
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
⚠️ネタバレ若干含みます。気になる人は読まないで✋ キッカケ不明かつ図書館の返却期限の関係で最後まで読めていなかった『煌夜祭』(多崎礼)。 「登場人物と18の島がどう繋がるのか」と考えながら読むのは楽しかったし、 久々に泣いた。 バスの中で読んでてポロポロ、どうしようかと思った。 主人公級の人が、人を食べる類の話は『デビルズライン』(花田陵)や『東京喰種』(石田スイ)などのバトルがメインのお話のみ読んだ事があるけど…… こんなに切ない話は初めてだわ。 ただ、主人公が亡くなってから、あの世で戦友、家族に会ってエンドの話は、何かで読んだり見たりした感覚はあるのに忘れてるんだよね… 『ファイナルファンタジーX』は、あれは元々人間じゃなかった話だし、一体何を読んだか見たんだったかなぁ。 思い出せなくてメチャクチャ気持ち悪い…。
1投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログレーエンデ国物語の最終巻が出るまで多崎礼さんの本を読めるだけ読みたいと思って手に取った本。 すごい、もう、ただただすごい。話にどんどん引き込まれるし、ファンタジーな世界を語りから想像できて、そして尊い愛の話があって。素晴らしい話だった。
0投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ「レーエンデ物語」が面白かったので読んでみたデビュー作。いいわ~。こういう世界観、大好き。小野不由美さんの「十二国記」の続きを読みたくなった。それはさておき、この世界でももっといろんなストーリーが出来そう
0投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ多崎礼デビュー作ということで、C★NOVELSバージョンを手に取りました。 島の点在するような世界で、島主の家系に魔物が時折現れる。どんなに普段普通にしていても魔物は冬至の日には人を食べるモードとなる。しかし、不死の身体を持つ。魔物が冬至に正気を保つには、魔物が夢中になる話が必要。語り部はそんな魔物に昔話をする人。 とても濃密な世界観!勢いで読むと、登場人物がわからなくなるので、メモや記憶をしっかりしていった方が楽しめます。なぜならバラバラだった語り部の話が繋がってゆくからです。その全体理解への難しさが★1減要因ですが、この頃からレーエンデ物語への実力がおありなのだな、と思わされるお話でした。やや残酷な描写あり、中学生から。
6投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ子供達が大絶賛していて薦められた本 おもしろかった! 一つ一つのお話が繋がっていて おぉ!となるんだけど なんせ私の頭では名前が覚えられなくて たぶん感動は子供達の半分ぐらいしかなかったはず笑 もっとしっかり理解して読んでいたら 感動も大きかったのかもしれない。 外伝が収録されている新しい煌夜祭もあるみたいなので それを読む時はもっとしっかり名前を頭に叩き込みながら読もうと思う。
10投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログええ!これがデビュー作なの?!と、思うくらい緻密なファンタジーでした。どうしてこの作家さんの存在を認識できてなかったのか不思議なくらい面白かったです。 舞台は島々。島主からはたまに魔物が生まれる。その魔物は人間を食べるけど、話し続ければ食われない。魔物の力で島々が救われる反面、魔物は迫害される。章ごとに主人公が変わって、各々の視点からひとつの真実が見えてくるスタイルの展開でした。過程はきついことが多いけど、終わりは爽やかで面白かったです。ファンタジーだけど、人間の深い業を煮詰めたような話運びで良き。
0投稿日: 2024.03.18
powered by ブクログ冬至の夜に語り部が集まり、夜通し物語る煌夜祭。 人を食らう魔物、島と島との争い、助けたい人、助けられなかった人。物語と物語が重なり合い、新たな面が見えてくる。全てが語られた時に見えるもの、伝わる想い。 物語に惹き込まれ、物語に魅了されます。
0投稿日: 2024.02.27
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国を変えようとする彼らの熱い心、侵してしまった罪の意識、想い人を守り抜こうとするリィナとクォルンの姿、語り部として生きる道を選んだ彼らの決意…物語のあらゆる場面に感動要素が散りばめられている レーエンデ国物語での恒川光太郎先生のお言葉をお借りするなら「読後、放心し、空を見上げ、クォルン、と呟く」。
3投稿日: 2023.11.02
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レーエンデ国物語がSNSで盛り上がっていたので、何から読もうか迷っていたら、阿津川辰海さんが大ファンだったそうで‥入口になったというこちらを。 久しぶりのどファンタジー。ページ数に対し、島の数など作り込まれた世界観。多少気圧されつつも、連作短編にが進むとどんどん楽しく読めた。 性別の叙述トリックや、複数の名前を持つことから、誰と誰が同一人物なのかを考えながら読むことになる。 カタカナ名前なんで、これが結構辛い。 ただ、小中学校の学級文庫とか図書室にあったら、夢中で読んでいただろうな‥自分で二次創作も好きに書いていたかも、と思いを馳せた。(刊行時にすでに社会人なので、年代はずれまくっている)
0投稿日: 2023.07.22
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二人の語り部が冬至の夜に出会って、島々の歴史と魔物の伝承呪いを物語る。たくさんの物語の真実が浮かび上がるとともに魔物への愛から始まった尊い思いが残る。 ムジカが女だったことにも驚いたが、痛みだけは消えずに生き続ける魔物の悲惨さは気の毒すぎてもう少し配慮ある設定にして欲しかった。
1投稿日: 2022.08.09
powered by ブクログ純粋に“物語の世界”を楽しむ、という事を思い出させてくれるファンタジー。 冬至の夜に“語り部”達が集い、夜通し話を披露しあう「煌夜祭」。 廃墟となったとある島主の館にやってきた“語り部”は二人だけ。彼らが話す物語とは・・。 まず、世界観が好みですね。死海に蒸気で浮かぶ十八諸島の島々は、王島:イズーを中心にまるで太陽系の惑星のように、三重に輪界しているという設定です。 その移動手段は、“蒸気塔”から、蒸気を利用した気球を使うというのも、何だかロマンがあって惹かれます。(本書の口絵イラストでイメージが湧きました) 語られる物語ですが、一つ一つが独立していると思いきや、すべてが繋がっているのもポイントです。 物語に登場する“魔物”がキーとなってくるのですが、所謂“人を喰らう魔物”の恐ろしいイメージとはちょっと異なり、不本意にもそのような存在となってしまった哀しみだったり、切なさだったり、そもそもの存在意義だったりが、読み進むごとに解ってくる展開で、グングン惹き込まれました。 内容的に“ダークファンタジー”な印象ですが、哀しい話ではあるものの、根底には“愛”があり、伏線がきれいに回収されるラストも、しみじみとした読後感を残してくれます。 この著者さんは初読みだったのですが、他の作品も読んでみたいと思いました。
11投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ新人賞をとった作品らしい。 連作としてきれいなつくり。個人的にラノベのファンタジーって割と好きかも。 できれば最初の世界地図のところで、もう少し世界観の詳しい説明が欲しかった。
1投稿日: 2021.04.22
powered by ブクログこれは美しいファンタジー。人物の名前が覚えられなくて滑らかな繋がりにうまくハマれなかったが、語り部たちの語りには呑まれていった。
0投稿日: 2020.03.02
powered by ブクログ面白かった! こういう「おはなし」の雰囲気好きだし、ベタなファンタジーの要素もとても好き。最後に全部つながる構成もすばらしい。 ただ、…まあこれは自分の記憶力の問題だけど、島の名前や登場人物の名前がいまいちちゃんと記憶できていなかったせいで、最後のカタルシスを味わい損ねた感がある。いや、「つながる」こと自体は予想できていたんだけども、「じゃあ君の正体は…!え?あれ?違う?えーと、てことは…んん?やっぱ違う?あれ?」と脳内映像がこんがらがったまま読み終えてしまった…。カタカナは苦手…というかやはり記憶力の問題だな、うん。
2投稿日: 2016.03.25
powered by ブクログ自分がとにかく押してる構成の妙の一冊 大人から子供まで楽しめるが、少しシリアス系 とにかく構成!本当に素晴らしい あえて表紙絵があるイラスト版をおすすめします この作者の本は他に夢の上、慣れてきたら八百万の神に問うをおすすめします
2投稿日: 2015.11.22
powered by ブクログ物語の構成は新鮮的で、世界観や雰囲気の醸成も魅力的で、強いて言えば、叙述トリックによった錯乱は少し抜けないな
1投稿日: 2015.08.10
powered by ブクログ感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-252.html
0投稿日: 2015.02.06
powered by ブクログファンタジーなので、その世界観と馴染のない名前に戸惑ったけど読みやすい文章なので、読み進めることができた。 語り部が話す話の内容が微妙に繋がっていき、この話に出てくる○○は、あの話に出て来た○○で、と確認しながら読んで、最後全部が繋がった時はすっきりとした。 人間にしか見えないのに、人間じゃない、そして人を食べてしまう魔物と人とのかかわりが切なかった。
0投稿日: 2014.06.10ただの魔物の話ではない
2人の語り部が順番に色々な物語を語っていきますが、それぞれが少しずつ繋がっていって感動しました。 人を食べる魔物のせつなくて悲しい話にじーんときます。
3投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ面白かった! 世界観が読んでいるうちにわかってくるのも良いし、短編が最後に繋がっていくのも良い 最後まで読んで、確認のためにもう一度さらっと読むと、あーなるほどと思う。 文庫の方には、書き下ろしが追加されているらしいので、そっちも読んでみたい。
1投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログ十八諸島では時おり魔物が生まれ、冬至の夜に人を喰らう。 けれど物語を聞いている間は魔物も人を襲わない。 だから冬至の夜には島主の館で煌夜祭が開かれ、 語り部達が集い朝まで物語を語り合う。 これは語り部の話を集めた短編集だと思って読み始めた。 けれど散りばめられた伏線を回収し始めた辺りで気付く。 あれ?この話に出てくる人って・・・あの人?と・・・ 疑問は確信になり、そして一つに収束され あの景色を目の前にした時、涙出そうになりました。 悲しくて切なくて愛しい物語
2投稿日: 2013.05.11
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冬至の夜には魔物が出るという。 魔物は人を食うが、語り部が夜通し語る話に耳を傾けている間は大丈夫。 だから、話をしよう。語り継ごう。途切れぬように。 最初の話や、その次の話などは世界観を表現するための、本筋とはあまり関係ない話かと思っていたら、どの話にもしっかり意味があった。 最後にそれが束ねられたときの、満足感。すごかった。 ファンタジーでラブストーリー。
0投稿日: 2013.01.28
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「これからも―お側におります。私は―貴方の魂の中に―」 内容紹介です。 十八諸島の世界を巡り、世界各地で話を集め、他の土地へと伝え歩く。それが我ら語り部の生業。冬至の夜、我らは島主の館に集い、夜を通じて話をする。それが煌夜祭――年に一度の語り部の祭。お話しよう。夜空を焦がす煌夜祭の炎壇でも照らすことの出来ない、真の闇に隠された恐ろしい魔物の物語を……廃墟となった島主の館で、今年もまた二人だけの煌夜祭が始まった――! 多崎礼のデビュー作。 これがデビュー作…。 連作短編で、ひとつひとつのお話は独立しつつも、すべてが繋がっており、一つの哀しくて切ない結末に集約されていくその様は見事の一言です。 一章だけ読んで寝るつもりが、気が付けば一気に読了していました。 複雑に絡まった人間関係。 それぞれが抱える葛藤や迷いや想い。そして後悔。 一冊の間に流れる空気はとても重苦しく、哀しく、そして切ないのに、なぜだか優しさも感じられます。 読み終わった後、胸がぎゅっと締め付けられつつも、薄く本当にほんのりと微笑みも浮かぶ。 そんな優しい物語です。 ただ、複雑に入り組んでいるが故に、そして語り部が自らの名前を最後まで明かさぬが故に、私は幾度となく『この人誰だっけ?』『この人どこに出てきたっけ?』状態に陥りました。(私が頭悪いだけ?) なので、そうなりそうであれば、簡単な人物相関図を書くことをおススメします。 私なんてすっかり性別なんかも騙されましたもん! この一冊は本当におススメです。 まだ読まれていない方はぜひ読んでみてください。 ただし、読む際は一気読みしても平気なだけの時間確保を! これは少しずつ読むのではなく、一気に読んだ方がいいと思います。 この本は私にとっての多崎礼デビュー作。 次の作品も楽しみです。
1投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ動く蒸気島たち、冬至の夜に人を食う魔物、廃墟で二人の語り部が紡ぐ物語が、真実と未来を照らして……もう、最高な小説だった!! 面白いわ、泣けるわ、細部に神は宿っているわ、大変だ!!
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ《古縞》 十八諸島を巡り集めた話を伝え歩く語り部。彼らは年に一度の冬至の夜に島主の館に集い、夜通し集めた話を語る。 廃墟となった島主の館で2人の語り部による煌夜祭が開かれ……。 第2回CNOVELS大賞受賞作。 受賞時の評価が結構高かったので少し期待して読みすぎたかもしれない。 色々な島での色んな年代の話が最終的には一つにまとまっていく。 構成が凝っていて、最後まで色々な謎を引っ張ってあるのはとても良い。予想の範囲を出ないけど。 島や人物などの固有名詞はオリジナリティがある分、頭に入ってこないので覚えにくい。 文章自体は読みやすいのだけど、一文が全体的に短いかな?でも、安心して読めるのも良い点。 キャラクターは没個性で、物語のためのキャラクターになってしまっている。 といいつつも、この話にはそんな裏が!と驚くこともあるので、その点が先を読ませる力になってるのか、最後まで一気に読めた。 世界観を文にさりげなく入れるのが上手。 ただ、話を成り立たせるために繕っている感じがあるのが一番残念。
0投稿日: 2012.06.01
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十八諸島を巡り集めた話を伝え歩く語り部。彼らは年に一度の冬至の夜に島主の館に集い、夜通し集めた話を語る。 廃墟となった島主の館で2人の語り部による煌夜祭が開かれ……。 第2回CNOVELS大賞受賞作。 受賞時の評価が結構高かったので少し期待して読みすぎたかもしれない。 色々な島での色んな年代の話が最終的には一つにまとまっていく。 構成が凝っていて、最後まで色々な謎を引っ張ってあるのはとても良い。予想の範囲を出ないけど。 島や人物などの固有名詞はオリジナリティがある分、頭に入ってこないので覚えにくい。 文章自体は読みやすいのだけど、一文が全体的に短いかな?でも、安心して読めるのも良い点。 キャラクターは没個性で、物語のためのキャラクターになってしまっている。 といいつつも、この話にはそんな裏が!と驚くこともあるので、その点が先を読ませる力になってるのか、最後まで一気に読めた。 世界観を文にさりげなく入れるのが上手。 ただ、話を成り立たせるために繕っている感じがあるのが一番残念。
1投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログ面白いんですけども、もうちょっとハッピーな物語が好きです。 萌えどころはエナド!エナドが一番かっこいい!
0投稿日: 2012.02.18
powered by ブクログ多崎礼デビュー作。 二人の語り部によって織り成される一つの物語。 今一度だけ読みましたが、もう一度読みたい。 そのほうがさらに奥深くまで入り込める作品だと思う。 次回作の本の姫を先に読んでしまったからか、今一つなにか足りない気がしてしまう。。。
0投稿日: 2012.01.28
powered by ブクログ表紙の雰囲気からしてライトノベル寄りなのかなーと思いきや。 これはおもしろい! 丁寧に作り込まれた世界観、短編小説にちりばめられた伏線を拾い集めてゆくと、ひとつの壮大な物語が形作られることに気付いた時の快感。 やられたー、と嬉しくなりました。 戦争や魔物といった忌わしく恐ろしいものがモチーフになっていますが、なぜか美しいと思いました。 最後の章では涙、涙。 もっと評価されるべき!
0投稿日: 2012.01.17
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素晴らしい本に出会った。 読み終わった時、まずそう思った。 本を閉じて、ひとつ息をついて余韻が残る本は久しぶり。 語り部達が夜通し火を灯して語り合う煌夜祭という場で、世界の歴史の物語が順番に語られていくので、淡々と静かな印象はあるものの、ひとつひとつのお話は実に濃い。 世界の歴史がどんどんリンクしていくのがわかる瞬間がぞくっとした。 魔物の扱いは多くのファンタジーで色々語られているけれど、多崎さんのように悲しい存在だという設定が私は好きだ。 そして決して報われないだけで終わらないところも。 基本的に悲劇が大好きだけれど、こういった悲劇を含みつつ幸せになるお話も素敵! 魔物の存在理由にも個人的には非常に納得できた。
3投稿日: 2011.12.13
powered by ブクログこれは良かった!語り部2人がおとぎ話や昔話を順々に語っていくが、そのうち語り部自身も登場人物に含んだ、一つの歴史物語に収束する。ラストはぞぞっと鳥肌がたった。
0投稿日: 2011.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
冬至の夜、今は廃墟となった屋敷跡にて語り部が得意の話を持ち寄り、火を囲って煌夜祭が始まる…。『煌夜祭をする理由』、『魔物がこの世界にいる意味』、『魔物が死なない理由』。そして『語り部』とは…。 今回は偶然二人だけの煌夜祭だったので交互に話すことになった。二人の語る物語は一見バラバラの昔話に思えたが夜も更ける頃になると…。 世界観が独特、これも最後に関わってくる。ジブリで映画化してくれたらな~。情景をアニメで観たいと思える本でした。 これはライトノベルのジャンルなのかな? 数時間でさらっと読めたので物足りなく、あともう少し肉付けした厚さで読んでみたい。でも再読したら納得して「ちょうど良い長さ」なのかと思うのかも。 レビューの評価が高いけれどあまり有名でない(?でもないか)のがもったいないな~
0投稿日: 2011.05.24
powered by ブクログ十八諸島の世界を巡り、世界各地で話を集め、他の土地へと伝え歩く。それが我ら語り部の生業。冬至の夜、我らは島主の館に集い、夜を通じて話をする。それが煌夜祭――年に一度の語り部の祭。お話ししよう。夜空を焦がす煌夜祭の炎壇でも照らすことの出来ない、真の闇に隠された恐ろしい魔物の物語を・・・廃墟となった島主の館で、今年もまた二人だけの煌夜祭が始まった――。 面白かった!一つ一つ話を読み進むごとに新たな側面が表れて、もしやこの人は・・・といろいろ考えをめぐらせながらまるで隣で語り部がいるかのように感じられる作りが楽しい。構成も文章も上手くて違う話もぜひ読んでみたいなと思う作家さんでした。ただ一つ、話によって呼び名が違うせいでかなり混乱したので、あとがきの手前にでも人物関係図とかまとめてほしかった。世界観も面白いんだけど、島名も多すぎて訳わからなくなるのでもうちょっとコンパクトにしても良かったんじゃないだろうか。何度も読み込んで理解しないといけない作品かもと思います。
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログ語り部達が火を囲って持ちネタを一晩中披露し続ける「煌夜祭」 読んでいると物語のメインとなる語り部2人と一緒に 自分も火を囲んで話しに耳を傾けているような気持ちになりました。 どれも魔物が絡む、切なく暖かい話しです。 そして、話される内容は徐々に語り部二人を取り込んだものになっていきます。 最後まで目が離せませんでした。
0投稿日: 2011.01.13
powered by ブクログ冬至の夜、仮面の語り部たちによって明らかにされる人喰いの魔物の物語。無関係と思われるいくつもの小さな物語が語られていくにしたがって、散りばめられた伏線が次第にひとつの大きな物語を描き出していく様は本当に美しいなぁ。 ただ一冊で完成されたファンタジー小説。
0投稿日: 2010.11.30
powered by ブクログばらばらだった話が最後には1つにつながる。 切なくて涙ぐむような場面もあり、面白くてどんどん読めた。 でも登場人物の名前が覚えにくく、同じ人物でも話により名前や性別や年齢が変わるので、どれが誰やらよくわからなくなって難しかった。
0投稿日: 2010.10.07
powered by ブクログ2人の語り手により語られる形をとった短編集…なんだけど、読み終わるとすべてが繋がる。非常に面白かった。文章も読みやすい。 独特な響きの名前や地名が多くて、人名地名がこんがらがってしまうところが苦労した。登場人物が特に多いわけでもないのに見分けづらいのは何故だろう。口調にあまり違いがなく、性格も文から読み取りにくいせいもあるかもしれない。かといって人名リストをつけてしまうとネタバレになって面白さは半減するだろう。 個々の短編も面白いのだが、最後の最後にすべてが繋がったときは「おおお」となった。そしてもう一度読み返すと、「なぜこの話をこの語り手がしたのか?」「なるほど!」と新しい発見がある。
1投稿日: 2010.08.21
powered by ブクログとても繊細な物語。独特の世界観に浸れます。読んでいるうちに、少しずつ、少しずつ、切なさが胸に食いこんでくる。その表現力はとても魅力的です。 ただし場面の切り替えが激しいために、読む人にとっては疲れたりするかもしれません。
0投稿日: 2010.06.09
powered by ブクログ大満足! とにかく作り込まれた世界観が素敵。ちょっとした小物を最大限に使いこなして伏線回収、場面展開、そしてラストへ! 魅了されます引き込まれます。 登場人物の雰囲気と文体と世界観とが絶妙にマッチしていい味だしてる凄い!がとにかく第一印象。 人物の心理描写がたまにぶれてる気がしなくもないんだけど、やっぱり全体で見るとその絶妙さがナイスなので蛇足なのでしょう。 作者さん追っかけ決定です。
0投稿日: 2010.04.19
powered by ブクログ最近読んだ中で「良質」という部類に入るファンタジーだと思います。それぞれの話が繋がる時の深さがいい。
0投稿日: 2010.03.16
powered by ブクログ「語り部」って響きが良いですよね。 途中からうっすらと結末が分かっちゃったりもしましたけど 良い本です。たしかに。 あらすじ的なものを書こうにも書けん。 まぁ感想のみ。 「魔物は冬至の日に人を食べる。」 それを知っても、魔物たち(王子とか)のそばに居続けて 危ない場面で『私をお食べ』とかいっちゃう人間がいて 食べたくないのに食べちゃう魔物がいて なんだかセツネェです。 ただ、ストーリーは良いんだけど 人物ごっちゃごちゃしてて「あれ?この人誰だっけ」が多発。 巻頭に人物関係図とかいれてほしかったかな。 島の名前も、地図あるから幾らかマシだけど18個もあったから わっけわからんごとなりました。 もうちょっと、分かりやすくしてほしかったですね。
0投稿日: 2010.01.25
powered by ブクログラノベの世界は、ほんと奥がふかい…… 語り部、魔物、王家、異端。 その設定が、わたしにはすべてツボ、だった。 世界観も、すごいっ。 タイトルの意味も……。 このひとの他の本、ぜったい読みたいって思う。
0投稿日: 2010.01.01
powered by ブクログ18の島からなる世界の物語を語る人、それが語り部。1年に1度冬至の夜に島主の屋敷に集まり、夜が明けるまで語り部が語り、次々に物語を語っていく祭りが行われていた。祭りの名は、「煌夜祭」と言い、貴重な話や面白い話をした語り部には、島主より褒美を得ることができた。そんな「煌夜祭」には、恐ろしい魔物との関わりが隠されていて・・・語り部の語る物語は、最後に繋がります。(2009.4.4)
0投稿日: 2009.09.21
powered by ブクログ▼急に読みたくなったので二度目。やっぱり好きな話。 ▼読了。さらにもう一度読んでもいいです。ホントに好きだ。同じシーンでうるっとくるという……。何度読んでも、いいものはいい。忘れられない、イイ話ダナー……。 ▼冷静になって、何でこんなに良いのだろう、と考えてみた。やはり、あまり感傷的にならなかった部分がいい。人は死ぬけど、重たい気持ちにはならない。つまり『ダブルブリット』ではないということだね。だけど、カタルシスそのものは溜まっているから、ラストにすごいインパクトが起こると、それが「スゲエ! 良かった!」に昇華される。全体通したら★4くらいなんだけど、終盤の爆発で、情緒的に★5をつけざる得なくなってしまう。技術だね。 ▼ゲド戦記を読んでからの持論だけど、ファンタジー+戦争=(絶望+愛)×未来=希望 というのは、一つの化学式として成立すると思うんだ。 ▼今更思ったんだけど、子ども時代のムジカは百合の才能があったってことなのかな? ん? ▼序章で、たぶん語り部の正体に迫っていくのだろうという予感は、誰しもすると思うのだけど、予想を遥かに上回る情報量に、小説家の意図が加わって、中盤〜終盤にかけて、すごいバランスで滑空していく。ちょっとした力で駆動する、梃子とか滑車とか、そういう技術を使っているっぽい感じ。前に読んだ時はそこまで考えられなかったのだけど、今読み直すと、こういうのもあるのか! と思った。 ▼でも、序章でもかなり引っ張られるんだよね。そこは文章力かなあ。あと、ファンタジーの間口の広さ、読みやすさが機能していることは言うまでもない。新人ではダレがちな中盤、特に大きな事件はないのに、一回もダレなかった。『魔物の告白』でダレなかったのはなんでだろう、情緒で読ませてるんじゃなくて……やはり、「魔物とはなんだろう」「魔物はどういう生き方をするのだろう」というフックが引っかかって読んでいた、ような気がする。興味の引き方には、情報での引き、というのもあるんだなあ。 (09/9/7 読了)
0投稿日: 2009.09.06
powered by ブクログ2人の語り部が冬至の夜、お互いの持ち話を披露し、その中で二人の正体が明らかになっていくストーリー。 ちょっと途中誰が誰だかごちゃごちゃしたけど、面白かった。最初の方のストーリーは関係ないのかとおもいきや、ちゃんと最後にはそれも関連づけられてたし。
0投稿日: 2009.05.24
powered by ブクログ十八諸島の世界を巡り、世界各地で話を集め、他の土地へと伝え歩く。それが我ら語り部の生業。冬至の夜、我らは島主の館に集い、夜を通じて話をする。それが煌夜祭―年に一度の語り部の祭。お話ししよう。夜空を焦がす煌夜祭の炎壇でも照らすことの出来ない、真の闇に隠された恐ろしい魔物の物語を…廃墟となった島主の館で、今年もまた二人だけの煌夜祭が始まった―!第2回C・NOVELS大賞受賞作。 1つ1つの話が複雑に絡み合っていて面白かったです!複雑すぎてちょっとよくわからなくなるときもありましたが、最後にはちゃんと謎解きもされてよかったです。ちょっと切ないお話は多かったですが、この著者の違う本も読んでみたくなりました。 話作りも筆力もすごいと思います。
0投稿日: 2009.04.02
powered by ブクログ一度読むだけではもったいない。何度も読み返したくなるお話。 「C・N25―C・NOVELS創刊25周年アンソロジー」に外伝が掲載されています。
0投稿日: 2009.01.24
powered by ブクログ冬至の夜、語り部達が島主達の館に集まり一晩語り続ける。 その祭りは一体何のためなのか。 始まりと思わしき物語から続く、違う物語。 関係のない物語から、関係のある物語へ。 進むにつれ、最初の物語はもしや…という風に繋がっていきます。 見事、としか言い様がないその繋がりと引き込み差に ただひたすらに黙々と読んでしまいました。 あれが彼で、これが彼女なのか、と 前へ進んだり後ろに下がったり。 最後の正体は予想通りでもあり、予想外でもあり。 とても面白かったです♪
0投稿日: 2008.12.31
powered by ブクログお…ぉおおおおおお。 この感動をどんな言葉で表せばいいのか。この余韻を伝える表現力がない自分が口惜しい…! 仮面をつけた語り手と呼ばれる者がいる。人を食べる魔物がいる。全く新しい世界の夜を語ったすばらしい小説でした。
0投稿日: 2008.12.02
powered by ブクログ前々から気になってたファンタジー。 これはいい。正統にいいです。誰にでも薦められて、面白い本。 語り部が夜通し物語を語る「煌夜祭」。 とある廃墟で語られる物語の数々。 人を食べる魔物や、昔々の戦争などの話を通して紡がれる歴史。 いやー、ネタバレして語りたいです。 話自体はそんなに長くなく、文章も読みやすいのも人に薦めやすいところ。 良質なファンタジーを読みたい方、いかがですかー?
0投稿日: 2008.09.08
powered by ブクログ新刊。 「本の姫」が面白かったので買ってみました。 デビュー作ということもあり正直あまり期待していなかったのですが、どうしよう面白い。 とんでもなく好きな世界観です。 そしてこの作品の真骨頂は2周目からだと思います。 そんなわけで現在2周目に突入中。
0投稿日: 2008.09.06
powered by ブクログ短編集みたいになっていて短い時間でくぎりやすい。 最終的にすべての話がつながっているので面白いと思う。
0投稿日: 2008.09.01
powered by ブクログ言葉にならないほど重厚的で、筆致に尽くしがたいものがある。 魔物と魔物であることの意味を求めた人々、それらが招いた悲劇、正に圧巻。 読んだ後、思考が停止してしまった。放心状態である。 言葉に文章にするのもおこがましいくらいに衝撃的だった。 人々が命を賭するシーンには不覚にも泣きそうになってしまい、それは作者のあとがきも同様で、苦労が努力が報われたことを大いに祝したい。
0投稿日: 2008.02.28
powered by ブクログ「語り部」が紡ぐ物語の欠片が映し出す真実とは。とにかくストーリーの構成力が圧倒的です。これがデビュー作なんだからすごい。短編としても十分楽しめる凝った内容なうえに、全て読み終わった後に繋がるそれぞれの物語に隠された真実。独自な世界観も良い!新作を楽しみにしています。
0投稿日: 2007.09.23
powered by ブクログ070824貸出。 これはよかった!さすが、大賞。 後読にも耐えると思われる。 どんでん返しが、ミステリ風。
0投稿日: 2007.09.09
powered by ブクログ再読。 やっぱ面白いなー。見事です。 「あの人を食べてやってくれないか」 これはまたすごい作家さんが出ましたね。デビュー作これってすごくないですか。 こういうちょっとずつリンクしていいる(ということに最初は気付かせないところもすごいのだが)話が好みなので、どつぼでした。 ムジカが好きだなあ。
0投稿日: 2007.06.25
powered by ブクログ語り部が語るという形式による短編集っぽい構成。でも話にはしっかりと繋がりがあって。名前が混ざりやすく、混乱しやすかったけれど。2度読みが向いてる本。登場人物の心情的にも奥が深い。
0投稿日: 2007.06.10
powered by ブクログライトノベルと侮ってはいけない。 じんわりと感動してしまった。 ファンタジー好きの人へお勧め本。 二人の語り部が語り合う、ショートストーリ集。しかし最後には一つの壮大なストーリーになる、その構成力に脱帽。
0投稿日: 2007.04.02
powered by ブクログタイトルと表紙の雰囲気で買ってみたら、なかなか面白かった。 語り部の話す部分と、進行して行く物語部分の織り交ぜ方が面白い。
0投稿日: 2007.03.28
powered by ブクログ冬至の夜に島主の館に集った仮面で名無しの「語り部」たちは、18諸島を渡り集めた物語を夜通し語る――短編連作で綴られる快作 ラストのカタルシスがすごい、泣かされました
0投稿日: 2007.03.12
powered by ブクログ第2回C★NOVELS大賞受賞作。 ふたりの「語り部」によって語られる7つのお話は、最初はただのお話のようで……この先はネタバレになるので書けません! でもホントに面白いです。新人でここまで書けるとは、先々が本当に楽しみな人です。 私は泣きましたよ。 ぜひ読んでみてください!
0投稿日: 2007.01.12
powered by ブクログコレは凄い。とにかくコレは凄い物語がきた。話の流れ、持っていきかた、盛り上げ方、キャラクターの魅力、全部凄い。涙なしでは読めませんでした。すっきりしたり、辛かったり、痛かったり、苦しかったり。ただ、途中で人物がごっちゃになりますが・・・(笑)
0投稿日: 2007.01.12
powered by ブクログ第2回CN大賞受賞作。雰囲気といい展開といい、もろ好みかつ素敵な仕上がりでした。先がちょっと読めても楽しかった。後書きの次作に触れてる姿勢含めて、今後に注目な作家さんです。
0投稿日: 2007.01.09
powered by ブクログ御伽噺、あるいは伝承の形をとって、語り部の口から語られる魔物たちの物語。 めッちゃ切ないです、でも面白いです。 キャラクターと構成がしっかりしているので、読み応えがありますし。
0投稿日: 2006.12.18
powered by ブクログ年に一度の煌夜祭。この夜、世界中で語り部達が一晩を語り明かします。 言い伝えによると、語り部達の中には人を食べる魔物が混ざっており、夜が明けるまで話続けないと魔物に食べられてしまうとのこと。 この煌夜祭の起源は何なのでしょうか? 二人の語り部が交互に悲しくも恐ろしい魔物の話を始めます。 童話とファンタジーが一体化したような不思議な世界観を楽しむことができました。 魔物が人を食べるシーンが結構あるのですが、語り部の口述ということもあって、血なまぐさくありません。 スプラッタが苦手な人も十分楽しめると思います。
0投稿日: 2006.09.12
powered by ブクログ新人は結構チェックしているのですが、久しぶりに熟練した書き手の作品に会いました。語り部の語る夜話。夜話の中に出てくる魔物。絡み合う歴史と、国々。魔物と語り部の正体。 非常に良く出来た円環構造。お勧めです。
0投稿日: 2006.08.01
