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ラッシュライフ
ラッシュライフ
伊坂幸太郎/新潮社
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総合評価

2019件)
4.0
593
768
455
67
17
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    『オーデュボンの祈り』ではまった伊坂幸太郎。どのレビューを見ても、ひたすら評判がよかったので、すごく読みたかった&期待していた作品。あまりにも期待しすぎたせいか、最後のそれぞれがつながっていく部分の爽快さが、どうも物足りなく感じた。裏を裏をと読み進めたせいで、自分の予想が綺麗に文章にされてしまったような。もっとその一行ずつだけを捉えていないと、こういう作りは楽しくないのかも。いや、面白かったのよ。普通に。ただ、すごい期待には応えてくれなかったみたいです。でも、まだまだ他の作品も読んでみたいと思わせる才能。楽しみです。

    0
    投稿日: 2006.10.12
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    つながった。ものの見事につながった。時間軸が色々だったのであれって思うところもあったけど面白かった!06.10読了。

    0
    投稿日: 2006.10.10
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    前半で断念しそうになったが、後半はニンマリしっぱなし。ただ、最後駆け足気味だったので、もう少し丁寧に仕上げて欲しかった。(10/5)

    0
    投稿日: 2006.10.06
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    精巧なパズルを解いてるみたい。 これ読んで、私もエッシャー展見に行きましたよ。仙台じゃなかったけど。

    0
    投稿日: 2006.10.06
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    面白いです、ものすごく。 ミステリーファンは必見、本好きも必見、本を普段読まない人も必見、つまり必見の1冊です。 読み出したら最後、伊坂ワールドにはまること間違い無しの大傑作です!

    0
    投稿日: 2006.10.06
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    伊坂幸太郎を読むときに、これはハズせない。他の作品ともおおくリンクする所があり、作品内でも複線が沢山。これを一冊で全て回収出来ているのが凄い。上手く出来た騙し絵を文字にしたらこんな感じになるのだろうか。色々な人生が絶妙に絡み合い、時に皮肉に響き合う。 伊坂幸太郎のルーツここに見つけたり。

    0
    投稿日: 2006.10.01
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    人生の交錯。個々にとっては奇怪な現象も、全体を見れば丸く収まる。いや、丸く収まったように感じるであろう。M.C.エッシャーの「上昇と下降」に表現されているように、おそらくこの物語に始点や終点はない。個々に気を取られ過ぎず、全体を見よう。果たして本当に辻褄は合っているのか?合っているのである。そして、それこそがトリックアート。それこそが伊坂幸太郎。

    0
    投稿日: 2006.09.21
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    「死神の精度」を読み、著者の作品は2册目なのですが帯に書かれてあったように久しぶりに小説を一気読みしました。就寝前の読書に睡眠を妨げられたわけです。いくつかの物語が交わっているような交わっていないようなで記憶力の悪いわたしも必死についていきましたヨ、必死に。全ての登場人物が愛しくこの物語だけでなく他の作品の中にも登場されるそうでもっと読みたくなり死神の精度も再び読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2006.09.18
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    泥棒を生業とする男、父に自殺された青年、不倫をしている女性カウンセラー、職を失い野良犬を拾った男…別々の人生がそれぞれ流れている。だけど、どこかで繋がっていた。読み進めていくたびに驚きが待っていて、この巧さには感動します。先を読んだつもりでも全然追いつかない、伊坂幸太郎はやっぱりすごいなぁ。

    0
    投稿日: 2006.09.18
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    たくさん登場人物が出てきて、それぞれの目線で話が進みます。 んで、その各人のストーリーの時間軸もバラバラで、読みながら、 「アレ?この人なんでこうなったんだっけ?」 とページを戻って確認することが何度もあり。 読み進めていくにつれ、それぞれの登場人物につながりが出てきます。 「ああ、この人のコレがこの人なわけね」 てな感じで。 思わず劇団ひとりの「陰日向に咲く」を思い出したり、思い出さなかったり(比べるなっつーの)。 すごく読みやすくて、よくできたお話でした。 この本の始めのページに、エッシャーの騙し絵が掲載されてるんですが、この話全体が、その騙し絵のように構成されているんです。 階段を昇っていってるはずなのに、辿っていくと、また一番下段になってるっていう絵。 騙し絵同様この作品も、すごくよくできている、としか言いようのない話です。

    0
    投稿日: 2006.09.17
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    なかなか、というか最後までピースが揃わず、読み終わっても揃ったのかどうか曖昧な気持ちでした。きっと揃ったんだと思います。様々な「ありえないこと」が繋がったお話でした。

    0
    投稿日: 2006.09.15
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    構成としては恩田陸のドミノ風か?と思ってた。けど、最終的にはその構成にもいろいろトリック(というのかな)が隠されていることがわかって、やはり伊坂風味。ほんとこの人の本は独特。

    0
    投稿日: 2006.09.15
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    バラバラに始まった様々な人生。どうなるのかと思っていたら、こうつながるのか。映画を観ているように最後にパズルがピタッとはまってスッキリした。

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    投稿日: 2006.09.14
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    自分の行動が結果的に 誰かにバトンを渡していて 人生を 物語を 「つないでいく」 これぞ伊坂流!で 面白く読めた。 泥棒の黒沢がかっこよかった。 でも一番魅力的なのは なんと言っても柴犬。 もう夕焼けをみつめる姿なんて (私のビジョンでは)最高。 高橋さんって一体何なんだろう。 かかしの友達かしら。 個人的には 宝くじがでてくる度に なんかモヤーとしたヤな気持ちに。 お金への執着心の現れか?(笑)

    0
    投稿日: 2006.09.12
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    面白い!! 面白ーい!! 話が繋がってくとこで鳥肌! 終わった瞬間、また初めから読みたくなる作品。 なにげにややこしい(笑)

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    投稿日: 2006.09.07
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    初 伊坂幸太郎。 いくつもの話が少しずつからまってく感じが爽快。 シンボリックな感じがいい。 他の作品はもっと面白いそうなので期待♪

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    投稿日: 2006.09.03
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    一掴みのジグゾーパズルがひとりでにパタパタと繋がっていくような感じ。話の構成はややありきたりな感もあるけど、小気味の良い展開で物語は進むのですぐ読みきってしまいました。様々な人の様々な人生は、考えもしないどこかで繋がっていて影響しあっているものなんだと思ったりしました。

    0
    投稿日: 2006.08.31
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    4つか5つの話が同時進行してて、それが最後に向かうにつれて繋がって。。。 あたしが好きなのは泥棒の黒澤さんの話とリストラされた豊田さんの話。 (豊田さんはなんとなく『海辺のカフカ』(村上春樹)の「中田さん」とだぶるけど。) 文体好きだし、キャラ設定も好きだけど、全部の話が繋がる時にもう少し大きなうねりが欲しかった気もします。

    0
    投稿日: 2006.08.29
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    重力ピエロに思いのほか感動したので、勢いでこれも読んでしまった。 重力ピエロにも出ている黒澤さんも出ていておもしろかった。 ただやっぱり、重力ピエロのほうが好きかなぁ。

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    投稿日: 2006.08.25
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    読み終えたとき、すべてのパズルが綺麗に埋まったような快感を覚えました。凄い。 群像劇だと思うのですが、ひとつひとつのシーンが生き生きと描かれていて、どのキャラクターも憎めない。 最近読んだ中では一番おすすめ。

    0
    投稿日: 2006.08.25
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    伏線が終盤でだーっと全部繋がっていくのが凄い。鳥肌が立ちました。そして読み直してまた感動。よく読んだら序盤で既に謎の内容が仄めかされている!「でもな、人生については誰もがアマチュアなんだよ」という台詞がすごくすきです。「誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。」・・・はっとさせられました。

    0
    投稿日: 2006.08.23
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    この本では色々な人たちがお互いに関わりあってるように出来てたけど、現実でもきっとそうだと思う。全てを客観的に見れたらきっとこうなるはず。

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    投稿日: 2006.08.23
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    今まで読んだ伊坂さんの本の中で一番好き。バラバラの4つのストーリーが最後にまとまっていくところは感動もの。

    0
    投稿日: 2006.08.22
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    ついてない、最低な日だったはずなのに・・・。 読み終わった後、すべてがつながったときの爽快感がめちゃくちゃ気持ちよかったです。 伊坂の作品にあるちょっとだけファンタジー(というかなんと言うか不思議な雰囲気)な感じがなんかよかった。 みんなが丸く収まるといいなーと思った。

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    投稿日: 2006.08.19
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    (2006.08.16)田舎帰り行きの電車で読みきった。lash lush rash rushなラッシュなlife。色んな物語が並行して進んでいって最終的には一つに収束していきます。犬っこ大事にしよっと。

    0
    投稿日: 2006.08.19
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    誰かの過ごした一日が誰かの一日に影響を与えている。 雑多な街の中で、数人の一日の物語が交錯する。誰と誰がどの場面で関わっているのか最初は解らないけど、終盤で気付いていく。 まさにだまし絵のよう。緻密に計算されていて感心してしまった。 宝くじがバトンになって だまし絵の展覧会が物語りの象徴となっているとこがニクイ。 ラストの終わり方がとても良かった。

    0
    投稿日: 2006.08.17
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    てんでバラバラの人々の物語が、最後にキチンと繋がるのはさすが!!と思った。でもなんとなく読むのに手間取った作品でもある。

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    投稿日: 2006.08.15
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    男版恩田陸? わりと緻密なプロット。 でも盛り上げが良かった分、オチでもっと落とし込めたはず!おしいと思った。(わ〜岡目八目。) けっこー好きです。

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    投稿日: 2006.08.14
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    バラバラだったエピソードが、ラストに向けて頭の中でゆるやかに繋がって輪になっていく感じが快感。 このひとは、感じのいい男の人、を書くのがうまいなと思います。かっこいい、でもなく、いいひと、でもなく。 ファンになってしまいました。

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    投稿日: 2006.08.13
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    06/07 さまざまな登場人物がそれぞれの物語を語りながら交差していき、他人ではあるけどどこかで関わりあってく様が一味加えて楽しい。

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    投稿日: 2006.08.12
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    交錯する4つの人生。それぞれに悩みを抱えもがく様子の中にさりげなく張られている伏線という名のリンク。しゃべるかかしの生まれ変わりか? 高橋という平凡な名の神がとても気になる。

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    投稿日: 2006.08.11
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    まったく別々の色を持った物語が時間軸の法則を飛び越えて交差するチョット不思議な物語。エッシャーの騙し絵のごとき、と脚色されているがその言葉に偽りは無い。緻密なプロット、機知に富む会話、魅力的な人物が織り成す緩やかな群青劇。温かくなれます。

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    投稿日: 2006.08.09
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    かなりおもしろいっ!! ある日の出来事が少しずつ交差され関わりあい、ある街の出来事となる。時間・状況・心情・過去の出来事と絡み合い、一体何人の人が同じ街で同じものを見、気に留め、人生の選択をしていくのか。非常に興味深い。

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    投稿日: 2006.08.08
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    伊坂さんのミステリーの中でも一際秀逸でお気に入りな作品です。最初は様々な話、人物が只複雑に交差しているだけに見えます。ですが『煽りの一枚の壮大な騙し絵』の通り、段々と一つの騙し絵のように全体が見えて来る様は圧巻です。色んな意味で一気に読まないとわけがわからなくなりますが;

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    投稿日: 2006.08.07
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    複数の物語がパズルのようにパチパチはまっていくのが快感です。今一番新刊を楽しみにしている作家さんです。

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    投稿日: 2006.08.05
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    4つの異なる話が絶妙に絡み合う、エッシャーの騙し絵のような作品。 おもしろかったけど、少しグロテスクなシーンもあったので、そこは辛かったかな。

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    投稿日: 2006.08.04
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    伊坂幸太郎の作品を読んでいると小説の面白さを再発見させられるようだ。この作品も例外に漏れずそんな一つと言える。いく人かの登場人物がそれぞれの物語を進めつついろんな所で交錯する。読み始めた時は同じ時間軸にいると思っていた彼らが実は微妙にずれた時間軸に居たことを読み手は後半になって気が着く。それと同時にそれぞれの人物の交錯と関係がフィナーレに向かいつつどんどん明らかになっていく。なんて爽快なのだろうか。群像小説のはずなのに、ミステリーのような切口を持ち合わせている。ミステリーのように感じるのに純文学の匂いもする。何より読み手としては、他の作品の登場人物との作品間の交錯がとても面白い。一体彼の頭の中はどうなっているのだろうか??

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    投稿日: 2006.08.03
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    すっごーい!!! 読み終わってからの感想。とにかくすべて理解したときは作者に感心しちゃいました。 時間軸を整理するのは難しいけど・・・ 最初は話がばらばらに出てくるので、のめりこむまでは時間がかかりました。 でもその後は一気!! 人気があるのがよーくわかりました。 重力ピエロに出てくる黒澤さんが、“本職”として出てきます。

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    投稿日: 2006.07.28
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    途中まで何がどうつながってるのか??という感じだったが、 終盤のつながり方はすごい。伊坂幸太郎3冊目だけどどれも構成が独特でほんとにおもしろい! エッシャーの騙し絵を引いているところ、なるほどなー。

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    投稿日: 2006.07.25
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    誰かに「良い本ない?」と聞かれたら、まずこの本をお勧めしています。先がわからない展開、最後に「そーなんだ、へぇー」と誰でも言ってしまうと思います。とにかく面白くてあっという間に時間が過ぎます。

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    投稿日: 2006.07.24
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    登場人物が沢山いて、それぞれ5つの話が同時進行。 「最後には、一つの場所(終幕)に行き当たるのかな?」 という点で、恩田さんの『ドミノ』を連想しました。 でも、あちらは一直線なコミカルな作品だったけど。 それに比べて、こちらは捻りがあり、5つの物語それぞれに様々なエンディングがあり、より緻密な作品に出来上がってると思いました。

    0
    投稿日: 2006.07.23
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    どんどん交錯していくそれそれの人生。 最後にパズルがどんどん埋まっていくのに似た爽快感が得られます。

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    投稿日: 2006.07.23
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    複数の主人公の物語が、読み進めるにつれて一本の道に収束する。こういった多視点の小説は久しぶりだったけど、文体は読みやすいし、物語もなかなか面白かった。

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    投稿日: 2006.07.21
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    読んでいて、「伊坂さんだなあ」と思わせてくれます。格好いい台詞がぽんぽんと飛び出してくるのは爽快! 文句なしの一品かと。

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    投稿日: 2006.07.20
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    読み終わったとき、特にここが面白い!と言うべきところが何もなかったんだけど、全体として読書中は楽しかった。なんでしょうかね、この感覚は。ライトノベルじゃないんですよ。軽いわけじゃない。単純ではなく、複雑でもない。四つのシーンと時間軸が前後して重なるという複雑な構成なんだけど、さーっと読めて、時々引っかかる格好いいセリフがあって、ひっかかってはいけないところで引っかかったわけではない。読みやすい。何かわからない。多分そこが面白いんじゃないかな。つまり、面白いんですよこれは。

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    投稿日: 2006.07.17
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    別の場所で起こった4つの事件が段々と絡み合い終結していく…と思ったら意外なからくりが。読了した後、もう一度読み直すとまた違った視点で読める。 「人生は誰しもアマチュア」この言葉が心に残った。06.07.14

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    投稿日: 2006.07.17
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    06/07/13読了★コマ切れな展開でラストの予想はしてましたが面白かったです。ラストに向けての圧倒的な収束力は物凄く緻密に計算されつくして組み立てられてるからなんだろうなぁと思いました。番外的な人物の相関も伊坂ワールドの魅力でしょうかね。

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    投稿日: 2006.07.14
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    5つの別々のストーリーが進行し、交わるストーリー。 主役(?)の異なる5つの話が進むなか、それが交わり終結するのですが、見事取りこぼしなし。小さな伏線まできちんと収まっています。 登場人物みんながキャラ確立していて舞台を見ているかのよう。 楽しめます!

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    投稿日: 2006.07.14
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    構成が見事です。世の中の全ての人にそれぞれの人生があり、誰かにつながっていて、良い日も悪い日も平等にやってくるということにあらためて気付かされる。 それぞれの主人公だけでなく、周りにあるいろいろな物事にも意味が持たせてあり面白かった。

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    投稿日: 2006.07.13
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    http://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/2314923.html

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    投稿日: 2006.06.30
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    以前、TBのお題でこれをドラマ化してで紹介したグラスホッパー の作者が書いたロールプレイング的な一冊です。 グラスホッパーを読んですっかり大好きな作家さんになった伊坂氏の著書。 期待通り、とても面白かった〜! アメブロリニューアル中に読了してしまいました。 一冊の本の中で何人かのドラマが同時進行して、しかもそれが読み進むにつれ繋がっていく面白さ。 へぇ〜だの、ほぉ〜だの・・相槌を打ちながら読み進みました。 これもドラマ化、いいだろうなぁ〜 私はどうも文中に登場する『独自の哲学を持つ格好いいアウトロー』に惹かれるもよお・・・ 現実にいたら犯罪者に変わりありませんが^_^; まだ若い作家さんです。 これから彼の作品を順じ読んでいこうと思う気持ちを確実にさせた一冊でした。 ※ラッシュライフ・・カタカナで書いてある所がミソ。 lash・・鞭打つこと(機械可動部品間の)遊び、激しく動かす lush・・豊富な、景気のいい、華麗な、酒、呑んだくれ rash・・無分別な、軽率な、せっかちな、発疹、吹き出物 rush・・突進する、殺到する、むこうみずに行動する、突撃、大多忙、忙殺、ご機嫌取り・・・ さてあなたならどれが当てはまる? そういや、私の大好きな石鹸屋さんもラッシュ・・LUSHでしたねぇ〜

    0
    投稿日: 2006.06.29
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    壮大なパズルの一片。その連続が一つの大きな絵を描きます。そこに人間が描かれているのがこの人の良いところです。

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    投稿日: 2006.06.23
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    私は途中まで読んだらとラストの予想がついてしまったんだけど。他作品とのリンクもあったりして楽しめる。

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    投稿日: 2006.06.17
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    4つの物語が交錯する。 全く関係のないと思っていた人物達の思わぬ繋がりや 小道具の活かし方が良い。 相関図を作ってみたくなる。

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    投稿日: 2006.06.14
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    伊坂幸太郎2冊目ですが、 すげぇよ、この本。 文字でできてるのに(当たり前か)、 一枚の騙し『絵』なんですよ。

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    投稿日: 2006.06.13
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    時間軸がばらばらなので混乱するところもありましたが、そこがまた、伊坂さんにしてやられた、と思うところでもありました。それぞれのお話は単体だと退屈しそうなお話だったけど、本当、この人に書かせればどんなに聞き飽きた物語でも面白く聞こえそう。時間の使い方が巧い。歩く死体には騙された

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    投稿日: 2006.06.12
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    導入部分さえクリアすれば、あっという間に読みきれる本です。読み進めるうちに、この話がどこで一本に繋がるのか想像しながら読み進めるのが楽しかった☆ 最後は、ちょっとまとめに走った気もします。が、読んだ後もさっぱりしてて、他の伊坂作品にぜひ挑戦してみたいと思えます。次は噂の「オーデュポンの祈り」読もうっと♪

    0
    投稿日: 2006.06.12
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    疾走感があって一気に読んだ。 つい普通のひとが陥ってしまいそうな狂気が描かれていてぞっとした。 黒澤は会いたくなるようなひと。素敵。

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    投稿日: 2006.06.11
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    最近話題の伊坂幸太郎。なんか狙いがいいですね。大きく読者を引きずり込もうとするのが。 本作もそんな感じでテンポ良くかつうまく絡めてます。そして最初にあるようにだまし絵のように、というテーマのはめ方と世界観の作り方がうまい。 いい気分で読めました。 好きな著者に入ってきました。意欲的な作品をドンドン出していて気になるのも多いのでこれからいろいろ読んで生きたいところ。

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    投稿日: 2006.06.09
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    空き巣に入ったことをメモして帰ることで、被害者の不安を軽くしてやろうとするプロの泥棒。 父が20階建マンションの17階から飛び降り自殺をし、偶然出会った名探偵≒神に憧れる青年。 不倫相手のプロサッカー選手と再婚しようと、自分の夫と相手の妻を殺そうと計画する女性カウンセラー。 40社連続不採用で、野良犬を拾った男は拳銃を見つける。 ビルの経営と画廊を運営する初老の大金持ちは、若い女の画家を連れて新幹線で仙台を目指す。 他にも魅力的な人物が多数登場し、交わっていたはずの道を外れたり、一瞬交差したり、ニアミスだったり、合流したり。 複雑に絡み合っているようで、実は単純な仕掛けが仕掛けられているだけの、エッシャーの騙し絵のような物語です。 もう一つ、この作品を魅力的に感じた理由の一つに、「オーデュボンの祈り」の主人公が額屋でバイトをしている点があります。 登場人物で登場するわけではないのですが、登場人物の知り合いとして会話の中に登場します。 伊坂作品の中には、こういった他の作品との掛け合いが見られるようです。 他の伊坂作品を読むのが楽しみになりました。

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    投稿日: 2006.06.06
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    さすがっ!!と唸ってしまう作品。人のつながりが様々に交差していて、最後になってあっーと納得。「オーデュボンの祈り」との関連性もやられたという感じです。

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    投稿日: 2006.06.06
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    伊坂作品、3冊目。久し振りに「やられた!」という本を読み、かなり満足です。上手く創ってあります。仕掛けは読んでからのお楽しみ、ということで。伊坂さんは、こういう小説ならではの仕掛けを創るのが、好きなのかもしれませんね。(2006.03)

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    投稿日: 2006.06.05
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    何人もの主人公が少しずつ関係を持ち、展開していく物語構成がおもしろかったです。最後の終わり方もスッキリしていて読書後も気持ちが良かったです。

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    投稿日: 2006.06.05
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    コルトレーンの曲を題名にした作者の人気作。数人称で語られ、最後に全てが一致し衝撃の結末になる。スリリングさは少ないが様々なメッセージを受ける。

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    投稿日: 2006.06.04
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    ばらばらだと思っていた話が後半で一気に終幕へ向けて収斂していく。 読み終えた後は思わず唸ってしまう。圧巻。

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    投稿日: 2006.06.02
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    よかったああああああ!!!! おもしろかった!もっと大人になって、人生ちょっと疲れた…ってときに読んだら、すっきりするかも。伊坂大好き!!

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    投稿日: 2006.05.19
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    もっと早く読んどきゃよかった!!!(笑) 登場人物多いのが好きな方は絶対面白く読めると思います。 泥棒黒澤が格好良すぎる。

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    投稿日: 2006.05.17
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    面白いけれど、これは今までの読んだ伊坂作品の中で混乱した。何回も前のページを読み返して、復習しながら考えながら読んだ作品。ただ、読めばいい作品じゃなかった。何人もの人がいて、それぞれのドラマがあって、ちょっとしたところでつながってる。人生はそれぞれ存在して、みんな必死だ。宗教を信じたり、無職だったり、人を殺そうとしたり、泥棒だったり、世の中なんでもお金で買えると思っていたり。まさにラッシュラライフ。

    0
    投稿日: 2006.05.15
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    4人と1匹の物語が交錯し合うストーリー。前作でも感じたけれど、最後の風呂敷のたたみ方がうまいよな、と思う。独自の人生哲学を持った泥棒が特に格好よくて光ってました! 「オーデュボンの祈り」の主人公が今何をしているかが出てきたりして嬉しいです。

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    投稿日: 2006.05.11
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    交錯する複数の人間模様。 世の中には大きな流れがあり、それにどんなに逆らっても 結局のところは押し流されてしまう。 自分の意思と選択で生きていると思っていても 実際は「生かされている」んだ。 人生については誰もがアマチュア。 誰だって初参加だ。 未来は神様のレシピで決まるのさ。 最初は関連性のないと思っていた話が 後半につれて、次第に関係性が見えてくる。 自分で選んでいたと思った道は、全て神様が決めたレシピ。 今日は自分たちが主役でも、明日は次の人間が主役。 その次はまた別の人間、そう人生はリレーだ 最初は複数の話を読み返しながら進んでいったが だんだん絡まり始めると、もう止まらない。 今までにない新感覚ミステリー。 ただ私的には、もっと先までの「人生」を知りたかった 面白くなってきた〜と思ったところで終わってしまった・・・・

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    投稿日: 2006.04.29
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    エッシャーのだまし絵を中心に多くの人の人生を切り抜いていく人間群像作品です。伊坂さんの群像描写はとても巧みなのでご一読の価値はありますよ。

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    投稿日: 2006.04.27
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    1人だけ不幸になってる気がするのは気のせいか?そのせいでどうもすっきりしない。でも気持ちよく全部がつながって面白かった。

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    投稿日: 2006.04.09
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    オーデュボンで伊坂作品に味をしめ、挑んだ二作目。 この作品の前に恩田陸さんの『ドミノ』を読んでいたので驚きはなかったけれど…それでも話の繋がり方がさすがだと思った。

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    投稿日: 2006.04.06
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    救われない話のようで、最後救われた気がした。 こういうオムニバス形式の話って好き。 でも、最後の方、時間が前後して少しややこしかった。

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    投稿日: 2006.04.06
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    「オーデュボンの祈り」を読んでいると思わずニヤリとしてしまう。読んでいくうちに登場人物それぞれの物語がどんどん繋がっていきます。

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    投稿日: 2006.03.28
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    ばらばらの物語が読んでいくうちに端々で繋がっていく・・・と思ったらよーく読むと「??」となるのです。

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    投稿日: 2006.03.23
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    正直いらいらしました 笑 これこそインザプールより最後よみたくなる感じ 笑  でもさいごすっきりはしましたね。 いろいろな人生があって、すべてがつながってて。 オーデュポンのが個人的にはすきですね。 でも、黒澤だけは好きですね。 黒澤だけはすっごく好感もてるし、でてるとき読んでてたのしかったかな〜。 でもやっぱ伊坂さんすきです。

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    投稿日: 2006.03.18
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    時間のあるときに一気読みしたい本! 仙台が舞台なので、仙台在住の私は情景が浮かびやすく引き込まれます。

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    投稿日: 2006.03.14
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    はじめ「期待はずれ…?」と思ったけれど読み進めるとどんどん引き込まれて行く。 最後の一行を読んだ後、すぐに一ページ目から読み返してしまった! (2度目は作品内の伏線にほくそ笑みながら。) 別の作品とのリンクもあって楽しめて、セリフもいい。 『人生については誰もがアマチュアなんだよ』とかね。

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    投稿日: 2006.03.10
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    こういうこと思いつく人ってたくさんいると思うけど、実現できる人って少ないと思う。いったいどーやってこういうの考えるんだろ。本質的に頭が死ぬほど良い人は何も考えずにかけるものなんでしょうか?できればその論理思考を見たい物です。

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    投稿日: 2006.03.09
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    話をひろげてから集約させるのが、うまいなぁ。 優しくて、優しくて、透明な話。 黒澤、素敵。 わんわん、愛。

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    投稿日: 2006.03.09
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    伊坂幸太郎にはまるきっかけとなった傑作ですね。色んな人のストーリーがそれぞれ影響しあいながら折り重なっている群像劇が、長坂氏のゲーム「街」のようで面白いのですが、時間軸が…これは映画化とか実写化は難しいですな。イヤーホンに傑作ですね!伊坂作品の取っ掛かりとしてお勧めですなー。第2弾も2006年に出るみたいですし、おすすめなり!

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    投稿日: 2006.03.07
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    社会的地位も、信じているものもまったく違う登場人物の、それぞれの思惑がやがて壮大なパズルを形成する。 もちろん、それがわかるのは神様のような存在の読者だけ。

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    投稿日: 2006.02.14
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    話しの途中はわくわくさんで、ラストでは全てが一つになる。 なんて大胆でなんて繊細なんだ。最近大好きな作家さんです。

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    投稿日: 2006.02.08
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    泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。先の読めない展開に引き込まれちゃいました。

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    投稿日: 2006.02.02
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    大満足 時間軸のずらし方と登場人物たちの関わり方が上手すぎて上手すぎて、感動しました 泥棒黒沢がなんといってもかっこいい 久しぶりに、読み終わってすぐに読み返してしまう作品に出会えました 完璧

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    投稿日: 2006.01.19
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    本当にすばらしかった。終わりに近づくにつれて、胸の高鳴りが抑えられなくなった。スゴイスゴイスゴイ!どこまで組み合わさるんだ?5人の物語がある女の子を救うことになる。それもひとつの部分でしかないことだが。パズルが完成し、思いつく言葉はなくため息だけが漏れる。

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    投稿日: 2006.01.12
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    ツボです。作者の構成のうまさに脱帽しました。何気なくとった行動も、どんな些細なことでも、少なからず他人に影響を与えている。影響が影響を与えて広がっていくわけで。そう考えると、もしオレがいなかったらコイズミさんも首相になってなかったかもしれないな。・・・んなわけないか。でも無くても良いものなんて無いってことですよね。傑作と言いたい。ゼヒ読んでみてください。

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    投稿日: 2006.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5つの物語が展開されて行くのだけど、最後の方は時間軸が分からなくなって混乱しました。しかし伏線の張り方が恐ろしいほどに綺麗で!個別の5つの物語が、意外なところで交錯する様が愉快でした。私的には泥棒と無職のお話が好き。

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    投稿日: 2006.01.08
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    伊坂幸太郎の本大好きです!複線とかとにかくいろいろからまってて。 この本は人がたくさん出てきて大変でした(笑)

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    投稿日: 2006.01.02
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    「チルドレン」に続いて読みました、伊坂幸太郎の作品。五人の登場人物が織り成す、不思議な話。読んでて飽きません。この作者がかなり好きになりました。

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    投稿日: 2005.12.30
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    「死んだ男の幸せまで考え始めたら、キリがないわ」 そりゃそうだ、とつぶやいて頭にこびりついてしまった登場人物の一言。 初めて読んだ、洒脱な言葉を操ると評されているこの作家。洒脱ってどんな意味?という疑問はさておき、確かに引用したくなるような文が、散りばめられている。これからちょっと伴走してみようかなと思う作家。 この本を構成する複数のストーリーをひとつの時間軸にならべてダイアグラムを作るとひとつの仕掛けが浮かび上がる面白い作品。ミステリーとしてもちゃんと完結しており、読み進むと気分が乗ってくる本。

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    投稿日: 2005.12.28
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    なんだこの不思議さな美しさは! 数名の登場人物が織り成す不思議なタペストリー。 いやこれはむしろあれだ、日本庭園の美だよ! ひとつひとつの植え込みや石や池がそれぞれの美しさと謎とを秘めていて、語りかけてくるような。 そうしてひとつひとつの物語に耳を傾け、堪能し、溺れそうになりながらふと顔を上げ全体を見ると、またそこに別の全き美があるんですよ。 そしてまた訪れる季節によって庭が姿を変えるように、この小説も読むたびに読み手の心情によって受け取り方は変わるんだろうなと思う。 不思議な小説です。うん。

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    投稿日: 2005.12.25
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    ズレた時系列と絡み合う物語がなかなかに良い。そしてそれを完全に最後まで読者に分からせないようにするのではなくて、ちょっとずつ繋がりを見せて行く、ってカンジ。若干ん?って思う表現もあったりするけど、かなり完成度は高いと思います。

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    投稿日: 2005.12.22
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     群像劇というやつ。伊坂さんの得意な手法らしい。切羽詰った(?)わけありの5人と、彼らを取り巻く色んなひとの思惑が交錯して、最後にはひとつに繋がっていく。複雑なごたごたがほどけてゆく様が見事だ。すごいドラマ。

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    投稿日: 2005.12.20
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    パズルのような人間関係だけど、全然混乱させない人物描写がすごい。 最後は何故か前向きな気持ちになれる不思議な作品。 これではまった。

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    投稿日: 2005.12.15
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    歩き出したバラバラ死体、解体された神様、鉢合わせの泥棒。無関係に思えた五つの物語が、最後の最後で一つの騙し絵に収録する。これぞミステリー! 5つの物語が個々に進んでいき、最後キーワードとして出された点が線で結ばれる。その技量は上手く、やられた〜となる作品。時間軸がバラバラなので再読してみると面白い。

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    投稿日: 2005.12.10
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    初めての伊坂幸太郎作品! 最初ややこしいけど、どんどん引き込まれていく!おもしろかった〜。 (2005.12.4)

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    投稿日: 2005.12.07
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    時系列が微妙に交差したストリーが匠に組み立てられていて面白い。パタパタと種明かしされて行くのでテンポよく読めていいのだけど、後半の種が明かされてからの辻褄合わせの部分に処理してる感がただよっていてちょっと飽きる。 文章にももう少しクセがあってもいいかもね。

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    投稿日: 2005.12.03
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    いわゆる群像劇ですが、著者の巧みなテクニックにより、見事にヤラレます。いろんな意味で。 個人的には、ゲームソフト「街」が大好きなのですが、このザッピング的感覚を映像の力を借りずにここまで魅せてくれたのは初めてです。ぐっときますよ。

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    投稿日: 2005.11.23