
花火
太宰治/青空文庫
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総合評価
(1件)4.0
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文学的な推理小説は凡人の身にはいささか酷なものが
文学的な推理小説とでもいうのでしょうか。 とにかく謎が謎を呼んでおいて、バッサリと結末を切られて終わってしまいました。 父は無実なのか。兄は本当に性根から悪かったのか。妹の最後の言葉は真実だったのか。そもそもこのタイトルの意味は…。 文学的に言えばそれらの解答に大きな意味はないのでしょうが、凡人たる身にはいささか酷な結末かと。 とはいえ作者の意図も何となく伝わって面白かったです。 兄の小暴君ぶりに波立てられた感情を、妹の最後の「新しい言葉」で締められた時の感覚といったら。 作者はきっとそれがやりたかったのでしょうね。
2投稿日: 2015.01.13
