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髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ
髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ
宇江佐真理/文藝春秋
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総合評価

(22件)
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    伊三次が富突きにハマらなくてよかった。ハマってお文に愛想をつかされるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。お文の出産もヒヤヒヤした。出産直前に逆子であることが分かってパニックになったことを思い出した。無事に出産おめでとう!これからの家族3人の物語も楽しみ。

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    投稿日: 2026.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    無事にお文の子どもが産まれて安心。いろんな事件があったけど、最後の直次郎の話はなんとも言えない話だけど少し心温まるものだった。早く伊佐次が床を構えられますように。

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    投稿日: 2025.04.25
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    内容(ブックデータベースより) 日本橋佐内町で夫婦水入らずで暮らす伊三次とお文。稼業の髪結いと捕物に明け暮れる中、やがてお文が出産の日を迎えた。 令和6年9月13日~16日

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    投稿日: 2024.09.16
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    伊三次が小者をつとめる町方同心の不破友之進と妻のいなみに、待望の女の子が誕生する(「蓮華往生」)。一方、伊三次の女房・お文も出産を間近に控えていた。だが、お文の子は逆子(さかご)。伊三次は不安を抱きながらも、人斬り請け負いの下手人を捕らえるために奔走する(「月に霞はどでごんす」)。惚れたお佐和のために掏摸(すり)から足を洗った直次郎のその後を描く「慈雨」など、伊三次を巡る全ての人々の幸せを願わずにいられない、人気シリーズ第五弾!

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    投稿日: 2024.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

     お文は逆子で難産の末、無事に男の子、伊与太を産んだ。伊三次、伊与太、お文の親子が川の字になって眠る。庶民のささやかな倖せ。 宇江佐真理「黒く塗れ」、髪結い伊三次捕物余話№5、2006.9発行。蓮華往生、畏れ入谷の、夢おぼろ、月に霞はどでごんす、黒く塗れ、慈雨 の連作6話。直次郎が秋の七草を携えて、小間物屋の跡取り娘、お佐和のところに行くくだりでは、胸がじーんとしました。

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    投稿日: 2022.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ようやく伊三次とお文の間の子が無事に産まれた。お産が始まった日に限って伊三次の仕事はなかなか終わらないし、逆子という心配事もあるし、ひやひやした。しかし、無事に生まれてからは、 徐々に、お文の母親としての姿が変わっていくのがとても微笑ましかった。 途中、伊三次との何気ない会話の中で、お文の変化が描かれている。『お文は伊与太を産んでから少し変わったと伊三次は思う。むやみに意地を通そうとしなくなった。 芸者の意地も何も、頑是ない赤ん坊には通用しないことを悟ったせいだろうか』 。こう言うことがさりげなく描かれているのも、女性作家らしさだな、と思う。 女性は子供を産んで強くなる、怖くなるみたいな、ありがちな描き方じゃないのがいい。 今回、「蓮華往生」「黒く塗れ」みたいな不思議な話もあったり、「夢おぼろ」のように捕物というよりは、美雨と監物の男女の話に、富札 (現代の宝くじ) の話が絡んで描かれていたり。作者本人が以前にも触れていたように「捕物」よりも「余話」に比重があるお話が多いな、と感じた。 そんな中で、「慈雨」は直次郎が幸せになってくれてとても嬉しかった。『雨が降る。まっすぐな雨が降る。 だが、この雨は暖かい雨だ。すべてを洗い流し、 代わりに何かを潤す恵みの雨だ。そう、伊三次は思う』 この場面では、涙が出た。 暖かい涙が。 この後に、伊三次が家に帰ると、お文は疲れて眠ってしまっているが、横で伊与太が泣いている。すると伊三次は、お文を起こしたりせず、おむつを替えてあげる。そして、伊与太が 伊三次を見て笑うのだ。『まるでその時、初めて伊三次が父親であることを確認したような感じがした』いい場面だ。涙がまた出てしまう。でも、これもまた暖かい涙だ。 ところで、今回、おみつが出てこなかった。 うーん、どうなるんだろうな。お文とおみつの間は。おみつのことは好感を持っていただけに、前巻で残念なことがあり、どうなっていくのかなあと気になっているが。 余談。 文庫のためのあとがきで、 宇江佐さんが時代小説であっても新しいことを取り入れたいし、時代小説に感じられる時代臭が好きではない、と言う話があった。その中で、読者の手紙のことに触れている。「函館は西洋文化を早く取り入れた土地柄なので、あなたもそれに多少、影響を受けている。 浅草の下町あたりに住んで、じっくり下町情緒を学んではどうか」 と書かれていたそうなのだ。・・・いるよなあ、こう言う感じの人。と、人に聞かれていたら、何て嫌な感じ、と思われるに違いない、笑いが出てしまった。これが"苦笑" のお手本なんだろうなと言うような笑いが。しかし、そのすぐ後に、宇江佐さんが「大きなお世話と思ったが、読書の感じ方は様々である。(略) だが、私は自分のやり方を変えないだろう」と書かれていて、すっきりした。そう、大きなお世話だ。感じ方は様々だけど、その上から目線の「学んではどうか」って。あなたが、人としての情緒とか物の言い方とか学んではどうか・・・性格悪いな私(苦笑)

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    投稿日: 2022.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・蓮華往生 ・畏れ入谷の ・夢おぼろ ・月に霞はどでごんす ・黒く塗れ ・慈雨 今回捕物が少ないなと思ったら、作者があとがきで「捕物」ではなく「余話」を書いているのだといっている。 というわけで、伊三次が出会うあれこれの出来事が書かれているのだけど、やはり後味苦い作品が多い。 特に『畏れ入谷の』は、なんだかんだ言って上手くいくんだろうなあと思いながら読んでいたので、如何ともしがたい結末に、それでも目を逸らしてはならないという伊三次に、胸を突かれた。 多分始めは善意からの行為だったはずが、いつの間にか姥捨て山で金儲けの話になってしまった『蓮華往生』。江戸時代、武家の一人娘の生きる道は、自分を捨てるか、女を捨てるかだった『夢おぼろ』。 まるで必殺仕事人のような『月に霞はどでごんす』。 廻り髪結いの傍ら同心の小者として働く伊三次は、金儲けとは無縁な損な性分。 けれど、無事に生まれた我が子のために、我が子に恥じない”ちゃん”であろうと思う。 お文は子どもを出産して「自分はさほど子ども好きではない」ことに気づくが、それでも慣れない家事・育児にと奮闘している様子が健気である。 「子ども好きではない」母親は割と世間にもいると思うけれど、さらっとお文にそう言わせるところが女性作家の腕か。 伊三次が子煩悩なところも微笑ましい。 人の心を操る犯人に逆にわなを仕掛ける『黒く塗れ』であがったテンションを、『慈雨』がそっとなだめてこの巻は終わる。 前巻で伊三次の恩人の娘・佐和に恋をして、巾着切りから足を洗い、姿を消した直次郎が振り売りの花屋として再登場。 どうしても直次郎の前科にこだわり、二人の恋を認めることができない伊三次に、人はやり直すことができるのだと、神でも仏でもない伊三次に二人の運命を決めることはできないのだという、周囲の年寄りたちの温かいまなざし。 更生を信じることの出来る世の中。 同じく前巻でお文を傷つける一言を言ってしまったおみつは、今回出番なし。 だけど今までのお文とおみつの関係や、おみつの夫(伊三次の家に空き巣に入ったがその後更生して同心の小者となる)のことを考えると、いつかどこかで関係修復してほしいものだ。 おみつに子どもができるまで、無理かなあ。

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    投稿日: 2020.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/1/10 おみつ出てこなかった! まさかこのまんまなんてことないよね? お文が子供を生んだことどこからか聞いてるだろうに。 今頃何を思っているのかな。 この種の争いというか妬みというか劣等感というか、現代も相変わらずあって人間てそう変わらないなと思ってみたり。 それより図書館で借りた本だったのだけど、誰かがマーカーを引いてやがるのよ。 それも良くわからん見当ちがいなところに。 集中できない。 図書館の本にマーカー引くようなやつはやっぱり馬鹿なんだなと思った。

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    投稿日: 2018.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いだけではないどこか哀愁を感じるシリーズです。 『蓮華往生』では文吉と伊三次とは違い、夫婦になることは許されなかった緑川と喜久壽、その二人の仲を思い悩み寺へ通い詰める緑川の妻、その寺での不思議な出来事に事件性が…という話。 真相を突き止めるために自ら危険な囮となる緑川ですが、喜久壽の心配をよそに緑川が選んだのは妻で、それを目の当たりにした喜久壽はショックだったでしょうね。 『畏れ入谷の』もまた切ない話でした。自分の妻が家計の為に大奥にあがり、将軍に見初められてしまったために別れなければならず、共に想い合っているだけにやり場のない思いがします。 『月に霞はどでごんす』ではお文と伊三次に待望の長男が誕生します。難産でしたが無事に生まれて良かった。 表題作の『黒く塗れ』。タイトルに「ん?」と思ったのですが、まさかそのタイトルが永ちゃんに関係あったとは(笑)。 『慈雨』では掏摸の直次郎に春がきます。伊三次の心配も分かりますが、私は直次郎にチャンスがあっても良いのでは、と思います。だから本当に良かった。 この巻を通して印象に残ったのは不破といなみの夫婦仲の良さでした。お文と伊三次もこれから様々なことを乗り越えてそういう夫婦になっていくのかなぁ。

    3
    投稿日: 2017.10.25
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    髪結い伊三次捕物余話、第5巻。 捕物のストーリーも良く練られているし、第1巻から続く登場人物のキャラクターも魅力的で、読後感も良く、安心して読める本。 ずっと気になっていた直次郎がでてきて、こればっかりは取り返しのつかない方向へ行くのではないかと、本当ハラハラして読みました。 良かった、ホント、良かった。

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    投稿日: 2016.08.21
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    2016.6.19 赤ちゃんが生まれるところがリアル。 蓮華のお経で往生するお年寄り、そのカラクリ。 呪いで罪をおかす偽医師や。 巾着切りの恋愛 それぞれ面白い。

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    投稿日: 2016.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お坊さんが人殺しをする話、「蓮華往生」は衝撃的だった。 龍之介の言葉がきっかけだったかどうかはわからないが、 女師範代が結婚できて良かったのと、 元スリの直次郎が早くも再登場して、 しかもハッピーエンドになったのも良かった。 あとは、 ぎりぎりまでお座敷に出て、 しかも逆子だったお文さんが無事出産出来て、 本当に良かった。

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    投稿日: 2015.09.24
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    L 5 髪結い伊三次捕物余話 蓮華往生 緑川の旦那と妻女と喜久壽 不破の長女誕生 お文の懐妊を知る伊三次にほのぼの 畏れ入谷の 新八郎御用帳、大奥の恋人みたいな 夢おぼろ 富籤と乾監物と美雨と龍之介 月に霞はどでごんす 渡り太鼓 お文の出産 黒く塗れ マインドコントロール 慈雨 直次郎とお佐和

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    投稿日: 2012.02.13
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    キャリアウーマンのやや高年齢(?)妊娠とか,立会い出産とか,なんだか現代的。 ママさん芸者がんばれ。子供は好きじゃない,と戸惑いながら,だんだんとお母さんになっていくところがよいですね。

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    投稿日: 2011.11.22
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    所帯を持った伊三次とお文。 かっては深川芸者の文吉という名で売れっこだったお文は、今は桃太郎という名で時々お座敷に出ています。 妊娠を隠していましたが、そろそろ隠しきれなくなり… これが最後という日に、やっかいな客に出くわします。 上司に因果を含められている様子でうつむいていた、格好も乱れた様子の侍。 絡む男という評判は立っていて、伊三次も知っていたのです。 お文の気丈さが光ります。 天啓寺はそれほど大きな寺ではないが、境内に金箔を施した大蓮華を備えていた。 極楽往生を願う人々に深く信心され、特にある老人が黄金の蓮華の上に座って死にたいと再三願い出て、それも結縁かと許した所、2時間後に息絶えたという。 その評判から同じことを願う人が増えていった… 何人も必ず死ぬのは妙だと噂が立ち始める。 町奉行の永田備後守が、隠密廻り同心の緑川平八郎に探索を命じた。 本来なら寺社奉行の取り扱いなのだが、緑川の妻てやが実はこの寺に熱心に通っていたため、すぐに動くことになり、伊三次にも声がかかる。 緑川は、お文の深川芸者仲間の喜久壽と古い縁がある仲という男。 女房の寺通いはそのためと不破は言う。 父親の実感がすぐにはもてない伊三次。 北町奉行所の同心の不破友之進と息子の龍之介の様子を眺めたり。 お文のお腹に子が出来たことをすぐ不破には知らせず、深く考えてはいなかったのですが、他の人間が皆先に知っているのに気づいた不破は不機嫌に。 あらま。ちょっとお坊ちゃんな所があるのね。 名付け親になってくれと何気なく伊三次が言ったことで、機嫌を直したり。 関わる事件はかなり妙で、悪質ですが… 伊三次の家庭には無事に赤子が生まれ、お文には想像以上に大変な日々が続くうちに、伊三次にも父親の実感も出てくるのですね。

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    投稿日: 2011.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子供が生まれた伊三次達の生活は、急に所帯臭くなってきて、それはそれでとても良い。辰巳芸者も素敵なオッカサンになるのだなぁとしみじみ思ってしまうのだ。そして、慈雨では、つい鼻を啜りながら読んでしまった。直次郞の幸せそうなシルエットが見えるようだ。

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    投稿日: 2011.09.24
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    表題はなんとローリング・ストーンズのPaint it Blackからだとか。作家さんというのはいろんなところからアイデアを探し出すものね。独り者同士飄々と暮らしていた伊三次と文だけど、一緒になって、ややが出来てなぜか伊三次が一気に男前になった。文は赤ん坊に振り回されている気ままに生きてきた初心者母という意外だけど、やたらにできた母親になるより現実感があっていい。彼女の年まで一人で生きてきて、そうそう他人に合わせられるものでもなく、ましてやNoは受け付けない子供の世話は大変。 まだまだ続きそうなこのシリーズ、緑川や不破も子供の世代が顔を出してきていい感じ。あとね、カバーの絵がいいね。というか少女マンガに和服を持ってくる漫画家さんにはぜひこれで勉強してもらいたい。

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    投稿日: 2011.09.11
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    第五弾 伊三次に係わる人たちの物語が、滔々とと進んでいく 元掏りの直次郎とお佐和の純な恋で話が終わる。 登場人物が多すぎるか、

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    投稿日: 2011.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ5作目。最後の、直次郎の話には思わず泣いてしまいました。あとがきを読むと、読者から手紙が来たので、直次郎の続編を書いたとのこと。お文の出産に立ち会う、逆子を直すという流派のお医者さんがイイ味出してますね。

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    投稿日: 2011.06.08
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    シリーズ5冊目。伊三次夫婦の生活も軌道に乗り、さらに、自身も含めてにわかなベビーブームとなります。近所の人々やお得意さん、小物仲間なんかとの関係も、なかなか深くて面白いです。なによりこの本の白眉は、なんといっても最終話の人情話です。心のあったまる、えぇオハナシでした。はい。

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    投稿日: 2011.01.12
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    タイトルは、矢沢永吉さんの「黒く塗りつぶせ」という歌に反応したと言う。 いったいどんな歌なんだろう? 興味のある方は、YouTubeでどうぞ。 → 黒く塗りつぶせ http://www.youtube.com/watch?v=Tj9l1T2Fv8g 矢沢さんは昭和24年生まれ、著者の宇江佐さんも同じですから、惹かれあうものがあったのでしょう。 さて、この小説は江戸時代等背景があります。1806年、文化三年と書き出しにあります。明治まであと62年という時代です。 町方同心の手先を務める廻り髪結いの伊三次を中心としたの物語です。廻りというのですから、小説に登場する深川あたりの芸者をお客さんにした髪結い。今で言う出張の美容師さんですね。ちょっとしたカリスマ美容師ということですね。 竹添敦子さんの解説は、小説を読み込まれていて、女性ならではの感性に富んだ内容になっています。

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    投稿日: 2010.10.09
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    髪結い伊三次捕物余話シリーズ5作目。 おもしろいなぁ。 このシリーズはキャラクターがそれぞれ主役をはれるほどにたっていて読んでいてあきさせないです。 捕物話だけど、せつない恋や、初恋や、浮気や、信頼してた人からの裏切りや、そこから許せるまでの葛藤とさまざまな生きることへの喜びや苦悩がキャラクターに散りばめられています。

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    投稿日: 2009.05.29