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ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
森博嗣/中央公論新社
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総合評価

12件)
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  • kemukemuのアイコン
    kemukemu
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    「ずっと浮かんでいられたらいいのに」 シリーズ第一作「スカイ・クロラ」は、シリーズのエキスが散りばめられたポエム 第二作「ナ・バ・テア」はエキスの雫のひとつ“クサナギとティーチャ”のダンス そして第三作「ダウン・ツ・ヘヴン』 立ち向かう敵は“世間” 粘っこく絡みつく地上と自由で残酷な空の狭間で、クサナギはもがく。 「雲の上にある天国へおちていけばよい。 簡単だ。」 でも、断ち切ることは難しい。 「もう一度上がって行こう。 ただそれだけを考えて、僕はこの腐った地面を歩いた」

    4
    投稿日: 2025.05.29
  • 謎めいてくる・・・!

    このシリーズはファンの間で色々考察がされていたりとミステリアスな話ですが、前作よりぐっとミステリアスになり、気になることが増えてくるような気がします。 また、クサナギの出世に対する苦悩がとても面白いです。 ちょっと重くて濃い内容の中でも最後はスッキリするような気がします。 やっぱり飛行機に楽しく乗っている描写は爽快です。

    0
    投稿日: 2016.12.12
  • tonveriのアイコン
    tonveri
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生と死。尊敬と愛に包まれた人と対決しなければならない物語。中間~終盤にかけて「生きる」ことと「死ぬ」ことが密接して読者に考えさせる作品。大人の事情でレールをひかれた結果になってしまうことを後で知らされること。才能のある人間が、上からの命令で出世しなくてはならなくなる。理不尽な社会を見ているように感じた。

    0
    投稿日: 2015.10.03
  • pottaのアイコン
    potta
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    。の多い文体が、登場人物の思考をトレースしているようで読みやすい。この小説のジャンルはSF?かどうかわかりませんが、設定、リアリティ、軽快感が、作者の力。飛行機の操縦の詳細な描写が、まったく解らないが、ビジュアル的にイメージさせる(ように錯覚させる)のも、良い。

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    投稿日: 2012.08.30
  • oztakuのアイコン
    oztaku
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    ノベルズ版が出たので買った。 戦闘機に乗るために人工的に生まれた人間の話。 森博嗣の小説の中でこの主人公の草薙水素が一番クレイジーだと思う。

    0
    投稿日: 2012.04.08
  • 真猫のアイコン
    真猫
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    だいぶ世界観になれてきた? 謎も増えたけど。クサナギとカンナミって1巻が初対面じゃなかったんだ?(本人達も忘れたのか?) ティーチャーとのダンスのシーンは楽しかった 絡んでササクラとのやりとりも良かった。スイトにはササクラをお勧めしたい!(そーゆう話じゃないけどさ…) ついでに そろそろジンロウとの話がでてきてもいいのにな。

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    投稿日: 2010.10.11
  • いまむらのアイコン
    いまむら
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    例えば自殺寸前の人に向かって説得することだって正義とは限らない、嬉しいから笑うとは限らない、右も左も何かの目安として誰かが決めた指標に過ぎない、ってことを森せんせいはいつも言いたがってるような気がする。 水素のように軽く、美しく生きられたらとも思うけど、友人として水素に安全なところにいて欲しいと願う甲斐の言い分がごく自然なものに見える私は所詮地上の人間なんだよなあ。

    0
    投稿日: 2010.06.17
  • サクラクルミのアイコン
    サクラクルミ
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    図書館より拝借。 生とか死とかではなく、 善とか悪とかではなく、 ただ純粋に飛ぶことを好きなスイトさんがいた。 だから、1巻のスイトさんと結びつかない。

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    投稿日: 2009.02.26
  • pataのアイコン
    pata
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    2008/3/21 水素の毒にあてられて憂鬱になってしまった。 水素だけに息苦しい。 笹倉は好き。

    0
    投稿日: 2008.03.21
  • 白夜荘主人のアイコン
    白夜荘主人
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    引き続き、クサナギスイトが語り手。軍隊が戦争請負会社になるという、究極の民営化が果たされた世界が興味深い。市街地での空中戦もスリルがある。

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    投稿日: 2008.01.03
  • qtroのアイコン
    qtro
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    <内容> 戦闘中に負傷して入院、空を飛べず鬱屈した日を過ごす草薙。組織にとって守るべき存在となりつつある自分になじめないままに―そしてある日「少年」に出会う。真っ黒な澄んだ瞳。その中に、空がある。そこへ墜ちていけるような。スカイ・クロラシリーズ第三弾。

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    投稿日: 2007.03.07
  • タケシのアイコン
    タケシ
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    『スカイ・クロラ』シリーズの第3弾。まだ出てないけどこのシリーズは後2冊出るそうです。 『ナ・バ・テア』と同じく草薙水素を主人公として描かれていて。最初から打たれます。怪我をした草薙の考えや、飛べるようになっても自由ではない感じ、考えが定まらずゆれる草薙の気持ちが切ない。 詩のような戦闘シーンなどこのシリーズの面白さは健在です。

    0
    投稿日: 2006.05.08