
総合評価
(2249件)| 686 | ||
| 772 | ||
| 524 | ||
| 101 | ||
| 22 |
powered by ブクログボチボチ。期待値を上げすぎた。 キャラクターの魅力は立っていたと思うが(特に真賀田四季)、恋愛の要素がチープすぎて本当に勿体なかった。あと、本確ミステリにサマーウォーズのOZは似つかわしくない。 本筋とはずれるが、私の研究分野はバイオ系だったので親和性がなく残念。情報系の研究者だったら伏線回収に湧くのだろうか?
1投稿日: 2026.07.11
powered by ブクログ初の森博嗣さんの作品。 気になっていたので読めてよかった。 頭の良い人が書いた小説というのが1番の感想。 色々なミステリーを読んできたつもりだけれど、 やっぱり密室となると一気に口角が上がりますよね(?)
0投稿日: 2026.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真賀田四季博士ってちょっと人間臭い 近親相姦も、不服従の娘を殺すのも、都合が悪くなって山根を殺すのも、全部が人間臭い 読者が初めて相対した真賀田四季は機械的で、無機質な、まさしく天才の像だった そんな彼女が奇妙な死体となった時ですら、事件の異常性から真賀田四季の像は揺るがなかった しかし、ラストにかけて真相が判明していくにつれ、彼女の鋼鉄のメッキは剥がれていく 彼女の天才的犯行が明るみになるほど、徐々に彼女が人間に見えてくるから不思議だ コンピュータ関係が時代的に古いものであるというのも大きいかもしれないが、数々の犯行は至ってシンプルで、そして若干の疑問点が残り、そして逃走劇すらも人間のそれでしかない (疑問点というのは、15歳で妊娠した少女がたった一人の医師(所長)の数回の訪問のみで出産・育児を成立させられるのか、オムツや幼児食やミルクが届いていたという記録が無いのはどうしてか、など。私が見落としているだけかも…?) そしてこの小説の最もノイズとなるのは、もう一人の主人公である西之園萌絵の恋愛描写だ これは超個人的批判点なのだが、私はミステリーで探偵役に恋愛要素が絡むことを嫌っている そこにエンタメ性を求めていないからだ だが、この作品では冒頭のインタビューから既に恋愛要素が提示されていた この要素が折角の真相解明にも纏わりついており、またライバル疑惑のある儀同への嫉妬の描写も挟まることで真相解明のノイズになっていた 今読みたいのは西之園君の恋模様じゃない!女の醜い嫉妬じゃない!純粋に事件の謎に集中したいのに!邪魔!と、苛々してしまったのである また、恋愛要素の弊害は別の部分にも生じた そう、真賀田四季がヒロイン化したのだ 真相を掴んだ犀川を認め、VRの世界で2人きりで過ごし、人魚の姿になって不思議な魅力を醸し出し始め、ラストには態々生身で会いに来た これはもう完璧に人間に堕ちた、否、もはや萌えキャラにまでランクダウンしてしまったのだ 最強の犯人である真賀田四季は、天才性が立証される(犯行が明るみになる)ごとにチープな存在へと成り下がっていくのだ やだやだ!天才キャラには神秘性が欲しい!身近な存在であって欲しくない!こんなの真賀田四季じゃないもん!犯人系ヒロインだもん! 本書を閉じた際に一番感じたことである 展開も面白く、設定もユニークで、キャラクターも個性があり、謎も真相も完成度の高い作品であるはずなのに、何故か不満が止まらない 私にとってはそんな作品だった ※勝手な妄想だが、真賀田四季には是非ともVRと現実の対比によって仮想現実の世界で永遠の生命を手に入れる、とかそういうserial experiments lain的な犯行をして欲しかった 犀川はそんな真賀田四季の思想に共感する天才性のある人物で、西之園萌絵は真っ向から否定するという対比関係を描いてみたら面白そうだった
0投稿日: 2026.07.10
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殺人には、その行為に至るための明確な理由があるものであり、読者もそれを期待している。しかし、本書で殺人を犯す真賀田四季には常人を納得させられる殺人の理由などない。 自分が15歳で両親を殺したように、娘にも同じように教育をした、つもりである。だが、娘は天才ではなかった。 そのため、娘を自分に見立てて殺害し、自身は15年ぶりに外の世界へ出ることに成功した。 自分の両親を殺害した新藤所長を、真賀田四季は屋上のヘリコプター内で手にかける。それは、四季だからであって、もしそれが道流だったら、新藤所長は納得したのだろうか。無線機とテレビ内の電波受信機で交信はしていたらしいが、四季だから殺されることにも了承したのではないか。 本棚に16以降の巻数がないことや、タイトルの「すべてがFになる」についての伏線回収はしてもらったが、西之園萌絵の両親の死について、なにか言及するのかと思ったら、特にそんなこともなく終わってしまった。よく考察すれば見えてくるのか? 全体を通して読み応えがあり、推理も面白かったが、犯行理由が釈然せずにスッキリしていないため、これぐらいの評価。 いや、犯行理由はもう「人生とはこういう流れだから」で理解するとして、納得できるような理由をつけようとしているのは、これまで推理小説を読んできて凝り固まった固定観念を打破するべきなのだろうか。 少々自分にはまだ難しかったようである。
1投稿日: 2026.07.08
powered by ブクログよく作者の知能より天才を描くことはできないと言われるがそれなら細部まで描かなければいいという手法を上手く使った作品
0投稿日: 2026.07.02
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真賀田左千朗 工学博士。情報工学の第一人者。 真賀田美千代 言語学者、左千朗の妻。言語学の最高権威。 真賀田四季 天才プログラマ、左千朗の娘。十四歳のときに両親を殺害した疑いで逮捕された。両手両足を切断された状態で発見された。 栗本其志雄 四季の同居人。四季の別の人格。 佐々木栖麻 四季の同居人。四季の別の人格。 真賀田道流 四季の同居人。四季の別の人格。 真賀田未来 四季の妹。 新藤清二 真賀田研究所の所長、左千朗の弟。ヘリコプター内で首の後ろをナイフで刺されて死んでいた。 新藤裕見子 清二の妻。 弓永富彦 医師。四季の主治医。 弓永澄江 看護婦、富彦の妻。 山根幸宏 真賀田研究所の副所長。研究所で十五年働いている。三十七歳。 水谷主税 主任プログラマ。 島田文子 プログラマ。 望月俊樹 野球帽の男。警備員。 長谷部聡 柔道の選手のような頑強な大男。警備員。機械工学科。 デボラ 研究所の管理システム。 ミチル ロボット。 P1 ワゴン型ロボ。 儀同世津子 雑誌記者。 犀川創平 N大学工学部建築学科・助教授。萌絵の父の最後の弟子。 国枝桃子 N大学工学部建築学科・助手。二十八歳。勤めていた研究所を辞めて犀川の講座の助手になった。 浜中深志 N大学工学部建築学科・大学院生。バーチャル・リアリティの研究に取り組んでいる。 西之園萌絵 N大学工学部建築学科・1年生。もうすぐ二十歳。叔父は愛知県警本部のトップ、叔母は県知事の夫人。 西之園恭輔 萌絵の父。博士。N大の総長だった。飛行機事故で亡くなった。 渕田 大学院生。 川畑 学生で一番年長。 諏訪野 白髪の老人。萌絵の運転手。西之園家に三十年以上仕えている執事。 呉 中国人の留学生。女性。 其志雄 生まれてすぐに亡くなった四季の双子の兄。 森川須磨 四季がアメリカの大学や会社に行っているとき、世話をしてくれた人。交通事故で亡くなった。 畑中栄治 若い研究員。 芝池 愛知県警。 西之園都馬 萌絵の自宅で飼っているシェトランドシープドッグ。 西之園捷輔 萌絵の叔父。鷲鼻に二重瞼の日本人離れした風貌の紳士。西之園恭輔の弟。愛知県警本部長。
8投稿日: 2026.06.28
powered by ブクログ読み返し 超絶天才 対 天才とちょっと天才の話 すべてがFになることは覚えてたんだけど、それ以外のからくりが曖昧だったので楽しんで読めた。
1投稿日: 2026.06.26
powered by ブクログ2時間半 お嬢様キャラと重めの過去はなんなんだろうと思っていたが、シリーズ一作目のつもりではなかったと知り、納得。 Fについては中盤でピンときたものの、それが何を意味するのかわからずだった。叔父さんキモすぎ。死に際の対応はそれもあってかな。 人によって生を受けたのだから人を介して死にたいというのは納得だったが、名もなきミチルちゃんと山根が可哀想すぎる… あの時間チャットしてたから生きてるは無理だろと思うが、それは現代だからそう思うのかな。
0投稿日: 2026.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
未来を先取りした技術が随所に。今の私達から見ると当たり前の技術ですが、この本の初版は画期的な技術だっただろうなと思いました。 トリックもまさかまさかので、全て真賀田四季の掌で踊らされていたというのが衝撃的でした。大学の人が帰る時、一瞬未来さんかな? と思いましたが、四季本人だったとは。 星4はやたらと展開が遅い事かな。長かったけど面白かったです。
0投稿日: 2026.06.24
powered by ブクログストーリー ⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎ キャラ ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎ 文章力 ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎ 読みやすさ ⚫︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎ トリック ⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎⚪︎ 天才vs天才。 思いっきりエンタメに振った小説って感じ。 王道のミステリーで、場面描写の書き方などもすごくわかりやすい。 個人的にはもう少し現実味のあるキャラクターが出てくる作品の方が好みだが、 印象に残ったセリフはめっちゃ多い。そしてカッコいい。 犀川先生が謎に大きく近づくシーンの描写なども、天才って感じが伝わってきてすごい。
0投稿日: 2026.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めて森博嗣さんの本を読みました。 動機やトリックが凡人の私には全く予想できず…。 とても面白かったので、S&Mシリーズを読み進めていきたいです。 30年前に書かれたとは思えないほど研究所がリアルに描かれていて、本当にどこかの孤島にありそうな雰囲気を感じました。 初めから、ずっとFってなんだろう…って考えていたけどこんなの考えても分かるはずなかったです。 萌絵の素直で無邪気な部分がとても魅力的で、そんな萌絵と犀川先生との関係性がとても好きでした。
0投稿日: 2026.06.23
powered by ブクログ森博嗣デビュー及びメフィスト賞30周年記念&森博嗣引退によせて。 サークルの企画でメフィスト賞マラソンをすることになったのでその第一作となるすべFを久々に再読。見返したところ初読は25/08/02らしく、ミステリに縁遠かった自分をミステリの世界へ誘ってくれた思い出の一冊だった。初読の時点では☆5に限りなく近い☆4の評価をつけていたのでかなり楽しみにしていたんだけど…。結論から言うと全く楽しめなかった。ミステリの性質上、原初の感動を上回るのはほぼありえないと分かってはいるが、それを差し引いてもかなり微妙。理系畑出身の森らしい言い回しやトリック、「孤島」や「密室」といったガジェット、犀川や西之園、真賀田四季をはじめとする天才キャラの頭脳戦など魅力的な要素は沢山あるし、最初はそこに魅了された。けど、悲しいかな再読のときは冷めた視点でしか物語を捉えられなかった。(犀川[ほぼ森の人格]に西之園とかいう隙あらば媚び売りしてくる女子大学生がメロついてくるのを書いてるのキモイなーとか。)あと、計算力が高いだけの西之園を真賀田四季が天才として認めているのも意味がわからない。自分が気になったところはストーリー全体(特にミステリ的な視点)では本当に本当にどうでもいいことなので多分僕が悪い。 今となっては厳しい評価をつけざるを得ないが、京極夏彦から新本格のバトンを受け継ぎ、メフィスト賞という激オモロ文学賞を残してくれたことには最大限の感謝をしている。キャラミスにも関わらず僕が西之園の存在をノイズとしてしか認識していなかったり、森が犀川と真賀田四季の直接対決を書かないまま筆を折ったり(らしい)と、S&Mシリーズを完走する意義らしい意義が見当たらないけど、森はそこそこ好きで読んでる作家なのでいつか完走したい。(数えたら森の小説16冊も持ってました、大好きな作家の間違いかも!) ※アンフェアなので初読時の評価にしています
6投稿日: 2026.06.22
powered by ブクログ意味不明な言葉の応酬! 窓の無い建物! 殺人ドール! 日傘! 密室の少女! レッドマジック! 『東方紅魔郷:New Classic』の発売決定おめでとうございます! ……いやまあ感想を聞かれたなら、ずーっと上のようなことを考えながら読んでいたというか。前後が逆で申し訳ない。 ついでに、こんな真相に対して回りくどい、ぐちゃぐちゃの話の進め方が好きな人が書くものは、そりゃ似た感じになるだろうなという印象も受けた。 VR空間でリモート会議してるとか、今後はコンピュータが進み個人同士の干渉が減って分散社会になり現実は夢に近づいてゆくとか、1996年時点の未来先取りが凄まじい。天才2人が話を進めてくれる信頼感も良かった。
16投稿日: 2026.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“Fになる“の意味、何進法やらの数学的知識を駆使しないと到底思いつきもしないので分かる訳無かった。非現実的で共感されるやり方ではないが、四季さんは天才なのでその辺もぶっ飛んでいるということなのだろう(生死に関する価値観が独特だったので。そもそも生きていることの方が異常だとかいう)。 キャラクターも立っていて良かった。犀川先生と西之園ちゃんもいいけど研究所のメンバーも個性派で面白い。島田文子さんがとくに好き。
2投稿日: 2026.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全てがFになる 最初の西之園萌とマガタ博士の無駄が無く緊張感のある分析的な会話 犀川博士の厭世的で俗物と非合理を冷笑しながらタバコとコーヒーを嗜んだり、 西之園萌の天才世間知らずお嬢様というコテコテのキャラが犀川に素直な恋心を抱いたり、 自由人で個性的な研究所の面々、 会話とキャラクターの個性が良かった 村上春樹のセックス抜きをもう少しライトに現実的にしたような読後感 会話にはエヴァンゲリオンのミサトさんとカジさん辺りの倦怠感のあるものを感じた 孤島に15年間閉じ込められた博士が、自らの体を動かして親を刺させて来た叔父の子を出産し、それを自分の死体として偽造し逃げ遂せるという謎解き要素を破壊した展開や、いつの時代に書かれたのか分からないが恐らく時代を先取りしているコンピュータの描写 ストーリーもキャラクターも文体も、全てをファンタジー手的な雰囲気小説として読めた 孤独感が酷く、他人の愛情やぬくもりや感情を手軽に本から感じ取りたい時には丁度いい気がする
2投稿日: 2026.06.18
powered by ブクログ面白かったなあ 最初は慣れなくて難しく感じたけど、 読み方がだんだん分かってくると心地よく読める ドラマも昔見ていたので完全に綾野剛で再生されてしまった
1投稿日: 2026.06.17
powered by ブクログ面白い! 30年前の小説なのにこんなにも面白いのは 文章がすごく読みやすく中でも設定がミステリー好きなら納得の設定で尚且つAIと言う当に現代こそ私達の生活に欠かせない存在の話。 今読んでも面白い。 当に時代を先取りした作品かなと思います! タバコを吸う描写が多すぎて笑ってしまった
2投稿日: 2026.06.17
powered by ブクログ読後の満足感がすごい。ミステリーの面白さはさることながら、今の技術(刊行当時は未来観にあたる)に関する描写が的確すぎて、登場人物の言動から垣間見える時代感の古さがだいぶ奇妙に際立っている。先見の明というか、技術の先をしっかり捉えられてる人が書くものは30年経って読むとこんな風に感じられるのかと、面白い体験でしたー ってか、犀川のキャラ癖すぎるて
2投稿日: 2026.06.16
powered by ブクログ学生時代?に一度読んでるはずなんだけど、中身を完全に忘れた状態で再読。 すごく!!!!! 面白かった!!!!! 初版30年前なんて全く信じられない!!!!! 今はパソコンもAIもごく身近なもので、こんな研究所もありそうな感じだけど、発行当時の感覚としては今よりもっともっと度肝を抜かれる物語設定だったんだろうな。 シリーズ全部読もう。こんなに面白いミステリーをまだまだ読めると思うとワクワクする。
2投稿日: 2026.06.14
powered by ブクログ本当に全てがFになった!という感動。タイトル回収が秀逸で、キャラクターの1人1人も魅力的。犀川と西之園の掛け合いがテンポ良く、また二人の間にある関係性に着目するのも面白かった。S&Mシリーズとして何作か続いているようなので読みたい。
2投稿日: 2026.06.14
powered by ブクログうーん。謎が多くてトリックなどは良いんだけど、自分に娘がいるからかそれはないよな、と思ってしまって、どうしても面白いと思えなかった。 前評判が高かったのに残念。 独身のうちに読めたらもう少し楽しめたのかもな。
2投稿日: 2026.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前評判が良かったのと、昔一度読んだのを忘れていて再読でした。 読んでいて、「このストーリー展開、読めるぞ!」と思って自分が賢くなった気でいましたが、明らかに途中から読んだことがあると確信したので、ちょっとテンションが下がりました。 ただ、ストーリー性と会話の語彙力は秀逸で、楽しく読むことが出来ました。
0投稿日: 2026.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
様々なミステリーを読んできたが、1番面白かった。 まず謎が謎すぎる。内容が少し理系チックなのもあって文系の僕からしたら、内容はわかるがなぜそれを小説内に書くのかが全く理解できなかったこともあって 謎が謎を呼ぶ展開であった。ゲーム、地下室、博士、 ロボ、孤島、システム、そして博士の過去の事件。全部が繋がっていた。そこがとても綺麗だった。博士が起こした殺人のわけも信じられないレベルのものであった。博士は15歳で親を失っている。つまりこの人の常識では、親は子供が15歳でなくなるもの。ここの部分の鳥肌は信じられないくらいであった。また博士の行動の指針が地球の環境問題という復讐てきな立ち位置ではないのがまた読み終わりがすっきりであった。
0投稿日: 2026.06.11
powered by ブクログミステリー小説おもれ〜〜 タネ自体は結構シンプルというか突飛なものではないけども読み応えめっちゃあって良かった
0投稿日: 2026.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
5月上旬から毎日少しずつ読み進め、読了。 真賀田四季博士、賢すぎて「死ぬことで自由になれる」という発想に辿り着き、実の娘に自分を殺させようとする計画を立てる。娘が実行できなかった結果、今度は博士が娘を殺してしまう。ただ、圧倒された。終盤、図書館で犀川の背後に博士が唐突に現れるシーンは、怖かった。 謎解きのトリックについては、タイムゾーンの操作で録画記録を改ざんするという手口に「そうやるのか」と脱帽した。理屈が通ってある。事件発生後はなかなか真相に近づかない展開が続くのだが、最後に全部がつながったときの感覚は鮮烈だった。 もうひとり印象に残ったのが、主人公の犀川創平だ。研究所内のシステム切り替えによる消灯の瞬間、もう一人の犀川が現れる。この人格がS&Mシリーズの続編でまた姿を見せるのかどうか、気になって仕方がない。 それから、1994年の作品とは思えない先進性にも驚かされた。研究所内のコミュニケーションや業務スタイルが、現代のリモートワーク的な働き方をそのまま先取りしているように読めた。VRの描写だけは時代を感じるけれど、それを差し引いても30年前の小説とは信じがたい。
2投稿日: 2026.05.31
powered by ブクログ天才×理系(情報系)×密室ミステリー 分厚くて展開がなかなか進まなかったが、クライマックスはなかなかの盛り上がりだった
1投稿日: 2026.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今までにないタイプの密室殺人だった…! 確かに、完全に隔離されているからこそ可能になるというか、なんというか…まさに目から鱗! 島田さんがあることに気づき顔面蒼白…! みたいな場面で、もう少し自分の頭が良かったら(当方文系)、同じように驚き、慄くことができたのに!!と悔しかったです。 それぐらい面白かった。 動悸とか人間ドラマがもう少し深掘りされると嬉しかったけど、あまり多くを語るのも無粋なのかな。 一人称視点ではないので、登場人物の思考が詳しく描かれるわけではないけど節々の会話から皆さんの思考が垣間見えて興味深かった。 マイナスポイントとしては萌絵のキャラクター設定かなぁ。 犀川先生といる時は特に気にならないけど、他の学生といる時にあまりにも異質すぎて…。 キャンプに日傘は、ね。 生粋のお嬢様だから仕方ないかもしれないけど、お友達いなさそうだなぁって、女性からするとあまり魅力的な方ではなかったなぁって。 作者様は愛知出身ということで、同じく愛知出身の身としてはこんなにすごいが地元から輩出されていることが嬉しいですね。 東海高校&名古屋大学卒はエリートオブエリート。
0投稿日: 2026.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
推理パートがあまりにも面白くて手が止まらなかった。これまで謎とされていた事が一つずつ、そして正確に紐解かれていく様が気持ちよくて自分も頭が良くなったと錯覚するほどだった。 森博嗣先生の作品を初めて読んだがここまで面白いとは。正直前半くらいは難しい言葉や口調もあって??が浮かぶ時はあったが、慣れてくると気持ちよく読む事ができた。 S&Mシリーズ、全て読んでみたいと思える一冊だった。
0投稿日: 2026.05.27
powered by ブクログめちゃめちゃ面白かった。今まで呼んだことのないようなミステリー。トリックは解説読んでるだけでこんがらがるようなものだけどそれが面白い。犀川先生と西之園さんのキャラクターがいい。
1投稿日: 2026.05.27
powered by ブクログ理系ミステリーって言われる意味がわかった。理屈っぽいの嫌かなーと思ったけど、ちゃんと筋が通ってて私は好きだった。生物とは何か?の定義ははへーってなんかしっくりきた。トリックは情報が限定されすぎててミステリーぽさは少なかったかも。全情報出しました!はい!密室です!殺人無理でしょ?!みたいなのが密室殺人の醍醐味だけど、これは何でもありというか...。あと動機がわからんすぎて急に安っぽく感じたかも。出てくる女性たちが理系男子の理想って感じが強くてちょっと気持ち悪かったかな(ごめんなさい)。犀川先生、生活力なさそうなダル教授ってところがめちゃくちゃタイプ!
2投稿日: 2026.05.24
powered by ブクログ魅力的な登場人物に、AI絡みの斬新なミステリィ展開が相まって、終始飽きることなく物語に没入できました。特に真賀田女史と犀川先生による天才同士の会話は、洞察力に優れ感心するばかりでした。冒頭の女史の発言であるBとDの件とタイトルの意味は16進数のことかと比較的すぐに分かりましたが、密室トリックの種明かしに関しては全く考えもつかず、とても面白かったです。
8投稿日: 2026.05.23
powered by ブクログ簡潔なトリックが好みなので、そこはあまり合わなかったかも。英題"The Perfect Insider"の美しさと、タイトルの回収は見事だった。
0投稿日: 2026.05.11
powered by ブクログ殺人の「動機」は「美しい」のか、「醜い」のか ようやく手にしたS &Mシリーズの第一巻、ここに辿り着くまでにもうだいぶ続編を読んでしまったが、シリーズの中でも特に名作と名高い本書は「孤島」「密室」といったクローズドサークルの定番のミステリーらしさ、そして「VR」や「AI」といったとても30年前の作品とは思えない最先端テクノロジーといったこれからのS&Mシリーズの魅力の根幹になるものがそこには確かにあった。 犯人は読んでいく中でミステリー好きだと検討が付く人もいると思われる。ただこの作品の大切な殺人を犯すまでの「動機」、そしてそれを可能とする「状況」、といったものが奥行きのあるもので自然と最後は読む手が止まらなかった。特に動機は様々なメディアにて共感が難しいとも言われる賛否両論ありますが、私はこういう賛否両論はむしろ賛成、振り切り方とかとても良かった。 キーパーソンの真賀田四季博士の人となり、彼女の置かれた状況や過去、などには語り尽くせないほどの魅力があり、この作品を単なる「理系ミステリー」というものを超えたものにしていた。 トリックも理系ミステリーとしての難しさ、ロジックなどもありつつも昔からよくある古典ミステリーの要素をうまく活かしたものとなっており、古典×理系で一歩新しい読書体験ができたなと思った。
80投稿日: 2026.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本の魅力は、とにかく研ぎ澄まされたロジック。それによって展開されるミステリー。 16進数を完璧に使っていて、それでいて聞き馴染みのない16進数というものがすんなり理解できてしまうような、まさに頭がいい人が書いたんだな、と言うようなミステリー。シリーズで他の本もあるみたいなので、そっちも読んでみたいなと思った。
0投稿日: 2026.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
トリックが変妙というか、「死んだと思われてた人が実は生きてて身代わり用意してました」的なトリック。そこに若干プログラミングとかも絡んでくる。
0投稿日: 2026.05.10
powered by ブクログロジックと登場人物の描写が、冷静で論理的かつ予想外で、最近ミステリにハマったばかりですが一気読みさせられ、他の作品も読んでみたいと思わされるすんごい作品だった。 あと9作もシリーズがあるのが嬉しすぎる。
0投稿日: 2026.05.09
powered by ブクログ森さんの作品は初めて読みました。講談社文庫には数多の森作品があり、理系の助教の多作ぶりにびっくり、まず著者の最初のミステリー作品に挑戦、1990年代の作品にしてもう仮想空間が展開しており、創造性は半端ない。肝心のストーリーは複雑だが伏線らしきものはなく展開もあまりスムーズではないので、もたついた点も感じましたが、意外性は十分でした。
0投稿日: 2026.05.09
powered by ブクログラストの余韻は素晴らしいものがあった。 ただ、中盤は中弛みしていて読み進め難かった。 また20年以上前の本なので当然ではあるが少し物語の端々から古臭く感じた。
0投稿日: 2026.05.08
powered by ブクログ最近読んだ本の中で一番面白かった。 森博嗣の作品は初めて読んだ。 私は理工系出身なこともあって物語の内容がスルスル入ってきた。 理工系の専門用語がわからないと、すべてがFになるというタイトル回収の美しさ、トリックの精巧さに感動するのは難しいだろう。 驚きと高揚感で何度も鳥肌が立つ作品であった。 これがシリーズ一作目らしいのでこのシリーズはすべて読んでみたい。 森博嗣という「おもしろい」作家に会えてよかった。
1投稿日: 2026.05.05
powered by ブクログ名作と言われている「すべてがFになる」読了。濃密で細かな伏線ミステリー堪能しました 犯人は誰だろう?と考えながら読み進めましたが、予想の斜め上をいく結末に衝撃、、、 まず数学に強くないと考えつきません笑 もえの上を見る癖や、犀川のベビースモーカー等全部関係してくるんじゃないかと頭を相当使いながら読ませていただきました!
0投稿日: 2026.05.01
powered by ブクログ森博嗣さんの本についに手を出してしまった。 理系寄りの内容で頭が良くなった感覚になり面白かった 読みやすくて一緒に犯人を探しているように進んでいくので探偵になった気分になれました。 シリーズで早く読みたい
0投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログミステリー小説の定番の展開ではなく、異質な作品でおもしろかった。真賀田四季が本当に天才で、物事の見方の根本から覆された。
0投稿日: 2026.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかったけど、突拍子がなさすぎてよく分からなかった。 所長はなんで博士に手出した?姪っ子なんだよね?そしてなんで両親を殺すの手伝った?最期もなんで庇った…? 真賀田博士もなぜそこまでしたの?逃げたくても、もっと良い方法はなかったの?その天才的な頭脳で考えたらもっと方法は思いついたんじゃないの…? といろいろ考えつつも、きっと天才には、凡人の分からない思考があるんだろうな。と納得。 きっと納得のできる論理的な根拠の描写があったんだろうけど、分からず無念…。
3投稿日: 2026.04.23
powered by ブクログすべてがFになる それは天才たちの圧倒的な哲学と思想をもって繰り広げられるサスペンス。完全密室な空間で起きた殺人事件。その被害者は世界で唯一の天才プログラマー四季であった。その難解な事件を学生である萌絵と天才教授である犀川達が巧みな掛け合いの元、真実に一進する物語。
0投稿日: 2026.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
他人の手によって始められた生なのだから、他人の手によって終わらせてもらいたいと願うのは自然なことなのかもしれない。 苦痛や喪失を伴う死を最終地とする生が苦痛であるから、他人の手によって、干渉されることで終わりを迎えることが救いになるのかも。
0投稿日: 2026.04.19
powered by ブクログ大変面白かったです。 キャッチ―でシンプルで的確なタイトルと、あっと驚くような物語の仕組みは強烈なインパクトがあります。 時折出てくる理系の単語に馴染みがなくて、そこは都度調べながら読み進めていきましたが、全体的にとても読みやすかったしグイグイと惹き込まれる展開で、あっという間に読了してしました。 登場人物の殆どが理系の人物だからかなのか、感情的に昂った勢いでの言動が極端に少なかったのも特徴的だと思いました。 専門的な用語が説明なしに飛び交うシーンは、頭の中が疑問符だらけのまま、何となくで読みましたけれど(緊迫している空気だけ感じ取った)、その一方では国民的アニメでお馴染みの、身近な固有名詞が会話の中に登場することもあって、それが小難しさを中和しつつ、物語が浮世離れし過ぎないよう親しみをくれた気がします。 大分前に刊行された作品なのに、時代的な違和感をさほど感じなかったところも凄いところでした。IoTやAI等が普及した今の世の中が、漸く真賀田研究所の技術力に追いついたような気がします。 どこからネタバレに抵触するかという自己判断に全く自信がないので(ミステリー小説は特に)影響の無さそうな部分の感想に絞ると、作中に度々現れる、真賀田四季博士と犀川先生の相似点が印象的でした。 二人の台詞は時間も場所もバラバラに発言しているのに、似たようなニュアンスが感じられて大変興味深かったです。 それと、西之園君の生粋のお嬢様っぷりを、同じ学部の先輩達がありのまま受け入れている雰囲気に好感を持ちました。 彼女の如何にもお嬢な感性や行動に、先輩達が呆れて揶揄うような場面も少々ありましたが(まぁ…焼きそばを一度も食べた事がないと聞いたら、そりゃツッコミますよね)、裕福で非常に恵まれている彼女の境遇を妬むといった直接の描写はなく(内心は分かりませんけど)、彼女という一個人の存在を冷静に観察して受け止めているところが理系の人達の集まりなのかな…などと思ったりしました。 真賀田四季博士は天才過ぎて、私の理解は到底及びませんでした…。
0投稿日: 2026.04.19
powered by ブクログ所長が14歳を孕ませたクズだの所長が演技した理由だの所長が四季のことをどう思ってたのかがスッキリしないけど、最期の怒涛の展開はワクワクして良かった。この最期の矢継ぎ早の展開こそサスペンスの醍醐味と言っても過言ではない ──博士の子供は、普通の子供だった。天才では無かった。──読んでて何故かじーんと来てしまった一文。真賀田四季とういう人間に心底同情してしまった
0投稿日: 2026.04.19
powered by ブクログプログラミングを多少齧っている分トロイの木馬や16bit、int型はわかりやすかったが、20世紀末の作品と知れば納得のトリックである。当時としてはPCもインターネットも今とは大違いだろうからね。全てがFになる のタイトル回収もよかった。 読了感としてはまあまあすっきり。 動機がわかりづらいけど、天才が死のうとしていたものの思い通りにいかず軌道修正して、しかし自殺はしたくなくて回りくどい手であれこれやったという感じかな。2周目読まないと納得感は得られなさそう。でもまぁ、自殺という個人的には微妙な予想が当たらなくてよかったかな。 犀川と西之園の関係性は見ていて飽きなさそうだけれども、続巻はどうしようかしら。
0投稿日: 2026.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読してやっと少し分かった!気がする 何も生産してないけど、百年二百年先を考えられるのは僕らだけってところ好きかも!
0投稿日: 2026.04.17
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『すべてがFになる』2回目読了 ※ラストのネタバレあります。 理系ミステリとあるが、ガッツリ理系出ない私でもスラスラ読めた。 とは言いつつ、数年前最初に読んだ時はトリックを理解するのに苦戦したが今回はちゃんと理解することができた。めちゃくちゃ面白かった。ウエディングドレスを着た死体が動いてるという超絶不気味な雰囲気がクセになるね。 真賀田博士、ラスト流石に捕まると思った反面、捕まるのは解釈不一致だなと思ったらまさかの…多分逃げ切れちゃうんだろうなぁ。 天才ゆえの孤独とか言うが、普通の人とは思考が根底から全く違うんだろうなぁ。 あと、こんなの思いつく森博嗣さんも天才なのでは…?
0投稿日: 2026.04.16
powered by ブクログ名作と聞いていましたので読んでいましたが、最後「本当にFになったーー!」と叫びました。これはFだ。てかそのFはわからんよ。 欠点というか…コンピューターが最新の設定のはずですが、ただ描かれてたのが少し前なのでその時点での最新のコンピュータなので、少しだけ違和感。けど、けど、面白いのでぜひ!
1投稿日: 2026.04.14
powered by ブクログ昔にドラマで見たのを思い出して原作を読んでみた。 島で密室で外部との連絡が取れないというあるあるなシチュエーションの中に、電子世界や数字のトリックが上手く入り組んでいて、面白かった。 難しくはあったけど、真賀田四季博士の頭脳はベクトルが違いすぎて笑っちゃった。犀川は頭の回転が遅いが突発的に繋がるタイプ。萌絵は、頭の回転が早く発想が一歩二歩先をいくタイプ。正反対でありながらもどこか似ていて二人の関係性好きだなぁ。続きも読みたい。
0投稿日: 2026.04.12
powered by ブクログまじおもれった 読後感も独特な感じで気持ちいい Fが何かは読めたけど、トリックまでには繋げられんかった…
0投稿日: 2026.04.11
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女史の行動原理は何度聞いても腑に落ちることがない。自分達とはあまりにも違いすぎて、3重もの密室を破って外に出てしまったのは何だかパンドラの箱が開けられてしまったような取り返しのつかない空恐ろしさを感じてしまう。 しかし本作が三十年近くも前に執筆されていたことにはやはり驚いてしまう。今でこそリモートワークも一般的になったが、それが根付いたのもコロナの流行ありきだ。こうして見ると技術的にはずっと前から可能だったのについ5年程前までそうはならなかったことを思うと、コロナが無ければ今もまだ出社が当たり前の企業が大多数でリモートワークなんて知らない人も多かったのだろうなと思う。こうした先見性のある物語を読むのは本筋以外にも楽しめるところがあって面白い。
1投稿日: 2026.04.11
powered by ブクログ読んでて「これってAI?にしては精度が低いけど」と思ったけど、1998年の作品であれば、んなわけないかーと1人納得しつつ、その先入観でイマイチ全理解に至れなかった。 57冊目読了。
3投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
二ヶ月越しの読了。始めはとっつきづらかったが、読み進めるとすらすら読めた。 頭の先から足の先まで、すべて真賀田四季の掌の上で面白い。登場人物にあまり魅力を感じなかったのと、VRのくだりなど、読んでいてだれる部分があった。 ただ自分が生まれる前の作品だと思うと、単純に凄い。
1投稿日: 2026.04.04
powered by ブクログ15年ぶりに読み返しました。感動。多分15年前はピンと来なかったのでしょう。初版から30年?驚きしかありません。その頃に完全テレワーク。ズームのような形態の会議。バーチャルリアリティ。誰が想像していたでしょう。森さんの未来を予測するような状況に唖然としました。
1投稿日: 2026.04.01
powered by ブクログ⭐︎3〜4?(読み終わったばかりで自分の中でうまく消化できていない) いわゆる“理系”の登場人物達ばかり、なんかこう淡々と冷徹な感じなのかと構えていたら、思いの外感情が見え隠れするというか、人間くさいところが見えたというか…… 正直なところ自分が好きな感じの話ではなかったのだけど(登場人物や話の造りという点で)、不思議と気になるので、シリーズを読み進められたらなと思う。 「思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ」
0投稿日: 2026.03.31
powered by ブクログ2026.3.27再読。 「有限と微小のパン」の読了後、どうしても読みたくなって再読しました。 初回が5年前なので忘れてしまっているところが多かったこともありますが、2回目の方がおもしろく読み進めることができました。(恥ずかしながら、実は初回は???という感じでした笑) S&Mシリーズを最後まで読んだ後だったからか、犀川先生や西之園くんたちのキャラや考え方がわかった状態で読めたので読みやすかったのかもしれません。あと、犀川先生は始めはちょっとお茶目なところもあったんだなぁなんて楽しむこともできました。 次は短編集に進む予定です。まさか短編集を読み終わった後もまた今作を読み返したくなってしまうのか…と、今からちょっと不安ですが、期待してもいます。 とてもおもしろかったです!
10投稿日: 2026.03.30
powered by ブクログ解説で理科系作家とあるようにわからない単語ばかりでたくさん言葉を調べた。一つ一つを理解していく間もないまま先が気になってつい一気読みしてしまった。 今までにないほどの読み応えと解放感を得られた。
0投稿日: 2026.03.29
powered by ブクログ内容はほとんど忘れていたが改めて読むと1996年出版にも関わらずVRやWeb会議など、今読んでもまったく古臭さを感じさせず楽しめた。 ちょっと長いけどシリーズを読んでみたくなった。
0投稿日: 2026.03.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どこまでいっても博士が天才故なのか、自分の頭では博士の考えが理解できなかった 博士の考えを自分なりにまとめると、 1. 生きることはバグ=正常となる時に生命は終わりを迎える 2. 他人に干渉されることこそ愛されるということであり、それは人間の本能的欲求である そして博士の言う他人の干渉というのが殺されることに値する。それはバグを修正する行為であり、自由へのイニシエーションであると考えている。 3. 正解であるかどうかというのは、その人がそうであると信ずるもの。つまり主観的なものであるとしている。 無情に見える博士でも、生を受けたからには愛されたいという欲求は確かにあった。 しかし、14の時に両親に理解されず、突き放された。 故に、どこかで愛を渇望するようになった。 愛を得るには自分が殺される他なかった。 といったところだろうか。 ここまでの論理構造は理解できても、やはりそもそもの価値観が理解できない。 まず、他人からの愛情を受け取る方法が殺しでしかないということ。これはそもそも生きてることが不自然であるという思想がないと生まれない考え。そうなると、この思想はどこから生まれたのかが不明。 この思想が正しいと仮定するなら、地球上に存在する生命をすべて否定することになる。 そう思うのは結構だが、ではなぜそれが不具合なのかの説明がない。確かに人類の発展に伴って、地球への被害は著しい。 しかし、それを博士が嘆いているようにも思えない。 博士の本質は不自然への嫌悪なのだろうか? とは言いつつ、子供は身籠るんだとは思ったけど。 やはり彼女を変えたのは、両親が死んだときなんだろうと思う。 結局、正解は人によるって考えだから、この考察も意味を成さないというか、逃げられたなって感じがする。 凡人には天才の考えが理解できないというところに帰着してしまうのが考察を難しくしてるのかな。 逆にいろんな考察があるのも、こういった作品の良いところなのかなとは思う。
1投稿日: 2026.03.24
powered by ブクログ読書好き、ミステリー好きがこぞって森博嗣が面白いと専らの評判なので、中でも評価が高くデビュー作でもある本書を読むことにした。どうしてくれる。私ももう森博嗣の虜となってしまった。
0投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログけっこう昔なのに今より先進的な施設での事件 大筋のトリックは解決したけど結局こいつは何したかったんだよ感はある そこは凡人に天才は理解できないということで強引に納得するしかない まぁでも評判だけあって面白かったかな?
1投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログ難解で犯人にたどり着いた時や、動機などがさっぱり理解できなかった。誰が犯人か考えてるときが一番面白かったかも。
4投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
密室とも呼べる孤島で起きた天才の殺人事件、しかも犯行現場も密室という、常識ではあり得ないような設定ながら、こちらの想像を超えた結末があり、期待を裏切らない面白さだった。新藤所長の殺害の場面は、最初の一撃で所長が死ななかったという偶然に無理やりかこつけている感じもしたが、それもあるいは計算かと思わせるくらいの、真賀田四季の天才ぶりだった。理系らしい、パズルを解いていくような論理展開も良かったので、ぜひシリーズを読み進めたい。
0投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログ文庫版は500ページもあるので少しずつ読んでたけど、真相解明する辺りから面白くて一気読み。 あのトリックは初見じゃ分からないなぁ...。なるほど、Fとはそういう意味だったのか...。 1996年の作品なのに、近未来的なVRゲームの解像度が高かったのと、犀川先生のチェーンスモーカーっぷりが印象的だった 笑
0投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2026年に初めて読みました。AIやVRはもはや身近で、逆にどこでも煙草を吸う人間は珍しい現代においては、研究所も四季博士のような人間もこの世のどこかに存在するのではないかと思えます。 トリック自体は人間にしか不可能なもので、閉ざされた部屋にいたもう1人の存在に驚きましたが、それ以上に「誰かに好意を持って妊娠出産する」という博士の行動があまりにも人間らしいことに、この小説の面白さがあると感じました。 ウエディングドレスを着て死のうとしたところも、親に認められずこのまま世間にも知られずに終わる所長との関係を最後に示唆したかったのではと思いますし、最後に犀川先生に会いに来たことと会話の内容からも結局は人との関わりを持ちたいように感じられました。 悩んだ末に子供を殺してまで得た自由をどう過ごすか、四季博士の今後が気になります。
1投稿日: 2026.03.20
powered by ブクログ読んだとこのない名作を読んでみよう、で思いついた一作。 綾野剛さんでドラマ化されてたよなぁ(観てないけど)の前情報しか持たずに読みました。 私にしては珍しく、読むと寝落ち、読んでは寝落ち、を繰り返し数日でやっと読破。 正直、トリックのすごさが理解しきれずで、個人的にはスッキリできない読了感でした。 登場人物たちにもそこまで入り込めず、上澄みをスーッと読んでしまった感じ。 もっと数字が好きなら楽しめたのかなぁ。 名作のはずが私の理解が及ばず楽しめずで申し訳ないまである。
10投稿日: 2026.03.18
powered by ブクログすごく面白いと思うのだけど、1回目はなんとかギリ読み終えた感じなので2回目きちんと読んで理解して⭐️5にしたい。続きが読みたい。
0投稿日: 2026.03.18
powered by ブクログあまりミステリー小説を多く読んだことは無いのですがとても面白く、一気読みしてしまった。一度犯人がわかったとなった後、少しだけ実は違って話の展開がひっくり帰るところや、全てがFになるという意味も、ああなるほどと唸ってしまった。
1投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかった〜〜〜! この人が犯人?この人が犯人?って考えながら読むけど全然当たらず。犀川先生はカッコイイけど、ヘビースモーカーやし、コーヒーめっちゃ飲むから口臭そうってずっと思ってた。笑 以下、引用 日常、自分の身の回りで発生する些細な摩擦は、体温を保つために必要な運動なのかもしれない。嫌なことは相変わらず沢山あるが、我慢しきないことは歳とともに減少している。しかし、それとともに、嫌なものの対象は、他人から自分の内側へと向かっていた。周囲との摩擦を避け、ごまかしている自分が、どんどん嫌いになっていきそうだった。 ↑私はあまりにも凡人すぎるけど、共通する感覚があって嬉しかった。 高校時代理系を選択していたから、理系のミステリーってどんなもんだ?と思って読み始めたものの、全然難しかった。今でこそVRとか身近にあるし、抵抗なく物語を読み進められたけど、30年前の時代だったら想像力がなく、読めてなかったかもしれない。
0投稿日: 2026.03.12
powered by ブクログ孤島で起きる密室殺人という設定は王道なのに、舞台が“電算センター的な環境”というところが独特で、読んでいて当時の技術観を想像してしまいました。島にあるはずの厳重な研究施設なのに、主人公たちが意外とあっさり出入りできる点は、違和感がありましたが、それもまた面白いところ。 一方で、システムを使ったトリックが密室殺人を成立させるという発想や、仮想現実が物語に組み込まれている点は、1996年の作品とは思えないほど先鋭的。“F”の意味も今読むと比較的早い段階で察しがつくのですが、当時は“未来の密室殺人”として読まれていたんだろうなと感じました。 そして、当時としてはハイテクな舞台設定とは裏腹に、事件の動機がとても人間的で本能的なものだったのも印象的で、この対比が作品全体の余韻を強くしている気がします。 もし20年前に読んでいたら、迷わず☆5だったと思います。今読むと時代のギャップも含めて楽しめるな一冊でした。
21投稿日: 2026.03.12
powered by ブクログ読み終えるのに時間がかかった。1週間ちょっとくらい。所々コンピュータの話が出てきて理解するのに時間がかかった。最後の追い込みがすごくてページをめくる手が止まらなかった。何年か後に読み返す時がくるかも?
0投稿日: 2026.03.09
powered by ブクログ四季シリーズを最初に読んでしまったことを後悔してやっと。相変わらず、西之園萌絵はキャラクタとして好きではない(笑)。反対に、真賀田四季はとても魅力的に感じる。登場人物の大半が理系人間という事もあってか、考えや思想はかなり偏っていると思う。でも素直に面白い、こんな考えもあるのかと思わされるのが森博嗣の凄いところではないか。何より驚かされたのは、この本が20年以上も前に書かれたものということ。四季シリーズの春が読みたい。これがフィクションでなかったら、生ける伝説という言葉は彼女のために用意された言葉では。
0投稿日: 2026.03.09
powered by ブクログ一度読むのを挫折して再度読み直し。 理系っぽい言語が多くて敬遠する人もいると思うけど、社会人である程度インターネットに触れていれば十分読めると思う。 抽象的な箇所も多いけど、そこは雰囲気で。 一番最初読んだ時は感じなかったけど、登場人物の会話がかなり面白い。 謎解き部分は説得性あるし、エピローグで登場人物の凄みを感じられた。 ミクロな謎解きが好きな人にはかなりオススメ。ストーリー性の謎解きが好きな人はそこまでかも。
0投稿日: 2026.03.06
powered by ブクログ理系が故の論理的な犀川の考え方がすごい好き。森博嗣さんの作品は初めてでしたがさすがメフィスト賞を作った作品と言わんばかりの真相でした。S&Mシリーズこれからも読んでいきたいです。めちゃくちゃ面白かった。
0投稿日: 2026.03.05
powered by ブクログ刊行された時代が時代なので、P1くらいのロボットは今どきファミレスにもあるよなと思いながら。しかしこれだけITリテラシーが底上げされた時代でもしっかり楽しめる。当時ハイテクとされていたものが10年近く経った現代では日常にあったり、まだ高度であると感じられたりするのが面白かった。シリーズものとは知らなかったので続けて読みたい。
5投稿日: 2026.03.04
powered by ブクログとても論理的な小説。トリックの内容は、驚くものであり、ただ論理的にはそうなんだろうけど、感情抜きでそこまでできるかいなと、共感しづらいものだった。 人間性とは、完全的な合理性とはというところを考えさせられる小説だった。
0投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログ内容が少し難しく感じたが楽しく読めた。 理系の人間だったらもっと面白く感じたのかな。 映像で見たい作品。
0投稿日: 2026.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに夢中で読んだ本でした。 どこが面白いのかというと、全部が面白かった。 理系ミステリと言われていたので自分に読めるか不安だったが、そんなことは払拭されるほどに面白かった。確かに理系の話が出てくるし、それが謎解きに必要ではあるが、自分で推理したいというより、どんな結末を迎えるのかということの方が楽しい自分にとっては特につまづくことなく最後まで読めました。 所々哲学的なことが書かれているのも良かった。 そして自分は文庫版を読んだので、最後の解説もとても素晴らしかった。 研究者は何も生み出さない。 でも未来のことを考えられるのは研究者だけだ。 高校時代に無意味に思われた数式の羅列。 自分は研究者ではないので、正直全く役に立っていないが、あの数列ももしかしたら未来のことを考えているのかもしれないと思うと鳥肌がたった。 そして、小説を読むという行為ですら、何も生み出さないけれども未来のことを考えられるという点で同じだという。衝撃を受けました。 とにかく面白かった。読んで良かった。 シリーズこの先とても長いが、じっくり味わいながら読み進めたいと思います。
2投稿日: 2026.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
事件の展開と、淡い恋愛の展開にワクワクしながら読み進められた。多少難しい部分もあったがそこそこ面白かった、最後はやや尻すぼみ感あり。もえと先生の恋の行方がはっきりしなかったことも残念な点のひとつ。 天才とサイコパスは紙一重だ。
0投稿日: 2026.02.19
powered by ブクログ天才同士の話は凡人には理解できない。何を話しているかわからないからだ。 改めて読んでみても最初に読んだ時に思った事は欠片も変わらなかった。 それにしても本作は時を超える傑作である。殺人現場のグロテスクさとは裏腹に魅力的な展開が続いていくし、犀川と萌絵のコンビがいい。双方抜け目のない数学の天才だから、迷いがない。 当時は怒涛のクライマックスやトリックにばかり目が行っていたが、キャラクター、舞台設定としてもケチのつけようがない。何度読んでも面白い小説とは本作の事である。
2投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログ理系ミステリの金字塔と言われているが、読後の感覚はむしろ哲学書に近かったかもしれない。 通常の事件とは一線を画す、論理的な動機による殺人。 理詰めで、静かに組み立てられていくストーリー。 他にはない作品だと思った。
29投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ密室殺人の小説なんてベタだなぁとか思いながらトリックを暴く意気込みで読ませていただきました。 その結果全く想像できない犯人の鮮やかなトリックにまんまやられました。。。 悔しいのは知識がある人ならトリックの詳細まで、知識が無くてもトリックの発想は思いつけるように物語が作ってある点です。 著者の森博嗣さんと私の脳のスペックの差を見せつけられました。 さらにトリックだけではなく、登場人物がみな魅力的なのもこの小説が完璧であることを裏付けています。 ああ、読書って楽しいなあ。そう再実感させてくれる素晴らしい作品でした。
0投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログ頭の中の「すべてがFになる」読書体験だった。第一メイスト賞受賞作。なんと、30年前の作品。2026年現在のネット知識を持ってしてようやく理解できる内容だった。作品内で【自分は百歳若すぎる】という一文があるのだが、文字通り作者の森先生なら百年先が見えるのかもしれない。文章がまた読みやすい。まるで、無駄のないプログラムのコードの様だった。会話が軸の文章で、描写はシンプルに最小限、なのにしっかり風景や人物が描けている。気になって、森先生の経歴を調べたら、大学教授だった。そして驚愕したのが、筆の速さ。嘘か誠か、一週間で長編を書くらしい。ははは、まさに【自分は百歳若すぎる】。森先生の作品は制覇したい。
10投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログ西尾維新の首切りシリーズを読んでいたので複雑な気分になった。もっと前に出会っていたらはその通りだと思う。
1投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ読むのが遅すぎた。四半世紀前に読んでいたら最高に面白かったんだろう。その時私はまだ生まれていないけど。 それでも事件描写の緻密さや知性の描き方には舌を巻く。真賀田四季の、我々凡人には遠く及ばないと思わせるような異質さと、その期待感を裏切らない残酷無比なトリック。 そして、20世紀末に書かれたとは思えない未来と科学への洞察。
2投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログITエンジニア必見の理系ミステリーを代表する小説。 絶海の孤島で起きた天才プログラマ殺人事件を大学教授とその生徒が解明していく話。 冒頭1ページ目からいきなりみんな大好きオブジェクト指向の話が出てきたり、情報工学系の話がたくさん出てきます。 正直トリックの部分はそんなにでしたが、登場人物たちのキャラクターが個性的で面白い、理系の人間を良く表している。
1投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログ正直に言って難しすぎてほぼ分からなかったが、隔離された場所での殺人事件という内容自体はドキドキしながら読めた。 大きい地震があった時に、オール電化の家が何も機能しなくて大変だったという話を唐突に思い出した。 今はまだこの世界に至ってないが、何年後かにはこの世界にさらに近づくんだろうなと思う。
23投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ昔見たドラマのももクロの子(あかりん?)の博士の演技がとてもとても印象的で、それ以外はなーんにも覚えてないのだけれど、もう一度味わいたくなって購入。ずっと積読していてようやく読めた!正直、森博嗣の文章は描写の多さに疲れるのとキャラクターがいまいち掴みきれないので肌に合わないのだけれど、トリックはラスボス感があって面白い。読了後にアニメを観たけれど、小説が1番謎解き難易度が高いと思う。
1投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログまず驚きなのが、これが書かれた1996年はようやくyahooが出てきてインターネットと一般人の距離が何となく近くなってきたなぁぐらいの頃であるという事。 VRの世界観は今読んでも全くピントがズレてないし、チャットのやり取りなんて今そのまま。 異なるのはタバコの扱いと、GPSによる時間補正ぐらいだろうか。
1投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログ今更ながら初めて読了。現代でも色褪せないくらい巧妙なトリックでとても面白かった。なんでこんなに書けるんだろうと作者について改めて見たら工学博士とあって納得。 あまりネタバレしても良くないので、読んだことない人はとりあえず手に取ってみるのが良いかと思いました。
1投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログ物語を読み終わり、巻末の解説を読み、まずこう思いました。 「とんでもないシリーズに手を出してしまった...」 第1回メフィスト賞受賞作ということで、これぞメフィスト賞といった驚きを与えてくれました。 まずこの作品、設定を30年ほど前に書いていたことに驚き。 理系ミステリということで読みづらいかもと感じてしまうかもしれないが、令和の今の方が技術面なども理解しやすく、読むのに向いているのではないかと感じました。 そしてトリックもさることながら、キャラがとっても魅力的。この主人公たちが登場S&Mシリーズがあと9作もあるなんて、とても幸せと思うと同時に途方の無さまで感じている笑 理解できない部分があってもいい。ただそれでも読んで欲しいそんな一冊でした
2投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログ2026.01.21 再読 #44 今、読書という行為に充実感を得られているのは 大学時代に本作に出会えたからだと思う。 好きな作家はと訊かれると、「森博嗣さん」と答えている。それほどに大きな影響を与えてくれていた作者の代表作を再度読了した。やはり面白い。 天才(萌絵)と天才(犀川)が、圧倒的な天才(四季)の住む研究所で事件を解決するという場面を、凡人(私)が側から見させて頂けることだけでこの上ない。。最高である。 今でこそ理解ができるような世界観だが、これがほぼ30年も前に書かれているのだからとんでもない。メフィストすぎる。 本作の素晴らしい部分は、読者の一切に解かせる気の無い極悪難易度超天才級のトリックを、犀川&萌絵ペアが解き明かしていくプロセスの面白さはもちろんのこと、 自己の中にある「当たり前」や「あるべき姿」を客観的に疑い、追究する理系的な哲学観にあると思う。 作中に放たれる天才達の言葉に、自身の価値観としたいような名言めいたものが散見される。 改めて読んでよかった。『笑わない数学者』までは読んでいるがゆっくりと再読して『有限と微笑のパン』まで読みたいと思う。
16投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わって自分が生まれる前に刊行された本だと知った。システムやVRなど、今だからこそ想像出来るものの、何年も前に、既に著者の頭の中にはあったと思うと、より凄さが際立つ。 設定や情景描写の理解が難しかったが、文系側の人間でも楽しめた。ただ理系の知識があるに越したことはない。。
0投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ本格ミステリィ! 第一回メフィスト賞受賞作にして、森博嗣デビュー作。 すべての森博嗣作品はここから始まった。
14投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ数学やコンピューターの知識がある方がよりこの作品を楽しむことは出来ると思うが、自分みたいな文系出身の人間でも十分楽しむ事が出来た。 数学的な知識というより、論理的な思考が本作を読む上での一つのテーマとなっており、他のミステリー作品とは違った良さがある。 このように書くと、堅苦しい作品のような印象を与えてしまうが、ミステリーとして純粋に面白いので、肩の力を抜いて一度読んでみてほしい。
3投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログ非日常的な設定で、理解するのに時間がかかるので、事件が起きるまでは読み進めるのが苦痛だった。情景がリアルに思い浮かべられるような文体。事件の第一発見の時は強烈なインパクトと、生々しい現場の雰囲気や匂いが伝わってきそうだったけどこれは文体というより設定の斬新さの影響のよう。犀川は沼男?っぽくて良い。 大学受験前後の、数学がもっとできる時に読んだらさらに面白かったんだろうな〜と思う。論理的な思考の要素はあんまり感じなかったけれど、かと言って文学的かと言われたらそうでもない。たまにお、いいねという言葉選びが見つかる。 萌絵が初めてモニタ越しに博士と話をした場面で、カメラのピントについての描写があるけど、あれは細かいところまでよく描かれていて、こういう細かな書き方がリアルさを醸し出すんだろうなと思った。
1投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログすべてがFになる 森博嗣 30年前に発行されたミステリ小説。タイトルだけは聞いたことがあった有名作。 舞台となる"孤島のハイテク研究所"の未来具合がこの現代で読んでも遜色のないことと、コンピュータ周りの描写が一歩踏み込んだ細かい内容なことに驚いた。 タバコを吸いまくってる点は昔ながら。 密室殺人や特殊な状況にどう決着がつくのか楽しみでどんどん読み進められたが、主人公らのキャラや思考が章によってバラバラに感じてしまい没入しにくかった。 トリックの肝は、作中でヒントが与えられつつも想像がつかず。してやられた
1投稿日: 2026.01.12
