ゴルゴ13の出生の謎に関する話『すべて人民のもの』が含まれています。 ロマノフ王朝の財産を巡り、現代とロマノフ王朝末期を舞台に、ゴルゴ13の出生に関わるストーリーが 進んでいきます。 ロマノフ家についての説明も厚く、また綿密に組まれたストーリーのため、没頭して読み切ることが できました。 非常に面白かったです。 あまり関係ないですが、出張先のホテルで読みました。出張先のお客さんが気難しそうな初老の方で話が合わずに苦労していましたが、たまたまロシア革命の頃の歴史にご興味があったらしく、この話で少し盛り上がることができました。そういう意味でも読んで損はなかった作品ですね。 すべて人民のもの、悪魔の島影の２編収録。 PRS-T3S：やや文字と絵がつぶれて読みにくかったです。 XperiaZUltla：非常に読みやすかったです。