Reader Store
はさんではさんで
はさんではさんで
甘木つゆこ/マガジンハウス
作品詳細ページへ戻る

総合評価

16件)
2.6
0
2
7
3
2
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自信がなくて生きる目的も見出せない というのは人生のモデル、あるいは攻撃対象となるべき父性が 世界から失われているからだ といったような思想に貫かれた青春小説二本立て 表題作は2008年の「坊ちゃん文学賞」受賞作 カバーと表紙のイラストを、志村貴子さんが描いている 「はさんではさんで」 自傷癖ある女の子が、人前で好きな男の子に傷つけられたいと願う話 それはつまり、自分にメーテルを演じる自信がないなら 男の子を機械の身体にしてしまえばよいという、倒錯的理論によって 導き出された答えなんだが 「コンビニエンス・ヒーロー」 エゴの抑圧を正義と呼ぶなら、正義は寂しいものである エゴの復権をもくろむなら父を殺さねばならない、というのが エディプス概念にもとづいた一般論だ しかしフロイトの適当な思いつきにのせられてるだけで 真の敵は他にいるような気もしないではない

    0
    投稿日: 2016.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    鉗子をいつ、どう使うかで欲求の揺れ動きを表していて面白かった。鉗子は彼女の心そのものであり、それは最後誰かの手に渡る。「好き」って言葉こそないけどまさに青春って感じ。コンビニエンス・ヒーローは「自分にしかできないこと」を探す話。彼の感じる虚しさは多くの人が共感するところだと思う。

    0
    投稿日: 2015.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文の書き方は読みやすいんだけどね、 読みやすいんだけど、残念だ。 物語の結末が微妙というか、惜しい。 んだから、次の作品は読まずに そのまま静かに本を閉じました。

    0
    投稿日: 2013.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    青春小説の登竜門・坊っちゃん文学賞大賞受賞作品。 処女作だけあって、よし、小説を書くぞ、って意気込んで書かれた感があります。 アンニュイな雰囲気を漂わせつつ、複雑に入り混じる主人公の感情。感情プラス鉗子。 何があるでもないけれど、主人公の切ないような何とも言えないような感じが伝わってきます。 気になったのが、書籍化のため書き下ろされたもう一編の話「コンビニエンス・ヒーロー」。 赤い自転車、頬の擦り傷、赤い車椅子、隅田川の夕日。 その赤という色を効果的に用いた描写から、夏目漱石の後期代表作『それから』のラストを連想しました。 坊ちゃん大賞だから漱石作品を意識したのだろうか、なんて解釈して読み解いても面白いかもしれません。 今後の作品が気になります。

    1
    投稿日: 2013.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自己確認のための儀式は人によってそれぞれだと思うけど、こーゆーのもアリか。 ちなみに。エッチな本じゃないですよ。 レビュー書こうとして「はさんで」で検索かけたらピンクな本が出てきてびっくりだよ。 ネットオークションで競り落とした鉗子で、ふくらはぎをはさんだり。痛そうで、ようしません。

    1
    投稿日: 2012.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    きれいな黄色の表紙と、気になるタイトルに惹かれ、 大学の図書館で借りました。 私には少々難しいストーリーでした。 読み終わったのに、読み終わっていないような、 スッキリしない、 ハテナの残る本でした。 感性を研ぎ澄ませてもう一度読んでみます。

    0
    投稿日: 2012.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作者の頭の中ではそれでいて完結しているのでしょうが… なんとも自己満色の強い本のイメージがしました

    0
    投稿日: 2012.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2編からなる本でした。 「不安的な年頃」「トラウマ」!? 正直、何をテーマに書きたかったのか掴みきれずに 2編とも話が終わってしまい、不完全燃焼なスッキリしない 気持ちだけが読後に残りました。

    0
    投稿日: 2011.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙に釣られて読んでみたけど?って感じ。同時収録されてるコンビニエンス・ヒーローも含めて腑に落ちない終わり方。

    0
    投稿日: 2010.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結局、なにが言いたいのかいまいちわからない作品。 蹴りたい背中的に、なんかすごい不完全燃焼な気分。。。

    0
    投稿日: 2010.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み始めは最近はやりのケータイ小説的な印象を受けた。性的虐待だの純愛だのといった、あれである しかし、思いのほか読みやすかったと思う ただ水戸黄門型の小説が好きな人にはお勧めしない 内容としては「ビタミンF」と「蹴りたい背中」を足して2で割ったような感じだろうか 表題作ともう一作の中編小説なのだが、どちらも二十歳付近の多感な(笑)時期を題材としていて共感できる部分もままあった あー、ちょっと前までの自分みたいだな、と 大人からしたら馬鹿みたいに思えるのかもしれない 事実、共感しつつそうも思っている自分がいて、年をとったなあと感じてしまった 妥協や諦観といった一面が、「大人になること」にはあるのではないか 良くも、悪くも ただ、このモラトリアムな時期の悩みや感情は忘れずにいたいと思う

    0
    投稿日: 2010.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どっちも腑に落ちない終わり方だった。この調子でまだ話続きそう サバサバした印象を受ける文体が読んでてきもちかった。好き あたしの前にもコンビニエンスヒーロー現われて。

    0
    投稿日: 2009.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本見たときに何かの賞を取ったとかなんとか書いてあったので読んでみた。 感想としては、 すっごく面白くなかった。 本読んでて初めてだるい!って思わされた。 読まない方がいいです。 あ、一応、恋愛もの?です

    0
    投稿日: 2009.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルで内容の想像がつかなさすぎて 読んでみた本。 はさんで はさんで 大学に入学し高校時代の女性恐怖症の男友達との 距離がひらいていくことに対する不安。 コンビニエンス・ヒーロー タイトルちょっと違うかもしれない(笑) でもこの主人公みたいに、 一人で買い物に来るお年寄りを 勝手に心配しちゃう自分って やっぱダメなんだよね。 09'05'08

    0
    投稿日: 2009.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「はさんではさんで」女子大生になったタロウだが、なかなか友達ができない。似たような経験を持つことから親しくなった高校からの友人である貴之に、大学生になっても依存する日々。ある理由から2人の仲も進展しない。現実逃避のために鉗子で自分をはさんでしまうのだった。 「コンビニエンス・ヒーロー」『誰がやってもいい仕事だなって』と突然コンビニのバイトに虚しさを感じた樂。母の『工夫が肝心』という言葉から、デリバリーサービスを始めることに。  1話目はかなり好みの話でしたが、終わりを期待していただけに、ここで終わるの?と思いました。2話目も中途半端な感じで残念でした。 文章が読みやすいので、次の作品が楽しみです。

    0
    投稿日: 2009.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前々から読もうと思っていていた本です。 やっと購入して読みました(就活の電車移動中に)。 う〜ん、何か2編とも「これで終わっちゃうの?」という感じでした。 よく分からなくて、あいまいに終わっている感じがして…。 amazonの書評を見て、「おお、なるほどそういう解釈なのか」と確認した次第。 個人的には両方ともバッドエンド的な方だと思ったんだけどね…。 青山七恵的な日常のダルさの表現にはとても共感したのでこの評価です。 新刊が出たら、それも読んでみよう。 ちなみに、これ読んでマックに行きたくなりました。 でも一人で入ったことなくて、でも頑張って行きました。 (就活の説明会前にに時間が空いていたから)早朝に行ったら100円マックやってなくて「えっと、えっとコーヒーで」という頼み方がかなり挙動不審で怪しい若者になってしまいました…。 チーズバーガー食べれなかったよぅ。チーズ嫌いなんだけどね。

    0
    投稿日: 2009.02.18