
総合評価
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powered by ブクログ創造性は特別な才能ではなく、**記憶(側頭葉)×意欲(前頭葉)**が生むダイナミックな回路だと再定義される。思い出すことと創ることは地続きで、偶有性への感受性やセレンディピティが脳を拓く。不確実性を探索できる“安全基地”や他者との関係こそ創造性の源泉であり、即興的な会話や気づきが脳を作り変えていく──創造とは学習と変身のプロセスそのものである。
0投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2005年刊行。著者は東京工業大学大学院客員助教授、東京芸術大学非常勤講師、ソニーコンピューターサイエンス研究所シニアリサーチャー。◆些か辛口評になるが、著者の書は「クオリア入門」のみ読むべき価値があるが、些か分厚い。本書はそのさわり・前座の書とみれば、それなりに読むべき価値は見出せるかもしれない。
0投稿日: 2017.01.04
powered by ブクログ第1章 創造性の脱神話化 第2章 論理と直観 第3章 不確実性と感情 第4章 コミュニケーションと他者 第5章 リアルさと「ずれ」 第6章 感情のエコロジー 第7章 クオリアと文脈 第8章 一回性とセレンディピティ 終章 個別と普遍
0投稿日: 2012.11.24
powered by ブクログエッセイとしては面白かった。一回性の体験、というのがなかなか興味深い。面白かったり感動的な体験でも無理に2回繰り返す必要はない、か~。
0投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ脳科学の本。 日常的に起こっていて、あんまり気にとめてないことを気づかせてくれた。 言い回しがむずかしくって時間かかった…カタカナ多い(・ω・`*) 8章は哲学的でなんか素敵。
0投稿日: 2009.04.19
powered by ブクログクオリアという単語について知りたくて、この本を取ったんですが、どうやらそういう話はもっと以前に出ているようですね。ここではさらっとしか触れてなくて、当然の前提として話されてました。なんとなく分かったのはクオリアとは「感動体験のときに生まれる言葉にできない感覚質」のこと。正直ちょっとまだ合ってるか分かんないけど…。 現代人の必携(?)のwikipediaによると、 クオリア(英:複数形 Qualia、単数形 Quale クワーレ)とは、心的生活のうち、内観によって知られうる意識の現象的側面(現象的意識)のこと、またはそれを構成する個々の質感のこと。感覚質(かんかくしつ)とも訳される。 だそうです。 茂木さんはそのクオリアを心得た上で、本の中でとにかく多様なたとえ話を出してくる。そこで感じるそれぞれが思い描く感情の類いがきっとクオリアだからだろう。とにかく言葉遣いが僭越ながら上手いです。
0投稿日: 2009.03.09
powered by ブクログ茂木健一郎が、脳科学の視点から「創造性」について考察。そもそも「創造性」とは何なのかという問いから始まり、人間の脳とコンピュータのアーキテクチャーの成り立ちの違いを指摘しながら、創造性の本質に迫る。「クオリアは、あくまでも私秘的な(プライベートな)体験である。その私秘的な体験が、逆説的ではあるが、個別を超えた普遍性を支える」…芸術を解釈する上での視点が広がったのは勿論、生きるということそのものがクリエイティブであるということに対し、もっと自覚的になろうと思えました。数ある茂木健一郎の著書の中でも、私の一押しの1冊です。
0投稿日: 2009.02.11
powered by ブクログ本当に小難しい内容を分かりやすく説明してくれる本です。創造性とは何か、そしてそれに関わる話が非常にコンパクトにまとめられている。創造性を神秘化し、遠ざけてしまうのではなく、具体例をあげて私たち一人一人がいかに日々創造性を発揮しているのかという事を気づかせてくれる。
0投稿日: 2008.12.03
powered by ブクログクオリアってなんぞ?って思う人は是非。 自分たちの思考の仕組みに疑問符を浮かべはじめたらもうこの本を読むと良いでしょう。 新しい窓が開きます。
0投稿日: 2008.11.28
powered by ブクログ前半はありがちな論の展開に加えて、反論の余地がある部分がいくつかあったためあまり面白さを感じなかったが、中盤以降は非常に面白かった。「創造性」と聞くと、天才かごく一部の人しか有していない能力だと思われがちであるが、この本を読めば、その能力は我々一般人も持っていること、及びその能力を醸成するには一人称のクオリア(感覚質)が非常に重要であることがわかるだろう。「創造性」というものを軽視していた自分だけに、新たな視点を得られた一冊であった。
0投稿日: 2007.12.02
powered by ブクログ『世界についての知識を得て、他者に対しては成熟した寛容を示しつつも、私は生まれたばかりの赤ん坊のようにぎこちなくあり続けたい。そうすることが「創造しつづける脳」を活かし、この有限の生をまっとうする唯一の方法であることを私は知っている』
1投稿日: 2007.01.29
powered by ブクログ他人との絶えざる競争の中、自信を失い、自分には創造性どころか、そもそも能力はないだ、と思いこんでいる人たちも多いのではないか。そのような思い込みを捨てることからしか、自らの中に眠る創造性を解放するプロセスは始まらない。後に見るように、生み出されたものが傑作であろうがなかろうが、天才的であろうがどうだろうが、そんなことは生きる現場においては2次的な意味しか持たないのである。人々が、それぞれの生きる現場において、自らが置かれた文脈を引き受けて様々な工夫を凝らす時、そこで生み出されたものは必ずや生において切実な意味を持つし、価値を持つ。それが他人から傑作として評価されるかどうかは、いわば「宝くじに当たるかどうか」のような、半ば偶然によって左右されることである。学校の成績が良いからといって、創造的であるとは限らない、とはよく言われる話である。しかし、成績が悪いからといって創造的だということでもない。要するに、学校の成績と創造性の間には相関があまりない。創造性は、それほど簡単に測ったり予想できたりするような代物ではないのである。つまりは、工場の工程のようにコントロールはできないということである。自分がコントロールできないことで悩んでも仕方がない。堅苦しい結果論を求めるよりも、まずは精一杯生きることの方が大切なのである。
0投稿日: 2006.08.25
