
総合評価
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- bax"powered by"
【本の内容】 「ではここで弔電を披露させていただきます」 こんなセリフを言われては、故人も草葉の陰で肩をガックリ落としてしまう。 本書は、勘違いされがちな慣用表現をはじめ、敬語や慶弔語の非常識、さらに漢字の誤読まで、「そんな言い方をしていては恥をかく」という事例を数多く紹介。 クイズ形式で楽しみながら、普段何気なく使っている言葉の「なるほど!」が実感できる一冊。 [ 目次 ] 第1章 指摘されてハッとするちぐはぐな慣用句 第2章 使い方を間違えると赤っ恥決まり文句の落とし穴 第3章 どっちが正しい?聞かれると答えられない言い回し 第4章 知っているつもりがじつは怪しいうろ覚え敬語 第5章 評価ガタ落ちビジネス会話の迷セリフ 第6章 うっかり誤読?漢字の読み方にご用心 第7章 言ったが最後!取り消し不可能な慶弔語 [ POP ] 結婚式のスピーチで「末席ながら、祝辞を述べさせていただきます」、葬儀の席で進行役が「弔電を披露いたします」。 うっかり使ってしまいそうな言い回しの失敗を、サンプルを豊富に挙げて解説してくれる。 「あっ、私もそう使ってた!」とアセるところが結構あります…。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2014.08.24 - リカ"powered by"
今まで読んできた日本語の誤使用本の中でも(これはいい本)と思えた印象的な一冊。 言葉の意味や成り立ちまで説明してくれているため、納得しながら読んでいけます。 間違って使った場合に逐一ツッコミを入れているので、(なるほどね~)と思いながら楽しく読めました。 日常言葉や慣用表現で紛らわしい言葉がたくさんあり、間違えやすそうな罠がたくさんあることに、改めて気付かされます。 好みの問題もあると思いますが、これは私にはすっと入りやすい本でした。 巻末に早見表がついており、本文中で紹介された言葉がコンパクトにまとめられているため、復習しやすいです。 <メモ> ×「怒り心頭に達した」→○「怒り心頭に発した」 ×「あとで後悔したくない」→○「後悔したくない」 ×「汚名を挽回する」→○「汚名を返上する」 ×「絆が深まった」→○「絆が強まった」 ×「思いもつかない→○「思いつかない」「思いも寄らない」 ×「私では役不足ですが」→○「私では力不足ですが」 「情けは人のためならず」:×「人を甘やかすな」→○「自分に返ってくる、因果応報」 「青山」とは「骨を埋める場所、墳墓」のこと。×「人生山あり谷あり」 「人生至る所に青山(せいざん)あり」:「この世にはどこにでも骨を埋める場所がある。だから広く世に出て大望を遂げなさい」 ×「耳障りがいい」→○「耳触りがいい」 ×「手をこまねく」→○「手をこまぬく」 ×「蟻の入り込む隙もない」→○「蟻の這い出る隙もない」 「好事魔多し」:×「好事魔、多し」→○「好事、魔、多し」 「間髪を入れず」:×「かんぱつをいれず」→○「かん、はつをいれず」 「金の草鞋をはいてでも」:×「きんのわらじ」→○「かねのわらじ」 「お開きにする」:祝いの席で「終わり」という言葉を避けるため
0投稿日: 2010.10.22 - Mio"powered by"
大学時代に購入。かしこまった場面で思わず背伸びして使った言葉が意外と誤法だったりするんだなとヒヤッとする内容。
0投稿日: 2010.09.19