短編小説がいくつも書いてあり、 2つ程、途中でやめてしまったが、 基本的にはとても面白いです。 個人の感想です。

再読。 梁のある部屋 / 喪服を着る女 / 死体を運んだ男 / 老後の楽しみ / 団地 / 霧の夜 外れ無しの短編集。 特にあまりにも皮肉な結果である「老後の楽しみ」が印象深い。

どこにでもありそうな日常に、ふと暗い影が射す…。そんな恐怖を描いた短編6つ。 心霊・怪奇現象ではなく、人間同士のふとしたドラマから恐怖を紡いでしまうのは、さすが小池氏の熟練の成せる技か。 ちょっと気軽に恐怖を味わって嫌な気分になりたい（笑）、という方にオススメです。

（「BOOK」データベースより） 男は貧しいから頑張った。努力の甲斐あって今やBMWの新車から超豪華マンションまで自分のものだし、大企業の社長令嬢とも婚約している。幸福の絶頂にいた男だがある夜六本木で育ちの良さそうな娘を拾ったことから、運命の歯車が少しずつ狂い始めた…サスペンスの名手が日常生活に潜む恐怖を巧みに紡ぎ出した会心作「梁のある部屋」他5篇収録。

2011年9月21日読了 日常生活に潜む人間の怖さを感じる作品。 じわじわとくる怖さがたまらないですね。

５つの短編集。 どれも読みやすかった。 「梁のある部屋」が一番印象に残った。 自分の家で婚約者の旅行中に浮気相手が自殺とか、、 どうしたらいいんだ。。。 と、ホンキで悩んでしまった。。

サスペンス短編集。全6話。 小池さんの心理サスペンスもの、大好きなんだよねぇ(´ー｀) 日常に潜む恐怖っていうか。一つ歯車が狂えば誰にでも起こりうる怖さ。それを巧妙な筆致で描き出すのがうますぎる。