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交換殺人には向かない夜
交換殺人には向かない夜
東川篤哉/光文社
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総合評価

154件)
3.6
26
55
45
12
4
  • 海のアイコン
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    めちゃくちゃつまらなかった。 読んでいればどんどん面白くなるかなと思って読み続けたがずっとつまらなかった。“自分にはハマらなかった“が正しいのかな。この本はキャラクター小説です。が、登場人物同士のやりとりがクソ寒かった。謎解きはディナーの後でしかり自分にはこの作者の本は向いてないのかも。

    0
    投稿日: 2025.06.07
  • 久能整のアイコン
    久能整
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     「これは交換殺人である」というトリックのネタバレがされているにも関わらず、終盤で明かされる真相と事件の全体像は予想だにしないもので心底驚いた。巧妙な作品の構成とどこまでもフェアでありながら意外性抜群の解決編が堪らなかった。

    1
    投稿日: 2025.04.08
  • さきのアイコン
    さき
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    久しぶりに叙情ミステリーが読んでみたくなった。 大雪の日に山奥の豪邸周辺で殺人事件が起きて、たまたま居合わせた探偵事務所関係者が巻き込まれ、複雑な背景があったことが明らかになる。 烏賊川シリーズも読んだことがあるが、軽妙な感じで進んでいく。途中はかなり強引なところがあったが、まあ小説だから仕方ない。本格叙情ミステリーに比べると、そこまで手が込んでいない。得るものはないが、サクサク読めるので時間潰しに読むのにはいい。

    0
    投稿日: 2025.03.24
  • nomuraysのアイコン
    nomurays
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    気軽に読める文章、展開なのが良い。それでいて結論も上手くまとまっているストーリー性は見事。逆にカジュアルな文章でなければもっと良い展開になったのではとの思いはあるがこれはこれでいいのだろう。

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    よみよみ読書速報
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    このレビューはネタバレを含みます。

     初作家。シリーズものと途中から知り不安だったが、今作が初見でも問題なく楽しめた。ただ、流平とさくらの関係性がよく分からずシリーズ知ってた方が分かりやすそう。  全体的にコメディタッチなので、人死にまくるけど怖くはない。緊迫した場面はあまりなく、緩いやり取りが続くので気楽に読める。  事件の真相に関しては特に驚きもなく犯人も予想通りという感じ。まあタイトルで「交換殺人」ってネタバレしてるようなもんだから仕方ないか。  キャラはサイコが好き。美人なのに一人称オレで、言動が男っぽいギャップは強烈で印象に残る。刑事パートの女性とキャラ似てるなぁと感じたが、苗字違うし時系列一緒だと思ってたから同一人物だとは見抜けなかった。

    3
    投稿日: 2024.12.17
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    めじろ
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    普段あまり読まない作家さんの作品。 すごく読みやすかったけど、いろいろツッコミどころがある作品だった。 謎解きはディナーの後で、のように映像化すると面白いのかも。 何も考えずに読めるので、サクッと読むにはちょうどいいのかな。

    2
    投稿日: 2024.11.09
  • 大福のアイコン
    大福
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コメディ調で、軽いノリ。 今まで読んできたミステリーと毛色が違いすぎて、戸惑ったが3時間半くらいで読破。 注意深く読んだつもりだったが、時間差や同一人物など気づかなくて、最後驚いた。 テレビドラマのように脳内に再生された。

    3
    投稿日: 2024.07.16
  • ゆのアイコン
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    ザ叙述トリックの本!って感じだった。 ところどころ寒いところはあったけど、トリック自体は好き^_^ シリーズもののようだけど、他の同シリーズ本を読んでみよ!とはならないな、、。

    1
    投稿日: 2024.05.17
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    海と青硝子
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    交換殺人という難しいテーマに気を取られていたら、見事に騙されました! 叙述トリックにご用心! カバーのイラスト、3人の女性が描かれていますが、実は…。 依頼人のお屋敷に潜入した鵜飼探偵と朱美さん、友人の別荘に招かれたさくらさんと流平くん、お馴染みのメンバーが二手に分かれて、そこで例年にはない豪雪に閉じ込められて…お決まりの殺人が…。 真相は、その大仕掛けに驚愕です。

    10
    投稿日: 2024.01.19
  • sinsinsinのアイコン
    sinsinsin
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    軽いコメディかと思いきや、なかなかの問題。 タイトルに交換殺人とあるので、注意しておりましたが、驚かされました。 また、シリーズものとは知らなかった。 不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた…。全編にちりばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線。傑作本格推理。

    5
    投稿日: 2023.12.17
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    ハルめめ
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    東川さんの作品はロジックも完璧だけど題名から面白そうで手に取りたいと思わさせられる。場所を山荘に移し伏線バリバリ回収のミステリでした。

    1
    投稿日: 2023.11.06
  • 海月のアイコン
    海月
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    このレビューはネタバレを含みます。

    解説を読んでこういうのは「ユーモア・ミステリ」というらしいと知ったけど、私のあまり好みではないジャンルです。 ミステリとしては、色々と伏線も張り巡らされていたし、悪くないとは思うのですが、何しろふざけた感じがかなり苦手。 思い返せば、前にもこの作家さんの小説を読んで「…」となった気がします。 どうなることかと思ったけど、なんとか読み切れてよかった…というのが一番の感想。 (2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了当時の記録。)

    2
    投稿日: 2023.10.08
  • masajichanのアイコン
    masajichan
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    不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた…。全編にちりばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線。傑作本格推理。 ギャグでごまかされているが、時差も含めてトリックに一ひねり有った。 ストーリーに対しては「そんな偶然有るか?」 それでも最後めでたしめでたし。

    3
    投稿日: 2023.09.28
  • ぱるなふのアイコン
    ぱるなふ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ⚪︎全384p ⚪︎烏賊川市シリーズ4作目 ⚪︎タイトル通りの交換殺人 ⚫︎短編集で東川篤哉氏を知り、読み易い文体とほどよいコミカルさに好感度◯だった為、古本屋のセールで安価だった際衝動買い ⚫︎まさかのシリーズもの ⚫︎短編で読んだ時とは異なり、全編このギャグノリでいくと若干の胃もたれ ⚫︎カッコいい探偵という印象はあまりなし ⚫︎陰鬱とした作品が苦手な人には楽しめるかな?個人的にはもう少し堅い方が好き ⚫︎時系列が同じじゃなかったという定番かつ王道 ⚫︎彩子氏が印象を変えている点、それぞれの彩子氏に別々の人間が会っている点など別人かのようなミスリードが上手い ⚫︎終章付近でも触れられていたとおり、犯人が逮捕されるわけでもないし、ネタバラシをされてもあまりスッキリとは終わらない

    0
    投稿日: 2023.08.02
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    ドラソル
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    東川篤哉の烏賊川市シリーズ。 周到にちりばめられたギャグと、本格派推理のセンスのバランスが絶妙で面白かった。

    2
    投稿日: 2023.04.30
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    SANDY
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    ところどころあるギャグが好きになれない。 人物も好きになれず、軽い感じが自分には向いていないようだ。

    3
    投稿日: 2023.04.19
  • ネモフィラのアイコン
    ネモフィラ
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    面白かった。この構成は中町信さんのあの本を思い出す。 これシリーズものだったのか、知らなかった。途中からそんな気はした。終盤の市や村の説明のところで、ここ必要?地図ないと分からないよ、と思ったけどシリーズものだからだったのか。これより前の本を先に読んでおけば良かった。

    3
    投稿日: 2023.02.04
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    もこ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズものと知らず読む。 なんとなくイメージしてたものとは全く別の結果でびっくり。 そこまでギャグとも感じなかったけど、キャラクターの癖が強くて印象的だから人物把握に苦労はしなかった。それにまた騙されたところもあるけど笑 読みやすくて、謎解明もすっきりしててよかった。

    2
    投稿日: 2023.01.19
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    ss512(試)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ4作目。これまでのシリーズ作品とは一風変わったミステリー。そのトリックに見事にしてやられた。『密室の鍵貸します』の映画トリックのオマージュ的なやつも使われてていいね。全然関係なかったけど(笑)流平だからこその深読みw

    2
    投稿日: 2023.01.10
  • isutabiのアイコン
    isutabi
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    ■感想■ 今回は手も足も出ませんでした。もともと推理しながら読もうとはしてないのですけどそれにしても事件の真相がまったく想像できなかった。まあ、あれはこうなんやろなというとっかかりくらいまでは感じてたんやけど。みんなアイツが悪いんや~ ■要点■ (1)交換殺人、誰と誰が誰と誰を? そして、いつ? (2)鵜飼&朱美、流平&さくら&新キャラの水樹彩子、刑事たちには新キャラ和泉。 (3)いつも通りの漫才的会話と地の文と、事件。 ■キーワード■ 交換殺人、浮気調査、別荘、才能ない画家、金髪青年、怪奇映画風西洋館、関西弁女子、大雪、八ミリカメラ、彩子、和泉刑事、探偵と大家、探偵弟子と再登場のお嬢さま、謎の美女殺害事件、白骨死体、悪徳リフォーム業者、伝説のホラー映画。かんじんなキーワードは書いてません。 【一行目】――つけられている。 ■設定■ 基本的にはおかしなキャラクタたちのおかしなセリフや行動(と地の文)をおもしろがるギャグ小説だがちゃんとミステリしておりしっちゃかめっちゃかにはならないので安心して心地よく楽しめる。著者は楽しそうでないシーンは省略する方針のようでストレスもあまりない。読書の楽しみを得やすい作品。 ■キーワード■ 【烏賊川市】千葉の東、神奈川の西にあるそうだ。異次元? かつては年に数回海面が盛り上がるほど烏賊がやってきていて烏賊御殿とかあったようだ。烏賊の運搬に使っていた川が現在一級河川の烏賊川だった。探偵鵜飼杜夫やビルオーナー二宮朱美や探偵助手戸村流平たちがいる。烏賊川市警察の砂川警部は日々クラゲを眺めて天気予報をしているくらいヒマ。映画館は一軒もない。大学には映画学科がある。《大したことない事件には事欠かないのが烏賊川市なのである。》撃て!p.26。近隣に盆蔵山を抱く奥床市などがある。 【鵜飼杜夫/うかい・もりお】探偵。中肉中背で目立たない顔。ルノー・ルーテシアに乗る。なんか似合わないイメージ。金がないくせに仕事を選り好みする。タウンページに記載されているキャッチコピーは「Welcome trouble」。《なんだ、刑事さんか。ちぇ、敬語で話して損したな》密室の鍵p.160。「猫は」では報酬の金額に逆らえず(朱美に逆らえず)豪徳寺さんちの三毛猫探しに乗り出すことになった。ちなみに猫に好かれやすいタイプのようだ。《まあ、この探偵の行動は、どれをとってもあまり理解しやすいものではない。》猫p.368 【二宮朱美/にのみや・あけみ】黎明ビルの若きオーナー。修羅場をくぐった根っからの大家。四階に住む。客観的に美女。愛車はベンツ。家賃滞納しがちな鵜飼は朱美に頭が上がらない。嫌味はちょっと言ったりするが。意外なことに鵜飼とは互いに憎からず思っているフシがある(「猫は」あたりでは)。戦闘能力は高い。「密室の鍵」では白波荘のオーナーだった(白波荘は後になくなった)。まだ鵜飼たちと知り合いではなく故障中のオートバイの整備(破壊?)にせいをだしていた。《ただいじり回しているのが楽しいからいいの。》密室の鍵p.151。同アパートの住人茂呂とも知り合いだった。死体を見ていちおう悲鳴を上げた。 【黎明ビル】二宮朱美がオーナーで彼女自身四階に住んでいる。鵜飼杜夫の探偵事務所が三階にある。歓楽街の外れにある。 【戸村流平/とむら・りゅうへい】鵜飼杜夫探偵事務所の探偵助手(弟子)。また、鵜飼は流平の姉の元夫らしいので元義兄(赤の他人ともいう)。事務所のキャッチコピー「Welcome trouble」は流平が考えた。烏賊川市大映画学科中退。かつてホームシアターを舞台にした密室殺人事件に巻き込まれ鵜飼に救われ弟子になった。ミステリ映画は好きだが原作は読まない。両親は夢を諦めさせるために大学に入れたようだ。しかし探偵助手にもなってほしくはなかっただろう。烏賊川市でもっともアロハシャツが似合う男かもしれない。虎キチ。酔っぱらうと何を言い出すかわからない恐ろしい男。 【十乗寺さくら】お嬢さま。高校生くらいに見えるが二十歳。ちょっと天然系のふしぎなタイプ。三人の花婿候補を持つ。なぜか流平に惚れる。《このお嬢様は冗談をいうタイプではない。存在そのものが冗談みたいな――》撃て!p.275。『現代用語の基礎知識・最新版』や『烏賊川市近郊職業別電話帳』やフランスパンを武器に使う。《つまり《重いもの》さえこちらの手で握っておけば、あとは安心して付き合えるというわけだ。》交換殺人p.83 【烏賊川市署】砂川や志木がヒマをもてあましている。 【砂川/すながわ】烏賊川市署の自称エースで警部。素直ではなく右を向けと言えば左を向く扱いにくい性格。アホっぽいがたまにシャープなところも見せる。特技は運河を流れるクラゲを見て天気予報できること。ミステリ好きだが探偵は嫌い。《モテる男にはとりあえず反感を覚えるのが砂川警部の特徴的なメンタリティーであることを、志木はよく理解していた。》密室の鍵p.162。「猫」の十年前は刑事。彼が高林警部にしたアドバイスのせいで? 事件は迷宮入りした。和泉いわく《あの人はな、やる気がなくて優秀なんだ》交換殺人p.166 【志木/しき】刑事。烏賊川市署の自称ホープ。同乗すると命を大事にしたくなるような運転技術の持ち主。昔はワルでブイブイ言わせてた。どんな罪状であれ、犯人逮捕に喜びを感じる。《僕は、拳銃を撃ちたくて撃ちたくてたまらない、どこにでもいる目立たない普通の刑事です。》撃て!p.239 ▼烏賊川市についての枝葉末節(適当にメモしてっただけですが、後から見てみると結果的にネタバレなってたかも) 【IKA映画社】教育映画をつくる地味~な映画制作会社。地元のテレビ局の系列会社。茂呂耕作が勤めている。ほぼブラック。 【烏賊川市】舞台。どうやらシリーズになってるようですね。「猫は何匹」から読みはじめてしまいました。 【烏賊川斎場】収容人数の多いところが取り柄。要人が死んだときはここを使う。 【烏賊川大学】若者の減少に危機感を抱いた市長ががんばって設立した。理系学部はない。まあ、そこそこの大学。最近では映画学科が注目されている。烏賊川市に映画館はないが。 【和泉/いずみ】刑事。志木の先輩。女性。ショートカット。美人。オートバイの運転はたぶん車を運転する志木並みかと。上司の前では「結構いけてる女刑事」を演じ、後輩の前では「相当いけない女刑事」の本性を剥き出しにする。一人称は「おれ」。 【井上カメラ商会】烏賊川市のシャッター商店街にあるカメラ屋。美女を見るとモデルにして撮りたがる。店には高級カメラといっしょに古い八ミリカメラがあった。 【依頼人】《一説によると、探偵というものは、依頼人を殺されてはじめて半人前なのだそうだ。》猫p.175 【岩村敬一/いわむら・けいいち】通称なんでも屋の岩村。 【馬ノ背海岸】烏賊川市の外れにある複雑な海岸線の一帯で観光地化の話もあったが地形が険しすぎてボツ。 【魚丸武司/うおまる・たけし】漁師。 【映画監督サイコ】彩子が学生の頃監督して撮ったアマチュア映画。問題作として話題になって流平も名前だけは知っていた。内容は、「シャイニング」の映画監督版のような「カメラを止めるな」のような。 【エルザ】野良猫だったが桂木がエサをやったりしているうちに豪徳寺家によく来るようになった。三毛猫だが小柄でミケ子とは似ても似つかない。 【奥床市立大学】烏賊川市の隣と思われる奥床市にある大学。映画研究会があり水木彩子が所属していた。 【外注】《無闇な外注は自殺行為! よーく覚えておきなさい》撃て!p.110 【桂木】豪徳寺家の使用人。執事であり、料理人であり、庭師でもある便利な男。達磨さんのような丸っこい身体。 【加藤信夫/かとう・のぶお】交番勤務の警察官。 【河内龍太郎】映画監督。「殺戮の館」「戦慄の島」「復讐の村」などB級の巨匠。この著者の他の話でも名前を見かけたことがある。特に「殺戮の館」の題名はよく出てくるかも。映画好きとしてはイヤな予感はしつつ怖いもの見たさの一本。 【神崎隆二/かんざき・りゅうじ】さくらの花婿候補のひとり。二十五歳。市会議員神崎隆太郎の次男でコネにより現在烏賊川信用金庫勤務。フォードに乗っている。右手の甲に烏賊川市の地図に似た古傷(火傷のあと?)がある。鳥ノ岬の飛魚亭で射殺された。 【教養猫】烏賊川市大教養部の喫茶室の周辺で暮らす数匹の猫のこと。 【キンゾー/金蔵】松金正蔵。通称「金蔵」。鵜飼の知り合いのホームレス。鵜飼を「兄貴」と呼ぶ。烏賊川の西幸橋の下の段ボールハウスで暮らしている。何の誇張もなく頭がいいらしい。登場した次の巻で拳銃で撃たれ死亡。 【桑田一樹/くわた・かずき】流平の同級生で映画好き。ビデオ屋「アトム」でバイトしている。「殺戮の館」は駄作だと言う。紺野由紀の最後の恋人。 【剣崎京史郎/けんざき・きょうしろう】豪徳寺家の居候。招き猫狂。暮らしている土蔵の中には招き猫がぎっしり。異常によくしゃべるが会話という言葉のキャッチボールはほぼできない。 【豪徳寺真一】豊蔵の長男。前の妻との間にできた子ども。二十八歳。 【豪徳寺豊蔵/ごうとくじ・とよぞう】回転寿司チェーン「招き寿司」の創業社長。無類の猫好き(というより招き猫狂)で自宅の玄関に人間サイズの招き猫が二体置いてある。経営する回転寿司店にもある。豪徳寺さんやもんね。養子なのでもしかして豪徳寺という名前が欲しくて昌代と結婚した? また自宅にビニールハウスがある。いかつい顔に紳士らしい服装と物腰。十条寺十三の知人。自宅のビニールハウスで殺人事件があった十年後鵜飼に猫探しを依頼してきた。その後ビニールハウスで死体となって発見された。 【豪徳寺真紀/まき】豊蔵の娘。十九歳の美人女子大生。豪徳寺豊蔵の殺された夜ビニールハウスに呼び出されうかつにも誘いに乗って捕まり豊蔵殺害現場を見てしまった。と証言している。 【豪徳寺昌代】豊蔵の奥さん。三十代に見えるが四十三歳。 【豪徳寺美樹夫/みきお】豊蔵の次男。二十二歳。映画好きで矢島達也とときどき映画鑑賞会をやってる。 【権藤一雄/ごんどう・かずお】源次郎の長男。折り合いが悪くいつも取っ組み合いの喧嘩をしている。出奔中。 【権藤源次郎/ごんどう・げんじろう】水木彩子の別荘のご近所さん。建築業「権藤ホーム」を営んでいるらしい。悪徳リフォーム業者。 【権藤英雄/ごんどう・ひでお】源次郎の息子。折り合いが悪く取っ組み合いの喧嘩をしていた。 【紺野由紀/こんの・ゆき】流平の学生のときの彼女。流平がIKA映画社に内定したとき失望して別れ話を切り出した。 【彩子/さいこ】水樹彩子(みずき・さいこ)。ゴージャスな美女。さくらの友人。女優。映画研究会時代は監督経験もあり。愛車はBMW。「サイコ」とはまた意味深な名前で。 【佐野/さの】十乗寺家の執事兼ボディーガード。流平は十乗寺家のオッドジョッブと思った。 【執事】名前こそよく聞くが実際に出会ったものはあまりいないという希少な職種だがいるところにはいる。 【収支】《殺人にだって収支という概念はあるだろうに》撃て!p.251 【十乗寺家の屋敷】馬ノ背海岸の鳥ノ岬にある。重厚ではなく軽快で開放的。 【十乗寺十一/じゅうじょうじ・じゅういち】さくらの父。十三の息子。十乗寺食品の社長。 【十乗寺十三/じゅうじょうじ・じゅうぞう】七十歳、物心ついてから六十年、いまだ自分の名前がいいにくい。十乗寺食品の会長。かつて自らの屋敷を舞台にした拳銃乱射事件の謎を鵜飼に解決してもらった。 【十乗寺道子】十一の妻。さくらの母。 【白波荘】茂呂耕作が住んでいたボロアパート。もう維持管理する気もないようで建物を壊さなければかなり部屋の改造をしてもOK。ちなみにオーナーは二宮朱美。 【白熊郡猪鹿村】烏賊川市に隣接する山村。人口一千七百人。畑作と酪農と林業。盆蔵山(ぼんくらやま)がシンボル。 【真実】《そもそも掛け値なしの真実など世の中にそうはない。》撃て!p.94 【鈴木のマー坊】荷台がちょっと大きめでわりとカッコいい車でした。昔はよく見かけてたけど。吉岡宗助の愛車。 【スルメ】本名はサクラスルメオー。十乗寺さくらの飼い犬。ゴールデンレトリバー。 【善通寺咲子/ぜんつうじ・さきこ】鵜飼の依頼人。春彦の妻。冷めたあと二回レンジでチンするとさらに美味しくなる料理をつくる。 【善通寺春彦/ぜんつうじ・はるひこ】画家。咲子の夫。紳士っぽいが芸術家のオーラはいっさいない。父親の善彦(よしひこ)も画家でそちらは教科書にも載っている超メジャー。最近浮気がアヤシイ。 【逮捕】犯人逮捕の基本、それは《形》だ!(撃て!p.10) 【高梨孝太郎/たかなし・こうたろう】女が落ちてきた事件の目撃者。 【高林】凄腕警部。今は現場からは離れているようだ。 【田野上秀樹/たのうえ・ひでき】さくらの花婿候補のひとり。二十七歳。烏賊川市立大学経済学部教授で次期学長候補の田野上秀彦の三男。現在烏賊川市立大学経済学部講師。赤いフォルクスワーゲンに乗る。 【探偵】《探偵は事件の渦中にいるうちは眠くならないんだ。》p.261 【椿ビル】オンボロ雑居ビル。岩村敬一が暮らしていた。オーナーの老人はなかなか楽しい。 【田園】豪徳寺真一の行きつけのバー。友人の田代俊之がマスター。 【盗聴】《盗み聞きは変質者の趣味。盗聴は私立探偵のお仕事だ。》交換殺人p.61。盗聴器には盗聴特許許可局が認知すると丸Tマークが入るらしい。 【遠山真里子/とおやま・まりこ】善通寺春彦の遠縁の娘。就職活動のため善通寺家に下宿している。関西弁。レギュラーの品揃えのため欲しい人材。車の車庫入れは苦手。善通寺春彦の浮気相手かもと夫人は考えている。鵜飼は彼女がアッケラカンと関西弁をしゃべるので浮気相手ではないと断じた。大雑把すぎる性格。 【友子】佐野の妻。十乗寺家の料理はすべて彼女がまかなっている。 【鳥ノ岬】馬ノ背海岸にある。鳥のように嘴状に突き出している部分がある。そこには十乗寺家の離れ(飛魚亭)が建っている。本当は屋敷を建てたかったらしいが嘴の強度の問題で不可能だった。 【内出血密室】凶器によって即死や動けないわけでない場合被害者自身が密室を作ってしまうことということのようだ。 【中谷SV8】昔の8ミリカメラ。さくらが買おうとしている。 【中山章二/なかやま・しょうじ】四十一歳独身。金属パイプ等を加工する町工場経営者。腕はいい。酒癖はわるくあるときチンピラ二人を殴り倒したら被害届を出されてしまった。偶然、拳銃密造をしていた。 【ニャーネルニャンダース】「招き寿司」の入り口に置かれている招き猫の人形。ほぼ人間サイズ。地元の子どもたちは「ニャーネルニャンダース」と呼ぶ。 【猫】ミユキには漁師がエサをやっていた。教養猫は大学教養学部の喫茶室におり猫舌は壊れている。黎明猫は黎明ビルの近くに最近来た。ニャーネルニャンダースは招き寿司チェーンと豪徳寺さんちの玄関を飾っている。猫のお面の誰かは豪徳寺豊蔵を殺した。ミケ子は豪徳寺豊蔵の死体のあったビニールハウスにいた(かもしれない)。剣崎京四郎が暮らしている豪徳寺家の土蔵には招き猫がぎっしり。エルザは桂木がエサをやってるうちに豪徳寺家によく来るようになった。十年前矢島医院に怪我で死にかけた三毛猫が来て洋一郎が手当てして生き延び「マオ」と名付けられた。 【恥】相手に恥をかかせるのは紳士のおこなうことではないらしい。流平はそれを「勝利の方程式」だと思っていたが。 【原田】刺された女性をひきかけたがなんとか回避したものの女性はすぐ死んだので結果的に第一発見者になった銀行員。淡々と説明的に説明する。 【ビニールハウス】豪徳寺さんちの庭にある蒲鉾型のビニールハウス。農家のものよりは小ぶりな感じだがけっこう大きい。頑丈な作りで少し揺すったくらいではびくともしない。すりガラスのように半透明なビニールが張られており中はほぼ見えない。特に何も栽培されていない。なんのために庭に建てたのだろう。よからぬことに使うのが目的? 殺人事件の被害者と思われる死体が二度発見された。単純なつくりなのでトリックには使いやすそう。 【ひまわり荘】盆蔵山の別荘地にある水木彩子のセカンドハウス。山小屋ふう。 【盆蔵山】奥床市にある山。環境がよく別荘地などがある。 【本陣殺人事件】ATG製作の映画。ミステリ映画ブームの火付け役かとこの小説(密室の鍵貸します)では書いてあった。原作横溝正史。ぼく的にはけっこう好きです。 【牧田裕二/まきた・ゆうじ】戸村流平の大学時代の友人。 【升村光二郎/ますむら・こうじろう】さくらの花婿候補のひとり。二十六歳。居酒屋チェーン「升むら」を経営する升村家の次男。商才はあるが長男もそうなので立場は微妙。黄色いポルシェに乗る。 【松金正蔵/まつかね・しょうぞう】→金蔵 【招き寿司】豪徳寺豊蔵さんが創業し経営している回転寿司チェーン。 【ミケ子】豪徳寺さんちの三毛猫。可愛げがなく大きい。脱走したミケ子をなぜ豊蔵さんは金に糸目もつけず探すのか。家族にもさわらせず猫部屋に「保管」していたようだし。その辺になにかありそうだとは思う。財宝の隠し場所がどっかに描かれてるとか。それはま、冗談ですけど。 【三毛猫】この話(猫は何匹)には多くの三毛猫が登場する。招き猫も登場するが招き猫が三毛猫なのかどうかはよく知らない。三毛猫は遺伝子かなにかのせいで基本的にメスなのだとはよく知られていることだがオス三毛猫もまれに誕生するらしい。その場合の価値がどれくらいになるのかも知らないけど豪徳寺豊蔵さんが金に糸目をつけず探しているのはそのせいかもしれない? 【水樹彩子/みずき・さいこ】→彩子 【水沼/みずぬま】善通寺春彦が訪れた別荘の表札にそう書かれていた。 【ミステリ作家】午前三時に散歩しているときあるものを見た。《なんだミステリ作家か。それじゃ深夜の散歩も無理ないな》猫p.114。そういや『深夜の散歩』という福永武彦、中村眞一郎、丸谷才一著のミステリエッセイ集を持ってます。 【ミユキ】魚丸が三毛猫につけた名前。別れた女房の面影を見て。 【茂呂耕作/もろ・こうさく】流平の映画学科地代の三年先輩。二十五歳。ボロアパート「白波荘」で暮らしている。改築ほぼ自由なので茂呂は一室を完全防音に改造しホームシアターとして使うためにあえてこのアパートで暮らしている。聴く音楽はエアロスミスか藤あや子。志木刑事の高校時代の友人。 【矢島達也】洋一郎の息子。父の死んだ十年後、三十一歳のときには豪徳寺家の主治医になっている。豪徳寺真紀に気があるようにも見える。傷を見たら縫いたくなる。 【矢島弓子/やじま・ゆみこ】洋一郎の妻。車椅子を使っているいう設定にわざわざしてるってことは視点の低さになにかあるのかもしれない? 【矢島洋一郎/やじま・よういちろう】開業医。豪徳寺家の主治医。十年前豪徳寺家のビニールハウスで腹部を刺されて殺された。死亡時四十八歳。妻の弓子と二人暮らし。息子の達也は某有名大学の医学部の学生で東京暮らしだったが、十年後には豪徳寺家の主治医になっている。 【安木理絵/やすき・りえ】豪徳寺豊蔵が殺された夜恋人とともに招き猫を目撃した一人。どうやら画像として記憶を保持できる能力を持っているようだ。 【山村良二/やまむら・りょうじ】剣崎京四郎の麻雀仲間。 【吉岡宗助/よしおか・そうすけ】椿ビルに暮らすプロのカメラマン。岩村敬一の呑み友だち。愛車は鈴木のマー坊。 【黎明猫(仮称)】黎明ビルの近くにいる三毛猫。名前は特にないが体形からデブと呼ばれたことあり。 【ルノー・ルーテシア】鵜飼の愛車で精一杯の見栄。《見かけは国産のハッチバックと大して変わらないのだが、その実、価格も装備もやはり国産と大して変わらないという、すこぶる個性的なフランス車である。》撃て!p.59 【連続殺人】《実際、連続殺人を描くミステリに人間ドラマが本当に必要なのだろうか、という疑問は以前から流平のなかにあった。》密室の鍵p.67

    0
    投稿日: 2022.11.19
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    ちこ(´・ω・)
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    「発端の部」 何気ないことばかり。 結婚してから変わっていったのではないとなると、関係性を疑うのも仕方ないのかもな。 「昼の部」 出会っているはずが。 いくらボーッと歩いていたとしても、人通りのない場所ですれ違った者は記憶にないか。 「夜の部」 身元を確認出来ない。 いくら凶器が刺さったままだとしても、衣服に染み込んだ血液が道に垂れなかったのか。 「深夜の部」 白骨死体を掘り当て。 目印の下にあるはずが、どこまで掘っても見つからなかったらパニックになるだろうな。 「夜明けの部」 名前が違う一人とは。 旧姓でもなく全く別人のように呼び名を変え、見た目すら違うなんて訳が分からないな。 「解決 -引き裂かれた夜の果てに」 時を超えた交換殺人。 全て同じ時系列で起きていると錯覚していたからこそ、答えが見つからなかったのだろ。

    0
    投稿日: 2022.11.05
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    ギャグ自体は多少寒かったりするんだが、所謂「天丼」の使い方が上手い。更に珈琲メーカーの水を被せてくるとか。 朱美がどんどんポンコツになっていってる感じがする。相変わらずのドタバタにニヤついてたら、ミスリードにがっつり引っ掛かってた。 軽い話運びなのに、上手いトリックにううむと唸ってしまう。 流平とさくらお嬢様は今後うまくいくのか!?

    7
    投稿日: 2022.08.16
  • じゅうのアイコン
    じゅう
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東川篤哉の長篇ミステリ作品『交換殺人には向かない夜』を読みました。 『完全犯罪に猫は何匹必要か?』に続き、東川篤哉の作品です。 -----story------------- 不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。 ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。 寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。 無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた……。 全編にちりばめられたギャグの裏に配された鮮やかな伏線!  傑作本格推理。 ----------------------- 2005年(平成17年)に刊行された、架空の地方都市・烏賊川市を舞台に繰り広げられる本格ユーモア・ミステリ・烏賊川市シリーズの第4作です。  ■プロローグ  ■【発端の部】   ・鵜飼杜夫探偵事務所(鵜飼・朱美)   ・十乗寺さくら再び(流平・さくら)  ■【昼の部】   ・善通寺家への侵入(鵜飼・朱美)   ・ひまわり荘への道のり(流平・さくら)  ■【夜の部】   ・鶴見通りの死体(刑事たち)   ・善通寺春彦への電話(鵜飼・朱美)   ・露天風呂の悪党(流平・さくら)  ■【深夜の部】   ・扇町通りのアクシデント(刑事たち)   ・真夜中の穴掘り(鵜飼・朱美)   ・『映画監督サイコ』(流平・さくら)   ・掘り返された過去(鵜飼・朱美)   ・泥のついた死体(流平・さくら)  ■【夜明けの部】   ・『見知らぬ乗客』(鵜飼・朱美)   ・真実にいたる小道(流平・さくら)  ■【解決――引き裂かれた夜の果てに】  ■エピローグ  ■解説 佳多山大地 不倫調査を依頼され使用人を装い善通寺邸に潜入した名探偵・鵜飼杜夫(うかい もりお)と二宮朱美、 恋人?の十乗寺さくらに誘われ、さくらの友人・水樹彩子(サイコ)のセカンドハウスひまわり荘を訪ねた鵜飼の弟子・戸村流平、 鶴見通りで上品な女性が刺殺された事件を追う烏賊川市警察の砂川警部と志木刑事、そして和泉刑事、 この3つの視点でパラレルに物語は展開しますが、同一人物と思っていた人物が別人物だったり、別人物と思っていた人物が同一人物だったり、平行して語られる物語のひとつだけが過去のエピソードだったり、巧くミスリードさせられる叙述トリックが仕掛けてあって愉しめました… 3つの物語が、巧く一つの物語として溶け合う瞬間が印象的でしたね。 交換殺人の使い方も秀逸… コミカルな展開とミステリとしてのクオリティを両立させる抜群のバランス感覚が良いですねー 面白かったです。

    0
    投稿日: 2022.07.11
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    りょーへい
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説ならではのトリックは面白かった。 ラストのシーンのあえて書いた作者の意図を考えてしまうと、また違った展開があるのではないかと期待してしまう。

    1
    投稿日: 2022.05.06
  • お嬢のアイコン
    お嬢
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    プロローグの文から好きな感じの雰囲気。 交換殺人って分かってたのに、どんどん読み進んでいってしまってその事を忘れてました。 どんでん返し系かなと思ったけど、交換殺人として考えればなんとなく推理はつく感じ。 ただめちゃくちゃ頭使う…。 時系列や、細かい疑問までは最後までわからなかった。 全ての真理を知りたくて後半あっという間に読んでしまいました。 推理小説として、交換殺人がテーマのお話しとして、良い作品でした。 複雑そうな本に見えるが、テンポ感などバランスが良くて丁寧で読みやすい。 サクっと気軽に読めそう。

    5
    投稿日: 2022.04.14
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    よしひろ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★…買って後悔。読んだ時間を後悔 ★★…一読後、再読はなし ★★★…まあまあ ★★★★…人に勧めたい ★★★★★…何度も読みたい!保管したい! トリックありきの小説構成でネタバレした以上、退屈なお粗末なお話でした。あと錯誤に気づけるだけの情報を散らしておかないとアンフェアかと思いました。 軽快な台詞のやり取りはアニメ画でイメージしながら読み進めていたがトリックのネタから言っても映像化は厳しいか?

    0
    投稿日: 2022.02.13
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    saga-ref
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    あぁ、そうきたか! という読後感。雪の夜というのがクサいと思っていたが、予想の上をゆく構成に脱帽。あらすじに触れてしまうだけでネタバレ必至なのだ。というわけで、流平とさくらお嬢様の今後の進展に期待!

    2
    投稿日: 2022.01.31
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    カタハ゛ミ゛
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    見事に騙されました。 これは気付けなかったな〜、でもヒントもあったのかな? ミステリ的仕掛けは勿論、登場人物たちの掛け合いもユーモラスで面白かったです。 鵜飼探偵と朱美さんのコンビが可愛らしくて良かった。

    1
    投稿日: 2021.12.22
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    Honto
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初東川篤哉。推理小説専門の作家さんてこういう感じの文なんかね。歌野晶午とか折原一は直木賞候補になるだけあってしっかりしてるけど、流石にこの人はなることないね。 トリックが先にある感じで、キャラはさすがに舞台上の設定装置でしかない。 しかしさすが推理作家?なだけあって叙述トリックは見破れんかった。さすがにムズイわ。あらゐけいいちのイラストが良い味出してるけど、無理だわ。あと時系列ズラしてるのは上手かった。なるほどね。 ただしてやられた感が全然ないのはなんでだろ? こういう叙述トリック系のはそういう感想抱くもんなんやけどね。 あと無粋に文章とかの話してるけど、そういう作家さんってことは認識してるし批判するつもりは全くない。テイストもそういうものだと割り切ってる。 でもやっぱり筋書きだけじゃ、あっと言わせる物語は難しいんかもね。

    1
    投稿日: 2021.08.13
  • やえのアイコン
    やえ
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    シリーズ4作目。 それぞれの場面展開で話が進められており、途中時系列がごちゃごちゃになりそうになっていたけど、最後のまとめを作ってくれていたおかげで整理出来た。面白かった。

    1
    投稿日: 2021.08.02
  • クロワッサンのアイコン
    クロワッサン
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    烏賊川市シリーズ4作目。 多種多様なトリックが使われている。 詰め込みすぎ少し混乱したけど、 なるほどねと思いました。 交換殺人はストレスがたまりそう。

    12
    投稿日: 2021.07.10
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    ゆうすい
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごーく面白かった。 限りなく☆5に近い☆4。 解説にあるように、タイトルで交換殺人を扱うことを公言し、そのつもりで読む読者をあっと言わせるのは、かなりハイレベルな訳で、それを期待以上にやってのけられた感。 やや古めかしいセンスのギャグのノリも楽しいし、解決編の説明が懇切丁寧で万人に分かり易い。 そして真相が分かると、最初から計算されて張られた伏線の妙にも唸らされる。 東川篤哉凄い。 相変わらずドタバタの鵜飼探偵だけど、今回は知性が感じられて良かった。特に善通寺咲子との会話でセレクトされた語彙が、すごく感じ良かった。 朱美や流平、志木刑事に警部とお馴染みの登場人物が活躍する上、二作目に登場した十乗寺さくらが再度出てきたりして、シリーズにも厚みが出てる。 「わたし」が何者かに尾行された挙げ句、話しかけられた第一声が「実は交換殺人の話なのですが」だという、読者の心を鷲掴みにする穏やかでない冒頭では、この「わたし」の性別を巧みに隠蔽してる。(実は女かもとは思った) 善通寺咲子と夫の春彦との会話に何かありそうで、咲子は妻なんかじゃなくて家政婦だったりして…なんて疑った(外れた)。 志木刑事と和泉刑事のシーンが3年ズレてることも、和泉刑事=水樹彩子=善通寺咲子=冒頭の「わたし」だということも全く気付かず、気持ち良く騙された。 ちょっとだけモヤッたのは、権藤英雄の存在が終盤消えてしまったこと。ひょっとしたら英雄は、父親を自らの手を汚さずに始末すべく3年前の事件と善通寺咲子を利用したんじゃないか。などと勘ぐってしまった。完璧なアリバイ用意してたし。 これで英雄が全く追求されないのはなんか解せない。 どうでもいいけど、ブクログの書影の表紙絵、めちゃネタバレやん…(私の読んだ文庫の表紙絵とは違う)

    2
    投稿日: 2021.06.14
  • mktrのアイコン
    mktr
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    シリーズ第4作。相変わらずコメディとしても面白いし、詳しくは述べないがトリックも良い。ストーリーも爽やかで好き。評価が高いのも納得の作品だった。

    0
    投稿日: 2021.04.11
  • むーこのアイコン
    むーこ
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    この作者の中では今のところ一番かも? 読みやすく、ネタばらしも意外性があったし。 ただ、私が買った本が限定なのかな?表紙の煽り文がやり過ぎていて、ネタばらしが私の期待を越えてくれなかったので、☆マイナス1個。 煽りまくった表紙にOKした編集が悪い……。

    0
    投稿日: 2021.03.15
  • S.Rのアイコン
    S.R
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    刑事達と探偵達の視点が入れ替わりながら作者特有の軽妙な語り口で物語が進んでいく。ネタばらしの所はミステリー小説ではあるあるの部類だが、キャラクター同士の掛け合いが面白く、スルーしてしまいがち。一読することをお勧めする。

    2
    投稿日: 2021.03.06
  • jackieのアイコン
    jackie
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    パケ買いしてしまった本。一つ一つ丁寧に伏線を回収していくので読んでてわかりやすかった!ギャグも多めで声出して笑いました。予想とは違ったので面白かった!

    1
    投稿日: 2021.02.24
  • yokoichi26のアイコン
    yokoichi26
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    待ち時間にフラっと買った一冊で、シリーズ全作も全く読んでないけど、面白かった。 進行する3つのシチュエーションと、それを繋ぐ一本の(一人の)線。読み終えてブクログアプリ開いて、カバーが絶妙なメッセージになってることに気づく…。これぞ推理小説。

    0
    投稿日: 2021.01.26
  • 麦の海のアイコン
    麦の海
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    久しぶりに読んだミステリー小説!長年のブランクを解消するにはうってつけの作品でした。この作家さんの本は初めて読みましたが、登場人物が癖のある人物ばかりで覚えやすいです。また、軽妙なギャグが所々に盛り込まれているため、殺人事件が起きてるとは思えないほど明るい調子で終始物語が進みます。苦手な人もいるかもしれませんが、私は好きな感じです。きちんと捻りを加えたトリックで、驚きの展開も用意されており非常に楽しめました。 1番の驚きはこの小説がシリーズ物で、しかも4作目だということでした。。 前作知らなくても楽しめます。笑

    5
    投稿日: 2020.08.12
  • chirorimitsukiのアイコン
    chirorimitsuki
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    うーむ。 なんか話に乗り切れないまま、エンディング。 シリーズものなので、初めから読んでいれば、もっと入り込めたのかな?

    0
    投稿日: 2020.07.11
  • eri77のアイコン
    eri77
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    個性的な登場人物ばかりでちょっとイライラした。 シリーズものと知らずに読んだのが失敗でした。 最初から読んだら違う印象でしょうか。 トリック謎解き等は面白かったです。

    0
    投稿日: 2020.03.19
  • mofu3mofu3のアイコン
    mofu3mofu3
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    色々と凝った仕掛けがされているのだが、いまいち乗りきれなかった。 私は本格ミステリはフェアであってほしいと思うタイプなのだが…この作品の場合は伏線はあるものの、読者が真相を推理できるだけの情報が隠されているかというと疑問な気がする。(もちろん、私が読み逃しているだけかもしれないが) また、ユーモアまじりの文体もあまり合わなかった。

    0
    投稿日: 2019.08.09
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    だりあぽっぽ
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    シリーズものの第四弾だったらしい! それを知らずに読み後悔。 前作読んでたらきっと楽しい&驚きだったに違いない。

    0
    投稿日: 2019.06.16
  • herbteaのアイコン
    herbtea
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    いつも通りのシリーズキャラを楽しみながら、それぞれの線がどのように繋がっていくのか明らかになっていくことを積み重ねおよその輪郭は見えたつもりでいたのですが…突然騙されていたことに気づき固まりました。これはわからない!もう一つの方も違和感は感じていましたがそれも想像以上でした。なんともよくできていますね。無駄なものが全然ないです。ミステリとしてガツンとやられたのにシリーズものとして笑いはきちんと押さえてあり、楽しく一気に読まされてしまいました。強烈なインパクトを残した彼女はこの先も登場するのでしょうか?

    0
    投稿日: 2019.06.14
  • うさぎのアイコン
    うさぎ
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    これはなんというかf^_^;意外な展開でした。 あんまり言うとネタバレすぎることになっちゃうから言わないけど。 絶対見破れないトリックだったなぁと思いました。少なくともわたしはわかりませんでした。 好き嫌いが別れるかもしれないけど、わたしは好きな作家さんですね☆

    2
    投稿日: 2019.06.12
  • りりのアイコン
    りり
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    シリーズものだけど、飽きさせないキャラクターと話の展開にイッキ読みしてしまった。変わらず東川さんの作品はユーモラスで、読みながらクスッと笑わせてくれるけど、しっかりミステリー要素もあって本当に好き。ただ、話の展開に⁇になるところがあったので。一通り読み終えて、何度か遡ってやっと納得‼︎やっぱり面白い!

    1
    投稿日: 2019.05.20
  • mach-readのアイコン
    mach-read
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    イロモノキャラのドタバタコメディミステリー。 あっと驚く意外性も盛り込まれているが、それ以上にキャラが濃くて、いまいち入り込めない。

    0
    投稿日: 2018.11.11
  • 2006takahiroのアイコン
    2006takahiro
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    不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた…。

    0
    投稿日: 2018.06.15
  • ゆらぎものアイコン
    ゆらぎも
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まんまとやられたー!て感じでした。 (て、私の場合、毎回そんな感じだけど、、w) 次の展開を予想するも微妙に予想通りにならない。 「この展開で交換殺人になる?」という稀有も 気持ち良いほどストンと収まってしまいました。

    0
    投稿日: 2018.02.25
  • no_identifyのアイコン
    no_identify
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もともとミステリーを謎解きしながら読むタイプではないので、簡単なことにもすぐだまされる方ではあるんだけども、今回の作品はそういうところを超えてきた気がする。 なんとなく鵜飼と流平が近くにいるだろうとは誰でも想像がつくんだろうけども、どこでそれがくっつのかと思いきや、転げて落ちていくとか(笑)。そういうドタバタコメディ劇に大事なポイントをうまいこと隠されたなぁ。 これは少なくともこれまでのシリーズの中で一番の作品ではないかと思う。

    0
    投稿日: 2018.01.28
  • kumitaisoのアイコン
    kumitaiso
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    お嬢様と弟子がお嬢様のお姉様的人の別荘へいき、探偵と大家の女性はお金持ちの運転手とメイドに変装してさぐる。

    0
    投稿日: 2017.03.05
  • Saoriのアイコン
    Saori
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    会社の先輩に借りた本。 話がどう繋がっていくかとやきもきしながら読んでいたが、最後の方でつながった!犯人はあの人…と思っていたら、完全に作者にミスリードされてました。ある意味都合が良すぎるのかもしれないけど、ひっくり返された時は爽快でした。

    0
    投稿日: 2016.12.31
  • keikubo27のアイコン
    keikubo27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016年53冊目。 終始軽い感じで、読みやすいと言えば読みやすいし、イマイチ入り込めないといえばそうなんだけど、ナメ過ぎてたw 伏線や叙述トリックなど結構細かいところまでちゃんと作られていて、後から「えっ?」て読み返したりしてしまった。 ただ、彩子さんのキャラはちょっとムリがあるかも。いや、どちらも好きなんだけど。 これシリーズモノの三作目だったのね(;^ω^)機会があれば全部読みたい。

    0
    投稿日: 2016.10.25
  • タイトルで堂々のネタバレ!

    烏賊川市シリーズ第4弾。 本当に交換殺人があるのかよ?と半信半疑で読みましたが、やっぱりありました。 でもそれだけじゃ、解明できない難しさがあります。 交換殺人を読者に意識させ、他の重要部分から意識をそらす! 著者の罠にまんまとはまった感じです。 そうなると、本を読む前、つまりタイトルを読んだ時点でもう罠に引っかかっていたのかな!?

    3
    投稿日: 2016.09.23
  • nacosanのアイコン
    nacosan
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    面白そうなタイトル、と裏表紙の説明、なのだが…うーん、、。キャラに深みがない、タッチも軽い、、まあそういう作品なのだと割り切って読めばアリなのかな。

    0
    投稿日: 2016.09.10
  • 鈴雨のアイコン
    鈴雨
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    分かりやすい伏線に目が行ってしまったため、重要な伏線は気にも留めていなかった。けど、あれー? とは思ってはいたんですよ。志木に和泉なんて先輩いたっけかな、とは。 ユーモアミステリーだけど叙述的でもある。 軽い言葉のやり取りに目を取られてしまうけど、細かい伏線が多かった。なにより表紙がね。一番分かりやすい答えを示している。

    0
    投稿日: 2016.06.04
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    liyachan
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    ふと笑ってしまうギャグテイストのミステリー。 慣れずに読み進めるのに時間がかかってしまって文章の流れが掴めずネタ明かしでもいまいちピンとこなかったのが残念でした。きっともっと面白かったはず。

    0
    投稿日: 2016.03.17
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    diligence
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    シリーズの第3弾。ミステリーパートはいつもとちょっと違って趣向が凝らしてあります。ギャグは回を重ねるごとに調子が上がっている気がします。

    0
    投稿日: 2015.10.04
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    SHIRoKURo
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     本から飛び出してきそうなコミカルな登場人物が、読書欲をそそる。そして繰り返される悲劇・・・でなくコント。これに関しては華麗にスルーすることに決めた。  交換殺人と言えばミステリファンなら1度は聞いたことのあるフレーズだと思うが、それに加えてある仕掛けが施されている。バカミスの類ではあるが、ちゃんと筋の通った説明がされているので、本格ミステリとしても異論はない。殺人ミステリは読みたいけど、暗い気分になるのは絶対嫌という読者がいたとしたら、本作をおススメする。

    0
    投稿日: 2015.09.28
  • るこのアイコン
    るこ
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    東川篤哉さんの作品を読むのは5作目。 その中で最も面白かった。 トリックはトリックで隠せ。そんな感じ? 都合の良い展開、軽い文章、随所に見られるギャグで非常に読みやすい。 遠山真里子のキャラが好み。 ユーモアミステリーに分類されるとは思うが、プロットはしっかりと本格ミステリー。

    0
    投稿日: 2015.05.12
  • 是木のアイコン
    是木
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    普通に人が死に、死体が遺棄されたりしますが、ユーモアに溢れる作風が凄惨さをかき消しています。 異なる視点が最終的に集約されて解決するタイプの作品ですが、読むのがつらかったです。

    0
    投稿日: 2014.08.27
  • 猫舌菜雲のアイコン
    猫舌菜雲
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まったくもっていかがわしい話だ。 ……。 もとい、烏賊川市の話である。 相変わらずのキャラクターたちが、 キャラクターたち? シリーズ初読なので良く判らないけど、キャラクターたちが大騒ぎをしてくれる。 ちょっと軽々しい登場人物たちにウンザリすることも無きにしも非ずではあるが、ホテルとか一人二役の伏線の貼りかたが、無茶苦茶ではあるんだけど上手すぎて面白い。 ああ、これ、伏線だったわけね。みたいな。 車上嵐の正体が何者であったのか、いや、何者でもないかもしれないが、そこんとこが気になるくらいで、あとは作者の掌の上で転がされて丸め込まれた印象である。 と、べた褒めではあるが、やはりミステリーとしてみた場合、主人公らが軽すぎるのが難といわざるを得ない。 『貴様! 人が死んだんだゾォ、いっぱい、人が死んだんだゾォっ!!』 と叫ばれても不思議ではない状況なのに、この落ち着きようは軽いと言われても仕方がない。そう思うものなのだ。

    0
    投稿日: 2014.07.22
  • kiyosiのアイコン
    kiyosi
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    このレビューはネタバレを含みます。

    善通寺咲子から夫の様子がおかしいと相談を受けた鵜飼杜夫。探偵事務所の大家・二宮朱美と共に善通寺の屋敷に使用人として入り込む。咲子が外出した夜の善通寺のあやしげな行動。同じ日に戸村流平は十乗寺さくらと共にさくらの知り合い水樹彩子のもとへ。彩子の家の向かいに住む権藤家の争い。殺害された権藤。砂川警部の部下、和泉刑事と志木刑事の捜査する女性殺害事件との関連。

    0
    投稿日: 2014.04.06
  • moon-uのアイコン
    moon-u
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よくできている。 シリーズで一番好きかも。 あの時のあれは、あれがこうなって あの人がああやってこうなって・・・・・ 最後に整理されると、気持ちいい。

    0
    投稿日: 2014.03.19
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    blackmore2
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    交錯した時間軸に騙されつつも、自分の中で推理しつつ読み進める事が出来てとても楽しく読めた。しかし劇場型依頼人には参ったもんだ(笑)

    0
    投稿日: 2014.03.02
  • ichico-15のアイコン
    ichico-15
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    ひさしぶりの東川作品。軽い語り口ながら、トリックはきちんと仕掛けられており、油断していると驚かされる。というか、驚かされた(笑) 最後、くるくると脳内イメージを覆されながらネタばらしされるのは気持ちいい。 独特の軽くてコミカルな文体は、実はあまり好きではないのだけど、このストーリー展開とトリックの絶妙さは大好き。次は何を読もう。

    0
    投稿日: 2014.02.24
  • 猫舌のアイコン
    猫舌
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    あー!なるほどー!!と膝を打ちました。 あの人のあれはあれ(書いちゃうと微妙なネタバレ)だろう、という所までは推理できましたが、そこがこうつながるのかぁ。 ていうか、今の装丁やばくないですか?私が読んだのは月の装丁ですけど。 こういう視点移動型の話はいろんなパターンがあって、面白いですね。

    0
    投稿日: 2014.02.17
  • nacky813のアイコン
    nacky813
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    烏賊川市シリーズ四巻であります。タイトル通り、交換殺人が話のポイントですが……。 なんといっても今回は「騙された」の一言につきます。男性読者として「妙に魅力的な新キャラが多いなぁ」なんて鼻の下を伸ばしていたら(苦笑) 本格とは少し外れる感じもしましたが、確かにシリーズ最高傑作と言えるのでは。 とにもかくにも、彼女には再登場していただきたいものです(苦笑)

    0
    投稿日: 2014.01.01
  • jubihideのアイコン
    jubihide
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    この作者のものは、ユーモアの衣をまといながら、ミステリーとしての骨格がしっかりしているものが多いので、好んで読んでいます。 この作品もそうした点を期待して読んだのですが、今回はいま一つ。読み終わってみれば、作者が試みたトリックはわかるのですが、印象として唐突でした。こちらが、伏線を読み逃したから唐突な印象を受けたのだろうと言われれば、それはその通りですが、もう少し「におい」はさせてほしかった、と思います。その辺のさじ加減がうまいかどうか、というのは、ミステリー作家の技量として重要なものの一つではないでしょうか。 この作者はそうした技量に長けていると思っていたので、ちょっと期待外れに終わりました。

    0
    投稿日: 2013.12.07
  • ∞のアイコン
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    近くの時と 遠くの地とで 語られていたと思われた物語が 実は 遠くの時と 近くの地とで  トリックたっぷりのお話で 読者をも巻き込んで 進んでいたのでした。 すっかり騙されて さいごにすっきりすること 請け合い。 さくらさんが 愛らしいです。 2011

    0
    投稿日: 2013.11.21
  • koichiro5884のアイコン
    koichiro5884
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    時間と人間(役柄)のトリック。あまり響かなかった。理由はよくわからないが、なんとなく入りきれない感じ。

    0
    投稿日: 2013.10.01
  • りょこのアイコン
    りょこ
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    またしてもだまされた! 誰が交換殺人しているのか、おおよそ見当はつきましたが、肝心のあの人があっちでもこっちでも… 単純な交換殺人事件でないところがさすがです。

    0
    投稿日: 2013.09.16
  • ぼたんゆきのアイコン
    ぼたんゆき
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    トリックに非常に驚かされました。ギャグ交じりの独特の文体がおもしろい!人によってはなじめないかもしれないです。 シリーズものだということを知らずに読み始めてしまったのですが、普通に楽しめます。第一巻から続けて読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2013.08.09
  • しろコシオのアイコン
    しろコシオ
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    烏賊川市シリーズ第4弾、今回も楽しめた。 ユーモアミステリの旗手として著作数を伸ばしている東川氏であるが、ユーモアの影に隠れがちであるものの、ミステリ小説として、トリックの創設、それを解明する伏線ヒントの散らし、探偵キャラのロジックに裏打ちされた解決編と、見事に成立させている。 しかしながらシリーズも第4弾ともなればお馴染みのキャラを登場させての事件の創造からトリックまで、どうしてもマンネリ化せざるをえなくなってくるのではなかろうか?という不安を払拭させてくれる仕掛けが今作には施されている。 十乗寺さくらお嬢様が再登場し、流平と絡んでくれるのも嬉しい。鵜飼は朱美さんと相変わらずで、一夜限りのタイムリミットサスペンスというのも新しい。 烏賊川市シリーズファンの皆様、どうか安心していただきたい。東川氏の為せる技はまだまだ無尽蔵にあるのだと!

    0
    投稿日: 2013.05.24
  • まいつきのアイコン
    まいつき
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    烏賊川市シリーズ第4弾。 ・・・読んでる順番としては、後ろから読んでるんだよね、自分。 さくらって、誰だっけ?としばし確認。そりゃ、知らないよ。だって、その事件読んでないんだもん。 咲子にまんまと、騙された。 気づいたのは、解決寸前。鵜飼と戸村が出会うぐらい。雪道で。騙されっ放しでした。 「交換殺人~」はギャグ控えめな印象。でも、読みやすさが失われてるわけでなく、すらすらと読める。 「謎解き」より、こっちの方が好きかな。 シリーズとしては、同じだけど。この1冊てとこでは。

    0
    投稿日: 2013.02.04
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    よもぎ
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    そろそろ烏賊川シリーズにも現段階での終わりが見えてきました。 こちらががつがつ読んでいるからこそなんですが、読みつくしてしまった後は続きが心待ちになる気がします。 鵜飼探偵事務所に今回舞い込んできた依頼は、夫の浮気調査。 二宮朱美と共に依頼人善通寺咲子の下へ向かう鵜飼探偵。 弟子である戸村は十乗寺さくらとデート(?)にしゃれこもうとしていた。 お馴染み警察官の砂川と志木、そして女性警官の和泉は、善通寺夫人の殺人事件に奔走する。 やがて事件は思わぬ方向へと収束することになる。 してやられました。 完全にほんわかしたギャグテイストな脚本に一本とられてしまいました。 ストーリーがよく練られていて、注意して読み進めないと絶対に全貌が掴めません。 ミステリーが苦手な方におすすめするには絶好の書籍だと思います。おすすめ!

    0
    投稿日: 2012.12.31
  • ussysanのアイコン
    ussysan
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    20121227 奥床市。善通寺咲子、十乗寺の紹介。善通寺春彦、善彦の息子、画家。遠山真里子、関西の大学、こっちで就職活動。白熊郡猪鹿村。金髪の若い男、中年男性、春彦。春彦、金髪の男は知らない。さくら、フランスにホームステイ。奧床高原駅、猪鹿神宮駅。水樹彩子タレント、十乗寺食品のcm。ひまわり荘。権藤さん源次郎、建築業。息子、英雄。和泉刑事。第一発見者、原田。ストーブリーグ。権藤リフォーム、悪徳。権藤一雄、三年前父親を殺しそこなった。ベンツの持ち主、春彦。映画監督サイコ。春彦、夜中にスコップ。白骨死体発見。砂川警部の携帯。権藤死亡、傷口に泥。水沼、将棋仲間。ヒッチコック、見知らぬ乗客。彩子、本名が咲子。和泉咲子、砂川警部の部下、三年前。奥床市と烏賊川市合併。p.318謎解き。時系列、和泉と志木のは三年前。善通寺幸子、パトロンの娘。三年越しの交換殺人。一雄、白骨。春彦と一雄。金髪青年、一雄の恰好をした英雄。水沼さん、温泉旅館。咲子旅へ、BMW流平にあげる。

    0
    投稿日: 2012.12.27
  • みけのアイコン
    みけ
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    夫の浮気調査を依頼され、依頼者の屋敷に潜り込む探偵。 好きな女の子に頼まれ、彼女の友人の別荘へ行く探偵助手。 大雪の夜、殺人事件を調査する刑事たち。 一見すると関係がないこれらの背後で、交換殺人が…。 それぞれ3人の目線で進んでいくストーリーが、無関係なようで、最後にはひとつにつながる・・・こういうの大好きです。 たくさんの伏線があるのも読み応えありますし、でもそんなに小難しく感じないのは、ギャグの多さ? 東川さんの作品の個性なのでしょうか? シリアスになり過ぎない笑いがありますね。 全く予想できなかった部分がラストにあり、騙された感が爽快でした。

    0
    投稿日: 2012.12.15
  • nayuのアイコン
    nayu
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    これは凄い!  面白かった!    作者の仕掛けが凄い!  様々な偶然や繋がり、それが全て作者が仕掛けたなんて凄いです。    伏線が凄い!  伏線の回収が凄い!  あれがこれでこれがあれで……全てが繋がった。    トリックが凄い!  もちろん交換殺人なんだけど、ただの交換殺人ではない。    役者が凄い!  キャラクターがとてもよく動いていた。  最後に警部が言ったことはよく分からなかったけど。    まんまとしてやられた。  作者に弄ばれた。    そして、さくらさんが可愛くて面白くて天然で面白くて可愛かった。    シリーズ代表作にして傑作。

    0
    投稿日: 2012.11.30
  • さつきのアイコン
    さつき
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    騙された。 でも、これって純粋なトリックとは言わないんじゃあ・・・。 まあちゃんとしたトリックにプラスしての騙しだから、いいのかな。 小説だからこそできる手法という意味では、 素晴らしい種だった。 きっと注意して読んでたら、おや?というところがあったんだろうな。 ちょっと悔しい。

    0
    投稿日: 2012.11.28
  • のあのアイコン
    のあ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    烏賊川市シリーズ4作目。 交換殺人の契約を容疑者らしき人間とやりとりする所からスタート。 そんな中、初めて鵜飼探偵と戸村くんが離れ離れで事件が展開していきます。 鵜飼サイド戸村サイドそして、刑事達サイド。 一見バラバラの事件が実はつながっているというお話。 実は、この三者にそれぞれ共通の人物がいるのですが、女優という設定のため、全く同じ人物とは思わず最終局面で判明した後、 ページを前にもどしてしまいました。 伏線は張られていたのに、気付かずに残念でした。 もちろん、その分楽しめました。

    0
    投稿日: 2012.11.07
  • にゃんこのアイコン
    にゃんこ
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    初、東川篤哉作品。 マンガちっくでしたが、キャラクターが魅力的で楽しかったです。 ただ、楽しかったと言っても深いところでの楽しさではなく、表面的なもの。 そのうち内容を忘れてしまいそうな気がします。。 ちょっと軽すぎたのかなぁ?なんだか物足りなさもあり。 それでも、伏線や時間軸の使い方にはなるほど~と感心したりも。 さくっと楽しく読書したい時には良いかもしれませんね。 烏賊川市シリーズの第4弾らしい。機会があったら他も読んでもいいかな~ 【不倫調査のため、使用人を装い山奥の邸に潜入した私立探偵・鵜飼杜夫。ガールフレンドに誘われ、彼女の友人の山荘を訪れた探偵の弟子・戸村流平。寂れた商店街で起こった女性の刺殺事件の捜査をおこなう刑事たち。無関係に見えた出来事の背後で、交換殺人は密やかに進行していた…】

    0
    投稿日: 2012.09.30
  • nfujishimaのアイコン
    nfujishima
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    これはびっくりしました。何と豪快なトリック。今まで読んだ東川で一番面白いのは「館島」だと思っていましたが、今回これを読んで、自分の中での順位が入れ替わりました。

    0
    投稿日: 2012.08.13
  • kei35のアイコン
    kei35
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    はっきりいって全っ然面白くない。 軽めの小説が読みたいと思って借りてきたけど、最初の1/3まで読むのにしんどいしんどい。 文章のレベル低すぎ。受け狙いすぎてつまらない。 とりあえずがんばって最後まで読みます。 やっと読了。もうこの人の本は絶対読まないだろう。 キャラクターとか、セリフがばかにしてるのかと思うくらいひどい。

    0
    投稿日: 2012.07.02
  • helo3のアイコン
    helo3
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    久しぶりに読んだらハマった。トリックを覚えて無かったからかなり楽しめたわ。オチが分かっても楽しめる、至高の作品。

    0
    投稿日: 2012.06.22
  • じゅーんのアイコン
    じゅーん
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    最後まで全然気づかず…人物のことや事件のトリック( ;´Д`)けど、笑いも多くて、楽しかったー♪( ´▽`)弟子の恋の行方も気になります!!純粋に読み物として、読んでいる自分…もっと、解き明かすつもりて読んでいこーっと。

    0
    投稿日: 2012.05.13
  • hanayoのアイコン
    hanayo
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第4弾。探偵と助手のコンビが最後の最後まで行動を共にしなかったのが残念ですが、時系列、人物のトリックはおどろきでした。

    0
    投稿日: 2012.05.13
  • ぴぐぺんのアイコン
    ぴぐぺん
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    最後まで結びつきそうで結びつかない複数の状況。こちらまで罠にかけられた。 キャラも安定して、そして新たな発展も…続編も読まなくちゃ!

    0
    投稿日: 2012.05.06
  • 綸子のアイコン
    綸子
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    私立探偵鵜飼と助手の戸村が活躍?するユーモアミステリのシリーズ第4弾です。 鵜飼は山奥の豪邸で不倫調査、戸村は思いを寄せる十乗寺さくらのお供で、彼女の知人の住む山荘に宿泊。 また、町では殺人事件が起こり、雪の中で刑事達が捜査に乗り出す。 一見バラバラな場所でバラバラな事件が起こっているように思えていたのが、読んでいくうちに徐々に意外な繋がりが浮かび上がってきます。 ユーモアミステリなので、ちょっと無茶だなと思う所も許せてしまう部分があるかもしれませんが、面白い作品でした。

    0
    投稿日: 2012.05.04
  • playnonchinのアイコン
    playnonchin
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    してやられた感あり。 連作で掘り下げは、イマイチのようだが、視覚のマジックのような作者のトリックに思いっきり引っ掛かってしまった私は、「大馬鹿ーっ」と叫んでしまった。

    0
    投稿日: 2012.04.23
  • よめのアイコン
    よめ
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    それぞれ、どこでどう事件に交わってくるのか?って考えつつ読み進めました。が、それぞれの章ごとに分けて書くよりも、もっとその章を掘り下げてみても面白くなりそうなストーリー展開でした。サクサク読めて、気軽な感じが東川さんの作品の魅力ですよねぇ。

    0
    投稿日: 2012.04.22
  • アナーキー智也のアイコン
    アナーキー智也
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    烏賊川市シリーズ4冊目。今作は今までのものよりまとまっている印象。 話の流れに無理がなく、膨らんでいった物語がきちんと最後一つに向かって進んで行くところはさすが。読んでいて何時の間にかミスリードされてる事もあり、最後まで飽きずに読めた。 このシリーズは癖があるが、4冊目まで続けて読んだ人には問題ない。

    0
    投稿日: 2012.03.30
  • ajiro080775のアイコン
    ajiro080775
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    ぼちぼち面白かった。 心地よく軽い感じでありましたが、 ちょっと甘すぎるような気もしました。・・・。 東川さんの作品をドラマを先に見て よみましたが、ノリ的には期待どおりですかね。 ほかのシリーズ作品も読んでみようかと 思います。

    0
    投稿日: 2012.03.11
  • ちっちぃのアイコン
    ちっちぃ
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    このレビューはネタバレを含みます。

    烏賊川市シリーズ第4弾!! 交換犯罪には向かない夜 「密室に向かって撃て」に出たさくらちゃんが登場します。 隆平との恋の行方にも・・。 今回は主に二つの視点から描かれています。 隆平視点の話、鵜飼視点の話です。 まったく別々の話しかと思われれば、最終的には 二つそろって解決、という感じでした。 私的には結構楽しませていただきました。

    0
    投稿日: 2012.02.21
  • sanaのアイコン
    sana
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    ユーモアミステリ。 烏賊川市シリーズで長篇が5冊出ているうちの4冊目だそうです。 烏賊川市(いかがわし)の小さな探偵事務所をやっている鵜飼杜夫のところに依頼人が。 裕福で品の良い女性・善通寺咲子が、夫の浮気調査の依頼に来ます。 高名な画家の息子で、自分も画家である夫・春彦。 夫婦は新婚1年で、盆蔵山の中腹の豪華な屋敷に住んでいます。 烏賊川市に隣接する閑静な山村は、別荘地にもなっていました。 住み込みの運転手と家政婦という触れ込みで、泊まり込みで夫を見張って欲しいという… 妻の留守に若い女と一緒に過ごすかどうか? ビルのオーナー朱美まで、成り行きで家政婦役に駆り出されます。 折しも雪が激しくなりそうな日。 夫の春彦の元へは不審な電話があり、春彦は夜中に家を抜け出します。 雪の夜、警察には品の良い女性が刺殺されたという通報が! はたして…? 一方、探偵事務所の助手・戸村流平は、前の事件で知り合ったお金持ちのお嬢様・十条寺さくらから思わぬ誘いを受けて、白熊郡猪鹿村へ出かける。 そこで出会ったのは水樹彩子(みずきさいこ)という、さくらの年上の友人。 さっそうとした美女だが男っぽく、女優というだけあってややエキセントリック。 彩子の山荘近くの権藤家の別荘では、父息子の口論が殴り合いにまでなり、3人はやむなく止めに入ります。 近くの温泉に入りに行くと、そこには権藤家の父親が。 夜遅く、3人でビデオを見ていると、外で怪しい物音がして…? あっちでもこっちでもどたばたしているうちに、出来事がどう絡み合っていくか? 面白おかしく描きながら、似たようなシーンが繰り返され、ん?ちょっと怪しいぞ~??と楽しく読めました。 前に「完全犯罪に猫は何匹必要か」を読んでますが、シリーズ3作目。 今作のほうがまとまっている印象です。 登録は2012年2月16日。

    1
    投稿日: 2012.02.17
  • take308のアイコン
    take308
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    今回は、慣れてきたかなって思ったら、 三つの目線から描いているし、 途中で過去が現在っぽく書かれているし、 まったく違う登場人物が一人二役かとおもったら、 違うし、もう振り回されすぎ、 ミステリーのトリックよりも 途中のアナグラムとか まあ 依頼人の人の真相のほうが びっくりしっぱなしでした。 もう一ついうなら、さくらがやっぱり好きですね

    0
    投稿日: 2012.02.16
  • bunko17のアイコン
    bunko17
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    鵜飼探偵を主人公とした烏賊川市(いかがわし)シリーズの4作目です。 とはいえ、これ一作だけ読んでも充分楽しめました。 よく言われるユーモアミステリーという分類に入るのでしょうか。 テンポがいい。 鵜飼+朱美(探偵事務所のあるビルのオーナー)、 探偵の弟子である流平+さくら(前作の事件関係者でお嬢様)、 志木刑事(男)+和泉刑事(女)、と、 3つのコンビが章毎に入れ替わり立ち代わりドタバタするんですが、 鵜飼探偵のとぼけた(天然?)言動といい、 サクサクと進む事件といい、 気持ちよく読み進められるので、見事に引っ掛かりました。 大体において推理物ですから、 もしかして・・・と、いろいろ予測しながら読むんですが、 すんなり話が進み過ぎて、最後に種明かしが来た時、 「えっそう来るの?」 「参りましたm(_ _)m。そこまでは読めませんでした。」 となりました。 タイトルに殺人方法が明記されているからといって、 油断しちゃ駄目ですね。

    0
    投稿日: 2012.01.18
  • tatsuji7のアイコン
    tatsuji7
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ユーモアミステリーは嫌いじゃない。 タイトル買いでシリーズの途中のから読み始めちゃった。他のも読める楽しみがあって嬉しい。 一人○役は好きだけど、やり過ぎな気が・・・。 冒頭の場面の意味が明かされるところは、とてもよかった!

    0
    投稿日: 2012.01.12
  • いしこのアイコン
    いしこ
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    シリーズものだと気づかず購入 そのせいか、初めは読み進められなかった でもクライマックスは引き込まれた。 読ませられた感じ

    0
    投稿日: 2012.01.08
  • akedonnyのアイコン
    akedonny
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    烏賊川市シリーズの第4弾。 謎解きがドラマ化もされ売れに売れているが このシリーズも面白い。 なんといっても探偵の鵜飼が小気味良い。 そしてどうしても憎めない戸村助手も良い感じで活躍してくれる。

    0
    投稿日: 2011.12.26
  • kei_mのアイコン
    kei_m
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    傑作と言われてるだけあって、練りに練られた構成で、すごく驚かされた。 この作家さん、一種天才だと思う。

    0
    投稿日: 2011.12.20