松本陽介 / 少年ジャンプ+ (2件のレビュー)
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タカツテム
本作の主役である不動や若葉って会社勤めをする身だから、学生が漫画家を目指すのに比べたら確保できる時間って限られている筈なのだけど、二人からはその様子があまり感じられないね それは不動が行ったようなスケ…ジュール管理が徹底している面もあるのだろうけど、同時に焦がれて止まない漫画家を目指す途上に居るのだからと多少の疲れを無視出来ているからなのだろうな 年齢や立場に関わりなく夢に向かって邁進する二人の姿はとても輝いて見えるね 薔薇園の助力を得られる。果たしてどこまで口出ししてくれるのかと疑問だったが、口出しどころか手まで出してくれるとは思わなかった! 確かに漫画制作においてネーム作業は核となる部分だろうけど、それを研ぎ澄ます為にネームバトルなんて大胆な事をする… これ、薔薇園の労力もとんでもない事になっているのでは…?それだけ若葉と不動のコンビが作り上げるだろう漫画の素晴らしさに期待しているという事だろうか… レベルアップを志すなら願ってもない好機。でも、それを潜り抜けて己が力と出来るかは全く別の話 薔薇園が連勝するは当然の事として、大切は彼女に勝てるかではなく、彼女から何を学び取れるか そう考えると、一般読者視点でも判りやすい若葉が描いたネームの問題点、そして求められる面白さとはどのようなものかが解説されつつ勝負が繰り広げられるパートは熱が感じられるね 若葉は薔薇園の作品作りを何度も体感して面白さを目指してネームを次々と描き上げる。でも、それって言い換えれば薔薇園に連敗し続ける状況でも有って 土台、素人に毛が生えた程度の若菜がハンディキャップ有りとはいえ人気作家に勝つのは難しい話。心が折れても仕方ない それだけに、自分の不甲斐なさを自覚して再びペンを握った若菜も、彼女を奮い立たせる為にコンセプトアートを汗だくになって届けた不動も素晴らしいね 夢に向かって足掻き続けるとはどういう事か、そうした行動を続けた者だけに見える希望とはどのようなものかを如実に表していると感じられたよ そして、若葉が繰り出した作品を面白くする必勝の策には度肝を抜かれたな… 「作者の分身」と言える主人公を交代するなんてそう易々と出来る決断じゃなくない…?でも、それによって物語に奥深さが生まれただろう点は事実 薔薇園が想像していた完全なる萎縮からこのような手法で抜け出すのはとんでもない才能ですよ! 若菜は己の魂を削って面白いネームを描き上げた ならば次はバディである不動の番。彼の実力は第1巻時点で充分に示されているから、「凄まじい一枚絵」が飛び出てくるのは既に決定事項と言える だから不動に求められるのは新たな課題に対する新たなチャレンジか。薔薇園が説明するように吹き出し無しでストーリーを説明するのは難題 それをあの男はやってくれましたよ… 若葉と比べると試行パートが無い為にあっさり描き出したように見えるけれど、実態としては若葉が奮闘している間に不動は万全の準備を終えていたという話 むしろ若葉が不動のいる場所までバトンを届けなければ必要とされなかった背景という点を考えれば、彼にとって若葉が自分の力を活かすネームを描き上げてくれるか不明瞭な時期に一撃必殺の刃を研ぎ澄ませていたという点から彼が闇の中でも光を意識して準備をしていたかが伝わってくるというもの いや、それにしても凄まじい一枚絵でしたよ…… 様々な難題が潜む魔界を通り抜け若葉と不動が作り上げた漫画。二人が信じた面白さは果たしてレジェンド作家が待つ天界へと届くのかな? 第1巻の内容や次巻予告にて不動との確執等を匂わせていた彩葉。この巻では顔見せや少しの衝突までか そもそも現状では二人が生きる世界は全く異なるのだから、今回遭遇したのだってかなりの偶然。これ以上の接触が有るとは思えないけど… もし、彩葉が再び物語に関わるような事態があるとすれば、それこそ漫画関係になるしかない。でも、それって不動以上のポテンシャルを持つ背景作家がライバルとして現れるという事になるんだろうか……?続きを読む
投稿日:2025.05.19
菫龍寺わーぷ
今回は月刊マリア四季漫画賞のための作品が 完成するまでのお話。 ネームバトルで薔薇園先生に負けて負けて負けて、 それでも立ち上がった若葉さんと、 若葉さんからバトンを受け取り、 作画に対する期待値を上…げて上げて上げまくって、 それを乗り越えた不動くん。 ふたりともすごい! 不動くん渾身の見開き2ページも良いけど、 「俺の番だ」と「完成。」のコマが格好良すぎる。 ほんと熱いマンガですよね。 単行本のおまけは「ヘルギター」ダイジェストネーム版!続きを読む
投稿日:2025.05.13
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