
モンテ・クリスト伯(3)
アレクサンドル・デュマ、泉田武二/グーテンベルク21
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総合評価
(1件)3.0
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3巻ではフランスで次々と標的に遭遇。
偶然が重なりすぎではないかと感じるところもあった。しかしこの時代のフランスの人口と貴族の割合を考えると非常に狭い世界と思われるため芋づる式も有りなのか。 お金持ち同士の濃厚な交際と暇にあかして囁かれる噂話、それでいながら互いに真実を知らない関係。いつも思うのは日本の田舎のムラ社会と変わらないということ。 モンテ・クリスト伯は巧妙に人心を掌握し時には危ない裏取引で標的に少しずつ接近していく。新しい登場人物と思っていたらあの時のあの人だったかという場面が多い。名前を覚えるのが大変になってきた。 物語は4巻へ続く。
0投稿日: 2018.08.15
