【感想】何者かになりたくて

奥田修二 / ヨシモトブックス
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 4.8
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ブクログレビュー

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  • Go Extreme

    Go Extreme

    お笑いコンビ「学天即」の奥田修二さんによるエッセイ集です。漫才師としてのキャリア、特に「THE SECOND」優勝までの道のりを中心に、日常生活の出来事や思考が綴られています。日記のような形式で、趣味であるお酒やグルメ、家族とのエピソード、そして漫才に対する深い考察とM-1グランプリへの熱い思いが率直に語られています。この本は、彼がnoteに書き溜めていた文章をまとめたものであり、読者は奥田さんの人間性や哲学、お笑いへの情熱を垣間見ることができます。続きを読む

    投稿日:2025.04.30

  • まろん

    まろん

    前に本を買う企画のYouTubeを見てこの人面白いなあと思い、気になり購入。自分の直感は間違っていなかった!淡々とM-1とか日常の話を書いているのだが、読ませるテンポとワードセンスがとても自分に合っていた。ぼる塾の酒寄さんに近い独自の比喩が癖になりそう。続きを読む

    投稿日:2025.04.23

  • しいな

    しいな

    このレビューはネタバレを含みます

    奥田さんが生きる上で考えていること、M1への思い、THE SECONDへの思いが赤裸々に綴ってあって、私はnoteで読んでいたはずなのに、やっぱり号泣しました。
    THE SECOND優勝後に書いた???って思うくらい客席とか他のコンビのネタとか分析してあってまじですご。リアタイしてたけど!
    優勝すべくして優勝したんかな?いや、そうだよね。19年間腐らずに芸人続けてくれてありがとうございます。私が学天即を知ったのは2018年で、「呪縛は吹っ切れたけどネタ作りに苦戦してる学天即(奥田さん)」だったんだな、あの頃も十分面白かったけど、確かに2024年のTHE SECONDはまじでびっくりするくらい面白くて、好きな芸人がガクテンソクって言い続けててまじでよかったと思ったもんな。
    これからも奥田さんのnote読み続けよう、奥田さんの書く口語体の文章まじでだいすき!
    2019年をセルフラストイヤーにしようとしていたのも本書で知った。2020年も出てくれてありがとう、M1の決勝の舞台には立てなかったけれど、M1を目標に15年間走り続けてくれたことが本当に素晴らしい。THE SECOND優勝後も漫才を続けてくれてありがとう。奥田さんの目的が果たされるように、これからもたくさんの目標を作って、到達して、目的に近づいてほしいな。

    あとは本筋じゃないかもだけど、夕飯が1年で365回しかないの本当に衝撃だった、当たり前なんだけど。私も1回1回の夕飯を大事にしようと思いました。
    面白い話はめちゃくちゃいっぱいあって全部書き記したいけどえげつないことになるからこれだけ…。

    よじょうさんのあとがきもよかった、まじで二人がずっと一緒にいていろんな経験(バイト)してたんだなーって思ったし、よじょうさんから「運命共同体」って単語が出てきたのもよかった。追伸の文章も大好きすぎる、まじで二人とも健康で長生きしてください。
    最初に奥田さんが声かけた人に振られてくれてよかった(ごめんなさい)。ガクテンソクが奥田さんとよじょうさんの二人で良かった、だいすきだー!!さいこう!!!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2025.03.26

  • わちこ

    わちこ

    "ガクテンソクを観に、またぜひ舞台にお越しください。ガクテンソクは、いつでも皆さまを舞台でお待ちしております。"

    川西賢志郎さんの本が出版されると知り、絶対に読もうと決めた時、確実に情緒がぐるんぐるんに揺さぶられることが予想された。そのため「現役でバリバリに活躍している漫才師さんのエッセイも一冊読みたい」と考えていた。
    そんな2025年1月、「京佳お嬢様と奥田執事」がバズりにバズった。その奥田さんも本を出すと知った。漫才もnoteの記事もとても面白い。調べると川西さんの本が2月15日、奥田さんの本が2月14日に発売だとわかり、これは運命だなと思って2冊とも読むことにした。
    先に川西さんの本を読み、言葉にできないほど堅い読後感の余韻に浸りながら奥田さんの本を読んだ。

    面白かったなぁーーー!!!お笑い大好き!!

    M-1に憧れてお笑いを始めた。THE MANZAIの決勝には行き、その後も確実に力をつけたけれどM-1の決勝にはついぞいけなかった。
    それでも環境を変え趣味を増やし興味の範囲を広げ、THE SECONDという漫才の大会で二代目王者になるまで。
    これは「何故漫才師を続けられているのか」の本でもあった。

    本が出るタイミング、そしてそれを読む時期って運命だと思った。奥田さんは川西さんの一期後輩にあたる。同じ時期に出た芸人さんのエッセイを続けて読めて本当に良かった。

    "ネタも大事。けど、漫才師は人間なんだから、人間を見せないといけないんだ。"

    41歳で上京して、THE SECONDという新しい漫才の大会に出て、新しい出会いがあって、考え方を理性的かつ前向きにすることができた。

    "漫才辞めません。一生やります。"

    奥田さんのこの言葉がTHE SECONDの2025年大会のCMにも使われている。こんな40代になって、自分について、自分の職業について、自分の毎日について考えながら暮らせると良いな。

    そして「よじょうのあとがき」も素晴らしい!本の制作に関わらず内容も読んでいない相方のあとがき!どうかここまで辿り着いてほしい。
    ああ面白かったなぁ。芸人さんのエッセイって良いな。
    ガクテンソクさんの漫才を見に劇場に行きたい。
    続きを読む

    投稿日:2025.03.25

  • ペペロンポテト

    ペペロンポテト

    ガクテンソク奥田さんの生き方や考え方を独身男と漫才師それぞれからの視点で記載されたエッセイ。
    読みやすく面白かった。
    自己紹介から始まり、漫才にかける想いが満載だった。夢中になれることがあるって、素晴らしいと思った。続きを読む

    投稿日:2025.03.16

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