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ふしぎの国の犯罪者たち
ふしぎの国の犯罪者たち
山田正紀/文藝春秋
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総合評価

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  • 悪くはないが突き抜けたところがない

    4つの短編から構成される連作短編集です。どの話も水準以上の面白さを保っていると思いますが、テクノロジーに頼るトリックは時代とともに古びているものもあるようです。 小さなバーにあつまる人々が気軽な気持ちで犯罪に手を染めるものの、凶悪な犯罪を実行するのは拒むといった、ゲーム感覚の危うさがアクセントになっていて、物語に+αの魅力を与えてくれていると思います。 しかし、最初の3つの話のトーンと4つ目の話のトーンにだいぶ開きがあることと、紙面の都合からか伏線の書き込みが不足しているようで、最後の作品で花開くはずのインパクトがぼやけてしまったようです。

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    投稿日: 2017.04.26
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    内容(出版社/著者からの内容紹介より) 「犯罪というゲームにそなわっているスリル、ゾクゾクとするような快感に、ぼくたちはすっかり魅せられてしまったのだ」──職業や本名も明かすことを禁じられている奇妙なバーの客たちのあいだで、ある相談がまとまった。襲撃不能・絶対安全の現金輸送装甲車を作り上げたと喧伝する警備保障会社にひと泡ふかせてやろうと、現金輸送車襲撃を計画したのだ。人生最大のゲーム“犯罪”に足をふみいれてしまった大人たちの“犯罪遊戯”を描く連作長篇。

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    投稿日: 2008.05.23