文体とか物語性に独特の美学みたいなものを期待したのですが、わりと普通の小説でした。京都弁で綴られる話や、ファンレターから始まる醜男との情事もエロティックではあるものの、もう少し物語としての深みが欲しかったかな…と。和の官能小説ということで、藍川京さん作品みたいなのを想像していたので。(2008.06.19読了)