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総合評価

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    ヒカルのことを取材したいと言って彼女に接近した弥勒でしたが、彼に警戒心を抱いたヒカルは援助交際の上納金を支払っているヤクザに働きかけ、弥勒を牽制します。しかし、彼の言葉によって初めて、これ以上自分を傷つけるようなことを続けたくないと考えるようになったリサが彼に接触し、そのことがきっかけとなって弥勒の殺人計画は実行に移されることになります。 罪を犯した者の気持ちを理解しようとすることは、それが善意から発するものであったとしても、犯罪者自身の「悪」を彼から奪い取ることにほかなりません。とはいえ、宗教的な背景を排して現代日本社会のもとで犯される殺人事件を描いた本作では、主人公にそのような「悪」を担わせることはできません。そのためでしょうか、本巻のラストで弥勒がリサの誤解に激しい怒りを覚える理由を、現代的な青年の自己顕示欲に発するものとして描こうとしているように思えるのですが、ちょっと苦しいかな、という気もします。

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    投稿日: 2017.11.12
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    いよいよ決行になるまでプロセス。もっと自己の正当性への苦悩が欲しいところだが、テンポ悪くなるかな。次巻へのヒキはベースの著作と同じ展開するかが楽しみ。

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    投稿日: 2011.12.20
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    殺人者になる過程の人間的な部分と身勝手な思考が交錯する第2巻。まっとうな人間ならば恐ろしいと感じるだろうけど、間違って自分は弥勒よりうまくやれると犯罪に走ってしまう人が現れないか心配になる。 <あらすじ> 青年・弥勒が宿した恐るべき「ある計画」。それは援交女子高生グループを支配するヒカルの殺害だった。崇高な目的ならば流した血はあがなわれるのか?そして決行の日が訪れる。

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    投稿日: 2010.10.12
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    面白えなぁ…… 女子高生が自分の行動に自覚的であり高度に言語的である、という以外はなんの違和感も感じないすばらしい翻案。いいアイデアだなあ。 もの自体は伊集院光が次を楽しみにしている、すげえおもしろいマンガ、とトークのテーマとはあまり関係のない脇道として話していた(小説の方じゃないよ、マンガだよ、といいもって)ときから気になっていたが、このほど夫に買わせることに成功したのだった。

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    投稿日: 2009.05.04