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沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-
沈まぬ太陽(一) -アフリカ篇・上-
山崎豊子/新潮社
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総合評価

354件)
4.2
146
121
46
10
2
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    実はこの本、入院するために病院へ行く途中、入院中暇だから読もうと思って買った本。 以前から読もう読もうと思っていながらなかなか手が出なかったんだけれど、入院を機会に購入。 が、なんだか重そうで、入院中は手に取ることすら無かった。 で、1月の半ばにやっとのことで読み始めた。 1巻目の感想は、導入だからなんだろうけれど、「なんだかダラダラと回想が続くなぁ」。 いろんな背景を紹介するためのものだろうから仕方ないんだけれど、ずっと平坦な感じでなかなか読み進めることが出来ない。 正直、まだ面白さは感じられない。

    0
    投稿日: 2010.10.09
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    すごくいい。が、一人の男の人生をここまで無情に描き続け、なかなか明かりが見えてこないこところがつらい。すごく重い話なので、読み進むのにエネルギーが必要。

    1
    投稿日: 2010.09.28
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    これは潰れるわ、NAL…。 というより、今までもったことが奇跡。 内容の半分でも本当だったら、今回も120%再建は失敗するんでしょうね。 人は憎しみやエゴで、ここまでえげつないことができるのか、感情がこじれにこじれると、どーにもならないところまで行き着いてしまうんだ、ということに、呆然。 御巣鷹山編は、つらかった。 特に遺書は…。 知ってることだったけど、こうして読むとたまらない気持ちになります。 ただ、旦那さんが飛行機に乗る日に読むのは自傷行為でありました。怖い! この作品の手法(冒頭にある「この作品は(中略)事実に基づき、小説的に再構築したものである」)は、諸刃の剣、だと思う。 どれが事実か判断できないし、真実ってひとつじゃないから。

    0
    投稿日: 2010.09.22
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    もうこれは実際に読んでみるしか、何も伝わってこないと思う。 よくここまで取材ができたと感服します。

    0
    投稿日: 2010.09.09
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    日航の実態を理解するにはまずこの本を、 と会社の偉い人に薦められ、その日に購入を決定。 5巻もある~~~。涙。 とか思ってたけど、あっという間に読み終わりました。 実話を元に…ってことだけど、どこまでが実話かが あいまいなので、影響されやすい私には少し危険。

    0
    投稿日: 2010.08.26
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    理不尽。 人はここまで醜くなれるものなのか…。 信念を持つだけではだめだと思う。 その信念を通しても、反発に耐え得る力が必要だ。 力が無ければ、信念を通そうとしたときの反発に耐え切れない。 守るものが多ければ多いほど反発が与えるダメージもでかい。 しかし、力の無い状況でさえ信念を貫き通す主人公達のことを考えると、畏敬の念を抱かずにはいられない。

    0
    投稿日: 2010.08.15
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    「沈まぬ太陽」は全5巻。以下、軽く内容を紹介しますが、ネタバレになることはないでしょう。 国民航空労働組合委員長の恩地が賃上げと格差是正を訴え、勝利するも、流民のような扱いを受けるのが「アフリカ篇」2巻。 「御巣鷹山篇」はむしろ、全体からは異色なタッチ。遺族や生存者の方は実名であり、ほぼノンフィクションタッチで描かれます。主人公、恩地は遺族係として、語り部のような役割を果たします。 「会長室篇」は、航空機事故後の国民航空の再生が描かれます。繊維会社会長が首相の肝いりで国民航空の会長に就任。労務対策のひとつとして、過去最大の労組の委員長をまとめた恩地の手腕が買われ、会長室に招かれるという話。 「沈まぬ太陽」は小説という形を取りながらも、「御巣鷹山篇」で分かるように、丹念な取材の上、構成されており、ジャーナリズムがこれまで切り込まなかったところに果敢にメスを入れています。主人公、恩地をはじめ登場人物の多くにはモデルがあり、かなりきわきわのところまで描いていることが分かります。 「御巣鷹山篇」はノンフィクションの手法で、JALを告発しながらも、全体としては架空の話として、逃げ道を作り、巧みに裁判沙汰を避けている。山崎作品の特徴はモデル小説ですが、その技法の極みが「沈まぬ太陽」にはあるように思えます。 それは山崎さん自身が新聞記者出身というところが大きいのでしょう。 今日、映画化が実現したのは、モデルとされた政治家が亡くなったり、権力の中枢から下りたということが大きいようです。モデルとされる人物は、ネットで調べていただければ、すぐに出てきますが、ある程度の年齢の方なら分かる大物ばかりです。 最初に読んだのは10年前。当時は「御巣鷹山篇」が印象に残ったのですが、今回の再読で、2巻に及ぶ「アフリカ篇」にこそ、山崎豊子が書きたかった部分があったのではないかと思うようになりました。 現に当時の山崎さんのインタビュー記事(一読の価値あり)を読むと、アフリカで恩地のモデル、小倉寛太郎氏(故人)との出会いが執筆のきっかけになっていたことが分かります。 恩地は会社のために、仲間のために会社と対峙したわけですが、その結果、アカのレッテルを貼られ、カラチ、テヘラン、ケニアに10年近く左遷されます。小説では恩地は2度、ケニアに飛ばされるのですが、実際の小倉氏は3回、ケニア駐在を命じられるというのも、すごい話です。 「沈まぬ太陽」でよく批判される点は、モデルの小倉氏は御巣鷹山の事故には関わっていないということなのですが、そこに、批判の意味はないと思います。 また、同小説は労働組合のあり方、意味を正面から描いた数少ない小説ともいえます。 労働組合に携わる方にはぜひ読んでいただきたいのですが、労使うんぬんを越えて、人間の生き方を示した普遍的な小説です。

    1
    投稿日: 2010.08.12
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    全巻を読んだのはもう7年前ぐらいになるがその衝撃振りは忘れられない。このたび映画化になって当時の感動を思い出しました。企業の思惑に翻弄されながらも筋を曲げずに生きていく主人公の生き様に共感を覚えますが、自分ならどうするかといえばそれはまた考えさせられます。 しかしこの小説のモデルがJALであるというのはみんな知っているところ。JALって昔からこんなんだったのでしょうか?

    0
    投稿日: 2010.07.29
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    最初のアフリカ編は辛く、読めば読むほど、 僻地に飛ばされていることに、辛く、毎晩 「早く日本に戻して・・・」と山崎豊子に訴え、 日本に戻っても、やっぱり現実は甘くなかったです。 事故のことは、色々な小説とかになっていますが、 この内容は、知らなくてはいけないことだと思う。 そして、忘れてはいけないとおもいます。

    1
    投稿日: 2010.07.12
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    5巻まで1週間で一気に読んだ. これが実話を元にした話とは信じられなかった. こんなの出版しちゃっていいの!?て感じ.

    1
    投稿日: 2010.06.27
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    航空会社で働く低待遇の労働者のために 労働組合の代表として、権利を獲得しようと身を粉にして働く恩地。 すごく切れ味のある人で、読んでいてとても気持ちがいい! 会社の重役たちとの団交で、物怖じしない物言いは 読んでいて、励まされさえしました。 でも、この名誉な働きぶりは、重役にはやはり気に入られるわけがなく、無念のせきにかられました。 どんなに一生懸命正義が立ち向かおうとしても 一度悪に手を染めた輩は、手段を選ばずに正義を踏みにじる。 こんなことが陰で横行している世の中で生き抜くしかないなんてかなしい。

    1
    投稿日: 2010.06.16
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    JALの体制、御巣鷹山飛行機事故、、、忠実且つ慎重な取材から描き出したノンフィクションかと間違うフィクション。 読んでいて感じるのは憤り。 腐った組織に対して、組織を蝕む人の卑しい心に対して、 犠牲者の無念さに対して、その家族の残された辛さに対して、 正義、信念を力で押しつぶす人、権力に対して。 そんな、信じるほうが馬鹿を見る気がしてくる中だからこそ、 正しいことを信じ、それを行動として貫く姿勢が光る。 社会人になって何年か経ってから読むとリアルにわかる部分が出てきて余計重みが増す。 年度の切り替わり等の節目に読んでみてほしい。

    0
    投稿日: 2010.06.15
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    山崎豊子さんの情報収集力とその構成力に感嘆。 実話ベースで作られているため、非常に興味深い。近年問題になっていたJALの労働組合の問題提起なども行っている。また、二度と起こしてはならない会社人事の問題などが中心に描かれており、こんなことが現実に起きていたかと思うとぞっとした。

    0
    投稿日: 2010.06.06
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    重い… 暗い… 辛い… 途中かったるくなって、読み飛ばしちゃいました。 某航空会社がモデルとされてるらしいけど、いまあんなことになったのが頷けるような。 いつ面白くなるんだろう。 取り敢えず、3巻くらいまでは読んで見ようと思います。

    0
    投稿日: 2010.06.02
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    ずっと難しいイメージで避けてた山崎豊子さん。 読み始めると、結構いける感じ。 面白い。 ぐちゃぐちゃな中で戦い続ける様子がかっこよい

    0
    投稿日: 2010.05.29
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    大企業の企業と組合の対立の厳しさ。 組合長に任命された恩地元の厳しい境遇の中の毅然とした姿勢・人柄は素晴らしい。

    0
    投稿日: 2010.05.29
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    映画は良かった。本で読むとあまりの悲惨な状況、それに耐えるマゾヒスティックな主人公に耐えられず上巻の8割ぐらいを読んで断念。これを6冊は読めない。

    0
    投稿日: 2010.05.28
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    J○Lがモデルと言われている小説。組織って恐ろしい…。興味深かったです。 すべてが真実とは思わないけれど、今の状況を見るに、だいぶ真実と近かったんだろうなとは思う。 航空機用語やら、政治用語やらがいっぱいで難解ではあるけれど、ある程度は読み飛ばしても話の内容はわかります。

    2
    投稿日: 2010.05.20
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    アフリカでのハンテイングにのめりこむ主人公の気持ちが、読み進める内にわかりました。そこにある怒り、を。 また、会社勤めの経験がない自分は幸せだったのか、と思ったり、 世間知らずの自分を子どもだと感じたり。 もう十分な年齢を積み重ねているのに、自分の知らない社会の組織の権力闘争、パワーポリティックスというのかなあ、政治性の一端を知ることができて、社会や新聞などを見る目が変わった気がします。 まだ小学生と中学生の我が子には薦められないけれど、いつかこのシリーズを手にとって欲しいと思いました。

    1
    投稿日: 2010.05.19
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    全5巻読了。あっという間だったな。それにしても壮絶かつドロドロ。とてつもないドラマ。恩地元を巡って、これでもかこれでもかってくらいにいろんなことが起こる。魑魅魍魎とはこのことかって思い知らされる。全てを事実とは思わないし、あくまでフィクションではあるんだけど、なんとまぁ、どこまでもひどいなぁっていう、特殊法人のイカレっぷり。山崎豊子作品は実際にあったことをモチーフにするっていうよりか、もうモチーフっていう次元ではなくて、ほとんどそのものでもう既にどんな作り話よりも衝撃的なものを孕んでいるんだからいいでしょっていう部分が多分にある。けど、それは確かにその通りだと思う。味付けさえすれば、もうそれだけで充分。地球上で最も危険な動物、それは人間。(09/11/20)

    0
    投稿日: 2010.05.15
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    能力のある人間が、自分を貫き通し、 正しいと思う事に邁進し、組織と正面切って戦う話。 確かに面白いが、途中で飽きます。

    0
    投稿日: 2010.05.12
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    知り合いが読んでるってのに触発されて、「(自分としては全然記憶ないけど)犠牲者の中に小さい頃一緒に遊んでた子がいるのに、俺はその事故についてよく知らないし、この本も一度も読んだことがないのって、どーなの?」って思って、今さらながらに「よし、一回ちゃんと読もう。」って読み出した本。 山崎豊子さんて、ドラマにもなった「華麗なる一族」とか「白い巨塔」とか書いてる人なんだって。 ドラマ結局見なかったけど。原作も読んだことなかったけど。最近までこの人のことすら知らなかったけど。 で、読んでみた感想をば。ネタばれしまくりなんで気をつけて。笑 ほんとは、全5巻読んでから感想まとめて書きたかったんだけど、2巻まで読むのに2週間強かかってるから、、、このまま行くと全5巻読み終わるの8月のお盆前くらいになりそうで、絶対最初の方忘れちゃうんで小分けに書こうかな、と。 まずは、ひさびさに小説読んだんで、文字の多さに疲れました。苦笑 でも、逆にひさびさだったんで新鮮でした。 いつもは本読んでもスポーツ、株、資産運用、旅行、仕事関連、あとは詩集みたいなのって感じで、読んですぐ使えるジャンルのものが多かったんで、そういうジャンル以外の本もおもしろいなって思いました。 内容については、最初は俺と同じように会社で働いてる人たちの環境を改善する為に戦ってく話で、俺らがまさにやってきたことを時代や会社は違うけど書いてあって、親近感持って読んでました。 会社にとって、俺たちってどういう存在なんだろって悩むときも確かにあったし、業務時間削って対応することもあって、チームのパフォーマンスを落とすことに直結しちゃって申し訳ないと思いながらも「頑張ってね」って後押ししてくれる人がいたり。 好条件で妥結できたら「良かったなー」ってホントに思った。 でも、要求を呑んでもらえなきゃストにつながる。 で、そのストで影響を受けるのは、民間人。 俺らの会社は、民間への影響はそこまでないけど、やっぱ運輸業ってのはその辺特殊だなって思います。 首相だって、官僚だって、会社役員だって、スポーツ選手だって、芸能人だって、俺らみたいな一般人だってみんな足として飛行機や電車、バスを使ってる。 そんな中で、組合の活動として当然のストを行っただけで、その後の不当配転に次ぐ、不当配転。辞めろと言わんばかりの人事。会社に居場所がなくなるのってどーなんだ。 なんか、ものすごく疑問を感じた。 というか、読んでるだけで怒りを覚えることもあった。 でも、ここで「やってらんねー」って今の若者だったら即会社辞めちゃうとこだと思うけど、この主人公は筋を通して言うことは言いながら、ちゃんと仕事はしながら、そんな会社の仕打ちに耐えた。 通算、10年間。これって、すごい。ここまでできるのかって思った。 今の俺には、恥ずかしながら耐えられないと思います。 こんな人がホントにいたら(実際いたらしいけど)、なんて尊敬できる人なんだと思った。 その間、「今までの自分を償えば許してやるし、昇格もさせてやる。」って甘い言葉にも「筋が通らない。」ってキツイけどのらずに、耐え続けて。 会社のことより自分の保身のことだけを考えて、甘い汁だけ吸ってる、仕事なんか何もできないような奴が自分を出し抜いてってる状況に、切れず。 こういう会社に一番大事なのは「人の命を預かってる」って自覚だと思うけど、それを持たない連中がいることは、やっぱ残念に思います。 相手のことを考えて。自分にできることを考えて。 自分のしてることを客観的に見て。 なんでそうやって動けないんだろ? なんでいつも、自分のことだけなんだろ? ものすごく、考えさせられました。 多分、どこの会社でもあることなんだと思うし、仕事だけじゃなくプライベートにも通じるとこはあると思う。 「No」って言える強さ。 誰かの為に動ける強さ。 誰かを守れる強さ。 口だけじゃなく、中身を伴った強さ。 俺も、いろんな意味で強くなんなくちゃいけないすね。 あきらめたらそこで試合終了だよ。

    0
    投稿日: 2010.05.10
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    日航機墜落事故を起こしたJALがモデルの小説。 動労組合の委員長に就任し経営陣と労使交渉を進める主人公恩地だったが、その後、アフリカへ飛ばされる。 恩地の苦難の人生の始まりだった。

    0
    投稿日: 2010.05.08
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    不毛地帯を読んで、不満足だったので再挑戦。 最初は面白いのだけれど、 山崎さんの終わりの方はいつも不満。 城山三郎の「官僚たちの夏」と同じ気持ちになる。 所詮私には男のロマンてものがテンで分からないらしい。 もう山崎作品はいいや。

    0
    投稿日: 2010.05.07
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    大感動。すばらしい小説だった。何度か鳥肌がたって泣きそうになった。恩地の純、真摯なところ。国見会長との信頼関係。すごく男っぽさを感じた。そして世の中の理不尽さに全く納得がいかなかった。すごく人間の泥臭さが描かれていた。この本を読んでなにを学んだかというと、まず恩地の忍耐力。こんな状況でも頑張っているんだから、今の私の状況などなんでもないことに思える。やっぱり人との信頼、本当に大事。社会に出て痛感。やっぱり最後はそこに戻ってくる。山崎豊子の表現力、正確さ、鋭さには脱帽。

    1
    投稿日: 2010.05.02
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    今まで読んだ山崎豊子の本の中では一番重く、読み進めるのが辛かった。アフリカの情景描写が素晴らしいが、ところどころ長くて読み飛ばしてしまった。

    0
    投稿日: 2010.04.27
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    愚弟の本 内容(「BOOK」データベースより) 広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。

    0
    投稿日: 2010.04.22
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    最初の2冊は、東都大学を出てエリートコースを歩むべくして入社した主人公が、国民航空で労働組合の長に無理やり任命され、1年の約束が2年となり、やっと通常業務に戻ったところで海外勤務を命じられるストーリー。 海外勤務は2年で終了するという会社の規定がある。 しかし、2年の勤務を終了した後もテヘラン・カラチ・ナイロビなど中近東~アフリカを 次々と異動の辞令が。なかなか日本に戻れない。 その理由は、会社の労働組合に加入し、ストを指導したから。 ストの日は総理が乗車する予定の日であり、アカのレッテルを貼られたのだ。 機会を作って人事の冷遇を訴えるが、陳謝しろと言うばかり。 最終的に社長に直訴に行くも、海外をたらいまわしにされている間にその社長も病死してしまったのだった。 10年にもわたるたらいまわしの間に家庭が崩壊しかける。 そんな主人公を励ましたのは、アフリカのすばらしい自然だった。 絶対に自分の信念を曲げない主人公の強さ。 ここまで自分を通すのも どうかなぁと思ってしまうほど。 家族が悲しむのを見ても、どうしても自分はわが道を突き通す。 もちろん、私利私欲に身を任せて手のひらを返すような人物が沢山でてくるなかで、 そこに流されない強さを持つというのはすごい。 こんな旦那さんだと大変だろうなぁ・・・と客観的にも妻の立場になってしまう私。 どうしても損得勘定が働いてしまうし、職場でもこんなに強くは働けないなぁと思う私。 ドキドキハラハラの展開についつい電車を降り忘れそうになることも。 人間の感情(黒いところとか)の表現もスマートだし、アフリカの自然の素晴らしさの表現が 行ったことないのにその場にいるような細かい描写で、壮大なアフリカを体験したような気分にさせてくれる。 ライオンを撃つときなどのハラハラ感もあり、 ひどい人事に腹を立てたり、涙したり、 分厚いけど魅力たっぷりの、どんどん先を読みたくなるストーリーですよー。

    1
    投稿日: 2010.04.21
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    これは面白い。次の展開がどうなるか、ドキドキします。アフリカ篇からは、御巣鷹山の話になるとは想像できませんでした。

    0
    投稿日: 2010.04.10
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    会社に歴史あり。とはまさにこのこと。 大企業に入ること、 それは万人の努力と報われない努力が 時間とともに幾つも交差し どうしようもない逆境に歯を食い縛る 人間関係って さまざまな外因、内因に揺さぶられながら 創り上げるもんだなって思った。 屈せず人として己の正義に徹する恩地さん、 かっこいいって思ったのはその徹する精神力です。 勉強になりましたーーー!!!!

    0
    投稿日: 2010.04.10
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    社員がより良い環境で働ける事を目指して奔走する組合委員長の恩地さん 時代はまだ昭和30年代 縁故採用や政治家の息のかかった人達ばかりがいい目を見る 会社に楯突く恩地さんは僻地に飛ばされ苦難な生活が始まる なんかなぁ 世の中まだまだこんな事がまかり通っているままなんじゃないの?と思う

    0
    投稿日: 2010.04.08
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    難しいけど面白い。正しいことをしても人生ってうまくいかないものだ。でも、正しいことをしている人は強い。

    0
    投稿日: 2010.04.05
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    全巻読んだ。会社からひどい仕打ちに遭っても反発・抵抗はするものの結局は受け入れる主人公の生き方に驚く。図太いというか、根性があるというか、とてもまねできない。本を読んだ後、映画も観た。小説ほどの感動はなかったが、飛行機事故やアフリカのシーンでのビジュアルでの迫力はあった。

    0
    投稿日: 2010.04.02
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    ~内容(「BOOK」データベースより)~ 広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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    投稿日: 2010.04.02
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    恩地元のまっすぐな生き方に惹かれ一気に読破。 日本のナショナルフラッグの光と影は、 今の大企業の歴史と重なる部分もあるのではないだろうか。 正義、まじめ、正直・・・ 世の中では美徳とされつつも煙たがれるコトバ。 挫折しない崇高なまでの生きざまはもはや真似はできないけど なぜか憧れる。 映画もグッドでした。

    0
    投稿日: 2010.03.25
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    (「BOOK」データベースより) 広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。

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    投稿日: 2010.03.18
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    この本に限った話じゃないんですが、山崎豊子さんの本ってとてもいい娯楽。何より素晴らしいのがすぐには完結しないので、次に何を読むか悩まなくていいトコロ。こちらも美味しくいただきました。1巻。

    0
    投稿日: 2010.03.02
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    どこまで信念貫けるか 人間として 腹ただしいほど煮え切らない役員 理不尽な仕打ち 裏切り 私なら人間不信に陥るか この半分もできず、会社辞めるだろうな というのが今のほんとのトコロ とはいえ続きはたのしみ!

    0
    投稿日: 2010.03.01
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    涙なくしては読むことができない本です。詳しくはこちらで→http://aterui0427.blog.so-net.ne.jp/2010-02-05

    0
    投稿日: 2010.02.18
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    これは面白い。山崎豊子作品初めてだが、ほんとにこの人は調査を重ねて執筆してるんだなと思ったよ。 エリートコースを歩んできた主人公「恩地元」は国民航空の社員。ある時突然、労働組合の委員長になってから、彼の人生の歯車が狂いだす。労働組合員のために、給料アップなど尽力するも、社長や労務部長の反感を買い、彼は異国の地へ・・さて2巻を読もう。

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    投稿日: 2010.02.14
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    戦後間もない時代。天下り、馴れ合いダレ合いの組織、意に添わぬものへの懲罰人事。腐敗した企業とそこに立ち向かう社員の戦いを描いた物語。 限りなくノンフィクションに近いフィクションであり、モデルがあの最大手航空会社だけに言葉を失ってしまいます。 本書を読む中で、日本経済新聞の『私の履歴書』で国鉄民営化を行うにあたり直面した反対勢力の陰湿な嫌がらについて書かれていたのを思い出しました。 どちらの話もあまりの不条理さに、そんな事実があったのかと疑いたくなります。 内部告発などの制度が出来た今でも、企業の不祥事が後を絶たない現代ですが、これらの陰湿極まりない事例を考えれば、驚くほどクリーンになっています。 それは、どの会社においても決して反対勢力に屈しない心を持った先人の存在あっての事なのでしょう。 本作品は文庫版では全5巻でアフリカ編が2巻まで。この後、御巣鷹山編、会長室編とつながっていくのですが、残り3巻に渡り主人公が理不尽な目に遭うのかと思うとちょっと読むのを躊躇してしまいます。

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    投稿日: 2010.02.11
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    飛行機墜落事故後の航空会社社員の人生。薄っぺらな感動でなく、信念を貫く男の熱さに涙が止まらなかった。映画もよかったけど、このスケールを納めるのは時間的に無理

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    投稿日: 2010.02.06
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    山崎豊子作品は白い巨塔以来、2作目。 間違っちゃないんだけど、不器用な、筋を通したい男の話ですな。

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    投稿日: 2010.01.22
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    本書は2009年に映画化され、大変話題になった原作本。 国民航空という架空の航空会社が舞台となり、恩地元という1人の社員が主人公となり進められる。一応フィクションという体を取っているが、特殊法人でナショナルフラッグキャリア、という設定になっているので、日本航空をモデルにしているのは誰でもわかる。 本巻ではエリートとして将来を嘱望されていた主人公が、ひょんなことから労働組合の活動に参加してしまったことにより会社から疎まれ、中近東へ飛ばされ、更に内規を無視してアフリカにまで飛ばされてしまうという話し。

    0
    投稿日: 2010.01.17
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    不謹慎であるけれども何かと話題になってしまう会社の姿をちょっと知ってみたいのと、冬休みに落ち着いてまとまった時間があるのをきっかけとして読んでみたと。 歯応えありすぎな作品でした。 フィクションとは言え、こういうリアルに近い話が本当に展開されているとしたら、この会社に対してぞっとするものがあるけれども・・・。 4巻と5巻でのストーリーは環境が一変するけれども、変えることの難しさを痛感させられた。そりゃ美味しいものを手放せと言われて「はい、わかりました。」で済ますわけがないし。 会長室篇が会社の体質が変わって・・・みんなハッピーというオチを期待してはならない独特の重みを痛感させられるストーリーで。。

    0
    投稿日: 2010.01.04
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    この本が刊行された頃イの一番に読みました。 確かこの本も悲しくて、ノンフィクションと思わせる描写に何度も涙を拭いたのを覚えています。 山崎豊子さんの作品は大好きなのですが 取材や勉強をされてのかなりクオリティ、リアリティの高い作品が多く、悲しい作品は悲し過ぎて二度と開くことはありません。

    0
    投稿日: 2010.01.02
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    ほぼ事実に基づくとかで、山崎豊子さんの取材能力みたいのには恐れ入る。ただ主語なしで唐突に話し手が変わってたりちょっと文章には違和感があったけど。 国民航空の組合委員長を引き受け真剣に労働環境や賃金の改善に努めたことから目を付けられ、報復人事としてあちこちの僻地へ飛ばされる恩地さん。家族がかわいそう過ぎるが渋かっこいい。 パキスタンでの生活もリアルに描写されていてよい。

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    投稿日: 2009.12.24
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    リアリティのある内容で、読み応えのある作品でした。次巻以降も期待の一冊です! (概要メモ) 労組の委員長として、従業員のために会社と戦ってきた恩地。その結果、恩地は会社側からは疎まれる存在となり、報復人事を受け、環境の劣悪な地への異動を伝えられる。 恩地はその不当な扱いに不満を抱くも、一社員に戻った今、何もできないことに苛立を覚える。そんな中、現在と同等レベルの地への異動を言い渡される。

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    投稿日: 2009.12.23
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    会社が、一人の人間をここまで追いつめるとは…。華やかな航空会社の裏側に渦巻く、安全を忘れた野望の世界。会社との熾烈な闘いに敗れた主人公は、謀られて中近東のカラチ、テヘラン、そしてナイロビへと海外をたらい回しにされた。家族とも離れ、たった一人アフリカの大地で、大自然と対峙する現代の流刑の徒は、企業という“猛獣”に、不屈の戦いを挑んでいた。現代を抉り、人間の真実を問う、今世紀最後の傑作。  日本を代表する航空会社の凄まじいまでの腐敗。85年の御巣鷹山事故の衝撃を出発点に、その内実を描いたノンフィクション・ノベル。全5巻の大作ながらベストセラーになった。労組活動を「アカ」呼ばわりされ、海外の僻地勤務を命じられた主人公・恩地に、リストラ社会を生きる人々の共感が寄せられたのが一因だろう。だが、もっと重要なのは、だれもが知るあの会社をモデルに実在人物をも特定できる形で汚点を紡いだ「蛮勇」ではないか。たとえ事実と創作の混線ぶりが気になるにしても。「白い巨塔」の財前や「不毛地帯」の壹岐でなく、企業内で黙々と働く恩地が英雄という閉塞時代に、私たちはいる。

    0
    投稿日: 2009.11.29
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    3部5巻からなるこの大作。 1巻はパキスタン、インド、ケニアとたらい回しされるアフリカ篇。 某ナショナル・フラッグ・キャリアの「国民航空」の腐敗を 「事実に基き、小説的に再構築」したこの作品。 なんだかんだ言ったって、最近結構飛行機にも乗るし、 裏側を垣間見ると、ちょっと不安になります。 今回はANAで往復しましたが、前回の11月の出張の時はJAL。 JAL乗りながら、3巻の御巣鷹編を読んで号泣していた俺って。 ブックカバーしてあるから、何読んでるか分からないだろうけど、 ちょっとヤバイ人でしたね。 そう言えば、事故も多いし、不祥事多かったから JALが嫌いで、スターアライアンス派だったんだってことも 思い出したりしながらも。 最近は、時間帯がいいと気にせず乗っちゃっている自分も いたりして。そもそも、トラブルは収まっているわけではないんですが。 中国にいると、日系よりも、やっぱり中国系のキャリアの 整備のほうがもっと不安。 最近、中国国際航空と上海航空がスターアライアンスに加盟したり、 中国南方航空がスカイチームに加盟したりと、世界基準に近づいてきた 中国の航空会社。でも、上海ベースの中国東方航空はまだワンワールドに 認められないんだよね・・・。 MUの整備はヤバイっていう話も聞くし・・・。 御巣鷹編で涙したのは、墜落後、遺体を捜す家族の執念だとか、 その想いに対して。 俺がこんな場面に遭遇したらどうするんだろうとか思いながら。 子供の頃、将来の夢は?って聞かれて、大人になって 何をするっていうことを飛ばして、「実家の畳の上で死にたい」って 言っていた俺。 この本を読んで、その思いをまた新たに胸に抱いた。 http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2007-12-16

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    投稿日: 2009.11.26
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    いやぁー酷いぜJ●L! 今後の展開に期待です。 僻地の海外勤務って大変なんだな…今は大分ましになったんだろうけど、昔は…

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    投稿日: 2009.11.26
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    ずっと読みたかった本。 この筆者の本は初挑戦でしたが、読みやすかったです。 主人公の不器用さ、信念、情…などに心打たれました。 しかし、あまりにそれが辛くて途中は挫折しそうに…。 続きも楽しみ

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    投稿日: 2009.11.24
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    ずっと読みたかった一冊。 映画を見たことをきっかけにして読み始めました。 映画には出てこないシーンの連続に完全に心奪われていました。 企業の不条理に対して自分の信念を曲げずに戦う恩地。 自分の中での正義を持つことの大切さをこの本から学びたいと思います。 それにしてもこれを読むと海外赴任って中々大変だなぁっと心から思います。 あ、それもこの本を通じて学びたいことかも。 自分の人生をどのように築いていくのかも、 この本から盗んでやろうと思います。

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    投稿日: 2009.11.24
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    すでに映画が公開されているけれど、本で読んでみたくなった。 日本の企業の体質って、こんなものなのか。 一部の人間だけが権力という名の甘い汁に群がって、純粋に努力するってなんだろう。

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    投稿日: 2009.11.17
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    単行本がでたときに借りて読みました。 もう最後まで読みたくて、仕事中も読み続けました。 山崎豊子さんの小説はどれもものすごく取材されてますよね。 すごいと思う。 映画化を機にもう一度読み直そうと思ってます。

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    投稿日: 2009.11.15
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    難しく、重たい内容なのに、どんどん読みすすみ、 みるみるハマっていきます! アフリカ篇(上)は 会社、組織というものに、憤り!!を感じながら読み終わりました。

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    投稿日: 2009.11.12
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    一言。壮絶。 特に、 御巣鷹山篇 での飛行機事故の悲惨さはすさまじい。 当時のことは幼すぎて記憶にないのだけど、映像が頭によみがえるようだ。残された家族の悲しみが心にのしかかってくる。 話的にも重いが、あっちこっちと視点が変わり、横道にそれた感が私にはちょっとつかれた。 一瞬、○航空はひどい!!と憤ってしまったが、Webをみると、はやり両者言い分があるんだろうなぁ。フィクションだということは忘れちゃいけない。

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    投稿日: 2009.11.10
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    山崎豊子の作品は、スケールがでかくて、面白い。 時代背景等若い人には、理解しにくい面もあるが、日本の高度成長期、労働組合に注力したがため、左遷された人は大勢いたのではなかろうか。 理不尽であるが、当時はそれほどの違和感はなかったのだろう。 憤りを感じながら、ストーリーを追っていく。こういう小説のスタイルも最近の小説には少ない様に思う。

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    投稿日: 2009.11.08
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    大会社の企業倫理と信念の間で苦悩する主人公に全5巻引き込まれっぱなし。特に3巻の御巣鷹山編は胸に来ます。これを読んだらJALには乗れないわ…

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    投稿日: 2009.11.07
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    全巻は登録しないが、たまたま手にとって読んで感動してしまった本。個人的にはJALが大嫌いになった本でもある。 作者の取材に感服するし、本当に一企業がこんなに人の人生を左右して良いのか?と本当に怒りを覚えたりもする。 たくさんの人に薦めて、みんな「良かった」と言ってくれる本。

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    投稿日: 2009.11.05
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    『沈まぬ太陽(全5巻)』 私達の記憶から絶対に消し去ってはいけない。 1985年8月12日、御巣鷹山の悲劇を。 520名もの尊い命を一瞬にして奪った惨劇は、偶発的なことではなかったのだ。 『人命を預かる責任』と『空の安全』を第一に考えるべき企業を、『国家』という巨大な闇が飲み込んでいく… 不条理な企業に不屈の闘いを挑む男『恩地元』の生き様を通して「人間の真実とは何か」「良心とは何なのか」を問う、山崎豊子渾身の大作である。 3巻の「御巣鷹山編」は、涙無しでは読むことが出来なかった。 それは“悲しみの涙”と共に“怒りの涙”である。 突然家族を奪われた遺族の悲しみは20年経った現在でも癒えることはない。

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    投稿日: 2009.10.30
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    日本のフラッグキャリア的な某航空会社がモデルで、そこで組合活動に尽力した結果様々な苦労を強いられる主人公。昨今のブームに乗っかって、読み始めてみました。うーん、重い・・・。そして、濃い・・・。主人公は、なんでココまで理不尽な扱いを受けるのだ!。世界的航空会社だけに、左遷(島流し?)のレベルが半端じゃない。それに、会社上層部の面々の憎たらしいこと!。こんな、あからさまな悪人っているか〜?、と思ってしまいます。「御巣鷹山編」が読みたかったのですが、とりあえずアタマから読み始めました。う〜む、先は長い。で、とりあえず★×3からスタート。

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    投稿日: 2009.10.27
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    山崎豊子の一大傑作! 日航の腐敗組織を描いた数々の著書の中でも群を抜いている。 今の日航の現状を10年前から予見していたといっても過言ではない。

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    投稿日: 2009.10.24
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    読んでいるあいだ、日航機事故のことや 日本航空のこと、 主人公のモデルとなった方のことをネットで調べながら、 ようやく読み終えました。 事故が起こったのは確か小学校5年生の夏休み。 ほんとに衝撃的でした。 余談ですが、高校のときの友人のお父様が 事故を起こした機体の直前のフライト(大阪→東京)に 乗っていたそうで。 堕ちてゆく機内で書かれた遺書や、 必死に何とか羽田に戻ろうとする、乗組員の声の記録された ボイスレコーダー。 特に3巻目の御巣鷹山編を読んでいる間は、 寝ても醒めてもこの事件のことばかり考えていました。 この作品に関しては、 一方的な立場からしか書かれていないという批判もあるようで。 もう少し日本航空や、事故のことを調べてから読み返せば また違った読後感を得られるかもとは思います。 それにしても緻密な取材に基づいた、重厚な作品であることは 間違いないでしょう。 本当にモデルになった日本航空や政治家が こんなに腐敗し、混沌としていた(している)としたら…。 そのことが安全管理に不備を招いているとしたら。 どんな交通機関にも「絶対安全」はありえないことだとはいえ、 飛行機に乗るのが怖くなってしまいます。

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    投稿日: 2009.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やばいやばいやばい。 おもしろいおもしろいおもしろい。 山崎豊子さんの本は、「白い巨塔」「女系家族」「華麗なる一族」などを読んで来ましたが、なんとなく文章(特に会話の部分)に古さを感じて、おもしろいんだけど読むのに疲れる…という感じでした。 しかし、しかし! (一人盛り上がる)これは、比較的最近に書かれた物だからなのか、その古臭さがまるでなく、もう夢中で読みました。 恩地元のやってることは正しい、まっすぐで正しくて、こうあるべきなんだろうけど、やっぱり私は妻と子供の母親としての目線で見てしまうので、「私たちのためを思うなら、もうちょっと妥協しても…」と感じてしまう。 でもそれじゃあダメなんだよなぁ…。 困ったなぁ。これ、5巻まであるのに、うちにはこの1巻しかなく、しかも読み終わってしまった。 今日、急いで4冊まとめて買ってこなければ!!! これは映画化、「不毛地帯」はドラマ化されてますね。 不毛地帯も読んだことないから、こちらも買いかしら…。

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    投稿日: 2009.10.23
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    明るい希望のある本が好きなはずなのに・・・一気に読んでしまったディープな長編。しかもこれが一冊では終わらない!3か4まで一気です。ウガンダ滞在中に読んだからさらにリアル!カンパラや柏田さんが登場します。もうすぐ映画化されると聞いたけど、こんなに長いのにどうやって2時間にまとまるのか気になるところです!

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    投稿日: 2009.10.23
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    J○Lをモデルとした、国民航空という会社の腐った体質に真っ向から勝負を挑み、人生の歯車を大きく狂わされる主人公が、カラチ、パキスタン、ケニアといった日本からはるか遠く離れた辺境の地へ左遷されながらも自らの信念を通し、労働者の権利、空の安全をを守ろうとする。 実在の登場人物がモデルになっている部分が多いため、100%ではないにしろ半分くらいは真実の物語なんであろう。 しかし、主人公の頑なさと、家族のことより自分のプライドを守りすぎる姿にはちょっと時代を感じすぎてしまう。 もっといいやり方はあったはず、上層部のいやらしいやり方や利権にまみれた姿には吐き気を催すほどだが、主人公もやりすぎの感はある。 後半、御巣鷹山編や会長室編も読もうとは思うが、もうちょっと柔軟に戦ってほしいなぁと最近の若者は思ってしまう。

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    投稿日: 2009.10.20
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    某飛行機会社の汚さを容易に想像できるあたり、事実とどれくらい異なるかは別としてヤマトヨさんの筆の力に酔った。 男のロマンでもあるけれど、それを支えた妻の描かれ方もまたいい。

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    投稿日: 2009.10.20
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    実在の人や事件を元に描かれているから臨場感と迫力が違う。組織の一員としての誇り、人としての尊厳を貫こうとする主人公・恩地の生き様に震えた。 特に、日航ジャンボ墜落事故を詳細に描いた「御巣鷹山編」は涙なしには読めない…。今さらだけど事故の大きさ、悲惨さを再確認したよ。これだけでも一読の価値あり。 まさに今、破綻寸前で会社再生中のJALだけど、やっぱり自業自得なんだろうなー、これ読んでJAL乗りたいとは思わんよなー、と。近々公開される映画も必見だな。

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    投稿日: 2009.10.16
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    ぐいぐい引き込まれる。 企業の理不尽な仕打ちに憤りを感じる。同じ会社勤めの人間として哀しく、恐ろしく感じた。 恩地の今後が気になる。徹夜で一気読みしたい作品。

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    投稿日: 2009.10.13
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    全5巻 世間を騒がす日航の経営危機とはなんぞや、ということで読み始め。 きっと、作品中に悪役として描かれているヒト達には大いに言いたいことがあるであろう。 世の中、こんなに善悪が二分できるほど、綺麗に整ってはいまい。 ただ、この中に描かれている様が、事態の一方からの景色であることも否めない。 こんなにも縺れた糸は、解くことはできずに切るか、燃やすかするしかないのだろう。

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    投稿日: 2009.10.07
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    最初はアフリカ?どうなっているの?と思っていたけれど、 だんだん明かされていく、恩地の過去にドキドキ。 現在のアフリカ赴任と、過去の組合、そして家族のこと、 入り乱れているけれど、読みやすくてひきこまれる感じ。

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    投稿日: 2009.09.25
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    JALの労働組合と経営者側の対立を描く。 自分に直接利害が及ぶこと以外には無関心という人間の本質が見て取れる。 非常に読みやすい。

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    投稿日: 2009.09.19
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    先輩に勧められて読んで。 衝撃でした。 初めて読んだ時から、もう10年。。。 もう一度読みたい気がする。

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    投稿日: 2009.09.18
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    文庫化された時に2まで読んで、恩地さんがあんまりにもかわいそうで…挫折していたけど、最近になって最後まできちんと読まなきゃいけん、と思い、がっつり買い揃えた。(今は御巣鷹山編を読んでます) 最後まで読みきった時、人間の尊厳について自分なりの考えや思いがまとまるといいなと思う。

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    投稿日: 2009.09.14
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    自分なりに一生懸命だったのに、それが会社にとって煩わしくて そして不当配転。 会社という毒を見た気がした

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    投稿日: 2009.09.05
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    渡辺健主演で映画化されるので予習。 山崎豊子さんの作品は唐沢寿明、江口洋介主演の「白い巨塔」から入りました。 次週が待ち遠しいドラマは数少ないので、印象深く、冬ににドラマ化される「不毛地帯」も今から待ち遠しいです。 すべて読み終わったらレビューします。

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    投稿日: 2009.08.28
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    熱い小説。 日航墜落事故について知りたくて読み始めたのですが、 アフリカ左遷なども、これが実話に基づいた話だと知って余計に感情移入して読んでしまいました。 主人公・恩地がどうしてこの会社を辞めずに戦い続けるのか、転職などの多い現代には理解しかねる 部分もあったのですが・・・。読み始めたら最後、全て読んでしまいました。 ☆がひとつマイナスなのは、5部作で読むのに1ヶ月くらいかかったコスト面です。

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    投稿日: 2009.08.14
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    2009.6 了/ 大なり小なり,会社というものはどこでもこういうもんだと思う. 社内の問題が表面化したときに,お客の命を奪ってしまうところが, 運輸業が他の会社と違うところで,だからこそ・・・という話なわけであるが. 面白かったが,特に示唆はなかった.

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    投稿日: 2009.07.14
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    自分自身が航空会社に勤めていた分、すごく身近に感じてしまった。 専門用語もあまり困らないのですらすら読める。 仕事をしているときに読みたかったなぁ、と後悔。。 特に3巻の御巣鷹山編の遺体の描写は、夜中に読んでいてぞっとする。。。

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    投稿日: 2009.07.07
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    読ませる。私とは全く関係ない世界の話なのに、引き込まれる。モデルはJALかな。やっぱり山崎豊子はうまい!

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    投稿日: 2009.06.08
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    航空業界就活にそなえ読み始めた本 ○AL受けるなら読んどきな!!といわれ 実際読んで見ると面白い 40年代の話だからストを起こす=赤だ!!とか 縁故採用、天下りが蔓延っているとか(今もかもしれない…?) 航空会社で低賃金重労働とか 今では想像も出来ないな… 航空機事故の8割は人的ミスだという中で 整備に関わる人の労働条件の充実化というのは 空の安全を守る中で最重要課題なのだということを実感した

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    投稿日: 2009.05.21
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    山崎豊子小説はドラマでしか見たことがなかったので読んでみたかったので購入。 この作品のモデルである日本航空の御巣鷹山墜落事故のことは恥ずかしながら今まで全く知らなかったが、 航空業界への就活も考えている中で読めてよかった。 社内で優秀な人材としていち早く頭角を現した主人公・恩地は推薦され労組委員長を務めることとなり、 「空の安全」のため不当な社内格差、労働条件について労務部や経営陣と対立。 海外2年以内の内規に反しカラチ・テヘラン・さらにはナイロビと過酷な環境をたらい回しにされる。 さらには労組分断、露骨かつ異常なまでの人事差別が行われる。 大きな組織の中で、信念を曲げず、正しいことをすることの難しさ、怖さがひたすらに描かれ続ける。 家族がいる中で、自分だったらの問いを常に投げかけられるような気がしながら読み続けさせられる。 欲望、野心、利権、憎悪、差別、嫉妬。 信頼、人望、忍耐、信念、情愛、使命感。

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    投稿日: 2009.04.16
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    山崎豊子の書く日航ジャンボ事故。 日航の社員の目線というか、事故後の処理を担当する正義感の強い主人公を中心に、組織の論理など丁寧に書かれています。 サラリーマンの自分にも他人事じゃないですね。 こういう事故・事件が自分の勤め先にもおきたら・・・自分はどうするだろうか?

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    投稿日: 2009.03.18
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    飛行機大好きな自分としては航空事故モノは避けて通れないジャンルなのですが、この本はでは事故そのものではなく、事故という非常時にあって主人公恩地がどう行動するかが読みどころだと思います。 日航ジャンボ墜落事故モノは数多くありますが、その中でも断トツに読み応えのある本。 最初が退屈なのが少しつらい。

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    投稿日: 2009.02.22
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    1年近く放ったらかし。最初なので序奏って感じの話ばかりで、 文章そのものが自分には合わないのかなーとか思っているうちに 放ったらかしになってた。その間に別の本を読んだりして、 本って面白いな!と思い直した辺りで、再び読書。そしたら、 すいすいと読めてしまうじゃないの。文章が淡々としていて、 登場人物や多少の感情は読み取れど、描かれ方が足りない気が するものの、面白くなってきたので一気に読み終えた。時代背景も そうだし、日本が発展し始め、軌道に乗るか乗らないかという 社会だったから起こりえた事象なんだろう。でもね、酷だよ。 舞台となるのはサービス業でもある航空会社で、そんな所で 当たり前のように社員に対して、そんな事をしていたんだとしたら 企業そのものを貶めてしまうのに。そこに気付いていないよね。 そこにまだ気付かずに気付いている人達がないがしろに されてしまう、アフリカ篇(上)はそんな話。

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    投稿日: 2009.02.16
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    1巻から5巻をとおして、わたしのなかで衝撃の本です。 読んでよかった・・・! なんだか軽々しく感想書けないくらい。 映画化されるそうですが・・・ この広大な物語、2・3時間でどうやって収まりをつけるのか。 この山崎豊子ワールドを傷つけない作品にしてください!監督!

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    投稿日: 2009.02.11
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    やっぱり山崎豊子はおもしろい!! 時代背景とかが古く(戦後10年〜20年)、ちょっとその当時の考え方とかがわからないから、感じ取れない部分もあるけど、労働組合と会社の闘争の中での、主人公やその家族、同僚との葛藤の臨場感が伝わってくる。本当におもしろい!! 早く次が読みたい!

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    投稿日: 2009.01.10
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    日航機事故をモチーフにした作品であるが、これは遺族かかりをのちに担当することになる社員の見せしめ人事について語られている。壮絶な見せしめである。これがのちの事故にどうつながってくるのか、目が離せない。

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    投稿日: 2008.09.21
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    待遇改善の要求と思わぬ偶然が元で陰湿に冷遇 翻弄される恩地氏 現在、組合活動をしている身としては 時代の違いはあるとはいえ、恩地氏からは 御用組合といわれそうなわが身。 複数巻におよぶ大作が多いので敬遠し1巻だけ買っていたが 読みやすいので以降のものもそろえた。 勧めてくれた友人に感謝しつつアフリカ編第2部へ

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    投稿日: 2008.09.14
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    初・山崎豊子作品。文章は読みやすく、とてもリアリティ溢れる作品で面白いというか、ノンフィクション作品だったのか・・・。実際に起こった事実・証言を小説風に再構成する筆者の能力はすごいと思う。早く続きが読みたくなる。

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    投稿日: 2008.09.11
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    間違ったものは違うと言える、正義感と信念をもつ主人公、恩地元。 自分にとって良いか悪いかという判断基準ではなく、正義を基準とするその意思は固く、 周りの人間の弱さは汚さを許せないゆえ、報いとして自分へ跳ね返ってくる。 いかなるときも、信じる組合員の為、全力で戦う姿は素晴らしい。 が、譲歩や妥協を辞さないその性格は周りの人間を乱し、嫌な気持ちにさせてしまう。 これを読んで、高校時代の自分のことを思い出した。 正義を振りかざして人の心を斬りつけ、得たものは何だろう。 こればかりは難しい。

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    投稿日: 2008.08.25
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    会社組織の不条理に戦う・・・本当に大企業ではこんな社内政治が??と思ってしまう。 社会派小説ですが、アフリカ編にはかなり共感。男の孤独と正義感。 ハッピーエンドで終わってくれと願いながら読みました・・・

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    投稿日: 2008.08.24
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    主人公、恩地元は、無理やり労働組合の委員長を任される。航空会社の労働条件の獲得に闘争する恩地元と組合員が、経営側にいる卑劣な権力者に利用され、精神的、環境的な迫害を受ける。恩地はカラチ、テヘランと営業も、生活も厳しい駐在員を会社の規程を反して強いられ、更にオフィスもないナイロビへ一人飛び込むことを命ぜられる。家族も呼べない孤独な日々。 時代劇のような勧善懲悪の人物設定にも関わらず、読書の時間まで、こういう会社の人事のゴタゴタに巻き込まれたくないよぉ、なのにムカムカするのは、悲しいかな、会社という組織設定がリアルに、経験知を首をもたげさせるからだろう。 この舞台設定から25年は経ている、私の友人、知人の海外駐在の話では、ここまでのことは感じられなかったけれど、綴られている家族の海外生活の苦労、様々な目的で現地の情勢と戦う日本人の覚悟に、改めてその厳しさを知る機会となった。

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    投稿日: 2008.08.14
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    山崎作品で、「旅」をキーワードにして、初めて手にとった作品。 とにかくすごい。 旅だけではなく、それ以外の部分で重くのしかかってくる。 自分の中の歴代のトップ10に間違いなく入る作品。 これを読むとJALにはもう乗れない。 日航機事故について知りたい人も、これで裏がよく分かる。 社会の汚さを垣間見ることができる。

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    投稿日: 2008.06.15
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    久々の一気読み! 昔挫折したときとは比べモノにならにほど面白いです。 いきなり、アフリカのサバンナ、象狩りから始まる。アフリカ篇とあって一体なんの話だ!って思ったけれど、徐々に背景が語られていく。 労働組合の委員長として熱く活動し、アカだとレッテルをはられ、パキスタンの僻地へ左遷。 今後どうなる?! また明日図書館で借りてきますvv 楽しんで読みたい。

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    投稿日: 2008.05.21
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    じっくり読むのにいい本。 こんな理不尽な世界が世の中にはきっとゴロゴロ転がっているんだろうな。 意思を貫くということ、自分も負けちゃいけないと思った。

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    投稿日: 2008.04.26
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    週刊新潮連載時、週刊新潮がJAL機内から姿を消したというエピソードを持つ『沈まぬ太陽』。報復人事、御巣鷹山、利潤追求…、その人間模様と社会性、壮絶な事故の描写は他の追随を許さない生々しさがあります。『白い巨塔』の財前&里見助教授を彷彿とさせる恩地&行天の対決も怖い…。巻末の取材協力者と主要参考文献の一覧も圧巻です。

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    投稿日: 2008.04.21
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    私からもお薦め。随分前に借りて読んだのですが、最近機会があって、再び全巻手元にあります。読むのにちょっと力のいる作品ですが、活字や本を読みなれている人なら、サクサクと続きが気になってしまうくらい一気に読めてしまうものです。あの事件を知らない人も、知識として知っている人も、皆読んで欲しいなぁ・・・と思います。>たもつ

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    投稿日: 2008.04.19
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    山崎豊子の作品はすばらしいに尽きます。 この作品も、細部にまで取材されている事がわかり、この作品のスケールの大きさに感激しました。 主人公恩地が、一人のサラリーマンとして、巨大企業に挑んでいく様は勇気づけられました。 企業から「アカ」のレッテルをはられ、中東、アフリカとたらいまわしにされながらも、決して逃げず家族支えもあり辺境の地で懸命に生きていく恩地の姿は涙無しには読むことができません。

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    投稿日: 2008.04.03