
総合評価
(10件)| 1 | ||
| 1 | ||
| 2 | ||
| 3 | ||
| 2 |
powered by ブクログ母親がなくなった稲本家。三人娘の三女と父親の二人暮らしとなっていた新井薬師の家に、突如として「もうひとりの娘だ」と阿子という高校生が現れる。土地建物で一億超えと見込まれ、更には株などの資産を持つと見込まれる父貞春の遺産を得るため、三人姉妹が策を練り始める。 なんかこの作家、前にも読んで酷評したなと思いつつ、もう一冊くらいと買っては見たが、ダメだー。なんやねんこれ。 まず、昭和の後期ならともかく、2000年代の終盤に書いた作品で、遺産の奪い合いとか、社会を知らないにもほどが有る。むしろ相続税を払うために家を売る必要があるくらい、相続税が高くなった時代であって、あまりの楽観すぎる背景にあっけにとられる。 そう、そこだ。三人姉妹がああだのこうだのとダラダラやっている前半で、三人が三人とも遺産が欲しいのかほしくないのか、そのあたりが明確に書かれない。おそらく作者は「金がほしいのが当たり前だろう」という前提で書いているのだろうが、2000年以降なら、むしろ三人いれば一人くらい拒否するのが普通だ。 また、せっかく阿子なる空気を読めないキャラクターを配置したにも関わらず、三人姉妹は強欲で、阿子は我関せず、父親はのらりくらりと喋りもしない。 なんか、この作家、すべての登場人物に嫌いなタイプを演じさせるのが好きなんだろうなと思って、過去の作品のレビューを見たら、同じことを書いていた。 とにかく、題材からすると、コメディかミステリホラー(せめて一人くらい殺人が起こる)くらいの題材なのに、なんというか、居酒屋談義でお茶を濁しつつ、笑えず強さもなくの毒にも薬にもならないストーリーがダラダラダラダラ300ページ以降続くのだ。これは作品のプロットであって、小説というものはここに肉をつけていくものです。作者は、これをベースにコメディに書きなおしてみたらよろしい。 また、薄々感じていたが、タイトルが出落ちなんだよね。思わせぶりなところがなく、しかもシリアスになるの?という嫌な予感しかしないし、的中するという。前に読んだ作品もタイトルでネタバレすんなと書いていたので、この作家、タイトルのセンスがゼロどころかマイナスなのだろう。 もう可能な限りこの人は読まん。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ父親の金は父親の金であって◯◯家のお金って考え寒気がするし、父親は父親で最低な人間ですし、阿子のことも全く魅力的に感じない。登場人物が賢い人が1人もいなくてなんじゃこれ何を読まさせられたんだと疲れただけでした。 阿子はフワちゃん?というYouTuberの子で頭で再生されました。
0投稿日: 2020.02.29
powered by ブクログ登場人物が誰一人好きになれないけど、人の性格の歪みの描写が生々しくて秀逸。最初、阿子は三姉妹の関係を修復させるために父親と結託して演技しているのかと思ったけれども全く違った。笑 イライラするけどすぐに読んでしまった。
0投稿日: 2018.02.22
powered by ブクログいつもの明野照葉とは全然違うけど これはこれで面白かった。子供のころから 揉まれてるせいか 阿子ちゃんが 達観してるなぁと…。 尾崎さんから借りた本。
0投稿日: 2015.05.03
powered by ブクログ2015.1.16-6 キッチンドリンカーの主婦真子、キャリアウーマンで片付けられない女聖美、自立出来ないOL美善。4女と名乗る阿子の出現で、父親の思いに頓着なく骨肉の争いを始める女の心情の描き方は秀逸。
0投稿日: 2015.01.16
powered by ブクログユーモア小説なのかな。それぞれ問題を抱えた三姉妹に父から妹を紹介される。この妹を排除すべく結託する三姉妹。日頃無くしていたパワーも湧き久しぶりに連絡を取り合う。この妹・阿子があっけらかんとしたギャル。なのになぜか本質を突いてくる。 愛すべきキャラが出てこない。みんな苦しい問題を抱えているんですよね。自分の欠点を知っている人とは付き合いたくないのも事実。この三姉妹をダメ人間とは言えないね。
0投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログうーむ、、最初から最後までずーっとイライラする話だった。。 登場人物は全員自分勝手。 その中でも一番自分勝手なのは貞治だと思った。 阿子に娘の理想を求めたようだけど、3姉妹があーなのもそういう家族関係しか作ってこれなかった親の責任でしょ?っと言いたい。 もちろん3姉妹にも問題はあるけど、今のストレス社会の中では、、どうしようもできない部分もあると思うし。 阿子についても人のあるべき姿って、そんなすごい人間なのか・・・?やっぱり非常識な人間としか思えない。。 (-_-;)
0投稿日: 2013.08.03
powered by ブクログいびつな家族のおかしなはなし 話はまあおもしろかったけど登場人物がまったく魅力的じゃなくてむしろ嫌悪感を感じるやつばっかり トータル=下の上 やっぱぼくはカッコイイ主人公がすき
0投稿日: 2011.05.01
powered by ブクログ稲本家の三姉妹。 長女の真子は、几帳面な性格で容姿はよくないが若くして結婚して、中学生と小学生の子供を持っている。旦那は、出張ばっかりで家にいない事が多く家事と子供の面倒を見る専業主婦。 次女の聖美は、きつい顔立ちの独身で一人暮らしをしている。常に仕事が忙しいからと仕事が恋人のような女性。 三女の美善は、ふっくらとした顔立ちで30台まじかの独身。定時で終わる楽な仕事をしていて実家で父親と暮らしてる。 ある日、父親から「実家に来い」と三姉妹に召集がかかった。 すでに大人として、別々の人生を送っていた三姉妹は、性格もバラバラで普段から会ってなかった。 困惑しつつ、実家に集合した三姉妹が待っていたのは、父親と今時の18歳の女の子だった。 父親は、「四女の阿子」と紹介された三姉妹は、唖然とする。 昔から、無口で真面目な人の印象だった父親。 母親をなくした影で父親は、隠し子を持っていたのか? 三姉妹は、突然現れた理解不能な四女を調べるために結託する。 その中で、お互いの欠点があらわになる。 そして実家に阿子が住み始めた・・・。 家族関係の異変を書いたサスペンスかな? とにかく、三姉妹の心理が面白い、怖いです。
0投稿日: 2009.07.14
powered by ブクログうーん。 テンポはよく、このあとどうなる?どうなる?と、一生懸命読み進んだ。 母親が若くしてなくなり、父と残された三姉妹。 結婚して家を出た長女は、いわゆる退屈している主婦。夫ともコミュニケーションがなく、子供はどう扱っていいかわからない。 不平不満を身にまとい、おしゃれもせずに、ダサイ主婦まっしぐらで、キッチンドリンカー予備軍。 仕事を続ける次女は、いつしか仕事だけが生きがいになり、片付けられない、料理もしたくない、家事については燃えつき症候群寸前。 とはいえ仕事も完全に軌道に乗るでもなく、日々追われている疲れたOL。 父とともに家に住む三女は、自立心がなく白馬の王子様に憧れ出会い系サイトにはまりかけている。 それぞれ不満を抱え、ゆとりもないので仲も悪い姉妹の前に、父がふらっと10代のギャルを連れて現れる。 この子が四女だよ、仲良くして欲しい・・ 仮想敵を見つけて団結する姉妹。 遺産を守るという目的の元に一致団結した姉妹はいつしか生き生きとしはじめ、乾いた人生が輝き始める。 調査の結果やはり四女は、父の娘ではないようだという報告書が届く・・ 目的の敵を撃墜し、でもなぜかさびしい気持ちになる。 いつしか姉妹は・・・という、割と形を変えた、イイ話なのかと思っていた。 ところが。 <ここから以下、完全にネタばれです> 父があっけなく癌でなくなり、蓋を開けてみれば遺産は予定額よりもまったく少ない。 目論見も外れ、目標を失い、いつしか元の生活に戻っていく姉妹。ぎすぎすした日々。 そこにふらりと、四女が現れる。 次女の会社に乗り込んではランチに誘い出し、三女の家に押しかけ、しまいには長女の家にあがりこみ、長女の子供たちをすっかり味方にする。 落ち着かなくなる長女。 いったいこいつはなんなんだ?目的は? 本当に会いたいだけなのか、本当は・・・ 長女の疑問でいきなり本書は終わる。 え、え? なんだか変なところで中途半端に寸止めされた感あり。 なんだかちょっと消化不良・・
0投稿日: 2009.06.03
