か、この原作本を読んだ後なら、あんな傑作は無いとしか思えません。 一見普通の文体が読めば読むほど味を感じる画期的作品。当時、レーベルサイドでもかなり賛否が分かれたそうです。奇をてらうのが当然な昨今のラノベの元祖とも言えますが、決して受け入れがたいものでは有りません。

    4
    投稿日: 2013.09.29
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    彩波(いろは)
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    このレビューはネタバレを含みます。

     今回は、朝目覚めたらキョンの周りの世界がガラリと変わっていて。  SOS団はなくなり、ハルヒは北高じゃない学校に通っていて、古泉とかれの所属する9組はそれごと共学になった私立高校に移っていた。  SOS団もなく、ハルヒのワガママに振り回される事もなく。  キョンにとって穏やかな日々かと思いきや、何かが物足りない。  今まであったことが、存在しなかった事にされていて、ハルヒが乗っ取った文芸部部室にも眼鏡をかけ、文学少女となった長門一人しかいない。  天使のような上級生、朝比奈さんには近づいて行ったら不審者扱いされて避けられる始末。  いったいこれはどうなってしまったんだ……と頭を抱えるキョンだったけれど、キョンの知っている部室と今の部室の違いが一つ。  大きな旧式のPC。  そこを立ち上げると今の長門ではない長門からのメッセージ。 「三日後までに鍵を集めろ」  鍵って何だ?? と混乱するキョンだったが……  という話でした。  えーっと、今までハルヒの話自体が面白くない! 面白くない! って思い続けていたんですけど。  今回初めてちょっとだけ面白いと思ったかも……。  多分それは、キョンが初めて自分の運命を受け入れて、自分から能動的に動いた事が大きいんだろうなー……と。  すなわち、ハルヒもSOS団もない世界もつまらないって思ったからなんだろうなー……と思います。  そうか、私はキョンのこのグチグチ具合が嫌いだったのか!! という感じでした。  まあでも、キョンがこの世界の方が楽しいって自覚したところで、ハルヒがめちゃくちゃなことには変わりないし。  周りにいる人間が、大変な事になっていることには変わりないので、やっぱりそこまでキョンは前向きには変わらないのかな……って思うんですけど、それでもちょっとした進歩??  やぱり主人公が自分の運命を楽しんでいない小説は楽しくないですよね。

    0
    投稿日: 2013.09.11
  • ズベのアイコン
    ズベ
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    本書を読み終えるのに1年半近くかかった。 プロローグだけ読んでずっと放置してたのだ。 本書はアニメ映画化されており、3,4回は観ていて内容が完全に頭に入っているので読み応えがなかったからなのかもしれない。 実際読み始めるとスラスラ読めてしまいあっという間に読み終わった。 特に映画以上のものは感じられなかった。

    0
    投稿日: 2013.02.22
  • ちゃげのアイコン
    ちゃげ
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    時間旅行のパラドックスではいろんな作品があるけど、うまく処理している。それにしても今回は長門が可愛い(笑) 順番に読んでないのでアニメの記憶に頼る部分もあり、ほぼハルヒ抜きの作品。キョンの選択は納得出来るもので、ればたら人間にとっては新味あり。時間、空間で捻じ曲がっても自分の唯一の人生かぁ、考え過ぎ?^^;

    0
    投稿日: 2013.01.02
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    こぐのすけ
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     ええと、ずっと放置していたものをようやく手に取りました。ここまで買ってたので、読まないとあれかな、と。お勧めも頂いたことですし。  で、結論。  これ、面白いじゃん。  うん、今のところこの話が一番面白かった。だからっつって、これだけ読めば良いってもんじゃない、ここまでの話を読んでないと楽しめないよね。本当にここまで考えて伏線張ってたのか、って思うけど、すごく綺麗にまとめてあったし、とても好きな話です。うん、うまいなぁと思った。  つーか、キョンがようやく腹をくくったというか、認めたあたりとても好き。何だかんだ言いつつやっぱりSOS団が好きなんだね、キョンも。  タイトルどおり涼宮はあまり出てきてなかったけど、だからこそ面白かったのかもしれないなぁ(笑) みくるちゃん(大)とか魅力たっぷりで大好き。  ただここまで読んで気が付いたけど、どうやら高柳、この挿絵が好みではないらしい。うん、なんか、あまり可愛く思えない。いや、可愛いんだけど。シャミセンの挿絵とか、なんだかなと思う。  抜粋。  八百万の神々に誓う。足しか見えなかった。  ほんとか? ほんとだな? みくるちゃんのパンツ、見てねぇな?  本当はラスト付近の長門へのキョンの台詞を抜粋したかったけど、ネタバレになるからやめといた。 06.09.18

    0
    投稿日: 2013.01.01
  • kansasのアイコン
    kansas
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    「涼宮ハルヒの消失」 クリスマス目前の、あの日の朝、何かがおかしい感じがしたんだ。いつもの教室、いつもの席。だけど俺の後ろの席にハルヒはいなかった・・・。 いつものように、ハルヒがまた素晴らしい案を思いつく、それはクリスマスパーティー、みくるちゃんはサンタクロースにならなくてはいけない。いつも通りに、ハルヒが叫びみくるちゃんが巻き込まれ、古泉はかっこつけてはにかみ、長門は無表情。そして、キョンはいつも通りのやれやれモード。 しかし、12月18日にハルヒが消失する・・・。そして、居なくなったはずの委員長朝倉さんが堂々登場?長門も朝比奈さんも朝倉さんもハルヒがいた頃とは全く違う人間になって、取り残されたキョンはどうするのか、そこが一番の肝です。 この流れは、インパクト大。例えば、予想外の朝倉さん再登場だったので、「朝倉さんは単なる長門のバックアップの存在(後に争うライバル的存在)かと思いきや、実はかなり重要な人物ではないのか?」と思ったものです。 「いてもいなくても迷惑なんだから肝心な時くらいでしゃばってこいよな。たまには俺の願いも聞いてくれてもいいだろうが」 と夜空に語りかけ、キョンは自分の気持ちを確認する。これは別にハルヒに恋しているとかそういうものではなく、「純粋にハルヒの存在を変人ではなく、一人の人間としてキョンが思ったということではないか」と思いました。 あれだけ迷惑掛けられていながら、結局はハルヒのわがままに付き合ってやるということは、少なくともハルヒの持つ何かには惹かれているということ。こういう部分は、私達の現代社会の中の人間関係でもある所ですよね、「あいつ変人だけど妙なオーラがある」とかそういう感覚でしょうか。 キョンと消えたハルヒ。そして、転校生古泉。

    0
    投稿日: 2012.12.14
  • ara-ta3のアイコン
    ara-ta3
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    アニメから入って見てすごくよかった。かなり楽しめた。 最近、映画がでたけどそっちもすごくよかった。 とりあえず、よかった。w

    0
    投稿日: 2012.11.11
  • 3111421のアイコン
    3111421
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    はちゃめちゃだが面白い!恋?シリアス?ギャグ?どれもこれもしっかりとあてはまらないけどはずれでもない不思議な感じ。読むと、やれやれとニコニコが同時にくる感覚になります笑。

    0
    投稿日: 2012.10.29
  • VIPPERのアイコン
    VIPPER
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    1回目 2時間35分05 2回目 2時間35分04 3回目 2時間35分05 4回目 2時間36分05 5回目 2時間38分05 6回目 2時間35分05

    0
    投稿日: 2012.08.05
  • @hrsestのアイコン
    @hrsest
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    キョンが「やれやれ」と言いつつもSOS団に魅力を感じているのはいかにもラノベ的で良いと思う(偏見?)。まさに「上の口ではいやいや言いながらも下の口は〜」みたいな。あ、下の口関係ないですね、すいません。 まとめると長門株急上昇の巻だった。そして同時にハルヒがハチャメチャするだけのラノベではないこともわかった巻だった。 「ラノベと小説の違いは?」みたいなことを考える人は多いと思うけど、僕はその一つには「キャラ萌え」があると思う。小説はストーリーを楽しんでラノベはキャラを楽しむ。たとえば「『向日葵の咲かない夏』でどのキャラが好き?」という質問は「その質問は違くないか」って思うし、「ハルヒってなにが面白いの?」と聞かれても答えに窮する気がする。キャラが好きだからキャラソンなんてものも出てくるわけだし。 要するに長門には幸せになって欲しい、と。

    0
    投稿日: 2012.07.31
  • しまうまのアイコン
    しまうま
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第4弾。 クリスマスの直前に、キョンが不思議な出来事に巻き込まれるところから、物語が始まります。4月以降SOS団のいろいろな活動を通じて、メンバーの心が、少しずつだけど確実に変化してきたことが、今回のストーリーを導いています。 後半は次回以降の伏線構築のためのストーリーで、あまりすっきりした読後感が得られなかったのが少し残念です。後の展開でうまく処理されることを期待したいところ。

    0
    投稿日: 2012.07.16
  • としながのアイコン
    としなが
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    SOS団もハルヒも存在しない変容した世界に取り残されてしまった主人公のキョンが奮闘するシリーズ四作目。 映画版を見ていてストーリーは把握していたので、楽しめるかどうか少し不安でしたがそんな不安は杞憂でした! 伏線のつなげ方が壮大かつ非常にしっかりしています。伏線を楽しむためには過去のシリーズ作品を読んでおかないといけないのですが、これまでの作品を通して見事な時間移動のSFとなっています! 変容した世界での長門の描き方もいじらしくてかわいらしいです。キョンの決断の場面での描き方が特に…。できればこの長門とのやり取りももっと見たかったな、と思わせてくれます。 そして読みどころはキョンが今まで否定してきたSOS団との日常について考える場面だと思います。自問自答とそれに対する答えのモノローグがとにかくかっこいい!  そして今回のドタバタを完結させつつも次回への含みを残すラストにますます期待が高まります。映画も小説も素晴らしい作品でした!

    0
    投稿日: 2012.07.08
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    swshi
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    最後に小説というものを読了したのはいつだっただろうか。 これまでは折角購入した娯楽小説も途中で投げ出す始末だったのに、これは2時間半で一気に読み終えてしまった。 ハルヒのアニメは観たことがある。物語はあまり覚えていないが、設定は把握しているし誰がどんな声で喋るのかもわかる。主人公キョンのとにかくシニカルな一人称で話がすすんでいくのも知っている。 が、しかしそうした要素に助けられていなくても、この小説を読み終えたのではないかと思う。衒学的でもない妙な表現もない肩の凝らないしかし磁力のある文章に引き込まれいつの間にか読み終えてしまったという印象である。 思うにこれを読んだ人の一部は、「これぐらいなら俺にも書ける」と考えるのではないだろうか。いかなる分野でも真に王道を行くものは、どの道にも通じるわかりやすさとプロをうならせる技術の高さを持ち合わせているものだ。そして『消失』はそういう小説だと思った。

    0
    投稿日: 2012.06.30
  • ちもこのアイコン
    ちもこ
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    タイトル*凉宮ハルヒの消失 作者*谷川 流 出版社*KADAKAWA 「凉宮ハルヒ? それ誰?」って、国木田よ、そう思いたくなる気持ちは解らんでもないが、そんなに真顔で言うこともないだろう。だが他のやつらもハルヒなんか最初からいなかったような口ぶりだ。混乱する俺に追い打ちをかけるようにニコニコ笑顔で教室に現れた女は、俺を殺そうとし、消失したはずの委員長・朝倉涼子だった! どうやら俺はちっとも笑えない状況におかれてしまったらしいな。大人気シリーズ第4巻、驚愕のスタート!

    0
    投稿日: 2012.06.16
  • kiriecubeのアイコン
    kiriecube
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    アニメを先に見て、これは好き。 キョンが自分の意識を確認しなおしていく過程はとても重要。 振り回されている人ってのは本当に振り回されているのか?というのはとても重要なこと。 そして、アレキシシミアな人物に感情が伴っていくことも面白い。

    0
    投稿日: 2012.03.29
  • ficus712のアイコン
    ficus712
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    おぉ、あんま期待してなかったけど、面白かった! キョンが自分の意志でこちらの世界を選択したって点で、シリーズ一区切りって感じ。なんか色々伏線を張ってますね。こりゃーまだまだ出せる!と思ったからかな。

    0
    投稿日: 2011.12.14
  • 三井エムのアイコン
    三井エム
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    これでもかってくらい時間軸をいじくり倒すのが好きです。 やっとキョンが自分のポジションのおいしさを認めて、ちょっと株が上がりました。

    0
    投稿日: 2011.09.23
  • tukattyanのアイコン
    tukattyan
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    消失することにより存在することが存在する。そもそもケネオンの存在することにより存在するものは消失せずに存在するのである。しかし、消失とは消失でしかなく、消失したものは再び存在することはできない。この話は存在と消失が対立しておりそれゆえ存在していても消失してる、また消失した者が存在することもおきうる。なぜか、それは平行世界の概念を前提として置かれているためである。平行の定義とはけして交わらない二本以上の直線であるため一方の存在は他方のそれとは全く違い、同じといえる。いずくんぞ現実はカノヨウデはないのだろうか。現在以上の時間軸を越えることはできない。この物語は現在とは違う。

    0
    投稿日: 2011.09.16
  • tomosakuのアイコン
    tomosaku
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    3作目“退屈”が短編集と言うことで、まだ入手できていないこともあって、先に4作目の本作“消失”を読了。読んでみたら、“退屈”の内容が伏線になっていたりしますが、まぁ、読んでなくても理解に問題はないかと。 で、本作。これは掛け値なしに面白い! ここまで敷いてきた伏線的出来事やプロットをフルに活かし、SF要素もライトに、でも随所に織り交ぜ、飽きさせない展開で進みます。 終盤、どんでん返しを重ねようとするあまり、複雑怪奇な形になってしまってないかな、という懸念はありますが。 最後にキョンがある人物と交わす会話の持っている熱は、シンプルだけどこの世界観を活かしきった名台詞で、とても心に響きました。 まさに、「世界観を活かしきった作品」として、このシリーズに多少なりとも入れる人ならば、とても面白く心地良い読後感を得られるかと思います。 (2007年読了)

    0
    投稿日: 2011.08.27
  • takemikamiのアイコン
    takemikami
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     クリスマスの物語、三巻目の短編作品「笹の葉ラプソディ」がしっかりと複線になっているストーリー。タイトルのとおり涼宮ハルヒが消失している世界に、主人公キョンが迷い込む。主人公が迷い込む世界は元の世界と異なる世界なのだが、実は「まとも」な世界。宇宙人、未来人、超能力者は居ない世界。  1巻目の涼宮ハルヒが現実世間が面白く無く嫌だと思っていたのに対して、こちらは別の理由で現実世界が嫌だと思っている登場人物が絡んでくる。  このシリーズは、2、3巻目を読んで、1話完結的なエピソードが続くのかと思っていたのだが、この4巻目で展開が出てくる。登場人物の感情がはっきりと変わってきていることが描かれている。現段階で8巻目くらいでているようなので、もう少しこのシリーズを読んでみようかと思う。

    0
    投稿日: 2011.08.20
  • ちゃっぷのアイコン
    ちゃっぷ
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    (101116)ライトノベルAmazonおすすめ度ランキング1位のコレを読むために、前3作品を読んだわけだが、評判通りなかなか面白かった。映画を見ているような感覚だった。

    0
    投稿日: 2011.07.24
  • zakkuuのアイコン
    zakkuu
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    ハルヒシリーズ第四弾。 唐突にハルヒがいない世界に放り込まれたキョンが奮闘する話です。 物語の後半で明かされる世界改変や時間移動に関する考察がいい。ライトノベルなのにっていうのはちょっと失礼かもしんないけど、物凄くしっかりと論理が成立してる。妙なリアリティがあるのが面白いな。 そして今作でキョンが感じる、気づく仲間への想いがまたいいね。 おれ的には一番好きなハルヒ作品でした。

    0
    投稿日: 2011.07.21
  • mrminami373のアイコン
    mrminami373
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    ドラえもんを思わせるようなパラレルな展開とそれでいて細かいところまで気を配っているところがかなり良かった。

    0
    投稿日: 2011.07.19
  • afjbのアイコン
    afjb
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    今回取り上げたのは涼宮ハルヒから「憂鬱」ではなく「消失」にしました。 もちろん「憂鬱」がなかったら、「消失」もないのですが、 映画化もされたってことで、こちら「消失」にスポットを当てることにしました!! つくづく思うのは、この作者って最初の「憂鬱」を書いてる時から、 この「消失」のアイデアがあったのかなぁ~やっぱりって思わされるほどの、 スケール感を感じさせる一品です。 ジョン・スミスの件、長門の件、みくるちゃんの件、全てが計画通り、 予定調和ってことなんでしょうか? これを見るとシリーズ全体に言えるのですが、 ハルヒそのものはタイトルバックを飾る割には、 今回も例によって出場場面が少ないですね~ っていうかタイトル通り「消失」してしまいますから・・・ なんとか世界を元に戻そうとするキョン達の悪戦苦闘ぶりと、 そんなキョンの苦労も知らずにいつもの日常を送るハルヒとの、 いつもながらの間柄にホッとするのではないでしょうか?

    0
    投稿日: 2011.07.16
  • メイのアイコン
    メイ
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    ここまでの原作とアニメの中で最も好きな話です。 ずっと、何も起きない生活を夢見つつ、渋々に、いやいや、惰性からSOS団と関わってきたキョンが自覚的にこの場所に居たいと決心した巻。特に映画でのこのシーンは最高でした。京アニ様様。 おどおど長門もいいですが、やはり情報統合思念体の長門の方が魅力的。バグという感情がこれからどう長門を変えるのか楽しみです。 あと、光陽園学院verのハルヒもやばかったw

    0
    投稿日: 2011.06.30
  • た〜くん,。・゚'☆のアイコン
    た〜くん,。・゚'☆
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ややボリューム不足。 長門にはもうすこし、普通の女の子としての一時を過ごして欲しかった。 キョンと二人で図書館行ったり。古書巡りしたり。 そして長門が何を思い、何を願い。あの入部届けを手渡したのか? そんな中、見つけてしまう。緊急脱出――プログラムへの手がかり。 葛藤するキョン。 そして出された答え。 長門の悲しみ……。 その思いの連なりをじっくり楽しみたかったの者としては、全然物足りないっ!ほんと全然っ! 前半部分に重点を置いて、ページ数だと2倍ぐらいあったほうが感情移入できて泣いちゃったかも。 なんたって『消失』は長門がかわいいからね。 手軽に楽しむにはこれぐらいが正解かな?とは思ったが 逆に映画はたるかった……。

    0
    投稿日: 2011.06.02
  • まさしのアイコン
    まさし
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    映画の出来栄えが素晴らしかったので読んでみましたが、映画では物語の構成が神懸り的に練られていると感動したのに、小説では、それほど感動できなかった。 違いは何だ?

    0
    投稿日: 2011.05.31
  • weboo345のアイコン
    weboo345
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    ハルヒシリーズで今のところ一番好きなシリーズ。 長門有希メインなせいもある^^; 映画は観てないが、それでも映画の場面は多分こんな感じなんだろなーと想像できた。 消失は何回も再読しようと思う。 そういえば、ゲームで消失後の話の追想が出てるので、安くなれば買いたいな^^

    0
    投稿日: 2011.05.25
  • FM_yusakuのアイコン
    FM_yusaku
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    孤島から帰ってきてから~クリスマス前までをふっとばし、12月中旬。 朝起きたら、ハルヒと小泉が消え、朝比奈さんと長門が一般人になってしまった世界。 あり得ない世界への戸惑いや焦燥感の描き方が上手いと感じた。 序盤からグイグイ引きこまれ、一気に読んでしまった。 大人しい文芸部員の長門がすごく良いキャラで、ずっと見ていたくなる。 巻頭カラーページの長門は反則級に可愛らしい。 ラスト、ベッドの上で長戸に話す件は鳥肌が立った。素晴らしい。 時間軸の入れ替わりが少しわかり辛いのが難点か。

    0
    投稿日: 2011.05.20
  • Okuyasuのアイコン
    Okuyasu
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    ここまでで一番良かった。 まだここまでしか読んでないけど。 いつもと違う長門が印象的。 そして何よりラストの展開が凄い。 あいつが再び襲ってくるとこ。 全く油断してたので、相当驚いた。

    0
    投稿日: 2011.05.20
  • もちどのアイコン
    もちど
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    驚愕発売前に既刊を読み直そうキャンペーン そのよん 消失って4冊目だったのか。もっと後かと思っていた……

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    投稿日: 2011.05.17
  • 南雲マサキのアイコン
    南雲マサキ
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     まず表紙を見て驚いた。  なんと『涼宮ハルヒの憂鬱』で消されたはずの宇宙人・朝倉が立っているではないか! しかも手にはナイフ!  そう、ある日いきなり、キョンの後ろの席からハルヒが忽然と消え、朝倉がやってきたのだ。  クラスメイトは誰も涼宮ハルヒなんて知らないと言う。未来人・みくるもキョンのことを知らない。古泉なんかクラスごと消え失せていた。  最後の望みである宇宙人・長門がいる文芸部室へ行くと、そこにはキョンの知っている長門とは様子の違う長門がいた……。  世界を改変したのは誰なのか。  SOS団は再会できるのか。  何より、キョンは元の生活に戻ることができるのか――  しかしそれは、ハルヒの巻き起こす非日常的な現実を受け入れるか否かという選択でもあった……。  映画化もされた、ハルヒシリーズの中でも屈指の名作。  ライトノベルのSFとはかくあるべし、と言わんばかりの出来である。  ぜひ本作、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『笹の葉ラプソディ』を読んでから、このシリーズを判断して欲しい。

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    投稿日: 2011.05.12
  • yep621のアイコン
    yep621
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    唐突に世界が変わり、キョン以上に驚いてしまった。 どのような結末を迎えるのか気になり、一気に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2011.05.03
  • sayrunのアイコン
    sayrun
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    知人に薦められて。 読んで思ったけど、前作とか読んでいた方が楽しめるんだとおもう。 面白いとは思うけど、キョンの詰め込み過ぎな独白は些か鼻白む。

    0
    投稿日: 2011.02.16
  • とうふ女子のアイコン
    とうふ女子
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短いけれど内容が詰まっていて、キョンの気持ちがはっきり描かれていました。 「ハルヒに会いたかった。」の文に「もう付き合っちゃえばいいのに。」って素直に思いました(笑) 意外な人物が黒幕で、あの人が思っていたより良いキャラだったかもで、実はあの七夕にはもう一つの出来事があってで、前作と良い具合につながっていて非常におもしろかったです!

    0
    投稿日: 2011.02.12
  • つきとのアイコン
    つきと
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    http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-192.html

    0
    投稿日: 2011.01.27
  • はしおのアイコン
    はしお
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    この間、映画の方の消失をやっとみれて、 うわあああと、キョンと長門に萌えたので 久々に原作を読んでみた。 アニメみてからのほうが、理解しやすかった気がする 理解力が乏しいもんで、最初読んだときいまいち時間軸が理解できなかったんだけど、今一度読んだらたのしかった! 映画もほんとによくできてたと思ったので ハルヒを読み返そうと思う

    0
    投稿日: 2011.01.17
  • 月居遥のアイコン
    月居遥
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    もう数年前になるのですが読んだ大人気の「ハルヒ」シリーズ、 久々に読みました。 評判が一番であり、昨年劇場映画化もされた「消失」であります。 それはそうと発売のめどが立ったとはいえ、その「憂鬱」 を読んだ3年前から続刊が出ていないのはどういうことでしょう… 評判がいいのが凄い納得です。 内容に、というより面白さに「感動」しましたね。 ちょっと藤子・F・不二雄先生の「SF(すこしふしぎ)」を 思い起こさせる、すこしふしぎなんだけどぶっとんだ物語。 映画などでも、長門さんがヒロインだったのに納得しました。 うん、ヒロインだ。可愛すぎる。 あのアニメで先に知った(すみません)ハルヒも可愛いなぁ。 朝比奈さんも美味しい役どころだったり、 古泉君は空気だったけど(^_^;)、割と皆の見せ場もよかった。 いやー面白かった!

    0
    投稿日: 2011.01.09
  • asobushooterのアイコン
    asobushooter
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    このシリーズの素晴らしいところは「世界がグラグラしていること」だと思う。すごく身近なところが根元になって世界がグラグラしている危うさと変な安心感というか全能感。この世界は「自分の知らないものは存在しない世界」なので。 毎回どうやって世界がグラグラするか、と、「女の子の心情」を重ねることでお話がつくられている。 今作のネタはすごくよかった。 ところで、このシリーズが終わるとしたら、「実はキョンが全能者なのかもしれない、どっちだ?」的な話が最後のエピソードになると私は予想します。

    0
    投稿日: 2011.01.02
  • massyのアイコン
    massy
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    「涼宮ハルヒの消失」谷川流 「非日常系学園ストーリー」。特になし。 涼宮ハルヒシリーズ第四作。 正直にいいましょう。 ハルヒシリーズでは、長編は第一作「憂鬱」が最高傑作かと思ってた。 まあそうなったとしても仕方ない。作者はもともとシリーズものでは なかったと書いているし、実際ファーストインパクトで十分満足感は 得られました。スニーカー文庫としては。 すいません、僕の認識が甘かったです。 第四作「消失」は、その名のとおり、超現実的存在であるところの 涼宮ハルヒが一介の女子高生になってしまいます。それだけでなく、 SOS団のメンバーを含めたキョン以外の世界が変わってしまった。 果たしてキョンは元の世界に戻れるのか!? そしてこの騒動の犯人は誰なのか? 錯綜する時間軸。思いもよらぬ展開。長門萌え。(この長門は反則。) これはひとつのSFとして出会ったとしても、自分評価の トップクラスにくる構成ですわ。谷川流さん凄い。 いやだから、加えてこの長門は反則だって。ほんと。萌え死ぬ。 文句なしの☆5つ。

    0
    投稿日: 2010.12.14
  • ariaofedenのアイコン
    ariaofeden
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    ある冬の朝、キョンは学校に行くとなんとハルヒが学校にいなくなってた。それどころか周りのクラスメイト達はハルヒの存在自体を知らないという状況に。いつもの部室に行ったら長門がいて安心したのも束の間、長門もいつもの長門ではない、そして決定的なのは今はかけていないはずの眼鏡をかけている。 キョンは愕然としながらも何かヒントがあるはずだと探し始め、この状況からの脱出を試みることに・・・。 劇場版ともなったこの涼宮ハルヒの消失だが、読んだ当初はいつもの明るい感じがなく、どちらかというとシリアスな内容だったためあまり好きではなかったが、改めて劇場版を見たり読み返してみるととても感動した。今では好きな話の1でもある

    0
    投稿日: 2010.12.04
  • 潤のアイコン
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    ヤヴァイ!!すごい面白い!! http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-210.html

    0
    投稿日: 2010.11.29
  • seiichiroのアイコン
    seiichiro
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    映画されたとあって、一気に読み終わってしまうほど面白い。短編ではなく長編もの。今のところシリーズでは一番面白いと思う。

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    投稿日: 2010.11.27
  • makomayoのアイコン
    makomayo
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    大人気シリーズの第4巻! なんとこの『涼宮ハルヒの消失』は映画化しましたよ! すごく内容が深く…あとのシリーズにも関係する重要なお話が詰まっています。 おすすめです。

    0
    投稿日: 2010.10.18
  • maimaicatatsumuriのアイコン
    maimaicatatsumuri
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    これまでのノリからは一線を画した。 ここに至るの早いなって感想。だけど、最初がもしかしたらシリーズなんて考えてなかったから、ここまで続いて、いったん振り返りたかったことがたくさんあるのかなあって思った。 大切なことである。 見失ってはいけないし、もっともっと大切なお話にこれからしていくために問うておくべきことである。 キョンの立場。キョンの、想い。 読んでてほんとに辛かった。これまでのノリが通用しない。なんてドエスワールド。そんなところにキョンくんはいなくていいのに..... 辛かった。作者は登場人物にドエスでなくてはいけないのですねウウウ 最終的に、こんなにもハッキリと答えを出してくれるのか、というほどキチンと答えが出ている。 ちょっとはずかしかった(^////^) キョンほんま普通やな.....← 楽しいにきまってるもの。 長門とキョン、みんな少しだけ深みにはまった気がする。 これまでを振り帰り、しっかり区切りをつけてまたこれからの物語が始まるんだと多いにおもわせてくれる。

    0
    投稿日: 2010.10.03
  • かりおんのアイコン
    かりおん
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    はい,そんなわけで消失ですよ. 映画化してましたよ. 原作に忠実に映像化しているので非常に良かったよ. というわけで,その原作です. クリスマス直前にハルヒがキョンの前から消えた. 消えたというか,最初から居なかったことになっていた. 存在していなかったことになった9組. キョンに対して初対面な反応をする朝比奈さんと鶴屋さん. 内気な文芸少女になってしまった長門. キョンの記憶と食い違う周囲の共通認識. カナダに留学したことになっているはずの朝倉涼子が存在するクラス. SOS団の長門が残してくれたヒントを頼りに, キョンは元のSOS団のある日常を取り戻すことが出来るのだろうか. まぁ,そんな感じで. しかし,いつもの長門も良いけども内気で眼鏡な長門も良いなぁ…. うん,面白かったよ. 読んだら映画がまた見たくなってきたなぁ…. DVDとかBDはまだ出ないんだろうか.

    0
    投稿日: 2010.08.08
  • godotのアイコン
    godot
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    映画がすごく良かった。 キョンの孤独・不安を非常に巧く演出していたと思う。 また、長門人気の理由がわかった作品でもある。

    1
    投稿日: 2010.06.20
  • あちょんのアイコン
    あちょん
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    劇場版「涼宮ハルヒの消失」を見て、シリーズ中で一番好きなエピソードに。映画では効果的な演出のため、原作から改変された部分があり、かなりボリュームのあるものになっていたと思います。ハルヒと再会できたときの興奮や長門の可愛さなんかがより出ていたので、その映像を思い出しながら小説を読み返し、とても楽しめました。これも次の話への伏線(というには明らかですが)となっているため、続きが気になります!

    1
    投稿日: 2010.06.19
  • けんののアイコン
    けんの
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    ハルヒシリーズの中で一番おもしろい。 ヒロインが消える設定でミステリ要素・SF要素が今まで以上で、次々変化する展開も目が離せなかった。 さて、途中だった ~の暴走 の続きでも読みますか。

    1
    投稿日: 2010.06.16
  • 脱走兵のアイコン
    脱走兵
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    残念ながら、劇場版は見ずじまい。楽しくやってるSOS団もいいけれど、こういう展開も好き。今のところ、シリーズ通して読み応えのある一冊だった。

    0
    投稿日: 2010.06.14
  • xmayumixのアイコン
    xmayumix
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     ある日突然、涼宮ハルヒの存在が消えてしまった。  ハルヒの記憶があるのは、キョン一人。キョンの孤独な戦いが始まったww  てなストーリーなので、恐ろしくハルヒがでてきません。  いやあ、大胆っすね。主人公をぬきに、ここまで話をもっていくとは。  結局、○○が○○してこうなってしまって、キョンはそれを是正するために、長門が残したわずかな手がかりを元に奔走するんだが…。  テーマは、キョンの開き直りですか。  今まで、ハルヒに振り回されていた、自分はあくまで傍観者なんだと、いうスタンスでいたい、というかいたかった彼が、ハルヒの存在を失って、そうじゃない自分もハルヒの仲間なんだと、気づくあたりは、妙に感動的で困るww(いや、目がうるうるしちゃったもんで)  そして、○○の切なさ。  意外にも(?)谷川流、切なさを描かせると上手い。なんつーか、大仰でなく自然で、しかも胸がきゅんとするような切なさ。  この人は、優しい人なんだろうなと、想像できるのである。  面白かった!!

    1
    投稿日: 2010.05.09
  • nyagiのアイコン
    nyagi
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    新カバー買って久しぶりに読みなおしました。 やっぱり谷川流先生の作品は面白いです。 ちなみに長門派です。

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    投稿日: 2010.04.11
  • mamalaiderのアイコン
    mamalaider
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    映画版でハマったので楽しみだった今巻。 映画版の忠実な再現力に驚かされる。 それにしても長門回のはずなのにイラストが少ないのが不満っちゃ不満。

    0
    投稿日: 2010.02.25
  • chokusinのアイコン
    chokusin
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    映画を観たことがきっかけ。自分にとって初ハルヒとなった。 作者が提示した“在り得たかもしれないもう一つの物語”の魅力、可能性に皆が勝手に萌え転がることになった。 谷川流としては想定外の反応か、それとも織り込み済みだったのか。シリーズの行方よりもそちらの方に興味が湧いた。

    0
    投稿日: 2010.02.23
  • ハヤシのアイコン
    ハヤシ
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    ハルヒシリーズでやっぱり一番いい!! それは、別に長門が好きだからじゃなく…笑 キョンが、今までのただのツッコミ役とは一味違う。 今までは同じようなことをずーーーっと言ってるだけで、だんだんウザくなってきてた。おまえがもうちょっと動けよ、とw そんなイライラが解消される巻。 キョンの気持ちと決心は、なかなか嬉しいです! 事件的にも、今まで3作の中で特に好きだった、『七夕』と繋がっていてよかった!

    0
    投稿日: 2010.02.13
  • s0910027のアイコン
    s0910027
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    ハルヒシリーズ4作目 ハルヒシリーズでも最高傑作と評される消失。 消失はキョンの話だと感じました。彼がSOS団のために奔走するはなし。今までないがしろにしていたSOS団。そしてなくして初めて気づくその自分にとって占めていた割合。それを実感させられる話。 長門の魅力は儚さだと思う異論は認める。

    0
    投稿日: 2010.01.31
  • s0910005のアイコン
    s0910005
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    涼宮ハルヒシリーズ第4巻。この巻は自分の中でも一番の作品です。本当の現実に戻るためにキョンが葛藤します。

    0
    投稿日: 2010.01.21
  • さぁやのアイコン
    さぁや
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    アニメだけ見ていると、なぜこんなにも長門ファンが多いのかと不思議だったが、なんとなく分かった気がする。もっと笑ってほしいと思ったし、映像でみてみたいと思った。朝倉が復活しそうなのは表紙絵で分かりきってたけど、長門のキャラ改革に谷口の彼女できてウキウキに、驚きが連続の長編です。特にキョンがSOS団の楽しさに自覚する展開は驚きました。そしてハルヒの寝袋めっちゃかわいい。2月公開の映画がめちゃくちゃ楽しみです!

    0
    投稿日: 2010.01.19
  • s0966107のアイコン
    s0966107
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    2月に映画化も決まった作品です。 死んだはずのクラスメイトが生きていた、という感覚に陥ったりするので、始めの方は読んでいてハラハラしました。

    0
    投稿日: 2010.01.14
  • めいていちゅう子のアイコン
    めいていちゅう子
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    長門有希ちゃんに、キュン!とくる方は読むべし。 キョン君、だから結局ハルヒもSOS団も大好きなんだろうっ!!と突っ込みを入れたいのをググッと抑えながらも、つい顔はニヤニヤしながら読んでしまう本である。

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    投稿日: 2009.12.25
  • hugshiteのアイコン
    hugshite
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第4弾。同時にシリーズ人気NO.1です。★を7つあげたいくらいの傑作!すごく感動しました。キョンの一人称なので心理描写がすごく上手で日常に戻るための必死さも不安も葛藤も読んでいて胸がきゅ~っとなる。このシリーズは時系列がややこしくなるけど、ちりばめられた伏線が回収されると感動に近いようにすっきりします。すべて計算して書かれていたことがわかり、脱帽! 時系列で言えば原作5巻『暴走』の中の「射手座の日」に続く話。この『消失』につながる伏線として、アニメ版の「サムデイインザレイン」もぜひ見てほしいです。『消失』を思って見ると、胸が熱くなります。さらに「陰謀」のプロローグで『消失』が完璧に消化されます。とても好きなエピソード。 シリアスで緊迫感のある一冊。 文句なしで『消失』は名作です。

    0
    投稿日: 2009.12.13
  • ahah999のアイコン
    ahah999
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    長門は実際居たらウザイな。ヒロイン論争に関しては、ゆとりを過ぎた大人層にとっては狙いすぎキャラの長門やみくるより、ハルヒの元気さに癒される。 ハルヒという子への非難は作品を理解していない証拠。 自己中だとか情緒不安定だとか異常だとか、的外れな難クセつけられてますが、 この少女は「我が道を行く人」なのです。英雄とか時代を切り開く人は我がままになることを 恐れていたら何も出来ません。まぁそのへんは当たり前に作品について 考察できる知能があれば誰にでもわかります。 つまりかつての少年漫画の主人公なのです。その意味では時代を感じますね 男は弱くなった。その証がキョンという「一応」主人公の少年です 本当は心の底では超常な日々を望んでいるのに、上辺は冷静を装って実際に常識を突き破るハルヒに対して愚痴り、 それでいてちゃっかりその非日常を楽しんでいます。 どんだけ我がままなんだよこの男はw とアニメでも原作でも思いましたね。 巻き込まれ型っていうのはオタクの夢なんですかねぇ ハルヒの力の設定と行使の絶妙さが解ってない読者・視聴者はある意味、可哀想な存在である。 wikiあたりのいい加減で的外れな人物紹介文を真に受けたりしないように。 なぜ「退屈」のハルヒの言動を自己中だとか的外れな難クセがつけられるのか? ・ハルヒは世界を創造した神。この世界は彼女の眠りながら見ている「夢」の様なものであり、 彼女の死は世界の消滅と同義である。 ハルヒ=神説を否定する側の根拠は、そもそも彼女の死後の未来世界が存在している点を挙げている。 が、そもそもみくる達が未来人であるという確証は長門が文化祭の際に証言しているようになにも無い。 時間異動にしてもハルヒの生まれる前や死後の未来にいけたわけではない。つまり、現状確認されてる、 現実改変能力と時空断裂などの傍証を元に考察すればハルヒ=神である。 それは同時にキョン(つまり読者・視聴者)にとって、現実世界では望んで決して得られなかった非日常を 得たパラダイスである。 元々ライトノベルを初め、あらゆる娯楽作品が現実の代償行為である以上、それは当然の起点であり帰結である。 ・ただ、ハルヒという少女が特筆すべき点は、凡百な二次元ヒロインたちと異なり、 「男の思い通りにならない(理想どおりにならない)ヒロイン」である点である。要するに、二次元の存在でありながら、 手に負えない、理解できない、可愛げがない、等、現実の女性同様の 厄介さを併せ持っている点である。個人的にはツンデレ属性さえ不要である。 もうオタクの妄想通りのわがままヒロインとかツンデレヒロインとかに飽き飽きしていた筆者にとっては、 ハルヒという少女は非常に新鮮であった。そして、長門やみくるに代表される、 未だにそういった「童貞オタクにとって都合のよいヒロイン」像を求める連中は長門やみくるに流れるわけである。 ・ただ、自分のバカさや愚かさを認められない現代のゆとり世代にとっては、例えば諸星あたるではダメで、キョンのような 小賢しい上っ面の冷静キャラが自己投影の装置として必要なのだろう。ツッコミという性質もあって、「オレはわかってる」的な 自己投影をしてしまいがちなキョンだが、その上っ面は、性的な描写(着替え、みくる等との接近等)シーンであっけなくはがれる。 ただの思春期の少年である。 ・ハルヒに関するわがままで暴力的で自己中心的な性格、というwikiなどの性格表記部分の修正の必要性。 これはかなり歪んだ記述の仕方をしており、悪意ある人物と誤解を招きかねない。本編解説同様、唯我独尊、わが道を行く性格で十分であろう。 それとよくキョンとみくるをオモチャにしているという表現も盛り込むべき。 ・ストレス等で閉鎖空間を生み出したり、無茶な事をやろうと言い出すのは変わらない。 ここもおかしい。ハルヒはその願望とは裏腹に基本的に常識人であり、「現実的に不可能」なことはやろうとはしない。無茶という表現は語弊がある。 キョンの登場人物紹介 ・誰からも一度も本名を呼んで貰えない、ある意味かわいそうなキャラ ・本人に自覚はないようだが典型的なMキャラ。 ・「自称」常識人 である点がポイント。また、常識人を自称するわりには超常現象を願望しており、矛盾した精神構造を持っている。 ・涼宮ハルヒちゃんの憂鬱ではハルヒに突っ込みをスルーされて泣く 点と、 ハルヒにオモチャにされている という点も抜けている。 長門の登場人物紹介 ・「エセ綾波レイ」。電波な性格と奇行が目立つ少女。

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    投稿日: 2009.11.27
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    hi_zakky
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    ちょ、これはスゴイ。。。過去3作『涼宮ハルヒの憂鬱』『涼宮ハルヒの溜息』『涼宮ハルヒの退屈』は全てこの作品のためにあったと言っても過言じゃないくらい、ものすごいレベル。これまでの出来事やキャラ設定などの積み重ねを余すところなく利用しつくしている。またあの3年前の7月7日が再び出てくるとは。。。やられた。 今回は、またまた時系列的に飛んで今度は真冬の12月、クリスマスシーズンの話だ。例によってその空白の期間の出来事についてもたまに記述があり、今後の作品で補完されるんだろう。ループする夏休みとか市民プールや盆踊り会場で長門の雰囲気が少し変だった話とか、それにコンピュータ研とのゲーム対戦やハルヒがキョン宅に来たことやキョンが長門のマンションの屋上に上がったことなどなど、(記憶違いじゃなきゃ)まだ読んでないエピソードばかりだ。結構気になる。

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    投稿日: 2009.10.27
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    エル
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    涼宮ハルヒシリーズの第四巻。 アニメ二期として期待されていましたが劇場版として公開されることが決まった作品。 (2010年 春 劇場公開予定) 時系列的には12月のお話です。 溜息は長編といっても日常の延長で長い短編といった感じがあり、退屈は短編集だったので憂鬱以来の緊迫感のある長編です。 この巻を境に(正確にはストーリー上12月を境に)大きく物語が動いていきます。内容もこれまでのハルヒシリーズとは一線を画し、憂鬱以上に緊迫感あふれるストーリーで読んでいて非常にドキドキしました。

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    投稿日: 2009.10.27
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    たぶんハルヒシリーズの中で一番面白かったと思う。 まさか映画になるとは...恥ずかしくて見に行けないww

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    投稿日: 2009.10.16
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    しおり
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    どきどきしてしまいました 退屈のすぐ後に読んだから面白かった これを読むと 長門をとても好きになると思う

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    投稿日: 2009.09.25
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    saitetu
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    なっ・・・長門っ! ちなみに下のURLは僕のHP(ホームページ)です。初心者なの でつまらないかもしれませんがぜひ見てください。 http://yutasaitou.web.fc2.com/

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    投稿日: 2009.07.14
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    よこやん
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    有名なシリーズですが、いつもと若干雰囲気の違う巻です。 作中で一番の『非日常』が描かれていると思います 長門さんが気になっている人は読むべき。この巻で大抵の人は長門さんにハマると思います。

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    投稿日: 2009.06.21