Reader Store
武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―
武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新―
磯田道史/新潮社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

231件)
4.1
68
100
34
3
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画化されるのは後で知った。 幕末の武士の生活ぶりが分かって面白かった。 特に嫁の実家との繋がりについてはかなり意外な感じがした。 ■この本を知ったきっかけ  本屋でみつけて ■読もうと思ったわけ  加賀藩ということで地元なので読んでみた。

    0
    投稿日: 2010.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    20100829読了。 金沢のある武家の家計簿の記録を紐といて解説した本。 古文書を解いての解説なので多少読みづらい。

    0
    投稿日: 2010.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんでも、この本が近々映画化されるらしい。どんな風に演出されるのかちょっと楽しみな気もする。この本は、著者が偶然古本屋で見つけた古文書を、丹念に分析した著作だ。その古文書とは、実在の武家の家計出納帳だ。 「武士の家計簿」を読んだ http://fionfion.seesaa.net/article/153687058.html

    0
    投稿日: 2010.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     色々なところでおもしろいと評判を聞いていたのですが、映画化という帯に惹かれて今頃になってようやく読んでみました。評判通りおもしろかったです。ドラマチック!ドラマチック家計簿です。まさか家計簿に感動させられるとは思いませんでした。とくに一大決心で家族が一丸となり自分の大切なものを売り払い、借金整理をしはじめるところはヤマ場でした。家財を売り払いさかさまにしても何もでてこないまでになっているところは、その家計簿から不退転の決意というものが伝わってきて、猪山家の「痛み」は当時の債権者にも伝わったとありましたが、時をこえて、現代に生きる一読者の私にもしっかりと伝わってきました。でも絵に描いた鯛はちょっと笑えます。浮かび上がってくるのはきちんとまっとうに生きようとする猪山家の人々の姿でした。猪山家の古文書が研究者の方によってすくいあげられ、ひもとかれ、読み解かれ生き生きとした武士の生活のありようを知ることができるありがたみを実感しました。

    0
    投稿日: 2010.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    のっけから、石川県の玉川図書館での資料による、という一文に飛び上がった。 私が本書を読んでいたのは、まさに玉川図書館だったからだ。 家計簿に表現された小さな数字から、これほどの物語が読み取れる作者の努力に感動した。 武士の日常、人生の歩み、幕末から明治に変わるということ。 ものすごく厚いドラマが家計簿には詰まっている。 記録するということは、本当に大きな意味があると教えられた。 それにしても、成之誕生のくだりには笑ってしまった。 作者独特の語りが、おもしろいと思った。 金沢にある、この猪山家の跡地を訪れてみようと思う。

    0
    投稿日: 2010.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    代々加賀百万石の算盤係を勤めてきた猪山家。37年に渡って几帳面に書き綴られてきた、生活感溢れる家計簿から見えてくる、武士のリアルに、親近感。 藩主に重宝される名誉職になったところで、儀式や単身赴任や体面に追われ、身分費用>身分収入でてんてこまいの借金暮らし。特異な明治維新にも繋がったであろう、アンバランスな実態。「武士のその後」の明確な差。 「自分が治める土地に一度も足を踏み入れない領主」とか、離婚率の高さ故夫婦もきっちり所有を分別する傾向とか、主人より懐のあたたかい草履取りの不満の無さとか、読み物としても面白く。そしてなるほど、色々なものが繋がって、時代の成り立ちと変化を形作っていくのだと感じさせられました。新鮮な一冊。

    0
    投稿日: 2010.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「猪山家文書」から近代日本が見えてくる! 読了日:2007.09.08 分 類:一般書 ページ:224P 価 格:680円 発行日:2003年4月発行 出版社:新潮新書 評 定:★★★★ ●作品データ● ---------------------- テーマ:歴史(近代) 語り口:時代順配列 ジャンル:一般書 対 象:一般向け ---------------------- ---【100字紹介】------------------ 「金沢藩士猪山家文書」に、37年にも及ぶ 「家計簿」が発見された!金融破綻、地価下落、 リストラ、教育問題、利権と収賄、報道被害など、 現在我々が直面している問題を経験してきた 猪山家の記録に、近代日本を見る ------------------------------------- 「金沢藩士猪山家文書」が研究者の手に取られ、読み解かれた結果を一般向けにまとめられたのが本作です。 そもそも武士にとって算術は賤しいと考えられる傾向があり、あまり得意な人材がいなかったらしいのですが、この猪山家はその中にあって、算術によって身を立てた、いわば会計のプロ。元々は陪臣であったものを、加賀藩で「御算用者」に採用され直参になったのです。が、出世したせいで借金が増えて… ついに首が回らなくなり、借金整理をして同時に「家計簿」をつけようと決意。こうして37年にも渡る長期の家計簿が残されました。 それにしても猪山家の人々は、恐ろしく「マメ」。何しろ料理の食材の費目まで残しているのですから!「小鯛」だの「なし」だの「ひじき」だの!現代の主婦でも、一体どれくらいの人がここまで細かくつけていることか…。これをお仕事が会計係とはいえ、一家の大黒柱がちまちまとつけていたかと思うと、微笑ましいというより恐ろしいですねー。他にも、お産の準備だって「たすき小紋 六尺」「生湯たらい輸入」「晒木綿 一丈」「車草の粉 五文」「よもぎの粉 五文」「安神丸 百文」などなど…。とにかく、細かい! 本書は一般向けで、それぞれの解説・検討・解析をするための学術書ではないので、細かい費目についてはあまり言及はありませんが、それでもこれ程度は思わず本文に出てくるくらい細かいらしいのです。うーん、これは確かに、凄い資料なのではないでしょうか。当時の風俗・習慣がよくよく見えるものでしょう。また、明治初年の分は、家族の書簡や日記も資料内にあるそうで、ますます多角的に状況を見ることが出来るようです。 本書はそのような資料を利用しつつ、江戸時代から明治にかけての激動の時代を追いかけ、その当時の武士のありのままの姿を浮かび上がらせています。勿論、想像によって補完されて描かれた部分も多いでしょうが、とにかく見ていてリアルで面白いのです。 借金で首が回らなくなり、家財道具を売り払い、細かい部分で何とか切り詰め生活し、子供達に英才教育を施して何とか「御算用者」に採用されるよう努力し…。 特に示唆的なのはこの「教育」ですね。お金がなくて、本当に困っているときにも、猪山家はひたすら子弟の教育に力を注いでいます。結果、財政破綻しそうな場面でも、一刻も早く御算用者の就職試験に子供を通らせて給料を稼がせ、出世を早めることが出来ていますし、明治維新の混乱期にこの算術の技術によって職を得て、何とか荒波を乗り越えて行くのです。由緒や家格にしがみつき、安穏としていた周りの武士達がリストラの憂き目にあい、没落して行く中でも。 算術は他の才能に比べて、血筋よりも本人がどれだけ努力したかという個人の資質によるものが大きいため、元々かなり自由に人材登用されていた、ということと、明治維新の際、主に海軍などで算術に優れた人材が喉から手が出るほど欲しいにも関わらず殆ど育っていなかった、ということが有利に働いたということ。 うろ覚えなのですけれど、米国では大学で数学を学んだ学生と学ばなかった学生で、将来得られる賃金の期待値が前者の方が圧倒的に有利だという研究結果が出たとか、何かの本で読んだような。 中学生や高校生くらいだとよく「数学なんて勉強しても役に立たない」と言い切る学生さんがいるものですが、実際は世の中に出て数学を使わないとは言い切れないのです。江戸時代の加賀藩の数学者は、すでにサイン・コサイン・タンジェントの数表を作っていたとか。やはり単なる趣味で作ったわけではないでしょう。きっと何か実用になることがあったはず。 まあ、そんなわけで。困ったときに身を助けるのは学問、そして技術ですよ、と。頑張って手に職つけましょうね、ってことでしょうか。あれ?そんな話だっけ、この作品?(^ ^;)。 ---------------------- 文章・描写 :★★★+ 展開・結末 :★★★★ 簡 潔 性 :★★★★ 独 自 性 :★★★★ 読 後 感 :★★★ ----------------------

    0
    投稿日: 2010.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やああっと手に入った!(;へ;)重版待ち?で2ヶ月くらい待ったよ〜〜。これから読みます。通信簿がほんっとに面白かったから、すごく楽しみ! …帯に堺さんの写真が載ってるかとちょっと期待してた笑。

    0
    投稿日: 2010.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    金の流れを追えば、これだけのことががわかるんだ。おもしろかった! 衣類が高く売れるのにびっくり。http://ikimonotachi.blog10.fc2.com/blog-entry-892.htmlで、もう少し詳しく感想を書きました。

    0
    投稿日: 2010.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    家計簿から見える生の「武家」の暮らし。 刀のかわりにそろばんで生き抜いた時代。 淡々とした説明を追っていくうちに、なぜかとても感動した本。

    0
    投稿日: 2010.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ふじぽんオススメで知る。あっという間に読了。これは凄い。古書店での出会いも鮮烈だが、猪山家の幕末維新の歴史が胸を掴む。会計はあらゆることを物語ると言うが、これは本当だ。◆◆2010/9古本購入。

    0
    投稿日: 2010.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    堺雅人ホイホイで購入してしまい、はじめは数字とかでとっつきにくいかなぁ…と思ったけれど、こういう内容で時系列に記していて、まるで小説を読んでいるみたいに続きが気になってしまうくらい夢中になりました。新潮新書だから若干不安だった内容面もまともでとてもためになりました。著者が言っていた歴史を学ぶ意味、学生時代に知っていたかったなぁ…。 映画楽しみにしていよう。

    0
    投稿日: 2010.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「新年度は家計簿をつけるぞー」と張り切っていた矢先に、堺雅人さん主演で映画化されると聞いて読んでみた本。意外にも小説かと思いきやビジネス書だった。 昔から財政を把握するには記録が一番なんだなー、と改めて思った。 しかし、お茶のお稽古でご一緒しているマダム。金沢出身で、登場する猪山家とは御親戚だそうな。「坂の上の雲」にひいお爺さんも登場するってすごいぞマダム!

    0
    投稿日: 2010.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    残された家計簿から、その一家の生活ぶりを再構築していく試みにワクワクした。 家計簿に並んだ数字そのもは無機質なものだが、その意味するところは血肉を持った人間の営みに直結している。 筆者が感じたのであろう「おぉー!そうかー!」という、自分の知識と目の前の現物史料とがつながった感じ、その感動が随所に見受けられて、とても親近感を持った。 それはほんの些細なことだったりもするし、きわめて単純なことなのだけれど、それがあるから史料読みは病みつきになるのだな、とも改めて思った。 「御算用者」という武士の中でも特異な能力者集団の系譜を受け継ぐ一家の生活ぶりそのものも、幕末維新という動乱を経て迎えた明治という新しい社会秩序の中での「元武士」たちの生き方も。いわば”生の声”を聞くようなものなので、非常に興味深い。 江戸時代の武士といえば、論語と剣術が栄達の道で、勿論まずは生まれた家の格式で生まれてから死ぬまでの出来事がほぼあらかた決まってしまうという大まかなイメージがあるが、そこに当てはまらない人がいたことにまず驚きを感じた。 「算術」の能力に秀でた一家が、まさに算盤一本で意外な出世を遂げていく様は、まったく良く出来たサクセスストーリーだ。戦闘シーンも何もないけれど、どこか胸のすく思いがする。 栄達の道を進んでいくのは初代一人のことであるが、それをどう維持し守っていくかがていくかがその後代々受け継ぐ一族にとって重要なことになる。そのためこの一家もその血脈を保つために網目のような血縁関係を築き上げていく。それもその「異能者集団」の内内において。 勿論、一家を背負ってたつであろう子供に対する英才教育にも並々ならぬものがある。本来の武家であれば尊ばれるはずの生まれの順ではなく、あくまでも算術に長けている子供が優先。まさにスパルタ方式。 更に一家を襲う価値観の大変換、明治維新の大波。 彼らが江戸から明治という時をどう生きたのか。 時代の転換期、先行きの見通し悪い時期においては、一つの参考になるかもしれない。 数字を駆使した検証のくだりは斜め読みしても前後で十分面白く読めるので、数学に苦手意識がある人でも安心して読んでみてほしい。

    1
    投稿日: 2010.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    明治維新前後の36年間分の、某加賀藩士の家計簿。そこから見える、五代にわたる一家の生活の変容ぶりが描かれている。著者がわかりやすく状況説明をしてくれているので、時代背景も家族それぞれの息づかいまでもが手に取るようにわかって 実に面白い!! 身分制度にともなう義務、社会のあり方、子孫に向ける期待と、子孫には譲り渡すまいとする借金。 激動の時代に生き残ることが出来た人物は、いかに誠実で没個性で諦めることのない努力の人だったか。そして、武家社会では大きな価値基準だった「由緒」が、それ以外の社会ではいかに無意味なものだったか。小さな社会の中で蔑まれた技術者は、大きな社会では得がたい存在となった・・・ 生き方、金銭感覚、さまざまなことについて考えさせられました。

    0
    投稿日: 2010.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    加賀藩の算盤係だった伊乃家の幕末から明治初期までの家計簿から、当時の武士の生活を想像する。そして、伊乃家が薩長による徳川幕府倒幕の重要人物の一人となるところまでの歴史をひもとく。家計簿的な内容はあまり多くなく、明治初期に、いくつかの幸運と粘り強い努力と勉強により家庭を守った部分も、作者の想像が多く、詳細が少ないのが残念。

    0
    投稿日: 2009.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りて読みました、 1842年から明治12年にわたる36年間の武士の家庭の家計簿を古文書として16万円で購入した 歴史学者の著作です。時代が幕末から明治にまたがっているので、この時代に多くの 士族がどのように生きてきたかを描くことも、この本の、大きなテーマになっています。 武士の社会も数学が出来て、会計、財務の処理に才能の有る者が、重用され有利になって ゆく様が説明されています。大政奉還はよく聞きますが、俸禄奉還という事も有ったのでした。 侍たち士族の、20%ぐらいは新政府に役人として官職に付けたらしい。 官職に就けなかった者たちも、侍として藩主から禄を貰っていた家禄は新政府に引き継がました、 それも、明治11年に家禄支給が打ち切り。明治5〜6年頃には俸禄奉還の制度があって、思い切って、 申請すれば、まとまった一時金として大金が支給されたそうです。これを資金として利用、農業や 商業に転向しようとした者は失敗が多く、この家計簿を残した人は、資金の回転や利殖に才覚があって、 借家経営が有利として俸禄奉還を申請して得た資金で借家として活用出来る住宅を購入の道を選択した のでした。そもそも武士には家計簿を附ける習慣などはないらしい。 侍の仕事として、帳面の記帳、経済的な集計をする者を算用組といったそうです。 この家計簿を残した侍は代々算用組の家系で幕藩体制の中では賤しく蔑視される立場でした。 しかし、会計、財務の能力で激動の時代に対応でき、親族の間に羨望される生き方が出来た侍もあったのです。 この本は小説ではありませんが、このような著者が小説を 書いてくれたら読みたいものです。

    0
    投稿日: 2009.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その昔、出張のときに立ち寄った本屋で見つけ、帰路につく時に読了した本。 乗り物酔いしてしまったわけですが… あとがきに書いてある「歴史とは過去と現在のキャッチボールである」との言葉そのものが見事に体現されている。 激動の幕末から明治・大正にかけてのお武家さんの家計簿。 そこから垣間見られる当時の社会経済、そして家庭。 教科書では感じることができない「生の声」がそこにはある。 再読する価値は十分にありそうだ。

    0
    投稿日: 2009.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    たまたま見たテレビで猪山家の家計簿を知り、そしてこの本を知った。歴史にそんなに詳しいわけでもないし興味があるわけでもないけど下級武士の生活を知ることも面白かったし猪山家の数奇な運命も物語的で面白かった。

    0
    投稿日: 2007.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょうど加賀藩の武士の生活状況について調べていて、興味があったので手に入れた。資料として今後活用したい。

    0
    投稿日: 2007.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいくにつれ、江戸時代の武士にかなり同情してしまいました。家の格式を保つためには現代の我々が想像する以上のお金がかかるようで、毎月のやりくりに手を焼いていたようです。やがて、お金を作るために家財道具・着物・本・はては普段使いの弁当箱までを質に入れなくてはならなくなっていく窮状は相当なものです。質に入れてからは笹でおにぎりをくるんで出勤したんだろうか、とか想像すると悲しくなってきますね。

    0
    投稿日: 2007.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    加賀藩御算用者の三代に亘る家計記録、書簡、日記などを読み解いて、当時の藩士の暮らし向きや激動の時代を明らかにして行く。司馬遼太郎なら大河小説が一本書けるんじゃないかと思えるぐらい中身のいっぱい詰まった本。

    0
    投稿日: 2007.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み始める前は単なる数値の羅列の話かと疑っていたが、読み進める内にその考えは誤りだった事に気付き、反省。自分が家計簿を附けないからと、この家はスゴイ

    0
    投稿日: 2007.02.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    思わず手に取ってしまった一冊。 江戸時代の加賀藩会計係が残した武士家庭の家計簿の資料を検証したもの。 武士が庶民的だったことが分かり、なかなか面白い本です。

    0
    投稿日: 2006.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    御算用者とは、藩政の会計担当者ソロバン係のようなものらしい。その御算用者である猪山家の家計簿をもとにこの本が書かれました。そもそも家計簿をつけ始めることになったのは、借金が膨れ上がり一家の財政が破綻寸前までいったため、きちんと家計を管理しようということからだった。しかし、そこは数学的才能を見出されて御算用者に登用された一家だけあって、数字に強いし、めちゃくちゃ細かい。何に、どれくらい、何回、お金を使ったかがわかると、当時の武士のありようを実感としてかなりリアルに知ることができる。と同時にそこから、彼らを取り巻く封建制度の仕組みやゆがみも見えてくるという構成になっている。細部好きには興味が尽きない本。

    0
    投稿日: 2006.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★歴史研究の醍醐味★加賀藩の会計係が残した武士家庭の家計簿を歴史学者が古書店で発掘、暮らしぶりを描き出した。数字と手紙から江戸、明治に渡る生活感覚が浮かび上がってくるのは、現代につながりとても興味深い。特に明治の官僚が莫大な給料を自分たちで設定していたこと、士族という名では食べていけず教育を重ねて海軍に職を得ようとしていたことに面白さを覚えた。利回りを計算しての借家経営など、昔から経済観念はしっかり根付いていたんだ。

    0
    投稿日: 2006.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    江戸時代の武士の生活状況を当時の資料(実際に当時、生活の中でつけられていた家計簿)を基に検証。あまりにも庶民的な武士の生活が面白い。ひょっとすると、我が家の家計簿も200年後くらいに歴史検証の材料になったりするのだろうか?

    0
    投稿日: 2006.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつの時代も、芸が身を助くんだなあとしみじみ。武士の新たな側面を発掘した、歴史学的にも価値の高い本。

    0
    投稿日: 2005.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々に本を読んでにやにや笑ってしまった。 ものすごく面白いです、なんかまじめおもしろいです。 at okayama kinokuniya

    0
    投稿日: 2005.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・外国人向けに書かれた日本の歴史にはしばしば武士が「戦士階級(warrior class)」として紹介されていることがあるけど,少なくとも江戸時代における武士は,むしろ行政官僚というか役所勤めの公務員だったんじゃないかなー,とかねて思ってたことが裏付けられた.サラリーマンは大変よね.

    0
    投稿日: 2004.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    親父に勧められて読んだら結構面白かった。 「江戸時代のマジメな地方公務員がどういう生活をしてたか」ということを調べているんだが、物凄くリアリティーがある。

    0
    投稿日: 2004.01.01