【感想】馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ

辻真先 / 創元推理文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
0
1
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • komagoma1

    komagoma1

    このレビューはネタバレを含みます

    この3部作は、作者自身の体験を残しておく試みのようだ。だから、建物や状況は当時のまま。とくに本作は実在の俳優や歌手がたくさん出てくる。
    前2作がかなりトリッキーだったのに比べると、殺人そのものにトリックはない。テレビ放送の現場の雰囲気を描くことが中心になっている。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2025.06.07

  • 馬南神空

    馬南神空

    ノリとしては『深夜の博覧会』に近い感じで、ミステリ色はかなり薄め。冒頭でのチラ見せはあるものの、実際に事件が起きて、物語がミステリ的に動き出すのは終盤に至ってから。それまでの展開に伏線的要素はもちろん含まれているものの、無関係な部分の方が圧倒的に多い。そんなわけで、草創期のテレビの内幕を(当事者が)生き生きと描いた風俗小説と思って読んだ方が楽しめるかも知れない。辻氏の実体験に基づくのだろう描写の数々は記録としても貴重。続きを読む

    投稿日:2025.04.08

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

セーフサーチ

  • アダルト(性表現・暴力表現)

  • グラビア

  • ボーイズラブジャンル

  • ティーンズラブジャンル

ONにしたコンテンツはトップや検索結果で表示されません

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。