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[新装版]思うまま
[新装版]思うまま
松下幸之助/PHP研究所
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総合評価

11件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者が心にうつりゆくよしなしごとを書いたビジネス版「徒然草」的作品。 それにしても昔の経営者は刻苦勉励による揺るぎない哲学と道徳律を持った立派な人が多かった。すぐ土光敏夫や本田宗一郎、井深大、稲盛和夫、小林一三など思い浮かぶが、本作の松下幸之助も忘れてはいけません。 それに比べて、古き良き日本を壊しかねない夫婦別姓推進の経団連会長の十倉雅和などはもはや経営者(自社は大赤字)としても人間としても酷いし、金儲けだけは上手い孫正義(とにかく税逃れの達人)、柳井正(ブラックな労務管理)、似鳥昭雄(金儲けの為なら共産国中国にもベッタリ)なども少なくとも尊敬すべき対象にはならない気がします。 我々凡人が人生に迷った時に、やはり頼りになるのが、偉大な先人たちが残してくれた珠玉の言葉。 特に松下幸之助、彼ほど様々な執筆や講演活動を行い、後進の指導に尽力した人はいません。おそらく彼ほどの立場から部下を見れば、何とも頼りない阿呆だらけで終始イライラしていたとしても不思議ではありませんが、彼の凄い所はそんなことはおくびにも出さず、絶えず自ら謙虚で素直で反省出来る点です。彼に叱られた部下が皆涙を流して喜んだという逸話は、叱る時でさえ私利私欲を離れ真剣に一個人として対峙していたからこそだと思われます。 本書でも様々な金言が出てきます。 西郷隆盛の遺訓「国家に功労がある人には禄を与えよ。地位を与えるにはその地位にふさわしい見識がなければ国家崩壊のもとである」などは、今の政治家の資質とレベルの低さを見れば、草葉の西郷どんはあ然とすることでしょう。(P69) 能動的道徳観のススメ(P90)、自分を正しく評価するために、もし自分が社長だったら自分を雇いいくら払いどれだけの仕事を任せられるか自問自答してみる(P126)、刀の力が問題ではなくそれを使う人によって災いとなる降魔(ごうま)の利剣の話(P177)など示唆に富む訓言が発見できます。

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    投稿日: 2024.06.23
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    1971年に初版が発行された本書。50年前に、松下幸之助氏の指摘は今も同じことが言え、日本の民度が成熟していないことがよくわかる。 今の時代にも十分通用する考え方、身の振る舞い、人としての生き方。 名著「道をひらく」とはまた違った見方ができる一冊

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    投稿日: 2022.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数あるフレーズの中で一番好きなフレーズ 「一つの決意をしたら、その思いをくり返し自分でかみしめて、そしてそれを毎日の生活の中、働きの中で生かしてゆくことが大切」 決意はするだけなく、生かす・使うことが大切だと思った。 決意を自分の体の中に染み込ませていく。 指の先の先までその決意が浸透したときに、決意を体現できるんだと思う。 思いの力と言うのは一番シンプルにできて、一番粗末にもできる。 そして、シンプルなのに何よりも強烈な力があると思う。 思いがないものは、自分のものでないから相手には届かない。 人間は心の機微には敏感で、相手がどう思っているか、 そこまではわからないが きっと相手の思いがあるのとないのでは 同じ行動にしても受け取り方が違うのだと思う。 なんとなくそれを感じることができる、それが人間なのだと思う。 だからこそ、自分も子どももできるんだ、成長できるんだという 思いを大切にしたい。 目の前の大人がどう思っているのか、常に子どもたちは感じているから。

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    投稿日: 2020.12.05
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    キーワードを作るのがうまいなぁ、と思わさせる本気。知のカクテルなど。社内だけでなく、代理店や世間に端的に伝えていくことから、身についたのだろう。見習いたい。 また、世の中の全てのことに不要なことはなく、ただ、用途をまだ見いだせていないだけ。との考え方は、さすがだな、と。

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    投稿日: 2018.10.10
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    誤解を恐れず言えば、ビジネスマン用の現代版聖書。逆境においては勇気が出る。迷っているときは指針になる。甘えがあれば戒めになる。今までのことを振り返りながら図書館で読み終わり、買い直したくなるような、そんな本でした。

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    投稿日: 2017.08.19
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    松下さんが生きていらっしゃった時からだいぶ時代は変わったと思うのだが、響く言葉がたくさんあることに偉大さを感じる。中には未来を見透かしていたのではないかという内容さえある。 急激な時代の変化に対応しなければならない今日だが、変えてはいけない部分もあることがよくわかる。 自分自身、時代が変わっても残り続けるものを作っていきたいと思う。

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    投稿日: 2015.02.04
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    時代を超えた名言をまとめた内容。感想をまとめることができないけど、仕事の厳しさと人生観の血肉となる言葉がちりばめられている。ベッドサイドに置いて、時に触れてページをめくり直したい内容。

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    投稿日: 2015.01.25
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    相変わらず、幸之助さんの本はいい。言葉の端々に事の本質が見える。 このような人達が、今の日本の礎となったのだと痛感します。有難いことです。

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    投稿日: 2015.01.11
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    久しぶりに読む松下幸之助さんの本。改めてすばらしい思想を持っていると感動した。しかし、「道を開く」などに書かれていた考え方が多く、真新しさはあまりなかった。

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    投稿日: 2011.11.21
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    ・誤解されたからといって、必要以上に心をわずらわすよりも、 これをみずからの反省の機会としたほうがよいといえよう。(p21) ■松下幸之助さんの本の不思議さは、 とても静かな語り口であるということです。 常にあらゆることを考え、 素直に世の中の仕組みや人間というものに 対処してきた松下さんだからなのかもしれません。 言葉一つひとつに 個人の感情といったものを超越した 世渡りの方法を見つけることができるのです。 ・みんなの前で叱られることを恥ずかしいと思ってはいけない。 みんなが自分の欠点を知ってくれたら、今後は注意してくれるから、 次からはまちがいが少なくなるであろう。(p55) もし自分が社長であったら、果たして自分を雇うだろうか、 どの程度給料を払うだろうか、どれだけの仕事をやらせるだろうか というようなことを素直に自問自答してみることも おもしろいと思う。(p126) ・どこの会社でも、社長の厳しい会社はやはりどことなく 引き締まっているようだ。それは、その社長が常に追求するからだと思う。 ・・・社員に対して常に適切な追求を力強く行っている社長であれば、 その会社はグングン伸びてゆくと思う。(p167) ・“経営者”といえば、単に経済活動上のことばだと思いがちだが、 われわれ一人ひとりの人生についても、お互いによりよき経営者に なるということが大事なのではないだろうか。(p94) ・社会奉仕・・・まずみずからの仕事を通じて世に尽くす、 社会に貢献してゆく、それが社会奉仕の第一歩ではないだろうか(p203) ・希望に燃えて仕事をしているときには、はたから見ると苦労だと 思われても、当の本人は案外苦労だとは感じていないものなのだろう。 毎日が苦労だ、おもしろくないと感じているうちは、ほんとうに よい仕事はできにくいのではないかと思う。(p123)

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    投稿日: 2010.09.28
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    松下幸之助が折りにふれて語った人生や仕事にかける熱き思い。その豊かな経験と独自の人生観が、明日への勇気と知恵を与えてくれる。時代を超えてよみがえる、現代を生きるための「バイブル」。

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    投稿日: 2010.09.17