
総合評価
(5件)2 | ||
1 | ||
1 | ||
1 | ||
0 |
- 駒ヶ嶺史蔵"powered by"
男性更年期障害のチェックリストをやってみたら、男性更年期障害の可能性あり、とのことでした。たしかに思うところ多々。この本では、網羅的に対策が記されてあり、大変ためになりました。
0投稿日: 2023.04.01 東大の先生らしいエッセイ
材料は書いた、後は自分で考えろという一見優しそうで突き放した医学エッセイ。 多分啓蒙が主題と言う気分で書いているんだろうけれど、であれば、もっとかみ砕いた対応策を入れておかないと記憶に残らないと思いますね。 趣旨としては、 ・女性の更年期は一般的な概念になり否定的な材料にならなくなったが、男性のホルモンバランスの変化はまだ一般的な概念になっていない。 ・寿命が短かったから、また年功序列であったから今まではその否定的な面が覆い隠されてきた。もしくは利点であった。(日本的社会構造) ・現在は50代であっても競争と生き残りの中なのでホルモンバランスの変化は不利である。(欧米的社会構造、社会的契約違反) ですね。 後は医学的な説明ですが、生物学的にその変化を逃れることができないという点では女性の閉経と同じなのでどうしようもできないわけで、それを受け入れて対応するしかないのは何も変わらないわけです。 内容的にも、特にこれと言うものは無く、ごく一般的な内容なのでネットさらさらとたいして違いはない。ただ、バイアグラの機序については初めて知りました。 例えば、「年を取って肉より魚を選びたくなっても無理してでも肉を食え」くらいの主張があるなら良いんですが、Aには良いことも悪いこともある、Bにもいいことも悪いこともある、ぐらいの内容なので。 結局、自覚して対応しろよって言う結論になるわけですが、その程度のこと啓蒙してもらわなくても皆さん自覚していると思いますけどね。親も先輩方も見てきているわけなので。 もしかしたら大企業の社員向けかも、大企業なら出向で見れないとは言えるかもしれない。出向を受け入れる側は身をもって知ってると言えるだろうし。 いや、多分なにも気にしてないだろうなぁ。お医者さんらしい。
0投稿日: 2021.04.05- 岸明日香"powered by"
http://sgk.me/jsLRfs 男も女も、人間が最も老化する時期が、更年期。 どうすれば“老化の勝ち組”になれるのか、という課題に挑んだ一冊。 すべての男性必読の書です。
0投稿日: 2012.03.15 - トラネコ"powered by"
男性更年期に起きる変化は,①男性ホルモンの減少,②セロトニンなど神経伝達物質の減少,③前頭葉の萎縮(感情や思考の変化)がある.本書は,これらによって起こる現象,防ぐために良い食事や運動,考え方などを説明している. ①②をより良く理解するには,『ホルモン力が人生を変える(堀江重郎)』を合わせて読むと良い. また,本書は『人は「感情」から老化する』『「がまん」するから老化する』の三部作の最終章. --- BMIで平均寿命が長いのは,25~29.9(厚生労働省の基準では「肥満1度」).普通(18.5~24.9)と肥満(30超)はほとんど差がなく,痩せ(18.5未満)は目立って平均寿命が短い. 参照:『生活習慣・健診結果が生涯医療費に及ぼす影響に関する研究』には,「40歳男性の平均余命は過体重(41.64年)で最も長く、普通体重(39.94年)、肥満(39.41年)、やせ(34.54年)の順であった。過体重とやせの間で、平均余命の差は7.10年であった」とある。 中高年のうつ病には,①セロトニンの不足や枯渇を避けること(睡眠不足や大量の飲酒を避け,肉類を通じてセロトニンの材料のトリプトファンを摂取する),②認知面からの予防として「心に良い考え方」をする(「世の中にはグレーゾーンがある」「いろいろな考え方がある」など「認知的複雑性の高い」考え方をする) 下手な抑制は,①たんぱく質,脂肪,コレステロールという栄養素の不足,②酵素,補酵素,ビタミンの不足により「解糖系」といサイクルによる糖の分解によるエネルギーの取り出しや糖や脂肪の燃焼が妨げられる. ビタミン,ミネラルは抗酸化物質.代表はビタミンA,C,Eや亜鉛,セレン. オリーブオイル,アボガドに含まれるオメガ9(ナイン)は細胞の炎症を抑える. 炭水化物で避けるべきは白砂糖(精製された砂糖).精製された炭水化物はインスリン抵抗性を上げてしまう. タイムリーニュートリションは,①朝食は良質なたんぱく質,少量の炭水化物と野菜(甘い菓子パンなどはダメ),②昼食は野菜を中心(+エクストラバージンオリーブオイル)に良質なたんぱく質と少量の炭水化物,③間食はブラックチョコレート(ポリフェノールが多く抗酸化作用が高い),④夕食は肉類の脂肪を避ける.但し,脂の乗った魚やエクストラバージンオイルは良い.砂糖,炭水化物,果物は避ける. 男性ホルモン(テストステロン)を高める食材は,肉類,牡蠣,うなぎ,アボガド,ニンニク,タマネギ(切ってすぐ加熱する) 男性ホルモン(テストステロン)を高める運動は,瞬発的に力を発揮する強い運動(腕立て伏せ,ダンベル上げやスクワット).筋肉がプルプル震える強さで10回を2~3セット. 無酸素運動が男性ホルモン(テストステロン)を生成する.適度な有酸素運動(2000~3000kcal/週)で心筋梗塞の罹患率が半減する.しかし,過度な場合はフリーラジカルの一種の活性酸素を増やし,心筋梗塞の罹患率が上がる.有酸素運動を多くする人はビタミンA,C,E,セレンを摂取すると良い. 前頭葉を使うには株式投資や起業,ギャンブル,恋愛など複雑で自主性の高い刺激が良い. 偉くなるほど,頭を下げる価値が上がる,詳しい教え上手を選ぶことが出来る,など勉強しやすくなる.
0投稿日: 2011.12.24 - Tanaka"powered by"
まず、自分自身で老けこまないように行動することが大切。健康に関する定説も、真逆の評価に変わることもある。健康については、何か一つに偏るのではなく、中庸が大切であり、また、知識を常に最新に保つようにすらることが大切だと感じた。
0投稿日: 2011.06.05